JPH0417898Y2 - - Google Patents

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JPH0417898Y2
JPH0417898Y2 JP8217687U JP8217687U JPH0417898Y2 JP H0417898 Y2 JPH0417898 Y2 JP H0417898Y2 JP 8217687 U JP8217687 U JP 8217687U JP 8217687 U JP8217687 U JP 8217687U JP H0417898 Y2 JPH0417898 Y2 JP H0417898Y2
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pipe
fluid
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pipes
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、流体が導通される二以上の管を結合
するための管継手に関し、特に簡単に二以上の管
を結合、取り外しができる流体管継手に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来、歯科用椅子装置その他医療装置等におい
ては、空気、水、油等の流体を管体内に 導通し
て、それら流体を作業体としたり、動力媒体とす
ることが行なわれており、管体は途中で連結され
ることが多い。
二以上の管を結合するための管継手には種々の
ものがあるが、一般的なものとしては、管端部の
周囲にフランジ部を形成させ、これらフランジ部
を突き合わせ、それらの数箇所に通しボルトを貫
通して締め付ける方式のものが知られている。
しかし、従来の管継手はその構造が複雑であつ
たり、結合作業が容易でなく、また、取り外しも
簡単にはできないものが多い。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、管同志の結合、取り外し作業がきわめて簡単
に実施でき、しかも構造が単純な流体管継手を提
供するものである。
本考案はすなわち、左右の側板に流体管の突出
管部と略同径の割溝を形設した保持枠と、左右の
管接続口に対向的にフランジ付きの流体管を接続
した、複数の管路を有する管路ブロツクとからな
り、接続した左右の流体管のフランジの外側が前
記の左右側板の内側に挟まれ、かつ左右の突出管
部が側板の割溝に押下げ嵌挿可能に設けられてな
ることを特徴とする流体管継手である。
本考案における保持枠は、通常断面が凹状で、
一対の左右側板を底板で連結した構造のものであ
るが、場合によつては底板は機器のフレーム部で
あつてもよく、その場合、側板はフレーム部へ例
えば熔着、ねじ止め等により固着されてもよい。
保持枠の側板は左右2枚だけでなく、例えば四
方に立設側板を有する無蓋筐状体であつても、あ
るいは1枚の立設側板を欠く、三方立設側板のも
のであつてもよい。
そして、該保持枠内には管路ブロツクが上方か
ら押下嵌挿入される。
管路ブロツクは、流体の入口及び出口の2以上
の管接続口を備え、その内部には連通管路が穿設
されている。連通管路は直管路だけでなく、曲管
路あるいは複数分岐の管路であつてもよい。
管路ブロツクの管接続口は、通常その口径が流
体管端部の外径と略同径で、管端部が挿着、螺着
等により緊密に接続されるものであればよい。
管路ブロツクの材質としては、金属、セラミツク
ス、合成樹脂、硬質ゴム等が挙げられる。
側板は、複数の流体管を管接続口に接続した管
路ブロツクが側板間に嵌挿されたとき、該ブロツ
クが定着されるように、若干弾性を有しかつ強度
のある例えば金属製のものが好ましい。
側板には、割溝が設けられているが、これは前
記複数の流体管を管接続口に接続した管路ブロツ
クを側板間に嵌挿する際の流体管3の突出管部の
ガイド溝であつて、これにより、管を接続したブ
ロツクを容易に定着、又は取り外しできるもので
ある。
また嵌挿されたとき、管路ブロツク2の左右の
管接続口2b,2bに対向的に接続した左右の流
体管3,3のフランジ3bの外側が、保持枠1の
対面立設された左右の側板1a,1aの内側に挟
まれるように配設されるから、保持枠1から流体
管3の抜け出し移動を防止できる。
以上の構成のため、側板間に嵌挿、定着された
前記ブロツクは水平方向及び下方へは移動できな
いが、上方へは移動でき、このため取り外しも容
易である。しかしながら、使用時に上方へ移動し
て外れることは好ましくなく、これを防止するた
め、例えば天板で押さえるようにしたり、あるい
は側板とブロツクの接触面を摩擦抵抗が大きく、
かつ塑性変形性のあるゴム、合成樹脂等の材料で
構成してもよい。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は、本考案の流体管継手の一実施例を分
解組立図として表したものであり、第2図は組立
体の縦断面図である。第3図は他の実施例の分解
組立図を表す。
第1図、第2図において、1は保持枠、2は管
路ブロツク、3は流体導通管、4はホースであ
る。
そして、1aは側板、1bは底板、1cは割
溝、2は管路、2bは管接続口、3aは管端部、
3bはフランジ、3cはリング溝であり、3dは
Oリングである。
本考案例の流体管継手の構成、及び組立は第1
図から容易に理解し得るごとく、2つの割溝1c
を有する左右の側板1aと底板1bとからなる断
面凹状の保持枠1に対して、上方から管路ブロツ
ク2と流体管3が押下嵌挿されてなるものであ
る。
管路ブロツク2にはその内部に複数の管路2a
が穿設されており、その端部付近は管接続口2b
となつている。なお、管路2aは内部で複数管路
に分岐していてもよい。
流体管3は、その端部後方にOリング3dをは
めたリング溝3cが設けられており、前記管接続
口2b内で緊密なシールドが保証されるようにな
つている。
また、更にその後方にはリング状フランジ3b
が突設されているが、これの作用は流体管3の管
接続口2bへの挿入距離を一定とすることと保持
枠1内において流体導通管3の外側への移動(抜
け出し)を防止することにある。
ところで本考案の流体管継手の使用時におい
て、振動、衝撃等により保持枠1内に嵌挿された
ブロツク2が上方へ飛び出すことが考えられる。
第3図は、これを防止する手段の1例を示すも
のであり、保持枠1と略同型で若干大きな押さえ
蓋枠11を用い、これを上方から圧下して保持枠
1にはめたものである。このほか、側板1aの上
部にねじ穴を設けそれにボルトを螺入して、ボル
ト先でブロツク2を押さえるようにしてもよい。
また、前述のごとくブロツク2の材質を例えば
硬質ゴムで構成してもよい。
(考案の効果) 以上実施例等において説明したとおり、本考案
の流体管継手は左右の側板に流体管の突出管部と
略同径の割溝を形設した保持枠と、左右の管接続
口に対向的にフランジ付きの流体管を接続した、
複数の管路を有する管路ブロツクとからなり、接
続した左右の流体管のフランジの外側が前記の左
右側板の内側に挟まれ、かつ左右の突出管部が側
板の割溝に押下げ嵌挿可能に設けられた構成であ
るために、流体導通管同志の結合、取り外し作業
がきわめて簡単かつ確実に実施でき、しかも構造
が単純で部品点数も少ないため製作も容易で、コ
ストも低いという有利性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の流体管継手の一実施例を分
解組立図として表したものであり、第2図は組立
体の縦断面図である。第3図は他の実施例の分解
組立図を表す。 1……保持枠、1a……側板、1b……底板、
1c……割溝、2……管路ブロツク、2a……管
路、2b……管接続口、3……流体導通管、3a
……管端部,3b……フランジ、3c……リング
溝、4……ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の側板に流体管の突出管部と略同径の割溝
    を形設した保持枠と、左右の管接続口に対向的に
    フランジ付きの流体管を接続した、複数の管路を
    有する管路ブロツクとからなり、接続した左右の
    流体管のフランジの外側が前記の左右側板の内側
    に挟まれ、かつ左右の突出管部が側板の割溝に押
    し下げ嵌挿可能に設けられてなることを特徴とす
    る流体管継手。
JP8217687U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0417898Y2 (ja)

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JP8217687U JPH0417898Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JP8217687U JPH0417898Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63193195U JPS63193195U (ja) 1988-12-13
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JP7189831B2 (ja) * 2019-04-17 2022-12-14 株式会社ブリヂストン 清掃口一体型管継手

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JPS63193195U (ja) 1988-12-13

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