JPH04175134A - 電動射出成形機の保圧制御装置 - Google Patents

電動射出成形機の保圧制御装置

Info

Publication number
JPH04175134A
JPH04175134A JP30252190A JP30252190A JPH04175134A JP H04175134 A JPH04175134 A JP H04175134A JP 30252190 A JP30252190 A JP 30252190A JP 30252190 A JP30252190 A JP 30252190A JP H04175134 A JPH04175134 A JP H04175134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
screw
deviation
value
load cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30252190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2992328B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Taniguchi
勝彦 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2302521A priority Critical patent/JP2992328B2/ja
Publication of JPH04175134A publication Critical patent/JPH04175134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2992328B2 publication Critical patent/JP2992328B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電動射出成形機の保圧制御装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、加熱シリンダ内で加熱され流動化された樹脂を高
圧により金型内に射出し、その中で冷却固化又は硬化さ
せ、次いで金型を開いて成形品を取り出すようにした射
出成形機においては、計量工程においてスクリュを後退
させながら樹脂を加熱シリンダ内に供給するが、この時
スクリュに背圧がかけられるようになっている。
また、樹脂が金型内に充填されて射出工程が終了すると
、続いて冷却に伴う樹脂の収縮分を補給するために、樹
脂圧を設定値に保持する保圧工程に入る。
第2図は従来の電動射出成形機の駆動機構の概略図であ
る。
図において、2は射出用モータであり、該射出用モータ
2の出力軸2Aはプーリ4と連結されている。プーリ4
はタイミングヘルド5を介してプーリ6と連結されてい
る。該プーリ6にはボールねし8が一体的に取り付けら
れており、該ポールねし8にはナンド10が噛合してい
る。
そして、該ナツト10はプレート12に固定されていて
、プレート12はガイドバー14に沿って矢示A方向に
移動可能に配設され、スクリュ位置検出器15によって
スクリュ位置が検出される。なお、射出用モータ2の回
転速度は、射出モータ用速度検出器64によって検出さ
れる。
ここで、上記プレート12はロードセル16を介してプ
レー目8と一体化されている。該プレート18には、ス
クリュ20が回転可能に取り付けられていて、プレー目
2と同様にガイドバー14に沿って矢示A方向に移動す
ることができるようになっている。
そして、上記プレー[8にはスクリュ回転用モータ22
が取り付けられていて、該スクリュ回転用モータ22に
よって発生させられた回転は、プーリ24、タイミング
ヘルド26及びプーリ28を介してスクリュ20に伝達
され、該スクリュ20を回転させる。
上記スクリュ回転用モータ22の回転速度はスクリュ回
転用モータ速度検出器65によって検出される。
なお、30はホッパ、32は樹脂(ベレット)、34は
加熱シリンダ、36は溶融された射出直前の樹脂、38
は溶融樹脂が射出される7ノズル部である。
次二二、この実施例装置の作用を説明する。
計量工程中、スクリュ20はブー’+2.L28 、夕
1′ミングヘルト2Gを介して、スクリュ回転用モータ
22によって回転されて後退し、これによりホッパ30
かち供給されたド1脂(ペレット)32が溶融されなか
ら加熱シリンダ34の先端二二蓄えられる。
この時スクリュ20には、射出用モータ2によっ   
    ゛てプーリ4、タイミングヘルド5、プーリ6
、ボールねし8、ナツト10、プレート12、ロードセ
ル16、プレー[8を介して前方への力、すなわち背圧
が加えられる。この背圧が通切な値であると、スクリュ
20が後退運動をするとともに加熱ンリンダ34の先端
に溶融樹脂36が順次増加する。
このスクリュ20の位置はスクリュ位置検出器15がプ
レー目2の位置を検出することによって検出され、上記
スクリュ20が予め設定された位置まで後退するとスク
リュ回転用モータ22及び射出用モータ2が停止され、
計量工程が完了する。
次に、スクリュ回転用モータ22を回転させないよう仁
制御した状態で、射出用モータ2を速l設定1にこ従っ
て速度制御を行うと、上記スク゛Jユ20は回転せずに
前進し、その結果溶融樹脂3Gはノズル部3Bから図示
しない金型内に充填される。
そして、上記プレート12.18間に配設されたロード
セル16の噴出値が設定値を超えると、充填を完了じて
保圧工程に入り、ロードセル16の出力か保圧の設定値
と等しくなるように射出用モータ2を制御する。
第3図は従来の電動射出成形機の保圧制御装置の制御ブ
ロック図である。
図において、2は射出用モータ、16は充填が終了した
後スクリュ20が変位することによって変化した圧力を
検出するロードセルである。該ロードセル16で検出さ
れた圧力検出値は、減算器71にフィートバンクされ、
該減算器71において圧力設定値と比較され、偏差が補
償器724こ供給される。
該補償器72において補償演算された結果はサーボ増幅
器62に対して速度指令として与えられる。
該サーボ増幅器62は、この速度指令と速度検出電圧値
とが等しくなるように射出モータ2を駆動(電磯子電流
の蟹を制御〕し、スクI/ユ20を前後進させる。
その結果、スクリュ20は加熱シリンダ3,1内の樹脂
を圧縮巳、その反力かロードセル164こよって圧力検
出値として検出さ眉、る。そ巳て、圧力検出値が圧力設
定値に等しくなるように制御さη、る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の電動射出成形機の保圧制御装
置においては、圧力設定値か変更される時点においてオ
ーバシュートか発生したり、大きい定常偏差が残ったり
して好ましくない。
第4図は保圧工程における設定値波形及び検出値波形を
示す図である。
射出工程中は、射出温度と負荷圧力から定まる圧力波形
を示すが、保圧工程に入ると上述したように圧力制御が
開始され、圧力設定値の変更点においてオーバシュート
が発生したり、大きい定常偏差が残ってしまう。
そのため、定常偏差を小さくして応答を速くするだめに
ゲインを大きくすると、系の非線形性等の影響によって
過渡状態二二おいて系が不安定とな゛って振動が発生し
てオーハンユートを発生してしまう。
一方、オーバシュートを避iするためゲインを小さくす
ると、逆に応答は遅くなり定常偏差も大きくなってしま
う。
本発明は、上記従来の電動射出成形機の保圧制御装置の
問題点を解決して、保圧工程の圧力設定値の変更点にお
いてオーバシュートが発生したり、大きい定常偏差が残
ることのない電動射出成形機の保圧制御装置を従供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の電動射出成形機の保圧制御装置に
おいては、スクリュに取り付けられたロードセルと、ス
テップ入力波形の圧力設定値を受けて、一次遅れ波形の
圧力指令値を発生するパターン発生器と、上記ロードセ
ルによって検出された圧力検出値と上記パターン発生器
によって発生された圧力指令値を受け、偏差を出力する
il ’JX 25と、上記偏差を受けて上記スクリュ
を駆動する射出用モータを有している。
(作用) 本発明によれば、上記のようにスクリュに取り付けられ
たロードセルと、ステップ入力波形の圧力設定値を受−
すで、一次遅れ波形の圧力指令値を発生するパターン発
生器と、上記ロードセルによって検出された圧力検出値
と上記パターン発生器によって発生された圧力指令値を
受け、偏差を出力する減算器と、上記偏差を受けて上記
スクリュを駆動する射出用モータを有している。
したがって、圧力設定値がステップ状に立ち上がる点、
及び立ち下がる点において過渡状態となっても、圧力指
令値と圧力検出値とがほぼ等しくなって、非線形性の影
響を無視することができるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の電動射出成形機の保圧制御装置の70
.・り図、第5図は本発明の電動91出成形磯の保圧制
御装置の回路図である。
第5図にδいて、2は射出用モータ、14はスク°Jユ
位置険出器、16は樹脂圧力を検出するためのロードセ
ル、50!:CPU 、52’まスクリュ位置、圧力等
の設定値を人力するための設定人力器、54は170M
56!、?RAM 、58はスクリュ位置入力インタフ
ェース、60はD/A変喚器、62は射出用モータ2を
駆動するためのサーボ増幅器、64は射出用モータ2の
速度を検出する速度検出器、66はA/D変換器である
また、第1図において、2は射出用モータ、16は充填
が終了した後、スクリュ20 (第2回参照)が変位す
ることによって変化した圧力を検出するロードセルであ
る。該ロードセル16で検出された圧力検出値は、減算
器71にフィードバンクされ、該減算器71においてパ
ターン発生器74から送られた圧力指令値と比較され、
偏差が補償器72に供給される。
該補償器72において補償演算された結果はサーボ増幅
器62に対して速度指令として与えられる。
該サーボ増幅器621よ、この速度指令と速度検出電圧
値とか* L < 2;るよう二二射出用モータ2を駆
動(電機子;流の量を制11JIL、スクリュ20を前
後進させる。
その結果、スクリュ20は加熱シリンダ34内の樹脂を
圧縮し、その反力がロードセル16によって圧力検出値
として検出される。そして、圧力検出値が圧力設定値S
:等しくなるように制?11される。
また、上記減算器70:供給される圧力指令値シよパタ
ーン発生器74によって発生させられ、該パターン発生
器74に圧力設定値が入力されるようになっている。
上記パターン発生器74シま一種のフィルタを構成して
いて、保圧設定プログラムや背圧設定プログラムなどの
圧力プログラムによってステ、プ状に設定された圧力設
定値の波形を変形して一次遅れ波形とする。
第6図は本発明の電動射出成形機の保圧制?11装置に
よって設定された圧力設定値と圧力指令値を示す圀であ
る。
圧力設定値は圧力プログラムによってステップ状に設定
されるのに対し、パターン発生器74(第1図)から出
力された圧力指令値の波形は一次遅れ波形となる。
従来の電動射出成形機の保圧制御装置におけるステップ
入力波形では、系がその設定値に追従することが不可能
であるため、大きい偏差が過渡的に生じ、これが系の非
線形性の影響を引き起こして振動を発生させている。
本発明の電動射出成形機の保圧制御装置においては、パ
ラメータが適切に設定されて、その立上がりの速さが物
理的に追従可能な範囲内にあれば、過渡状態であっても
指令値と検出値とがほぼ等しくなって、非線形性の影響
を無視することができる。
したがって、ゲインを大きくすることが可能となり、定
常偏差を残すことなく良好な応答波形を得ることができ
る。
なお、本発明:よ上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、こ
れらを本発明の範囲かみ排除するものではない。
(発明の効果) 以上詳細に説明じたようSこ、本発明S:よれば、スク
リュに取り付けられたロードセルと、ステ。
プ入力波形の圧力設定値を受シナで、一次遅れ波形の圧
力指令値を発生するパターン発生器と、上記ロードセル
によって検出された圧力検出値と上記パターン発生器;
こよって発生された圧力指令値を受1す、偏差を出力す
る減算器と、上記偏差を受けて上記スクリュを駆動する
射出用モータを有している。
したがって、圧力設定値がステップ状に立ち上がる点、
及び立ち下がる点において過渡状態となっても、圧力指
令値と圧力検出値とがほぼ等しくなって、非線形性の影
響を無視することができるようになる。そして、オーバ
シュートや定常偏差が無くなり、圧力制御特性を良好に
することができるとともに、品質の高い成形品を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電動射出成形機の保圧制御装置のプロ
、り図、第2図は従来の電動射出成形機の駆動機構の概
略図、第3図は従来の電動射出成形機の保圧制御装置の
制御プロ、り図、第4図は保圧工程↓こお)する設定値
波形及び検出値波形を示す図、第5図は本発明の電動射
出成形機の保圧制御装置の回路図、第6図は本発明の電
動射出成形機の保圧制御装置によって設定された圧力設
定値と圧力指令値を示す図である。 2・・・射出用モータ、16・・・ロードセル、62・
・・サーボ増幅器、71・・・減算器、72・・・補償
器、73・・・速度検出器、74・・・パターン発生器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)スクリュに取り付けられたロードセルと、 (b)ステップ入力波形の圧力設定値を受けて、一次遅
    れ波形の圧力指令値を発生するパターン発生器と、 (c)上記ロードセルによって検出された圧力検出値と
    上記パターン発生器によって発生された圧力指令値を受
    け、偏差を出力する減算器と、 (d)上記偏差を受けて上記スクリュを駆動する射出用
    モータを有することを特徴とする電動射出成形機の保圧
    制御装置。
JP2302521A 1990-11-09 1990-11-09 電動射出成形機の保圧制御装置 Expired - Lifetime JP2992328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2302521A JP2992328B2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 電動射出成形機の保圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2302521A JP2992328B2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 電動射出成形機の保圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04175134A true JPH04175134A (ja) 1992-06-23
JP2992328B2 JP2992328B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=17909965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2302521A Expired - Lifetime JP2992328B2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 電動射出成形機の保圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2992328B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04244824A (ja) * 1991-01-30 1992-09-01 Fanuc Ltd 電動射出成形機における保圧制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04244824A (ja) * 1991-01-30 1992-09-01 Fanuc Ltd 電動射出成形機における保圧制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2992328B2 (ja) 1999-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0965428B1 (en) Depressurization method in plasticization and metering process for a motor-driven injection molding machine
JP3917459B2 (ja) 射出成形機の制御装置及び制御方法
US7785090B2 (en) Injection control apparatus
JP4459467B2 (ja) 電動射出成形機及び電動射出成形機の射出速度・射出圧力制御方法
US5380181A (en) Control device for an electric injection molding machine
JP2961582B2 (ja) 射出成形機の制御装置
JPH04175134A (ja) 電動射出成形機の保圧制御装置
JP2001150505A (ja) 射出成形機の型締力制御方法およびその装置
JP3808989B2 (ja) 保圧工程開始時のサーボ機構の制御方法
JP4295906B2 (ja) 射出成形機の充填工程制御方法
JP2649300B2 (ja) 射出成形機の射出制御方法
JP2699376B2 (ja) 射出成形機の樹脂温度制御装置
JP2628753B2 (ja) 射出成形機のスクリュ後退速度制御装置
JP4136303B2 (ja) 射出成形方法及び射出成形装置
JP2003251670A (ja) 射出成形機の型締制御方法
JPH02164515A (ja) 射出成形機の背圧制御方法
JPH06855A (ja) 成形条件の設定装置
JP3096944B2 (ja) 射出成形機の射出制御方法および射出成形機
JP3197961B2 (ja) 射出成形機の油圧制御装置
JP3052187B2 (ja) 電動射出成形機の背圧制御方式
JPH05318547A (ja) 射出成形機の充填圧力制御装置
JP4891724B2 (ja) 成形機
JP3268757B2 (ja) 電動射出成形機の型締制御方法
JP2628260B2 (ja) 射出成形機の射出制御装置
JPH0592460A (ja) 電動射出成形機の制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12