JPH04191593A - 脈動吸収装置 - Google Patents

脈動吸収装置

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JPH04191593A
JPH04191593A JP31946890A JP31946890A JPH04191593A JP H04191593 A JPH04191593 A JP H04191593A JP 31946890 A JP31946890 A JP 31946890A JP 31946890 A JP31946890 A JP 31946890A JP H04191593 A JPH04191593 A JP H04191593A
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JP
Japan
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frequency
fluid
pulsation
hydraulic
pipe
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JP31946890A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Ogino
荻野 弘彦
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、脈動吸収装置、例えば車両の制御用油圧回路
に好適な脈動吸収装置に関する。
(従来の技術) 一般に、油圧ポンプなどのいわゆる圧縮機は、流体(あ
るいはガス)を間欠的に吸い込み・吐出し、その吸い込
み・吐出の周波数が、管路の形状や寸法によって決まる
固有振動数に一致すると、管路は共振状態となる。かか
る共振状態においては、配管に対する起振力が異常に増
大することがあり、配管の耐久性低下や、吐出容量の変
動など種々の不具合を招く。
圧縮機の吸い込み・吐き出し周波数fc(Hz)は、圧
縮機の回転速度n(rpm)と次のような関係がある。
例えば、単動シリンダ1個の場合、 f C= (1/60) n  −−−・−■例えば、
複動シリンダ1個の場合、 f c −(2/60)  n   ・・−−■例えば
、複動シリンダ2個の場合、 f c = (4/60) n  −−■但し、位相差
がお互いに90度のとき また、管路の固有振動数rpは、 一次モードで入力側開端、出力側閉端の場合、fp=C
/4L  ・・・・・・■ −二次モード入力側、出力側共に閉端の場合、fp=2
C/4L  ・・・・・・■ 二次モードで入力側開端、出力側閉端の場合、f p 
= 3 C/ 4 L  ・・・・・・■二次モードで
入力側、出力側共に閉端の場合、fp−’4c/4L 
 ・・・・・・00次モードで入力側開端、出力側閉端
の場合、f p= (2n=1)C/4L  ・−・−
・00次モードで入力側、出力側共に閉端の場合、fp
=2nC/4L  ・−・・■ で与えられる。但し、Cは音速(m/s) 、Lは管路
の実長(m)である。
すなわち、管路の固有振動数rpは、管路の実長りによ
って決まり、一方、圧縮機の吸い込み・吐き出し周波数
fc(脈圧の周波数)は、回転数nに応じて変化する。
従って、例えば、車両に搭載された油圧ポンプのように
、走行状態に応じてその回転数を低回転域から極めて高
回転域まで幅広く変化するエンジンによって駆動される
場合には、管路の固有振動数rpと脈圧の周波数fcと
が一致する恐れが多分にある。
これを回避するには、共振管長を避けるのが最も手っ取
り早い。しかし、実際上、配管長を丁度よい長さにする
のは不可能で、一般には、配管途中にいわゆるオリフィ
スプレートを取り付けることが多い。
第5図は従来の脈動吸収装置を示す図であり、10は例
えばエンジンによって回転駆動される油圧ポンプ、11
は油圧配管、12は制御対象のアクチュエータ、13は
リザーバタンクである。
油圧配管11は、所定の位置で2分されており、その上
流側配管11aと下流側配管11bとの間に脈動吸収器
14が取付られている。
第6図は脈動吸収器14の断面図である。脈動吸収器1
4は、上流側配管11aと下流側配管11bとを連通ず
る油路14a、44b、および、該油R14a、14b
の開口面積を常時絞り込むためのりテーナオリフィス(
上記のオリフィスプレートに相当)14Cを備える。
脈動吸収器14の取付位置を、油圧配管II上の脈圧の
WJtこ合わセるとともに、リテーナオリフィス14c
による最適絞り比(流体の音速や粒子速度振幅に関係す
る)をある絞り比以下にすると、共振管路の計算上、リ
テーナオリフィス14Cの挿入位置を管路閉端とみなず
ことができ、脈動を減衰させて脈圧レベルを小さくする
ことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の脈動吸収装置にあっては、
リテーナオリフィス14cによって油圧経路の流路を1
常時」絞り込む構成となっていたため、 ■ 配管抵抗が常に大きく油圧ポンプの負担となる、 ■ 油温か上昇し易く作動油の劣化を早める、■ 大き
な配管抵抗により、管内圧力や管内流量を制御する場合
の制御遅れが発注する、といった諸問題点があった。
本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、
経路中の所定位置を流れる流体の粘性を操作することに
より、リテーナオリフィスを用いることなく、脈動を減
衰することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を達成するために、電圧の印加によ
って粘性を高める電気粘性流体または該電気粘性流体を
含む流体と、前記電気粘性流体または該電気粘性流体を
含む流体を周期的に加圧して吐出する加圧手段と、該加
圧手段からの吐出圧に従って動作するアクチュエータと
、前記加圧手段とアクチュエータの間を接続する流体経
路と、該流体経路の途中に介装された電極と、該電極と
電源との間を所定の制御信号に従って接続する接読手段
と、前記吐出圧の脈圧周波数を検出する検出手段と、該
脈圧周波数が所定の周波数に一致または該所定の周波数
を含む周波数域内に入ったとき、前記制御信号を発生す
る制御手段と、を備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明では、検出された脈圧の周波数が、所定の周波数
または該所定の周波数を含む周波数域内に入ると、流体
経路途中の電極に電圧が印加され、該電極の電界によっ
て電気粘性流体または該電気粘性流体を含む流体(以下
、電気粘性流体)の粘性が高められる。
■)従って、電極の取付位置付近で、流体に対して抵抗
を与えることができるというあたかもリテーナオリフィ
スを有するが如き作用を得ることができ、脈動を減衰さ
せて脈圧レベルを小ざくするごとができる。
II) Lかも、かかる作用は、脈圧の周波数が所定の
周波数または該所定の周波数を含む周波数域内に入った
場合だけに限定して行なわれるから、他の場合には流体
の流動性を高めることができ、上記問題点■■および■
を解決することができる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜3図は本発明に係る脈動吸収装置の一実施例を示
す図であり、油圧回路に適用した例である。
まず、構成を説明する。第1図において、矢印Aは、電
圧の印加によって粘性を高める電気粘性流体または該電
気粘性流体を含む流体(以下、電気粘性流体)の流方向
を模式的に表している。
電気粘性流体は、エンジン駆動される油圧ポンプ(加圧
手段)21によって周期的に加圧され吐出される。22
は油圧ポンプ21からの吐出圧Pに従って動作するアク
チュエータであり、油圧制御系の制御対象要素である。
23は前記油圧ポンプ21とアクチュエータ22の間を
接続する油圧配管(流体経路)で、この油圧配管23は
、上流側配管23aと下流側配管23bとに2分されて
おり、それぞれ所定の長さに設定されている。
上流側配管23aと下流側配管23bとの間には、脈動
吸収器24が取イ」られており、この脈動吸収器24の
具体的構成例は、第2.3図に示される。
第2.3図において、ボディ24aには、上流側配管2
3aと下流側配管23bとを連通ずる油路24bが形成
され、この油路24bの内壁24Cには、絶縁部材24
dを介して−・対の電極24e、24fが対向して取(
4られている。各電極24e、24fからは、ボディ2
4aの細穴24g、24hを通してリード線24i、2
4jが引き出されており、細穴24g、24hは、止め
ねし24k、24+によって圧着されたシール部材24
m、24nにより、液密状に封止されている。
再び第1図において、上流側配管23aには配管内の圧
力変動を、電気信号Sに変換する圧力センサ25が取付
られており、電気信号Sは、制御装置26に与えられる
制御装置26は、上記の圧力センサ25とともに検出手
段を構成し、また、単独で接続手段および制御手段とし
ても機能する。
すなわち、制御手段26は、電気信号Sの時系列変化か
ら、油圧配管24内の電気粘性流体の脈圧振動数(周波
数fc)を検出するとともに、fcが所定の周波数、例
えば油圧配管23の固有振動数fpまたは該rpを含む
周波数域内に入った時に、電源27の両極と脈動吸収器
24の両リード線24i、24jとをそれぞれ接続する
次に、作用を説明する。
油圧ポンプ21が回転数nで駆動されているとき、その
吐出圧Pは、回転数nによって決まるある周波数fcで
脈動している。この脈動は圧力センサ25によって電気
信号Sに変換され、制御装置26内で、油圧配管23の
固有振動数rpまたは該rpを含む周波数域と比較され
る。
今、fcがfpと一致するか、または、fpを含む周波
数域内に入った場合、すなわち、配管系 ・に大きな起
振力が発生して種々の不具合を招来する恐れがある場合
には、制御装置26によって電源27と脈動吸収器24
のリード線24i、24jとが接続され、これにより、
脈圧の節または脈動(すなわち流量変動)のj復に相当
する油圧配管23の所定位置に設けられた一対の電極2
4e、24f間に電界が作用する。
油圧配管23内を流れる流体は、電気粘性流体それ自体
もしくはそれを含む作動油であるから、電界によって粘
性が高められ、当該所定位置における流動性が低下させ
られる。
従って、あたかもオリフィスプレート(第6図のりテー
ナオリフィスi4c参照)を設けたのと同様な働きを得
ることかでき、脈動を減衰させ、脈圧レベルを小さくす
ることができる。
一方、fcがfpと一致しないか、または、fpを含む
周波数域から外れている場合、ずなわぢ、配管系が共振
しない場合には、電源27と脈動吸収器24のリード線
244.24jとの接続が解除され、一対の電極24e
、24f間の電界がゼロにされる。
従って、電気粘性流体の粘性が小さくなり、円滑な流動
性を確保することができる。
その結果、管路共振の恐れがないとぎの配管抵軽減でき
る(問題点■の解決)。
また、油温の上昇を抑えることができ、作動油の劣化を
防ぐことができる(問題点■の解決)。
さらに、小さな配管抵抗によって管内圧力や管内流量を
制御する場合の制御遅れを回避することができる(問題
点■の解決)。
なお、上記実施例では、油圧回路を例としたが、これに
限るものではない。要は、脈動を伴う“′流体゛を、配
管によってアクチュエータに供給するものであれば、全
てに適用できる。
また、上記実施例では、油圧配管23内の圧力変動から
、脈圧の周波数を検出するようにしているが、例えば、
第4図に他の実施例を示すように、油圧ポンプ21の回
転数nを回転数センサ28によって検出し、この回転数
nに基づいて脈圧周波数を演算するようにしてもよい。
因みに、演算式としては、例えば旧式■■または■など
が参考になる。
(効果) 本発明によれば、油圧経路中の所定位置を流れる作動油
の粘性を操作でき、リテーナオリフィスを用いることな
く、脈動を減衰させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明に係る脈動吸収装置の−・実施例を
示す図であり、第1図はその構成図、第2図はその脈動
吸収器の正面図、第3図は第2図のl−l11′矢視断
面図、第4図は本発明に係る脈動吸収装置の他の実施例
を示すその構成図、第5.6図は従来例を示す図であり
、第5図はその構成図、第6図はその脈動吸収器の断面
図である。 21・・・・・・油圧ポンプ(加圧手段)、22・・・
・・・アクチュエータ、 23・・・・・・油圧配管(流体経路)、24e、24
f・・・・・・電極、 25・・・・・・圧力センサ(検出手段)、26・・・
・・・制御装置 (検出手段、接続手段、制御手段)、 27・・・・・・電源。 L−一−−−−一 −−−一 −− 2′l:電防 制御手段) 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電圧の印加によって粘性を高める電気粘性流体または該
    電気粘性流体を含む流体と、 前記電気粘性流体または該電気粘性流体を含む流体を周
    期的に加圧して吐出する加圧手段と、該加圧手段からの
    吐出圧に従って動作するアクチュエータと、 前記加圧手段とアクチュエータの間を接続する流体経路
    と、 該流体経路の途中に介装された電極と、 該電極と電源との間を所定の制御信号に従って接続する
    接続手段と、 前記吐出圧の脈圧周波数を検出する検出手段と、該脈圧
    周波数が所定の周波数に一致または該所定の周波数を含
    む周波数域内に入ったとき、前記制御信号を発生する制
    御手段と、を備えたことを特徴とする脈動吸収装置。
JP31946890A 1990-11-21 1990-11-21 脈動吸収装置 Pending JPH04191593A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043889A (ja) * 2005-06-27 2007-02-15 Denso Corp モータ制御装置
JP2008180389A (ja) * 2008-04-07 2008-08-07 Toshiba Corp 絞り要素を有する配管系および同配管系の製作方法
JP2017014950A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 ダイハツ工業株式会社 バイパスパイプの取付構造
JP2021025547A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 トヨタ自動車株式会社 配管及びブレーキシステム

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