JPH0417914A - 通板材サイドガイドの焼付き防止方法及び装置 - Google Patents

通板材サイドガイドの焼付き防止方法及び装置

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JPH0417914A
JPH0417914A JP12174290A JP12174290A JPH0417914A JP H0417914 A JPH0417914 A JP H0417914A JP 12174290 A JP12174290 A JP 12174290A JP 12174290 A JP12174290 A JP 12174290A JP H0417914 A JPH0417914 A JP H0417914A
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JP
Japan
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side guide
lubricant
passing material
contact
metal plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP12174290A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tanimoto
谷本 進治
Masafumi Yano
政文 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0239Lubricating
    • B21B45/0245Lubricating devices
    • B21B45/0263Lubricating devices using solid lubricants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/14Guiding, positioning or aligning work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼板、形鋼、B管等の鋼材の圧延。
通板時等に用いるサイドガイドの摩耗及び焼付き防止技
術に関する。
〔従来の技術〕
例えば、圧延機のサイドガイドは、圧延の直前に被圧延
材と圧延ロールをセンタリンクするた約、また、圧延中
においても被圧延材の安定した圧延に供するため、被圧
延材に連続もしくは非連続で接触した状態で使用される
この被圧延材と接触するサイドガイド板の表面は著しく
早く摩耗が進行し、また、圧延材の焼付きが発生する。
従来の技術として、ガイド板の表面にマ) IJフック
ス属として、Co基合金又はNi基合金に30〜70%
の炭化クロム、炭化ジルコニウム、炭化ニオブ等の炭化
物系セラミック粒子を分散した溶接肉盛層を形成するこ
とが、また、黒鉛晶出高クロム鋳鉄製の摺接部材で形成
することが、それぞれ特開昭63−260619 号公
報、特開平1−192412号公報に開示されている。
これらは、耐熱衝撃性を具備しつつ耐焼付き性と耐摩耗
性の改善をするものであり、それなりの作用効果が得ら
れるであろう。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、通板材のガイド板の耐摩耗性と耐焼付き
性はいまだ十分とは言えず、今後さらに検討しこれらの
特性の向上を図る必要がある。特に被圧延材のガイド板
への焼付きの影響は甚大で、焼付き片が成長し脱落する
ことで、圧延時に圧延ロールと被圧延材の間に噛み込み
、被圧延材の押し込み疵及び圧延ロールに表面疵を発生
させるため、早急な改善が叫ばれているところである。
本発明は、サイドガイド板における通板材、例えば被圧
延材の焼付き問題、疵発生問題を解決すること、及び耐
摩耗性の改善を目的とした研究及び実験の結果なされた
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、通板材と接するサイドガイドの表面に、炭化
物系セラミック粒子を30〜90体積%の量で分散含有
する金属板を配置し、該金属板へ供給された潤滑剤を保
持しながら通板材をガイドすることを特徴とするサイド
ガイドの焼付き防止方法であり、また、同サイドガイド
装置において、前記金属板の中間位置に通板材と接する
側に突出し、供給された潤滑剤をガイド方向に沿って保
持する凸部を設けたことを特徴とする焼付き防止能の優
れたサイドガイド装置に関するものである。
金属板中に分散するセラミックとしては、例えば炭化物
、窒化物、酸化物等の任意のセラミックが使用できるが
、その中でもNbC,TiC。
Cr5C2等の炭化物が、金属とのなじみ性がよく、そ
のため金属との複合の容易性の点から有用である。
潤滑剤としては、黒鉛、二硫化モリブデン、二硫化タン
グステン等の固体潤滑剤が耐熱性の点から好ましい。固
体潤滑剤の供給方法としては、液体潤滑剤や水等の液体
中に混合し供給することが考えられる。液体潤滑剤とし
ては、油、グリース等がある。ガイド面上に含有させる
方法としては、ガイド板上面から滴下する方法、あるい
は霧状態としてガイド面に吹き付ける方法等が適用でき
る。
サイドガイドの直下には搬送ロールがあるが、潤滑に際
し搬送ロールに潤滑剤が飛散することは、通板材、例え
ば被圧延材の抜熱、ゴミの付着等の観点から避けねばな
らない。そこで潤滑剤の供給は、被圧延材と接触するガ
イド板の上面部に行うことがよい。ガイド板の下面を凸
にすることは、供給した潤滑剤をサイドガイド板の長手
方向に運ぶことを可能とし、したがって被圧延材と接触
するガイド板面部分に満遍なく供給することを実現する
ものである。
セラミック粒を分散含有する際のバインダーとなる金属
として、靭性、高温強度、耐食性等の観点からCo基合
金又はN1基合金が適する。しかしながら、これらの金
属は非常に焼付き易い物質であり、したがってガイド板
として用いる際には、極力表面に存在する量を少なくす
る必要がある。
この金属分を減らし焼付き性を改善するためにセラミッ
ク粒子を分散含有させるが、その量を30体積%以上と
したのは、それより少ないと焼付き性の改善効果が殆ど
見られないためであり、また、その量が多すぎると、使
用中の機械的、熱的衝撃により亀裂、剥離を生じるため
90体積%以下とするものである。
かかるセラミック粒子を多く含有した表面層を有するサ
イドガイドは、セラミック粒子の含有量を増すほど、即
ち、好ましくは70体積%超とすると、焼付き性は一層
改善されるが、さらにそのガイド板表面に固体潤滑剤を
含有させることにより、飛躍的に効果を増加させること
ができることが実験より判明した。
これはセラミック粒子含有金属の摩耗形態として、粒子
が脱落した後にクレータが形成されるが、潤滑剤を供給
することにより、そのクレータ部分に潤滑剤が保持され
、それにより被圧延材との連続した接触状態となるガイ
ド板面の潤滑状態を常に良好に維持できるためである。
〔実施例〕
実施例1 第1図は本発明のサイドガイドの焼付き性を、熱間での
円筒体回転による平板との押し付は実験における材質と
発生摩擦トルクによって調べた結果の1例を示す。第1
図の場合、試験材としては炭化物セラミックの中からN
bCを選択し、体積%で50%、75%の各員を分散し
たN1基合金をバインダーとした複合肉盛材を使用した
。固体潤滑剤として黒鉛を用い10体積%の量をウレア
系グリース中に混−合し、これを滴下しつつ被圧延材の
代替品として5US304を1000℃の温度とした条
件で測定した発生摩擦トルクを示す。比較のため、潤滑
なしのもの、及び−船釣な摩耗対策方法である13Cr
鋼を肉盛したものについても試験を行った。
その結果、固体潤滑剤を含有したセラミック複合材は、
他の例に比べ格段に発生トルクが減少している。このこ
とは、表面への焼付きがこの結果に比例して減少するこ
とを示す。
実施例2 次に厚板圧延ラインのサイドガイド設備での実験例を示
す。セラミックとして100〜200メツシユのNbC
粒子を75体積%とし、N1基合金を金属基材とした金
属板1を作成した。第2図(a)はサイドガイド板の構
造の例を示す側面図、第2図(′b)は第2図(a)の
A−A線における断面図である。第2図に示す態様によ
って、この金属板1を厚板圧延用のサイドガイド基体2
にボルト止めし、サイドガイド板を2重の層とし摩耗す
る部分だけを簡単に取付け、取外しが可能な構造とした
。3は被圧延材を示す。
ステンレス鋼を通板材として試験した結果、固体潤滑剤
を使用しなかったものは焼付きを生じたが、含有させた
ものについては焼付きは皆無であまた、第3図は上記本
発明の実施例における摩耗量を示す(a直線)。同図中
、b直線は75%含有の例を示す。この結果、セラミッ
ク分散のみのものと比較して、固体潤滑剤供給により摩
耗量も減少していることが判る。
〔発明の効果〕
本発明のセラミンクを分散させたサイドガイド装置を用
いることにより、以下の効果を奏することができる。
(1)  サイドガイド板への焼付きを防止することに
より、圧延時の製品疵を防止できる。
(2)  サイドガイド板の摩耗を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサイドガイドの焼付き性を調べた図、
第2図はサイドガイド板の構造の例を示す図、第3図は
摩耗量を示す図である。 に金属板 2:サイドガイド基体 3:被圧延材 第 図 第2図 (bン 第3図 特許出願人 新日本製鐵株式會社 代  理  人  小  堀   益

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通板材と接するサイドガイドの表面に、炭化物系セ
    ラミック粒子を30〜90体積%の量で分散含有する金
    属板を配置し、該金属板に供給された潤滑剤を保持しな
    がら通板材をガイドすることを特徴とするサイドガイド
    の焼付き防止方法。 2、通板材をガイドするサイドガイド装置において、サ
    イドガイドの表面に炭化物系セラミック粒子を30〜9
    0体積%の量で分散含有する金属板を設けるとともに、
    前記金属板の中間位置に通板材と接する側に突出し、供
    給された潤滑剤をガイド方向に沿って保持する凸部を設
    けたことを特徴とする焼付き防止能の優れたサイドガイ
    ド装置。
JP12174290A 1990-05-10 1990-05-10 通板材サイドガイドの焼付き防止方法及び装置 Pending JPH0417914A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077920A (ja) * 1993-06-17 1995-01-10 Yamauchi Corp トルクリミッタ
JP2002224730A (ja) * 2000-11-30 2002-08-13 Kawasaki Steel Corp 金属板の熱間圧延方法及びその方法に使用されるサイドガイド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077920A (ja) * 1993-06-17 1995-01-10 Yamauchi Corp トルクリミッタ
JP2002224730A (ja) * 2000-11-30 2002-08-13 Kawasaki Steel Corp 金属板の熱間圧延方法及びその方法に使用されるサイドガイド

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