JPH04181495A - 紙幣判別装置 - Google Patents

紙幣判別装置

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Publication number
JPH04181495A
JPH04181495A JP2308654A JP30865490A JPH04181495A JP H04181495 A JPH04181495 A JP H04181495A JP 2308654 A JP2308654 A JP 2308654A JP 30865490 A JP30865490 A JP 30865490A JP H04181495 A JPH04181495 A JP H04181495A
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JP
Japan
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data
scanning line
banknote
paper money
determined
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Pending
Application number
JP2308654A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kamagami
鎌上 信也
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04181495A publication Critical patent/JPH04181495A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金融機関等に設置される現金自動入出金装置
に用いられ、紙幣の金種や真偽を判別する紙幣判別装置
に関する。
(従来の技術) 現金自動入出金装置等においては、顧客が入金した紙幣
の金種や真偽等を判別するために、紙幣判別装置が設け
られている。また、現金自動入出金装置から、顧客に対
し紙幣を出金する場合にも予め紙幣の金種や真偽を確認
するために、紙幣判別装置が設けられている。
この種の紙幣判別装置は、搬送される被判別紙幣に対し
て、紙幣の反射光や透過光の強度を検出するセンサ部が
設けられ、このセンサ部からの出力信号によって各種演
算を行ない、紙幣判別を行なっている。
第2図に、上記のようなセンサ部を用いたときの、従来
一般の紙幣読取り状態説明図を示す。
従来の紙幣判別装置においては、被判別紙幣lが矢印2
方向に搬送された場合、センサ部3が矢印の方向に紙幣
面を走査し、被判別紙幣lの走査線上の印刷パターンを
読取る。例えば、反射光を検出する場合、被判別紙幣1
の印刷パターンに応じて、センサ部3からは強弱の変化
する電気信号が得られる。この信号は、金種やその搬送
方向によって決定される走査線上のパターンに対応した
特徴的な値をとる。
第3図に、このような信号を処理する紙幣判別装置のブ
ロック図を示す。
図の装置は、センサ部ご3と、その出力を受入れるアナ
ログ/ディジタル(A/D)変換回路11、バッファメ
モリ12、比較回路13、演算処理回路14、判別回路
15、サンプリングタイミングパルス発生器16、アド
レスカウンタ17及び標準パターンメモリ18から構成
される。
センサ部3はイメージセンサ等を用いて構成され、その
出力は、被判別紙幣が搬送されるにつれて強弱の変化す
る連続的なアナログ信号である。
これをサンプリングタイミングパルス発生器16の出力
するタイミングにより、アナログ/ディジタル変換回路
11においてディジタル信号に変換する。その結果、1
枚の被判別紙幣について、その読取られた電気信号に応
じた多数のディジタル階調データ(被判別信号)が、バ
ッファメモリ12に格納される。これを被判別データ信
号と呼ふ。標準パターンメモリ1′8に(ま、その被判
別データ信号と比較1−べき標準パターン信号か格納さ
れている。
第4図に、従来の紙幣判別装置を用いた紙幣判別方式の
説明図を示す。このグラフは、縦軸::信号レベル、横
軸にサンプリング点を示したものである。実線は標準パ
ターン信号で、上方にある信号か上限(U 19 A、
下方にある信号が下限値19Bを示している。
これが、例えば万円券のある特定の方向についての標準
パターン信号であるとすると、被判別紙幣の万円券につ
いて同方向の読取りを行なった場合、図の破線に示す被
判別データ信号5か得られる。
第3図のアドレスカウンタ17は、バッファメモ1〕1
2に格納された被判別データ信号と、標準パターンメモ
リ18に格納された標準パターン信号とを順に呼出し、
比較回路13(こ向けて出方する。比較回路13におい
ては、被判別データfS号が標準パターン信号の上限値
と下限値の間にあるか否かを比較し、その比較結果を演
算処理回路14に向けて出力する。演算処理回路14に
おいては、多数のサンプリング点について行なわれた比
較結果を元に一定の演算を行ない、被判別紙幣の金種や
搬送方向、真偽等を判別するためのデータを判別回路1
5に向けて出力する。判別回路]5は、その判別結果を
、図示しない外部回路に向けて出力する。
ところで、上記のような標準パターンメモリ18に格納
すべき標準パターン信号は、通常、次のようにして生成
される6 先ず、センサ部3により複数の真券紙幣の走査線上のデ
ータを読取り、その印刷パターンに対応する信号を収集
する。そして、各サンプリング点毎に読取られた信号の
最大値と最小値を求める。
これを、第4図に示す要領でプロットしていけば、標準
パターン信号の上限位置19Aと下限値19Bを特定す
ることができる。
尚、第4図のグラフを見て分るように、紙幣の印刷パタ
ーンの内容により、サンプリング点毎に上限値と下限値
の差か様々に変化し、2ている。ばらつきの幅が異なる
からである。
また、同一紙幣の場合であっても、表面の右側をセンサ
部3に対向させて搬送した場合と、表面の左側をセンサ
に向けて搬送した場合とては、走査する領域が相違する
ことから標準パターン信号が異なる。勿論、裏面にした
場合も同様である。
従って、日本銀行券としては「万円券」、「五壬円券」
、「千円券」の三種類か存在するので、表面と裏面及び
搬送方向を考慮すると、各金種毎0こ4種の標準パター
ン信号か設定されること(こなる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、上記従来の紙幣判別装置では、センサ部
3の検出する一走査線上のデータに基づいて紙幣判別を
行なっていた。
しかしながら、一走査線上のデータはセンサ部3の分解
能に左右されるが、イメージセンサ等の画素そのものは
微細なため、走査線はきわめて細い細線になる。一方、
通常の紙幣においては印刷ずれや収縮等があり、走査線
が細線の場合は、検出データのばらつき量が増大する。
従って、このようなばらつき量の大きいデータに基つい
て紙幣の真偽や金種判別を行なうと、判別精度の低下を
招くという問題点かあった。
また、このようなデータで判別精度を向上させようとす
れば、被判別データ信号を多くの標準パターン信号と照
合しなければならず、その結果、照合処理に多くの時間
を要し、しかも多くの標準パターン信号を格納するため
、大きなメモリ容量を必要とするなどの問題点を有して
いた。
(課題を解決するための手段) 本発明の紙幣判別装置は、被判別紙幣の全ての印刷パタ
ーンを読取るセンサ部と、前記センサ部で読取られた前
記紙幣の全印刷パターンのデータに基づき、1本の走査
データを複数本合成して合成走査線データを算出する合
成走査線算出手段と、前記合成走査線算出手段で算出さ
れた合成走査線データを、予め設定された紙幣毎の標準
データと照合し、前記紙幣の判別を行なう判別手段とを
設けたものである。
(イ乍用) 本発明装置は、先ずセンサ部が紙幣の印刷ノ\ターンの
全データを読取る。
次に合成走査線算出手段は、センサ部で読取られた紙幣
の全印刷パターンのデータに基づき走査データを複数本
合成して合成走査線データを算出する。例えば、隣接す
る副走査線データを複数本主走査方向に加算して合成走
査線データを算出する。
そして、判別手段はこの合成走査線データを予め設定さ
れた紙幣毎の標準データと照合し、紙幣の判別を行なう
即ち、紙幣判別が一本の走査線のデータ毎に行なわれる
のではなく、合成した複数の走査線のデータによって行
なわれる。
従って、紙幣に印刷ずれや収縮等があっても、−本の走
査パターンのずれ等の影響は受けにくく、精度の高い紙
幣判別を行なうことができる。
また、照合に必要な標準データは少なくて済む。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は本発明の紙幣判別装置を示す構成図である。
この第1図において、2OA、20Bは被判別紙幣P(
第5図参照)が搬送されてきたことを検出する2対の透
過型トリガセンサで、その出力はcpu <中央処理装
置)100の入力に接続されている。
また、21は一次元のセンサ部で、このセンサ部21は
サンプルタイミングパルス発生器22からのサンプリン
グクロックにより紙幣Pの図柄等の印刷パターンの読取
り動作を行なう。センサ部21から出力されるアナログ
信号は増幅部23にて最適値まで増幅され、A/D (
アナログ/ディジクル)変換器24にてディジタル信号
(被判別データ)に変換される。この被判別データはレ
ジスタ25に一時格納され、センサセレクト回路26に
対応したアドレスセレクト回路27により選択されたア
ドレスの画像メモリ28に、データセレクト回路29で
選択されたディジタル信号が順次格納される。
また、センサセレクト回路26及びアドレスセレクト回
路27はcpuiooにデータバス30及びアドレスバ
ス31をそれぞれ介して接続されている。更に、CP 
U 100にはこれらデータバス30及びアドレスバス
31を介して制御データ格納メモリ32及びメモリ33
が接続されている。
制御データ格納メモリ33はROMより構成され、CP
 U 100の制御動作を行なうためのプログラムが格
納されていると共に、紙幣毎の標準データ32aが格納
されている。
メモリ33はRAMより構成され、各種情報を格納する
ために設けられている。
CP U 100は、合成走査線算出手段101と判別
手段102とを有している。
合成走査線算出手段101は、画像メモリ28に格納さ
れた紙幣Pの全印刷パターンのデータに基つき、1本の
走査データを複数本合成して合成走査線データを算出す
る機能を有し5ている。
判別手段102は、合成走査線算出手段+01で算出さ
れた合成走査線データを、制御データ格納メモリ32内
の標準データ32aと照合し、紙幣1)の判別を行なう
機能を有している。
第5図はセンサ部21を示す構成図である。
即ち、このセンサ部21は、紙幣Pの搬送路の搬入口に
配置された2対の透過型トリガセンサ20A、20Bに
より紙幣Pの搬入を検知する。
また、この検出信号はCPじ100の割り込み信号とな
り、CP U 100はセンサ部2〕の読み取りを開始
する。
センサ部21は、LEDアレイ34、セルホックレンズ
アレイ35、イメージセンサ36から構成され、紙幣P
はLEDアしイ34の光源にすり照射され、紙幣丁)か
らの反射光はセルホックレンズアレイ35を通りイメー
ジセンサ36で受光される。
センサ部21の下方には紙幣Pを搬送するための搬送ロ
ーラ37が配設されている。この搬送ローラ37は、紙
幣Pかない場合、イメーシセレ+′j36の出力を小さ
く押えるため、反射率の低い黒色系に形成されている。
次に上記構成の紙幣判別装置の動作について説明する。
第6図はその動作を示すフローチャートである。
先ず、第5図に示すように紙幣Pが搬送路に搬入され、
透過型トリガセンサ2oA、2oBが搬入を検知すると
CP U I(10に検出信号を送出する。CP Tj
 100はこの検出信号を受は取ると、センサ部21及
び搬送ローラ37を動作させる。
従って、紙幣Pの搬送に伴ってその片面を印刷パターン
が一次元のイメージセンサ36にて読み取られるので、
センサ部21からはアナログの被判別信号が出力される
(ステップ1)。
被判別信号は増幅器23にて最適値まで増幅され、A/
D変換器24にてディジタル信号(被判定データ)に変
換される。
ここて、センサ部21での読取りは紙幣Pの搬送速度に
同期したサンプリングクロックにより制御され、また、
A/D変換器24もサンプリングクロックに同期した信
号により制御される。
変換されたディジタルデータはレジスタ25て一時格納
され、画像メモリ28に格納されるか、このまうな処理
系をCP U 100を介して行なった場合、イメージ
センサ読取り時間は全体の処理系に対する比重が大きい
ため、イメージセンサ読取りデータはダイレクトに画像
メモリ28に格納する目的で、センサセレクト回路26
、アドレスセレクト回路27、データセし/クト回路2
9によりダイレクト・メモリ・アクセスを行なう。即ち
、センサセレクト回路26よりセンサ部21のイメージ
センサ36に対応した画像メモリ28のアドレスをアド
レスセレクト回路27て自動的に選択し、この選択され
たアドレスにデータセレクト回路29を介して格納する
また、画像メモリ28に格納されたデータを読み出すと
きはデータセレクト回路29を介して行なう。
次にセ〕/す部21て読取ったデータに対してCP U
 100での金種方向判別の処理を説明する。
先ず、センサ部21のイメージセンサ36での主走査方
向の画素数を256とすると、被判別データは、第7図
に示すように、画像メモリ28においてアドレスXX0
O〜XXFFに格納される。また、副走査方向での被判
別紙幣Pの一回の走査数を256とすると、被判別デー
タは画像メモリ28においてアドレス0OXX−FFX
Xに格納される。即ち、被判別紙幣Pの片面の被判別デ
ータは画像メモリ28の0000〜FFFFのアドレス
に格納される。この場合1画素当たりの階調データを1
バイト構成とすると、被判別紙幣Pの片面の全印刷パタ
ーン及び搬送ローラ37周面パターンにおける被判別デ
ータ数は64にバイトとなる(第7図参照)。
画像メモリ28に被判別データを全て格納すると、c 
p U 100は制御データ格納メモリ32をアクセス
し、選定制御プログラムを読み込む。これにより、CP
 U 100はディジタルスライス値に基づいて被判別
データに含まれる紙幣階調データの外形アドレスを選定
する。ディジタルスライス値は本実施例では40H(1
6進数)に設定されている。即ち、被判別紙幣Pの端部
(エツジ部)は印刷か施されておらず、反射光が大きい
のに対し、搬送ローラ37の周面ば黒色系なので、反射
光が小さい。従って、ディジタルスライス値を40Hに
設定すると、この値より大きい場合には被判別紙幣Pの
端部と判定することができる。
また、CP U 100は、2対の透過型トリガセンサ
2OA、20Bのうち左側の透過型トリガセンサ20A
が先に検出信号を出力した場合は被判別紙幣Pは左側が
先になるように斜行して搬送されていると判断する(ス
テップS2)。
そしてアドレスセレクト回路27を制御してアドレスF
F00、FEOO,−FFOl、 FEOI、 ・・・
を順に画像メモリ28に出力する(ステップS3)。こ
れによって、画像メモリ28からはこれらの読み取りア
ドレス順にデータセレクト回路29及びデータバス30
を介して各画素データが送られてくる。
CP U 100はこれら各画素データをディジタルス
ライス値40Hと比較し、このスライス値を越えた画素
データのアドレスを検出する。本実施例では、第7図に
示すように、FCOI(CAで示す画素データ)のアド
レスが検出され、これが被判別紙幣Pの左端部に対応し
ている。
次に、CP TJ 100はアドレス0OFF、 0I
FF。
02FF、・・・FFFF、 0OFE、 0IFE川
を順に画像メモリ28に出力し、これらアドレス順に送
られてくる画素データをディジタルスライス値40Hと
比較する。この場合のスライス値を越えた画素データの
アドレスは04FD(C8で示す画素データ)であり、
これが被判別紙幣Pの右端部に対応している。
更に、CP 0100はアドレス0000.0001゜
0002、 ・0OFF、 0100.0101を順に
画像メモリ28に出力し、これらアドレス順に送られて
くる画素データをディジタルスライス値40Hと比較す
る。この場合のスライス値を越えた画素データのアドレ
スは0302(BAで示す画素データ)であり、これが
被判別紙幣Pの先端に対応している。
最後に、c p u looはアドレスFFFF、 F
FFE。
FFFD・・・FF0O,FEFF、 FEFE・・・
を順に画像メモリ28に出力し、これらアドレス順に送
られてくる画素データをディジタルスライス値40Hと
比較する。この場合のスライス値を越えた画素データの
アドレスはFDFC(B Fで示す画素データ)であり
、これが被判別紙幣Pの後端に対応している。
以上のFCOI、 04FD、 FDFCの外形アドレ
スにより紙幣階調データの格納アドレスを判定すること
ができる。
次にCP U 100は制御データ格納メモリ32より
分割制御プログラムを読み込む(ステップS4)。
即ち、CPU100は例えば、アトL/ ス0302を
rI2J 、  04FDヲrm J 、  FCO1
ヲrpJ 、 FDFCヲrqJと定義すると、紙幣階
調データはx、yの二次元として判断することができる
第8図は外形アドレスに基づいて紙幣階調データをx、
yの二次元で表わした例である。
また・ 「β」・ rm」、rpJ、rqJは2バイト
でアドレス表記されているので、これらのアドレスをX
軸(L)とy軸(H)に分け、かつX軸を主走査方向に
、又y軸を副走査方向に対応させる。例えば、アドレス
「β」は0302なので、fi (H)=03=、y軸
、 n (L) =02=X軸とする・従って・アドレ
スrmJは04FDなので、m(H)=04=y軸、m
 (L)=FD=x軸、アドレスrpJはFCOlなの
で、p (H)=FC=y軸、p= (L)=01=x
軸、アドレスrQJはFDFCなのでq=FD=y軸、
q= (L)=FC=x軸となる。
次に、このような紙幣階調データをブロック領域に分割
すべく各領域の境界アドレスを次式により算出する。即
ち、アドレス「β」とr m Jを8分割する場合の境
界アドレスAfyは、A、□ ((m (L) −Q 
(L)/8)xx+(2(L)      ・・・(1
)Ayi(m(H)−O(H)/8)xy”Ω(H) 
      ・(2)で示すことができる。
また、アドレスrpJ、rqJを8分割する場合の境界
アドレスc、yは、 C,= ((q (L) −p (L)/8)xx+p
 (L)        −(3)Cy・((q (I
() −p (旧/8)Xy+p(旧      ・・
・(4)で示すことができる。
更に、アドレス「βJ、11)Jと「m」。
rqJを二分割する場合の境界アドレスB xyは、B
、= (A、−C,)/24C,=A、+C,−=−(
5)B、・(C,−A、) /2+Ay=Ay+C,・
・・(6)で示すことができる。
以上の (1)〜(6)式にて紙幣階調データを16分
割すると、第8図に示すように、Z l−Z lsのブ
ロック領域に分割することができる。従って、被判別紙
幣Pは表裏両面があることから、32のブロック領域に
分割されることになる。
このように、紙幣階調データを16のブロック領域に分
割すると、次に各ブロック領域zI〜21.6の分割諧
調データの平均値を算出する(ステップS5)。即ち、
先ず、ブロック領域zlに含まれる全てのアドレスをア
ドレスセレクト回路27に送出し、画像メモリ28のア
ドレスに対応する画素データ、即ち分割階調データを取
り込む。そして、このブロック領域z1内の分割階調デ
ータの平均値=7.を算出する。即ち、ブロック領域Z
lの画素数をt、各画素の階調データ数をeとすると、 Z、=Σe(x)/l        ・・・(7)に
より算出することができる。
以下、同様に他のブロック領域72〜216の各平均値
7□〜7、を上記(7)式に基づいて算出する。
平均値の演算が終了すると、CP U 100は制御デ
ータ格納メモリ32に格納された規準データを取り込む
(ステップS6)。この規準データは、標準的な複数枚
の「万円券」、「五千円券」。
「千円券Jの表と裏を、上記したと同様に16のブロッ
ク領域に分割し、かつ二つの搬入方向毎に平均値を算出
して得たものである。従って、規準データをS tan
とすると、3金種の表裏及び二つの搬入方向によってに
〜12となり、又nは16のブロック領域71〜Z18
に分割されていることからn、=1〜16となる。
次いで、規準データの最初のパターンS1゜(例えば、
万円券の表を一方向から搬入して得た)\ターン)にお
ける各ブロック領域の平均値データSll〜S、、、と
、被判別紙幣Pの各プロ・ンク領域71〜z1Mにおけ
る平均値7□〜716との差を、二値化データに変換し
た上で算出し、その差の絶対値を求める。即ち、算出し
て得た平均値”z、〜7.6を二値化データとしてり、
〜D)+aに変換し、平均値データSll〜S、1.と
の差の絶対値l S++、−D+ I 、  l 5t
z−Da l・・・1S116−D161を求める。
第9図ではこれら絶対値の演算結果を示し、パターンS
lnにおける絶対値はn=1で5H。
n=2で78.n=3でAH,n=4で48−・・n=
15で2H,n、〜16てCHとなっている。
以下、同様に他のパターンS 2111 S 3n・・
・S1□。
毎における平均値データと、算出して得られた上記平均
値との差の絶対値を求める。
次いで、cpu+、ooは12通りの各パターンS、〜
S1.Znにおける絶対値を加算する。即ち、各パター
ンS1..〜S12゜の加算値をG、とすると、 にて求めることができる。
最後に、CP U 100は各パターンS + n””
 S l 2゜の各加算値Gkを比較し、最も小さい加
算値のノ\ターンの紙幣を被判別紙幣Pと判定する(ス
テ・ンブS7)。即ち、第9図においてはG、〜78で
示すS3nパターンが最も小さい加算値なので、このS
、。パターンで示す紙幣が該当する金種方向であると判
定する。
次に、以上のステップ81〜S7により被判別紙幣Pの
分類された金種方向に対して、被判別紙幣Pの真偽判別
を説明する。
先ず、ステップS3にて算出された紙幣のみのデータに
対して、分類された金種方向に対応する副走査線データ
を算出する(ステップS8)。
第10図はその副走査線データを示す図である。
この第10図に示すように、本実施例では、f、(y)
〜fh(y)の8トラツクを、切出されたデータより算
出する。この場合、センサ部21の副走査における走査
線ではなく、紙幣搬送時の斜行量θを補正したものであ
る。即ち、センサ部21の副走査方向で走査したデータ
をga (y)とすると、斜行補正したデータf、(y
)は、 fa (y) =g、 (y) < L−sinθ) 
      −(9)となる。
次いで、合成走査線算出手段101はステップS8で算
出した副走査線データf、(y)〜f h (y)に対
し隣接する複数の走査線を合成し、各副走査線毎に合成
走査線データを算出する(ステップS9)。
本実施例では5本の走査線から合成走査線データを算出
しており、この合成走査線データは、f’ 、 (y)
・f、−2(y)+f、−+(y)+f、(y)÷f、
。I(y) +f、+□(y)  ・・・(10)のよ
うに定義される。即ち、 f、 (y)〜fh(y)の
合成走査線データは各々f’ 、 (y)〜r h (
y)となる。
次に判別手段102はステップs9で算出された被判別
紙幣の合成走査線データf’ 、 (y)〜f’ h 
(y)を制御データ格納メモリ32に格納された標準デ
ータ32aと比較する(ステップ510)。各々の合成
走査線データf’5(y)〜f’ h (y)に対する
標準パターンをTa (y)〜Tr(y)  とすると
、比較演算は、↓ Sh =>、、l Th(y)−f’h(y) l  
  ・・・(12)で表される。尚、rは紙幣の副走査
方向の終端を表すタイミングである。
続いて、判別手段102はステップSIOで算出された
S、〜Shが各々規定値であるか否かで被判別紙幣の真
偽を判定する(ステップ5ll)。
第11図はこの判定結果を示す図であり、同図(a)が
真券と判定された場合であり、同図(b)が偽券と判定
された場合である。
即ち、判別手段102は各々の演算結果S、〜Shが規
定値より小さいか否かを判定し、全てのS、〜Shが規
定値以内であった場合のみ真券と判断する。そして、ス
テップSllで偽券と判定された場合は図示しない排出
機構により紙幣をリジェクトする(ステップ512)。
尚、上記実施例では紙幣の片面のみのデータでその金種
、真偽の判別を行なうよう構成したが、同様な方法で紙
幣の両面について判別を行なってもよく、この場合はよ
り精度の高い判別を行なうことができる。
また、金種方向の判別を各ブロック領域z1〜Ztaの
平均値を用いて行なったが、各ブロック領域Zl”−’
ZIMの積分値を用い、これを標準積分値データと照合
することで判別を行なっても良い。
そして分割するブロック領域は16以外であっても良い
ことは言うまでもない。
更に、上記実施例では紙幣の真偽判別で、8本の副走査
線データを算出し、この副走査線データ毎に5本の走査
線データから合成走査線データを算出したが、これらの
数値に限定されるものではなく、適宜数値の選択は可能
である。
また、合成走査線データは隣接する走査線データから算
出したが、隣接していない走査線データを用いて合成走
査線データを算出しても良い。
更に、上記実施例では紙幣の金種方向判別を複数のブロ
ック領域の分割で行ない、真偽判別を合成走査線を用い
て行なったが、合成走査線による方法で紙幣の金種も判
別するよう構成しても良い。
そして、センサ部21を反射型のイメージセンサにて構
成しているが、透過型のイメージセンサ等を用いても同
様の効果を奏することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、走査データを複
数本合成して合成走査線データを算出し、この合成走査
線データと、予め設定された紙幣毎の標準データとを照
合して紙幣の判別を行なうようにしたので、紙幣の印刷
ずれや収縮による走査パターンのずれ等の影響を受けに
くく、精度の高い紙幣判別を行なうことができる。
また、精細なイメージデータから複数の合成走査線デー
タにデータを低減するため、標準データとの照合処理の
高速化が図られ、更に照合に必要な標準データは少なく
て済むため、低コスト化を図ることができる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の紙幣判別装置を示す構成図、第2図は
従来の紙幣の読取り状態説明図、第3図は従来の紙幣判
別装置のブロック図、第4図は従来の紙幣の判別方法を
説明する図、第5図は本発明装置に係るセンサ部の構成
図、第6図は本発明装置の動作フローチャート、第7図
は本発明装置に係る画像メモリの被判別データの格納領
域をアドレスと共に示す図、第8図は紙幣階調データを
ブロック領域に分割した図、第9図は本発明装置のブロ
ック領域毎の絶対値の演算結果を示す図、第10図は本
発明装置の走査線を示す説明図、第11図は本発明装置
の紙幣判定結果の説明図である。 21・・・センサ部、32a・・・標準データ、1、0
1・・・合成走査線算出手段、102・・・判別手段。 特許出願人 沖電気工業株式会社 3、  11、   12、 遣f凸紙瞥21j別11.−口、・ス]第3図 従床0紙幣判別力、五説明図 センサ部の構成図 第5図 縫明引系ろM階調デークのプローy−7’ll!へぎ斤
・す因第8図 を免明装置の涛、itの説呵因 第10図 被判別紙、*i\真券と判定された場合(a) 本発明多IC 違皮判別紙幣子νノエクトの1合 (b) r1紙幣判定結果の説明図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被判別紙幣の全ての印刷パターンを読取るセンサ部と、 前記センサ部で読取られた前記紙幣の全印刷パターンの
    データに基づき、1本の走査線データを複数本合成して
    合成走査線データを算出する合成走査線算出手段と、 前記合成走査線算出手段で算出された合成走査線データ
    を、予め設定された紙幣毎の標準データと照合し、前記
    紙幣の判別を行なう判別手段とを設けたことを特徴とす
    る紙幣判別装置。
JP2308654A 1990-08-22 1990-11-16 紙幣判別装置 Pending JPH04181495A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2308654A JPH04181495A (ja) 1990-11-16 1990-11-16 紙幣判別装置
US07/747,707 US5199543A (en) 1990-08-22 1991-08-20 Apparatus for and method of discriminating bill
KR1019910014411A KR100200220B1 (ko) 1990-08-22 1991-08-21 지폐판별장치
EP91114070A EP0472192A3 (en) 1990-08-22 1991-08-22 Apparatus for and method of discriminating bill

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072211A1 (ja) * 2007-12-07 2009-06-11 Glory Ltd. 紙幣識別装置および紙幣識別方法

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