JPH04188349A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH04188349A
JPH04188349A JP2318451A JP31845190A JPH04188349A JP H04188349 A JPH04188349 A JP H04188349A JP 2318451 A JP2318451 A JP 2318451A JP 31845190 A JP31845190 A JP 31845190A JP H04188349 A JPH04188349 A JP H04188349A
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JP
Japan
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information processing
adapter
processing device
program
communication
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JP2318451A
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English (en)
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Hideaki Ishida
石田 秀昭
Yasushi Okaba
岡場 泰
Toru Kishino
徹 岸野
Kenichi Kihara
健一 木原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワークステーションやパーソナル・コンピュ
ータを含んで構成される通信端末装置に関する。
[従来の技術] 近年、ワークステーションやパーソナル・コンピュータ
の普及に伴い、各々のコンピュータをスタンドアローン
として使用するにとどまらず、共通データのアクセスや
コンピュータ間のデータ交換を可能とする使用形態が増
加している。そのため、現在では、コンピュータのネッ
トワーク化が不可欠となってきている。
ネットワークシステムの構成要素としては、コンピュー
タ間を接続するLANケーブルの他に、各コンピュータ
毎に、コンピュータをLANケーブルに接続するための
L A Nアダプタ・ボー1〜と接続装置、及び、デー
タ交換処理やLANアダプタ制御を行うための通信プロ
グラムが、必要である。
通信プログラムには、その大部分の処理をコンピュータ
本体上で動作させる方式と、その一部をLANアダプタ
・ボード」二で動作させる方式がある。
従来のOS (Operating System)、
例えばMS−DO8等の環境下では、メモリ空間に制約
があるため、通信プログラムの大部分をコンピュータ本
体上で動作させると、通信プログラムによるメモリ占有
量が大きくなり、通信を利用するアプリケーション・プ
ログラムが動作できなくっていた。
そのため、通信プログラムの一部をLANアダプタ・ボ
ード」二のメモリにローディングして動作させる方式を
採らざるを得なかった。
しかし、その後、O8の発展により(例えば、O8/2
やUNIX)、メモリ空間の制約が緩和されてきたこと
、及び、複数の通信プロ1−コルを動的に切換えるマル
チプロトコルの必要性により、通信プログラムの大部分
をコンピュータ本体上で動作させる方式が、最近は増加
する傾向にある。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、通信プログラムの大部分をコンピュー
タ本体上で動作させる方式か、又は、通信プログラムの
一部をLANアダプタ上で動作させる方式かが、各通信
プログラム毎に固定化されており、ユーザが、コンピュ
ータの動作環境に対応して、上記方式のどちらを使用す
るかを選択するという点について配慮がされていなかっ
た。
つまり、コンピュータ本体上のメモリ空間が論理的に大
きくても、実装されている物理的なメモリ容量が小さけ
れば、通信プログラムの大部分をコンピュータ本体上で
動作させると、この通信プログラムが常時使用するメモ
リ占有量が大きくなる。そのため、他のプログラムに対
してオーバヘッドを増加させ、全体的に見て効率を低下
させることとなる。
このため、実装されている物理的なメモリ容址笠の動作
環境に対応した適切なLAN構築ができないという問題
があった。
また、LANアダプタ上のCPUの処理能力がコンピュ
ータ本体上のCPUの処理能力に比べて小さい場合には
、通信プログラムの一部をLANアダプタ上で動作させ
ると、処理能力の低いCPUにより全体としての動作速
度が決定されることになり、処理能力の高いCPUの能
力を最大限活用できない場合があった。
さらに、コンピュータ本体上のCPUの処理能力に余裕
がない場合には、L A Nアダプタ」二のCPUと負
荷分散しなければ、全体の通信効率が低下する場合が生
ずる。このため、使用しているCPUの処理能力に対応
した適切なLAN構築ができないという問題があった。
本発明は、ユーザが使用するコンピュータの動作環境に
対応して、通信プログラムの動作環境を選択、もしくは
自動設定できる通信端末装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、そ
の−態様としては、伝送路を介して他の情報処理装置と
データ通信を行う情報処理装置と、該情報処理装置と該
ケーブルとを接続するアダプタ手段と、該情報処理装置
および該アダプタ手段上において動作するプログラムと
を備えた通信端末装置において、上記プログラムが、上
記情報処理装置上において動作するかまたは上記アダプ
タ手段上において動作するかを選択可能な選択可能部分
を有することを特徴とする通信端末装置が提供される。
この場合、上記選択可能部分について上記情報処理装置
上で動作させるか、または、上記アダプタ手段上で動作
させるかを選択する選択手段を備えることが好ましい。
またこの選択手段は、上記情報処理装置と上記アダプタ
手段とのメモリ容量および/または処理能力を確認し、
上記各部分毎に、上記情報処理装置上で動作させるか、
または、上記アダプタ手段上で動作させるかを判断する
機能を有することが好ましい。
別の態様としては、伝送路を介して他の情報処理装置と
データ通信を行う情報処理装置と、該情報処理装置と該
ケーブルとを接続するアダプタ手段と、該情報処理装置
および該アダプタ手段」二において動作するプログラム
とを備えた通信端末装  −置において、上記プログラ
ムが、上記情報処理装置上において動作し情報処理装置
のデータのアクセスを行うデータアクセス手段と、上記
アダプタ手段上において動作し上記伝送路へのデータの
入出力を行うアダプタ制御手段と、上記情報処理装置お
よび/または上記アダプタ手段上において動作し、デー
タを通信するためのプロトコルを制御するプロトコル制
御手段と、アダプタ手段の設定を行うアダプタ設定手段
とを有することを特徴とする通信端末装置が、提供され
る。
[作用] 選択手段は、情報処理装置とアダプタ手段とのメモリ容
量および/または処理能力、または、使用者の選択に応
じて、プログラムの選択可能部分、例えば、プロトコル
制御手段、やアダプタ設定手段について情報処理装置と
アダプタ手段にのいずれにおいて動作させるかを決定す
る。該決定に基づき、プログラムの選択可能部分は情報
処理装置および/またはアダプタ手段上において動作す
る。
なお、プログラムの選択可能部分以外の部分は、予め決
められた位置において動作する。例えば、データアクセ
ス手段は、情報処理装置上において動作し、一方、アダ
プタ制御手段はアダプタ手段上において動作する。
(以下余白) [実施例コ 本発明の実施例を以下、図面を参照して説明する。
実施例1 第1図は、本発明による通信端末装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
この通信端末装置は、LANアダプタ9を介してLAN
ケーブルに接続されており、他の機器と通信を行うもの
である。
本実施例は、キーボード11やポインティング・デバイ
ス12等を入力機器からの入力を受は付けて処理する入
力部1と、入力されたデータを基に演算処理を行う演算
部2と、入力データや演算処理データ等を記憶保持する
内部メモリ3と、CRT51等への表示処理を行う表示
部5と、プリンタ61等を接続してデータ等の印字出力
処理を行う出力部6と、磁気ディスク装置41等を接続
してデータの記憶を行う外部記憶部4とを備えている。
さらに、本実施例の通信端末装置においては、選択手段
として、動作環境設定部7を入力部1に備えている。ま
た、通信手段であるコンピュータの通信制御部8を備え
ている。
第2図に、動作環境設定部7と通信制御部8の内部構成
を示す。
動作環境設定部7は、通信プログラムの動作環境受付手
段71と、動作環境設定手段72とから成る。この動作
環境設定部7は、ユーザが通信プログラムのための環境
設定コマンドを入力することにより起動される。すると
、動作環境受付手段71が動作環境設定のためのガイダ
ンスを、CRT51へ表示すると共に、キーボード11
−等からのユーザの操作入力を、受付ける機能を有して
いる。
この動作環境設定には、通信プログラムの大部分をコン
ピュータ本体上で動作させるか、その−部をLANアダ
プタ上で動作させるかの指定操作も含まれている。
通信制御部8は、データ・アクセス手段81と、L A
 Nアダプタ初期設定手段83と、プロトコル制御手段
85と、LANアダプタ制御手段87とから成る 通信制御部8は、通信プログラムの起動により起動され
る。そして、データ・アクセス手段81は、まず、デー
タ通信のための初期設定を上記のコンフィギユレーショ
ン・ファイルに基いて行つ機能を有している。すなわち
、通信プログラムの一部をLANアダプタ9上で動作さ
せる方式では、L A Nアダプタ9上で動作するプロ
グラムをL ANアダプタ9」二のメモリにダウンロー
ドし、さらに、このプログラムに起動をかけることによ
り、LANアダプタ初期設定手段83を動作させる機能
を有する。また、通信プログラムの大部分をコンピュー
タ本体上で動作させる方式では、コンピュータ本体上で
LANアダプタ初期設定手段83を起動する機能を有し
ている。
また、初期設定後、他のコンピュータへのデータ・アク
セス要求が発生するとL A、 Nアダプタ9」二、又
は、コンピュータ本体上のいずれかに存在するプロ1−
コル制御手段85に命令を渡す機能を有している。
LANアダプタ初期設定手段83は、L A Nアダプ
タ9の初期設定を行う機能を有する。
プロトコル制御手段85は、LANアダプタ制御手段8
7を起動して、コンピュータ間のデータ通信を行わせる
機能を有する。
次に動作を説明する。
使用者が、キーボード11等から通信プログラムの動作
環境設定コマン1〜を入力すると、入力部1は、動作環
境設定部7の動作環境受付手段71を起動し、第3図に
示すような動作環境設定画面55を表示させる。
動作環境設定画面55には、初期設定するための入カド
ライブ名や設定部のドライブ名・ブイレフI・り名、及
び、コンフィギユレーション・ファイルのパス名等の入
力の要求、及び、通信プログラムをコンピュータ本体上
で動作させるか、LANアダプタ9」二で動作させるか
の通信プログラム動作方式等を指定することができる。
なお、コンフィギユレーション・ファイルとは、=12
− コンピュータの電源オンなどによりO8が起動された時
に、自動的にロードし起動するプロゲラ11名などを記
述しておくファイルである。第4図にその例を示すとお
り、本実施例では上記の通信プログラムの動作方式の指
定により、ロードされるプログラム名が異なる方式を示
しており、行の先頭にREMという語がある方は、コメ
ント行で、実行されないことを示している。
使用者が以」二の入力操作を完了すると、動作環境設定
手段73が起動される。動作環境設定手段73は、通信
プログラムが必要とするブイレフ1−りを作成し、また
、必要なファイルを入力1くライブから設定部ドライブ
へファイル転送する。
また、コンピュータの電源オン時などに通信プログラム
が自動的に立上るようにコンフィギユレーション°ファ
イルに動作方式の指定に従ったプログラム名を登録し動
作環境の設定は終了する。
次に、コンピユーの電源オン等によりO8が動作開始す
ると、初期処理の一環として、O8は上述のコンフィギ
ユレーション・ファイルを読み取リ、登録されているパ
ス名・プログラム名に基き、通信プログラムをコンピュ
ータの内部メモリ3上にロードする。
そして、oSからの要求に応じて、通信制御部8のデー
タ・アクセス手段81が起動される。
通信制御部8内の各手段は、上記の通信プログラムの動
作方式の指定によって処理の構成が異なっている。その
ため、通信プログラムの大部分をコンピュータのメモリ
上で動作させる方式(以下、これをオフボード方式と呼
ぶ)では、通信制御部8内の全ての手段は、コンピュー
タ本体の内部メモリ3上にロートされるのに対し、通信
プログラムの一部をLANアダプタ9のメモリ上で動作
させる方式(以下、これをオンボード方式と呼ぶ)では
、例えば、通信制御部9内の各手段のうち、データ・ア
クセス手段81がコンピュータ本体の内部メモリ3上に
ロードされるのみで、残りの手段は、データ・アクセス
手段81の初期設定処理において、LANアダプタ9上
のメモリにロードされる。
つまり、オンボード方式では、データ・アクセス手段8
1は、起動されると、まず、初期設定処理を行い、その
−環として、通信制御部8内のLANアダプタ初期設定
手段83、プロトコル制御手段85、LANアダプタ制
御手段87を、LANアダプタ9上のメモリにロードさ
せる。そして、LANアダプタ初期設定手段83を起動
して、LANアダプタ9の初期設定処理を行い、設定完
了後、その結果をコンピュータ本体上のデータ・アクセ
ス手段81に戻して、LANアダプタ初期設定完了メツ
セージをCRT51上に表示させる。
その後、制御はO8に戻り、立上げ処理は完了する。
LANアダプタ9の初期設定完了後、使用者の操作、又
は、アプリケーション・プログラムにより、他のコンピ
ュータへのデータ・アクセス要求が発生すると、通信制
御部8のデータ・アクセス手段81が起動される。デー
タ・アクセス手段81は、データの受は渡しのための手
順に従った命令、及びデータをプロトコル制御手段85
に渡す。
プロトコル制御手段85は、渡された命令・データを解
析し、LANアダプタ制御手段87を起動する。そして
、LANアダプタ制御手段87は、LANアダプタ9を
制御して、LANを経由した物理的なデータ通信を行う
これに対して、オフボード方式では、LANアダプタ初
期設定手段83、プロトコル制御手段85、及び、LA
Nアダプタ制御手段87は、コンピュータ本体の内部メ
モリ3上で動作する。
なお、一般的には、コンピュータ本体上のCPUとLA
Nアダプタ上のCPUは異なること、及び、コンピュー
タ本体上ではO8の基で動作するのに比べ、LANアダ
プタ上では、O8なしの状態で動作しなければならない
などの理由で、両者のプログラムは、通常、別に構成さ
れる。しかし、同じプログラムで構成することも可能で
ある。
上記の動作環境設定部7と通信制御部8との動作につい
て、第5図および第6図のフローチャートを参照してよ
り詳細に説明する。
使用者が、キーボード11等により通信プログラムの動
作環境設定コマンドを入力すると、動作環境設定部7が
入力部1から起動される。
動作開始後(ステップ90)動作環境受付手段71は、
表示部5を制御して、CRT51に第3図に示した設定
画面を表示しくステップ91)、使用者の入力操作を待
つ(ステップ92)。
この時、動作環境受付手段71は、入力の種類を判断し
ており(ステップ93)、この入力が、入力したい箇所
へのカーソルを移動のための矢印キー操作であれば再び
ステップ92に戻る。一方、文字入力であれば、動作環
境受付手段71は、入力内容をチエツクしくステップ9
4)、その正当性を判断する(ステップ95)。正しけ
れば、ステップ92に戻り、次の入力待ちとなる。逆に
、正しくなければエラーメツセージを表示後(ステップ
96)、ステップ92に戻り、再び入力待ちとなる。
なお、この時の入力パラメータについては、デフォルト
値設定も可能である。
ステップ93において、入力が、画面変更を要求するも
のであれば、画面変更を行う(ステップ102)。この
場合、次の設定画面を表示させたり、元の設定画面へ戻
すこともできる。
ステップ93において、入力が、設定完了を指示するも
のであれば、動作環境設定手段73が起動される。そし
て、この動作環境設定手段73が、必要なディレクトリ
の作成やファイルの転送を行う(ステップ97)。続い
て、指定された動作方式を判別して(ステップ98)、
オフボード方式用のプログラム名、または、オンボード
方式用のプログラム名をコンフィギユレーション・ファ
イルに登録しくステップ99、またはステップ100)
、動作環境設定の完了メツセージを表示後(ステップ1
01)、再び、ステップ92へ戻って入力待ちとなる。
ステップ93において、入力が、終了を指定するもので
あれば、処理を終了する。
次に第6図のフローチャートを用いて、通信制御部8の
動作を説明する。
コンピュータの電源オンなどによりO8が動作開始する
と、その初期処理の一環として、コンフィギユレーショ
ン・ファイルが読取られ、登録されている通信プログラ
ムがコンピュータ本体の内部メモリ3上にロードされる これに伴い、通信制御部8が起動され、すなわち、デー
タアクセス手段81が起動されて、処理種別を判断する
(ステップ111)。そして、初期処理であればステッ
プ112に進むが、一般の処理であれば、ステップ12
2に進む。
ステップ112においては、初期設定処理を行い、その
後、動作方式を判定する(ステップ]13)。その結果
、オフボード方式ならば、コンピュータ本体の内部メモ
リ3上に読み込まれているLANアダプタ初期設定手段
83が起動され、LANアダプタの初期設定を行う(ス
テップ114)。そして、LANアダプタの初期設定完
了後は、データ・アクセス手段81へ戻り、正常に終了
したか否かを判定しくステップ115)、正常に終了し
ていれば、LANアダプタ初期設定完了のメツセージを
CRT51上に表示させる(ステップ−]9− 116)。一方、エラーが発生していれば、エラーメツ
セージをCRT51上に表示させる(ステップ117)
ステップ113において、動作方式がオンボード方式で
あれば、データアクセス手段81は、LANアダプタ9
のメモリ上へ、LANアダプタ初期設定手段83、プロ
I・コル制御手段85、LANアダプタ制御手段87の
プログラムをロードする(ステップ118)。そして、
LANアダプタ9上においてLANアダプタ初期設定手
段83を起動して初期設定を行わせる(ステップ119
)。
この間、データアクセス手段81は、初期設定の結果を
待つ(ステップ120)。初期設定の結果が入力される
と、これを判定し、(ステップ121)、正常終了であ
れば、LANアダプタ初期設定完了のメツセージをCR
T51上に表示させる(ステップ116)。また、エラ
ーが発生していれば、エラーメツセージをCRT51J
二に表示させる(ステップ117)。
一方、ステップ111において、使用者にょる一20= コマンド操作や、アプリケーション・プログラムから他
のコンピュータへのデータ・アクセス要求であると判定
されると、通信制御部8のデータ・アクセス手段81は
、処理種別が一般処理として起動される。
データ・アクセス手段81は、渡された処理要求を解析
した後(ステップ122)、動作方式を判別しくステッ
プ123)、オフボード方式ならば、内部メモリ3上の
プロトコル制御手段85を起動する(ステップ124)
。プロ1−コル制御手段85は、物理的にLANメディ
アへデータ送出および受取りを行うLANアダプタ制御
手段87を起動する。そして、起動されたLANアダプ
タ制御手段87は、データ通信等の処理を行う(ステッ
プ125)。通信処理の完了後、動作はデータ・アクセ
ス手段81へ戻り、ステップ128へ進む。
これに対し、ステップ123で動作方式がオンボード方
式ならば、データアクセス手段81は、LANアダプタ
9上のプロトコル制御手段85を起動する(ステップ1
26)。その後、LANアダプタ9からの結果を待つ(
ステップ127)。
この間、LANアダプタ9上において起動されたプロト
コル制御手段85は、第6図(b)に示すように、プロ
トコル制御処理を行い(ステップ131)、更にLAN
アダプタ制御手段87を起動する。そして、LANアダ
プタ制御手段87は、物理的にLANメディアへデータ
送出および受取りを行う(ステップ132)。
ステップ132の処理完了後、LANアダプタ9から結
果が戻されると(ステップ127)、処理動作はデータ
・アクセス手段81へ戻り、ステップ128へ進む。
ステップ125または127の処理が終了した後、ステ
ップ128において、データ・アクセス手段81は、通
信完了に伴う各種処理を行い、その後、動作を終了する
(ステップ129)。
(以下余白) 実施例2 本実施例は、上述の実施例1とほぼ同様の構成である。
しかし、実施例1においては、第3図の通信プログラム
の動作環境設定中のプログラム動作方式の指定において
、オフボード方式か、オンボード方式の使用者による選
択のみであったものが、本実施例においては、第7図の
ように、動作環境設定時の使用者の選択肢として[メモ
リ容量による自動判定」という項目を、設けたものであ
る。
動作環境の受付時に、使用者が該項目を選択すると、動
作環境設定手段73は、現状の実装メモリ容量と、オフ
ボード方式の場合の占有メモリ容量とを算出し、その他
O8などの使用するメモリ容量を考慮して、残存メモリ
容量を求める。そして、この値を、評価して、オフボー
ド方式かオンボード方式かの判定を自動的に行う機能を
有している。
なお、判定結果について使用者の確認をとるため、ガイ
ダンスを表示して、使用者の入力操作を設けることも可
能である。
次に動作を説明する。
本実施例の動作は、第5図に示した実施例1とほぼ同様
であるが、第8図のフローチャートに示す動作が追加さ
れる。
つまり、使用者が第7図の動作環境設定画面のプログラ
ム動作方式において、「メモリ容量による自動判定」を
指定している場合には、第5図のステップ98における
二つの分岐に加えて、メモリ容量による自動判定を行う
三つ目の分岐が追加して設けられる。
該ステップ98おいて追加して設けられた分岐を示した
のが第8図である。
以下、第8図に示した追加部分の動作のみを説明する。
ステップ98において、メモリ容量による自動判定に分
岐されると、実装メモリ容量の算定(ステップ141)
や、オフボード方式の時の占有メモリ容量の算定(ステ
ップ142)を行い残存メモリ容量を求め評価を行う(
ステップ143)。
ステップ143において、残存メモリ容量が充分ある時
は、オフボード方式に決定され、コンフィギユレーショ
ン・ファイルを変更して、オフボード方式用のプログラ
ム名を登録する(ステップ144)。一方、残存メモリ
容量が少ない時は、オンボード方式に決定され、コンフ
ィギユレーション・ファイルを変更して、オンボード方
式用のプログラム名を登録する(ステップ145)。
ステップ144またはステップ145の後は、動作環境
設定完了のメツセージを表示して(ステップ146)、
第5図のステップ92へ進み、入力待ち状態となる。
また、ステップ143で、使用者の確認をとる必要があ
った場合は、CRT51にガイダンスを表示させ(ステ
ップ147)、使用者の確認操作を待つ(ステップ14
8)。
その結果、オフボード方式またはオンボード方式に確定
した場合は、ステップ144、またはステップ145に
進み、ステップ143において、直接、オフボード方式
またはオンボード方式のいずれかに決定した場合と同様
に動作をする。
一方、ステップ148で使用者が中止した場合は、ステ
ップ92に進み、使用者の入力を再度待つこととなる。
実施例3 本実施例は、上記実施例2とほぼ同様の構成。
動作であるが、動作方式の自動判定をメモリ容量ではな
く、コンピュータ本体のCPUの処理能力、例えば処理
速度、に基づいて行う点に特徴を有している。
本実施例の動作環境設定画面の例を第9図に示す。
使用者が、このCPU処理能力による自動判定を選択す
ると、動作環境設定手段73の処理において、コンピュ
ータ本体のCPU情報とLANアダプタ9上のCPUの
処理速度に関する情報を取得し、評価して、オフボード
方式かオンボード方式かの判定を自動的に行う。
なお、判定結果について使用者の確認をとるため、ガイ
ダンスを表示して、使用者の入力操作を設けることも可
能である。
また、コンピュータ本体及びLANアダプタ上のCPU
情報の自動取得が困難である場合には、ガイダンスを表
示して、使用プロセッサ名や動作クロック数などの情報
を、動作環境設定時、使用者に入力させる方式を採って
もよい。
以上の実施例を実現するための第5図のフローチャート
の追加処理分について、フローチャートを第10図に示
す。なお、このフローチャー1へ中のステップ98は第
5図中のステップ98に対応するものである。
使用者が第9図の動作環境設定画面の動作方式において
、CPU処理能力による自動判定を指定している場合に
は、第10図のステップ98において、CPU処理能力
による自動判定に分岐され、コンピュータ本体のCPU
情報の取得(ステップ15])や、LANアダプタ9上
のCPU情報の取得(ステップ152)を行い、相互の
CPU処理能力の評価を行う(ステップ153)。コン
ピュータ本体上のCPU処理能力が、充分に高い時はオ
フボード方式に決定され、コンフィギユレーション・フ
ァイルを変更して、オフボード方式用のプログラム名を
登録する(ステップ54)。−方、コンピュータ本体上
のCPU処理能力が充分でない時はオンボード方式に決
定され、コンフィギユレーション・ファイルを変更して
、オンボード方式用のプログラム名を登録する(ステッ
プ155)。ステップ154または155の後は、動作
環境設定完了のメツセージを表示して(ステップ156
)、第5図のステップ92へ戻り、入力待ちとなる。
一方、ステップ153で、使用者の確認をとる必要があ
る場合は、CRTT51上にガイダンスを表示して(ス
テップ157)、使用者の確認操作を待つ(ステップ1
58)。その結果、オフボード方式、又はオンボード方
式に決定した場合は、ステップ154またはステップ1
55に進み、コンフィギユレーション・ファイルを変更
し、以下同様に動作する。
一方、ステップ158において使用者が中止した場合は
、ステップ92へ進み、使用者の入力を再度待つことと
なる。
本実施例においては、動作方式を自動判定する際には、
CPU処理能力に基づいて判断しているが、これを実施
例2と組み合わせて、メモリ容量とCPU処理能力との
いずれによっても、自動判定できるようにしても良い。
以上のように上記実施例においては、通信プログラムを
、コンピュータ本体上で動作させるか、LANアダプタ
9上で動作させるかを選択することができる部分を有す
るため、使用環境に応じた通信端末装置を構築すること
ができる。
また、いずれにおいて動作させるかを、ユーザが使用す
るコンピュータ本体の実装メモリ容量やCPU処理能力
に基づいて、自動判定することができるため、ユーザの
負担が増すともない。
さらに、通信プログラムの動作環境の変更も、通信プロ
グラム起動状態を規定している情報のパラメータを変更
するだけで可能であり、通信プログラムの動作環境が変
更をやり直す必要がないため、融通性のある通信端末装
置の構築が行えるという効果もある。
なお、上記実施例においてはLANに接続されて使用さ
れる通信端末について述べたが、これに限定されるもの
ではなく、他の形態による通信でも構わない。また、伝
送路は、ケーブルを利用したものに限らず、無線による
通信にも適用することができる。
[発明の効果コ 本発明によれば、ユーザが使用するコンピュータ本体の
実装メモリ容量やCPUの処理能力等の動作環境条件に
応じた、効率のよい通信端末装置を容易に構築すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるコンピュータのシステム構
成を示すブロック図、第2図は動作環境設定部と通信制
御部の構成を示すブロック図、第3図は操作画面の例、
第4図は本発明を実施する場合に使用するファイル・デ
ータを示す説明図、第5図は本実施例の動作環境設定部
の処理を示すフローチャート、第6図は本実施例の通信
制御部の処理を示すフローチャート第7図は他の実施例
に使用する操作画面を示す説明図、第8図はその動作環
境設定部の行う処理の追加分を示すフローチャート、第
9図は別の実施例の操作画面を示す説明図、第10図は
その動作環境設定部の行う処理の追加分を示すフローチ
ャートである。 1・・・入力部、2・・・演算部、3・・内部メモリ、
4・・・外部記憶部、訃・・表示部、6・・・出力部、
7・・・動作環境設定部、8・・・通信制御部、9・・
・LANアダプタ、11・・キーボード、12・・ポイ
ンティング・デバイス、41・・・外部記憶装置、51
・・・CRT、61・・プリンタ、71・・・動作環境
受付手段、81・・・データアクセス手段、83・・・
LANアダプタ初期設定手段、85・・・プロトコル制
御手段、87・・・LANアダプタ制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、伝送路を介して他の情報処理装置とデータ通信を行
    う情報処理装置と、該情報処理装置と該ケーブルとを接
    続するアダプタ手段と、該情報処理装置および該アダプ
    タ手段上において動作するプログラムとを備えた通信端
    末装置において、 上記プログラムが、上記情報処理装置上において動作す
    るか、または、上記アダプタ手段上において動作するか
    を選択可能な選択可能部分を有することを特徴とする通
    信端末装置。 2、上記選択可能部分について上記情報処理装置上で動
    作させるか、または、上記アダプタ手段上で動作させる
    かを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の通信端末装置。 3、上記選択手段は、上記情報処理装置と上記アダプタ
    手段とのメモリ容量を確認し、上記部分を、上記情報処
    理装置上で動作するか、または、上記アダプタ手段上で
    動作するかを判断する機能を有することを特徴とする請
    求項1記載の通信端末装置。 4、上記選択手段は、上記情報処理装置と上記アダプタ
    手段との処理能力を判断し、上記部分を、該情報処理装
    置上で動作するか、または、上記アダプタ手段上で動作
    するかを、判断することを特徴とする請求項1記載の通
    信端末装置。 5、伝送路を介して他の情報処理装置とデータ通信を行
    う情報処理装置と、該情報処理装置と該ケーブルとを接
    続するアダプタ手段と、該情報処理装置および該アダプ
    タ手段上において動作するプログラムとを備えた通信端
    末装置において、 上記プログラムが、上記情報処理装置上において動作し
    情報処理装置のデータのアクセスを行うデータアクセス
    手段と、上記アダプタ手段上において動作し上記伝送路
    へのデータの入出力を行うアダプタ制御手段と、上記情
    報処理装置および/または上記アダプタ手段上において
    動作し、データを通信するためのプロトコルを制御する
    プロトコル制御手段と、上記アダプタ手段の設定を行う
    アダプタ設定手段とを有することを特徴とする通信端末
    装置。
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