JPH04185225A - 感電事故防止装置 - Google Patents
感電事故防止装置Info
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- JPH04185225A JPH04185225A JP31460890A JP31460890A JPH04185225A JP H04185225 A JPH04185225 A JP H04185225A JP 31460890 A JP31460890 A JP 31460890A JP 31460890 A JP31460890 A JP 31460890A JP H04185225 A JPH04185225 A JP H04185225A
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- earth leakage
- leakage breaker
- electric shock
- prevention device
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
感電事故防止装置に関し、
安全性を高くすることを目的とし、
2次側コイルに負荷が接続される降圧トランスと、該降
圧トランスの1次側コイルに接続された漏電ブレーカと
、該2次側コイルと大地との間に接続され、所定電圧以
上が印加されたときに抵抗値が低下して該2次側コイル
を接地状態にする可変抵抗素子と、を備えて構成する。
圧トランスの1次側コイルに接続された漏電ブレーカと
、該2次側コイルと大地との間に接続され、所定電圧以
上が印加されたときに抵抗値が低下して該2次側コイル
を接地状態にする可変抵抗素子と、を備えて構成する。
【産業上の利用分野】
本発明は、感電事故防止装置に関する。
例えば熱圧着シークでは、ポリエチレン袋等の開口部を
ヒータで挟んで加熱圧着することにより、ポリエチレン
袋等を封止する。ヒーターへの供給電力は2kW程度と
比較的大きく、また、ヒーターは露出する可能性があり
、しかも、水で濡れた食品を袋内に封入したり或はアル
ミニューム箔をポリエチレンで覆った袋等を封止対象と
するので、感電事故の危険がある。 そこで、第9図に示す如く降圧トランスlOを用い、降
圧トランス10の2次側コイルにヒータ12a、12b
を並列接続し、降圧トランス10の1次側コイルにスイ
ッチ14を介してAC200Vの商用電源電圧を供給し
ていた。このスイッッチ14は、不図示のフットスイッ
チ又は押ボタンスイッチを押下すると不図示のタイマー
で設定された時間(0,1〜3秒間)オンになる。降圧
トランス10の2次側電圧は例えば48Vである。 これらヒータ12aと12bとの間にポリエチレン袋等
の開口部を挟み、スイッチ14をオンにすることにより
、ポリエチレン袋等が封止される。 しかし、降圧トランス10の2次側コイルには40八程
度の大電流が流れるので、降圧トランス10の絶縁が劣
化し易い。この絶縁劣化により降圧トランス10の1次
側コイルと2次側コイルとが短絡すると、ヒータ12a
、12bに高電圧が加わるので危険である。 これを防止するために、第10図に示す如く、降圧トラ
ンス1001次側コイルに漏電ブレーカ16を接続し、
降圧トランス10の2次側コイルを接地していた。この
構成によれば、1次側コイルと2次側コイルとが短絡す
ると、漏電ブレーカ16が作動して高電圧が遮断される
。
ヒータで挟んで加熱圧着することにより、ポリエチレン
袋等を封止する。ヒーターへの供給電力は2kW程度と
比較的大きく、また、ヒーターは露出する可能性があり
、しかも、水で濡れた食品を袋内に封入したり或はアル
ミニューム箔をポリエチレンで覆った袋等を封止対象と
するので、感電事故の危険がある。 そこで、第9図に示す如く降圧トランスlOを用い、降
圧トランス10の2次側コイルにヒータ12a、12b
を並列接続し、降圧トランス10の1次側コイルにスイ
ッチ14を介してAC200Vの商用電源電圧を供給し
ていた。このスイッッチ14は、不図示のフットスイッ
チ又は押ボタンスイッチを押下すると不図示のタイマー
で設定された時間(0,1〜3秒間)オンになる。降圧
トランス10の2次側電圧は例えば48Vである。 これらヒータ12aと12bとの間にポリエチレン袋等
の開口部を挟み、スイッチ14をオンにすることにより
、ポリエチレン袋等が封止される。 しかし、降圧トランス10の2次側コイルには40八程
度の大電流が流れるので、降圧トランス10の絶縁が劣
化し易い。この絶縁劣化により降圧トランス10の1次
側コイルと2次側コイルとが短絡すると、ヒータ12a
、12bに高電圧が加わるので危険である。 これを防止するために、第10図に示す如く、降圧トラ
ンス1001次側コイルに漏電ブレーカ16を接続し、
降圧トランス10の2次側コイルを接地していた。この
構成によれば、1次側コイルと2次側コイルとが短絡す
ると、漏電ブレーカ16が作動して高電圧が遮断される
。
しかしながら、降圧トランス1002次側コイルを接地
しているので、降圧トランス10の1次側コイルと2次
側コイルとが短絡していない通常の状態において、ヒー
タ12a又は12bに人体が触れると人体に電流が流れ
、この場合、漏電ブレーカ16に不平衡電流が流れない
ので漏電ブレーカ16は作動せず、危険である(常人の
場合の安全電圧は乾いた手で30V、濡れた手で20V
と言われている。)。 また、降圧トランスlOの1次側コイルと2次側コイル
とが短絡した場合、漏電ブレーカ16は定格感度電流値
(高感度形は30mA以下と規程。 一方、人体に対する危険電流は22.7mA、)以上の
不平衡電流が流れないと作動せず、作動時間(高速形は
100m5以内と規程。)も充分短いとは言えないので
、安全性に欠ける。 本発明の目的は、このような問題点に鑑み、安全性の高
い感電事故防止装置を提供することにある。
しているので、降圧トランス10の1次側コイルと2次
側コイルとが短絡していない通常の状態において、ヒー
タ12a又は12bに人体が触れると人体に電流が流れ
、この場合、漏電ブレーカ16に不平衡電流が流れない
ので漏電ブレーカ16は作動せず、危険である(常人の
場合の安全電圧は乾いた手で30V、濡れた手で20V
と言われている。)。 また、降圧トランスlOの1次側コイルと2次側コイル
とが短絡した場合、漏電ブレーカ16は定格感度電流値
(高感度形は30mA以下と規程。 一方、人体に対する危険電流は22.7mA、)以上の
不平衡電流が流れないと作動せず、作動時間(高速形は
100m5以内と規程。)も充分短いとは言えないので
、安全性に欠ける。 本発明の目的は、このような問題点に鑑み、安全性の高
い感電事故防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
第1図は第1の発明に係る感電事故防止装置の原理構成
を示す。 図中、1は降圧トランスであり、2次側コイルに負荷2
、例えば露出する可能性があるヒータが接続される。 3は漏電ブレーカであり、降圧トランス1ノ1次側コイ
ルに接続されている。 4は可変抵抗素子、例えば抵抗器とバリスタ又は抵抗器
とネオンランプが直列接続されたものであり、該2次側
コイルと大地との間に接続され、所定電圧以上が印加さ
れたときに抵抗値が低下して該2次側コイルを接地状態
にする。 第2図は第2の発明に係る感電事故防止装置の原理構成
を示す。 この感電事故防止装置は、上記構成に加え、不平衡電流
増幅手段5を備えており、不平衡電流増幅手段5は、可
変抵抗素子4の変化、例えば可変抵抗素子4の発光又は
可変抵抗素子4の端子間電圧の低下を検出したときに、
漏電ブレーカ3に不平衡電流を流す。 上記第2の発明は次のような態様(1)〜(3)を含ん
でいる。 (+、 )第1の態様では、第6図に示すように、可変
抵抗素子4はネオンランプであり、不平衡電流増幅手段
5は、該ネオンランプに相対して配置された受光素子と
、該受光素子からの光検出信号に応答して、漏電ブレー
カ3の互いに不導通の入力端子と出力端子との間を導通
状態にするスイッチ回路とを備えている。 (2)第2の態様では、第7図に示すように、可変抵抗
素子4はネオンランプであり、不平衡電流増幅手段5は
、該ネオンランプに相対して配置され、漏電ブレーカ3
の互いに不導通の入力端子と出力端子との間に接続され
た光導電素子を備えている。 (3)第3の態様では、第8図に示すように、可変抵抗
素子4はバリスタであり、不平衡電流増幅手段5は、該
バリスタの端子間電圧が基準電圧以上であるかどうかを
検出する検出手段と、該検出結果に応じて、前記漏電ブ
レーカの互いに不導通の入力端子と出力端子との間を導
通状態にするスイッチ回路とを備えている。
を示す。 図中、1は降圧トランスであり、2次側コイルに負荷2
、例えば露出する可能性があるヒータが接続される。 3は漏電ブレーカであり、降圧トランス1ノ1次側コイ
ルに接続されている。 4は可変抵抗素子、例えば抵抗器とバリスタ又は抵抗器
とネオンランプが直列接続されたものであり、該2次側
コイルと大地との間に接続され、所定電圧以上が印加さ
れたときに抵抗値が低下して該2次側コイルを接地状態
にする。 第2図は第2の発明に係る感電事故防止装置の原理構成
を示す。 この感電事故防止装置は、上記構成に加え、不平衡電流
増幅手段5を備えており、不平衡電流増幅手段5は、可
変抵抗素子4の変化、例えば可変抵抗素子4の発光又は
可変抵抗素子4の端子間電圧の低下を検出したときに、
漏電ブレーカ3に不平衡電流を流す。 上記第2の発明は次のような態様(1)〜(3)を含ん
でいる。 (+、 )第1の態様では、第6図に示すように、可変
抵抗素子4はネオンランプであり、不平衡電流増幅手段
5は、該ネオンランプに相対して配置された受光素子と
、該受光素子からの光検出信号に応答して、漏電ブレー
カ3の互いに不導通の入力端子と出力端子との間を導通
状態にするスイッチ回路とを備えている。 (2)第2の態様では、第7図に示すように、可変抵抗
素子4はネオンランプであり、不平衡電流増幅手段5は
、該ネオンランプに相対して配置され、漏電ブレーカ3
の互いに不導通の入力端子と出力端子との間に接続され
た光導電素子を備えている。 (3)第3の態様では、第8図に示すように、可変抵抗
素子4はバリスタであり、不平衡電流増幅手段5は、該
バリスタの端子間電圧が基準電圧以上であるかどうかを
検出する検出手段と、該検出結果に応じて、前記漏電ブ
レーカの互いに不導通の入力端子と出力端子との間を導
通状態にするスイッチ回路とを備えている。
第1の発明の作用は次の通りである。
降圧トランス1が正常の場合には、可変抵抗素f4に加
わる電圧が所定電圧より低いので、降圧トランス1の2
次側電圧はフローティング状態となっている。 したがって、この場合、人体が負荷2に触れても、人体
には電流が流れず、安全性が高くなる。 降圧トランス1の絶縁が劣化し、その1次側コイルと2
次側コイルとが短絡した場合には、2次側コイルが接地
状態となるので、漏電ブレーカ3に不平衡電流が流れ、
この電流が定格感度電流値量J−となって漏電ブレーカ
3が作動し、負荷2が電源から遮断される。 したがって、この場合、負荷2に人体が触れていても安
全である。 第2の発明では、上記の如く1次側コイルと2次側コイ
ルとが短絡して2次側コイルが接地状態りなると、可変
抵抗素子4の変化が検出され、漏電ブレーカ3に不平衡
電流がさらに流されて、不平衡電流が増幅され、この電
流が定格感度電流値量Eとなって漏電ブレーカ3が迅速
に作動し、負荷2が電源から遮断される。 したがって、この場合、安全性がさらに高くなる。 」1記態様(1)又は(2)のように、可変抵抗素子4
としてネオンランプを使用すれば、降圧トランス1の1
次側コイルと2次側コイルを試験的に接続することによ
り、ネオンランプが正常動作するかどうかを容易に確認
することができる。 上記態様(2)では、上記態様1又は3のようなスイッ
チ回路が不要となり、特別な電源も不要となるので゛、
構成が簡単になる。 また、上記態様(3)はバリスタを用いているので、上
記態様1又は2よりも一般に長寿命となる。
わる電圧が所定電圧より低いので、降圧トランス1の2
次側電圧はフローティング状態となっている。 したがって、この場合、人体が負荷2に触れても、人体
には電流が流れず、安全性が高くなる。 降圧トランス1の絶縁が劣化し、その1次側コイルと2
次側コイルとが短絡した場合には、2次側コイルが接地
状態となるので、漏電ブレーカ3に不平衡電流が流れ、
この電流が定格感度電流値量J−となって漏電ブレーカ
3が作動し、負荷2が電源から遮断される。 したがって、この場合、負荷2に人体が触れていても安
全である。 第2の発明では、上記の如く1次側コイルと2次側コイ
ルとが短絡して2次側コイルが接地状態りなると、可変
抵抗素子4の変化が検出され、漏電ブレーカ3に不平衡
電流がさらに流されて、不平衡電流が増幅され、この電
流が定格感度電流値量Eとなって漏電ブレーカ3が迅速
に作動し、負荷2が電源から遮断される。 したがって、この場合、安全性がさらに高くなる。 」1記態様(1)又は(2)のように、可変抵抗素子4
としてネオンランプを使用すれば、降圧トランス1の1
次側コイルと2次側コイルを試験的に接続することによ
り、ネオンランプが正常動作するかどうかを容易に確認
することができる。 上記態様(2)では、上記態様1又は3のようなスイッ
チ回路が不要となり、特別な電源も不要となるので゛、
構成が簡単になる。 また、上記態様(3)はバリスタを用いているので、上
記態様1又は2よりも一般に長寿命となる。
以下、図面に基づいて本発明に係る感電事故防止゛装置
の実施例を説明する。 (1)第1実施例 第3図は感電事故防止装置が適用された熱圧着シークを
示す。第10図と同一構成要素には同一符号を付してそ
の説明を省略する。 降圧トランスlOの2次側コイルの中点は、直列接続さ
れた電流制限抵抗器18とバリスタ20とを介して接地
されている。バリスタ20は、例えば第4図に示すよう
な電圧−電流特性を有しており、通常はその端子間電圧
が70V以下であって、オフ状態になっている。 一方、漏電ブレーカ16は、入力端子に配@L1、L2
が接続され、出力端子に配線し3、L4が接続されてお
り、配線し1と53間が導通され、配線し2とL4間が
導通され、これらの間の配線は内蔵された零相変流器内
を通っている。配線L1.53間に流れる電流と配線し
2、L4間に流れる電流との差(不平衡電流)が定格感
度電流値用上となると、漏電ブレーカ16が作動して配
線し1と53間及び配線し2とL4間が遮断される。 次に、上記の如く構成された本実施例の動作を説明する
。 ヒータ12aと12bとの間にポリエチレン袋等の開口
部を挟み、スイッチ14をオンにすると、この間にヒー
タ12a、12bに流れる電流によリヒータ12a、1
2bからジュール熱が発生してポリエチレン袋等の開口
部が加熱圧着され、ポリエチレン袋等が封止される。こ
の通電の際、ヒータ12a、12bに人体が触れても、
バリスタ20がオフ状態になっているので、人体には電
流が流れず、安全である。 降圧トランス10の絶縁が劣化し、その1次側コイルと
2次側コイルとが短絡した状態において、スイッチ14
をオンにすると、バリスタ20の端子間に高電圧が加わ
り、バリスタ20の抵抗値が急低下する。これにより、
漏電ブレーカ】6に不平衡電流が流れ、漏電ブレーカ1
6が作動して配置1L1と53間及び配線し2とL4間
が遮断状態になる。 したがって、このような漏電状態の時にヒータ12a、
1.2bに人体が触れていても、安全である。 なお、電流制限抵抗器18は漏電時にバリスタ20が損
傷するのを防止するためのものであり、必須のものでは
ない。 (2)第2実施例 第5図は感電事故防止装置が適用された熱圧着シークを
示す。第3図と同一構成要素には同一符号を付してその
説明を省略する。 この熱圧着シークでは、降圧トランス10の2次側コイ
ルの一方の端点が、直列接続された電流制限抵抗器18
とバリスタ20とを介して接地されている。他の点は第
1実施例と同一である。 (3)第3実施例 第6図は感電事故防止装置が適用された熱圧着シークを
示す。第3図と同一構成要素には同一符号を付してその
説明を省略する。 降圧トランス10の2次側コイルは、直列接続された電
流制限抵抗器18とネオンランプ21とを介して接地さ
れている。ネオンランプ21の放電電圧は70V程度で
あり、通常はオフ状態になっている。このネオンランプ
21に相対して、受光素子22、例えばホトトランジス
タ又はCdS光導電素子が配置されており、ネオンラン
プ21が放電発光すると、受光素子22はこれを検出し
、その検出信号を、例えば無接点リレーであるスイッチ
回路24の制御端子に供給する。スイッチ回路24は、
通常、端子TI、72間が遮断状態となっており、制御
端子が受光素子22から光検出信号を受は取ると、端子
Tl、T2間が導通状態となる。 一方、配線Llは配線し5を介してスイッチ回路24の
端子Tlに接続され、配線し4は配線し6、電流制限抵
抗器26を介してスイッチ回路24の端子T2に接続さ
れている。 次に、上記の如く構成された本実施例の動作を説明する
。 通常は、」1記同様に、ヒータ12a、12bに人体が
触れても、ネオンランプ21がオフ状態になっているの
で、人体には電流が流れず、安全である。 降圧トランス10の絶縁が劣化し、その1次側フィルと
2次側コイルとが短絡した状態において、スイッチ14
をオンにすると、ネオンランプ21の端子間に高電圧が
加わり、ネオンランプ21が放電発光してその抵抗値が
低下する。これにより、漏電ブレーカ16に不平衡電流
が流れる。一方、この発光が受光素子22で検出されて
、スイッチ回路24の端子TI、T2間が導通状態とな
り、漏電ブレーカ16の外部の配線L1、L5、端子”
1”1、T2、電流制限抵抗器26、配線L6及びI、
4を通り、漏電ブレーカ16内を通って配線L2に電流
が流れるので、漏電ブレーカ16に流れる不平衡電流が
増幅される。 不平衡電流が定格感度電流値具E流れると、漏電ブレー
カ16が作動して配線し1とL3間及び配線I、2と1
.4間が遮断状態になる。 したがって、このような漏電状態の時にヒータ12a、
12bに人体が触れていても、電流制限抵抗器18、ネ
オンランプ21を通って大地に電流が流れ、かつ、前記
増幅作用により漏電ブレーカ16が従来よりも短時間で
作動するので、安全性が高くなる。 なお、電流制限抵抗器18は漏電時にネオンランプ2I
が損傷するのを防止するだめのものであり、必須のもの
ではない。 (4)第4実施例 第7図は第4実施例の感電事故防止装置が適用された熱
圧着シークを示す。 この実施例では、第6図に示す受光素子22として光導
電セル28を用い、第6図に示すスイッチ回路24を用
いずに、光導電セル28の一方の端子を配線し5を介し
て配線し1に接続し、光導電セル28の他方の端子を電
流制限抵抗器26、配線し6を介して配線し4に接続し
ている。光導電セル28の抵抗値は、通常の状態では数
MΩであり、ネオンランプ21の発光を検出すると数に
Ωに低下する。 し、たがって、通常の状態では漏電ブレーカ1Gに流れ
る不平衡電流が定格感度電流値以下となり、漏電ブレー
カ16は作動しない。ネオンランプ21の発光を光導電
セル28が検出すると、漏電ブレーカ16に流れる不平
衡電流が直ちに定格感度電流値具−Eとなって漏電ブレ
ーカ16が作動する。 他の点は」−記第3実施例と同一である。 (5)第5実施例 第8図は第5実施例の感電事故防止装置が適用された熱
圧着シークを示す。 この感電事故防止装置では、第6図に示ずネオンランプ
20の代わりに、バリスタ20とフォトカブラ30の発
光ダイオード30aとを直列接続したものを用いている
。また、第6図に示す受光素子22の代わりに、フォト
カブラ30のフォトトランジスタ30))とフォトトラ
ンジスタ30bのオン・オフを検出する検出回路32と
を用いている。発光ダイオード30aの発光が検出され
ると、検出回路32の出力が反転し、これに応答してス
イッチ回路24の端子Tl5T2間が導通状態となる。 他の点は上記第3実施例と同一である。 なお、上記各実施例では本発明を熱圧着シークに適用1
.た場合を説明したが、本発明は各種電気装置に適用可
能である。
の実施例を説明する。 (1)第1実施例 第3図は感電事故防止装置が適用された熱圧着シークを
示す。第10図と同一構成要素には同一符号を付してそ
の説明を省略する。 降圧トランスlOの2次側コイルの中点は、直列接続さ
れた電流制限抵抗器18とバリスタ20とを介して接地
されている。バリスタ20は、例えば第4図に示すよう
な電圧−電流特性を有しており、通常はその端子間電圧
が70V以下であって、オフ状態になっている。 一方、漏電ブレーカ16は、入力端子に配@L1、L2
が接続され、出力端子に配線し3、L4が接続されてお
り、配線し1と53間が導通され、配線し2とL4間が
導通され、これらの間の配線は内蔵された零相変流器内
を通っている。配線L1.53間に流れる電流と配線し
2、L4間に流れる電流との差(不平衡電流)が定格感
度電流値用上となると、漏電ブレーカ16が作動して配
線し1と53間及び配線し2とL4間が遮断される。 次に、上記の如く構成された本実施例の動作を説明する
。 ヒータ12aと12bとの間にポリエチレン袋等の開口
部を挟み、スイッチ14をオンにすると、この間にヒー
タ12a、12bに流れる電流によリヒータ12a、1
2bからジュール熱が発生してポリエチレン袋等の開口
部が加熱圧着され、ポリエチレン袋等が封止される。こ
の通電の際、ヒータ12a、12bに人体が触れても、
バリスタ20がオフ状態になっているので、人体には電
流が流れず、安全である。 降圧トランス10の絶縁が劣化し、その1次側コイルと
2次側コイルとが短絡した状態において、スイッチ14
をオンにすると、バリスタ20の端子間に高電圧が加わ
り、バリスタ20の抵抗値が急低下する。これにより、
漏電ブレーカ】6に不平衡電流が流れ、漏電ブレーカ1
6が作動して配置1L1と53間及び配線し2とL4間
が遮断状態になる。 したがって、このような漏電状態の時にヒータ12a、
1.2bに人体が触れていても、安全である。 なお、電流制限抵抗器18は漏電時にバリスタ20が損
傷するのを防止するためのものであり、必須のものでは
ない。 (2)第2実施例 第5図は感電事故防止装置が適用された熱圧着シークを
示す。第3図と同一構成要素には同一符号を付してその
説明を省略する。 この熱圧着シークでは、降圧トランス10の2次側コイ
ルの一方の端点が、直列接続された電流制限抵抗器18
とバリスタ20とを介して接地されている。他の点は第
1実施例と同一である。 (3)第3実施例 第6図は感電事故防止装置が適用された熱圧着シークを
示す。第3図と同一構成要素には同一符号を付してその
説明を省略する。 降圧トランス10の2次側コイルは、直列接続された電
流制限抵抗器18とネオンランプ21とを介して接地さ
れている。ネオンランプ21の放電電圧は70V程度で
あり、通常はオフ状態になっている。このネオンランプ
21に相対して、受光素子22、例えばホトトランジス
タ又はCdS光導電素子が配置されており、ネオンラン
プ21が放電発光すると、受光素子22はこれを検出し
、その検出信号を、例えば無接点リレーであるスイッチ
回路24の制御端子に供給する。スイッチ回路24は、
通常、端子TI、72間が遮断状態となっており、制御
端子が受光素子22から光検出信号を受は取ると、端子
Tl、T2間が導通状態となる。 一方、配線Llは配線し5を介してスイッチ回路24の
端子Tlに接続され、配線し4は配線し6、電流制限抵
抗器26を介してスイッチ回路24の端子T2に接続さ
れている。 次に、上記の如く構成された本実施例の動作を説明する
。 通常は、」1記同様に、ヒータ12a、12bに人体が
触れても、ネオンランプ21がオフ状態になっているの
で、人体には電流が流れず、安全である。 降圧トランス10の絶縁が劣化し、その1次側フィルと
2次側コイルとが短絡した状態において、スイッチ14
をオンにすると、ネオンランプ21の端子間に高電圧が
加わり、ネオンランプ21が放電発光してその抵抗値が
低下する。これにより、漏電ブレーカ16に不平衡電流
が流れる。一方、この発光が受光素子22で検出されて
、スイッチ回路24の端子TI、T2間が導通状態とな
り、漏電ブレーカ16の外部の配線L1、L5、端子”
1”1、T2、電流制限抵抗器26、配線L6及びI、
4を通り、漏電ブレーカ16内を通って配線L2に電流
が流れるので、漏電ブレーカ16に流れる不平衡電流が
増幅される。 不平衡電流が定格感度電流値具E流れると、漏電ブレー
カ16が作動して配線し1とL3間及び配線I、2と1
.4間が遮断状態になる。 したがって、このような漏電状態の時にヒータ12a、
12bに人体が触れていても、電流制限抵抗器18、ネ
オンランプ21を通って大地に電流が流れ、かつ、前記
増幅作用により漏電ブレーカ16が従来よりも短時間で
作動するので、安全性が高くなる。 なお、電流制限抵抗器18は漏電時にネオンランプ2I
が損傷するのを防止するだめのものであり、必須のもの
ではない。 (4)第4実施例 第7図は第4実施例の感電事故防止装置が適用された熱
圧着シークを示す。 この実施例では、第6図に示す受光素子22として光導
電セル28を用い、第6図に示すスイッチ回路24を用
いずに、光導電セル28の一方の端子を配線し5を介し
て配線し1に接続し、光導電セル28の他方の端子を電
流制限抵抗器26、配線し6を介して配線し4に接続し
ている。光導電セル28の抵抗値は、通常の状態では数
MΩであり、ネオンランプ21の発光を検出すると数に
Ωに低下する。 し、たがって、通常の状態では漏電ブレーカ1Gに流れ
る不平衡電流が定格感度電流値以下となり、漏電ブレー
カ16は作動しない。ネオンランプ21の発光を光導電
セル28が検出すると、漏電ブレーカ16に流れる不平
衡電流が直ちに定格感度電流値具−Eとなって漏電ブレ
ーカ16が作動する。 他の点は」−記第3実施例と同一である。 (5)第5実施例 第8図は第5実施例の感電事故防止装置が適用された熱
圧着シークを示す。 この感電事故防止装置では、第6図に示ずネオンランプ
20の代わりに、バリスタ20とフォトカブラ30の発
光ダイオード30aとを直列接続したものを用いている
。また、第6図に示す受光素子22の代わりに、フォト
カブラ30のフォトトランジスタ30))とフォトトラ
ンジスタ30bのオン・オフを検出する検出回路32と
を用いている。発光ダイオード30aの発光が検出され
ると、検出回路32の出力が反転し、これに応答してス
イッチ回路24の端子Tl5T2間が導通状態となる。 他の点は上記第3実施例と同一である。 なお、上記各実施例では本発明を熱圧着シークに適用1
.た場合を説明したが、本発明は各種電気装置に適用可
能である。
以上説明した如く、第1及び第2の発明に係る感電事故
防止装置では、降圧トランスが正常の場合にはその2次
側電圧がフローティング状態となって、人体が負荷に触
れても人体には電流が流れず、また、降圧トランスの絶
縁が劣化してその1次側コイルと2次側フィルとが短絡
した場合には2次側コイルが接地状態となって、漏電ブ
レーカに不平衡電流が流れ、第1の発明では、この電流
が定格感度電流値以上となって漏電ブレーカが作動する
ので、安全性が従来よりも高くなるという効果を奏し、
第2の発明では、可変抵抗素子の変化が検出されて不平
衡電流が増幅され、従来よりも短時間で定格感度電流値
以上となって漏電ブレーカが作動するので、安全性がさ
らに高くなるという優れた効果を奏する。 また、上述した第2の発明の態様1又は2のように、可
変抵抗素子としてネオンランプを使用すれば、降圧トラ
ンスの1次側コイルと2次側コイルを試験的に接続する
ことにより、ネオンランプが正常動作するかどうかを容
易に確認することができるという効果を奏する。 態様2では、態Ill又は3のようなスイッチ回路が不
要となり、特別な電源も不要となるので、構成が簡単に
なるという効果を奏する。 また、態様3はバリスタを用いているので、態様1又は
2よりも一般に長寿命となるという効果を奏する。
防止装置では、降圧トランスが正常の場合にはその2次
側電圧がフローティング状態となって、人体が負荷に触
れても人体には電流が流れず、また、降圧トランスの絶
縁が劣化してその1次側コイルと2次側フィルとが短絡
した場合には2次側コイルが接地状態となって、漏電ブ
レーカに不平衡電流が流れ、第1の発明では、この電流
が定格感度電流値以上となって漏電ブレーカが作動する
ので、安全性が従来よりも高くなるという効果を奏し、
第2の発明では、可変抵抗素子の変化が検出されて不平
衡電流が増幅され、従来よりも短時間で定格感度電流値
以上となって漏電ブレーカが作動するので、安全性がさ
らに高くなるという優れた効果を奏する。 また、上述した第2の発明の態様1又は2のように、可
変抵抗素子としてネオンランプを使用すれば、降圧トラ
ンスの1次側コイルと2次側コイルを試験的に接続する
ことにより、ネオンランプが正常動作するかどうかを容
易に確認することができるという効果を奏する。 態様2では、態Ill又は3のようなスイッチ回路が不
要となり、特別な電源も不要となるので、構成が簡単に
なるという効果を奏する。 また、態様3はバリスタを用いているので、態様1又は
2よりも一般に長寿命となるという効果を奏する。
第1図は第1の発明に係る感電事故防止装置の原理構成
を示すブロック図、 第2図は第2の発明に係る感電事故防止装置の原理構成
を示すブロック図である。 第3図及び第4図は本発明の第1実施例に係り、第3図
は本発明に係る感電事故防止装置が適用された熱圧着シ
ークの回路図、 第4図はバリスタの電圧−電流特性図である。 第5図乃至第8図は本発明に係る感電事故防止装置が適
用された第2乃至第5実施例の熱圧着シークの回路図で
ある。 第9図及び第10図は従来の感電事故防止装置が適用さ
れた熱圧着シークの回路図である。 図中、 10は降圧トランス 12a、12bはヒータ 14はスイッチ 20はバリスタ 21はネオンランプ Ll、L2、L3、L4、L5、L6は配線28は光導
電セル C200V C200V A、C200V 従来の熱圧着シーク 第9図 従来の熱圧着シーク 第10図
を示すブロック図、 第2図は第2の発明に係る感電事故防止装置の原理構成
を示すブロック図である。 第3図及び第4図は本発明の第1実施例に係り、第3図
は本発明に係る感電事故防止装置が適用された熱圧着シ
ークの回路図、 第4図はバリスタの電圧−電流特性図である。 第5図乃至第8図は本発明に係る感電事故防止装置が適
用された第2乃至第5実施例の熱圧着シークの回路図で
ある。 第9図及び第10図は従来の感電事故防止装置が適用さ
れた熱圧着シークの回路図である。 図中、 10は降圧トランス 12a、12bはヒータ 14はスイッチ 20はバリスタ 21はネオンランプ Ll、L2、L3、L4、L5、L6は配線28は光導
電セル C200V C200V A、C200V 従来の熱圧着シーク 第9図 従来の熱圧着シーク 第10図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)、2次側コイルに負荷(2)が接続される降圧トラ
ンス(1)と、 該降圧トランスの1次側コイルに接続された漏電ブレー
カ(3)と、 該2次側コイルと大地との間に接続され、所定電圧以上
が印加されたときに抵抗値が低下して該2次側コイルを
接地状態にする可変抵抗素子(4)と、 を有することを特徴とする感電事故防止装置。 2)、前記可変抵抗素子の変化を検出したときに前記漏
電ブレーカに不平衡電流を流す不平衡電流増幅手段(5
)を有することを特徴とする請求項1記載の感電事故防
止装置。 3)、前記可変抵抗素子(4)はネオンランプ(21)
であり、 前記不平衡電流増幅手段(5)は、 該ネオンランプに相対して配置された受光素子(22)
と、 該受光素子からの光検出信号に応答して、前記漏電ブレ
ーカの互いに不導通の入力端子と出力端子との間を導通
状態にするスイッチ回路(24)と、 を有することを特徴とする請求項2記載の感電事故防止
装置。 4)、前記可変抵抗素子(4)はネオンランプ(21)
であり、 前記不平衡電流増幅手段(5)は、 該ネオンランプに相対して配置され、前記漏電ブレーカ
の互いに不導通の入力端子と出力端子との間に接続され
た光導電素子(28)を有することを特徴とする請求項
2記載の感電事故防止装置。 5)、前記可変抵抗素子(4)はバリスタ(20)であ
り、 前記不平衡電流増幅手段(5)は、 該バリスタの端子間電圧が基準電圧以上であるかどうか
を検出する検出手段(30、32)と、該検出結果に応
じて、前記漏電ブレーカの互いに不導通の入力端子と出
力端子との間を導通状態にするスイッチ回路(24)と
、 を有することを特徴とする請求項2記載の感電事故防止
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31460890A JPH04185225A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 感電事故防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31460890A JPH04185225A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 感電事故防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185225A true JPH04185225A (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=18055347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31460890A Pending JPH04185225A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 感電事故防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04185225A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721901A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Rinnai Corp | 電気器具及びこれに用いる漏電遮断器 |
JP2011222228A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Murata Mfg Co Ltd | イオン発生装置 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31460890A patent/JPH04185225A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721901A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Rinnai Corp | 電気器具及びこれに用いる漏電遮断器 |
JP2011222228A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Murata Mfg Co Ltd | イオン発生装置 |
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