JPH04175527A - 圧入型ゴムブッシュ - Google Patents

圧入型ゴムブッシュ

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JPH04175527A
JPH04175527A JP2301899A JP30189990A JPH04175527A JP H04175527 A JPH04175527 A JP H04175527A JP 2301899 A JP2301899 A JP 2301899A JP 30189990 A JP30189990 A JP 30189990A JP H04175527 A JPH04175527 A JP H04175527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
press
axis
short
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP2301899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Morioka
森岡 義和
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ボルト等の取付部材が挿通される中心筒金具
の外周面に短繊維混入ゴム部材が装着されてなる圧入型
ゴムブツシュに関する。
(従来の技術) 例えば実開昭61−101135号公報に記載れるよう
に、圧入装着する相手部材の支持部材に比し軸長を長く
させたゴム筒本体部の中心軸部に、ボルト等の取付部材
が挿通される内筒を一体に有してなる圧入型ゴムブツシ
ュは知られており、そのような圧入型ゴムブッシュは自
動車の足回りに広く使用されている。
しかしながら、圧入装着後は、ゴム筒本体部の半径方向
の圧縮ばね定数KRと軸線方向の剪断ばね定数KAとの
比K R/ K Aが小さく、十分な機能を発揮してい
ないのが実状である。
そこで、例えば第6図に示すように、内筒金具aの外周
面に装着されたゴム筒本体部す内に筒状の中間金具Cを
埋設した圧入型ゴムブツシュgも知られている。なお、
中間大径部dの両側には、径が徐々に小さくなるテーバ
部e、eが連続し、該テーパ部e、  eの両端にフラ
ンジ部f、  fが形成されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが°、そのようなゴムブツシュgでは、中間合具
Cをゴム筒本体部す内に埋設しているため、構造が複雑
となり、重量的にも不利であり、また、コストアップの
原因となる。
本発明は、上述した如き正大型ゴムブツシュにおいて、
簡単な構造で、ばね定数の比KR/KAを大きくするこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項(1)の発明は、ボルト等の取付部材が挿通され
る中心筒金具の外周面に短繊維混入ゴム部材が装着され
、支持部材に圧入装着されるものであって、上記短繊維
混入ゴム部材が、X軸、Y軸及びZ軸の3軸系において
、少なくとも1軸方向の特性が他の軸方向の特性と異な
る異方性を有する構成とする。なお、特性としては、引
張りモジュラス、圧縮モジュラス、摩擦係数、摩耗性、
導電性、熱伝導性などがある。
請求項(2)の発明は、短繊維混入ゴム部材か、短繊維
が主として軸線方向に平行に配向されているものである
(作用) 請求項(1)の発明によれば、中心筒金具の外周面に装
着されてなる短繊維混入ゴム部材が異方性を有すること
から、KR/KA比を広範囲に亘って設定することがで
きる。
請求項(2)の発明によれば、短繊維混入ゴム部材か、
短繊維が主として軸線方向に平行に配向されていること
から、KRZKA比か大きくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
本発明に係る圧入型ゴムブツシュ1は、第1図に示すよ
うに、ボルト等の取付部材(図示せず)が挿通される中
心筒金具2の外周面に、それの両端部を除き、短繊維混
入ゴム部材3が装着されてなり、支持部材(図示せず)
に圧入装着されるものである。上記短繊維混入ゴム部材
3は、短繊維4が主として中心筒金具2の軸線方向に平
行に配向されすなわち軸線方向の配向率が少なくとも5
0%以上でもって配向され、異方性を有している。
なお、異方性とは、X軸、Y軸及びZ軸(それぞれ半径
方向、周方向及び軸線方向に対応)の3軸系において、
少なくとも1軸方向の特性か他の軸方向の特性と異なる
ことを意味し、配向率が少なくとも50%あれば、その
方向に異方性があると考えられる。
また、短繊維混入ゴム部材3は、両端部付近は切削され
て、中間の大径部3Aに比べて径が小さい小径部3Bと
なっている。
上記ゴムブツシュ1の寸法の一例を示すと、L+ −5
0mm、 L2−43tataSL3−23m5+、 
L4=14mmである。
上記短繊維混入ゴム部材3の原料ゴムは、天然ゴム、ス
チレンブタジェンゴム、クロロブレンゴム、イソプレン
ゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、アクリル
ニトリルブタジェンゴム、シリコンゴム、ウレタンゴム
、弗素ゴム、ハロゲン化ブチルゴム、水素化NBR,ク
ロロスルフォン化ポリエチレン等の架橋ゴム、及びポリ
オレフィン系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリ
アミド系、ポリウレタン系等の熱可塑性エラストマー等
から適宜選択される。また、カーボンブラック等の補強
剤やシリカ、炭酸カルシウム、タルク、クレイ等の無機
充填剤も任意に選択し得る。
さらに、必要に応じてゴム用伸展油、ゴム用薬品及びゴ
ム用添加剤が配合される。ゴム用伸展油としては、アロ
マチック系、ナフテン系、パラフィン系のものが好まし
い。また、ゴム用薬品及びゴム用添加剤としては、硫黄
、パーオキサイド等の架橋剤、亜鉛華、ステアリン酸等
の加硫促進助剤、スルフェンアミド系、チウラム系、チ
アゾール系、グアニジン系等の加硫促進剤、アミン系、
フェノール系、硫黄系、リン系等の老化防止剤または酸
化防止剤、紫外線吸収剤、オゾン劣化防止剤、粘着付与
剤、可塑剤等が各々防振ゴム組成物の使用目的に応じて
使用される。
なお、原料ゴムとしては、コスト低減と防振性能確保の
点から、天然ゴム又はイソプレンゴムを60重量%以上
使用することが望ましいが、必ずしもこれに限定される
ものではない。
短繊維混入ゴム部材3の短繊維4としては、繊維長さL
が10IIIn以下で、繊維長さLと繊維径りとの比L
/Dか40以上で、しかも初期弾性率か40g/d以上
のものが用いられる。初期弾性率か40g/d以上の短
繊維としては、例えばデュポン社製のケブラー、電入製
のテクノーラ等のパラ系アラミド繊維、デュポン社製の
ノーメックス、電入製のコーネックス等のメタ系アラミ
ド繊維、クラレ製のベクトラ等の芳香族繊維、ビニロン
、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン6、ナイロ
ン6.6、綿、モサント製のサントウェブ等のセルロー
ス繊維等の合成、天然、及び半合成繊維、並びにガラス
、カーボン、セラミック、宇部興産製のチラノ繊維、ボ
ロン等の無機繊維、鋼、ステンレス、銅等の金属繊維か
ら適宜選択される。なお、短繊維は、高弾性率化の点か
らは初期弾性率か高い短繊維を用いることが望ましく、
また、繊維長さしと繊維径りとの比L/Dも大きい方が
良い。繊維長さしも長い方か望ましいが、10mm+を
越えると、著しく加工性が損なわれるので、10肛以下
とする必要かある。さらに、繊維長さしと繊維径りとの
比L/Dが40未満の短繊維や、初期弾性率か40g/
d未満の短繊維は高硬度化(高弾性率化)や低動倍率化
の目的に対しては効果−少ないことが確認されている。
短繊維の種類としては、特に繊維自身の弾性率か高く、
かつ混線中における繊維の切断による比L/Dの減少が
少ないパラ系アラミド繊維又はメタ系アラミド繊維を用
いることか望ましいか、必ずしもこれに限定されるもの
ではない。
また、短繊維の混合量は特に限定されないか、弾性率を
向上させ、加工性を確保する点からは3〜30容量%が
望ましい。
上記圧入型ゴムブツシュ1を製造するには、まず、所定
のゴム配合に対し短繊維を所定量混合し、カレンダ、押
出し機などにより長手方向に短繊維か配向されたゴムシ
ート11を得る。
それから、第2図に示すように、かくして得られたゴム
シート11を所定長さのシート体12に切断し、短繊維
5がシート幅方向となるように接合して、シート素材1
3を形成し、ロール状に巻き取っておく (第3図参照
)。
その後、上記ロール状に巻かれたシート素材13を中心
筒金具2の外周面に所定厚さΔtとなるまで巻き付は成
形しく第4図参照)、それから、金型にセットし、加硫
する。
加硫終了後、中心筒金具2の外周面に巻き付けられゴム
部材14の軸方向両端部の一部14a。
14bを切削加工又はパフ加工により取り除き、所定形
状の圧入型ゴムブツシュ1を得る。
続いて、表1に示す配合比(重量比)のゴム配合の本発
明例と比較例1(形状は第1図参照)及び比較例2(形
状は第6図参照)について、KR/に^比について拭験
を行い、その結果を表2に示す。なお、本発明例におい
ては、表1に示すゴム配合に対しメタ系アラミド繊維(
径12μ×長さ3 mm)が22重量%混入され、軸線
方向、周方向及び半径方向の配向率がそれぞれ85%、
10%、5%である。ばね定数KR,KAはMTS圧縮
テストにより測定した。
表1 表2 したがって、本発明例では、比較例1.2に比べて、K
 R/ K A比が大きくなり、中間金具を省略して、
単純な構造とすることができる。
なお、短繊維混入ゴム部材3の形状は、上記実施例のも
のに限定されるものではなく、例えば実開昭61−10
1135号公報に記載されているような形状や第6図に
示すような形状であってもよいし、その他の形状を採用
することもてきるのは言うまでもない。
(発明の効果) 請求項(1)の発明は、中心筒金具の外周面に異方性を
有する短繊維混入ゴム部材を装着するようにしたから、
KRZKA比を広範囲に亘って設定することができ、目
的に応じてK R/ K p、比を選択することができ
る。
請求項(2)の発明によれば、短繊維混入ゴム部材は短
繊維が主として軸線方向に平行に配向されているので、
K R/ K A比が大きくなり、従来設けられていた
中間金具を省略することができ、構造が簡単となるのに
加えて、軽量化、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図及び第2図は正大
型ゴムブツシュの縦断面図、第2図乃至第5図は製造方
法についての説明図である。 第6図は従来例(比較例)の縦断面図である。 1・・・・・・圧入型ゴムブツシュ 2・・・・・・中心筒金具 3・・・・・・短繊維混入ゴム部材 4・・・・・・短繊維 特許出願人 バンド−化学株式会社1−代 理 人 弁
理士前田弘はが1名丁、二I +□゛−+′ 1・・・・・正大型ゴムブツシュ 2・・・・・中心筒金具 3・・・・・・短繊維混入ゴム部材 4・・・・短繊維 [ 亡コ; =E 12′ 2〜′ 第4図         第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボルト等の取付部材が挿通される中心筒金具の外
    周面に短繊維混入ゴム部材が装着され、支持部材に圧入
    装着されるものであって、 上記短繊維混入ゴム部材が、X軸、Y軸及びZ軸の3軸
    系において、少なくとも1軸方向の特性が他の軸方向の
    特性と異なる異方性を有することを特徴とする圧入型ゴ
    ムブッシュ。
  2. (2)短繊維混入ゴム部材は、短繊維が主として中心筒
    金具の軸線方向に平行に配向されているところの請求項
    (1)記載の圧入型ゴムブッシュ。
JP2301899A 1990-11-06 1990-11-06 圧入型ゴムブッシュ Pending JPH04175527A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1550533A1 (en) * 2002-09-13 2005-07-06 Kawada Industries, Inc. Impact absorbing mechanism of walking robot
JP2009154732A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Molten Corp スタビライザーブッシュ
JP2010230169A (ja) * 2005-11-30 2010-10-14 Messier Bugatti 傾斜可能なアクチュエータを備えた航空機用の電気機械式ブレーキ

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