JPH04194628A - 空調用温度検出器 - Google Patents

空調用温度検出器

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Publication number
JPH04194628A
JPH04194628A JP2327993A JP32799390A JPH04194628A JP H04194628 A JPH04194628 A JP H04194628A JP 2327993 A JP2327993 A JP 2327993A JP 32799390 A JP32799390 A JP 32799390A JP H04194628 A JPH04194628 A JP H04194628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
temperature
sensing element
case
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2327993A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Kato
加藤 昇三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2327993A priority Critical patent/JPH04194628A/ja
Publication of JPH04194628A publication Critical patent/JPH04194628A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は空気調和機、温風暖房機、床暖房装置等の空
調機器の温度制御装置で使用する空調用温度検出器に関
する。
(ロ)従来の技術 この種の空調用温度検出器はサーミスタ等の感温素子を
、赤外線に対して透過性を有していない樹脂で被覆した
ものが知られている。
上述した空調用温度検出器は、赤外線が照射されても、
赤外線が樹脂表面で反射されたり、樹脂表面で吸収され
、そこで熱に変換されていた。しかしながら、樹脂表面
で変換された熱は周囲の空気によって冷却されるため、
内部の感温素子を十分に温めることができず、感温素子
は赤外線に対して殆ど感度を有していなかった。
(八)発明が解決しようとする課題 出願人は先に、赤外線に対して感度を有するものとして
、−面に赤外線透過窓を有する断熱性のケース内に感温
素子を収容してなる空調用温度検出器を提案している(
特開平1−141364号参照)。
このものでは、赤外線に対する感度が良好になる反面、
室温に対する応答性が悪くなる欠点があった。また、構
造が複雑になり、高価なものになっていた。
この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
室温応答性を損うことなく、赤外線応答性を高めるよう
にし、さらには構造が複雑にならないようにすることを
目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明では、サーミスタ等の感温素子と、この感温素
子を被覆する赤外線透過性の樹脂ケースとを備えた構成
である。
また、この発明では、サーミスタ等の感温素子と、この
感温素子を被覆する多孔性の樹脂ケースとを備えた構成
である。
さらにまた、この発明では、上述した空調用温度検出器
において、感温素子には赤外線吸収体が取付けられてい
る構成である。
(*)作用 赤外線透過性の樹脂ケースに赤外線が照射されると、赤
外線は樹脂ケースを透過し、内部の感温素子の近くで熱
に変換される。変換きれた熱は直接空気により冷却され
ることがなく、樹脂の熱抵抗を介して冷却されるので、
冷却が少ない、このため、感温素子は赤外線によって十
分に温められ、赤外線に対する感度が良好になる。また
、感温素子の周囲には樹脂ケースがあるだけであり、こ
の樹脂ケースの熱抵抗は従来の空調用温度検出器の樹脂
ケースと同等であるから、従来のものと同等の室温応答
性が得られる。また、製造的にも、感温素子を樹脂で被
覆するだけで良いので、構造が複雑になることもなく、
安価に製造可能である。
また、請求項2の空調用温度検出器においても、赤外線
が多孔性の樹脂ケースを透過し、かつ、感温素子の周囲
には樹脂ケースがあるだけであるから、赤外線応答性及
び室温応答性が良好となり、しかも、安価に製造可能で
ある。
また、上述した空調用温度検出器において、感温素子に
赤外線吸収体を取付けるようにすれば、感温素子の赤外
線受熱量が多くなり、かつ、空気に対する熱抵抗も低く
なるため、−層良好な赤外線応答性及び室温応答性が得
られる。
(へ)実施例 以下、この発明を図面に示す実施例について説明する。
第1図はこの発明の一実施例の空調用温度検出器(1)
を示すものであり、この温度検出器(1)はサーミスタ
等の感温素子(2)と、この感温素子(2)に接続きれ
、かつ、絶縁チューブ(3)(3)が被せられたリード
線(4)(4)と、感温素子(2)、及び感温素子(2
)とリード線(4)(4)との接続部を被覆する樹脂ケ
ース(5)とからなる。この樹脂ケース(5)は赤外線
透過性のあるポリエチレン等の樹脂で作られており、染
料を使用せず、例えば半透明の乳白色をしている。
上述した空調用温度検出器(1)において、赤外線の入
射量をP、感温素子(2)からの空気に対する熱抵抗を
R1また、感温素子(2)の温度上昇をtとすると、温
度上昇tは0式で示される。
t−PXR・・・・・・・・・・・・・・・■また、感
温素子(2)の赤外線に対する感度をkとすると、赤外
線感度には0式で示される。
k−t/P=R・・・・・・・・・・・・■これに対し
、塩化ビニル等の赤外線透過性に乏しい樹脂や、黒色等
に着色された樹脂でケースが作られた空調用温度検出器
では、樹脂ケース表面からの空気に対する熱抵抗をrと
すると、温度上昇tは0式で示される。
t=PXr   ・・・・・・・・・・・・・・・■ま
た、この従来の空調用温度検出器において、赤外線感度
には0式で示される。
k=t/P=r  ・・・・・・・・・・・・■ここで
、0式及び0式を比較すると、当然のことなからRはr
よりも大変大きいので、本実施例の空調用温度検出器(
1)は従来のものより赤外線感度を大幅に高めることが
できる。
また、感温素子(2)の周囲には樹脂ケース(5)があ
るだけで、断熱されていないので、感温素子を樹脂ケー
スで被覆した従来の空調用温度検出器と同等の室温応答
性が得られる。さらにまた、感温素子を樹脂でモールド
することによって製造でき、構造が複雑になることもな
く、安価に提供することができる。
第2図はこの発明の他の実施例の空調用温度検出塁を示
すものであり、第2図において、第1図に示すものと共
通する部分には同一符号を付しである。
第2図において、第1図に示すものと異なるのは、感温
素子(2)、及び感温素子(2)とリード線(4)(4
)との接続部をフェノール樹脂等の赤外線吸収膜(6)
で被覆し、さらにその上にポリエチレン等の赤外線透過
性の樹脂ケース(5)を被せたことである。
このものでは、感温素子(2)が赤外線吸収膜(6)を
介してより多くの赤外線を受熱するため、赤外線応答性
が一層良好になる。また、赤外線吸収膜(6)は防湿処
理膜を兼ねている。
第3図はこの発明のさらに他の実施例の空調用温度検出
器を示すものであり、この実施例では感温素子(2)が
プリント基板を兼ねる赤外線吸収板(7)に取付けられ
ている。この赤外線吸収板(7)はフレキシブルプリン
ト基板の材料として用いられ、赤外線吸収性のあるポリ
イミドで作られており、表面には第4図に示すように銅
箔(8A)(8B)が印刷されている。そして、銅箔(
8A)上に載置された感温素子(2)と銅箔(8B)と
をリード線(9)で接続するとともに、銅箔(8A> 
(8B>とリード線(4)(4)とを各接続し、これら
をポリエチレン等の赤外線透過性の樹脂ケース(5)で
被覆しである。もちろん、樹脂ケース(5)の内側に赤
外線吸収膜を設けるようにしても良い。
この実施例によれば、感温素子(2)が赤外線吸収板(
7)を介してより多くの赤外線を受熱するばかりでなく
、赤外線吸収板(7)によって空気に対する熱抵抗が低
くなり、赤外線応答性及び室温応答性がさらに高められ
る。
第5図、第7図及び第8図はそれぞれこの発明の他の実
施例の空調用温度検出器を示すものであり、これらの実
施例において、第1図、第2図及び第3150に示すも
のと共通する部分には同一符号を付しである。
これらの実施例において、樹脂ケース(5)は第6図に
示すように、多孔性の樹脂で作られている。樹脂ケース
(5)に照射された赤外線は、穴(10〉や隙間部(1
1)を通過し、ここで反射しながら樹脂ケース(5)の
奥部へ進み、感温素子(2)の近くや、赤外線吸収膜(
6)或いは赤外線吸収板(7)で熱に変換される。ここ
で、変換きれた熱はこの部分から空気に対する熱抵抗が
大きく、外部の空気によって冷却きれにくいので、感温
素子(2〉を十分に温めることができる。このため、感
温素子(2)の赤外線照度を大きくすることができる。
また、室温に対しては多孔性でない樹脂ケースを用いた
従来のものに比べて同等以上の応答性が得られ、製造的
にも、樹脂を発泡等によって多孔質にするだけで良く、
安価に提供することができる。さらにまた、第7図や第
8図に示すものでは感温素子(2)に赤外線吸収膜(6
)や赤外線吸収板(7)が取付けられているので、赤外
線応答性がより一層高められるばかりでなく、室温応答
性も一層良好になる。もちろん、多孔性の樹脂ケース(
5)の樹脂材料として赤外線透過性のあるポリエチレン
等の樹脂を無着色で使用すれば、より効果的である。
(ト)発明の効果 この発明は以上説明したように、サーミスタ等の感温素
子を赤外線透過性及び/又は多孔性の樹脂ケースで被覆
するようにしたので、室温応答性を損うことなく、感温
素子の赤外線に対する感度を大きくして赤外性応答性を
高めることができ、特に、ヒートパネルを併用する空調
機器の温度制御装置の温度検出用として最適である。ま
た、構造が複雑になることもなく、安価に提供すること
ができるなど、実用性に富んだものである。
また、請求項3の空調用温度検出器においては、感温素
子に赤外線吸収体が取付けられているので、樹脂ケース
を透過した赤外線を赤外線吸収体に吸収させ、感温素子
の赤外線応答性を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す空調用温度検出器の
断面図、第2図は同じく他の実施例を示す断面図、第3
図は同じく他の実施例を示す断面図、第4図は第3図の
感温素子の結線状態を示す説明図、第5図はこの発明の
他の実施例を示す断面図、第6図は第5図の要部拡大断
面図、第7図はこの発明の他の実施例を示す断面図、第
8図は同じく他の実施例を示す断面図である。 (1)・・・空調用温度検出器、 (2)・・・感温素
子、(5)・・・樹脂ケース、 (6)・・・赤外線吸
収膜(赤外線吸収体)、(7)・・・赤外線吸収板(赤
外線吸収体)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サーミスタ等の感温素子と、この感温素子を被覆
    する赤外線透過性の樹脂ケースとを備えたことを特徴と
    する空調用温度検出器。
  2. (2)サーミスタ等の感温素子と、この感温素子を被覆
    する多孔性の樹脂ケースとを備えたことを特徴とする空
    調用温度検出器。
  3. (3)感温素子には赤外線吸収体が取付けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    空調用温度検出器。
JP2327993A 1990-11-27 1990-11-27 空調用温度検出器 Pending JPH04194628A (ja)

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JP2327993A Pending JPH04194628A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 空調用温度検出器

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JP (1) JPH04194628A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380840B1 (en) 1996-05-24 2002-04-30 Heraeus Electro-Nite International N.V. Temperature sensor with measuring resistor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380840B1 (en) 1996-05-24 2002-04-30 Heraeus Electro-Nite International N.V. Temperature sensor with measuring resistor

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