JPH0419070Y2 - - Google Patents

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JPH0419070Y2
JPH0419070Y2 JP9734186U JP9734186U JPH0419070Y2 JP H0419070 Y2 JPH0419070 Y2 JP H0419070Y2 JP 9734186 U JP9734186 U JP 9734186U JP 9734186 U JP9734186 U JP 9734186U JP H0419070 Y2 JPH0419070 Y2 JP H0419070Y2
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JP
Japan
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door
door stop
stop hardware
hardware
balance weight
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JP9734186U
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JPS635029U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、潅漑用水路、小規模河川などに設置
する水門において、扉体の巻き上げ操作力の低減
若しくは巻き上げ操作時間の短縮を計るために扉
体にバランスウエイトを取付てなる門形水門に係
るものである。
(ロ) 従来の技術 従来のこの種の水門としては、扉体の前面且つ
左右方向の中央部にバランスウエイトを1個設
け、これを扉体に直接または昇降作動稈を介して
取り付けたものは実公昭56−13394号公報に提案
された。
また、扉体の一側方にバランスウエイトを1個
設け、扉体の左右に繋止したそれぞれのワイヤー
ロープを2個のガイドシーブ及びバランスウエイ
トに取り付けたシーブを経てスラブにそれぞれ固
着したものが実公昭57−28916号公報に提案され
た。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記実公昭56−13394号及び実公昭57−28916号
公報記載の考案は、いずれもバランスウエイトは
1個であり、これを扉体の左右に繋止したワイヤ
ーロープに繋止しているので、左右のワイヤーロ
ープの伸びの違いによつて扉体にかかるバランス
ウエイトの力が不均等となつて昇降の円滑を欠く
おそれがあり、また、いずれも、バランスウエイ
ト昇降用のガイドを別途に設ける必要があり、し
かも、バランスウエイト及びガイドは露出してい
るので塵埃が溜まつて動きが悪くなるなどの欠点
があつた。
また、実公昭56−13394号公報記載の考案では、
バランスウエイトが中央にあるため、降ろしたと
きに水に浸かつて錆の発生原因となつたり、浮力
の影響を受けたりする欠点があり、さもなくば、
桁を高くしなければならなかつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は前述の諸欠点を改善すべく、中空の四
角形状の一辺のみを内側に凹ませて戸溝を設けた
凹状断面を有する左右一対の戸当たり金物を戸溝
を相対向せしめて立設するとともに戸当たり金物
上部に桁を横架し、それぞれの戸当たり金物の戸
溝間に扉体を上下摺動自在に収容して扉体の昇降
手段を設けてなる門形水門において、左右の戸当
たり金物のそれぞれの中空空間内に同重量のバラ
ンスウエイトを戸当たり金物の内辺をガイドとし
て上下摺動自在に収容し、それぞれのバランスウ
エイトを戸当たり金物上部に設けた左右一対の滑
車を介して索で扉体にそれぞれ連結して吊設し、
且つ戸当たり金物上端開口を覆うべく前記索の挿
通孔を穿孔した桁を戸当たり金物上端に載置して
ボルトによつて着脱自在に架設したことを特徴と
するものである。
(ホ) 作用 扉体には、それぞれのバランスウエイトの重量
が扉体の重力と反対方向にかかるので、巻き上げ
操作力の軽減若しくは巻き上げ操作時間の短縮を
計ることができ、しかも、左右のバランスウエイ
トの重量は同じであり、これが左右均等にかかる
ので扉体が片寄りすることなく円滑に昇降するこ
とができる。
(ヘ) 実施例 本考案をスピンドル式の手動昇降手段をもつ門
形水門に実施した例を図面に従つて説明すると、
1は中空の四角形状の一辺のみを内側に凹ませて
戸溝2を設けた凹状断面を有する戸当たり金物で
あつて、戸溝2を相対向させて左右一対立設し、
戸溝2間に扉体3を上下摺動自在に収容し、左右
の戸当たり金物1,1の上端にコ字状断面の桁4
をその開放面を上向きに載置して、それぞれに設
けたフランジ5,5′を当接してボルト6で固着
している。7は、それぞれの戸当たり金物1の中
空空間内に該中空の内辺をガイドとして上下摺動
自在に収容した左右同重量のバランスウエイトで
あつて、それぞれ、上方の桁4上に設けた滑車8
を介して桁4の挿通孔9を通した索10によつて
扉体3の左右に吊設している。11はその一端を
扉体3に繋止したスピンドルであつて、巻上機1
2内の雌螺子に螺合しており、ハンドル13で雌
螺子を回して扉体3を昇降するようにしている。
なお、14は左右の戸当たり金物1,1間に架け
渡した戸敷金物、15はコンクリートである。
なお、前記実施例ではバランスウエイトを戸当
たり金物の内辺に直接摺動するようにしている
が、水門の規模が大きくなり、バランスウエイト
の重量が重くなれば、ローラーを介して摺動する
ようにすればよい。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、バランスウエイ
トを付けて巻き上げ重量を軽減したので、手動操
作の場合は作業者の疲労が軽減され、電動操作の
場合には電動機の容量を小さくすることができ、
しかも、同重量のバランスウエイトを扉体の左右
に付けたので力の偏りを起こすことなく昇降は極
めて軽快であり、また、バランスウエイトを戸当
たり金物内へ収容したので、別途にガイドを設け
る必要なく、且つ滑車はそれぞれ1個設けるだけ
でよく、また戸当たり金物の内外辺をそれぞれバ
ランスウエイトと扉体の摺動面としたので、摺動
面の加工精度を配慮する必要なく、構造到つて簡
単となり、また動作部分が露出しないので安全で
あり、しかも、水や塵埃の付着がなく、何時まで
も正常に機能させることができるなどの実用上の
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の門形水門の実施例を示すもの
であつて、第1図、第2図は、それぞれ一部を切
截した正面図及び平面図である。 1……戸当たり金物、2……戸溝、3……扉
体、4……桁、7……バランスウエイト、8……
滑車、9……挿通孔、10……索。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空の四角形状の一辺のみを内側に凹ませて戸
    溝2を設けた凹状断面を有する左右一対の戸当た
    り金物1を戸溝2を相対向せしめて立設するとと
    もに戸当たり金物1上部に桁4を横架し、それぞ
    れの戸当たり金物1の戸溝2間に扉体3を上下摺
    動自在に収容して扉体3の昇降手段を設けてなる
    門形水門において、左右の戸当たり金物1のそれ
    ぞれの中空空間内に同重量のバランスウエイト7
    を戸当たり金物1の内辺をガイドとして上下摺動
    自在に収容し、それぞれのバランスウエイト7を
    戸当たり金物1上部に設けた左右一対の滑車8を
    介して索10で扉体3にそれぞれ連結して吊設
    し、且つ戸当たり金物1上端開口を覆うべく前記
    索10の挿通孔9を穿孔した桁4を戸当たり金物
    1上端に載置してボルト6によつて着脱自在に架
    設したことを特徴とする門形水門。
JP9734186U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0419070Y2 (ja)

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JP9734186U JPH0419070Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP9734186U JPH0419070Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JPS635029U JPS635029U (ja) 1988-01-13
JPH0419070Y2 true JPH0419070Y2 (ja) 1992-04-28

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JPS635029U (ja) 1988-01-13

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