JPH0418906Y2 - - Google Patents

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JPH0418906Y2
JPH0418906Y2 JP1985050873U JP5087385U JPH0418906Y2 JP H0418906 Y2 JPH0418906 Y2 JP H0418906Y2 JP 1985050873 U JP1985050873 U JP 1985050873U JP 5087385 U JP5087385 U JP 5087385U JP H0418906 Y2 JPH0418906 Y2 JP H0418906Y2
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JP
Japan
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wheel house
front wheel
seat
door
vehicle
Prior art date
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JP1985050873U
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JPS61169656U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は車両の内装構造にかかり、特にフロ
ントホイールハウスに隣接して座席を設けるよう
にした車両の内装構造の改善に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
客室と荷室とが連通する車両で代表される1ボ
ツクスタイプのワゴンでは、フロントホイールハ
ウスに隣接して内側にフロント座席を設置して、
フロント座席の下部にエンジンを搭載することが
行なわれている。
こうした車両は、第2図に示すようにフロント
ホイールハウスa上にドア(図示しない)を設け
て、フロントホイールハウスa上を使つて乗降す
ることが行なわれているが、フロント座席bの下
部に連なつてフロントホイールハウスaが外側に
張り出しているために、降車時、フロントホイー
ルハウスaの上面に手cをつき、これで体dを支
えて降車していた。特に女性に多く見られる。と
ころが、こうした手dで直接触れるフロントホイ
ールハウスaの上面は、ほこり、泥、雨などで汚
れる、パネル部となつているために、降車の際、
手dが汚れてしまう問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、手を汚すことなく
降車できる車両の内装構造を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
すなわち、この考案は座席のホイールハウス側
の側方上、座席とドアの内張りとの間に位置し
て、座席側の一端側を固定部に、ドア側の他端側
を開放ないし押し曲げに操作にもとづきフロント
ホイールハウスの上面に載置自在な可動部とし
た、弾性板を略逆U字状に成形してなるパツドを
立設することで、パツドの可動部側を開放しつつ
フロントホイールハウスの上面に配置することに
よりフロントホイールハウスの上面に手を触れず
に降車できる他、パツドの逆U字状の復帰でフロ
ントホイールハウスの上面に接した汚れた面がド
アの内張りと接することがないようにしようとす
るものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案を第1図a,bに示す一実施例
にもとづいて説明する。第1図はこの考案を適用
したワゴンのフロント座席廻りの内装構造を示
し、1はフロントホイールハウス、2はそのフロ
ントホイールハウス1に隣接して内側に設置され
たフロント座席、3はフロントホイールハウス1
上に設けた横開き式のフロントドア、3aはその
フロントドア3の内側面に設けた内張り、4はフ
ロント座席2のホイールハウス側の側部に設置さ
れた、設置座4aおよびシートベルトアンカー4
bよりなる取付部、5はそのシートベルトアンカ
ー4bに固定されたフロントシートベルトであ
る。
一方、6はこの考案の要部となるパツドであ
る。パツド6は、半硬質の樹脂で構成される弾性
板の中央の幅方向沿いに薄肉部6aを形成して自
然に逆U字形を維持するように成形してなり、長
手となる一端側を固定部6bに、またそれに比べ
短く短手となる他端側を可動部6bと定めてい
る。そして、このパツド6は、可動部6bをフロ
ントドア3の内張り3aを向けた状態で、固定部
6aが、パツド6の一端側に穿設した取付孔6d
を使つてシートベルトアンカー4bによる共締め
で上記フロントシートベルト5と共に固定され、
全体を、フロント座席3のホイールハウス側の側
方上、フロント座席2とフロントドア3の内張り
3aとの間に立位状態で配している。またパツド
6は、全体が縦長状に形成されていて、弾性に抗
して手7でホイールハウス1側に押し曲げるとと
もに、逆U字状部を外側に開放させることによ
り、可動部6b側の板面をフロントホイールハウ
ス1の上面に平坦状をなして載せることができる
ようにしている。なお、パツド6のフロントホイ
ールハウス1と接する面部には、フロントホイー
ルハウス1上において平坦な形状となる可動部6
bが元の逆U字形状の立位した状態に容易に復帰
できるよう、凹凸部6e(ホールハウスに対する
摩擦を小さくするもの)が施されている。もちろ
ん、容易にフロントホイールハウス1上へ可動部
6bを配置することができるよう、パツド6の弾
性が定められている他、可動部6bがフロントホ
イール1上、手7をつくとされるパネル部分に配
置できるような長さに定めていることはいうまで
もない。
しかして、降車するときには、フロントドア3
を開け、しかるのち第1図bに示すようにパツド
6の逆U字状部を開放しつつ、フロントホイール
ハウス1側へ押し曲げて、可動部6bをフロント
ホイールハウス1の上面に平坦状をなして載せ
る。そして、そのフロントホイールハウス1上の
パツド6の上面に手7をついて降りればよい。
そして、降車に伴いパツド6から手7を離せ
ば、弾性力で第1図aに示すように可動部6bが
元の逆U字状の立位した状態に自然に復帰する。
したがつて、従来のように汚れたフロントホイ
ールハウス1の上面のパネル部に直接、手7を触
れることなく降車することができる。しかも、フ
ロントホイールハウス1の上面と接して汚れた面
部は、その逆U字状に復帰に伴い、その汚れた面
部同志が対向して清潔な面をフロントドア3側に
向けるから、降車した後、あるいは乗車した状態
の際、汚れたパツド6の面部でフロントドア3の
内張り3aを汚すことはなく、フロントドア3を
清潔に保つことができる利点をもつ。また、先に
述べたようなパツド6を、シートベルト4を固定
する取付部4に立設する構造は、取付部4の部品
をそのまま利用して取付けることができるから、
パツド6をオプシヨン用品として、また汎用品と
して、異なる車種に簡単に適用することができる
利点をもつ。
なお、上述した一実施例では薄肉部を使つてU
字状に成形したパツドを採用したものを示した
が、薄肉以外の手段を使つて逆U字状に成形する
ようにしても、U字状に似た形状、つまり略逆U
字状にしても同様な効果を奏する。
また、上述した一実施例ではこの考案をワゴン
に適用したものを示したが、それ以外の車両にも
適用できることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、汚れた
フロントホイールハウスの上面のパネル部に手を
触れずして降車できるようになる。
したがつて、手を汚すことなく降車することが
できる。しかも、フロントホイールハウスの上面
のパネル部と接して汚れた面部は、パツドの逆U
字状の復帰に伴い、その汚れた面部同志が対向し
て清潔な面をフロントドア側に向けるから、降車
した後、あるいは乗車した状態の際、汚れたパツ
ドの面部によつてドアの内張りが汚れることを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案の一実施例を示し、第
1図aはフロント座席廻りの内装構造を示す断面
図、第1図bはパツドを使つて降車するときを示
す断面図、第2図は従来の降車時における不具合
点を示す断面図である。 1……フロントホイールハウス、2……フロン
ト座席(座席)、3……フロントドア(ドア)、3
a……内張り、6……パツド、6a……固定部、
6b……可動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントホイールハウスに隣接して内側に座席
    を設けるとともにフロントホイールハウス上にド
    アを配してなる車両の内装構造において、前記座
    席のホイールハウス側の側方上、座席とドアの内
    張りとの間に位置して、座席側の一端側を固定部
    に、ドア側の他端側を開放ないし押し曲げ操作に
    もとづき前記フロントホイールハウスの上面に載
    置自在な可動部とした、弾性板を略逆U字状に成
    形してなるパツドを立設したことを特徴とする車
    両の内装構造。
JP1985050873U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0418906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985050873U JPH0418906Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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JP1985050873U JPH0418906Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169656U JPS61169656U (ja) 1986-10-21
JPH0418906Y2 true JPH0418906Y2 (ja) 1992-04-28

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JPS61169656U (ja) 1986-10-21

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