JPH04177910A - 並列アダプティブフィルタによる雑音キャンセラ - Google Patents
並列アダプティブフィルタによる雑音キャンセラInfo
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- JPH04177910A JPH04177910A JP30521990A JP30521990A JPH04177910A JP H04177910 A JPH04177910 A JP H04177910A JP 30521990 A JP30521990 A JP 30521990A JP 30521990 A JP30521990 A JP 30521990A JP H04177910 A JPH04177910 A JP H04177910A
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- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 claims abstract description 68
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000013528 artificial neural network Methods 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、信号処理において、信号に混入した雑音を
キャンセルするアダプティブフィルタによる雑音キャン
セラに関するものである。
キャンセルするアダプティブフィルタによる雑音キャン
セラに関するものである。
第4図は例えば文献「日経エレクトロニクス。
1988.9.5 (no455)、PP201−P
P 218 、 B 、 Widrow ate、”ア
ダプティブフィルタと適応型バタン認識のためのニュー
ラルネット」に示された従来のアダプティブフィルタに
よる雑音キャンセラを示すブロック図であり1図におい
て、1は主入力信号S (n)に混入した雑音n (n
)に相関の強い雑音源信号n’ (n)を参照入力と
して入力し、減算器2の出方信号i (n)に基づい
て、主入力信号S (n)に混入した雑音n (n)を
除去すべく、フィルタ特性を調整しつつ、減算器2へ信
号n (n)を出方するアダプティブフィルタ、2は主
入力信号(雑音n (n)を含む) S (n) +n
(n)からアダプティブフィルタ1の出力信号n (
n)を減じる減算器である9 次に動作について説明する。
P 218 、 B 、 Widrow ate、”ア
ダプティブフィルタと適応型バタン認識のためのニュー
ラルネット」に示された従来のアダプティブフィルタに
よる雑音キャンセラを示すブロック図であり1図におい
て、1は主入力信号S (n)に混入した雑音n (n
)に相関の強い雑音源信号n’ (n)を参照入力と
して入力し、減算器2の出方信号i (n)に基づい
て、主入力信号S (n)に混入した雑音n (n)を
除去すべく、フィルタ特性を調整しつつ、減算器2へ信
号n (n)を出方するアダプティブフィルタ、2は主
入力信号(雑音n (n)を含む) S (n) +n
(n)からアダプティブフィルタ1の出力信号n (
n)を減じる減算器である9 次に動作について説明する。
雑音キャンセラの主入力として、減算器2に雑音n (
n)が混入した信号S (n)を人力し、その雑音n
(n)と相関の強い雑音源信号n’ (n)を参照入
力としてアダプティブフィルタ1に入力する。そして、
アダプティブフィルタ1で下記の如くフィルタ特性を調
整しつつ、雑音源信号n’ (n)をn (n)に変
換して出方し、減算器2で雑音n (n)が混入した主
入力信号S (n)+n(n)からアダプティブフィル
タlの出方信号n (n)を減じる。アダプティブフィ
ルタlは減算器2による減算結果i (n)に基づい
て自乗平均くε2(n)>が最小になるようにフィルタ
の周波数特性を調整する。その結果、参照入力として雑
音源信号n’ (n)が入力されると、主入力信号S
(n)に混入する雑音n (n)に等しい最適推定波
形n (n)を出力するようにフィルタの入出力関係が
逐次構成される。フィルタの特性は以下に示すアルゴリ
ズムに従い調整する。
n)が混入した信号S (n)を人力し、その雑音n
(n)と相関の強い雑音源信号n’ (n)を参照入
力としてアダプティブフィルタ1に入力する。そして、
アダプティブフィルタ1で下記の如くフィルタ特性を調
整しつつ、雑音源信号n’ (n)をn (n)に変
換して出方し、減算器2で雑音n (n)が混入した主
入力信号S (n)+n(n)からアダプティブフィル
タlの出方信号n (n)を減じる。アダプティブフィ
ルタlは減算器2による減算結果i (n)に基づい
て自乗平均くε2(n)>が最小になるようにフィルタ
の周波数特性を調整する。その結果、参照入力として雑
音源信号n’ (n)が入力されると、主入力信号S
(n)に混入する雑音n (n)に等しい最適推定波
形n (n)を出力するようにフィルタの入出力関係が
逐次構成される。フィルタの特性は以下に示すアルゴリ
ズムに従い調整する。
まず、減算結果ε (n)は次式のように示すことがで
きる。
きる。
t (n) =S (n) +n (n) −n (
n)このとき、減算結果の自乗平均は。
n)このとき、減算結果の自乗平均は。
<t2(n) >=< (S (n) +n (n)
−n (n) ) 2>=<S”(n)>十<5(n)
(n(n)−n(n)) >+< (n (n) −
n (n) ) ”> ・・・・・・・・・・
・・(1)である。一般に信号と雑音は無相関であり、
<S (n) (n (n) −n (n) >=0
と近似できる。よって、(1)式は、 <t” (n) >=<52(n) >+< (n (
n) −n (n) ) 2>・−(2)となる、(2
)式より自乗平均<s”(n))が最小になるようにn
’ (n)を変化させても信号の自乗平均には影響を
与えないことがゎがる。また、<t”(n)>が最/1
%ならば<(n(n)−n(n))”>も最小であり、
このときn (n)はn (n)の最適近似となる。
−n (n) ) 2>=<S”(n)>十<5(n)
(n(n)−n(n)) >+< (n (n) −
n (n) ) ”> ・・・・・・・・・・
・・(1)である。一般に信号と雑音は無相関であり、
<S (n) (n (n) −n (n) >=0
と近似できる。よって、(1)式は、 <t” (n) >=<52(n) >+< (n (
n) −n (n) ) 2>・−(2)となる、(2
)式より自乗平均<s”(n))が最小になるようにn
’ (n)を変化させても信号の自乗平均には影響を
与えないことがゎがる。また、<t”(n)>が最/1
%ならば<(n(n)−n(n))”>も最小であり、
このときn (n)はn (n)の最適近似となる。
その結果、ε (n)はS (n)に近似する6
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のアダプティブフィルタによる雑音キャンセラは以
上のように構成されているので、1つの雑音源信号を参
照してキャンセルを行うため、複数の雑音源によって発
生した雑音が信号に混入する場合、雑音キャンセルが不
十分となり、残留雑音が増えてしまうなどの課題があっ
た。
上のように構成されているので、1つの雑音源信号を参
照してキャンセルを行うため、複数の雑音源によって発
生した雑音が信号に混入する場合、雑音キャンセルが不
十分となり、残留雑音が増えてしまうなどの課題があっ
た。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、複数の雑音源によって発生した雑音が信号に混
入した場合でも十分な雑音キャンセルができ、残留雑音
を低減することができるアダプティブフィルタによる雑
音キャンセラを得ることを目的とする。
もので、複数の雑音源によって発生した雑音が信号に混
入した場合でも十分な雑音キャンセルができ、残留雑音
を低減することができるアダプティブフィルタによる雑
音キャンセラを得ることを目的とする。
この発明に係る並列アダプティブフィルタにょる雑音キ
ャンセラは、複数のアダプティブフィルタを並列に配置
し、そのアダプティブフィルタの出力信号を加算器で総
和をとり、減算器で主入力信号からその加算器の出方信
号を減じるものである。
ャンセラは、複数のアダプティブフィルタを並列に配置
し、そのアダプティブフィルタの出力信号を加算器で総
和をとり、減算器で主入力信号からその加算器の出方信
号を減じるものである。
この発明における並列アダプティブフィルタによる雑音
キャンセラは、複数のアダプティブフィルタを並列に配
置し、そのアダプティブフィルタの出力信号の総和をと
る加算器を設けたことにより、複数の雑音源によって発
生された雑音がキャンセルされる。
キャンセラは、複数のアダプティブフィルタを並列に配
置し、そのアダプティブフィルタの出力信号の総和をと
る加算器を設けたことにより、複数の雑音源によって発
生された雑音がキャンセルされる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による並列アダプティブフィル
タによる雑音キャンセラを示すブロック図であり、図に
おいて、1jはアダプティブフィルタ(<j==1.・
・・k〉とする)、2は減算器、3は加算器である。ま
た、第2図はアダプティブフィルタ11として、 F
I R(FiniteI mpulse Re5po
nse)型アダプティブフィルタを用いたときのブロッ
ク図であり、11.1は任意の遅延時間を持っQ−1個
の遅延回路、Il、2は入力と可変係数h 1. m
(n ) < m = 1 、− Q >の乗算を行う
乗算器、18.、は各乗算器1j、2の出力の総和をと
る加算器、14.4は可変係数をコントロールする係数
コントローラである。
図はこの発明の一実施例による並列アダプティブフィル
タによる雑音キャンセラを示すブロック図であり、図に
おいて、1jはアダプティブフィルタ(<j==1.・
・・k〉とする)、2は減算器、3は加算器である。ま
た、第2図はアダプティブフィルタ11として、 F
I R(FiniteI mpulse Re5po
nse)型アダプティブフィルタを用いたときのブロッ
ク図であり、11.1は任意の遅延時間を持っQ−1個
の遅延回路、Il、2は入力と可変係数h 1. m
(n ) < m = 1 、− Q >の乗算を行う
乗算器、18.、は各乗算器1j、2の出力の総和をと
る加算器、14.4は可変係数をコントロールする係数
コントローラである。
以下動作について図1で説明する。
今、主入力信号をS (n) 、主入力信号S (n)
に混入する雑音をrz(n)<j=1.・・・k〉とす
る。参照入力には主入力信号S (n)に混入する雑音
nl (n)<j =1.・・・k〉と相関が強い雑音
源信号n’ t (n)<j=1.・・・k〉とする。
に混入する雑音をrz(n)<j=1.・・・k〉とす
る。参照入力には主入力信号S (n)に混入する雑音
nl (n)<j =1.・・・k〉と相関が強い雑音
源信号n’ t (n)<j=1.・・・k〉とする。
参照入力をそれぞれアダプティブフィルタ1.に入力し
、アダプティブフィルタ1jの出力信号の総和を加算器
3で求める。その後、減算器2で雑音が混入した主入力
信号から加算器3で総和した結果を減じる。アダプティ
ブフィルタ1jはこの減算結果ε (n)を基に自乗平
均くε” (n)>を求め、これを最小にするようにフ
ィルタの特性を調整する。この結果、アダプティブフィ
ルタ1、は、参照入力として雑音源信号n’+(n)、
<j=1.・・・k〉を入力すると主入力信号に混入し
た雑音rz (n)<j=1. ・・k〉の近似波形
n1(n)<j=1+・・・k〉を出力するようになる
。
、アダプティブフィルタ1jの出力信号の総和を加算器
3で求める。その後、減算器2で雑音が混入した主入力
信号から加算器3で総和した結果を減じる。アダプティ
ブフィルタ1jはこの減算結果ε (n)を基に自乗平
均くε” (n)>を求め、これを最小にするようにフ
ィルタの特性を調整する。この結果、アダプティブフィ
ルタ1、は、参照入力として雑音源信号n’+(n)、
<j=1.・・・k〉を入力すると主入力信号に混入し
た雑音rz (n)<j=1. ・・k〉の近似波形
n1(n)<j=1+・・・k〉を出力するようになる
。
よって、主入力信号は混入した雑音nl (n)<J=
1.・・・k〉の近似波形n1(n)<j=1゜・・k
〉で減算され、減算結果ε (n)は信号S (n)
に近づく。
1.・・・k〉の近似波形n1(n)<j=1゜・・k
〉で減算され、減算結果ε (n)は信号S (n)
に近づく。
アダプティブフィルタの特性は、以下に示すアルゴリズ
ムに従い調整する。
ムに従い調整する。
まず、減算結果ε (n)は次の式のように示される。
E (n) =S (n) +n1(n) +−+nK
(n)減算結果の自乗平均は1次式になる。
(n)減算結果の自乗平均は1次式になる。
<ε” (n) >=< (S (n) +n、 (n
) +−+n)((n)−n、 (n) −−nK
(n) )2>・・(3)ここで主入力信号と雑音は無
相関であり、また雑音も互いに無相関であり、次の近似
がなされる。
) +−+n)((n)−n、 (n) −−nK
(n) )2>・・(3)ここで主入力信号と雑音は無
相関であり、また雑音も互いに無相関であり、次の近似
がなされる。
<S (n) ・nl (n) > (j=1.−k)
=On r (n) ”J (n) > (i=
i、 ・=に+ n=1.−h、 i≠Q)二〇 n + (n) ・n4 (n) > (i=1.−
に、 p=1.−に、 1f−Q)=O これより(3)式は、以下の次に近似できる。
=On r (n) ”J (n) > (i=
i、 ・=に+ n=1.−h、 i≠Q)二〇 n + (n) ・n4 (n) > (i=1.−
に、 p=1.−に、 1f−Q)=O これより(3)式は、以下の次に近似できる。
<12(n) >=<82(n) >+< (nu (
n)−n、、(n) ) 2>+−+< (nx (n
) −nx (n) ) 2> =44)(4)式より
、自乗平均<E2(n)>が最小になるようにnl (
n)<j=1.・・・k〉を変化させても信号の自乗平
均には影響を及ぼさない。
n)−n、、(n) ) 2>+−+< (nx (n
) −nx (n) ) 2> =44)(4)式より
、自乗平均<E2(n)>が最小になるようにnl (
n)<j=1.・・・k〉を変化させても信号の自乗平
均には影響を及ぼさない。
また、自乗平均〈ε2(n)>が最小ならば(4)式右
辺の第2項以後、 < Cnx (n) nz (n) ) 2>+・=
+<(nx (n)−nに(n) ) 2>は最小と
なり、このときε (n)はS (n)の最適近似とな
る。
辺の第2項以後、 < Cnx (n) nz (n) ) 2>+・=
+<(nx (n)−nに(n) ) 2>は最小と
なり、このときε (n)はS (n)の最適近似とな
る。
次に、アダプティブフィルタ1.として、第2図に示す
FIR型アダプティブフィルタを用いた構成例でアダプ
ティブフィルタの動作を説明する。
FIR型アダプティブフィルタを用いた構成例でアダプ
ティブフィルタの動作を説明する。
アダプティブフィルタ1jの入力は、直列に配置したQ
−1個の遅延回路15.1により、それぞれ一定時間τ
ずつ順次遅延する。その後、遅延結果は乗算器11.2
でそれぞれ係数h+−m (n)<m=1.・・・Q〉
が乗されたあと、加算器11.3で、総和が求められる
。よって、アダプティブフィルタIJにn’ j(n)
を入力すると、出力n、(n)は次式に示すとおりにな
る。
−1個の遅延回路15.1により、それぞれ一定時間τ
ずつ順次遅延する。その後、遅延結果は乗算器11.2
でそれぞれ係数h+−m (n)<m=1.・・・Q〉
が乗されたあと、加算器11.3で、総和が求められる
。よって、アダプティブフィルタIJにn’ j(n)
を入力すると、出力n、(n)は次式に示すとおりにな
る。
一方、係数コントローラー(1+、m)には、減算結果
= (n)を入力し、以下に示す適応アルゴリズムに
従い、自乗平均〈ε” (n)>を最小にするように、
係数り、、II (n)<m=1.−に:>を逐次求め
る。
= (n)を入力し、以下に示す適応アルゴリズムに
従い、自乗平均〈ε” (n)>を最小にするように、
係数り、、II (n)<m=1.−に:>を逐次求め
る。
B 、 Widrowらにより提案された、適応アルゴ
リズムはL M S (L east Mean S
guare)法と呼ばれくε2(n)>を最小にする係
数り、、 Ill (n)は雑音源信号n’ 1 (n
)および減算結果ε (n)を用いて次式に従い係数を
更新する。
リズムはL M S (L east Mean S
guare)法と呼ばれくε2(n)>を最小にする係
数り、、 Ill (n)は雑音源信号n’ 1 (n
)および減算結果ε (n)を用いて次式に従い係数を
更新する。
hj、m(n+1) =h+、m(n) +p・t (
n) ・n’ + (n) ・=(5)この式で、μは
更新のステップサイズを決める、任意の実定数である。
n) ・n’ + (n) ・=(5)この式で、μは
更新のステップサイズを決める、任意の実定数である。
なお、上記実施例では、加算器3にてアダプティブフィ
ルタ1jの出力の総和をとったが、荷重加算器31でも
よい。また、第3図に示すとおり荷重加算器31の荷重
係数は、適応アルゴリズムを用いて、自動制御を行って
もよい。
ルタ1jの出力の総和をとったが、荷重加算器31でも
よい。また、第3図に示すとおり荷重加算器31の荷重
係数は、適応アルゴリズムを用いて、自動制御を行って
もよい。
また、上記実施例では、アダプティブフィルタ1jとし
て、FIR型アダプティブフィルタ (第2図)につい
て説明したが、I I R(I nfiniteI m
pulse Re5ponse)型アダプティブフィル
タで構成してもよい。また、上記実施例で適応アルゴリ
ズムはB 、 Widrotzらにより提唱されたLM
S法で説明したが、学習同定法やRL S (Recu
rs〜ive L east S quare)法など
の他の適応アルゴリズムで実施してもよい。
て、FIR型アダプティブフィルタ (第2図)につい
て説明したが、I I R(I nfiniteI m
pulse Re5ponse)型アダプティブフィル
タで構成してもよい。また、上記実施例で適応アルゴリ
ズムはB 、 Widrotzらにより提唱されたLM
S法で説明したが、学習同定法やRL S (Recu
rs〜ive L east S quare)法など
の他の適応アルゴリズムで実施してもよい。
以上のように、この発明によれば複数のアダプティブフ
ィルタを並列に配置し、そのアダプティブフィルタの出
力信号の総和をとる加算器を設けたので、複数の雑音源
によって発生された雑音のキャンセルができ、残留雑音
を低減することができるものが得られる効果がある。
ィルタを並列に配置し、そのアダプティブフィルタの出
力信号の総和をとる加算器を設けたので、複数の雑音源
によって発生された雑音のキャンセルができ、残留雑音
を低減することができるものが得られる効果がある。
第1図は、この発明の一実施例による並列アダプティブ
フィルタによる雑音キャンセラを示すブロック図、第2
図はこの発明の一実施例においてアダプティブフィルタ
をFIR型アダプティブフィルタで構成した例を示すブ
ロック図、第3図はこの発明の他の実施例による並列ア
ダプティブフィルタによる雑音キャンセラを示すブロッ
ク図、第4図は従来のアダプティブフィルタによる雑音
キャンセラを示すブロック図である。 1はアダプティブフィルタ、2は減算器、3は加算器、
31は荷重加算器である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第 1 図 3=加算益 第2図 、1誹 ■−−−j−一
フィルタによる雑音キャンセラを示すブロック図、第2
図はこの発明の一実施例においてアダプティブフィルタ
をFIR型アダプティブフィルタで構成した例を示すブ
ロック図、第3図はこの発明の他の実施例による並列ア
ダプティブフィルタによる雑音キャンセラを示すブロッ
ク図、第4図は従来のアダプティブフィルタによる雑音
キャンセラを示すブロック図である。 1はアダプティブフィルタ、2は減算器、3は加算器、
31は荷重加算器である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第 1 図 3=加算益 第2図 、1誹 ■−−−j−一
Claims (5)
- (1)並列に配置した複数のアダプティブフィルタと、
上記複数のアダプティブフィルタの出力信号の総和をと
る加算器と、主入力信号から上記加算器の出力信号を減
じる減算器とを備えた並列アダプティブフィルタによる
雑音キャンセラ。 - (2)上記アダプティブフィルタとして、FIR型アダ
プティブフィルタを用いたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の並列アダプティブフィルタによる雑音
キャンセラ。 - (3)上記アダプティブフィルタとして、IIR型アダ
プティブフィルタを用いたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の並列アダプティブフィルタによる雑音
キャンセラ。 - (4)上記加算器として、荷重加算器を用いたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の並列アダプティブ
フィルタによる雑音キャンセラ。 - (5)上記アダプティブフィルタのアルゴリズムとして
、LMS法、学習同定法またはRLS法を用いたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の並列アダプティ
ブフィルタによる雑音キャンセラ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30521990A JPH04177910A (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 並列アダプティブフィルタによる雑音キャンセラ |
US07/775,760 US5189415A (en) | 1990-11-09 | 1991-10-15 | Receiving apparatus |
GB9122106A GB2251159B (en) | 1990-11-09 | 1991-10-17 | Receiving apparatus |
CA002054163A CA2054163C (en) | 1990-11-09 | 1991-10-24 | Receiving apparatus |
ITRM910809A IT1250130B (it) | 1990-11-09 | 1991-10-25 | Apparecchio ricevente. |
DE4135708A DE4135708C2 (de) | 1990-11-09 | 1991-10-30 | Empfangsvorrichtung |
FR919113824A FR2669792B1 (fr) | 1990-11-09 | 1991-11-08 | Recepteur pour recevoir des informations de fond de puits transmises a la surface. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30521990A JPH04177910A (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 並列アダプティブフィルタによる雑音キャンセラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04177910A true JPH04177910A (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=17942478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30521990A Pending JPH04177910A (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 並列アダプティブフィルタによる雑音キャンセラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04177910A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010156742A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Yaskawa Electric Corp | 信号処理装置および方法 |
JP2010245697A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 適応マイクロホンアレイ残響抑圧装置、適応マイクロホンアレイ残響抑圧方法及びプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0396999A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Aisin Seiki Co Ltd | 集音装置 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP30521990A patent/JPH04177910A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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