JPH0417864A - 低周波治療器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は極めて周波数の低い電気的パルス信号を出力し
、この電気信号を受けた人体が受ける叩く、マツサージ
する、揉む等の刺激と同様の刺激を人体に与えることに
より蓄積された疲労を取り除くようにして疲労回復を行
なわせる低周波治療器に関するものである。

［従来の技術］ 今日、肩凝等の疲労を取り除くための治療器具として低
周波治療器が多用されるようになってきた。

この低周波治療器は、電極を患部又は人体の壷に当て、
低い周波数の電流を人体に流すことにより、叩く、揉む
、マツサージ等の刺激を患部や壺に享えて疲労の回復を
図るものである。

ここで低周波治療器から人体への出力信号としては、第
３図に示すように、例えば電圧Ｅを５０〜１５０Ｖとし
、１秒間に１−１０回程度のパルス信号を出力させるこ
とにより、該パルス信号により患部等に叩く様な刺激を
与えることができるものである。

また人体に与える刺激の強度としてはパルス信号の電圧
Ｅを大きく、またはパルス輻ｔを広くすることにより強
い刺激を４えることができる。

逆にこのパルス間隔Ｔ及び所要時間幅ｔを短くして１秒
間の出力回数を１５〜３０回程度と程度ことによりマツ
サージに近い感覚を与えることができ、更にこのマツサ
ージに近い間隔でのパルス出力中、１〜２秒に１程度度
の振幅変調を与えることによって、患部等へ揉む様な刺
激を与えることができるものである。

［発明が解決しようとする課題１ 一方、このように電流を患部または壺に流すことにより
、叩く、マツサージする、揉む等の刺激を長時間持続さ
せると、生体組織は刺激に慣れ、生体対抗性により感覚
が鈍くなることが知られている。そこで一定の電圧や電
流では叩く、マ・ソサージする、揉む等の適度な刺激を
感受することができなくなってしまうため、電圧や電流
を必要以りに大きく設定する必要を感じるようにもなっ
ていた。

そこで本発明は、このように無闇に電圧や電流を大きく
することなく適度な刺激を持続させることができる低周
波治療器を提供するものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る低周波治療器は、設定された周波数で任意
に定められた大きさのパルス出力を繰り返す低周波治療
器において、所要時間のパルス出力を繰り返すと一定時
間だけパルス出力を中断することにより生体対抗性を回
復させることを特徴とする。

［作用］ 本発明に係る低周波治療器は、所要時間のパルス信号の
出力を持続すると、その後一定時間だけ信号出力を中断
させる回路を組み込んでいるので、長時間の使用に際し
ては、所要時間毎にパルス信号の出力を一定時間だけ中
断させることができる。

そして、中断後に再開されるパルス出力が中断前の出力
と同し出力のパルス信号であっても、中断により感覚の
麻痺を回復させ、再開されたパルス出力による刺激を新
鮮に感しさせることができ、パルスに対する鋭敏な感覚
を持続させることができる。

［実施例］ 本発明に係る低周波治療器は、設定された周波数で任意
に定められた大きさのパルス出力を繰り返す低周波治療
器であることは従来と同様である。

この低周波！？３療器の出力信号は、５０〜１５０■の
出力電圧を、例えば５０〜１５０マイクロＳＥＣ程度の
パルス輻ｔを有するパルス信号を１秒間に１回乃至１０
回程度で出力させると患部や壺に叩く様な刺激を与え、
周波数を高くして１秒間に１５至３０回程度でパルスを
出力させるとマツサージの刺激に近い感覚を与えること
になり、更にこのマツサージに近い間隔でのパルス出力
中、１〜２秒に１程度度、５Ｏ−１００Ｖ程度での振幅
変調を午えることによって、患部等へ揉む様な刺激を与
えることができるものである。

即ち、叩く、揉む、マー２サージする等の人体への刺激
の種類を、モード切換と共に、刺激間隔の変更、即ち周
波数の微調整を使用者が行なうことによって選択できる
ようにしてあり、同時に、刺激の強さ、即ちパルスの出
力である電圧の大きさ等も使用者が調整して刺激の強度
を適宜に選択し得るものである。

本実施例ではこの様な低周波治療器にタイマー回路を組
み込み、第１図に示すように、パルスの出力か例えば１
分間持続するとパルス出力を１０秒程度だけ停止させる
ように出力中断回路を組み込んでいる。

従って　該低周波治療器の使用に際しては、信号出力区
間Ｔ１により、１分間の叩くまたは揉む竿の刺激を受け
ると１０秒程度の刺激中断区間Ｔ２か生じ、再度１分間
の刺激時間の後、刺激中断区間か再度設けられることを
繰り返して治療が行なわれるものである。従って人体に
とっては、このような中断区間により刺激に対する生体
対抗性が低下して、刺激の再開毎に新しく刺激を体感し
、感覚を麻痺させることなくＮ３療を持続させることか
できる。

そ１．て、生体対抗性を低下させつつ治療を持続させる
故、無駄に大きな電圧等を加えなくても適度の刺激を持
続させることができる故、該低周波治療器から大きな出
力信号を出力させることなく治療を継続して効果的な疲
労回復を行なわせることができる。

更に治療に応じて、第２図に示すように、例えば一定時
間だけパルスの出力である電圧をＥｌとしておき、その
後この電圧をＥｌよりも大きいＥ２に上昇させることが
ある。

このような場合でも、従来のように一連の連続出力中に
、ＥｌからＥｌよりも大きいＥ２に電圧を上昇させても
、このＥｌとＥ２との間に大きな差がないかぎり、具体
的に体感できない場合もあった。

ただ本発明のように、刺激と刺激との間に中断区間を設
け、この中断区間中にＥｌからＥ２に電圧を上昇させる
と、この電圧変化に伴なう刺激の上昇が、中断に伴なう
感覚の麻痺の復帰によって、顕著に体感できるものであ
る。

［発明の効果］ 本発明に係る低周波治療器は、所要時間だけパルス信号
の出力を持続すると、その後一定時間だけパルス信号の
出力を中断するので、常に刺激を新鮮に体感させること
かでき、該低周波治療器の出力を無闇に大きくする必要
かなく、効果的な治療を継続的に行なうことがでＳる低
周波治療器である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明に係る低周波治療器の出力波
形の一例を示す図にして、第３図は従来の低周波治療器
の出力波形の一例を示す図である。 代理久　弁理士　黒１）博道

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、設定された周波数で任意に定められた大きさのパル
   ス出力を繰り返す低周波治療器において、 所要時間のパルス出力を繰り返すと一定時間だけパルス
   出力を中断することにより生体対抗性を回復させること
   を特徴とする低周波治療器。