JPH04176640A - ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法 - Google Patents

ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法

Info

Publication number
JPH04176640A
JPH04176640A JP30663790A JP30663790A JPH04176640A JP H04176640 A JPH04176640 A JP H04176640A JP 30663790 A JP30663790 A JP 30663790A JP 30663790 A JP30663790 A JP 30663790A JP H04176640 A JPH04176640 A JP H04176640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
honeycomb core
carbon fiber
skin
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30663790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0717035B2 (ja
Inventor
Toshio Ono
利夫 小野
Isamu Yano
矢野 勇
Miwako Matsubayashi
松林 三和子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30663790A priority Critical patent/JPH0717035B2/ja
Publication of JPH04176640A publication Critical patent/JPH04176640A/ja
Publication of JPH0717035B2 publication Critical patent/JPH0717035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はハニカムサンドイッチ板およびその製造方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来例のハニカムサンドイッチ板を示す断面図
である。第4図において、11a。
flbはれぞれ連続炭素繊維強化プラスチツクスキン、
12はアルミハニカムコア、13は接着剤である。
次にこの従来例の製造方法を第4図を用いて説明する。
第4図において、先ず、スキン11a。
11bはそれぞれ連続炭素繊維強化のクロスにエポキシ
樹脂を含浸させた後、加圧、加熱して熱硬化し、極薄ス
キンを製造し、そして、アルミハニカムコア12の上下
に接着剤13を塗布し、加圧、加熱して接着しハニカム
サンドイッチを製造していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来例におけるハニカムサンドイッチ板
は人工衛生の構体部や太陽電池パドルに使用される場合
、太陽光による輻射熱、機器類からの熱の発生に対し、
放熱性のよいハニカムサンドイッチが要求されていた。
前記のような従来のハニカムサンドインチ板はハニカム
コアが熱伝導特性のよいアルミニウムであるがスキン材
は熱硬化性樹脂をマトリックスとしたスキン材で熱伝導
率が50〜80 w / m Kと低く、また、耐熱性
も100〜150℃と低くヒートシンク等の熱対策が必
要であフた。また、ハニカムサンドイッチ板成形時に、
マトリックスとして樹脂を使うため、スキンの剛性が低
く、加熱硬化し、接着後に、ノ\ニカムの熱収縮力によ
りスキンのたわみが発生するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、宇宙機器用のハニカムサンドイッチ板とし
て放熱特性1耐熱特性がすぐれ、成形時に熱ひずみのな
い、熱的寸法安定性かすぐれたハニカムサンドイッチ板
を得ることを目的とする。
また、低融点合金によりニッケルメッキを行ったアルミ
ハニカムコアと炭素繊維強化炭素のスキン剤を溶融接合
させ、機械的強度が大きく、熱伝導が樹脂系の接着より
大きく、接合部で熱伝導率を下げることなく、サンドイ
ッチの高放熱性を向上させるハニカムサンドイッチ板と
その製造方法を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明の請求項1においては、炭素繊維を
基材とし、炭素をマトリックスとして構成した炭素繊維
強化炭素からなるスキン材と、前記スキン材を上下に配
設したアルミノ\ニカムコアと、を有し、かつ前記スキ
ン材と前記アルミノ\ニカムコアを低融点合金を接着剤
として接合し、一体化したハニカムサンドイッチ板によ
り前記目的を達成しようとするものである。
また、この発明の請求項2においては、スキン材のアル
ミハニカムコア接合面およびアルミハニカムコアの接合
部面にニッケルメッキを行うニッケルメッキ工程と、ス
キン材とアルミハニカムコア接合部の間に半田箔を配設
する半田箔配設工程と、前記スキン材と前記半田箔およ
び前記アルミハニカムコアをサンドイッチ状に積層し、
加熱・加圧して、半田箔を溶融し、前記スキン材と前記
アルミハニカムコアを接合する接合工程と、から成る請
求項1記載のハニカムサンドイッチ板の製造方法により
前記目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
この発明におけるハニカムサンドイッチ板は、炭素繊維
を基材とし、炭素をマトリックスとして構成した炭素繊
維強化炭素からなるスキン材により、放熱性、耐熱性を
増し、成形時熱ひずみをおこさず熱的寸法を安定にし、
また、スキン材をアルミハニカムコアの上下に配設し、
低融点合金を接着剤で接合し、一体化したことで接合を
均一。
強固とし、接合部で熱伝導率を下げず、効果的に熱電導
する。
(実施例〕 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例であるハニカムサンドイッ
チ板の一部切欠き斜視図、第2図はこの実施例の分解側
面図、第3図はこの実施例の製造工程を示す工程図であ
る。
第1図において、la、lbはそわぞれ基材としての連
続炭素繊維クロス2とマトリックスとしての炭素3から
なるスキン材、4はスキン材を上下に配設したアルミハ
ニカムコア(以下、ハニカムコアという)である。また
、第2図において、5は150〜200℃で溶融する低
融点合金である10μm〜500μmの厚みの半田箔、
6a。
6bはスキンとハニカムコアの接合面にメツキされたニ
ッケルメッキである。
次にこの実施例の製造方法につし)て第3図を中心に第
1図、菓2図を用いて説明する。
第3図において、20はニッケルメッキ工程であり、ス
キン材1a、1b+tLそれのハニカムコア4の接合部
面にニッケルメッキを行う工程である。21は半田箔配
設工程であり、スキン材la、lbそれぞれとハニカム
コア4の接合部の間に半田箔5を配設する工程である。
22は接合工程であり、スキン材1a、lbそれぞれと
半田箔5およびハニカムコア4をサンドインチ状に積層
し、加熱、加圧して半田箔5を溶融し、スキン材1a、
lbそれぞれとハニカムコア4を接合する工程である。
以下、この製造方法を詳細に説明する。まず、スキン材
1a、1bの製法を説明する。
1000フイラー〜12000フイラーの連続炭素繊維
をクロス2(第1図)に織りクロス布を製造し、次にこ
のクロスにフェノール樹脂又はエポキシ樹脂などの熱硬
化性樹脂を含浸させ加圧、加熱させ熱硬化し、プリフォ
ームを製造する。次にこのプリフォームを1000〜2
000℃で焼成し、炭化させ、次に空洞部に炭素を埋め
て焼成し、更にこれをくり返して空洞部かほとんとなく
なるまで炭素を埋めて、黒鉛化し、連続炭素繊維強化炭
素の0.2〜1.0mmの極薄スキンを製造する。
次にスキン材1a、lbおよびハニカムコア4の接合面
にニッケルメッキを施し、次に上下のスキン材とハニカ
ムコア接合部の間に半田箔5を配設し、サンドイッチ構
成に積層し、1〜2 Kg/cIllで加圧しつつ、1
50〜200℃に加熱し、半田箔5を溶融させスキン材
1a、lbとハニカムコア4を強固に接合する。
以上説明したように、この実施例によれば、ハニカムサ
ンドイッチ板は、スキン材を連続炭素繊維強化炭素にす
ることにより、熱電導率か100〜200 w / m
 K良好になり、放熱特性か向上し、耐熱性も500〜
1500℃と向上した。更に剛性も1000〜2000
にg/mm2と向上し、また接着剤として熱伝導性の良
好な半田箔を使ったことでスキンおよびアルミハニカム
コアとの熱伝導か良好となり、ハニカムサンドイッチ板
の放熱特性が向上した。
なお、前記実施例ではハニカムをアルミ類としたか、こ
れはスキンと同様に炭素繊維強化炭素のハニカムコアと
しても良く、両方を同一材質とし、高熱伝導性にし、か
つ接合部に高熱伝導性の低融点金属を配設することによ
り、前記実施例と同様に接合部で熱伝導性を下げること
なく、サンドイツチ板の放熱性を向上させる。
また、上記実施例では繊維強化材として連続繊維の炭素
繊維のクロス材を使用したが、一方向線゛維を配設して
もよく、短繊維を使用しても又、それらを組合せても前
記従来例と同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕 スキンla、lbを熱伝導率が70〜200w / m
 K 、耐熱性も500〜1500℃、更に剛性が10
000〜20000にg/III!12と向上させるこ
とか出来るので宇宙機器用のハニカムサンドイッチ板と
して放熱特性、耐熱特性がすぐれ成形時に熱ひずみのな
い、熱的寸法安定性のすぐれたハニカムサンドイッチ板
が得られ、又、低融点合金によりニッケルメッキをした
アルミハニカムコアと炭素繊維強化炭素のスキン板を溶
融接合させているので機械的強度か大きく、熱伝導が、
樹脂系の接着より大きく、接合部て熱伝導性を下げるこ
となく、高放熱性を有するハニカムサンドイッチおよび
その製造方法か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例であるハニカムサンドイ
ッチ板の一部切欠き斜視図、第2図はこの実施例の分解
側面図、第3図はこの実施例の製造工程を示す工程図、
第4図は、従来例のハニカムサンドイッチ板を示す断面
図である。 la、lb−・・・スキン材 2 ・−−−−・連続炭素繊維クロス 3・・・・・・炭素 4−−−−−・アルミハニカムコア 5・・・−・半田箔 6a、6b・・・・・・ニッケルメッキ’20−−−−
−ニッケルメッキ工程 21−−−−−−半田箔配設工程 22−−−−−−接合工程 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素繊維を基材とし、炭素をマトリックスとして
    構成した炭素繊維強化炭素からなるスキン材と、 前記スキン材を上下に配設したアルミハニカムコアと、 を有し、かつ前記スキン材と前記アルミハニカムコアを
    低融点合金を接着剤として接合し、一体化したことを特
    徴とするハニカムサンドイッチ板。
  2. (2)スキン材のアルミハニカムコア接合面およびアル
    ミハニカムコアの接合部面にニッケルメッキを行うニッ
    ケルメッキ工程と、 スキン材とアルミハニカムコア接合部の間に半田箔を配
    設する半田箔配設工程と、 前記スキン材と前記半田箔および前記アルミハニカムコ
    アをサンドイッチ状に積層し、加熱・加圧して、半田箔
    を溶融し、前記スキン材と前記アルミハニカムコアを接
    合する接合工程と、 から成ることを特徴とする請求項1記載のハニカムサン
    ドイッチ板の製造方法。
JP30663790A 1990-11-13 1990-11-13 ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0717035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30663790A JPH0717035B2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30663790A JPH0717035B2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04176640A true JPH04176640A (ja) 1992-06-24
JPH0717035B2 JPH0717035B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=17959496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30663790A Expired - Lifetime JPH0717035B2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717035B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113183565A (zh) * 2021-06-03 2021-07-30 河南工业大学 一种高速列车用碳纤维增强型滑动集电材料的制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102689066A (zh) * 2012-06-01 2012-09-26 青岛泰泓轨道装备有限公司 一种铝蜂窝芯材及蜂窝板的制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113183565A (zh) * 2021-06-03 2021-07-30 河南工业大学 一种高速列车用碳纤维增强型滑动集电材料的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0717035B2 (ja) 1995-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4492607A (en) Method for producing integrally stiffened fiber reinforced plastic panels
US5632834A (en) Process for producing sandwich structures from fiber-reinforced ceramics
US5876832A (en) Precured strips for Z-pin joining of composites
JPS6246353B2 (ja)
JP5950149B2 (ja) 繊維強化樹脂製構造体の製造方法。
JP3016786B2 (ja) 繊維強化樹脂部材の製造方法
JPH04176640A (ja) ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法
JP6584444B2 (ja) 複合構造体の製造方法
JPH04173133A (ja) ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法
JPH06344477A (ja) 積層成形品及びその製造方法
JPH0453736A (ja) ハニカムサンドイッチ板及びその製造方法
JP2508913B2 (ja) ハニカムサンドイッチ板およびその製造方法
JP2017205885A (ja) 繊維強化樹脂製サンドイッチ構造体及び繊維強化樹脂製サンドイッチ構造体の製造方法
JPS5942064B2 (ja) 繊維強化複合材料の製造法
KR102174302B1 (ko) 샌드위치 패널 제조방법 및 이에 의해 제조되는 샌드위치 패널
JP3834628B2 (ja) 繊維強化複合材料製造用の樹脂充填体及びそれを用いた繊維強化複合材料製造方法
US6579404B2 (en) Method of making precision geometry advanced composite honeycomb material for spacecraft applications and honeycomb material made thereby
JP2019214141A (ja) 複合材料構造体及びその形成方法
JP3493131B2 (ja) バイセクトタイプの繊維強化プラスチック製のハニカムコアの製造方法
JPS63144037A (ja) Frp製ビ−ムの製造方法
WO2022059613A1 (ja) プリプレグの製造方法及び複合材の成形方法
JP2648349B2 (ja) 炭素繊維/炭素コンポジット部材の接合方法
JPH01150524A (ja) 繊維強化樹脂とアルミニウム又はアルミニウム合金との接着継手
KR20170138229A (ko) 탄소섬유복합바디 및 그 제작방법 및 그것을 이용한 로봇의 엔드이펙터
JPH0985863A (ja) ハニカムパネルおよびその製造方法