JPH0418653Y2 - - Google Patents

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JPH0418653Y2
JPH0418653Y2 JP962286U JP962286U JPH0418653Y2 JP H0418653 Y2 JPH0418653 Y2 JP H0418653Y2 JP 962286 U JP962286 U JP 962286U JP 962286 U JP962286 U JP 962286U JP H0418653 Y2 JPH0418653 Y2 JP H0418653Y2
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JP
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activated carbon
carbon paper
pleated
inner tube
deodorizing device
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JP962286U
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車室内の空気浄化のために用いられ
る脱臭装置に関する。
(従来の技術) 最近の自動車や列車などでは、車室内の居住性
を向上させるために、空気調和設備の一環として
ダクトの吹口の近傍に脱臭装置を配設し、室内に
こもる合成建材や内張り材の材料臭、種々の塗料
臭、喫煙臭または体臭などを除去するようにして
おり、そのために、第4図に示すように同心状に
配置された金網からなるアウターチユーブaとイ
ンナーチユーブbの下側に環状の下部端板cを接
着して取付けたドーナツ状の容器中に砕石状の活
性炭mを所要の密度(0.4〜0.7g/cm3)に充填し、
開口端に同じく環状の上部端板dを取付け、室内
の汚れた空気を周囲部から取入れ、浄化した空気
を中心部から取出すようにした脱臭装置、また
は、粉末炭に適量のバインダーを混ぜ合せた原料
Mを第5図ロのようにシリンダC中に入れ、プラ
ンジヤPを操作して先端のダイスDから押出し、
格子状体または蜂の巣状体に成形したいわゆるハ
ニカム形状成形体を焼成賦活炉に入れて活性化し
た脱臭エレメントAを第5図イのように容器Bに
収容し、汚染空気を前後方向に流して浄化するよ
うにした装置などが用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来装置の前者では容積の大
小、使用場所などに拘らず、活性炭をがさつかな
いように過密状態に充填するため、汚染空気中の
塵埃などによつて目詰まりし易く、通気抵抗増大
の原因となり、また車体の振動などによつて活性
炭が摩耗し、その摩耗粉が気流に混ざつて二次公
害の恐れがある。
また、後者では脱臭エレメントが押出し成形品
であるために、通孔の内面が平滑化してしまい、
活性炭が特徴とする気孔率が少なくなり、それだ
け処理臭気との接触面積が減少して十分な吸着効
果が得られない難点があり、そして板状の成形体
であるために形を変形することができず、処理能
力の割に大きなセツト面積を必要とするなどの難
点がある。
そこで、この考案は通気抵抗が増大したり、摩
耗粉による二次公害が生じたりする恐れなく、ま
た、活性炭の気孔率を減少させず、セツト面積の
比較的に小さな脱臭装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的のもとにこの考案は、長手方向に山部
と谷部を交互にひだ付けし、そのひだ付け折り線
を互いに反対方向に傾斜させた帯状の活性炭紙を
上下に重ね、この重合活性炭紙を多孔のインナー
チユーブの周りに連続的に巻き付け、その上下端
には環状の端板を被着したことを特徴としてい
る。
(実施例) 図面参照の上この考案の実施例について説明す
れば、第1図において1および2は厚さが0.2mm
ないし1mm程度の帯状の上下に重ねられた活性炭
紙であるが、それぞれ活性炭せんいをそのまま抄
造したもの、シート紙の表面に活性炭粒子をバイ
ンダを介して添着したもの、または活性炭粉末に
バインダとしてのパルプを混ぜ合せて抄造したも
のなどでできており、各活性炭紙1,2は長手方
向に長手軸に対し傾斜してひだ付け加工され一定
高さの山部1a,2aと谷部1b,2bが交互に
多数形成されていて、上側の活性炭紙1の山部1
aおよび谷部1bの折り線の傾斜方向と、下側活
性炭紙2の山部2aおよび谷部2bの折り線の傾
斜方向とは互いに交差するように反対向きになさ
れている。そこで、上下の活性炭紙1,2の間に
は幅方向にひだ数と同じだけの通路5(第2図、
第3図)が形成される。しかして、折り線の傾き
の異なる所要長さの活性炭紙1と2が上下に重ね
られたまま、第2図のように多孔板または金網か
らなる所要高さのインナーチユーブ3の周りにら
せん状に連続して巻き付けられ、その上下端には
第3図のように環状の端板4a,4bが被着され
てドーナツト型の脱臭装置に形成される。
その使用に当たつては、空調設備のダクトの吹
口の近傍に配設され、車室内の汚染された空気が
インナーチユーブ3の周しに巻付け積層されたひ
だ付き活性炭紙1,2の外側から上、下活性炭紙
1,2の山部1a,2aと谷部1b,2bで形成
される放射状の通路5に矢印のように流入し、空
気中に含まれている種々の臭気が活性炭紙1,2
に吸気して除去され、浄化された空気はインナー
チユーブ3の内側に出て車室内に戻される。
(考案の効果) 以上のようにこの考案では、長手方向にひだ付
け加工した帯状の活性炭紙を用し、しかもひだ付
け折り線を反対方向に傾斜させたものを上下に重
ね、これを多孔のインナーチユーブの周りに巻き
付けたものなので、インナーチユーブの周囲に活
性炭紙の山部と谷部で多数の放射状の通路を形成
することができ、従来の粉石状の活性炭のように
通気抵抗を増大させたり、摩耗粉による二次公害
を生じる恐れなく、また、押出し成形品ではない
ので通路の内面が平滑化されず、充分な気孔率を
保持することができ、脱臭性能が高められ、しか
もドーナツ状をなしているのでセツト面積を節約
でき、使用し易いなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は折り線の傾きを異にした活性炭紙を重
ね合せた状態の斜視図。第2図は活性炭紙をイン
ナーチユーブに巻き付ける状態の斜視図。第3図
はこの考案の実施例の一部切断側面図。第4図は
従来の脱臭装置の一部切断側面図。第5図イは押
出し成形型の従来装置の斜視図。同図ロはその作
り方を示す側面図。 図中、1,2……活性炭紙、1a,2a……山
部、1b,2b……谷部、3……インナーチユー
ブ、4a,4b……端板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に山部と谷部を交互にひだ付けし、そ
    のひだ付け折り線を互いに反対方向に傾斜させた
    帯状の活性炭紙を上下に重ね、該重合活性炭紙を
    多孔のインナーチユーブの周りに連続的に巻き付
    け、その上下端には環状の端板4a,4bを被着
    してなる脱臭装置。
JP962286U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0418653Y2 (ja)

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JP962286U JPH0418653Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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JPS62123230U JPS62123230U (ja) 1987-08-05
JPH0418653Y2 true JPH0418653Y2 (ja) 1992-04-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000509327A (ja) * 1996-05-03 2000-07-25 エムハーベー フィルトラツィオーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト フィルタ材料及びフィルタ材料の製法並びにこのフィルタ材料から製作された吸着フィルタ

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JP4690698B2 (ja) * 2004-11-09 2011-06-01 三菱重工業株式会社 排煙処理装置

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