JPH04177526A - 文章読み上げ装置 - Google Patents

文章読み上げ装置

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JPH04177526A
JPH04177526A JP2304889A JP30488990A JPH04177526A JP H04177526 A JPH04177526 A JP H04177526A JP 2304889 A JP2304889 A JP 2304889A JP 30488990 A JP30488990 A JP 30488990A JP H04177526 A JPH04177526 A JP H04177526A
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JP2304889A
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Inventor
Norie Moriki
森木 紀恵
Hiroyuki Kinukawa
博之 絹川
Akihiro Hirai
平井 章博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表記文字列、品詞および読みからなる辞書を
参照して、任意の自然語文を単語および文節に分割し、
読みを付与して合成音声で読み上げる文章読み上げ装置
に関する。
[従来の技術] 計算上の任意の自然語テキストデータを合成音声を用い
て読み上げる、文章読み上げ技術としては、例えば特開
平2−28718号公報に記載の技術がある。
この従来技術では、読み上げの途中で聞きのがしゃ聞き
取りにくい部分があった場合に、簡単に再読み上げを指
示するためのリピート機能を設けている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の技術においては、繰返しを指示すると元と同
じ態様で文の読み上げを行なうため、聞き取りにくい部
分や意味がわからなかった部分を理解するのが困難であ
るという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、−度の読み上げでは聞き取れ
なかったり、意味がつかめないために、読み上げの繰返
しを指示して再び読み上げた場合に、元とは異なる態様
で文の読み上げを行なうことにより、正しい聞き取りや
内容の理解を容易にする文章読み上げ装置を提供するこ
とにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的達成のために、本発明の文章読み上げ装置では
、互いに異なる読み上げの態様を表わすテーブルを設け
、繰返しによる再読み上げ時と元の読み上げ時に参照す
るテーブルを違えている。
さらに、読み上げの態様を表わすテーブルに、読み上げ
に使用する合成音声の発声を制御する情報と、読みの態
様を制御する情報をもたせている。
このようにすることにより、テーブル中の情報に応じた
発声や読みの形態で、読み上げ処理および再読み上げ処
理を行う。
[作用] 本発明の文章読み上げ方法では、読み上げの繰返しが指
示された場合に、元の読み上げの態様と異なる態様で読
み上げを行うので、聞きとりにくかったり内容が理解で
きなくて繰返しを指示した場合でも、正しい聞き取りや
内容の理解を容易に行うことができる。
[実施例1] 以下、本発明の第一実施例を第1図〜第33図により説
明する。
本実施例の特徴は、互いに異なる読み上げの態様を表わ
すテーブルを設け、繰返しによる再読み上げ時と元の読
み上げ時に参照するテーブルを違えることである。さら
に本実施例の他の特徴は、読み上げの態様を表わすテー
ブルに、読み上げに使用する合成音声の発声を制御する
情報と、読みの態様を制御する情報をもたせ、これに応
じた発声や読みの形態で、読み上げ処理および再読み上
げ処理を行うことである。
第39図は、第一実施例の文章読み上げ装置の構成を示
すブロック図である。キーボード91は、文章情報、オ
ペレータからの指示情報を処理装置94へ入力するため
のものである。処理装置94は、前記指示情報に基づき
入力された文章情報の読み上げのための処理を行うもの
である。記憶装置95は、処理装置94で行われる処理
に用いられる辞書及び各種テーブル(これらについては
後述される)を記憶し、また、処理のために必要とされ
るワークエリア及び単語情報バッファのエリアを備える
。音声合成装置93及びスピーカ92は、処理装置から
の読み上げ情報を受けて文章を音声出力するための音声
合成出力装置を構成する。
デイスプレィ90は文章情報等を表示するためのもので
あるが、本実施例とは特別の関連はない。
読み上げのための処理に係る制御プログラムは処理装置
に備えてもよく、記憶装置上に記憶しておいてもよい。
また、文章情報の入力はOCRを用いておこなってもよ
く、文章ファイルから入力するようにしてもよい。
第14図は、元の読み上げの態様を表わす新規読み上げ
制御テーブル31の一例である。
第15図は、再読み上げの態様を表わす再読み上げ制御
テーブル34の一例である。また、第26図乃至第31
図も再読み上げ制御テーブル34の例である。
31.34はいずれも、読み上げ時の発声を制御する情
報である発声制御情報40と、読み上げの形態を制御す
る読み方モード41からなる。発声制御情報4oは、合
成音声の大きさを表わす音量4001、合成音声の発声
速度を表わす速度4002、合成音声の高さを表わす音
程4003と合成音声が男声か女性かを表わす性別40
04からなる。音量4001は、1 (小)から8(大
)の数値で相対的に表わされる。速度4002は、1 
(遅)から8(速)の数値で相対的に表わされる。音程
4003は、l (低)から8(高)の数値で相対的に
表わされる。性別4004は、〈男声〉かく女声〉いず
れかの値をとる。読み方モード41は、同音異義語を読
み上げる場合に意味説明を付ける〈同音異義語の説明〉
、同表記異音語の複数の読みを全て読み上げる〈同表記
異音語の読み候補列挙〉、指定した字種からなる語を読
み上げる場合に、何の字種かを通知するく指定字種の通
知〉、指定した語句を含んだ文のみを読み上げる〈指定
語句を含む文の選択〉、指定した分野に属する語を読み
上げる場合に、何の分野であるか通知する〈指定分野の
通知〉、文節毎に大きめの間をあけて読み上げる〈文節
毎の区切り〉と通常に読み上げる〈普通読み〉のいずれ
か1つを値とする。これらのテーブルの内容設定は読み
上げのための処理に入る前にオペレータによって事前に
設定することができる。
第16図は、辞書30の一例である。辞書30は、読み
上げる自然語文に出現する語句である見出し5C1見出
し50に対応する品詞51.読み上げに使用する読み5
2、同音異義語の有無および見出し50を他の同音異義
語と区別するための同音コード53、同表記異音語の読
みを全て登録した同表記読み54、見出し50を記述し
ている字種を表わす字種コード55と属する分野を表わ
す分野]−ド56からなる。同音コード53は、同音異
義語が存在する場合には、第19図に後述する同音異義
語意味テーブル35の該当する説明文読み80に対応し
た同音コード53が入り、それ以外の場合<0>の値を
とる。字種コード55は、〈かな漢字〉、〈カタカナ〉
、〈英字〉、〈算用数字〉、〈その他〉のいずれか1つ
の値とする。
分野]−ド56には、〈地名〉、〈人名〉、〈医学用語
〉、〈コンピュータ用語〉、くその他〉のいずれか1つ
が入る。
第17図は、読み上げる自然語文を構成する単語情報を
登録する単語情報バッファ32の一例である。単語情報
は、開始フラグ6o、先頭フラグ61、辞書30の見出
し50、品詞51、読み52、同音コード53、同表記
読み54、字種コード55と分野]−ド56からなる。
開始フラグ6oには、読み上げ開始位置ならば〈1〉、
それ以外の場合<0>が入る。先頭フラグ61には、文
の先頭ならば〈文頭〉、文節の先頭ならば、〈文節類〉
、それ以外の場合〈0〉が入る。単語情報バッファ32
には、読み上げた文についての単語情報が、文書の先頭
から順に全て登録されている。
第18図は、繰返し指示テーブル33の一例である。繰
返し指示テーブル33は、繰返しの指示内容を表わす指
示情報7oからなる。繰返し指示テーブル33には、繰
返しの指示の発生順に指示情報70が登録される。この
登録は、読み上げ時または再読み上げ時にキーボードか
らの入力に基づき行われる。また、第32図及び第33
図も繰返し指示テーブル33の例である。
第19図は、同音異義語意味テーブル35である。同音
意義語意味テーブル35は、同音コード53と同音コー
ド53で表わされる同音異義語の意味説明文の読み80
からなる。
第20図は、指定字種テーブル36である。指定字種テ
ーブル36は、第7図に後述する字種の通知読み処理で
用いる字種コード55が登録されている。
第21図は、字種通知テーブル37である。字種通知テ
ーブル37は、字種コード55と字種コード55で表わ
される字種を通知する文の読み81からなる。
第22図は、指定語句テーブル38である。指定語句テ
ーブル38は、第9図に後述する指定語句による文の選
択読み処理で用いる見出し50が登録されてるい。
第23図は、指定分野テーブル39である。指定分野テ
ーブル39は、第9図に後述する分野の通知読み処理で
用いる分野]−ド56が登録されている。
第24図は、分野通知テーブル42である。分野通知テ
ーブル42は、分野]−ド56と分野]−ド56で表わ
される分野を通知する文の読み82からなる。
第19図乃至第24図のテーブルは、第17図の単語情
報バッファ32に単語情報が登録された後、再読み上げ
制御テーブルの読み方モードに基づき作成される。
第25図は、読み上げのために入力された文章の一例で
ある。
第1図は、本発明の第一実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
ステップ1からステップ9は、文章を読み上げ、指示に
応じて繰返しを行う処理である。
ステップ1では、まず読み上げる文を1文読み込む。
ステップ2では、形態素解析を行う。すなわち、ステッ
プlで読み込んだ文を辞書30(第16図)を参照して
単語に分割し、文節を認定する。ここで、分割した単語
の辞書情報と認定した文頭、文節類を示す先頭フラグ6
1とを単語情報バッファ32(第17図)に登録し、単
語情報バッファ32内の開始フラグ60のうち文先頭に
あたる単語の開始フラグ60のみを〈1〉とする。
ステップ3では、単語情報バッファ32を参照して合成
音声による読み上げを行う。このとき、新規読み上げ制
御テーブル31(第14図)に定義されている読み上げ
の態様に従って、読み上げが行われる。
すなわち、第2図に示すように、新規読み上げ制御テー
ブル31の読み方モード41に応じた単位文の読み(文
頭から次ぎの文頭の前までの読み)を合成する(ステッ
プ301)。この場合の読み方モードは「普通読み」で
あるので、第4図のフローチャート(詳細な説明は再読
み上げの説明で行う)で普通読みの読み合成が選択され
る。この時点で、合成に使った読み52を持つ最後の単
語情報の次に位置する開始フラグが<1>となる。
さらに、新規読み上げ制御テーブル31の発声制御情報
40に応じて合成音声の発声のしかたを設定しくステッ
プ302)、読みにしたがい合成音声を出力する(ステ
ップ303)。
ステップ4では、読み上げ終了までに繰返しが指示され
ているか否かを判定する。ここでは、繰返し指示テーブ
ル33に指示情報70が登録されていれば、まだ実行し
ていない繰返しが指示されていると判定する。
ステップ5では、再読み上げの開始位置を決定する。繰
返し指示テーブル33 (第18図)に登録されている
指示情報70に基づいて、単語情報バッファ32の参照
位置を決定する。すなわち、第13図に示すように、ま
ず指示情報70が〈文書先頭に戻り〉であるか否かを判
定する(ステップ501)。指示情報70がく文書先頭
に戻り〉であれば、単語情報バッファ32の先頭の開始
フラグ6oのみを〈1〉としくステップ502)、再読
み上げ開始位置決定処理を終了する。それ以外の場合は
、次に指示情報70が〈1文節戻り〉であるか否かを判
定する(ステップ503)。
〈1文節戻り〉であれば、現在開始フラグ60が<1>
である単語情報より前で最初に見つかる、先頭フラグ6
1が〈文節類〉であめ単語情報の開始フラグ60のみを
〈1〉としくステップ504)、ステップ507にすす
む。それ以外の場合は、さらに指示情報70が〈1文戻
り〉であるか否かを判定する(ステップ505)。〈〕
文戻り〉であれば、現在開始フラグ60がく1〉である
単語情報より前で最初に見つかる、先頭フラグ6]が〈
文頭〉である単語情報の開始フラグ60のみを〈]〉と
しくステップ506)、ステップ507にすすむ。さら
に次の指示情報70へすすみ(ステップ507)、繰返
し指示テーブル33にまだ指示情報70があるか否かを
判定する(ステップ508)。指示情報70があればス
テップ501へ戻り、なければ再読み上げ開始位置決定
処理を終了する。
ステップ6では、ステップ5で処理した指示情報70を
消去するために繰返し指示テーブル33を初期化し、再
読み上げ終了までに行われる繰返し指示を登録できるよ
うにする。
ステップ7では、単語情報バッファ32の開始フラグ6
0が<1>である単語情報の見出し5゜が存在するか否
かを判定する。見出し50が存在する場合、再読み上げ
処理(ステップ8)を行い、存在しない場合は読み上げ
終了判定(ステップ9)にすすむ。
ステップ8では、単語情報バッファ32の開始フラグ6
0が〈1〉の単語情報から1文について再読み上げを行
う。ここでは、再読み上げ制御テーブル34(第15図
)に定義された読み上げの態様に従って読み上げが行わ
れる。
すなわち、第3図に示すように、再読み上げ制御テーブ
ル34の読み方モード41に応じた読みを合成する(ス
テップ3o1)。この時点で、合成に使われた読み52
を持つ最後の単語情報の次にあたる開始フラグ60が〈
1〉となる。再読み上げ制御テーブル34の発声制御情
報40に応じて合成音声の発声のしかたを設定しくステ
ップ302)、読みにしたがい合成音声を出力する(ス
テップ303)。第4図は、前記読みの合成処理(ステ
ップ301)の詳細フローチャートである。ステップ8
001では、読み方モード41が〈同音異義語の説明〉
であるか否かを判定する。
〈同音異義語の説明〉である場合にはステップ8002
にすすみ、それ以外の場合にはステップ8003にすす
む。ステップ8002では、同音異義語を読み上げると
き意味説明をつける読みを合成し、読み合成処理を終了
する。
ステップ8003では、読み方モード41が〈同表記異
音語の読み候補列挙〉であるか否かを判定する。〈同表
記異音語の読み候補列挙〉である場合にはステップ80
04にすすみ、それ以外の場合にはステップ8005に
すすむ。ステップ8004では、同表記異音語を読み上
げるとき複数の読みを全て挙げる読みを合成し、読み合
成処理を終了する。
ステップ8005では、読み方モード41が〈指定字種
の通知〉であるか否かを判定する。
〈指定字種の通知〉である場合にはステップ8006に
すすみ、それ以外の場合にはステップ8007にすすむ
。ステップ8006では、指定した字種からなる語を読
み上げるとき何の字種かを通知する読みを合成し、読み
合成処理を終了する。
ステップ8007では、読み方モード41が〈指定語句
を含む文の選択〉であるか否かを判定する。〈指定語句
を含む文の選択〉である場合にはステップ8008にす
すみ、それ以外の場合にはステップ8009にすすむ。
ステップ8008では、指定した語句を含む文のみを選
択して、読みを合成し、読み合成処理を終了する。
ステップ8009では、読み方モード41が〈指定分野
の通知〉であるか否かを判定する。
〈指定分野の通知〉である場合にはステップ8010に
すすみ、それ以外の場合にはステップ8011にすすむ
。ステップ8010では、指定した分野に属する語を読
み上げるとき何の分野であるか通知する読みを合成し、
読み合成処理を終了する。
ステップ8011では、読み方モード41が〈文節毎の
区切り〉であるか否かを判定する。
〈文節毎の区切り〉である場合にはステップ8012に
すすみ、それ以外の場合にはステップ8013にすすむ
。ステップ8012では、文節毎に大きめの間をあけた
読みを合成し、読み合成処理を終了する。ステップ80
13では、表記のみに従った読みを合成し、読み合成処
理を終了する。合成結果は記憶装置のワークエリアに記
憶される。
第12図は、前記発声設定処理(ステップ302、第3
図)の詳細フローチャートである。ステップ3o21で
は、発声制御情報40の音量4001にしたがい音量を
設定する。ステップ3022では、発声制御情報40の
速度4002にしたがい速度を設定する。ステップ30
23では、発声制御情報40の音程4003にしたがい
音程を設定する。ステップ3024では、発声制御情報
40の性別4004にしたがい音質を設定する。ステッ
プ303で合成音声を出力し、ステップ8が終了すると
ステップ4に戻る。
ステップ9では、文章読み上げを終了するか否かを判定
する。読み込む文がまだある場合は、ステップlに戻り
、読み込む文がなくなった場合に、終了であると判定し
処理を終了する。
ステップ21からステップ27は、繰返しを指示し、そ
れに応じて繰返し指示テーブル33(第18図、第32
図、第33図)に指示情報70を登録する処理である。
ステップ21では、読み上げの繰返しをキーボードによ
り指示する。ここで、繰返しを指示するキーとして定義
されている複数のキーのうちの1つを押す。本実施例で
は、繰返しを指示するキーは、F1キー、F2キー、F
3キーの3つであるとする。各キーには後述する再読み
上げ開始位置への戻り単位がそれぞれ割り当てられてい
る。
ステップ22では、ステップ21で押されたのがF1キ
ーであるか否かを判定する。F1キーであると判定され
た場合、ステップ23に進み、そうでない場合にはステ
ップ24に進む。
ステップ23では、F1キー押下が意味するく1文節戻
り〉の指示情報70を繰返し指示テーブル33に登録し
、処理を終了する。
ステップ24では、ステップ21で押されたのがF2キ
ーであるか否かを判定する。F2キーであると判定され
た場合、ステップ25に進み、そうでない場合にはステ
ップ26に進む。
ステップ25では、F2キー押下が意味する〈1文戻り
〉の指示情報70を繰返し指示テーブル33に登録し、
処理を終了する。
ステップ26では、ステップ21で押されたのがF3キ
ーであるか否かを判定する。F3キーであると判定され
た場合、ステップ27に進み、そうでない場合には終了
する。
ステップ27では、F3キー押下が意味する〈文書先頭
に戻り〉の指示情報70を繰返し指示テーブル33に登
録し、処理を終了する。
ここで、第5図から第11図の具体的説明のため、第2
5図に示す文書が最後まで読み上げられ、第17図の単
語情報バッファ32を持っているとする。第18図に示
す指示情報70が登録された繰返し指示テーブル33を
持つときの、ステップ4からの動作について説明する。
ステップ4では、繰返し指示テーブル33に指示情報7
0が登録されているために、繰返しが指示されていると
判定し、ステップ5にすすむ。
ステップ5は、第13図を用いて詳細に説明する。まず
先頭に登録されている指示情報70が〈1文戻り〉であ
ることから、ステップ505からステップ506へすす
む。そして単語情報バッファ32を下から検索し、見出
し50が「出欠」である単語情報の、先頭フラグ61が
く文頭〉であることを発見する。そこで、現在〈1〉で
ある開始フラグ60を<0>とし、見出し50が「出欠
」である単語情報の開始フラグ60を〈1〉とする。以
下、このような開始フラグ60の操作を「OOの開始フ
ラグ60にく1〉を移す」と表現する。次にステップ5
07にすすむと、次の指示情報70は〈1文戻り〉であ
る。したがってステップ508では指示情報70がある
と判定し、ステップ501に戻る。続いて、前回の指示
情報と同様にステップ505からステップ506へすす
み、今度は見出し50が「場所」である単語情報の開始
フラグ60にく1〉を移す。さらに、ステップ507に
すすみ、次の指示情報70は〈1文節戻り〉である。ス
テップ508では指示情報70があると判定し、再びス
テップ501へ戻る。この指示情報7oを、ステップ5
03でく1文節戻り〉であると判定し、ステップ504
にすすむ。
現在開始フラグ60が〈1〉となっている見出し50が
「場所」の単語情報より、単語情報バッファ32を上に
向かって検索し、見出し50がUなし」である単語情報
の先頭フラグ61がく文節類〉であることを発見する。
ここで、見出し50が「場所」の単語情報から、見出し
50が「なし」の単語情報に開始フラグ60<1>が移
る。さらに、ステップ507にすすむと、次の指示情報
70は存在せず、ステップ508により再読み上げ開始
位置決定処理(ステップ5)は終了する。
次にステップ6では、新たに発生する指示情報70と区
別するため、繰返し指示テーブル33に登録されている
指示情報70を全て初期化する。
ステップ7では、単語情報バッファ32を参照し、開始
フラグ60が〈1〉の単語情報の見出し50が空か否か
を判定する。現在、当該単語情報の見出し50は「なし
」であるので、読み上げる文があると判定し、ステップ
8へすすむ。
ステップ8は、第3図、第4図、第5図、第12図と第
15図を用いて詳細に説明する。ます、ステップ301
では、事前に設定された再読み上げ制御テーブル34に
おける読み方モード41を参照して、読みを合成する。
第4図に示す読み合成処理(ステップ301)において
、第15図に示す再読み上げ制御テーブル34の読み方
モード41が〈同音意義語の説明〉であることから、ス
テップ8001からステップ8002の同音異義語説明
の読み合成処理にすすむ。第5図に示す同音異義語説明
の読み合成処理(ステップ8002)において、まずス
テップ 80020で単語情報バッファ32の中で開始
フラグ60がく1〉である単語情報を探す。見出し50
が[なしJである単語情報の開始フラグ60が〈1〉で
あることがわかり、ステップ80021にすすむ。当該
単語情報の同音コード53は<0>であるので次にステ
ップ80022にすすみ、読み52「ナシ」を取りだす
。ステップ80023では、先頭フラグ61が〈文節頭
〉であることより、ステップ80025にすすむ。次に
見出し50が「なし」の単語情報の開始フラグ〈1〉を
次の単語情報の開始フラグに移す。ステップ80026
で次の単語情報に着目すると、ステップ8002’7は
、当該単語情報の見出し50が[場所Jであるため、単
語情報が存在すると判定し、ステップ 80028にす
すむ。
ここで、先頭フラグ61は〈文頭〉であるので、同音異
義語説明の読み合成処理を終了する。次に第4図におい
ても読み合成処理を終了し、第3図に戻りステップ30
2の発声設定処理にすすむ。
第12図に示す、発声設定処理(・ステップ302)に
おいて、再読み上げ制御テーブル34の発声制御情報4
0を参照する。まず、ステップ3021で、音量400
1に登録された「6」の音量に設定する。次にステップ
3022で、速度4002に登録されたr3Jの速度に
設定し、ステップ3023では、音程4003で示され
る「5」の音程に設定する。最後にステップ3024で
、性別4004の〈女声〉に設定し、発声設定処理を終
了する。
第3図に戻り、ステップ303では、ステップ301で
得た「ナシ」の読みで合成音声を出力する。
ここで、再読み上げ処理(ステップ8)は終了する。
この間繰返し指示テーブル33は新たに指示情報70を
登録していないので、ステップ4で繰返しが指示されて
いないと判定し、ステップ7にすすむ。現在単語情報バ
ッファ32の開始フラグが<1>であるのは、見出し5
0が[場所Jである単語情報である。したがってステッ
プ7では、読み上げる文があると判定し、ステップ8に
すすむ。
こうして、先頭フラグ61が〈文頭〉である見出し50
が「出欠」の単語情報まで、開始フラグ60の<1>が
移ったときに、「バショワ ミテイ」を合成してステッ
プ301を終了し、ステップ302にすすむ。同様にス
テップ302で発声制御情報を設定し、ステップ303
で「バショワミテイ」の合成音声を出力する。こうして
ステップ8を終了し、ステップ4、ステップ7を経て、
同様に同音異義語の説明読み合成処理(ステップ800
2)にすすむ。ステップ80020により、現在開始フ
ラグ60が〈1〉なのは、見出し50が、「出欠」の単
語情報であることがわかる。ステップ80021にすす
むと、見出し50が「出欠」の単語情報の同音コード5
3が〈2〉であるので、ステップ80029にすすむ。
ここで、第19図に示す既に作成されている同音異義語
意味テーブル35の同音コード53<2>に対応する説
明文の読み80、すなわち「シュツセキト ケッセキノ
 コト」を取り出す。続いてステップ80022で当該
単語情報の読み52である[シュラケラ」を取り出し、
開始フラグ60の〈]〉を次の見出し50が「を」の単
語情報に移す。ステップ80021に戻って、見出し5
0が「を」である単語情報の同音コード53は〈○〉で
あるので、ステップ80022で読み80の「ヲ」を取
りだす。ステップ80023からステップ80024に
すすみ、前回取り出した「シュラケラJとつなげて「シ
ュッケツヲ」とする。このようにして、「シュッセキト
 ケッセキノ コト シュッケッヲ ファックスデ カ
ワサキマデ」と読みを合成して同音異義語説明の読み合
成処理(ステップ8002)を終了する。同様にステッ
プ303により合成音声を出力して、ステップ4からス
テップ7にすすむ。現在開始フラグ60の〈1〉は、見
出し5oが「まで」である単語情報の次にあり、この単
語情報の見出し50は空であるため、ステップ7では読
み上げる文はないと判定する。以上で、繰返し指示テー
ブル33の指示情報70と、再読み上げ情報テーブル3
4にしたがった再読み上げの動作は完了する。
次に、第17図の単語情報バッファ32、第26図の再
読み上げ制御テーブル34と第32図の繰返し指示テー
ブル33を用いた場合の、動作について説明する。まず
ステップ4で繰返し指示テーブル33に指示情報70が
登録されていると判定し、ステップ5にすすむ。
第13図においてステップ501で、指示情報70が〈
文書先頭に戻り〉であると判定し、ステップ502にす
すむ。ステップ502では、単語情報バッファ32の先
頭にある見出し50が「テーマ」の単語情報に開始フラ
グ60の〈1〉を移す。
移行、読み方モード41に関わる処理以外は前記と同様
のため、ここではステップ301の読み合成処理につい
てのみ詳しく説明する。
第4図の読み合成処理において、ステップ8003で、
再読み上げ制御テーブル34の読み方モード41が〈同
表記異音語の読み候補列挙〉であると判定し、ステップ
80o4にすすむ。
続いて、第6図のステップ80020で見出し50が「
テーマ」である単語情報の開始フラグ6゜が〈1〉であ
ることを知り、ステップ80022で読み52「テーマ
」を取り出す。ステップ80041では、当該単語情報
に同表記読み54が存在しないためステップ80023
にすすみ、ここで先頭フラグ61が〈文頭〉であること
がらステップ80025へすすむ。そして、見出し50
が[製品jである単語情報の開始フラグ60に<1>を
移し、ステップ80026にすすむ。ここで、見出し5
0が「製品」の単語情報に蓄目し、ステップ80027
で、見出し50が存在すると判定し、ステップ8002
8にすすむ。さらに、当該単語情報の先頭フラグ61が
〈文頭〉であると判定し、同表記異音語の読み合成処理
(ステップ8004)を終了する。
ステップ4、ステップ7を経て、次にステップ8004
にすすんだときには、ステップ80020で、見出し5
0が「製品」の単語情報の開始フラグ60がく1〉であ
ることがわかる。次にステップ80022で、見出し5
0が「製品」の単語情報より読み52「セイヒン」を取
り出す。ステップ80041では、当該情報に同表記読
み54が存在しないと判定する。同様にして、見出し5
0が「工夫」の単語情報まですすむと、ステップ800
41で同表記読み54が存在するためステップ8004
2にすすむ。ここで、「マタワJという読みを加え、ス
テップ80043で、同表記読み54の「コウフ」を取
り出す。以上の処理を繰返し、見出し5゜が「日時」の
単語情報にすすんだとき、ステップ80028により先
頭フラグ61がく文頭〉であると判定され、同表記異音
語の読み合成処理(ステップ8004)を終了する。こ
のとき、[セイヒンノ キカクニ クフウ マタヮ コ
ウフヲ」が合成された読みとして、得られる。
次に、第17図の単語情報バッファ32、第27図の再
読み上げ制御テーブル34と第32図の繰返し指示テー
ブル33を用いた場合の、動作について説明する。
繰返し指示テーブル33を参照したステップ5の再読み
上げ開始位置決定処理により、単語情報バッファ32は
、見出し50が[テーマJである単語情報の開始フラグ
60のみがく1〉となる。
この単語情報バッファ32を用いて、ステップ301の
読み合成処理についてのみ詳しく説明する。
第4図において、ステップ8005で読み方モード41
が〈指定字種の通知〉であると判定し、ステップ800
6にすすむ。以下、ステップ8006の指定字種通知の
読み合成処理について第7図、第20図と第21図を用
い説明する。
ステップ80020で、見出し50が「テーマ」である
単語情報の開始フラグ60が〈1〉であることを知る。
ステップ80061で当該単語情報の字種コード55〈
カタカナ〉が第21図の指定字種テーブル36に登録さ
れている字種コード55くカタカナ〉と一致すると判定
しステップ80062へすすむ。ここで、第21図に示
す字種通知テーブル37より字種コード55〈カタカナ
〉に対応した通知文読み81である「カタカナデ」を取
り出す。次にステップ80023で当該単語情報の読み
52「テーマ」を取り出し、ステップ80025で、次
の単語情報の開始フラグ60のみを〈1〉とする。ステ
ップ80026で次の単語情報に着目し、ステップ80
027では見出し50r製品」が存在すると判定するの
で、ステップ80028にすすむ。ここで、当該情報の
先頭フラグ61が〈文頭〉であると判定し、指定字種通
知の読み合成処理を終了する。このとき、「カタカナデ
 テーマ」の読みが得られる。
今度は、第17図の単語情報バッファ32、第28図の
再読み上げ制御テーブル34と第32図の繰返し指示テ
ーブル33を用いた場合の、読み合成処理(ステップ3
01)の動作について説明する。前記と同様、ステップ
5の再読み上げ開始位置決定処理により、単語情報バッ
ファ32の先頭の開始フラグ60のみ<1>となってい
る。
第4図において、ステップ8007で読み方モード41
が〈指定語句を含む文の選択〉であると判定し、ステッ
プ8008にすすむ。
以下、第8図に示す指定語句の選択読み合成処理(ステ
ップ8008)の詳細フローチャートと、第22図の指
定語句テーブル38により詳細を説明する。
ステップ80020で見出し50が「テーマ」である単
語情報の開始フラグ60が〈1〉であることがわかる。
指定語句テーブル38には「日時」と「場所」2つの見
出し50が登録されているため、ステップ80081で
は、当該単語情報の見出し50rテーマ」が指定語句テ
ーブル38に登録されていないと判定し、ステップ80
026にすすむ。ここで、次の見出し50が「製品」の
単語情報に着目し、ステップ80028により先頭フラ
グ61が〈文頭〉であると判定され、ステップ8008
2へすすむ。そして、見出し50が「製品」の単語情報
の開始フラグ61のみを〈1〉として、指定語句の選択
読み合成処理を終了する。
この時点では、なんの読みも得られていない。同様に処
理し、見出し50r製品」の単語情報から1文の単語情
報についても、読みの合成がなされない。次に、見出し
50の「日時」の単語情報の開始フラグ60が〈1〉の
ときには、ステップ80081において指定語句テーブ
ル38に登録されていると判定し、ステップ8013へ
すすむ。
ここで行う普通読み合成処理は、第11図を用いて後述
する。ここで、見出し50r日時」の単語情報より1文
の読み「ニチジワ ヘンコラ ナシ」が合成され、指定
語句の選択読み合成処理が終了する。
以上説明したとおり、開始フラグ60が〈1〉の単語情
報より1文の間に、指定語句テーブル38に登録された
見出し50を含む場合には読みを合成し、それ以外の場
合はなんの読みも得られない。
さらに、第17図の単語情報バッファ32、第29図の
再読み上げ制御テーブル34と第33図の繰返し指示テ
ーブル33を用いた場合の、読み合成処理(ステップ3
01)について説明する。
ステップ5の再読み上げ開始位置決定処理で、単語情報
バッファ32は見出し50が「出欠」の単語情報の開始
フラグ60のみく1〉となっている。
第4図において、ステップ8009で読み方モード41
が〈指定分野の通知〉であると判定し、ステップ801
0にすすむ。
以下、第9図に示す指定分野の通知読み合成処理(ステ
ップ8010)の詳細フローチャート、第23図の指定
分野テーブル39と第24図の分野通知テーブル42に
より詳細を説明する。
ステップ80020で、見出し50が[出欠Jである単
語情報の開始フラグ60が<1>であることを知る。ス
テップ80101で当該単語情報の分野]−ド56〈そ
の他〉が指定分野テーブル39に登録されていないと判
定し、ステップ8022へすすむ。読み52「シュラケ
ラ」を取り出し、次の単語情報に開始フラグ60〈1〉
を移す。同様に繰返し、「シュッケツワ ファックスデ
」まで読み合成がなされたとする。現在開始フラグ60
く1〉は見出し50の「川崎」の単語情報についている
。ステップ80101で、当該情報の分野]−ド56〈
人名〉が指定分野テーブル39に登録されていると判定
し、ステップ80102にすすむ。ここで、分野通知文
テーブル42より分野]−ド56<人名〉に対応した通
知文読み82である「ヒトノ ナマエノ」を取り呂す。
次にステップ80022で当該単語情報の読み52Fカ
ワサキ」を取り出し、ステップ80025で、次の単語
情報の開始フラグ60のみを<1>とする。
ステップ80026で見出し50が「まで」である単語
情報に着目し、ステップ80027では見出し50が存
在すると判定するので、ステップ80028にすすむ。
ここで、当該情報の先頭フラグ61が<0>なので〈文
頭〉でないと判定し、ステップ80101に戻る。こう
して、単語情報バッファ32の最後まで処理がすすみ、
指定分野通知の読み合成処理を終了する。このとき、[
シュッケツワ ファックスデ ヒトノ ナマエノカワサ
キマデJの読みが得られる。
以上のように、指定分野テーブル39に登録した分野]
−ド56と一致する分野]−ド56を持つ単語情報の読
み52の前に、当該分野]−ド55に応じた通知文読み
82が付いた読みを合成する。
さらに、第17図の単語情報バッファ32、第30図の
再読み上げ制御テーブル34と第33図の繰返し指示テ
ーブル33を用いた場合の、読み合成処理(ステップ3
01)について説明する。
前記と同様に、ステップ5の再読み上げ開始位置決定処
理で、単語情報バッファ32は見出し50か「出欠」の
単語情報の開始フラグ60のみ〈1〉となっている。
第4図において、ステップ8011で読み方モード41
が〈文節毎の区切り〉であると判定し、ステップ801
4にすすむ。
以下、第10図に示す文節区切りの読み合成処理(ステ
ップ8012)の詳細フローチャートにより詳細に説明
する。
ステップ80020で、見出し50が「出欠」である単
語情報の開始フラグ60が〈1〉であることを知る。ス
テップ80022で、読み52Fシユツケツ」を取り出
し、ステップ80023にすすむ。当該単語情報の先頭
フラグ61が〈文頭〉なので、ステップ80121にす
すむ。ここで、体上記号「′」を取りだした「シュラケ
ラ」の前につけ、「′シュラケラ」とする。次にステッ
プ80025で、次の単語情報に開始フラグ60〈1〉
を移す。ステップ80026で、次の見出し50rは」
の単語情報に着目するので、ステップ80027では、
見出し50が存在すると判定する。当該単語情報の先頭
フラグ61は〈0ンなので、ステップ80028により
、ステップ80022に戻る。ここで、読み52「ワ」
を取り出し、ステップ80023からステップ8002
4にすすむ。前記「゛シュラケラ」に「ワ」をつなげ、
次の見出し50がrFAXJの単語情報に着目してステ
ップ80022まですすむ。読み52「ファックス」を
取り出して、ステップ80023にすすむ。そして、当
該単語情報の先頭フラグ61は<0>ではないと判定さ
れ、ステップ80121にすすむ。ここで、取り吊した
読み52「ファックス」の前に休止を表わす記号[′J
をつける。
同様に繰返し、「′シュッケッワ ′ファックスデ ′
カワサキマデ」の読みが得られる。
以上のように文節毎に大きめの間をあけるような読みが
合成される。
最後に、第17図の単語情報バッファ32、第33図の
繰返し指示テーブル33と第31図の再読み上げ制御テ
ーブル34を用いた場合の、読み合成処理(ステップ3
01)について説明する。
前記と同様に、ステップ5の再読み上げ開始位置決定処
理で、単語情報バッファ32は見出し50が「出欠」の
単語情報の開始フラグ60のみ〈1〉となっている。
第4図において、ステップ8o11で読み方モード41
か〈文節毎の区切り〉でないと判定し、ステップ801
3にすすむ。
以下、第11図に示す普通読み合成処理(ステップ80
13)の詳細フローチャートにより詳細を説明する。
ステップ80020で、見出し50が「出欠」である単
語情報の開始フラグ60が〈1〉であることを知る。ス
テップ80022で、読み52「シュラケラ」を取り出
し、ステップ80023にすすむ。当該単語情報の先頭
フラグ61が〈文頭〉なので、ステップ80025にす
すむ。ここで、次の単語情報に開始フラグ60<1>を
移す。
ステップ80026で、次の見出し50rは」の単語情
報に着目するので、ステップ80027では、見出し5
0が存在すると判定する。当該単語情報の先頭フラグ6
1は<0>なので、ステップ80028により、ステッ
プ80022に戻る。
二こで、読み52「ワ」を取りだし、ステップ8002
3からステップ80024にすすむ。前に取り出した「
シュラケラ」に「ワ」をつなげ、次の見出し50がrF
AX」の単語情報に着目してステップ80022まです
すむ。読み52「ファックス」を取り出して、ステップ
80023にすすむ。そして、当該単語情報の先頭フラ
グ61は〈○〉ではないと判定され、ステップ8002
5にすすむ。二のようにして、単語情報バッファ32の
最後の単語情報まで処理すると、「シュッケツワ ファ
ックスデ カワサキマデ」の読みか合成され、普通読み
合成処理(ステップ8013)が終了する。
[実施例2コ 以下、本発明の第二実施例を第34図と第35図により
説明する。
本実施例の特徴は、繰返しの指示による再読み上げの途
中に、さらに繰返しが指示された回数を数え、その指示
回数によって再読み上げの態様を変化させることにある
第34図は本発明の第二実施例の処理内容を示すフロー
チャートである。第1図から第33図と同じ参照番号は
同じものを指す。
まず、ステップlOで繰返しの指示回数をOに初期化す
る。
ステップ1からステップ3により新たに読み上げる自然
語文を読み込み、単語の分割と文節の認定からなる形態
素解析し、読み上げを行う。ステップ4で、繰返しが指
示されていると判定されると、ステップ11にすすむ。
ステップ11では、繰返しの指示回数を1だけ増やす。
ステップ5で、繰返しの指示により再読み上げを開始す
る位置を決定する。
ステップ12では、繰返しの指示回数により再読み上げ
の態様を決定する。すなわち、第35図に示すように、
指示回数が1回であるか否か判定しくステップ1201
)、1回であればあらかじめ決められている再読み上げ
の初期態様を再読み上げ制御テーブル34に登録する(
ステップ1202)。
指示回数が1回でなければ、次に指示回数が2回である
か否か判定しくステップ1203)、2回であればあら
かじめ決められている再読み上げの態様1を再読み上げ
制御テーブル34に登録する(ステップ1204)。同
様に、指示回数が2回でなければ、次に指示回数が3回
であるか否か判定しくステップ1205)、3回であれ
ばあらかじめ決められている再読み上げの態様2を再読
み上げ制御テーブル34に登録する(ステップ1206
)。
指示回数が3回より多い場合には、現在の再読み上げ制
御テーブル34の音量4001の値を1だけ増やし、速
度4002の値を1だけ減らす(ステップ1207)。
このようにして、繰返しの指示回数に応じて決定した再
読み上げ制御テーブル34を参照して、ステップ8で再
読み上げすることにより、人間が何度も聞き返されたと
きに言い方を変えるように、再読み上げの態様を変化す
ることができる。
[実施例3] 以下、本発明の第三実施例を第36図から第37図によ
り説明する。
本実施例の特徴は、繰返しの指示に応じて再読み上げの
態様を変化させることにある。
第36図は本発明の第三実施例の処理内容を示すフロー
チャートである。第1図から第35図と同じ参照番号は
同じものを指す。
ステップ21では、読み上げの繰返しを指示する。ここ
で、繰返しを指示するキーとして定義されている複数の
キーのうちの1つを押す。本実施例では、繰返しを指示
するキーはF】キー、F2キー、F3キーの3つである
とする。各キーの押下が意味するところは第1実施例と
は異なり、各キーには後述する再読み上げの態様をそれ
ぞれ割り当てられている。
ステップ22では、ステップ2ユで押されたのがF1キ
ーであるか否かを判定する、F]キーであると判定され
た場合、ステップ16にすすみ、そうでない場合はステ
ップ24にすすむ。
ステップ16では、Flキーの押下が意味するくゆっく
り〉の指示情報70を繰返し指示テーブル33に登録し
、処理を終了する。
ステップ24では、ステップ21で押されたのがF2キ
ーであるか否かを判定する。F2キーであると判定され
た場合、ステップ17にすすみ、そうでない場合はステ
ップ26にすすむ。
ステップ17では、F2キーの押下が意味するく大きく
〉の指示情報7oを繰返し指示テーブル33に登録し、
処理を終了する。
ステップ26では、ステップ21で押されたのがF3キ
ーであるか否かを判定する。F3キーであると判定され
た場合、ステップ18にすすみ、そうでない場合は処理
を終了する。
ステップ18では、F3キーの押下が意味するく変化な
し〉の指示情報70を繰返し指示テーブル33に登録し
、処理を終了する。
一方、ステップ1からステップ3により、新たに読み上
げる自然語文を読み込み、形態素解析し、読み上げを行
う。
前記の処理で繰返し指示テーブル33に指示情報70が
登録されている場合、ステップ4で、繰返しが指示され
ていると判定され、ステップ13にすすむ。
ステップ13では、再読み上げの開始位置を2文前に固
定的に設定する。
ステップ14では、繰返し指示テーブル33に登録され
た指示情報70により再読み上げの態様を決定する。す
なわち、第37図に示すように、指示情報70がくゆっ
くり〉であるか否かを判定する(ステップ1401)。
くゆっくり〉であれば、再読み上げ制御テーブル34の
速度4002の値を1だけ減らしくステップ1402)
、ステップ507へすすむ。そうでなければ、次に指示
情報70が〈大きく〉であるか否かを判定する(ステッ
プ1403)。〈大きく〉であれば、再読み上げ制御テ
ーブル34の音量4001の値を1だけ増やしくステッ
プ1404)、ステップ507へすすむ。さらに、次の
指示情報70に着目しくステップ507) 、指示情報
70があるか否かを判定する(ステップ508)。指示
情報70が存在すればステップ1401へ戻り、そうで
なければ、再読み上げ制御テーブルの更新処理(ステッ
プ14)を終了する。
このようにして、繰返し指示テーブル33に登録した指
示情報7oに応じて決定した再読み上げ制御テーブル3
4を参照して、ステップ8て再読み上げすることにより
、繰返しを指示するの同時に、再読み上げの態様を指定
することができる。
[実施例4] 以下、本発明の第四実施例を第38図と第40図により
説明する。
本実施例の特徴は、マイクロホンから入力する聞き手の
オペレータが出す音(例えば、手をたたく音、゛′エッ
″という声)を、繰返しの指示情報とすることである。
第40図は、第四実施例の文章読み上げ装置の構成を示
すブロック図である。キーボ゛−ド91は、文章情報、
オペレータからの指示情報を処理装置94へ入力するた
めのものである。処理装置94は、前記指示情報に基づ
き入力された文章情報の読み上げのための処理を行うも
のである。記憶装置95は、処理装置94で行われる処
理に用いられる辞書及び各種テーブル(これらについて
は後述される)を記憶し、また、処理のために必要とさ
れるワークエリア及び単語情報バッファのエリアを備え
る。音声合成装置93及びスピーカ92は、処理装置か
らの読み上げ情報を受けて文章を音声出力するための音
声合成出力装置を構成する。
マイクロホン99及びA/D変換器100はオペレータ
の出す音情報を処理装置に入力するためのものである。
デイスプレィ90は文章情報等を表示するためのもので
あるが、本実施例とは特別の関連はない。読み上げのた
めの処理に係る制御プログラムは処理装置に備えてもよ
く、記憶装置上に記憶しておいてもよい。また、文章情
報の入力は○CRを用いておこなってもよく、文章ファ
イルから入力するようにしてもよい。
第38図は、本発明の第4実施例の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
第1図から第39図と同じ参照番号は同じものを指す。
ステップ101ではマイクロホンより音を入力する。ス
テップ102は、雑音と繰返し指示を区別するため、あ
らかじめ定めている指示レベル以上の音量で入力がなさ
れたか否かを判定する。指示レベル以上であると判定し
た場合、ステップ103にすすみ、繰返し指示テーブル
33に指示情報70として、繰返しが指示されたことを
表すく繰返し〉を登録する。
一方、ステップ4では、繰返し指示テーブル33に前記
の処理で登録された指示情報70が存在するかどうか判
定し、存在する場合には、ステップ13で2つ前の文頭
を、再読み上げ開始位置とする。
このようにして、音で繰返しを指示するので、手を使わ
ずに人間に対して聞き返すかのように簡単に、また聞き
返したいとき即座に繰返しの指示を行うことができる。
[発明の効果] 本発明の文章読み上げ装置によれば、聞き取りにくかっ
たり、内容を理解できない読み上げ文を、繰返し聞き取
る場合に、容易に正しく聞き取り、理解することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の処理内容を表わすフローチ
ャートである。第2図は、新たに読み込んだ自然語文を
読み上げる読み上げ処理(第1図におけるステップ3)
の詳細フローチャートである。第3図は、繰返しの指示
に応じて以前に読み上げた自然語文を読み上げる再読み
上げ処理(第1図におけるステップ8)の詳細フローチ
ャートである。第4図は、自然語文に読みを付ける読み
合成処理(第3図におけるステップ3o1)の詳細フロ
ーチャートである。第5図は、同音意義語に説明をつけ
る同音異義語説明読み合成処理(第4図におけるステッ
プ8002)の詳細フローチャートである。第6図は、
同表記異音語の読み候補を全て列挙する同表記異音語読
み候補の読み合成処理(第4図におけるステップ800
4)の詳細フローチャートである。第7図は、あらかじ
め指定しである字種で構成された語に字種の通知文をつ
けて読み上げる指定字種通知読み合成処理(第4図にお
けるステップ8006)の詳細フローチャートである。 第8図は、あらかじめ指定しである語句を含む文だけを
選択して読みをつける指定語句文選択読み合成処理(第
4図におけるステップ8008)の詳細フローチャート
である。 第9図は、あらかじめ指定しである分野に属する語に分
野の通知文を付けて読み上げる指定分野通知読み合成処
理(第4図におけるステップ8010)の詳細フローチ
ャートである。第10図は、文節単位で大きめの間をあ
けた読みをつける文節毎区切り読み合成処理(第4図に
おけるステップ8012)の詳細フローチャートである
。第11図は、自然語文表記のままの読みを合成する普
通読み合成処理(第4図におけるステップ8013)の
詳細フローチャートである。第12図は、読み上げに使
用する合成音声の態様を設定する発声設定処理(第3図
におけるステップ302)である。 第13図は、指示情報に基づき再読み上げの開始位置を
決める再読み上げ開始位置決定処理(第1図におけるス
テップ5)の詳細フローチャートである。第14図は、
読み上げ処理で参照する新規読み上げ制御テーブル31
である。第15図、第26図、第27図、第28図、第
29図、第30図および第31図は、再読み上げ処理で
参照する再読み上げ制御テーブル34である。第16図
は、形態素解析に使用する辞書30である。第17図は
、形態素解析した結果を蓄える単語情報バッファ32で
ある。第18図、第32図および第33図は、繰返しの
指示情報を登録する繰返し指示テーブル33である。第
19図は、同音意義語の意味説明の読みを登録する同音
異義語意味テーブル35である。第20図は、通知する
字種を指定する指定字種テーブル36である。第21図
は、字種に対する通知文の読みを登録する字種通知テー
ブル37である。第22図は、選択する文に含まれる語
句を指定する指定語句テーブル38である。 第23図は、通知する分野を指定する指定分野テーブル
39である。第24図は、分野に対する通知文の読みを
登録する分野通知テーブル42である。第25図は、本
発明の詳細な説明で用いる文書である。第34図は、本
発明の第二実施例の処理内容を表わすフローチャートで
ある。第35図は、再読み上げ態様決定処理(第34図
におけるステップ]2)の詳細フローチャートである。 第36図は、本発明の第三実施例の処理内容を表わすフ
ローチャートである。第37図は、再読み上げ制御テー
ブル更新処理(第36図におけるステップ14)の詳細
フローチャートである。第38図は、本発明の第四実施
例の処理内容を表わすフローチャートである。第39図
は、第一実施例の文章読み上げ装置の構成を示すブロッ
ク図である。第40図は、第四実施例の文章読み上げ装
置の構成を示すブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、文章情報の入力と指示情報の入力をするための入力
    装置と、音声合成出力装置と、処理装置と、表記文字列
    、品詞および読み等からなる辞書を貯蔵した記憶装置を
    備え、該辞書を参照して入力された文章情報から文章を
    構成する読み情報を含む単語情報を得、該読み情報を音
    声に変換することにより音声によって文章を読み上げる
    文章読み上げ装置において、再読み上げ制御テーブルを
    前記記憶装置上に設け、読み上げの繰返しが指示された
    場合、最初の読み上げにおける発声とは異なる発声で再
    読み上げするよう前記再読み上げ制御テーブルの内容に
    基づき前記音声合成出力装置を制御する手段を前記処理
    装置に設けたことを特徴とする文章読み上げ装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置にお
    いて、文章を新規に読み上げるときの態様を登録した新
    規読み上げ制御テーブルを前記記憶装置上に設け、前記
    手段は、文章を新規に読み上げる場合、前記新規読み上
    げ制御テーブルの内容に基づき前記音声合成出力装置を
    制御するようにしたことを特徴とする文章読み上げ装置
    。 3、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置にお
    いて、合成音声の音量を指定する発声制御情報を前記再
    読み上げ制御テーブルに設定し、前記手段が再読み上げ
    時に最初の読み上げにおける合成音声の音量とは異なる
    音量で読み上げるようにしたことを特徴とした文章読み
    上げ装置。 4、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置にお
    いて、合成音声の発声速度を指定する発声制御情報を前
    記再読み上げ制御テーブルに設定し、前記手段が再読み
    上げ時に最初の読み上げにおける合成音声の発声速度と
    は異なる発声速度で読み上げるようにしたことを特徴と
    した文章読み上げ装置。 5、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置にお
    いて、合成音声の音程を指定する発声制御情報を前記再
    読み上げ制御テーブルに設定し、前記手段が再読み上げ
    時に最初の読み上げにおける合成音声の音程とは異なる
    音程で読み上げるようにしたことを特徴とした文章読み
    上げ装置。 6、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置にお
    いて、合成音声の性別を指定する発声制御情報を前記再
    読み上げ制御テーブルに設定し、前記手段が再読み上げ
    時に最初の読み上げにおける合成音声の性別に対応する
    音質とは異なる性別に対応する音質で読み上げるように
    したことを特徴とした文章読み上げ装置。 7、文章情報の入力と指示情報の入力をするための入力
    装置と、音声合成出力装置と、処理装置と、表記文字列
    、品詞および読み等からなる辞書を貯蔵した記憶装置を
    備え、該辞書を参照して入力された文章情報から文書を
    構成する読み情報を含む単語情報を得、該読み情報を音
    声に変換することにより音声によって文章を読み上げる
    文章読み上げ装置において、読み方モード情報を有する
    再読み上げ制御テーブルを前記記憶装置上に設け、読み
    上げの繰返しが指示された場合、前記単語情報の読みに
    前記読み方モードで指定される読みを追加して前記音声
    合成出力装置により読み上げるよう制御する手段を前記
    処理装置に設けたことを特徴とする文章読み上げ装置。 8、特許請求の範囲第7項記載の文書読み上げ装置にお
    いて、前記手段は、前記読み方モードに応じて前記単語
    情報に基づき追加の読みに関する情報を得て追加の読み
    に関する情報テーブルを前記記憶装置上に作成し、読み
    上げの繰返しが指示された場合、前記単語情報が追加の
    読みを有する場合には前記追加の読みに関する情報テー
    ブルを参照して追加の読みを得、この得られた読みを前
    記単語情報の読みに追加して前記音声合成出力装置によ
    り読み上げるよう制御するようにしたことを特徴とする
    文章読み上げ装置。 9、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置にお
    いて、前記読み方モードが同音異義語の説明モードの場
    合、前記手段は、前記単語情報に基づき追加の読みに関
    する情報テーブルとして同音異義語の意味説明文を登録
    した同音異義語意味テーブルを作成し、読み上げの繰返
    しが指示された場合、前記単語情報が追加の読みを有す
    る場合には前記同音異義語意味テーブルより前記同音異
    義語の意味説明文を取り出し、この意味説明文の読みを
    前記単語情報の読みに追加して前記音声合成出力装置に
    より読み上げるよう制御するようにしたことを特徴とす
    る文章読み上げ装置。 10、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置に
    おいて、前記読み方モードが同表記異音語の読み候補列
    挙モードの場合、前記手段は、前記単語情報に基づき追
    加の読みに関する情報テーブルとして同表記異音語の読
    み候補を登録した同表記異音語の読み候補テーブルを作
    成し、読み上げの繰返しが指示された場合、前記単語情
    報が追加の読みを有する場合には前記同表記異音語の読
    み候補テーブルより前記同表記異音語の読み候補を取り
    出し、この読み候補の読みを前記単語情報の読みに追加
    して前記音声合成出力装置により読み上げるよう制御す
    るようにしたことを特徴とする文章読み上げ装置。 11、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置に
    おいて、前記読み方モードが指定字種の通知モードの場
    合、前記手段は、読み上げの繰返しが指示された場合、
    前記入力装置により指定された指定字種と前記単語情報
    の字種とが一致する場合には予め前記記憶装置に登録さ
    れた字種通知テーブルを参照して前記指定字種の読みを
    前記単語情報の読みに追加して前記音声合成出力装置に
    より読み上げるよう制御するようにしたことを特徴とす
    る文章読み上げ装置。 12、文章情報の入力と指示情報の入力をするための入
    力装置と、音声合成出力装置と、処理装置と、表記文字
    列、品詞および読み等からなる辞書を貯蔵した記憶装置
    を備え、該辞書を参照して入力された文章情報から文書
    を構成する読み情報を含む単語情報を得、該読み情報を
    音声に変換することにより音声によって文章を読み上げ
    る文章読み上げ装置において、読み方モード情報を有す
    る再読み上げ制御テーブルを前記記憶装置上に設け、前
    記読み方モードが指定語句を含む文の選択モードの場合
    、前記手段は、読み上げの繰返しが指示された場合、予
    め前記入力装置により指定された語句に基づき指定語句
    を含む文の選択テーブルを前記記憶装置上に作成し、該
    テーブルを参照して文章中の前記指定語句を含む文のみ
    を読み上げ、前記指定語句を含まない文を読み飛ばすよ
    う制御する手段を前記処理装置に設けたことを特徴とす
    る文章読み上げ装置。 13、特許請求の範囲第7項記載の文章読み上げ装置に
    おいて、前記読み方モードが指定分野の通知モードの場
    合、前記手段は、読み上げの繰返しが指示された場合、
    前記入力装置により指定された指定分野と前記単語情報
    の分野とが一致する場合には予め前記記憶装置に登録さ
    れた分野通知文テーブルを参照して前記指定分野の読み
    を前記単語情報の読みに追加して前記音声合成出力装置
    により読み上げるよう制御するようにしたことを特徴と
    する文章読み上げ装置。 14、特許請求の範囲第7項記載の文章読み上げ装置に
    おいて、前記読み方モードが文節毎の区切りモード場合
    、前記手段は、読み上げの繰返しが指示された場合、前
    記単語情報が文節の先頭である場合には前記単語情報の
    読みの前に間を追加し、文節毎に間をあけて前記音声合
    成出力装置により読み上げるよう制御するようにしたこ
    とを特徴とする文章読み上げ装置。 15、特許請求の範囲第1項または特許請求の範囲第7
    項記載の文章読み上げ装置において、前記記憶装置上に
    繰返し指示テーブルを設け、前記入力装置からの指示に
    応じて文書中の繰返し開始位置を示す指示情報を前記繰
    返し指示テーブルに登録する手段を設け、読み上げの繰
    返しが指示された場合、前記開始位置から再読み上げを
    行うようにしたことを特徴とする文章読み上げ装置。 16、特許請求の範囲第15項の文章読み上げ装置にお
    いて、前記指示情報は再読み上げ開始位置への戻り単位
    を表す情報からなり、前記再読み上げは、前記繰返し指
    示テーブルに登録した前記戻り単位を表す情報に基づく
    開始位置から行うことを特徴とする文章読み上げ装置。 17、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置に
    おいて、前記記憶装置上に繰返し指示テーブルを設け、
    前記入力装置からの指示に応じて再読み上げの態様を指
    示する指示情報を前記繰返し指示テーブルに登録する手
    段を設け、読み上げの繰返しが指示された場合、前記再
    読み上げ制御テーブルの内容と前記指示情報が示す態様
    とに基づき音声合成出力装置を制御するようにしたこと
    を特徴とする文章読み上げ装置。 18、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置に
    おいて、前記再読み上げが終了するまでにさらに繰返し
    が指示された場合に、前記再読み上げテーブルの内容を
    変化させ該変化された内容に基づき再読み上げを行うこ
    とを特徴とした文章読み上げ装置。 19、特許請求の範囲第1項記載の文章読み上げ装置に
    おいて、前記処理装置にA/D変換器を介してマイクロ
    ホンを接続し、マイクロホンから入力されるオペレータ
    の発する一定音量以上の音をもって前記繰返しの指示と
    したことを特徴とした文章読み上げ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000267687A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Mitsubishi Electric Corp 音声応答装置
JP2012073519A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Toshiba Corp 読み上げ支援装置、方法、およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000267687A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Mitsubishi Electric Corp 音声応答装置
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