JPH04174730A - ガラス繊維の製造方法 - Google Patents

ガラス繊維の製造方法

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Publication number
JPH04174730A
JPH04174730A JP29407690A JP29407690A JPH04174730A JP H04174730 A JPH04174730 A JP H04174730A JP 29407690 A JP29407690 A JP 29407690A JP 29407690 A JP29407690 A JP 29407690A JP H04174730 A JPH04174730 A JP H04174730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
glass
sizing agent
glass filament
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29407690A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Goto
茂 後藤
Hitoshi Takemura
仁司 竹村
Tamiya Sekiya
関谷 民也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ガラス繊維の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 一般にガラス繊維を製造する場合、ブッシング底部に設
けられたノズルからガラスフィラメントを引き出し、集
束剤アプリケータによって集束剤を塗布した後、集束機
で集束させてガラスストランドとし、次いでトラバース
によってワインダーに均一に巻き取る方法が採られる。
またブッシングから紡糸されたガラスフィラメントは、
ワインダーに巻き取られた後の毛羽立ちを防止するため
、その表面に集束剤が塗布される前に充分に冷却される
必要があり、そのため通常は、複数本の水スプレーによ
って霧状の水が+1.!−i′される。この水は、ガラ
スフィラメントを冷却すると共にその表面の潤滑性を良
好にし、ガラスフィラメントが集束剤アプリケータや集
束機によって切断したり、毛羽立ちを起こすのを防ぐ作
用も有している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらガラスフィラメントに集束剤を塗布する前
に、ガラスフィラメントを充分冷却するのに必要な量の
水を倒与すると、集束剤を過剰に塗布しなければ、ガラ
スフィラメントをワインダーに巻き取ってケーキにした
後に各ガラスフィラメントを良好に結合させておくため
に必要な■の集束剤が得られ難くなる。
すなわちガラスフィラメントに水が付与された後に、集
束剤を塗布しても水によって薄まり、後工程において水
と共に飛び散りやすく、ケーキへの集束剤の有効使用率
、すなわち最終的にケーキへ有効に使用される集束剤の
割合は、全使用量の40〜60重量%にずぎないからで
ある。
ケーキへ使用されなかった集束剤は、全て廃棄処分とな
り、特に近年プラスチックとの複合材料として使用され
るガラス繊維は、複合材料としての機能をもたすために
高価な集束剤を使用する傾向にあり、また廃棄される集
束剤は、廃液として環境管理プラントで処理する必要が
あるため、製造コストを大きく押し上げる要因となって
いる。
本発明の目的は、集束剤を塗布する前にガラスフィラメ
ントを充分冷却することができると共にガラスフィラメ
ントが集束剤アプリケータや集束機によって切断したり
、毛羽立ちするのを防止し、且つ集束剤のケーキへの有
効使用率を向上することが可能なガラス繊維の製造方法
を提供することである。
口問題点を解決するための手段] 本発明のガラス繊維の製造方法は、ブッシングからガラ
スフィラメントを引き出し、集束剤を塗布した後、集束
してワインダーに巻き取るガラス繊維の製造方法におい
て、該集束剤を塗布する前に該ガラスフィラメントに対
して、エアー及び水を同時に噴射することを特徴とする
本発明において、ガラスフィラメントに対して、エアー
及び水を同時に噴射する手段としては、高圧エアースプ
レーと水スプレーを別々にガラスフィラメントの方向に
向けて取り付けて、両者のノズルからエアーと霧状の水
を同時に噴射させることによって、ガラスフィラメント
表面に水を伺着させたり、あるいは高圧エアー色水とを
同時に噴射することが可能なスプレーをガラスフィラメ
ントの方向に向けて取り付けて、ガラスフィラメントに
対してエアーと共に水を噴射させることによって、ガラ
スフィラメント表面に水スプレーによる水よりも細かい
粒子の水を付着させる方法がある。
[作用] 本発明において、ガラスフィラメントに対して水と同時
にエアーを噴射させた場合、エアーによってブッシング
底部側近の高温雰囲気が下方で遮断あるいは吹き飛ばさ
れ、ガラスフィラメントの引き取られる途中で雰囲気温
度が低下するため、少ない水分量でも充分にガラスフィ
ラメントの有する熱を吸収して冷却することが可能とな
る。
またガラスフィラメントに付与される水分量が少なくな
ると、後工程において水と共に飛び散る集束剤の量が減
るために、集束剤の有効使用率が向上し、その結果使用
する集束剤の量を少なくすることができる。
尚、水分量を少なくするには、水スプレーの本数を少な
くしたり、その噴射孔を小口径にする等の手段が採られ
る。ただし水の量としては、少なくともガラスフィラメ
ントの切断やケーキの毛羽立ちを発生させない量か必要
であることは、言うまでもない。
[実施例] 以下、本発明の方法を実施例及び比較例に基づいて説明
する。
(実施例) 第1図は、本発明を実施するための装置の一例を示す正
面図である。
第1図において、10はブッシング、11はガラスフィ
ラメント、12は高圧エアースプレー、13は水スプレ
ー、14は集束剤アプリケータ、15は集束機、1Bは
ガラスストランド、17はトラバース、18はワインダ
ーを各々示す。
この装置において、高圧エアースプレー12及び水スプ
レー13から高圧エアーと水が同時に噴射されており、
まずエアーによってブッシング10底部付近の高温雰囲
気は、途中で遮断及び吹き飛ばされるため、ブッシング
10から引き出されたガラスフィラメン)11は、エア
ーの付近で若干冷却され、次いでその表面に水が伺与さ
れて吸熱されるため少量の水でも充分に冷却される。そ
の後、ガラスフィラメン)11には、集束剤アプリケー
タ14によって集束剤か塗布され、次いて集束機15て
集束されてガラスストランド16とされた後、!・ラバ
ース17にかけられてからワインダー18に均一に巻き
取られてケーキが作製される。
この装置従を用いて、高圧エアースプレー12のノズル
(噴射口の10径2φ)からIKg / c+n 2の
条件でエアーを噴射させ、また水スプレー13から1分
間に150ccの流量で水を噴射させて、Eガラス繊維
のカラスフィラメント11表面に水を伺与し、樹脂エマ
ルジョン、カップリング剤、潤滑剤、帯電防止剤等から
なる集束剤を塗布した後、集束してガラスストランドI
Gとし、次いでこのガラスストランド16をワインダー
18に巻き取ることによって10Kgのケーキを製造し
た。
この結果、カラスフィラメン)・IIの切断やワインダ
ー18に巻き取った後のケバは発生ぜず、また製造した
ケーキへの集束剤のイイ効使用率を測定したところ76
%と高く、廃棄される集束剤の割合が非常に少ないこと
か認められた。
(比較例) 第2図は、従来のガラス繊維の製造装置を示す正面図で
ある。
第2図において’110はブッシング’I IIはカラ
スフィラメン1−11.3は水スプレー、14は集束剤
アプリケーター、+5は集束機、1Bはガラスストラン
ド、+7はトラバース、18はワインダーを各々示す。
この装置において、ブッシング〕0から引き出されたガ
ラスフィラメント11は、2木の水スプレー+3.13
から水をイq与されて冷却された後、集束剤アプリケー
タ14によって集束剤が塗布され、次いで集束機15で
集束されてガラスストランド16とされた後、トラバー
ス17にかけられてからワインダー18に均一に巻き取
られてケーキが作製される。
この装置を用いて、1分間に1200ccの流量て水ス
プレー13.、 +3から水を噴射させて、Eガラス繊
維のガラスフィラメント11の表面に水を付与した後、
実施例と同様の方法で]OKgのケーキを製造した。
この結果、ガラスフィラメント11の切断やワインダー
18に巻き取った後のケバは発生しなかったが、製造し
たケーキへの集束剤の有効使用率を測定したところ45
%であり、実施例と比較して廃棄される集束剤の割合の
高いことが認められた。
尚、実施例と比較例におけるケーキへの集束剤の有効使
用率は、ケーキに付着した集束剤の固形分重量を使用さ
れた集束剤の固形耐重■て除すること(こよって乙用定
しブこものである。
「発明の効果コ 以」−のように本発明の方法によると、ガラスストラン
ド−を充分に冷却することができると共にガラスフィラ
メントのり断や毛羽立ちを防止することができ、利つケ
ーキへの集束剤の有効使用率を向」ニすることができる
ので、カラス繊維を安価に効率良く製造することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実施するための装置の正面図
を示し、第2図は、従来の方法を実施するための装置の
正面図を示すものである。 10・・・ブッシング   11・・・ガラスフィラメ
ント12・・・高圧エアースプレー 13・・・水スプレー   14・・・集束剤アプリケ
ータ特許出願人  日木電気硝子株式会社 代表者  岸 1)漬 作 一1〇−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブッシングからガラスフィラメントを引き出し、
    集束剤を塗布した後、集束してワインダーに巻き取るガ
    ラス繊維の製造方法において、該集束剤を塗布する前に
    該ガラスフィラメントに対して、エアー及び水を同時に
    噴射することを特徴とするガラス繊維の製造方法。
JP29407690A 1990-10-30 1990-10-30 ガラス繊維の製造方法 Pending JPH04174730A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29407690A JPH04174730A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 ガラス繊維の製造方法

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JPH04174730A true JPH04174730A (ja) 1992-06-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111278785A (zh) * 2017-12-19 2020-06-12 日本电气硝子株式会社 玻璃粗纱、复合材料以及玻璃粗纱的制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111278785A (zh) * 2017-12-19 2020-06-12 日本电气硝子株式会社 玻璃粗纱、复合材料以及玻璃粗纱的制造方法
CN111278785B (zh) * 2017-12-19 2022-12-02 日本电气硝子株式会社 玻璃粗纱的制造方法

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