JPH04198895A - 原子力発電所の監視方法 - Google Patents
原子力発電所の監視方法Info
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- JPH04198895A JPH04198895A JP2325602A JP32560290A JPH04198895A JP H04198895 A JPH04198895 A JP H04198895A JP 2325602 A JP2325602 A JP 2325602A JP 32560290 A JP32560290 A JP 32560290A JP H04198895 A JPH04198895 A JP H04198895A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 22
- 102000052567 Anaphase-Promoting Complex-Cyclosome Apc1 Subunit Human genes 0.000 claims description 19
- 101000890325 Homo sapiens Anaphase-promoting complex subunit 1 Proteins 0.000 claims description 19
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- 206010065929 Cardiovascular insufficiency Diseases 0.000 description 1
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- 101100467813 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) RBS1 gene Proteins 0.000 description 1
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、沸点型原子力発電所等を監視する原子力発電
所の監視方法に関する。
所の監視方法に関する。
(従来の技術)
上記沸点型原子力発電所では、制御棒の引抜及び挿入操
作と再循環流量を制御することにより炉心流量を変更し
て出力を調整することか一般に行われている。また、燃
料の健全性を確保するために最少CPR(最少限界出力
比、以下MCPRという)と線出力密度に対して運転上
許容される限界値が設定されている。従って、前記制御
棒操作や再循環流量制御により出力を変更する際には、
これらの運転制限値から逸脱することのないよう十分な
配慮が必要となっている。特に、MCPRの監視に対し
ては、制御棒操作か頻繁に行われる低出力においても十
分な監視が必要となっている。
作と再循環流量を制御することにより炉心流量を変更し
て出力を調整することか一般に行われている。また、燃
料の健全性を確保するために最少CPR(最少限界出力
比、以下MCPRという)と線出力密度に対して運転上
許容される限界値が設定されている。従って、前記制御
棒操作や再循環流量制御により出力を変更する際には、
これらの運転制限値から逸脱することのないよう十分な
配慮が必要となっている。特に、MCPRの監視に対し
ては、制御棒操作か頻繁に行われる低出力においても十
分な監視が必要となっている。
従来、これらの運転制限条件を監視する手段としては、
例えば炉心性能計算装置によって、周期的に炉心内の出
力分布を計算してこれからCPRゃ線出力密度を求めて
監視するようにしたものや、更に前記炉心性能計算装置
で計算されたCPRや線出力密度に基ついてLPRM信
号に対する制限値を計算しておき、制御棒操作成いは再
循環流量制御による出力変更中の炉心状態の監視方法と
して、前記L P RM信号か前記制限値を超えないか
を監視する方法が提案されている。
例えば炉心性能計算装置によって、周期的に炉心内の出
力分布を計算してこれからCPRゃ線出力密度を求めて
監視するようにしたものや、更に前記炉心性能計算装置
で計算されたCPRや線出力密度に基ついてLPRM信
号に対する制限値を計算しておき、制御棒操作成いは再
循環流量制御による出力変更中の炉心状態の監視方法と
して、前記L P RM信号か前記制限値を超えないか
を監視する方法が提案されている。
後者の方法ては、LPRM信号が制限値を超えた場合に
は、制御棒操作成いは再循環流量制御を一時阻止し、炉
心性能計算装置による監視を要求して運転余裕が認識さ
れると出力制御を再開する。
は、制御棒操作成いは再循環流量制御を一時阻止し、炉
心性能計算装置による監視を要求して運転余裕が認識さ
れると出力制御を再開する。
ここで、このLPRM信号による監視方法では、制御棒
操作時のMCPRの監視方法として、炉心性能計算装置
の結果に基づいて計算された制限値に対し制御棒引抜長
さのみから決められる補正を加えたものによって監視す
るようなされていた。
操作時のMCPRの監視方法として、炉心性能計算装置
の結果に基づいて計算された制限値に対し制御棒引抜長
さのみから決められる補正を加えたものによって監視す
るようなされていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、制御棒引抜に伴うCPRの変化は、深く
挿入されている制御棒の引抜と、浅く挿入されている制
御棒の引抜とでは、同じ引抜長さでも前者の方かCPR
の変化か大きい。特に、全挿入の1/3〜1/74程度
しか挿入されていない制御棒を引き抜いても、CPRは
殆と変化しないか、むしろ余裕か増す方向に変化するこ
とになる。従って、引抜長さのみでM CP R監視用
制限値を補正する従来の方法では、CPRの変化の最も
大きいケースによって補正量か決められるため、CPR
の変化か小さい浅い制御棒の引抜に対しても、必要以上
のマージンをとることになり、制御棒引抜か必要以上に
阻止されることになって出力変更に時間がかかることに
なるといった問題点かあった。
挿入されている制御棒の引抜と、浅く挿入されている制
御棒の引抜とでは、同じ引抜長さでも前者の方かCPR
の変化か大きい。特に、全挿入の1/3〜1/74程度
しか挿入されていない制御棒を引き抜いても、CPRは
殆と変化しないか、むしろ余裕か増す方向に変化するこ
とになる。従って、引抜長さのみでM CP R監視用
制限値を補正する従来の方法では、CPRの変化の最も
大きいケースによって補正量か決められるため、CPR
の変化か小さい浅い制御棒の引抜に対しても、必要以上
のマージンをとることになり、制御棒引抜か必要以上に
阻止されることになって出力変更に時間がかかることに
なるといった問題点かあった。
本発明は上記に鑑み、LPRM信号を用いたMCPRの
監視方法として、MCPR監視用制限値の補正を制御棒
引抜長さのみでなく引抜直後の制御棒挿入位置によって
求めることにより、必要以上のマージンを取ることなく
、従って制御棒引抜が必要以上に阻止されることなく出
力変更が行えるようにしたものを提供することを目的と
する。
監視方法として、MCPR監視用制限値の補正を制御棒
引抜長さのみでなく引抜直後の制御棒挿入位置によって
求めることにより、必要以上のマージンを取ることなく
、従って制御棒引抜が必要以上に阻止されることなく出
力変更が行えるようにしたものを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明に係る原子力発電所の
監視方法は、制御棒操作と再循環流量制御により出力制
御を行なうようにした原子力発電所の監視方法において
、プラントから入力された各種プロセスデータからCP
Rを周期的に計算し、この計算されたCPRとこの計算
に使用された前記各種データから運転制限値を計算し、
前記CPR計算時及び現状における制御棒挿入位置と炉
心流量の関数として前記運転制限値を補正し、この補正
された運転制限値とプラントから入力されたLPRM信
号とを比較することによって最少CPRであるMCPR
を監視するようにしたものである。
監視方法は、制御棒操作と再循環流量制御により出力制
御を行なうようにした原子力発電所の監視方法において
、プラントから入力された各種プロセスデータからCP
Rを周期的に計算し、この計算されたCPRとこの計算
に使用された前記各種データから運転制限値を計算し、
前記CPR計算時及び現状における制御棒挿入位置と炉
心流量の関数として前記運転制限値を補正し、この補正
された運転制限値とプラントから入力されたLPRM信
号とを比較することによって最少CPRであるMCPR
を監視するようにしたものである。
(作用)
上記のように構成した本発明によれば、プラントから入
力された制御棒パターン、炉心流量、LPRM信号等の
プロセスデータにより燃料に課されられた制約条件であ
るCPRを周期的に計算し、このCPR計算終了後、計
算されたCPRと計算に使用された制御棒パターン、炉
心流量及びLPRM信号等のデータからMCPR監視用
運転制限値か計算される。そして、制御棒操作成いは再
循環流量制御による出力変更中のMCPRの監視方法と
して、CPR計算時及び現状の制御棒挿入位置と炉心流
量の関数として前記計算された運転制限値か補正され、
更に、プラントからLPRM信号を入力して前記補正さ
れた運転制限値と比較することによってMCPRを監視
することができる。
力された制御棒パターン、炉心流量、LPRM信号等の
プロセスデータにより燃料に課されられた制約条件であ
るCPRを周期的に計算し、このCPR計算終了後、計
算されたCPRと計算に使用された制御棒パターン、炉
心流量及びLPRM信号等のデータからMCPR監視用
運転制限値か計算される。そして、制御棒操作成いは再
循環流量制御による出力変更中のMCPRの監視方法と
して、CPR計算時及び現状の制御棒挿入位置と炉心流
量の関数として前記計算された運転制限値か補正され、
更に、プラントからLPRM信号を入力して前記補正さ
れた運転制限値と比較することによってMCPRを監視
することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の監視方法を用いたプラントとしての
原子炉1の監視装置の一実施例を示すものである。
原子炉1の監視装置の一実施例を示すものである。
即ち、同図において、炉心性能計算装置2には、計算周
期に達した時点て制御棒パターン、炉心流量、LPRM
信号等のプロセスデータか原子炉(プラント)1から入
力され、燃料に課された制約条件であるCPRか計算さ
れる。そして、CPRの計算が終了すると、計算された
CPR及びこのCPRの計算に使用された制御棒パター
ン、炉心流量及びLPRM信号か運転制限値計算装置3
に転送される。
期に達した時点て制御棒パターン、炉心流量、LPRM
信号等のプロセスデータか原子炉(プラント)1から入
力され、燃料に課された制約条件であるCPRか計算さ
れる。そして、CPRの計算が終了すると、計算された
CPR及びこのCPRの計算に使用された制御棒パター
ン、炉心流量及びLPRM信号か運転制限値計算装置3
に転送される。
この運転制限値計算装置3では、炉心性能計算装置2か
らCPR1制御棒パターン、炉心流量及びLPRM信号
か転送されてくると、これらのデータからMCPR監視
用制限値が以下の式から求められる。
らCPR1制御棒パターン、炉心流量及びLPRM信号
か転送されてくると、これらのデータからMCPR監視
用制限値が以下の式から求められる。
RBSO=(RMCPR/(ILMcPR)*LPRM
、 (a)ここに、RBSO,、運転制限値 RMCPR9監視領域毎の最少CPR 0LMCPR、運転上許容されるCPRの最小値 LPRM ;監視領域毎のLPRMの平均読み MCRPの監視領域を第2図及び第3図に示す。
、 (a)ここに、RBSO,、運転制限値 RMCPR9監視領域毎の最少CPR 0LMCPR、運転上許容されるCPRの最小値 LPRM ;監視領域毎のLPRMの平均読み MCRPの監視領域を第2図及び第3図に示す。
即ち、炉心4内の各LPRM5を結ぶLPRMストリン
グ6は、縦方向、横方向とも燃料の4体置き、従って制
御棒7の2体置きに設置されている。つまり、LPRM
ストリング6の4本で燃料の16体及び制御棒7の4体
を取り囲むような配置になっている。
グ6は、縦方向、横方向とも燃料の4体置き、従って制
御棒7の2体置きに設置されている。つまり、LPRM
ストリング6の4本で燃料の16体及び制御棒7の4体
を取り囲むような配置になっている。
〜ICRPの監視領域は、LPRMストリング6の4本
で囲まれる領域を一つの監視領域とすることによってな
されている。従って、 RMCPRは、一つの監視領域
い)に含まれる16体の燃料のCPRの最も小さいもの
とする。また、LPRM、は、一つの監視領域い)を囲
む4本のLPRMストリングに属するLPRM5からの
信号(それぞれ軸方向に4個もつ)の平均値を取るもの
とする。但し、炉心下部の出力の変化は、MCRPに対
する影響か小さいことから、各LPRMストリング6の
最下部のLPRM5からの信号は除くものとする(従っ
て、各LPRMストリング3個×4本の平均となる)。
で囲まれる領域を一つの監視領域とすることによってな
されている。従って、 RMCPRは、一つの監視領域
い)に含まれる16体の燃料のCPRの最も小さいもの
とする。また、LPRM、は、一つの監視領域い)を囲
む4本のLPRMストリングに属するLPRM5からの
信号(それぞれ軸方向に4個もつ)の平均値を取るもの
とする。但し、炉心下部の出力の変化は、MCRPに対
する影響か小さいことから、各LPRMストリング6の
最下部のLPRM5からの信号は除くものとする(従っ
て、各LPRMストリング3個×4本の平均となる)。
上記制限値が計算されると、制限値及びCPRの計算に
使用された制御棒パターン、炉心流量か運転制限値補正
装置8に転送される。
使用された制御棒パターン、炉心流量か運転制限値補正
装置8に転送される。
この運転制限値補正装置8ては、運転制限値計算装置3
から運転制限値及びCPRの計算に使用された制御棒パ
ターン、炉心流量か転送されてくると、これらのデータ
によってそれまでの値を更新する。ここでは、制御棒操
作成いは再循環流量制御による出力変更中のMCPRを
短周期(はぼ連続的)に監視するために、運転制限値計
算装置3で計算された運転制限値を監視時点の炉心状態
に適用できるよう補正する。
から運転制限値及びCPRの計算に使用された制御棒パ
ターン、炉心流量か転送されてくると、これらのデータ
によってそれまでの値を更新する。ここでは、制御棒操
作成いは再循環流量制御による出力変更中のMCPRを
短周期(はぼ連続的)に監視するために、運転制限値計
算装置3で計算された運転制限値を監視時点の炉心状態
に適用できるよう補正する。
即ち、炉心性能計算装置2によってCPRの計算か行わ
れた後、制御パターン、炉心流量の変化によってCPR
が変化し、更に前式(a)から計算される運転制限値が
変化するのに対して、この運転制限値の変化を次式で推
定する。
れた後、制御パターン、炉心流量の変化によってCPR
が変化し、更に前式(a)から計算される運転制限値が
変化するのに対して、この運転制限値の変化を次式で推
定する。
R= RCR(CRY、 CRI)京RFLW (WO
,Wl) [b)RCR(CRO,CRI) = I
+ (f (CRO) −j (CRI) )RFLW
(WO,Wl) =l+al(Wl−WO)+a2(
Wl2− WO2)+a3(Wl3− WO3) ここに、CRO、MCPR計算時の制御棒引抜位置 CRI ;監視時の制御棒引抜位置WO、MCP
R計算時の炉心流量 W1;監親監視炉心流量 al、 a2. a3 ;予め設定されたパラメータこ
れより、補正後の運転制限値は、 RBSl、 =RBSO本R て与えられる。制御棒操作による運転制限値の補正量を
決める関数j (CR: の例を第3図(a)に示す。
,Wl) [b)RCR(CRO,CRI) = I
+ (f (CRO) −j (CRI) )RFLW
(WO,Wl) =l+al(Wl−WO)+a2(
Wl2− WO2)+a3(Wl3− WO3) ここに、CRO、MCPR計算時の制御棒引抜位置 CRI ;監視時の制御棒引抜位置WO、MCP
R計算時の炉心流量 W1;監親監視炉心流量 al、 a2. a3 ;予め設定されたパラメータこ
れより、補正後の運転制限値は、 RBSl、 =RBSO本R て与えられる。制御棒操作による運転制限値の補正量を
決める関数j (CR: の例を第3図(a)に示す。
同図は、各引抜位置(縦軸)から制御棒7(第2図)を
全引き抜きした時のMCPRの変化に比例する量を横軸
に示したものである。これにより、上式におけるI (
CRO) −1(CRI)は、制御棒7をCRGからC
RI まで引き抜いた時の制御棒引抜き量りに対するM
CPRの変化に比例する量となる。よって、運転制限値
にRCR(CRO,CRI)を掛けることにより、MC
PRの変化に相当する分たけの運転制限値を小さくする
(余裕を小さくする)ことになる。
全引き抜きした時のMCPRの変化に比例する量を横軸
に示したものである。これにより、上式におけるI (
CRO) −1(CRI)は、制御棒7をCRGからC
RI まで引き抜いた時の制御棒引抜き量りに対するM
CPRの変化に比例する量となる。よって、運転制限値
にRCR(CRO,CRI)を掛けることにより、MC
PRの変化に相当する分たけの運転制限値を小さくする
(余裕を小さくする)ことになる。
制御棒操作(制御棒引抜き量L)に対する運転制限値の
補正fMを上記のように決めることによって、制御棒引
抜位置によるM CP Rの変化の違いを適切に考慮す
るたとかできる。
補正fMを上記のように決めることによって、制御棒引
抜位置によるM CP Rの変化の違いを適切に考慮す
るたとかできる。
即ち、第3図(a)のXの位置より深く挿入されている
制御棒7を引き抜いた場合には、運転制限値の低下量は
比較的大きくなるが、それより浅い制御棒7を引き抜い
た場合には運転制限値は変化しない。また、同じ制御棒
引抜き量りでも第3図(b)の場合と同図(c)とでは
同図(b)の場合の方が補正量Mが太き(制限値は小さ
(なる。
制御棒7を引き抜いた場合には、運転制限値の低下量は
比較的大きくなるが、それより浅い制御棒7を引き抜い
た場合には運転制限値は変化しない。また、同じ制御棒
引抜き量りでも第3図(b)の場合と同図(c)とでは
同図(b)の場合の方が補正量Mが太き(制限値は小さ
(なる。
一方、炉心流量の変化による運転制限値の補正項RFL
W(WO,Wl) ハ、炉心流量の変化に伴うMCPR
の変化か制御棒7の場合のような非線形な変化をしない
ことから、比較的容易に決めることができる。
W(WO,Wl) ハ、炉心流量の変化に伴うMCPR
の変化か制御棒7の場合のような非線形な変化をしない
ことから、比較的容易に決めることができる。
そして、運転制限値補正装置8において、補正された運
転制限値が求められると、これがMCPR監視装置9に
転送される。
転制限値が求められると、これがMCPR監視装置9に
転送される。
このMCPR監視装置9では、原子炉1がら制御棒駆動
系10及び再循環流量系11を介してLPRM信号か入
力され、前記運転制限値計算装置3で計算される領域毎
のLPRM平均読平均向じ方法でLPRM平均読平均向
算され、これと前記運転制限値補正装置9て計算された
補正後の運転制限値とが比較される。その結果、補正後
の制限値を超えている場合には、制御棒操作成いは再循
環流量制御を阻止する。
系10及び再循環流量系11を介してLPRM信号か入
力され、前記運転制限値計算装置3で計算される領域毎
のLPRM平均読平均向じ方法でLPRM平均読平均向
算され、これと前記運転制限値補正装置9て計算された
補正後の運転制限値とが比較される。その結果、補正後
の制限値を超えている場合には、制御棒操作成いは再循
環流量制御を阻止する。
これによって、M CP Rか超えたまま出力変更され
ないように炉心状態を適切に監視することかできるよう
なされている。
ないように炉心状態を適切に監視することかできるよう
なされている。
以上のごとく、本発明によれば、制御棒操作成いは再循
環流量制御による出力変更中において、LPRM信号を
用いてMCPRを連続的に監視することができるだけで
なく、運転制限値の補正を制御棒引抜前後の制御棒挿入
位置によって決めることにより、制御棒引抜によるMC
PRの非線形な変化を適切に評価できるため必要以上の
マージンを取る必要がなくなる。従って、原子力発電所
の出力変更か燃料の健全性を損なうことなく、しかも制
御棒引抜か必要以上に阻止されることなく行えるように
なり、稼動率の向上に寄与することができるといった効
果がある。
環流量制御による出力変更中において、LPRM信号を
用いてMCPRを連続的に監視することができるだけで
なく、運転制限値の補正を制御棒引抜前後の制御棒挿入
位置によって決めることにより、制御棒引抜によるMC
PRの非線形な変化を適切に評価できるため必要以上の
マージンを取る必要がなくなる。従って、原子力発電所
の出力変更か燃料の健全性を損なうことなく、しかも制
御棒引抜か必要以上に阻止されることなく行えるように
なり、稼動率の向上に寄与することができるといった効
果がある。
第1図は本発明の一実施例を説明するための原子監視装
置の一例を示すブロック図、第2図(a・。 (b)はそれぞれM CP Rの監視領域を説明するた
めの図、第3図(a)、 (b)、 (c)はそれ
ぞれ制御棒引抜に伴うCPRの変化に対応した運転制限
値の補正量の例を示す図である。 1・・・原子炉(プラント)、2・・・炉心性能計算装
置、3・・・運転制限値計算装置、4・・・炉心、訃・
・LPRM、6・・・LPRMストリング、7・・・制
御棒、8・・・運転制限値補正装置、9・・・MCPR
監視装置。 出願人代理人 波 多 野 久1g2図 (a) 第3m
置の一例を示すブロック図、第2図(a・。 (b)はそれぞれM CP Rの監視領域を説明するた
めの図、第3図(a)、 (b)、 (c)はそれ
ぞれ制御棒引抜に伴うCPRの変化に対応した運転制限
値の補正量の例を示す図である。 1・・・原子炉(プラント)、2・・・炉心性能計算装
置、3・・・運転制限値計算装置、4・・・炉心、訃・
・LPRM、6・・・LPRMストリング、7・・・制
御棒、8・・・運転制限値補正装置、9・・・MCPR
監視装置。 出願人代理人 波 多 野 久1g2図 (a) 第3m
Claims (1)
- 制御棒操作と再循環流量制御により出力制御を行なうよ
うにした原子力発電所の監視方法において、プラントか
ら入力された各種プロセスデータからCPRを周期的に
計算し、この計算されたCPRとこの計算に使用された
前記各種データから運転制限値を計算し、前記CPR計
算時及び現状における制御棒挿入位置と炉心流量の関数
として前記運転制限値を補正し、この補正された運転制
限値とプラントから入力されたLPRM信号とを比較す
ることによって最少CPRであるMCPRを監視するこ
とを特徴とする原子力発電所の監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325602A JP2868894B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 原子力発電所の監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325602A JP2868894B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 原子力発電所の監視方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04198895A true JPH04198895A (ja) | 1992-07-20 |
JP2868894B2 JP2868894B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=18178713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2325602A Expired - Lifetime JP2868894B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 原子力発電所の監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2868894B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06148376A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-27 | Toshiba Corp | 運転制限値監視装置 |
EP1113455A1 (en) * | 1999-12-30 | 2001-07-04 | General Electric Company | Method and system for generating thermal-mechanical limits for the operation of nuclear fuel rods |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2325602A patent/JP2868894B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1113455A1 (en) * | 1999-12-30 | 2001-07-04 | General Electric Company | Method and system for generating thermal-mechanical limits for the operation of nuclear fuel rods |
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