JPH0417757A - ノツク制御方法 - Google Patents

ノツク制御方法

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JPH0417757A
JPH0417757A JP11823590A JP11823590A JPH0417757A JP H0417757 A JPH0417757 A JP H0417757A JP 11823590 A JP11823590 A JP 11823590A JP 11823590 A JP11823590 A JP 11823590A JP H0417757 A JPH0417757 A JP H0417757A
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JP
Japan
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knock
output
cylinder
value
sensor
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JP11823590A
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Yasuo Yoshimi
吉見 泰男
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概  要 クランク角センサの出力に応答して設定される検出区間
内で検出されたノックセンサのピーク値を、前記クラン
ク角センサの出力に基づいて、どの気筒の振動によるも
のかを判別し、対応する気筒のノック判定レベルと比較
してノック判定を行うとともに、その検出されたピーク
値に基づいて前記ノック判定レベルを更新するようにし
たノック制御方法において、クランク角センサから予め
定める第1の時間以上に亘って出力が導出されないとき
、すなわちクランクパルスに欠落が生じたとき、または
予め定める第2の時間未満で導出されたとき、すなわち
前記クランクパルスにノイズなとが混入したときに暖、
各気筒毎のノック判定レベルを、たとえば全ての気筒の
平均値などの予め定める値に設定する。
これによって、前記クランクパルスの欠落やノイズの混
入などによる気筒の誤判別が生じた場合、ノック判定レ
ベルを、−旦予め定める値、たとえば金気筒の平均値に
設定して、気筒判別のずれによるノック判定レベルの大
きな変化を抑え、点火タイミングの誤遅角を防止する。
産業上の利用分野 本発明は、内燃機関の点火時期制御装置などで好適に実
施されるノック制御方法に関する。
従来の技術 従来から、ノック制御装置は、クランク角センサからの
出力に基づいて、たとえば点火タイミングから15〜9
0°クランク角(以下、 CAと略称する)の範囲で検
出区間を設定し、この検出区間内で検出されたノックセ
ンサの出力をピークホールド回路に入力し、こうして検
出されたピーク値と、予め定めるノック判定レベルとを
比較することによってノック判定を行い、その判定結果
に対応して点火タイミングを進角または遅角制御するよ
うに構成されている。
一方、複数の各気筒とノックセンサとの距離の違いや、
充填効率などの各気筒に固有の特性の違いなどによって
、各気筒に対応するノックセンサの出力レベルに違いが
生じる。したがって、前記ノック判定レベルは各気筒毎
に設けられており、クランク角センサからの出力に基づ
いて、前記ノックセンサからのピーク値がどの気筒に対
応してしているかが判別される。
こうして判別された気筒のノック判定レベルと、前記ノ
ックセンサからのピーク値とが比較され、その比較の結
果、前記ピーク値がノック判定レベルを超えているとき
にはノック有りと判定され、遅角制御が行われる。また
前記ピーク値がノック判定レベル以下であるときにはノ
ック無しと判定され、進角制御が行われる。
発明が解決しようとする課題 したがって上述の従来技術では、クランク角センサから
のクランクパルスに欠落、すなわち抜けが生じた場合や
、クランクパルスにノイズが混入した場合などでは、誤
った気筒判別をしてしまう。
したがって、クランク角センサに近い気筒が遠い気筒に
誤判別された場合には、比較的大きいピーク値が比較的
小さいノック判定レベルと比較されることになり、誤遅
角が生じてしまうという問題がある。
なお、前記クランクパルスの欠落は、クランク角センサ
とノック制御装置との間のワイヤ)z−4スの断線や短
絡、あるいは車輪のロックによるクランク軸の回転異常
などで発生し、また前記クランクパルスに混入するノイ
ズは、たとえばイグナイタからの点火信号によって発生
する。
本発明の目的は、クランクパルスの欠落やクランクパル
スへのノイズの混入などによるノック誤判定を防止する
ことができるノック制御方法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、各気筒毎にノック判定レベルを設定し、クラ
ンク角センサの出力に応答して設定される検出区間内で
検出されたノックセンサのピーク値を、前記クランク角
センサの出力に基づν)て判別した気筒のノック判定レ
ベルと比較してノック判定を行うとともに、前記ピーク
値に基づいて前記ノック判定レベルを更新するようにし
たノック制御方法において、 前記クランク角センサから、予め定める第1の時間以上
に亘って出力が導出されないとき、または予め定める第
2の時間未満で出力が導出されたときには、各気筒毎の
ノック判定レベルを予め定める値に設定することを特徴
とするノック制御方法て′ある。
作  用 本発明に従えば、クランク角センサの出力に応答して設
定される検出区間内て検出されたノックセンサのピーク
値をノック判定レベルと比較し、その比較の結果、ノッ
ク判定レベルを超えているときにはノック有りと判定し
て遅角制御を行い前記判定レベル以下であるときにはノ
ック無しと判断して進角制御が行われる。なお、前記ノ
ック判定レベルは各気筒毎に設けられており、前記ノッ
クセンサのピーク値は、クランク角センサの出力に基づ
いて、該ピーク値に対応する気筒が検出され、その対応
する気筒のノック判定レベルと比較される。
また、前記クランク角センサから予め定める第1の時間
、たとえば前回のクランクパルス周期の1.5倍以上の
時間に亘って出力が導出されないとき、すなわちクラン
クパルスに欠落が生じたとき、または予め定める第2の
時間、たとえば前回のクランクパルス周期の0.5倍未
満の時間で出力が導出されたとき、すなわち前記クラン
クパルスにノイズなどが混入したときには、各気筒毎の
ノック判定レベルを、たとえば全ての気筒の平均値など
の予め定める値に設定する。
したがって、前記クランクパルスの欠落や、ノイズの混
入などによって気筒判別にずれが生じた場合には、ノッ
ク判定レベルは前記予め定める値に設定される。これに
よって、ノック判定レベルの大きな変化によるノック誤
判定を防止することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例のノック制御装置1の電気的
構成を示すブロック図であり、第2図はノック制御装置
1によって点火時期制御される内燃機関2の構成を示す
ブロック図である。このノック制御装置lは、ノックセ
ンサ3、吸気圧センサ4、冷却水温度センサ5、クラン
ク角センサ6、およびその他のセンサ、たとえば吸気温
度センサ7a、スロットル弁開度センサ7b、排気温度
センサ7c(以下、総称するときは参照符7で示す)の
検出結果に基づいて、イグナイタ9を介して点火プラグ
10へ点火信号を導出する。
前記センサ4〜7がらの出力は、入力インタフェイス回
路11がらアナログ/デジタル変換器12を介して処理
回路13に入力される。また前記センサ6からの出力は
、入力インタフェイス回路14を介して処理回路13に
入力されている。さらにまたノックセンサ3がらの出方
は、後述する信号処理回路15で、ノック信号成分のP
波とピーク値検出とが行われた後、処理回路13に入力
される。ノックセンサ3は、たとえば加速度センサなど
で実現され、内燃機関2のシリンダブロック21に固定
されている。
前記処理回路13は、たとえばマイクロコンピュータな
どで実現され、各種の制御用マツプや学習値などを記憶
するためのメモリ16と、後述するカウンタ20とを内
蔵している。この処理回路13の電源入力端子Vecに
は、バッテリ17がらの電力が、定電圧回路18を介し
て供給されている。処理回路13からの点火信号は、出
力インタフェイス回路1つを介して前記イグナイタ9に
与えられる。また、該ノック制御装置1の故障時には、
処理回路13は出力インタフェイス回路1つを介して警
告灯32を点灯する。
前記信号処理回路15は、バントパスフィルタ33と、
ゲートスイッチ35と5ピ一クホールド回路31と、ア
ナログ/デジタル変換器34とを含んで構成される。バ
ンドパスフィルタ33の中心周波数は、7kHz程度に
選ばれており、これによってノックセンサ3の出力信号
から、ノック信号成分のみを抽出する。
第3図は、ノック検出動作を説明するためのタイミング
チャートである。クランク角センサ6がらは第3図(1
)で示されるように、たとえば180°CA毎にクラン
クパルスが導出されている。
処理回路13は、時刻tl、t2で示されるこのクラン
クパルスの立上がりタイミングで、第3図(3)におい
て時刻t3.t4で示される点火信号の立下がりタイミ
ング、すなわち点火タイミンクを設定する。
また、点火タイミングである前記時刻t3  t4から
予め定める期間w1、たとえば15°CAだけ経過した
時刻t5.t6において、第3図(4)で示されるよう
にゲート端子PIがらゲート信号を導出し、ゲートスイ
ッチ35を導通する。
このゲート信号は、前記時刻t5.t6がら予め定める
区間WO5たとえば75” CAだけ、すなわちたとえ
ば前記点火タイミングがちたとえば90°CAが経過す
る時刻t2.t8まで導出される。こうして、時刻t5
〜t2間および時刻t6〜t8間の前記時間WQは、ゲ
ートスイッチ35が導通されるノック検出区間とされる
。前記ノック検出区間Woは、点火信号が導出されず、
がっ吸排気弁の開閉による振動の影響を受けない期間に
設定されている。
シタ力って、第3図(5)で示されるノックセンサ3か
らの出力は、前記ノック検出区間WO間はピークホール
ド回路31に与えられる。該ピークホールド31では、
第3図(6)で示されるように、ノックセンサ3からの
出力のピーク値がホールドされてゆく。
ピークホールド回路31でホールドされているピーク値
は、アナログ/デジタル変換器34において、第3図(
7)で示されるタイミングでアナログ/デジタル変換さ
れて、処理回路13に読込まれる。ピークホールド回路
31のホールド値は、第3図(8)で示される処理回路
13のリセット端子P2からのリセット信号によってリ
セットされる。
処理回路13は、上述のようにして読込んだノックセン
サ3のピーク値VPEAKが、内燃機関2のどの気筒に
対応しているかを、第3図(2)で示されるカウンタ2
0のカウント値に基づいて判別し、その判別した気筒毎
に設定されている後述するノック判定レベルEと比較し
てノック判定を行う。その判定の結果、前記ピーク値V
PEAKが判定レベルEより大きいときには、点火タイ
ミングは遅角制御され、判定レベルE以下であるときに
は進角制御される。
前記カウンタ20は、前記クランクパルスに応答して、
循環してカウント動作を行い、したがってクランクパル
スが正確に導出されているときには、カウンタ20のカ
ウント値から判別される気筒は常に同一の行程、たとえ
ば点火行程にある。
すなわち、たとえば点火行程が第3、第4、第2、第1
気筒の順で行われる場合、カウント値「1」が第3気筒
に対応し、カウント値「2」が第4気筒に対応し、カウ
ント値「3」が第2気筒に対応し、カウント値「4」が
第1気筒に対応する。こうして、カウンタ20のカウン
ト値に基づいて気筒判別を行う。
またメモリ16内には、前記カウント値に対応して、前
記ノック判定レベルEを演算するための基準となるバッ
クグランド値BGがストアされている。前記ノック判定
レベルEは、第1式で示されるように、このバックグラ
ンド値BGに予め定める係数K、たとえば1.5が乗算
して求められる。
E=に*BG          =(1)一方、前記
ピーク値VPEAKの頻度が最大となるノック信号レベ
ルに安定するように、前記バックグランド値BGは、前
記ピーク値VPEAKが該バックグランド値BGよりも
大きいときには予め定める値だけ大きく更新され、また
前記ピーク値VPEAK以下であるときには予め定める
値だけ小さく更新される。
すなわち、第4図において時刻t21以前で示されるよ
うに、第4図(1)で示されるクランクパルスが正常で
あるときは、前記カウンタ20のカウント値は第4図(
2)で示されるように変化する。このカウント値に対応
するメモリ16の各ストア領域にストアされている各気
筒毎のバックグランド値BGは、第4図(3)〜第4図
(6)でそれぞれ示されるように更新される。
しかしながら、時刻t21で示されるように、たとえば
クランク角センサ3からのワイヤハーネス19の瞬断な
どによって、第4図(1)において参照符Aで示される
ように、クランクパルスに欠落が生じたときには、第4
図(2)で示されるようにカウンタ20のカウント動作
は休止し、気筒判別にずれが生じてしまう。
すなわち、たとえば時刻t2]までカウント値「1」に
対応していた第3の気筒は、時刻t21以後はカウント
値「4」に対応することになる。
同様に、時刻t21以前ではカウント値「2」に対応し
ていた第4の気筒は時刻t21以後はカウント値「1」
に対応することとなる。
したがってこのような気筒判別のずれに対するバックグ
ランド値BGの急激な変化を抑えるために、本実施例で
はクランクパルスに欠落が生じると、第4図(3)〜第
4図(6)で示されるように、その欠落が生じたと判定
した時刻t22において、各気筒のバックグランド値B
Gを全ての気筒のバックグランド値BGの平均値とする
第5図〜第8図は、上述の第3図および第4図で示され
る動作を説明するためのフローチャートである。前記時
刻tl、t2で示されるクランクパルスの立上がりタイ
ミング、または前記時刻t11、t12で示されるクラ
ンクパルスの立下がりタイミングでステップn1に移り
、クランクパルスが立上がりであるが否がか判断され、
そうでないとき、すなわち立下がりである時刻tllt
12のタイミングではステップn2に移る。
ステップn2では、カウンタ20のカウント値CCRN
Kが1だけ加算されて更新される。
ステップn3では、前記時刻t5.t6で示される前記
ゲート信号の導出開始タイミング、すなわちゲートスイ
ッチ35の導通開始時刻がセットされ、その時刻となる
とゲートスイッチ35が導通される。
また前記ステップn1において、クランクパルスが前記
時刻tl、t2で示される立上がりタイミングであると
きにはステップn4に移り、第6図で示されるノックセ
ンサ3からのピーク値の読取動作に移る。
すなわち、前記ステップn4からステップn11へは前
記時刻tl、t2で示されるクランクパルスの立上がり
タイミングで移り、ステップn11ては前記ゲート信号
の出力が停止されて、ゲートスイッチ35が遮断され、
ステップn12では前記カウント値CCRNKに基づい
て気筒判別が行われる。ステップn13では、アナログ
/デジタル変換動作が実行中であるが否がが判断され、
そうでないときにはステップn14に移り、第7図で示
されるアナログ/デジタル変換動作を開始する。
また前記ステップn13において、アナログ/デジタル
変換動作の実行中であるときにはステップn15に移り
、前記ステップn2で設定された気筒のピーク値がアナ
ログ/デジタル変換されているか否かが判断され、そう
でないときには他の動作に移り、そうであるときにはス
テップn16で、次に変換すべき気筒番号がセットされ
た復信の動作に移る。
前記ステップn14でアナログ/デジタル変換動作が開
始されるとステップn21に移り、ピークホールド回路
31の出力電圧レベルであるピーク値VPEAKがアナ
ログ、/デジタル変換されて読込まれる。ステップn2
2では、前記カウント値CCRNKに基づいて、前記ノ
ック判定レベルEを求めるためのバックグランド値BG
かメモリ16から読出される。
ステップn23では、リセット端子22からリセット信
号が出力される。このようにして、前記ステップn21
.n22でピーク値VPEAKとバックグランド値BG
とが求まるとステップn24に移り、第8図で示される
ノック制御動作に移る。
ステップn31では、クランクパルスの今回の周期T1
80iが前回の周期7180i−、の0゜5倍よりも大
きいか否かが判断され、そうであるときにはステップn
32に移り、さらに今回の周期T180iが前回の周期
T180i−、の1.5倍未満であるか否かが判断され
、そうであるときにはクランクパルスは正常であると判
断してステップ−n3Bに移り、以下のようにして各気
筒毎のバックグランド値BGが計算される。
また、前記ステップn31において、クランクパルスの
今回の周期T180iが前回の周期T180i−、の0
5倍以下であるときには、ノイズの混入などによって疑
似的にパルスが発生したものと判断し、ステップn34
で全ての気筒のバックグランド値BGを平均化した後、
ステップn36に移る。同様に、前記ステップn32に
おいて、今回の周期T180iが前回の周期T180i
の15倍以上であるときには、クランクパルスに欠落が
発生したものと判断し、前記ステップn34に移る。
ステップn33では、前記ピーク値VPEAKがバック
グランド値BGより大きいが否がか判断され、そうであ
るときにはステップn35でバックグランド値BGが1
だけ加算されて更新された後、ステップn36に移り、
そうでないときにはステップn37に移り、バックグラ
ンド値BGが1だけ減算されて更新された後、前記ステ
ップn36に移る。
ステップn35では、前記ステップn35またはn37
で求められたバックグランド値BGに、前記第1式で示
されるようにして予め定める係数Kが乗算されて、ノッ
ク判定レベルEが演算される。こうして求められたノッ
ク判定レベルEを用いてステップn38では、ピーク値
VPEAKがノック判定レベルEを超えているか否かが
判断され、そうであるとき、すなわちノックが発生して
いると判断されたときにはステップn39に移り、そう
でないときにはステップn40に移る。
ステップn39では、遅角量AKNKに、前記ピーク値
VPEAK、すなわちノック強度に対応した補正量αが
加算されて更新され、またステップn40では、前記遅
角量AKNKは、前記ピーク値VPEAKに応じた補正
量αだけ減算されて更新される。
こうして遅角量AKNKが求められるとステップn、4
1に移り、吸気圧センサ4によって検出される吸気圧や
クランク角センサ6によって検出される内、燃機関2の
回転速度、さらには冷却水温度センサ5によって検出さ
れる冷却水温度などに基づいて決定される基本進角量A
BSEから、前記遅角量AKNKが減算されて、実際の
点火時期制御に用いられる最終進角量AOPが演算され
る。
このように本発明に従うノック制御方法では、クランク
パルスへのノイズの混入や、クランクパルスの欠落を検
出したときには、ノック判定レベルEを求めるための各
気筒毎のバックグランド値BGを平均化するようにした
ので、前述のようなりランクパルスの異常による気筒判
別に誤りが生じても、バックグランド値BGの大きな変
化を抑制し、ノック誤判定による誤遅角を防止すること
ができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、クランク角センサから予
め定める第1の時間、たとえば前回のクランクパルス周
期の1.5倍以上の時間に亘って出力が導出されないと
き、すなわちクランクパルスに欠落が生じたとき、また
は予め定める第2の時間、たとえば前回のクランクパル
ス周期の0゜5倍未満の時間で出力が導出されたとき、
すなわちクランクパルスにノイズなどが混入したときに
は、各気筒毎のノック判定レベルを予め定める値に設定
するようにしたので、前記クランクパルスによる気筒判
別にずれが生じても、ノック判定レベルの2激な低下に
よるノック誤判定を防止し、誤遅角を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のノック制御装置1の電気的
構成を示すブロック図、第2図はノック制御装置1とそ
れに関連する内燃機関2の構成を示すブロック図、第3
図はノック検出動作を説明するためのタイミングチャー
ト、第4図は本発明の詳細な説明するためのタイミング
チャート、第5図〜第8図はノック制御動作を説明する
ためのフローチャートである。 1・・・ノック制御装置、2・・内燃機関、3〜7・・
・センサ、10・・・点火プラグ、13・・・処理回路
、15・・・信号処理回路、31・・・ピークホールド
回路、35・・・ゲートスイッチ 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  各気筒毎にノック判定レベルを設定し、クランク角セ
    ンサの出力に応答して設定される検出区間内で検出され
    たノックセンサのピーク値を、前記クランク角センサの
    出力に基づいて判別した気筒のノック判定レベルと比較
    してノック判定を行うとともに、前記ピーク値に基づい
    て前記ノック判定レベルを更新するようにしたノック制
    御方法において、 前記クランク角センサから、予め定める第1の時間以上
    に亘つて出力が導出されないとき、または予め定める第
    2の時間未満で出力が導出されたときには、各気筒毎の
    ノック判定レベルを予め定める値に設定することを特徴
    とするノック制御方法。
JP11823590A 1990-05-07 1990-05-07 ノツク制御方法 Pending JPH0417757A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014169676A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Mitsubishi Motors Corp ノック検出装置
US9630234B2 (en) 2012-05-07 2017-04-25 Stolle Machinery Company, Llc Gas cooling method for can forming

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