JPH0418070Y2 - - Google Patents

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JPH0418070Y2
JPH0418070Y2 JP4304489U JP4304489U JPH0418070Y2 JP H0418070 Y2 JPH0418070 Y2 JP H0418070Y2 JP 4304489 U JP4304489 U JP 4304489U JP 4304489 U JP4304489 U JP 4304489U JP H0418070 Y2 JPH0418070 Y2 JP H0418070Y2
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JP
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hot water
coffee
mixing bowl
extractor
mixing
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は飲料自動販売機に係り、特に、抽出機
により抽出された珈琲に、砂糖やクリーム等を加
えて販売する飲料自動販売機に関する。
[従来の技術] 通常、この種の飲料自動販売機は、珈琲を販売
する装置と、プリミツクス原料を湯で溶いた飲料
を販売する装置とを備えている。これを第2図を
参照して説明する。
珈琲を販売する装置は、加温タンク31、給湯
電磁弁32a、給湯管33a、珈琲抽出機34、
ホース35、ミキシングボール36a、原料キヤ
ニスタ37a、シユーター38aを備えている。
珈琲を販売するときは、給湯電磁弁32aを開
き加温タンク31から所定量の湯を珈琲抽出機3
4に注いで珈琲を抽出する。この珈琲は、ミキシ
ングボール36aにて、砂糖やクリーム(本明細
書ではこれらを「調味料」と呼ぶ。)が加えられ
てカツプ40に注がれ販売される。砂糖、クリー
ムは、原料キヤニスタ37aに蓄えられており、
シユーター38aを通して、珈琲がミキシングボ
ール36aを通過するときにミキシングボール3
6aに投入される。このとき、ミキシングボール
36aにミキシングモーターを設け、ミキシング
モーターにより攪拌するようにしてあるものもあ
る。
プリミツクス原料を湯で溶いた飲料を販売する
装置は、給湯電磁弁32b、給湯管33b、ミキ
シングボール36b、ミキシング装置39、原料
キヤニスタ37b、およびシユーター38bを備
えている。
プリミツクス原料を湯で溶いた飲料を販売する
ときは、電磁弁32bを開き、所定量の湯をミキ
シングボール36bに流すと共に、プリミツクス
原料をシユーター38bを通してミキシングボー
ル36bに投入し、ミキシング装置39を駆動し
て攪拌し、カツプ5に注ぎ販売している。
この種の飲料自動販売機で珈琲を販売すると、
ミキシングボール36aにわずかではあるが珈琲
や調味料、即ち、クリーム、砂糖が付着残留す
る。
従来、この様にミキシングボール36aに付着
残留した珈琲、砂糖、クリームを洗い流すため
に、一日に数回、あらかじめ定められた時刻にリ
ンスが行われる。即ち、自動販売機の制御装置
は、所定時刻になると給湯電磁弁32aを予め定
められた時間開く。するとタンク31から珈琲抽
出機34を通して、ミキシングボール36aに湯
が注がれる。これによつてミキシングボール36
a付着した珈琲、砂糖、クリームを洗い流してい
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来は一日に数回しかリンスが
行われないため、ミキシングボールに付着残留し
た珈琲や砂糖、クリームを十分に洗い流すことが
できない。そこで、リンスの回数を増やすことが
考えられるが、リンスを行つている間は飲料の販
売が中止されるため、リンスの回数を増やすこと
がサービスを低下させることになるという問題点
がある。
また、一度の多量の湯を使用してリンスを行う
ことが考えられるが、珈琲や砂糖、クリームを洗
い流すリンスに用いられた湯はそのまま捨てられ
ており湯が無駄になると同時に、短時間に多量の
湯を使用すると、湯の不足による販売不能状態を
招くことになるという問題点がある。
本考案は、販売停止状態を発生させること無
く、また湯を無駄にすること無く、十分にミキシ
ングボールを洗浄することができる飲料自動販売
機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、湯を蓄えるタンクと、珈琲を抽出す
る抽出機と、該抽出機に接続され該抽出機からの
珈琲に調味料を混ぜ合わせるためのミキシングボ
ールとを備え、前記タンクからの湯を前記抽出機
に供給して珈琲を抽出し、該珈琲を前記ミキシン
グボールを通して商品として販売する飲料自動販
売機において、前記抽出機をバイパスして前記タ
ンクから前記ミキシングボールに湯を供給するバ
イパス管と、商品として必要な量の湯のうち一部
を前記抽出機に供給し、該抽出機からの珈琲が前
記ミキシングボールより排出されたあと、前記湯
の引き続いて残部を前記バイパス管に供給する制
御装置とを設けたことを特徴とする。
[作用] 商品を販売する際、制御装置は商品として必要
な量のうち一部を珈琲抽出機に供給し、該抽出機
からの珈琲が前記ミキシングボールより排出され
たあと、前記湯の残部をバイパス管を通してミキ
シングボールに流してミキシングボールをリンス
する。リンスに使用された湯は珈琲と合わせて販
売される。
[実施例] 以下に図面を参照して、本考案の実施例を説明
する。
第1図に本考案の一実施例の飲料自動販売機を
示す。第1図の飲料自動販売機は、湯を沸かし、
保温するタンク11と、タンク11に取り付けら
れた第1及び第2の給湯電磁弁12,13と、珈
琲を抽出するための珈琲抽出機14と、珈琲に砂
糖とクリームを調味料として加えるためのミキシ
ングボール15とを備えている。第1及び第2の
給湯電磁弁12,13の動作は制御装置(図示せ
ず)にて制御される。
第1の給湯電磁弁12と珈琲抽出機14とは、
給湯管16によつて接続されている。第1の給湯
電磁弁12を開くと、タンク11の湯は給湯管1
6を通して珈琲抽出機14に供給される。その
際、珈琲抽出機14において珈琲が抽出される。
また、珈琲抽出機14とミキシングボール15
とは、ホース17によつて接続されている。した
がつて珈琲は、このホース17を通してミキシン
グボール15に流入する。
第2の給湯電磁弁13は、バイパス管18を介
して、ホース17に接続されている。したがつ
て、珈琲抽出機14を通さずに湯をミキシングボ
ール15に供給することができる。即ち、第2の
給湯電磁弁13を開くと、バイパス管18及びホ
ース17を通してミキシングボール15に湯が供
給される。
この構成では、抽出機14を通さないので、珈
琲豆の処理を待たずにリンス用の湯を供給するこ
とができる。即ち、購入者に必要以上の待ち時間
を与えない。また、ミキシングボール15への供
給口が珈琲と同じなので、湯は珈琲の流れをなぞ
つて流れるのでリンスが確実に行われる。
ミキシングボール15の上部にはシユーター1
9が設けられている。シユーター19は、ミキシ
ングボール15の上方に設けられた原料キヤニス
タ20から投下される調味料(砂糖、クリームな
ど)をミキシングボール15に導入するためのも
のである。また、ミキシングボール15の底部に
は、珈琲と調味料とを攪拌するためのミキシング
装置21が設けられている。
この飲料自動販売機が珈琲を販売するときは、
第1の給湯電磁弁12を開いて、珈琲抽出機14
に湯を注ぐ。珈琲抽出機14からの珈琲がミキシ
ングボール15へ流れ込むと、原料キヤニスタ2
0から、シユーター19を通して砂糖、クリーム
が投入される。珈琲と砂糖、クリームは、ミキシ
ング装置21で攪拌混合され。珈琲商品としてカ
ツプ22に注がれる。珈琲がカツプ22に注がれ
た直後、給湯電磁弁13を開き、少量の湯をミキ
シングボール15に注ぐ。この少量の湯は、リン
ス用であり、ミキシングボール15に残つた珈琲
や調味料を洗い流し、そのままカツプ22に注が
れる。原料キヤニスタ20から調味料を搬出した
後例えば1秒後にミキシング装置21を0.5秒程
度駆動すれば、より効果的にリンスが行われる。
ここで、珈琲を抽出するための湯にリンス用の
湯を加えた湯の量が、珈琲の販売に必要な湯量と
なるように制御しなければならない。例えば、販
売に必要な湯量を150c.c.とすれば、120c.c.の湯を用
いて珈琲を抽出し、30c.c.の湯をリンスに用いるよ
うにする。この場合、上記のようにして得た珈琲
の濃度と150c.c.の湯で抽出した珈琲の濃度との差
は問題になるほど大きくない。
このようにして、湯を無駄にすること無く、珈
琲を販売する度に、ミキシングボール15のリン
スが行なえる。また、販売に要する時間は従来の
自動販売機とほぼ同じであり、特別にリンスの時
間を設けるものではないので、リンス中であるこ
とによる販売停止状態が発生することはない。
この飲料自動販売機では、第2の給湯弁13か
らの湯は、珈琲抽出機14を通過しないので、プ
リミツクス原料の飲料販売用に用いることができ
る。この場合は、原料キヤニスタ20にプリミツ
クス原料を備え、第2の給湯電磁弁13は、飲料
用の湯量とリンス用の湯量との2種の量の湯を供
給できるように制御しなければならない。また、
珈琲とプリミツクス原料を使用した飲料との味移
りを避けるために、プリミツクス原料を使用した
飲料を販売する際には、始めに湯の一部をバイパ
ス管を通してミキシングボールに供給し、飲料が
ミキシングボールから排出されたあと、残りの湯
をミキシングボールに供給してリンスが行われる
ように制御装置で制御しなければならない。この
様な制御を行うことで、複数の商品を販売するに
も関わらず、ミキシングボールを一つにすること
ができ、自動販売機の構造を簡略化することがで
きる。
なお、上記例ではミキシング装置21を備えた
ミキシングボール15を用いているが、ミキシン
グ装置を備えていないミキシングボールを用いて
も良い。
[考案の効果] 本考案によれば、珈琲を販売する度に、商品の
一部の湯を使用してミキシングボールのリンスを
行なうようにしたことで、リンス中であることに
よる販売停止状態が無く、湯が無駄に捨てられる
ことによる販売停止状態がない、高いサービスを
提供できる自動販売機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の飲料自動販売機
の構造を示す概略図、第2図は、従来の飲料自動
販売機の構造を示す概略図である。 11,31……タンク、12,13,32a,
32b……給湯電磁弁、14,34……抽出機、
15,36a,36b……ミキシングボール、1
6,33a,33b……給湯管、17,35……
ホース、18……バイパス管、19,38a,3
8b……シユーター、20,37a,37b……
原料キヤニスタ、21,39……ミキシング装
置、22,40……カツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯を蓄えるタンクと、珈琲を抽出する抽出機
    と、該抽出機に接続され該抽出機からの珈琲に調
    味料を混ぜ合わせるためのミキシングボールとを
    備え、前記タンクからの湯を前記抽出機に供給し
    て珈琲を抽出し、該珈琲を前記ミキシングボール
    を通して商品として販売する飲料自動販売機にお
    いて、前記抽出機をバイパスして前記タンクから
    前記ミキシングボールに湯を供給するバイパス管
    と、商品として必要な量の湯のうち一部を前記抽
    出機に供給し、該抽出機からの珈琲が前記ミキシ
    ングボールから排出されたあと、前記湯の残部を
    前記バイパス管に供給する制御装置とを設けたこ
    とを特徴とする飲料自動販売機。
JP4304489U 1989-04-14 1989-04-14 Expired JPH0418070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4304489U JPH0418070Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14

Applications Claiming Priority (1)

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JP4304489U JPH0418070Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02133785U JPH02133785U (ja) 1990-11-06
JPH0418070Y2 true JPH0418070Y2 (ja) 1992-04-22

Family

ID=31555117

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JP4304489U Expired JPH0418070Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14

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JPH02133785U (ja) 1990-11-06

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