JPH0419177Y2 - - Google Patents

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JPH0419177Y2
JPH0419177Y2 JP9244586U JP9244586U JPH0419177Y2 JP H0419177 Y2 JPH0419177 Y2 JP H0419177Y2 JP 9244586 U JP9244586 U JP 9244586U JP 9244586 U JP9244586 U JP 9244586U JP H0419177 Y2 JPH0419177 Y2 JP H0419177Y2
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JP
Japan
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dial
lock
latch
circumferential surface
lock plate
Prior art date
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JP9244586U
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JPS631169U (ja
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポストボツクス、ロツカー等の開閉
扉に使用される防犯用施錠装置において、ダイヤ
ル表示数字を暗証番号に合せる操作を簡単にする
ことにより煩わしい解錠操作を容易にしたダイヤ
ル式ボタン錠に関する。
〔従来技術と問題点〕
従来、ダイヤル式ボタン錠は、例えば第3図に
示すように、ケース1の前面に取付けられたジヨ
イントパネル2に開口された穴より押ボタン3が
突出しダイヤル4の外周に表示された数字が見え
るようになつている。
ダイヤル4は、第10図に示すように、外周面
4aを等分するように0から9までの10箇の数字
を表示され、数字と同数の歯をもつた爪車4bが
設けられている。
ダイヤル4の内周面には、第8図及び第10図
に示すように、外周面4aに表示する数字と同数
の歯4cを有し、歯4cはシヤフト5に回動自在
に支承されたコードジヨイント6の外周に設けた
歯6aと噛み合う。
又、コードジヨイント6の外周6bはダイヤル
4の中心に設けられた孔に遊嵌する。
コードジヨイント6には、第11図に示すよう
に、外周面6cの1箇所に斜面をもつた溝6dが
設けられ、ばね付勢された外周面6cに押付けら
れたロツクレバー7の先端7aに上記溝6dが一
致したとき、先端7aが溝6d内に進入し、これ
に伴つてロツクレバー7が前進すると、ロツクレ
バー7がロツクプレート8の係合溝8aから離脱
するので、ロツクプレート8がロツクレバー7の
係合を解除され先端部に設けられたラツチ9がケ
ース1内に没入可能になり、開扉力を受けたラツ
チ9が後退し開扉できるものである。
押ボタン3によりダイヤル4を回動するラツチ
機構は、第6図イに示すように、押ボタン3がば
ね10によりジヨイントパネル2の前方に押圧さ
れ、押ボタン3の後方に屈曲して突出した突部3
aがダイヤル4の爪車4bを係止し、又、固定側
(ケース1内に収納された内部ケース)に設けら
れた弾性体の爪11が爪車4bに当接してダイヤ
ル4の空転を阻止している。
かかる状態において、押ボタン3をばね10に
抗して押すと、突部3aが爪車4bから離隔する
と共に押ボタン3の内側に突出した角部3bが爪
車4bに当接し爪車4bを時計方向に回動する。
一方、爪車4bの回動により爪11は弾性変形
し爪車4bとの接触が次第に浅くなる(第6図
ロ)。
更に押ボタン3が押されると、角部3bが爪車
4bを時計方向に回動し、爪11が爪車4bより
外れて次の爪車4bの谷間に移動する(第6図
ハ)。
かくして、押ボタン3を一回押すごとに、爪車
4bは一爪分づつ回動し、ジヨイントパネル2に
表示されるダイヤル4の数字は一つづつ増加す
る。
このダイヤル4の表示数字が暗証番号と合致し
たときは、ダイヤル4の歯4cと噛み合つた歯6
aによりダイヤル4と一体に回動するコードジヨ
イントの溝6dがロツクレバー7の先端7aと一
致し、ロツクレバー7が前進してロツクプレート
8との係合を解除し、ラツチ9が解錠方向に後退
可能となり開扉できる。
爪車4bの爪の数を10個とし、各爪に対応する
0から9までの数字が外周面4aに付されている
場合には、押ボタン3を押すごとにダイヤル4が
1文字づつ回転するので、ダイヤル表示数字を暗
証番号に合わせるためには1つのダイヤル4につ
き押ボタン3を最大で9回押さなければならな
い。
例えば郵便受けにダイヤル式ボタン錠を設置す
れば防犯上は極めて高い安全性が保証される反
面、開扉の都度幾度も押ボタンを押さなければな
らいことは煩わしく、特に急ぐ場合には不便を感
ずるものである。
郵便受けのようにさほど防犯を厳重にしなくて
もよいものには、煩わしい解錠操作を容易にする
ことが望まれる。
本考案はダイヤル表示数字を暗証番号に合わせ
る操作を簡単にすることにより煩わしい解錠操作
を容易にすることができるダイヤル式ボタン錠を
提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ケースに設けられた開口より出没可
能に設けられた押しボタンと、上記ケースの内部
に回動可能に設けられた外周面に複数の爪を有す
る爪車が形成され上記押しボタンにより一爪づつ
回動するラチエツト機構を有し、外周面に各爪に
対応する番号が付されたダイヤルと、該ダイヤル
と一体となつて回動し外周面に溝が形成されたコ
ードジヨイントと、上記ケースより出没可能なラ
ツチを有するロツクプレートと、該ロツクプレー
トに係合し先端が上記溝に係入する方向に付勢さ
れるロツクレバーとを備え、該ロツクレバーが上
記溝に係入したときに上記ロツクプレートとの係
合が解除して上記ラツチの後退を可能ならしめる
ダイヤル式ボタン錠において、上記コードジヨイ
ントの外周面の複数箇所に上記溝を設けたことを
特徴とするものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
ダイヤル12は、第1図に示すように、外周面
12a上に0から4迄の5箇の数字が2組等間隔
に表示され、10箇の歯数をもつた爪車12bが設
けられている。
ダイヤル12の内周面には、10箇の歯12cを
有し、歯12cはシヤフト5に回動自在に支承さ
れたコードジヨイント13の外周に設けた歯13
aと噛み合う。
その他の技術内容に関しては従来例と同じであ
る。
従つて、押ボタン3を押すことにより表示数字
一文字分づつ回転するダイヤル12が一回転する
間に0から4までの数字が2回ジヨイントパネル
2の開口に表示される。
又、コードジヨイント13は、第2図に示すよ
うに、外周面13c上の相対する位置に斜面をも
つた溝13dが設けられ、又、ダイヤル12の内
面に設けた歯とコードジヨイント13の外周面に
設けられた歯13aが噛み合うため、ダイヤル1
2が一回転する間に溝13dにロツクレバー7の
先端7aが二度嵌入する。
即ち、押ボタンを最大で4回押す間にダイヤル
表示数字と暗証番号が一致して、ロツクレバー7
が溝13dに嵌入して、ばね付勢されたロツクレ
バー7が前進して、第9図に示すように、ロツク
レバー7の頭部7bがロツクプレート8の切欠溝
8aから外れて一点鎖線位置に移動し、ロツクレ
バー7との係合が解除されたロツクプレート8が
左右方向に移動可能となり、開扉反力Fを受けた
ラツチ9が支点9aを中心として回動し、ロツク
プレート8と共に右へ移動して解錠する。
又、他の実施例として、ダイヤル12の外周面
12a上に0及び1の数字を5組等間隔に表示す
ると共に、コードジヨイント13の外周面13c
上に等間隔に5箇の溝13dを設けた場合には、
ダイヤル表示数字0或いは1のいずれかが暗証番
号と一致して解錠可能となる。
〔効果〕
従来のダイヤル式ボタン錠では、コードジヨイ
ントの外周面の一箇所に溝を設けていたので、ダ
イヤルを最大一回転近く回動させるまで押ボタン
操作を繰り返さなければならない場合が生じるの
で、解錠操作が面倒であつたが、本考案のダイヤ
ル式ボタン錠では、コードジヨイントの外周面の
複数箇所に溝を設けることにより、ダイヤルを回
転する押ボタン操作の回数が減少し、解錠の煩わ
しさがなくなつた。
従つて、防犯上さほど施錠番号を複雑にする必
要のない場合には、本考案によるダイヤル式ボタ
ン錠は便利である。
又、本考案のダイヤル式ボタン錠は従来品の一
部の部品(ダイヤル及びコードジヨイント)に加
工を加えるだけで共通部品を使用することができ
るので、二種類のダイヤル式ボタン錠を効率よく
製造することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図はダイヤルの斜視図、第2図はコードジヨイ
ントの斜視図、第3図、第4図及び第5図は本考
案に使用されるダイヤル式ボタン錠の正面図、平
面図及び側面図、第6図はラチエツト機構を説明
する要部断面図、第7図は押ボタン、ダイヤル、
コードジヨイントの関係を示す平面図、第8図は
同上要部断面図、第9図はロツクプレート周辺の
平面図、第10図及び第11図は従来例における
ダイヤル及びコードジヨイントの斜視図である。 1……ケース、2……ジヨイントパネル、3…
…押ボタン、4……ダイヤル、6……コードジヨ
イント、7……ロツクレバー、8……ロツクプレ
ート、9……ラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースに設けられた開口より出没可能に設けら
    れた押しボタンと、上記ケースの内部に回動可能
    に設けられた外周面に複数の爪を有する爪車が形
    成され上記押しボタンにより一爪づつ回動するラ
    チエツト機構を有し、外周面に各爪に対応する番
    号が付されたダイヤルと、該ダイヤルと一体とな
    つて回動し外周面に溝が形成されたコードジヨイ
    ントと、上記ケースより出没可能なラツチを有す
    るロツクプレートと、該ロツクプレートに係合し
    先端が上記溝に係入する方向に付勢されるロツク
    レバーとを備え、該ロツクレバーが上記溝に係入
    したときに上記ロツクプレートとの係合が解除し
    て上記ラツチの後退を可能ならしめるダイヤル式
    ボタン錠において、上記コードジヨイントの外周
    面の複数箇所に上記溝を設けたことを特徴とする
    ダイヤル式ボタン錠。
JP9244586U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0419177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9244586U JPH0419177Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JP9244586U JPH0419177Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JPS631169U JPS631169U (ja) 1988-01-06
JPH0419177Y2 true JPH0419177Y2 (ja) 1992-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0255079U (ja) * 1988-10-14 1990-04-20
US8555686B2 (en) * 2009-12-07 2013-10-15 Master Lock Company Llc Mechanical pushbutton locking arrangements

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JPS631169U (ja) 1988-01-06

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