JPH04175113A - 表皮一体発泡シートの溝成形装置 - Google Patents
表皮一体発泡シートの溝成形装置Info
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- JPH04175113A JPH04175113A JP2304543A JP30454390A JPH04175113A JP H04175113 A JPH04175113 A JP H04175113A JP 2304543 A JP2304543 A JP 2304543A JP 30454390 A JP30454390 A JP 30454390A JP H04175113 A JPH04175113 A JP H04175113A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シート表皮にメインパッドが一体成形された
表皮一体発泡シートに、例えば装飾用の溝を形成するた
めの溝成形装置に関する。
表皮一体発泡シートに、例えば装飾用の溝を形成するた
めの溝成形装置に関する。
従来より、表皮一体発泡シート(以下、単にシートとい
う)の例えばシートクツション(シートバックも同様で
ある)には、通常シートの意匠効果を高める等の目的で
、装飾用の溝か形成されている。
う)の例えばシートクツション(シートバックも同様で
ある)には、通常シートの意匠効果を高める等の目的で
、装飾用の溝か形成されている。
この表皮一体発砲シーI・のシートクツション(または
シートハック)は、第5図に示すようにシート表皮1を
下型2にセットした後、このシート表皮1の裏面に対し
て発泡樹脂を注入し、上型3を型閉じして同樹脂を発泡
固化させることで同シート表皮1の裏面にメインパッド
5を一体状に形成してなるものである。そして上記装飾
用の溝8は、このメインパッド5を発泡成形する際に同
時に形成されるものであって、そのために前記下型2の
成形面2aには、間溝8が形成されるべき位置に対応し
て溝成形突起6が設けられていた。
シートハック)は、第5図に示すようにシート表皮1を
下型2にセットした後、このシート表皮1の裏面に対し
て発泡樹脂を注入し、上型3を型閉じして同樹脂を発泡
固化させることで同シート表皮1の裏面にメインパッド
5を一体状に形成してなるものである。そして上記装飾
用の溝8は、このメインパッド5を発泡成形する際に同
時に形成されるものであって、そのために前記下型2の
成形面2aには、間溝8が形成されるべき位置に対応し
て溝成形突起6が設けられていた。
また、上記シート表皮1を下型2にセットする方法とし
て従来より、いわゆるグラマー法なる方法が用いられて
いた。このグラマー法によれば、下型2は略箱体状に形
成されてその内側が吸気室2bとされ、その成形面2a
にはこの吸気室2bに連通ずる多数の吸着孔7〜7か形
成されている。
て従来より、いわゆるグラマー法なる方法が用いられて
いた。このグラマー法によれば、下型2は略箱体状に形
成されてその内側が吸気室2bとされ、その成形面2a
にはこの吸気室2bに連通ずる多数の吸着孔7〜7か形
成されている。
また、下型2の図示右側面にはエア抜取り孔2Cが形成
され、このエア抜取り孔2Cには例えば真空ポンプ等の
エア抜取り手段Vが接続されている。
され、このエア抜取り孔2Cには例えば真空ポンプ等の
エア抜取り手段Vが接続されている。
以上の構成によってシート表皮1が下型2の成形面2a
にセットされた際には、前記エア抜取り手段Vによって
吸気室2bのエアか真空引きされ、ひいては上記シート
表皮1が前記吸着孔7〜7に吸着されて下型2に密着状
に固定されるものである。
にセットされた際には、前記エア抜取り手段Vによって
吸気室2bのエアか真空引きされ、ひいては上記シート
表皮1が前記吸着孔7〜7に吸着されて下型2に密着状
に固定されるものである。
ここで、上記シート表皮1は第6図に示すように、例え
ば表皮ファブリック1aの裏面にカバーパッド−1bと
ワディングカバーICとが積層されてなるもので、同ワ
ディンク力バーICは通気性のないフィルム材で形成さ
れている。
ば表皮ファブリック1aの裏面にカバーパッド−1bと
ワディングカバーICとが積層されてなるもので、同ワ
ディンク力バーICは通気性のないフィルム材で形成さ
れている。
このようにシート表皮1か通気性のない素材で形成され
ることで、上記グラマー法によって同シート表皮1が下
型2の成形面2aに吸引可能となっている。
ることで、上記グラマー法によって同シート表皮1が下
型2の成形面2aに吸引可能となっている。
なお、このワディングカバー1cは、シート表皮工の裏
面に対して発泡樹脂を発泡固化した際に、この発泡樹脂
かカバーパット1bに含浸することを防止する機能をも
有するものである。
面に対して発泡樹脂を発泡固化した際に、この発泡樹脂
かカバーパット1bに含浸することを防止する機能をも
有するものである。
以上説明したグラマー法によってシート表皮1を溝成形
突起6か設けられた下型2にセットする際には、溝8を
良好な形状で成形するためにシート表皮1を溝成形突起
6の側面に沿った状態(第7図中−点鎖線で示す)で成
形面2aに吸着する必要かあり、そのために従来より上
記真空引きを断続的に行いつつ、第7図に示すようなア
シスト治具9を用いてシート表皮lの所定部位を溝成形
突起6の基部に向かって押し付けつけていた。
突起6か設けられた下型2にセットする際には、溝8を
良好な形状で成形するためにシート表皮1を溝成形突起
6の側面に沿った状態(第7図中−点鎖線で示す)で成
形面2aに吸着する必要かあり、そのために従来より上
記真空引きを断続的に行いつつ、第7図に示すようなア
シスト治具9を用いてシート表皮lの所定部位を溝成形
突起6の基部に向かって押し付けつけていた。
このようにすることでシートクツションあるいはシート
バックには、溝成形突起6にほぼ倣った形状のシャープ
な溝8を形成することができるものであった。
バックには、溝成形突起6にほぼ倣った形状のシャープ
な溝8を形成することができるものであった。
しかしながら、上記説明したようにアシスト治具9を用
いてシート表皮1を溝成形突起6に押し付けて沿わせる
方法では、以下に述べるような問題点があった。
いてシート表皮1を溝成形突起6に押し付けて沿わせる
方法では、以下に述べるような問題点があった。
すなわち、アシスト治具9によってワディングカバー1
cが破れてしまい、このことから十分な真空引きができ
ず、シート表皮1のセット状態が不良となることがあっ
た。
cが破れてしまい、このことから十分な真空引きができ
ず、シート表皮1のセット状態が不良となることがあっ
た。
また、この作業をスムーズに行うにはシート表皮1は、
比較的伸縮性の高い材質のものであることが必要で、伸
びないシート表皮を良好な状態にセットすることはでき
ないものであった。
比較的伸縮性の高い材質のものであることが必要で、伸
びないシート表皮を良好な状態にセットすることはでき
ないものであった。
本発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題
とするものである。
とするものである。
本発明は、上記従来の問題点を解決するため、下型の成
形面から突出される溝成形板と、同溝成形板を前記シー
ト表皮の吸着動作に同調して昇降可能に前記下型に支持
する昇降手段とを有する構成としたことにある。
形面から突出される溝成形板と、同溝成形板を前記シー
ト表皮の吸着動作に同調して昇降可能に前記下型に支持
する昇降手段とを有する構成としたことにある。
上記構成によれば、溝成形板が上端位置にあるときにセ
ットされたシート表皮は、下型の吸気室が真空引きされ
つつ、前記溝成形板が下端位置まで下降するとその下降
した分だけダブ付き、さらに前記真空引きがされること
で上記ダブ付いた部分のシート表皮が吸着されて上記溝
成形板に沿った状態で下型に固定される。
ットされたシート表皮は、下型の吸気室が真空引きされ
つつ、前記溝成形板が下端位置まで下降するとその下降
した分だけダブ付き、さらに前記真空引きがされること
で上記ダブ付いた部分のシート表皮が吸着されて上記溝
成形板に沿った状態で下型に固定される。
つぎに、本発明の実施例を添付した図面を参照して説明
する。
する。
なお、本例ではシートクツションとシートバックは同様
であるので両者を総称して表皮一体発泡シートという。
であるので両者を総称して表皮一体発泡シートという。
第1図に本例の表皮一体発泡シート(以下、単にシート
Sという)の溝成形装置10か組み込まれた下型2の全
体を示す。
Sという)の溝成形装置10か組み込まれた下型2の全
体を示す。
この下型2は、略箱体状に形成されてその内側が吸気室
2bとされ、その−上面には所定形状の成形面2aが凹
設されてなるものである。また、この成形面2aには多
数の吸着孔7〜7が形成され、この吸着孔7はすべて前
記した吸気室2bに連通している。さらに、この下型2
の図示右側面にはエア抜取り孔2Cか形成され、このエ
ア抜取り孔2cには例えは真空ポンプ等のエア抜き手段
Vが接続されて、この下型2の吸気室2bを真空引き可
能に構成されている。なお、上記吸着孔7〜7は円形孔
に限らず、長溝孔であってもよい。
2bとされ、その−上面には所定形状の成形面2aが凹
設されてなるものである。また、この成形面2aには多
数の吸着孔7〜7が形成され、この吸着孔7はすべて前
記した吸気室2bに連通している。さらに、この下型2
の図示右側面にはエア抜取り孔2Cか形成され、このエ
ア抜取り孔2cには例えは真空ポンプ等のエア抜き手段
Vが接続されて、この下型2の吸気室2bを真空引き可
能に構成されている。なお、上記吸着孔7〜7は円形孔
に限らず、長溝孔であってもよい。
このように構成された下型2に溝成形装置10が組み込
まれている。
まれている。
この溝成形装置10は、前記下型2の成形面2aに形成
された挿通溝2eから突出する溝成形板12とこの溝成
形板12を昇降可能に下型2に支持する昇降手段(本例
ではエアシリンダ11で示した)とを有している。
された挿通溝2eから突出する溝成形板12とこの溝成
形板12を昇降可能に下型2に支持する昇降手段(本例
ではエアシリンダ11で示した)とを有している。
このエアシリンダ11は、そのロフトIlbが上記下型
2の底面2dに形成された挿通孔2fを経て上方に突出
する状態で取り付けられ、ホース1.1a、llaを介
して圧縮エアによりロッド11bを上下方向にストロー
クするように構成されている。
2の底面2dに形成された挿通孔2fを経て上方に突出
する状態で取り付けられ、ホース1.1a、llaを介
して圧縮エアによりロッド11bを上下方向にストロー
クするように構成されている。
なお、上記挿通孔2fによってエア漏れのないよう適宜
シールされている。
シールされている。
つぎに、溝成形板12は板厚dを有する帯板状に形成さ
れ、その幅方向を上下方向にして上記ロットllbの先
端部に取り付けられている。
れ、その幅方向を上下方向にして上記ロットllbの先
端部に取り付けられている。
このようにして取付けられた溝成形板12は、前記挿通
溝2eを介して成形面2aから突出して昇降可能に支持
されている。
溝2eを介して成形面2aから突出して昇降可能に支持
されている。
なお、上記挿通溝2eは前記した吸着孔7としても作用
するよう溝成形板12の板厚dよりも若干幅広く形成さ
れている。
するよう溝成形板12の板厚dよりも若干幅広く形成さ
れている。
ここで、溝成形板12の上端位置と下端位置は、前記成
形面2aから所定の高さとなるように、例えばストッパ
部材(図示せず)等によって位置規制されている。この
上端位置における溝成形板12の高さをhl、下端位置
での高さをhlとして図示した。この下端位置での高さ
hlがシートSに形成されるべき溝8の深さとなるよう
設定され、また溝成形板12の板厚dが溝8の幅となる
ものである。
形面2aから所定の高さとなるように、例えばストッパ
部材(図示せず)等によって位置規制されている。この
上端位置における溝成形板12の高さをhl、下端位置
での高さをhlとして図示した。この下端位置での高さ
hlがシートSに形成されるべき溝8の深さとなるよう
設定され、また溝成形板12の板厚dが溝8の幅となる
ものである。
なお、第1図においては上記説明した溝成形装置10が
下型2のほぼ中央の1箇所にのみ設けられたものを例示
したが、溝8が形成されるべき部位に対応して適数箇所
に上記構成の溝成形装置10〜10か組み込まれるもの
である。
下型2のほぼ中央の1箇所にのみ設けられたものを例示
したが、溝8が形成されるべき部位に対応して適数箇所
に上記構成の溝成形装置10〜10か組み込まれるもの
である。
また、シート表皮1は前記したように表皮ファブリック
1aの裏面にカバーパッドlbおよびワディングカバー
ICが例えはラミネート等されて層状に形成されたもの
で(第6図参照)、ワディングカバー10もまた同様に
して通気性のないフィルム材で形成されている。
1aの裏面にカバーパッドlbおよびワディングカバー
ICが例えはラミネート等されて層状に形成されたもの
で(第6図参照)、ワディングカバー10もまた同様に
して通気性のないフィルム材で形成されている。
本例の溝成形装置10は、以上のように構成されて下型
2の所定位置に組み込まれたもので、この構成により以
下に述べる作用効果をなすものである。
2の所定位置に組み込まれたもので、この構成により以
下に述べる作用効果をなすものである。
まず、本例の溝成形装置10の操作手順を説明する。
第2図に示すようにエアシリンダ11に圧縮エアが供給
されることでロッドllbが上方に突き出し、溝成形板
12か上端位置に保持される。この時、溝成形板12は
上記したように成形面2aからhlの高さにある。
されることでロッドllbが上方に突き出し、溝成形板
12か上端位置に保持される。この時、溝成形板12は
上記したように成形面2aからhlの高さにある。
この状態でシート表皮1が、表皮ファブリック1aを成
形面2a側にして下型2の適位置にセットされ、クラン
プ4 (第1図参照)によって同シート表皮1の周縁が
固定される。
形面2a側にして下型2の適位置にセットされ、クラン
プ4 (第1図参照)によって同シート表皮1の周縁が
固定される。
つぎに、エア抜取り手段■を作動させて下型2の吸気室
2b内の真空引きをする。このことによって、下型2の
成形面2aとシート表皮1との間のエアも吸着孔7〜7
を介して抜き取られ、よってシート表皮1は成形面2a
すなわち下型2に吸引密着することとなる。
2b内の真空引きをする。このことによって、下型2の
成形面2aとシート表皮1との間のエアも吸着孔7〜7
を介して抜き取られ、よってシート表皮1は成形面2a
すなわち下型2に吸引密着することとなる。
ここで、溝成形板12は高さhlの上端位置にあるため
、シート表皮1はこの溝成形板12の位置においてその
図示左右側縁12a、12aに倣うことができず浮き上
がったままの状態となっている。
、シート表皮1はこの溝成形板12の位置においてその
図示左右側縁12a、12aに倣うことができず浮き上
がったままの状態となっている。
つぎに、上記真空引きを継続しつつ、前記溝成形板12
をその下端位置にまで下降させる(第4図参照)。
をその下端位置にまで下降させる(第4図参照)。
この溝成形板12が上端位置から下端位置に下降するこ
とで、上記シート表皮1の浮き上がり部ldは溝成形板
12が下がった分だけダブ付き、このダブ付いた部分か
吸引されることで同浮き上がり部1dは溝成形板12の
側縁12a、12aに倣った状態で密着されることとな
る。
とで、上記シート表皮1の浮き上がり部ldは溝成形板
12が下がった分だけダブ付き、このダブ付いた部分か
吸引されることで同浮き上がり部1dは溝成形板12の
側縁12a、12aに倣った状態で密着されることとな
る。
このようにしてシート表皮1か溝成形板12においても
密着状となった後、発泡樹脂が注入されて上型3が型閉
じされ、同発泡樹脂が発泡固化することでシート表皮1
にメインパット5が形成される。
密着状となった後、発泡樹脂が注入されて上型3が型閉
じされ、同発泡樹脂が発泡固化することでシート表皮1
にメインパット5が形成される。
以上のようにして表皮一体発泡シートSの成形過程にお
いて所定の溝8〜8が形成される。
いて所定の溝8〜8が形成される。
この溝8〜8は、シート表皮1が溝成形板12の両側縁
12a、12aに沿った状態で発泡樹脂が発泡固化され
ることから、良好な形状(シャープな形状)なものとな
っている。
12a、12aに沿った状態で発泡樹脂が発泡固化され
ることから、良好な形状(シャープな形状)なものとな
っている。
そしてシート表皮1を溝成形板12に沿わせるに際して
は、従来のようにアシスト治具を用いて行うものではな
く、溝成形装置10によって溝成形板12を上端位置か
ら下端位置に下けてシート表皮1にダブ付きを発生させ
、このダブ付いた部分が吸引されることで同溝成形板1
2に倣った状態で密着されるものである。
は、従来のようにアシスト治具を用いて行うものではな
く、溝成形装置10によって溝成形板12を上端位置か
ら下端位置に下けてシート表皮1にダブ付きを発生させ
、このダブ付いた部分が吸引されることで同溝成形板1
2に倣った状態で密着されるものである。
このことから、従来のようにアシスト治具を使ってシー
ト表皮1を押し付ける必要はないのでワディングカバー
1c等か破れることはなく、同シート表皮1の反通気性
が確実に保持された状態で下型3に吸引密着させること
ができる。
ト表皮1を押し付ける必要はないのでワディングカバー
1c等か破れることはなく、同シート表皮1の反通気性
が確実に保持された状態で下型3に吸引密着させること
ができる。
さらに、溝成形板12を上端位置から下端位置に下けて
その分ダブ付いた部分か同溝成形板]2に沿うものであ
るので、従来のようにシート表皮の伸びを利用する必要
かないのでこの溝成形装置10によれば伸縮性のないシ
ート表皮であっても良好な溝を形成することか可能であ
る。
その分ダブ付いた部分か同溝成形板]2に沿うものであ
るので、従来のようにシート表皮の伸びを利用する必要
かないのでこの溝成形装置10によれば伸縮性のないシ
ート表皮であっても良好な溝を形成することか可能であ
る。
なお、例示したエアシリンダ1■はそのロット11bの
ストロークか両方向とも圧縮エアによるものであったが
、下降側については圧縮エアによらず上昇側を大気開放
して、溝成形板12の重さおよびシート表皮1の吸着力
により、同溝成形板12を下降させる構成であってもよ
い。
ストロークか両方向とも圧縮エアによるものであったが
、下降側については圧縮エアによらず上昇側を大気開放
して、溝成形板12の重さおよびシート表皮1の吸着力
により、同溝成形板12を下降させる構成であってもよ
い。
さらに、溝成形板12の昇降手段は、エアシリンダ11
に限られるものではなく、要は溝成形板12を所定のス
トロークで上下方向に昇降可能とするものであればよい
。
に限られるものではなく、要は溝成形板12を所定のス
トロークで上下方向に昇降可能とするものであればよい
。
また、本例の溝成形装置は、車両に装備されるシートに
対して装飾溝を設ける場合にも適用できるもので、通常
車両のシートの表皮は、表皮ピースが縫着されて形成さ
れるのか一般的であり、例えば主着座部とその左右のサ
イドホルダ部との境目をなす縫着部に沿って溝を形成す
る際には、溝成形板がこの縫着部に沿うよう溝成形装置
を適宜配置するものである。
対して装飾溝を設ける場合にも適用できるもので、通常
車両のシートの表皮は、表皮ピースが縫着されて形成さ
れるのか一般的であり、例えば主着座部とその左右のサ
イドホルダ部との境目をなす縫着部に沿って溝を形成す
る際には、溝成形板がこの縫着部に沿うよう溝成形装置
を適宜配置するものである。
本発明は、上記構成としたことから、アシスト治具を使
用してシート表皮を押し付けることはないので、ワディ
ングカバー等を破損することはなく、同シート表皮を確
実に下型に吸引密着させることが可能である。
用してシート表皮を押し付けることはないので、ワディ
ングカバー等を破損することはなく、同シート表皮を確
実に下型に吸引密着させることが可能である。
さらに、−時的にシート表皮にダブ付きを発生させてこ
のダブ付いた部分を吸着することで溝成形板に沿わせる
ものであるので、従来のようにシート表皮の伸びを利用
する必要がなく、従って伸びのないシート表皮にも同様
にして適用できる効果かある。
のダブ付いた部分を吸着することで溝成形板に沿わせる
ものであるので、従来のようにシート表皮の伸びを利用
する必要がなく、従って伸びのないシート表皮にも同様
にして適用できる効果かある。
第1図ないし第4図は本発明の実施例に関し、第1図は
シート表皮かセットされた下型の縦断面図、第2図ない
し第4図はそれぞれ第1図のA部拡大図であって、表皮
一体発泡ンートの成形工程の説明図であり、第5図は従
来の下型にシート表皮がセットされた状態を示す縦断面
図、第6図は第5図のB部拡大図、第7図は第5図のC
部拡大図である。 S・・・表皮一体発泡シート ■・・・エア抜き手段、1・・・シート表皮2・・・下
型(2b・・・吸気室)、3・・・上型5・・・メイン
パッド 6・・・溝成形突起、7・・・吸着孔、8・・・溝10
・・・溝成形装置 11・・・エアシリンダ、12・・・溝成形坂出願人
ア ラ コ 株 式 会 社代理人 弁理
士 岡田英彦(外3名)S 表皮一体発泡ノート \′・・エア抜き手段 トノート表皮 2・・・下型(2b 吸気室)、3−上型5・メイン
パッド 6・・溝成形突起、7・吸着孔、8・・・溝10・溝成
形装置 11 ・エアソリンタ、1?・溝成形板第1図
シート表皮かセットされた下型の縦断面図、第2図ない
し第4図はそれぞれ第1図のA部拡大図であって、表皮
一体発泡ンートの成形工程の説明図であり、第5図は従
来の下型にシート表皮がセットされた状態を示す縦断面
図、第6図は第5図のB部拡大図、第7図は第5図のC
部拡大図である。 S・・・表皮一体発泡シート ■・・・エア抜き手段、1・・・シート表皮2・・・下
型(2b・・・吸気室)、3・・・上型5・・・メイン
パッド 6・・・溝成形突起、7・・・吸着孔、8・・・溝10
・・・溝成形装置 11・・・エアシリンダ、12・・・溝成形坂出願人
ア ラ コ 株 式 会 社代理人 弁理
士 岡田英彦(外3名)S 表皮一体発泡ノート \′・・エア抜き手段 トノート表皮 2・・・下型(2b 吸気室)、3−上型5・メイン
パッド 6・・溝成形突起、7・吸着孔、8・・・溝10・溝成
形装置 11 ・エアソリンタ、1?・溝成形板第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シート表皮を下型の成形面に吸着した状態でメインパッ
ドを一体発泡成形してなる表皮一体発泡シートにおいて
同表皮一体発砲シートの座面に溝を形成するための溝成
形装置であって、 前記下型の成形面から突出される溝成形板と、同溝成形
板を前記シート表皮の吸着動作に同調して昇降可能な昇
降手段とを有する構成とした表皮一体発泡シートの溝成
形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2304543A JP2968033B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 表皮一体発泡シートの溝成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2304543A JP2968033B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 表皮一体発泡シートの溝成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04175113A true JPH04175113A (ja) | 1992-06-23 |
JP2968033B2 JP2968033B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=17934268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2304543A Expired - Lifetime JP2968033B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 表皮一体発泡シートの溝成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2968033B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP2304543A patent/JP2968033B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2968033B2 (ja) | 1999-10-25 |
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