JPH04184712A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH04184712A
JPH04184712A JP31720990A JP31720990A JPH04184712A JP H04184712 A JPH04184712 A JP H04184712A JP 31720990 A JP31720990 A JP 31720990A JP 31720990 A JP31720990 A JP 31720990A JP H04184712 A JPH04184712 A JP H04184712A
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JP
Japan
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magnetic recording
recording medium
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polishing
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Application number
JP31720990A
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Inventor
Tosaku Nishiyama
東作 西山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録媒体の製造方法に係り、特に磁気テー
プ、フロッピーディスク等の研摩性を向上させた磁気記
録媒体の製造方法に関するものである。
従来の技術 磁性粒子、バインダ、添加剤等より成る磁気記録媒体は
、記録密度の増加に伴い薄膜化および表面精度の向上が
要求され、一般に磁気記録媒体の研摩によりその目的が
達成されている。具体的な方法として、ビデオテープの
研摩方法を例にとり説明する。第2図において、3は非
磁性支持体上に磁性塗料およびバックコート塗料を塗布
した後、硬化を行って作ったビデオテープ、2はAe 
203、S i C,Fe2O3等を研摩砥粒として用
いたラッピングテープ、4は各テープを支持するための
鋼材製ガイドポストである。ビデオテープ3は速度10
0m/m i nで矢印Aの方向に走行している。ラッ
ピングテープ2は速度20IWl/m i nで矢印B
の方向に走行している。ビデオテープ3はガイドポスト
4上に巻き付けられたラッピングテープ3と接触、研摩
させられることにより、塗膜上の微小突起、微小異物等
が除去され、所定の表面精度を出している。
通常のビデオテープは磁性層のみを研摩しているが、高
密度ビデオテープの場合においては、磁性面だけでなく
、バックコート面の研摩も行っている。上記塗膜欠陥等
は、ドロップアウト(記録、再生信号の欠落)、出力変
動等の原因となるものであり、特に高密度ビデオテープ
、高密度フロッピーディスク等においては、磁性塗膜、
バックコート塗膜表面の研摩は品質9歩留りの向上に大
きく貢献している。
研摩性の向上を図る方法としては、従来から種種、提案
されており、例えば特開昭61−136764号公報に
は、加圧エアーを用いたフロッピーディスクの研摩方法
が示されている。この方法は加圧エアーの風圧によりラ
ッピングテープを回転しているフロッピーディスクに押
し付け、研摩を行う方法であるが、これは研摩粉等のフ
ロッピーディスク上の粉塵を加圧エアーで吹き飛ばすこ
とを目的としたものであり、またフロッピーディスクの
両面に相対向して加圧エアーを噴出することにより、ラ
ッピングテープとフロッピーディスクの均一で適切な圧
力の接触を得ることができ、高精度なフロッピーディス
ク表面を形成することを特徴とするものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら磁気記録媒体の研摩を行うため、磁気記録
媒体をラッピングテープに接触、走行させた場合、走行
速度が高速になると磁気記録媒体とラッピングテープの
接触面に空気層を生じ、浮上するため、磁気記録媒体と
ラッピングテープが十分接触せず、十分な研摩効果が得
られないという問題点を有していた。
また、この空気層による浮上を防止するため加圧エアー
の風圧を磁気記録媒体あるいはラッピングテープに加え
ながら研摩する上記の従来技術は膜厚が80μmと比較
的厚いフロッピーディスクの場合には有効であるが、こ
の方法をビデオテープ等、特に総厚30μm以下の磁気
記録媒体に用いると、膜厚が薄く、テープの剛性が低い
ため、空気の風圧により走行しているビデオテープが大
きく震え、しわが発生し、ドロップアウト、出力変動、
走行不良等の原因となるという問題が生じるため、ビデ
オテープの研摩には使用できない。
また、ビデオテープを研摩した際に生じる削りかす等の
粉塵がビデオテープに付着するため、十分な研摩効果が
得られないという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、比較的薄い膜厚の磁気記録媒
体の、走行速度が高(でも十分な研摩効果が得られる磁
気記録媒体の研摩方法を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するものであり、支持体および
砥粒層から成る研摩部材に磁気記録媒体を接触走行させ
ながら研摩を行うに際し、磁石より成る円柱状ガイドポ
スト上に研摩部材および磁気記録媒体を巻き付けて研摩
を行うものである。
また、研摩部材および磁気記録媒体を巻き付けた円柱状
ガイドポストを20KHz以上の周波数で振動させなが
ら研摩を行うものである。
作用 上記のように本発明の研摩方法は、塗膜の研摩を行うた
めに、磁気記録媒体を研摩部材に接触。
高速走行させても、磁気記録媒体と磁石より成る円柱上
ガイドポストの間に磁気的な吸引力が生じ、磁気記録媒
体と研摩部材間への空気の巻き込みを防止することがで
き、磁気記録媒体と研摩部材の十分な接触が実現され、
さらに磁気記録媒体の大きな震えは起こらず、し゛わ、
折れ等の発生がな(、良好な研摩性が得られる。
また、本発明の研摩方法は、塗膜の研摩を行うため磁石
より成る円柱上ガイドポストを用いているが、磁気記録
媒体を研摩した際に生じる、磁気記録媒体の削りかす等
の粉塵が磁石より成る円柱上ガイドポストに磁気的な吸
引力により吸い寄せられるため、磁気記録媒体上に削り
かすが付着することを防止することができ、十分な研摩
効果が得られる。
さらに、円柱状ガイドポストを20KHz以上の周波数
で振動させることにより磁気記録媒体と研摩部材の間に
生じた空気層を破壊することができ、磁気記録媒体と研
摩部材の十分な接触が実現され、磁気記録媒体の十分な
研摩が実現される。
実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録媒体の製造方法につい
て、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の磁
気記録媒体の研摩方法を示すものである。第1図におい
て表面研摩仕上げを行った磁石を用いた直径8■のガイ
ドポスト1に巻き付は角135度で巻き付けられたラッ
ピングテープ2は、矢印Bの方向に張力80g、速度3
0m/minの条件で走行している。幅が1/2インチ
の高密度ビデオテープ3はラッピングテープ2に磁性面
が接触するように巻き付は角90度で巻き付けられ、矢
印Aの方向に張力80g、速度300m/m i nの
条件で走行している。ガイドボスト1は50Hzから5
0KHzまでの任意の周波数で振動させることができ、
振動方向はポスト中心軸方向、直径方向いずれでも同様
な効果が得られる。本実施例で使用したラッピングテー
プ2は、厚さ20μm、幅251111のポリエステル
フィルムの上に、平均粒径1.5μmの砥粒を含む砥粒
層が4〜5μmの厚さで形成されたもので、ビデオテー
プ3よりも輻を広くしである。本実施例においては以上
のようにしてビデオテープをラッ  □ピングテープに
接触走行させて研摩を行った。
実施例1 フェライト磁石より成る磁石ガイドポストを、振動させ
ずに、上述のごとくビデオテープの研摩を行った。
実施例2 磁石ガイドポストを周波数10KHzで振動させた他は
実施例1と同様の条件で研摩を行った。
実施例3 磁石ガイドポストを周波数20KHzで振動させた他は
実施例1と同様の条件で研摩を行った。
実施例4 磁石ガイドポストを周波数40KHzで振動させた他は
実施例1と同様の条件で研摩を行った。
実施例5 磁石ガイドポストとしてサマリュームコバルト系希土類
磁石を用いた他は実施例1と同様の条件で研摩を行った
実施例6 磁石ガイドポストを周波数10KHzで振動させた他は
実施例5と同様の条件で研摩を行った。
実施例7 磁石ガイドポストを周波数20KHzで振動させた他は
実施例5と同様の条件で研摩を行った。
実施例8 磁石ガイドポストを周波数40KH7で振動させた他は
実施例5と同様の条件で研摩を行った。
比較例 なお、比較例として鋼材製ガイドポストを用いた他は、
実施例1と同様の条件で研摩を行った。
以上のように研摩を行ったビデオテープは市販されてい
るVH8方式のビデオデツキを使用しドロップアウトの
測定を行うことにより、効果の確認を行った結果を第1
表に示す。
(以 下 余 白) 第1表 第1表において、ドロップアウトは幅I QIjsec
、深さ10dB以上の大きさのものを検出した。
第1表より明らかなように本発明の研摩方法を用いると
、ドロップアウトを大幅に低減することができる。特に
磁力の強いサマリュームコバルト系希土類磁石から成る
ガイドポストを用いた場合、さらに効果が大きい。
またガイドポストを20KHz以上の周波数で振動させ
た場合の方が効果は大きい。
なお、本発明の方法はフロッピーディスク、磁気シート
等、他の磁気記録媒体、磁気テープ等にも適用できる。
またガイドポストの振動による空気層の破壊効果により
磁気テープ以外の研摩にも有効である。
発明の効果 本発明によれば、磁気記録媒体の研摩を行うに際して、
磁気記録媒体と研摩部材の接触面に空気層が生じるのを
防止することができ、磁気記録媒体と研摩部材が十分に
接触し良好な研摩性が得られ、また、磁気記録媒体の削
りかす等の粉塵が付着すること無(、ドロップアウトの
少ない、高精度の塗膜表面をなす磁気記録媒体を歩留ま
り良く、高速で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気記録媒体の製造
方法を示す概略図、第2図は従来の磁気記録媒体の製造
方法を示す概略図である。 1・・・・・・磁石ガイドポスト、2・・・・・・ラッ
ピングテープ、3・・・・・・ビデオテープ、4・・・
・・・鋼材製ガイドポスト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体および砥粒層から成る研摩部材に、磁気記
    録媒体を接触走行させながら研摩を行うに際し、磁石か
    ら成る円柱状ガイドポスト上に研摩部材および磁気記録
    媒体を巻き付け、磁気記録媒体の研摩を行うことを特徴
    とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. (2)円柱状ガイドポストを20KHz以上の周波数で
    振動させながら磁気記録媒体の研摩を行うことを特徴と
    する請求項(1)記載の磁気記録媒体の製造方法。
JP31720990A 1990-11-20 1990-11-20 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPH04184712A (ja)

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