JPH04174338A - 研磨用テストピースの製作方法 - Google Patents

研磨用テストピースの製作方法

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JPH04174338A
JPH04174338A JP1160209A JP16020989A JPH04174338A JP H04174338 A JPH04174338 A JP H04174338A JP 1160209 A JP1160209 A JP 1160209A JP 16020989 A JP16020989 A JP 16020989A JP H04174338 A JPH04174338 A JP H04174338A
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molding
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Fumio Kikuchi
文男 菊地
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MARUMOTO KOGYO KK
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KIKU ENG KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は、銑鉄、合金、鉱石等、種々の試料片の組織
構造を顕微鏡で観察するため、該試料片の下面と該プラ
スチックの下面が平滑な被研磨面を形成するように該試
料片を該プラスチックでモールドし、てなる一定の大き
さの研磨用テストピースを自動機によって得るために不
可欠な研磨用テストピースの製作方法に関する。
[従来の技術] 前記試料片はプラスチックでモールドされ一定の大きさ
の研磨用テストピースとされる。該研磨用テストピース
は試料片の下面が平滑に露出した被研磨面とされる。試
料片をプラスチックでモールドするのは、様々な形状を
備えた試料片に対して形状の一定性を確保して把持性を
高めかつ一定にし、また極めて小さな被研磨面を備えた
試料片に対して被研磨面の大きさを確保し、もって両者
が相まって試料片の被研磨面の平滑な研磨を補償するた
めである。
従来の研磨用テストピースの製作方法を第4図を参照し
て説明する。
先ず、構成を説明する。フレーム1の上部に成形シリン
ダー2が固定され、成形室に上ラム3と下ラム4が嵌合
されて研磨用テストピースTPを製作し得るようになっ
ている。成形シリンダー2は、水冷室2aを備えている
とともに、ヒーターコイル2bが巻かれている。上ラム
3は、離脱しないようにロックレバ−5によりロックさ
れるようになっている。下ラム4は、フレームlの下部
に取付けられた油圧シリンダー6により上下動自在とさ
れている。
次に作用を説明する。
先ず、上ラム3が外された状態で、油圧シリンダー6を
伸張作動し、下ラム4を成形シリンダー2の上方に上昇
させる。そして、該下ラム4の上に試料片Tを載せる0
次いで、油圧シリンダー6を縮小作動し、該下ラム4を
成形シリンダー2から抜は出ないギリギリの下降レベル
として試料片4を成形シリンダー2の底に位置させる0
次いで、プラスチックのペレット(原料=通常は粉粒物
)Pを一定のレベルまで充填し、上ラム3を成形シリン
ダー2内に嵌入して離脱しないようにロー、フレバー5
を水平に回動してロックする。続いて、再び油圧シリン
ダー6を伸張作動してベレットPを高圧で圧縮し、該圧
縮を維持しつつヒーターコイル2bを通電加熱して該ベ
レットPを溶融し一定時間経過後、ヒーターコイル2b
の通電を停止し水冷室2aに冷却流体を通流させてプラ
スチックを冷却固化する。すると、成形室には、試料片
TをプラスチックPにモールドしてなる一定の大きさの
研磨用テストピースTPが成形される。引続いて、油圧
シリンダー6を若干縮小作動してからロックレバ−5に
よる上ラム3のロックを外し、該上ラム3を人手により
引抜いた後、油圧シリンダー6を伸張作動して上昇させ
、下ラム4を成形シリンダー2の上方に上昇させて、前
記研磨用テストピースTPを取出す。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように、従来の研磨用テストピースの製作方法は
多品種少量生産ということと相まって自動化されていな
かった。しかして、研磨用テストピースの製作を自動化
しようとする場合、試料片のハンドリングに問題がある
とともに、試料片の比重や大きさがまちまちであるため
プラスチックのペレットの充填量の算出ができず実現で
きなかった。
また、従来の研磨用テストピースの製作方法によれば、
薄板状の試料片Tにあっては下ラム4の上にリブ状に立
ててモールドしようとしてもベレッ)Pの充填時または
加圧時に倒れてしまい、試料片の下面が平滑に露出した
被研磨面を備えた研磨用テストピースTPが得らえない
ので、下ラム4の上に試料片を平たく置いてプラスチッ
クでモールドしていた。このため、試料片Tのモールド
される深さが充分に得られなかった。さらに、下ラム4
の上に試料片を平たく置いても、下ラム4と試料片との
間にプラスチックが進入してしまい、研磨用テストピー
スTPの研磨に際して不要な研磨代を研磨しており、余
計な時間を費やしていた。
本発明は、試料片のハンドリング性を確保するとともに
、試料片の大きさに応じたプラスチックのペレットの充
填量の算出ができて研磨用テストピースの製作を自動化
に極めて有用な研磨用テストピースの製作方法を提供す
ることを目的としている。
また本発明は、試料片が露出した平滑な被研磨面を形成
するように該試料片を該プラスチックでモールドし得る
研磨用テストピースの製作方法を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本願発明の研磨用テストピースの製作方法は、試料片T
を成形シリンダー2の上方に上昇させた下ラム4の上に
載せ、該下ラム4を下降させることにより該試料片Tを
成形シリンダー2の底に位置させ、次いで、プラスチッ
クのペレットPを充填し、上ラム3を成形シリンダー2
内に下降し、続いてペレットPを圧縮し、該圧縮を維持
しつつペレットPを溶融しその後冷却固化して前記試料
片TをプラスチックPにモールドしてなる一定の大きさ
の研磨用テストピースTPを成形し、引続いて上ラム3
を上昇させるとともに、成形シリンダー2の底の下ラム
4を上昇させて該研磨用テストピースTPを成形シリン
ダー2の上方に取出す構成である研磨用テストピースの
製作方法において、 前記試料片Tは、成形シリンダー2内に嵌入し得る円板
状のパレットSの上に接着し、該試料片Tと該バレー/
 トSの重量測定をして試料片Tの体積を算出してから
前記下ラム4の上に載せて成形シリンダー2の底に位置
させ、 前記プラスチックのペレーyトpを充填する量は、研磨
用テストピースTPを仮に試料片なしでプラスチックで
成形する場合に必要なペレット量から、前記算出した試
料片2の体積を差引いた量として計量器工9より供給し
、 成形によって得られるパレット付線研磨用テストピース
TPは、成形シリンダー2の上方に取出した後、バレッ
)Sを分離することを特徴とするものである。
従って、試料片Tを成形シリンダー2内に嵌入し得る円
板状のパレットSの上に接着し、該試料片Tと該パレッ
)Sの合計重量を測定してから成形シリンダー2の上方
に上昇させた下ラム4の上に載せ、下ラム4を下降させ
ることにより試料片Tを成形シリンダー2の底に位置さ
せる。
次いで、プラスチックのベレッhPを充填する。該充填
量は、研磨用テストピースTPを仮に試料片なしでプラ
スチックで成形する場合に必要なベレット量から、前記
算出した試料片2の体積を差引いた量とする。
引続き、上ラム3を成形シリンダー2内に下降し、ベレ
ー、トPを圧縮し、該圧縮を維持しつつペレットPを溶
融しその後冷却固化して前記試料片TをプラスチックP
にモールドしてなる一定の大きさのパレット付研磨用テ
ストピースTPとして成形し、引続いて上ラム3を上昇
させるとともに、成形シリンダー2の底の下ラム4を上
昇させて該パレット付研磨用テストピースTPを成形シ
リンダー2の上方に取出した後、パレットsを分離する
ものである。
[実施例] 第1図〜第3図は、本発明の研磨用テストピースの製作
方法を利用した研磨用テストピースの製作装置を示す。
先ず、構成を説明する。
フレームlaの上に成形シリンダー2が取付けられてい
る。該成形シリンダー2は、水冷室2aを備えていると
ともに、ヒーターコイル2bが巻かれている。成形シリ
ンダー2の成形室2Cには上ラム3と下ラム4が嵌合す
るようになっている。上ラム3は、フレームibに取付
けられた油圧シリンダー7のピストン7aと結合され成
形シリンダー2の成形室2C内に下降自在である。
該上ラム3にはエジェクタービン23が貫通されている
。#エジェクタービン23の上端は、油圧シリンダー7
のピストン7aと上ラム3の間に固定されたエアーシリ
ンダーブロック24のピストン24aと係合されていて
、シリンダ室24cに高圧エアーの供給がないときは、
バネ24bでピストン24aがシリンダ室24cの土壁
に当接するように持上げられていて、エジェクタービン
23の下面23aと上ラム3の下面3aが平滑な一平面
を構成している。該エジェクタービン23は、上ラム3
が成形シリンダー2の成形室2cから退室上昇する際に
シリンダ室24cに高圧エアーの供給が行われ、上ラム
4の下面より突出し、成形室2C内に成形した研磨用テ
ストピースTPを突離す。
下ラム4は、フレーム1aの下に取付けられたエアシリ
ンダー8のピストン8aと結合され成形シリンダー2の
成形室2c内の底部下降位置より上方に上昇自在である
下ラム4の径は、成形シリンダー2の成形室2Cの径よ
りも若干小さくされている。成形室2cは、下部周面が
下ラム4の径に等しくなるように下方へ縮径するテーパ
ー筒面とされている。
該成形室2Cには、試料片Tを載せて円板状のパレット
Sが嵌合収容される。
該パレットSは、鉄等の硬質金属よりなり、プラスチッ
クと離れ易くするために、上面にテフロン、シリコンオ
イル等の離型剤を塗布したものを使用し、該上面に瞬間
接着剤を用いて、試料片Tを接着載置する。またバレー
yトPは、下ラム4及び後述する持上げロッド13より
も若干径が大きく形成されて、後述する挟持ハンド15
によるハンドリング性が良好に確保されているとともに
下面または内部に磁石mを備えて、磁気吸引材料で形成
される下ラム4または後述する持上げロッド13の上に
磁力吸引するハンドリング性を備えている。なお、磁石
mは、下ラム4または後述する持上げロー、ド13に備
えられ、磁気吸引材料で形成されるバレー2トSに磁気
吸引するようになっていても良い、さらに該パレットS
は、下面周縁に面取り部が形成され腰囲取り部が成形室
2Cの下部のテーパー筒面に着座する。
成形シリンダー2の図面右方のフレームICには、モー
タ9を回転駆動源とするインデックステーブル10が備
えられている。該インデックステーブル10は、円周等
配置に貫通孔10aを有し、かつ、各貫通孔10aに同
心となるように座ぐり10bを有している。鎮座ぐりt
obは、試料片Tを接着して載せた円板状のパレットS
を載置できるようになっている。そして、所定位置の貫
通孔10aの下方にはエアシリンダー11が設けられて
いる。該エアシリンダー11は、ピストンllaの上に
小重量を精密測定できる重量センサー12が取付けられ
、さらに重量センサー12の上に持上げロッド13が取
付けられていて、伸張作動により、該持上げロッド13
を貫通孔10aを通して緩速上昇して、該持上げロッド
13で座ぐりtobに位置された試料片Tを接着して載
せた円板状のパレットSを若干の高さ持上げる0重量セ
ンサー12は、エフシリンダー11が縮小状態にあって
バレー/ )Sを持上げていない状態において、持上げ
ロッド13の重量は無視され電気信号の出力がゼロとな
るように設定される。従っ゛て1重量センサー12は、
エアシリンダー11が伸張作動してパレットSを持上げ
たときは、試料片TとパレットSの合計重量に応じた電
気信号を出力する。インデックステーブルlOと成形シ
リンダー2の間の上方には、180°往復回動する第一
回動輪14が有り、該第−回動軸14の下端には水平に
張出した一対の挟持ハンド15が有る。該一対の挟持ハ
ンド15は。
180°開いて待機し、前記持上げロッド13で持上げ
られた試料片Tを接着して載せた円板状のパレットSが
前記持上げロッド13で持上げられると、アクチュエー
ター25により互いに閉じるように回動されて該パレッ
トSを挟持し、そのままで第一回動輪14が180’回
動されて該パレットSを成形シリンダー2の真上に搬送
し、さらに再び1806開いて前回のハンド先端の挟持
面の反対側の面を挟持面として待機するようになってい
る。
成形シリンダー2の図面左方には、180’往復回動す
る第二回動軸16が有り、該第−回動輪l6の下端より
水平に張出したアーム17の先端にシャッター18aを
有するバレーIト受はパケット18が有る。該パレット
受け!<ケラト18には計量器としてのスクリューフィ
ーダー19から成形シリンダー2の成形室2Cに位置さ
れた試料片Tの体積分を差引いた所要量のプラスチック
のペレットPが供給される。そして、該パレット受はパ
ケット18は、1800回動されて成形シリンダー2の
真上にきて、シャッター18aを開き、プラスチックの
ペレットPを成形シリンダー2の成形室2Cに投入し得
る。制御部20は、パレットSの重量分に対応したデジ
タル値(パレット重量対応デジタル値)と、研磨用テス
トピースTPの全体を試料片TなしでプラスチックPで
成形する場合に必要なペレット量(体積)に対応したデ
ジタル値(テストピース対応ペレット量対応デジタル値
)が予め設定されているとともに、試料片Tの比重値が
その都度または予めに入力されるようになっている。そ
うして、該制御部20は、前記重量センサー12から出
力される試料片TとパレットSの合計重量のアナログ信
号をA/D変換器21を介してデジタル信号に変換して
入力され、該入力されたデジタル値からパレット重量対
応デジタル値を減算し、次いで、該減算値と、試料片T
の比重値とから、該試料片Tの体積を求める除算を行い
、該除算したデジタル値を前記のテストピース対応ベレ
ット量対応デジタル値に対して減算し、該減算値の対応
したベレット量をスクリューフィーダー19からバケッ
)18に供給するために、該スクリューフィーダー19
のモーター19aを駆動するモータードライバー22に
所要回転を与えてやるためのデジタル値を算出して該モ
ータードライバー22に出力するようになっている。
次に作用を説明する。なお、該作用の説明は、本発明の
研磨用テストピースの製作方法の実施例の説明である。
先ず、パレットSの離型剤が塗布された面を上にして試
料片Tを接着し、インデックステーブル10の座ぐり1
0bに載置する。該試料片Tを接着したパレットSは、
インデックステーブル10が所要角度回転されて持上げ
ロッド13の上に移動されると、エアーシリンダーll
が伸張作動して持上げロッド13により持上げられる。
すると、重量センサー12が試料片TとパレットSの合
計重量に対応してデジタル信号を制御部20へ出力し、
該制御部20は、所要デジタル値を算出して該モーター
ドライバー22に出力する。モーター19aが所要回転
数だけ回転することにより、スクリューフィーダー19
は、研磨用テストピースTPの体積分から試料片Tの体
積分を差引いた体積に必要な所要量のプラスチックのペ
レットPをパケット18に供給する。
前記持上げロッド13により持上げられたパレットSは
、挟持ハンド15により挟持され、第一回動軸14がi
ao’回動することにより成形シリンダー2の真上に搬
送される。すると、エアーシリンダー8が緩速度で伸張
作動し、下ラム4が成形室2cを通過し成形シリンダー
2の上に上昇して挟持ハンド15で挟持されたパレット
Sの下面を支承停止する。しかる後、一対の挟持ハンド
15は180’開いて待機し、次いで、エアーシリンダ
ー8が緩速度で縮小作動し、もってパレットSに接着さ
れた試料片Tを成形シリンダー2の底に位置させる。下
ラム4は、下面が成形室2Cの底面に当接停止するので
、大荷重が加わっても下方へ離脱する虞れがない。
続いて、第二回動軸16が180’回動することにより
パケット18が成形シリンダー2の真上に位置され、シ
ャッター18aを開き、パケット18内に収容されてい
た所要量のプラスチックのペレットPが成形室2cに投
入される。しかる後、パケット18は1800回動され
てスクリューフィーダー19の供給口の下に待機する。
引続いて、油圧シリンダー7が伸張作動して上ラム3が
成形シリンダー2内に下降し、成形室内のペレットPを
2〜3Kg/ csの高圧で圧縮し、該圧縮を維持しつ
つヒーターコイル2bを通電加熱して該ペレッ)Pを溶
融し一定時間経過後、ヒーターコイル2bの通電を停止
し水冷室2aに冷却流体を通流させてプラスチックを冷
却固化する。すると、成形室には、試料片Tをプラスチ
ックPにモールドしてなる一定の大きさのパレット付研
磨用テストピースTPが成形される。
上記の場合、成形室2cで溶融されたプラスチックPは
、高圧のため、成形室2cの周面とパレットSの周面の
間に入り込むが、パレットSの着座面で遮断され下ラム
4の周囲に入り込まないので、下ラム4のlll低抵抗
大きくならないで済み、シリンダー8を小出力のエアー
シリンダーとすることができる。
引続いて、油圧シリンダー7のピストン7aと上ラム3
の間に固定されたエアーシリンダーブロック24のシリ
ンダ室24cに高圧エアーの供給が行われてから、油圧
シリンダー7を縮小作動する。このため、エジェクター
ビン23が、上ラム3が成形シリンダー2の成形室2c
から退室上昇する際に、上ラム3の下面と接着している
研磨用テストピースTPを突離し、成形室2c内に研磨
用テストピースTPを残す。
すると、少し遅れてエアーシリンダー8が緩速度で伸張
作動し、下ラム4が再び成形室2Cを通過し成形完了し
たパレット付研磨用テストピースTPを成形シリンダー
2の上に上昇させる。しかる後、下ラム4で持上げられ
たパレット付研磨用テストピースTPは、一対の挟持ハ
ンド15により下部を挟持され、下ラム4が下降した後
に第一回動軸14が90°回動されてから一対の挟持ハ
ンド15による挟持が解除され、シュート(図示しない
)上を滑落して回収箱(図示しない)に回収される。そ
の後、一対の挟持ハンド15は、180°開いてインデ
ックステーブル10に載置される次のパレットSを挟持
するために待機する。
以上の一連の動作で、パレット付研磨用テストピースT
Pの成形・回収が完了する。該パレット付研磨用テスト
ピースTPは1人手により、またはジグを用いてパレッ
トSが分離され、試料片Tが露出した平滑な被研磨面を
備えたものとなる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明の研磨用テストピース
の製作方法によれば、 試料片を円板状のパレットの上に接着し、該試料片と該
パレットの合計重量を算出して試料片のみの体積を算出
し、次いで、該パレットを下ラムの上に載せ下降して成
形室の底に密着させ、続いて、一定量の体積から前記算
出した試料片の体積を差引いた体積のプラスチ)りのベ
レットを投入して上ラムを下降し、引続き、プラスチッ
クのペレットの加圧・溶融争冷却を行ってパレット付研
磨用テストピースとして成形し、上ラムを上昇させると
ともに下ラムを上昇させて該パレット付研磨用テストピ
ースを取出し、パレットを分離する構成であるので、 ■従来において、種々の形状Φ大きさのため挟持ハンド
や成形室の底へ薄板状の試料片をリブ状に立てることが
不可能であった試料片のハンドリング性をパレットとの
結合によって確保できるとともに、試料片の大きさに応
じたプラスチ−2りのベレットの充填量の算出ができ、
もって、研磨用テストピースの製作を自動化に極めて有
用な研磨用テストピースの製作方法を提供できる。
■試料片をパレットの上に接着してプラスチックでモー
ルドするので、成形室からパレット付研磨用テストピー
スを取出してパレットを分離すると、試料片が露出した
平滑な被研磨面が確実に得られる。特に、薄板状の試料
片の場合は、パレットにリブ状の接着してプラスチ−2
りに深くモールドできる。確実に試料片が露出した平滑
な被研磨面が得られるから、無駄な研磨代がなくなり、
迅速な研磨が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明の研磨用テストピースの製作
方法を利用した研磨用テストピースの製作装置に係り、
第1図は成形直前の状態を示す装置本体と制御系を含む
全体概念図であり、第2図は成形状態を示す装置本体の
要部断面図であり。 第3図は成形後の取出し状態を示す装置本体の要部断面
図である。第4図は従来の研磨用テストピースの製作装
置に係る断面図である。 TP−−・研磨用テストピース、 T・・・試料片、 S@・・パレット、 P−・・プラスチック及びペレット、 2・・・成形シリンダー。 3日・上ラム、 4・・・下ラム、 13・9・重量センサー、 19・・・計量器としてのスクリューフィーダー、20
・・・制御部。 特許出願人  キク・エンジニアリング有限会社特許出
願人  丸木工業株式会社 し27.−p: y 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料片を成形シリンダーの上方に上昇させた下ラ
    ムの上に載せ、該下ラムを下降させることにより該試料
    片を成形シリンダーの底に位置させ、次いで、プラスチ
    ックのペレットを充填し、上ラムを成形シリンダー内に
    下降し、続いてペレットを圧縮し、該圧縮を維持しつつ
    ペレットを溶融しその後冷却固化して前記試料片をプラ
    スチックにモールドしてなる一定の大きさの研磨用テス
    トピースを成形し、引続いて上ラムを上昇させるととも
    に、成形シリンダーの底の下ラムを上昇させて該研磨用
    テストピースを成形シリンダーの上方に取出す構成であ
    る研磨用テストピースの製作方法において、 前記試料片は、成形シリンダー内に嵌入し得る円板状の
    パレットの上に接着し、該試料片と該パレットの重量測
    定をして試料片の体積を算出してから前記下ラムの上に
    載せて成形シリンダーの底に位置させ、 前記プラスチックのペレットを充填する量は、研磨用テ
    ストピースを仮に試料片なしでプラスチックで成形する
    場合に必要なペレット量から、前記算出した試料片の体
    積を差引いた量として計量器より供給し、 成形によって得られるパレット付該研磨用テストピース
    は、成形シリンダーの上方に取出した後、パレットを分
    離することを特徴とする研磨用テストピースの製作方法
  2. (2)前記試料片の体積の算出は、 前記試料片と前記パレットの重量測定を重量センサーで
    測定し、該重量センサーから出力される試料片とパレッ
    トの合計重量に応じた電気信号をデジタル信号に変換し
    て制御部に入力し、 該制御部において、 入力したデジタル値と別途入力されるパレット重量に対
    応したデジタル値から試料片の重量を算出し、次いで、
    該算出した試料片の重量と比重値から体積を算出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の研磨用テストピースの
    製作方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021228754A3 (de) * 2020-05-15 2022-01-13 Atm Qness Gmbh Einbettpresse, schleif- und/oder poliergerät sowie produktionsstrasse zum einbetten von proben und zum bearbeiten der eingebetteten proben

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WO2021228754A3 (de) * 2020-05-15 2022-01-13 Atm Qness Gmbh Einbettpresse, schleif- und/oder poliergerät sowie produktionsstrasse zum einbetten von proben und zum bearbeiten der eingebetteten proben

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JPH076895B2 (ja) 1995-01-30

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