JPH0417612A - 金属溶湯への線状添加剤の供給装置 - Google Patents

金属溶湯への線状添加剤の供給装置

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JPH0417612A
JPH0417612A JP12244290A JP12244290A JPH0417612A JP H0417612 A JPH0417612 A JP H0417612A JP 12244290 A JP12244290 A JP 12244290A JP 12244290 A JP12244290 A JP 12244290A JP H0417612 A JPH0417612 A JP H0417612A
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guide pipe
guide
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ladle
wire
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Tadao Matsuura
忠夫 松浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、脱ガス等のために溶湯に添加する線状添加剤
の供給装置の改良に関するものである。
[従来の技術] 金属の製錬あるいは精錬においては、溶解中に多量に吸
収された酸素や水素などの脱ガスあるいは原材料に含ま
れている硫黄等の脱硫さらには不純物と結合させスラグ
として浮上させることにより溶湯自体を清浄化する等の
目的で、取鍋中の溶湯にアルミニウムやカルシウム等の
ようなガスや不純物との親和力か強い元素を主材料とす
る添加剤を投入することが行なわれている。
線状添加剤は、そのような添加剤を線状に加工したもの
であり、これを巻いておいて投入機を用いて引出し、ガ
イドパイプを用いて案内させ連続的に溶湯中に投入する
ものであり、ブロック状の添加剤に比べて溶湯中に機械
的に深(差し込むように投入することが可能な上、添加
量の調整も容易であるといった長所を有する。
そのような線状添加剤を溶湯に投入する従来の供給装置
は、第2図に示すようなものであった。
すなわち、1が入口ガイドロールであり、巻かれている
線状添加剤20がこの入ロガイト1から引き入れられ、
矯正ロール2によって巻くせが矯正されピンチロール4
により出口ガイド5に送り出される。3は上記矯正ロー
ル2やピンチロール4を駆動する投入機駆動モータであ
る。
出口ガイド5にはガイドパイプ11′か取付けられてい
て、このガイドパイプ11′内に線状添加剤20か案内
され、当該ガイドパイプ11−の先端より図示してない
溶湯中に投入される。
[発明か解決しようとする課題] 供給装置と取鍋との間はかなり離れているのか通常であ
り、取鍋内に挿入するガイドパイプはかなり長いものと
なる。そして、添加剤の投入が終了した取鍋は、つぎの
鋳造工程等へと移動して行くため、その際に上記ガイド
パイプはそのような移動の邪魔にならないように、また
他の作業にとっても支障とならないように、退避させる
必要がある。
このため、第2図においてその詳細は省略されているが
、出口ガイド5には、当該出口ガイド5を支点としてガ
イドパイプ11′の先端を上下方向あるいは左右方向あ
るいは前後方向に移動できるようになっており、溶湯へ
の線状添加剤の投入位置を調整する以外に、上記取鍋の
移動の際にはガイドパイプ11′を上方に退避させるこ
とができるようになっている。
また、より簡易な構造の供給装置においては、カイトパ
イプを着脱可能に構成し、退避の際に当該ガイドパイプ
を取外す方式となっているものもある。
しかしなから、第2図に示す従来装置においては、ガイ
ドパイプ11′が動き得る構造となっているとはいえ、
移動範囲か極めて限られており、一つの支点を中心に動
くだけであるため、カイトパイプ11の先端を取鍋の所
望位置に自由に移動させることはできない。また、添加
剤を添加中の取鍋には蓋をする場合が多いが、従来装置
では一つの支点を中心にガイドパイプ先端が大きく円弧
を描いて取鍋中に挿入される構造となっているため、ガ
イドパイプを挿入するために取鍋を大きく開口しなけれ
ばならないという問題があった。
また、ガイドパイプを着脱する方式のものでは、ガイド
パイプの移動範囲が一層限られるばかりでなく、高温の
溶湯の入っている取鍋の縁に作業者が近寄らねばならず
、危険が多い上作業条件が悪く、多くの時間を要すると
いう問題があり、また取鍋内における溶湯の目的位置に
添加剤を具合よく投入することは困難である。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、取鍋の移動の際には極めて容易にガイドパイプを
退避させることができ、蓋を有する取鍋に対して取鍋を
大きく開口させることなくガイドパイプの挿入をするこ
とが可能な上、取鍋内の溶湯の広い範囲にわたり自在に
ガイドパイプ先端を移動させ目的とする位置に容易に添
加剤を投入させることができる新規な線状添加剤の供給
装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、線状添加剤をガイドパイプ内に送り出し当該
ガイドパイプを介して溶湯中に投入する装置において、
前記ガイドパイプを支持している支持部材を上下移動お
よび水平方向に回動可能に構成すると共にガイドパイプ
の先端を独立して上下方向に移動可能に構成してなるも
のである。
[作用コ ガイドパイプを支持している支持部材を上下移動および
水平方向に回動可能に構成しておけば、支持部材そのも
のを移動させてガイドパイプを退避することかでき、ガ
イドパイプを作業に支障を生じない適切な位置に迅速に
退避させることかできる。ガイドパイプの取鍋内への挿
入は、従来装置のように一点支持されたガイドパイプを
円弧を描いて挿入させるのではなく、ガイドパイプを支
持している支持部材をもって当該支持部材に支持されて
いるガイドパイプを溶湯上方の目的位置にまず移動させ
、ついで支持部材を下降させればガイドパイプを円弧運
動させることなく上方より真直ぐに溶湯上方に下ろして
来ることができ、従来例におけるように取鍋を大きく開
口させる必要がない。また、ガイドパイプの先端を独立
に上下移動できるようにしたことで、湯面の高さに応じ
添加剤の投入高さを自在に調整することが可能となり最
適条件での投入が可能となる上、ガイドパイプを前後移
動させるには供給装置全体を移動台車上に設置すること
により溶湯面の如何なる位置にもガイドパイプ先端を移
動させることができるようになり、目的とする溶湯面の
如何なる位置にも確実に添加剤を投入することが可能と
なる。
[実施例] 以下に、本発明について実施例を参照し具体的に説明す
る。
第1図は、本発明に係る供給装置の実施例を示す説明図
である。
1は入口ガイドロール、2は矯正ロール、3は投入機駆
動モータ、4はピンチロール、5は出口ガイドであって
、これらの構造は先に説明した従来装置と特に変るとこ
ろはない。
本発明が相違する点は、以下に説明する構成が付加され
ているところにある。
すなわち、本発明においては、ガイドスタンド6が設置
されており、当該ガイドスタンド6よりは昇降スライド
支柱8が立設されていて、該昇降スライド支柱8にはガ
イドパイプ11を支持している昇降スライドブロック7
が昇降駆動モータ9を駆動することにより前記支柱8を
上下にスライド移動可能に着合されている。一方、ガイ
ドスタンド6には旋回駆動モータ10も設けられ、昇降
スライドブロック7を着合している昇降スライド支柱8
を水平方向に回動することができる構成ともなっている
11は昇降スライドブロック7を支持部材として支持さ
れているガイドパイプであり、機能上は先の従来構造に
おけると同様に線状添加剤の投入をガイドするものであ
る。
ガイドパイプ11の先端は取鍋16内の溶湯17に直接
近接し、溶湯のスプラッシュを受けたり、場合により溶
湯17内に差込まれることすらあるものであり、消耗が
大きいため、本実施例においては別途耐火材料等よりな
る先端ガイド12をクイッククランプ方式により簡易迅
速に着脱交換可能に取付は得る構成となっている。しか
して、そのような構成よりなるガイドパイプ11の先端
側には、先端ガイド昇降ワイヤ13の先端か取付固定さ
れており、当該先端ガイド昇降ワイヤ13を先端ガイド
昇降ワイヤ巻取ドラム14にワイヤ巻取駆動モータ15
を駆動させることにより巻取りあるいは巻戻し得る構成
となっており、それによって先端ガイド12を独立して
上下方向に移動させ得る構成となっている。
なお、本実施例において昇降スライドブロック7を昇降
させるにはチェーンやワイヤを用いる方式あるいはスク
リュー回転方式など適当な方式を選択すればよ(、特に
限定はされない。
本実施例においてガイドパイプ11を退避させるには、
昇降スライドブロック7を上昇させ、昇降スライド支柱
8を回動させ、昇降スライドブロック7によって上昇さ
せたガイドパイプ11を旋回させてやれば、作業に支障
のない位置に容易かつ迅速に退避させることができる。
新しい取鍋が移動して来たら、ガイドパイプ11を再び
旋回させて先端を溶湯17上に持ち来たり、昇降スライ
ドブロック7を下降させれば、それによってガイドパイ
プ11の先端を上方より垂直に溶湯面上に下降せしめ得
る。これにより取鍋蓋の開口を小さ(でき、添加剤投入
中のスプラッシュ飛散や反応ガスの逸出を防止すること
が可能となる。
溶湯面上における先端ガイド12の上下調整は上述した
先端ガイド昇降ワイヤ13によって行なえばよい。この
際には、別途目盛板の如きものを設置しておくことによ
って、目視することなく(一般に取鍋内は目視てきない
)先端ガイド]2の位置合せを正確に行なうことか可能
となる。
また、ガイドパイプ11を前後方向にも移動したい場合
には、台部18の下にキャスターや車輪を取付けておき
、装置全体を前進後退できるようにすれば、容易に前後
移動させることができる。
上記のようにしてガイドパイプが上下移動、旋回移動、
さらには前後移動できるようにすれば、ガイドパイプの
先端を溶湯面の如何なる位置にも自在に移動することが
でき、添加剤を目的とする溶湯位置に適確に投入するこ
とが可能となる。
また、投入位置が定位置あるいは定範囲であるような場
合には、上に説明したそれぞれの動きをリミットスイッ
チ等により自動的に動作させ得るようにすることで、添
加剤の自動投入を行なわせることも可能となる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係る供給装置によれば、つぎのよ
うな優れた効果を発揮することができる。
(1)  従来は出口ガイドを上下左右に傾かせていた
ため、出口ガイドで添加剤が屈曲状態にガイドパイプに
入るため、円滑なガイドができない難点があったが、本
発明では極めてスムーズなガイドが可能となる。
(2)  出口ガイドを垂直に昇降させることにより取
鍋蓋の開口部を小さくできるので、添加剤投入中のスプ
ラッシュ飛散、反応ガスの外部流出を防止できると共に
、ガイドパイプの位置合せが容易となる。
(3)  先端ガイドパイプの昇降により、溶湯面の変
化に対応でき、より確実な添加剤の投入が可能となる。
(4)  ガイドパイプを取外して退避する従来例に比
較すると、作業の安全性および簡易迅速性を格段に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の説明図、第2図は従来例
の説明図である。 1:入口ガイドロール、 2:矯正ロール、 3:投入機駆動モータ、 4:ピンチロール、 5:出口ガイド、 6:ガイドスタンド、 7:昇降スライドブロック、 8:昇降スライド支柱、 9:昇降駆動モータ、 10:旋回駆動モータ、 11ニガイドパイプ、 12:先端ガイド、 13:先端ガイド昇降ワイヤ、 14:先端ガイド昇降ワイヤ巻取ドラム、15:ワイヤ
巻取駆動モータ、 16:取鍋、 17:溶湯、 18:台部、 20・線状添加剤。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線状添加剤をガイドパイプ内に送り出し当該ガイ
    ドパイプを介して溶湯中に投入する装置において、前記
    ガイドパイプを支持している支持部材を上下移動および
    水平方向に回動可能に構成すると共にガイドパイプの先
    端を独立して上下方向に移動可能に構成してなる金属溶
    湯への線状添加剤の供給装置。
JP12244290A 1990-05-11 1990-05-11 金属溶湯への線状添加剤の供給装置 Expired - Lifetime JP2830370B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010506042A (ja) * 2006-10-03 2010-02-25 アフィヴァル コアードワイヤーを溶融金属浴中に導入する方法及び装置
CN111041157A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 龙南龙钇重稀土科技股份有限公司 一种电渣炉喂线方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010506042A (ja) * 2006-10-03 2010-02-25 アフィヴァル コアードワイヤーを溶融金属浴中に導入する方法及び装置
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