JPH04183212A - 分岐部のシール方法 - Google Patents

分岐部のシール方法

Info

Publication number
JPH04183212A
JPH04183212A JP31256290A JP31256290A JPH04183212A JP H04183212 A JPH04183212 A JP H04183212A JP 31256290 A JP31256290 A JP 31256290A JP 31256290 A JP31256290 A JP 31256290A JP H04183212 A JPH04183212 A JP H04183212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch
sealing material
cable
sleeve
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31256290A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Ikeda
良一 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP31256290A priority Critical patent/JPH04183212A/ja
Publication of JPH04183212A publication Critical patent/JPH04183212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電カケープル、通信ケーブル等のケーブルの分
岐接続部をスリーブで水密に包囲する場合に使用する分
岐部のシール方法に関するものである。
(従来の技術) 電カケープル、通信ケーブル等のケーブル接続部におい
ては、絶縁、防食等のためにスリーブ等で水密に被覆す
ることが必要である。
従来、ケーブル接続部を熱収縮性のプラスチックスリー
ブで被覆して水密化を図ることが公知である。
而るに、ケーブルの分岐接続部においては、幹線ケーブ
ル部分と支線ケーブル部分との間に間隙が存在し、単に
熱収縮性プラスチックスリーブを被覆しただけでは水密
性を付与し得ない。
このため、ケーブル分岐接続部の上記間隙に不定形シー
ル材を詰め、そのうえで、熱収縮性プラスチックスリー
ブを被覆することが提案されている。
しかしながら、この方法では不定形シール材とケーブル
外面との間並びに不定形シール材と熱収縮性プラスチッ
クスリーブとの間が、単なる加圧接触にとどまり、物理
的一体化が期待できないので、シール性の長期安定性、
信頼性等に問題がある。
本発明の目的はケーブル分岐部のシールに上記の不定形
シール材を使用するにもかかわらず、ケーブル分岐部に
充分なシール性を付与できる分岐部のシール方法を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の分岐部のシール方法は相互間にこ間隙が存在す
る二本以上の被シール材の上記間隙を閉鎖する隔壁部材
を被シール材に装着し、該隔壁の背後にシール材を添着
して該シール材で上記の被シール材を包囲すると共に上
記間隙を埋め、このシール材並びに上記隔壁上に熱収縮
性スリーブの端部を被せ、次いで、該スリーブを加熱し
、上記シール材の加熱溶融下で同スリーブ端部を収縮さ
せることを特徴とする構成である。
(実施例の説明) 以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明において使用する隔壁部材Aを示し、幹
線ケーブル挿通孔11並びに支線ケーブル挿通孔12,
12を有し、これらの孔相互間並びに最端の孔と隔壁外
郭との間がスリット13によって開通されている。この
隔壁部材Aの材質は特に限定されないが、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル共重合
体、フッ素樹脂等の熱可塑性プラスチック、天然ゴム、
ブチルゴム等のゴム系ポリマー或いはこれらの発泡体を
使用することが好ましい。
第2図A並びに第2図Bは本発明の実施例を示す説明図
であり、第2図Aは熱収縮性プラスチックスリーブを被
覆する直前の段階を、第2図Bは熱収縮性プラスチック
スリーブを被覆した後での段階をそれぞれ示している。
第2図A並びに第2図Bにおいて、Bはケーブルの分岐
接続部を、1は幹線ケーブルを、2,2は支線ケーブル
を、A、Aは隔壁部材を、Cは不定形シール材を、Dは
熱収縮性プラスチックスリーブをそれぞれ示している。
本発明によってケーブルの分岐部をシールするには、ま
ず第2図Aにおいて、分岐部B近傍のケーブル端末部分
に隔壁部材A、Aを装着し、これらの隔壁部材A、A間
に不定形シール材を添着し、ケーブル1,2間の間隙を
不定形シール材Cで充填する。この場合、隔壁部材A、
Aの装着によってケーブル1,1.2の周囲から突出し
、かつこれらケーブル間の間隙を閉鎖する堰が形成され
、上記不定形シール材Cがこの堰の外周よりも高く盛り
上げられる。
次いで1両端にファスナー等の嵌合部を有する熱収縮性
プラスチックシートをケーブルの分岐接続部Bに、嵌合
部の結合により同着して熱収縮性プラスチックスリーブ
Dを形成し、上記の隔壁部材A、Aにまたがって同スリ
ーブDの端部dを被せ、而るのち、熱収縮性プラスチッ
クスリーブDを加熱具により加熱する。
この加熱によって、第2図Bに示すように、熱収縮性プ
ラスチックスリーブDの端部dを収縮させると共にシー
ル材Cを溶融させる。この溶融シール材においては、熱
収縮性プラスチックスリーブDで加圧されるが、その両
端が隔壁部材A、 Aで堰き止められているので、流出
することなく内部にまで充分な加圧反力が発生し、その
結果、スリーブ端部dとシール材Cとの間は勿論のこと
シール材Cとケーブル1,2との間も強固に融着できる
上記熱収縮性スリーブには、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル、或いは照射架橋ポリエチレン等
に熱収縮性を付与した熱収縮性プラスチックシートを使
用したもの、或いは熱収縮性のシリコーンゴムシートを
使用したもの等を用いることができる。
上記不定形シール材としてはポリイソブチレン、ポリブ
テンを主成分としたものを使用できる。
上記において、隔壁部材Aには、第3図に示すように、
上下に2分割された分割型であって、各分割片に支線ケ
ーブル受は溝12を設け、両分割片間に幹線ケーブル受
は溝11を設けたものも使用できる。
本発明の実施においては、ケーブルを分岐接続する以前
に熱収縮性プラスチックスリーブ並びに隔壁部材を予め
、ケーブルに引通しておき、ケーブルの分岐接続後にこ
れらの部材を所定の位置に引き戻したうえで、本発明を
実施することもできる。
なお、上記の実施例においては、ケーブルの分岐本数(
支線ケーブルの本数)を二本としているが、隔壁部材の
支線ケーブル挿通孔または受は溝の個数を変えることに
よって、ケーブルの分岐本数(支線ケーブルの本数)に
関係なく、本発明を適用できる。
(発明の効果) 本発明の分岐部のシール方法は上述した通りの構成であ
り、不定形シール材を溶融し、該溶融シール材を熱収縮
性プラスチックスリーブの収縮力で、シール材を流出さ
せることなく充分に加圧できるから、スリーブ端部とシ
ール材との間、並びにシール材とケーブルとの間を融着
一体化し得、分岐部を優れたシール性でシールできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用する隔壁部材の一例を示す
説明図、第2図A並びに第2図Bはそれぞれ本発明の実
施例の異なる作業段階を示す説明図、第3図並びに第4
図はそれぞれ本発明において使用する異なる別個を示す
説明図である。 A・・・隔壁部材、1,2・・・ケーブル、B・・・分
岐部、C・・・不定形シール材、D・・・熱収縮性プラ
スチックスリーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  相互間に間隙が存在する二本以上の被シール材の上記
    間隙を閉鎖する隔壁部材を被シール材に装着し、該隔壁
    の背後にシール材を添着して該シール材で上記の被シー
    ル材を包囲すると共に上記間隙を埋め、このシール材並
    びに上記隔壁上に熱収縮性スリーブの端部を被せ、次い
    で、該スリーブを加熱し、上記シール材の加熱溶融下で
    同スリーブ端部を収縮させることを特徴とする分岐部の
    シール方法。
JP31256290A 1990-11-17 1990-11-17 分岐部のシール方法 Pending JPH04183212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31256290A JPH04183212A (ja) 1990-11-17 1990-11-17 分岐部のシール方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31256290A JPH04183212A (ja) 1990-11-17 1990-11-17 分岐部のシール方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04183212A true JPH04183212A (ja) 1992-06-30

Family

ID=18030708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31256290A Pending JPH04183212A (ja) 1990-11-17 1990-11-17 分岐部のシール方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04183212A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053454A1 (ja) * 2010-10-19 2012-04-26 矢崎総業株式会社 配線体及びシーリング構造
JP2013130718A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Fujikura Ltd クロージャ用クリップ、クロージャ
CN107411780A (zh) * 2017-08-10 2017-12-01 华中科技大学鄂州工业技术研究院 一种超声波内窥镜

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053454A1 (ja) * 2010-10-19 2012-04-26 矢崎総業株式会社 配線体及びシーリング構造
JP2012089670A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Yazaki Corp 配線体及びシーリング構造
CN103181031A (zh) * 2010-10-19 2013-06-26 矢崎总业株式会社 布线单元和密封结构
US9508465B2 (en) 2010-10-19 2016-11-29 Yazaki Corporation Reinforced wiring unit and sealing structure
JP2013130718A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Fujikura Ltd クロージャ用クリップ、クロージャ
CN107411780A (zh) * 2017-08-10 2017-12-01 华中科技大学鄂州工业技术研究院 一种超声波内窥镜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4268041A (en) Sealing device and method
US4467137A (en) Cable breakout article
US4289553A (en) Heat-shrinkable article
US4734543A (en) Branch-off assembly
US4142592A (en) Repairable assembly for protecting a cable junction and method of assembling same
CA2085368C (en) Branch-off
JPH01295613A (ja) 導管接続部分の保護絶縁用組立体
EP0182199A1 (en) Article having heat expandable sealing member
US4400579A (en) Branch-off assembly
US4282397A (en) Wraparound splice case
US4118260A (en) Heat recoverable article
US4500371A (en) Heat-recoverable article
US4399840A (en) Closure member
US4350842A (en) Cable sleeve outlet for splice case
JPH04183212A (ja) 分岐部のシール方法
JPH02223321A (ja) 再封入再包囲方法
EP0079245B1 (en) Recoverable closure
GB2104313A (en) Cable breakout article
GB1603626A (en) Junction assembly
US5278355A (en) Environmental sealing
US4759811A (en) Method for repair or accessing pressurized cable
CA1198584A (en) Air vent assembly
GB1604380A (en) Heatrecoverable article with self-contained cutting means raychem sa nv
CA1143023A (en) Self-contained cutting means
CA1156817A (en) Clip for use in forming a branch-off seal