JPH04193911A - 自穿孔ロックボルトの継手製造法 - Google Patents
自穿孔ロックボルトの継手製造法Info
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- JPH04193911A JPH04193911A JP32652190A JP32652190A JPH04193911A JP H04193911 A JPH04193911 A JP H04193911A JP 32652190 A JP32652190 A JP 32652190A JP 32652190 A JP32652190 A JP 32652190A JP H04193911 A JPH04193911 A JP H04193911A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はトンネル支保工などに利用される自穿孔ロック
ボルトの継手の製造法に関するものである。
ボルトの継手の製造法に関するものである。
岩盤などに削孔を穿孔した後、支保としてロックボルト
を挿入するが、この削孔が自立しない岩盤などにおいて
は、先端に切削ビットを付設した自穿孔ロックボルトを
削孔し乍ら挿入し、自穿孔ロツクボルト自身の持つ通水
孔から定着剤などを注入する方法が一般に用いられてい
るが、狭いトンネル内や足場の悪いところでの作業のた
め、長尺の自穿孔ロックボルトの切削挿入が困難な場合
が多い。
を挿入するが、この削孔が自立しない岩盤などにおいて
は、先端に切削ビットを付設した自穿孔ロックボルトを
削孔し乍ら挿入し、自穿孔ロツクボルト自身の持つ通水
孔から定着剤などを注入する方法が一般に用いられてい
るが、狭いトンネル内や足場の悪いところでの作業のた
め、長尺の自穿孔ロックボルトの切削挿入が困難な場合
が多い。
この場合、短尺の自穿孔ロックボルトの基端に順次線用
ロックボルトを継手により継ぎ足して所望長の自穿孔ロ
ックボルトを削孔しながら挿入している。
ロックボルトを継手により継ぎ足して所望長の自穿孔ロ
ックボルトを削孔しながら挿入している。
このような自穿孔ロックホルトは自身で切削・削孔を行
いながら埋設されて行くため、激しい衝撃と回転振動が
自穿孔ロックボルトの継手に加えられる。
いながら埋設されて行くため、激しい衝撃と回転振動が
自穿孔ロックボルトの継手に加えられる。
従って、この継手は強い衝撃と回転振動に耐えるもので
なければならない。
なければならない。
そのため、従来、この自穿孔ロックホルトの継手は、耐
衝撃鋼である棒鋼を機械切削加工により両側に自穿孔ロ
ックボルトを螺入する螺子孔を形成し、更に左右から螺
入される自穿孔ロックホルトの挿入先端を突き当て衝撃
を吸収するために必要な中仕切をバイトで切削成型して
いた。
衝撃鋼である棒鋼を機械切削加工により両側に自穿孔ロ
ックボルトを螺入する螺子孔を形成し、更に左右から螺
入される自穿孔ロックホルトの挿入先端を突き当て衝撃
を吸収するために必要な中仕切をバイトで切削成型して
いた。
この螺子孔並びに中仕切をバイトで切削することは、バ
イトが中仕切部たってしまい加工機を傷めたり、切り屑
の排除が非常に厄介であるため、継手の製造は非常に厄
介なものであった。
イトが中仕切部たってしまい加工機を傷めたり、切り屑
の排除が非常に厄介であるため、継手の製造は非常に厄
介なものであった。
そこで、本発明はこのような機械加工に依っていた自穿
孔ロックボルトの継手を鋳造により製造するという発想
の転換を図り、鋳造品の欠点であった強度の弱さを解決
し、十分衝撃に耐え得る鋳造による自穿孔ロックボルト
の継手製造法を提供するものである。
孔ロックボルトの継手を鋳造により製造するという発想
の転換を図り、鋳造品の欠点であった強度の弱さを解決
し、十分衝撃に耐え得る鋳造による自穿孔ロックボルト
の継手製造法を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
岩盤１を削孔し乍ら挿入する自穿孔ロックホルト２の継
手Ａてあって、管状体３の一側の内周面に一方の自穿孔
ロックボルト２の基端部に形成された螺子部２ａと螺合
する係合螺子部４を形成し、管状体３の反対側の内周面
に他方の自穿孔縦用ロックボルト２”の先端部に形成さ
れた螺子部２ａ’と螺合する係合螺子部４′を形成し、
管状体３の内部の略中央部に一側より螺入する一方の自
穿孔ロックボルト２の基端と他側より螺入する自穿孔縦
用ロックボルト２′の先端が突き当てられる中仕切部５
を形成した自穿孔ロックボルト２の継手Ａの製造法にお
いて、鋳鉄を用いて打ち壊し易い鋳型Ｂて鋳造し、鋳造
後鋳型Ｂを打ち壊して成型し、成型した後所定時間焼き
入れし、更に所定時間前記焼き入れ温度より低い数百度
００程度の焼戻温度で焼戻して切削加工せずに自穿孔ロ
ックボルト２の継手Ａを製造することを特徴とする自穿
孔ロックボルトの継手製造法に係るものである。
手Ａてあって、管状体３の一側の内周面に一方の自穿孔
ロックボルト２の基端部に形成された螺子部２ａと螺合
する係合螺子部４を形成し、管状体３の反対側の内周面
に他方の自穿孔縦用ロックボルト２”の先端部に形成さ
れた螺子部２ａ’と螺合する係合螺子部４′を形成し、
管状体３の内部の略中央部に一側より螺入する一方の自
穿孔ロックボルト２の基端と他側より螺入する自穿孔縦
用ロックボルト２′の先端が突き当てられる中仕切部５
を形成した自穿孔ロックボルト２の継手Ａの製造法にお
いて、鋳鉄を用いて打ち壊し易い鋳型Ｂて鋳造し、鋳造
後鋳型Ｂを打ち壊して成型し、成型した後所定時間焼き
入れし、更に所定時間前記焼き入れ温度より低い数百度
００程度の焼戻温度で焼戻して切削加工せずに自穿孔ロ
ックボルト２の継手Ａを製造することを特徴とする自穿
孔ロックボルトの継手製造法に係るものである。
本実施例は第１図、第３図に示すような自穿孔ロックボ
ルト２の継手Ａを製造する場合であるが、本項の説明に
おいて継手Ａの形状・機能の説明は省略する。尚、図中
符号６は自穿孔ロックボルト２を回転せしめて削孔しな
がら挿入する削孔動力機、７は自穿孔ロックボルト２の
先端に付設される切削ビットである。
ルト２の継手Ａを製造する場合であるが、本項の説明に
おいて継手Ａの形状・機能の説明は省略する。尚、図中
符号６は自穿孔ロックボルト２を回転せしめて削孔しな
がら挿入する削孔動力機、７は自穿孔ロックボルト２の
先端に付設される切削ビットである。
本発明の要旨である鋳造法について詳述する。
入手し易く耐衝撃性の良好な球状黒鉛鋳鉄（例えばＪＩ
Ｓ規格におけるＦＣＤ５０）を用いて、第２図に示すよ
うな鋳造後打壊し易い砂型Ｂて成形する。この鋳型（砂
型）Ｂは第２図に示すように係合螺子部４・４′並びに
中仕切部５が形成されるように設計する。
Ｓ規格におけるＦＣＤ５０）を用いて、第２図に示すよ
うな鋳造後打壊し易い砂型Ｂて成形する。この鋳型（砂
型）Ｂは第２図に示すように係合螺子部４・４′並びに
中仕切部５が形成されるように設計する。
この鋳型（砂型）Ｂで成型された鋳造品（半製品）を約
８００°Ｃ〜９５０℃の高温で約３０分程度保持させて
焼入れし、更にこの焼入れ温度より低い約４３０°Ｃ〜
５８０℃の温度で約焼入時間の倍程度（６０分〜１２０
分）焼戻し、組織は球状黒鉛を生体とした鋳鉄の焼入組
織を有する全く加工機などによる切削加工を施すことな
（製造する。
８００°Ｃ〜９５０℃の高温で約３０分程度保持させて
焼入れし、更にこの焼入れ温度より低い約４３０°Ｃ〜
５８０℃の温度で約焼入時間の倍程度（６０分〜１２０
分）焼戻し、組織は球状黒鉛を生体とした鋳鉄の焼入組
織を有する全く加工機などによる切削加工を施すことな
（製造する。
本発明は、鋳造により製造し切削作業が不要となるため
、極めて容易に製造でき、量産性に秀れるため、従来の
切削加工品に比べ数分の一程度のコストダウンを回れる
こととなり、焼入れ工程、焼戻し工程を有するため鋳造
物でありながら十分岩盤の削孔に伴う衝撃に耐えること
ができる自穿孔ロックボルトの継手を提供できることと
なる。
、極めて容易に製造でき、量産性に秀れるため、従来の
切削加工品に比べ数分の一程度のコストダウンを回れる
こととなり、焼入れ工程、焼戻し工程を有するため鋳造
物でありながら十分岩盤の削孔に伴う衝撃に耐えること
ができる自穿孔ロックボルトの継手を提供できることと
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は使用状
態の説明図、第２図は鋳造工程を示す説明図、第３図は
使用状態の要部の拡大正面図である。 Ａ・・・継手、Ｂ・・・鋳型、１・・・岩盤、２・・・
自穿孔口、ツクボルト、２°・・・自穿孔継用ロックボ
ルト、２ａ・２ａ’・・・螺子部、３・・・管状体、４
・４°・・・係合螺子部、５・・・中仕切部。 平成２年１１月２８日 出願人 株式会社アールデイメタル 発明者 夏 目 正 助 代理人 吉 井 昭 栄
態の説明図、第２図は鋳造工程を示す説明図、第３図は
使用状態の要部の拡大正面図である。 Ａ・・・継手、Ｂ・・・鋳型、１・・・岩盤、２・・・
自穿孔口、ツクボルト、２°・・・自穿孔継用ロックボ
ルト、２ａ・２ａ’・・・螺子部、３・・・管状体、４
・４°・・・係合螺子部、５・・・中仕切部。 平成２年１１月２８日 出願人 株式会社アールデイメタル 発明者 夏 目 正 助 代理人 吉 井 昭 栄
Claims (1)
- 岩盤を削孔し乍ら挿入する自穿孔ロックボルトの継手
であって、管状体の一側の内周面に一方の自穿孔ロック
ボルトの基端部に形成された螺子部と螺合する係合螺子
部を形成し、管状体の反対側の内周面に他方の自穿孔継
用ロックボルトの先端部に形成された螺子部と螺合する
係合螺子部を形成し、管状体の内部の略中央部に一側よ
り螺入する一方の自穿孔ロックボルトの基端と他側より
螺入する自穿孔継用ロックボルトの先端が突き当てられ
る中仕切部を形成した自穿孔ロックボルトの継手の製造
法において、鋳鉄を用いて打ち壊し易い鋳型で鋳造し、
鋳造後鋳型を打ち壊して成型し、成型した後所定時間焼
き入れし、更に所定時間前記焼き入れ温度より低い数百
度℃程度の焼戻温度で焼戻して切削加工せずに自穿孔ロ
ックボルトの継手を製造することを特徴とする自穿孔ロ
ックボルトの継手製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32652190A JPH04193911A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 自穿孔ロックボルトの継手製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32652190A JPH04193911A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 自穿孔ロックボルトの継手製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04193911A true JPH04193911A (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=18188761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32652190A Pending JPH04193911A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 自穿孔ロックボルトの継手製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04193911A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106065428A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-11-02 | 常熟市常力紧固件有限公司 | 一种汽车发动机用高强度六角头螺栓的热处理工艺 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP32652190A patent/JPH04193911A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106065428A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-11-02 | 常熟市常力紧固件有限公司 | 一种汽车发动机用高强度六角头螺栓的热处理工艺 |
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