JPH04176939A - 建築物の可動式間仕切壁及びその取扱方法 - Google Patents

建築物の可動式間仕切壁及びその取扱方法

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JPH04176939A
JPH04176939A JP30382090A JP30382090A JPH04176939A JP H04176939 A JPH04176939 A JP H04176939A JP 30382090 A JP30382090 A JP 30382090A JP 30382090 A JP30382090 A JP 30382090A JP H04176939 A JPH04176939 A JP H04176939A
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JP
Japan
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partition wall
hollow panel
filler
panel body
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30382090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Shinozaki
正利 篠崎
Hiroshi Hosoda
博 細田
Toshihiro Sekine
稔弘 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、建築用間仕切壁に関するもので、運搬取扱い
が容易で、かつ遮音性、更には防火性にも優れた可動式
間仕切壁とその取扱方法に関するものである。
〈従来の技術〉 近年、固定壁に対して、室空間を自由に変えられるよう
にするため、可動式間仕切壁を使用する場所が、特に公
共の建物などで増加している。
ところが、従来の可動間仕切壁は移動を容易にするため
、重量を小さくするように設計されており、そのため遮
音性が十分でない欠点がある(例えば特開昭58−15
9309号、同58−159310号公報等)、そのた
め、例えば間仕切壁を通して隣の会場の話し声や騒音が
聞こえてきて邪魔になったり、興をそがれる場合がある
従来の可動式間仕切壁は軽量であるため、上述したよう
に遮音性が小さく、つまり音の透過損失が小さいのでこ
のような不具合が発生するのであるが、かといってこれ
を重いものにする、つまり面密度を高くしてしまうと間
仕切変更時の移動に支障を来すことになる。
また、従来の間仕切壁は通常可燃性材料で構成されてい
るため、火災発生時の防火壁としての役割を果たすこと
ができなかった。
そこで、本願のような可動式間仕切壁ではないが、特開
昭48−6525号公報には、一端に嵌合凸部が、他端
に嵌合凹部が形成され2列に並列して多数配置された外
周材と、互いに隣接する外周材の対向位置にある各外周
材の間に枢動可能に取付けられる斜材と、該斜材の交点
に枢動可能かつ摺動自在に取り付けられるピン部材とか
らなり、かつ前記の外周材を拡開して中空部を形成し、
該中空部内に充填材を充填して全体を一体化することを
特徴とする膨張パネル構造体が開示されている。
しかしこれは、パネルの設置現場へ搬入後、パネルの中
空部にコンクリートを充填して全体を一体化するもので
あって、−旦設置したら移動できるものではなく、運搬
・取扱いが容易で設置・取外しが自在な遮音性の高い可
動式間仕切壁については未だ開発されていない。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、前記のような従来の可動式間仕切壁の持つ欠
点を解消した、構造が簡単で軽量なことにより運搬・取
扱いが容易で、かつ設置後は遮音性さらには防火性の良
好な建築物の可動式間仕切壁を提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の可動式間仕切壁は、中空パネル本体に開閉可能
な注入口と排出口とを設け、前記中空パネル本体の内部
に流動性充填材を排出可能に封入したことを特徴とする
ものである。
また、前記流動性充填材が粉粒体または充動性充填材が
水と粉粒体とからなることを特徴とする可動式間仕切壁
である。
また、前記中空パネル本体が不燃性材料または積層体か
らなることを特徴とする可動式間仕切壁である。
そして、本発明の可動式間仕切壁の取扱方法は、前記間
仕切壁の貯蔵、運搬に際しては、排出口から中空パネル
本体の内部に封入した流動性充填材を抜き取って中空パ
ネル本体の内部を空にした状態となし、前記間仕切壁を
建築物に設置する際には、中空パネルを所定の場所に設
置した後に、注入口から中空パネル本体の内部に流動性
充填材を封入することを特徴とするものである。
く作 用〉 本発明の可動式間仕切壁は、中空パネル本体に開閉可能
な注入口と排出口とを設け、前記中空パネル本体の内部
に流動性充填材を排出可能に封入したものであり、間仕
切壁の貯蔵、il搬に際しては、排出口から中空パネル
本体の内部に封入した流動性充填材を抜き取って中空パ
ネル本体の内部を空にした状態となし、間仕切壁を建築
物に設置する際には、中空パネルを所定の場所に設置し
た後に、注入口から中空パネル本体の内部に流動性充填
材を封入するようにしたので、運搬が容易で遮音性、防
火性に優れている。
〈実施例〉 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の間仕切壁の一実施例を示す一部破断
斜視図である。
第1図のように、本発明の間仕切壁は中空パネル本体1
とその内部に充填される流動性充填材4とからなり、中
空パネル本体1の上端部と下端部に開閉可能な注入口2
と排出口3が設けである。
この中空パネル本体1を構成する材料は、従来のように
合板など零材質を用いても、金属板等不燃性材質例えば
防錆性を有する鋼板やその他の金属板などを用いてもよ
いが、防火性を高めるために水を含む充填材を充填する
場合は、注入する水を含んだ充填材が漏れ出さないこと
(防水性)、及び容易に腐食されないことが必要である
この中空パネル本体lの中に入れる充填物4としては、
砂や酸化物粉あるいは比重の大きい産業廃棄物などの粉
粒体を用いることが、充填材の注入及び排出が容易で、
かつ板の面密度を高くし、延いては遮音性を高めるのに
有効である。また、これ等の充填材を水と混合して用い
ると、遮音性を更に高め、また防火性をも高める効果が
ある。
ただし、これらの充填材4を入れたときに中空パネル本
体1が膨らむ恐れのある場合は、中空パネル本体1の中
に表と裏のパネルを連結する棒などを予め設けておくこ
とが有効である。
更に、中空パネル材として、積層体例えば最近注目を集
めている制振鋼板を使用すれば、パネルに物が当たった
場合や間仕切壁移動時など、壁自体が大きな音を発する
ことも防止できる。
また中空パネルを軽くて剛性の高いものにするため、鋼
板と鋼板の間に厚手の樹脂を挟んで積層した軽量ラミネ
ート鋼板等を使用することも有効であり、これも本発明
に含まれる。
本発明の可動式間仕切壁の取扱い方法は、以下のように
する。間仕切壁の貯蔵・運搬及び仕切壁設置作業中は、
中空パネル本体1から排出口3を介して流動性充填材4
を抜き取り、中空パネル本体1の内部を空にした状態で
取扱う、中空パネル本体1は軽量であるので、運搬・取
扱いが容易であるほか、貯蔵時は、多層に重ね積みが可
能で場所を取らない、流動性充填材4は、ビニール袋や
その他取扱い・貯蔵に便利な容器に入れて、中空パネル
本体1とは別に貯蔵・運搬等を行う。
間仕切壁を建築物に設置する際には、中空パネル本体1
を建築物の所定の場所に設置した後に、中空パネル1の
上端部の注入口2を開いて、充填材4を注入する。
なお、−度設置した間仕切壁を別の場所に移動させる場
合は、排出口3から充填材4を必要量抜き取り、運搬が
容易な重量に小分けして容器に入れておくと便利である
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明では、間仕切壁を中空パネ
ル本体とその内部へ充填する流動性充填材から構成し、
充填材の出し入れを自由にできるようにしたので、運搬
・取扱いが容易でかつ遮音性の高いものが得られるのみ
ならず、更に防火性にも有効なものが得られるようにな
った。
また、この運搬・取扱いの容易性は一度設置した間仕切
壁の解体移動という場合だけでなく、間仕切壁の施工時
あるいは撤去時の際にも役立ち、運搬・取扱い作業を多
人数から少人数作業あるいは1人作業も可能とするもの
であり、人手不足の解消やコストダウンに貢献すること
大であるので、工業的な利用価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の間仕切壁の一実施例を示す一部破断斜
視図である。 1・・・中空パネル本体、 2・・・充填材注入口、 3・・・充填材〃r出口、 4・・・充填材。 特許出願人   川崎製鉄株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中空パネル本体に開閉可能な注入口と排出口とを
    設け、前記中空パネル本体の内部に流動性充填材を排出
    可能に封入したことを特徴とする建築物の可動式間仕切
    壁。
  2. (2)流動性充填材が粉粒体からなることを特徴とする
    請求項1記載の建築物の可動式間仕切壁。
  3. (3)充動性充填材が水と粉粒体とからなることを特徴
    とする請求項1記載の建築物の可動式間仕切壁。
  4. (4)中空パネル本体が不燃性材料からなることを特徴
    とする請求項1〜3記載の建築物の可動式間仕切壁。
  5. (5)中空パネル本体が積層体からなることを特徴とす
    る請求項1〜4記載の建築物の可動式間仕切壁。
  6. (6)請求項1〜5の建築物の可動式間仕切壁の取扱方
    法であって、間仕切壁の貯蔵、運搬に際しては、排出口
    から中空パネル本体の内部に封入した流動性充填材を抜
    き取って中空パネル本体の内部を空にした状態となし、
    間仕切壁を建築物に設置する際には、中空パネルを所定
    の場所に設置した後に、注入口から中空パネル本体の内
    部に流動性充填材を封入することを特徴とする建築物の
    可動式間仕切壁の取扱方法。
JP30382090A 1990-11-13 1990-11-13 建築物の可動式間仕切壁及びその取扱方法 Pending JPH04176939A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013249651A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Ihi Infrastructure Systems Co Ltd 仕切ユニット及び仕切モジュール
CN105442740A (zh) * 2013-07-30 2016-03-30 朱保生 具有火灾防护功能的三层保温墙体

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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