JPH04173515A - 紙巻きタバコを包装するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［０００１］

【産業上の利用分野】

本発明は、内紙で包まれた紙巻きタバコの塊から成る内
側包装体を受け入れるためのセルを有する二つのコンベ
アと、上記セルがそこで互いに整列される転送部署にお
いて内側包装体を一方のコンベアのセルがら他方のコン
ベアのセルへ押入せしめるためのスライダとを備えた紙
巻きタバコを包装するための装置に関する。 ［０００２］

【従来の技術】

紙巻きタバコを包装するために、内紙で包まれた紙巻き
タバコの塊を包囲するブランクから折り込まれた所謂、
ヒンジ式リッド型包装体が知られている。この種の包装
体はさらにカラーを有しており、該カラーは、付加的に
外紙ブランクに固着され、完成した包装体においてその
内側に配置され該包装体の前側の引抜き領域と後側を除
いた二側部の引抜きオリフィスを規制している。かかる
カラーには対応して折込み線が形成されており、さらに
、折り込まれた状態において、−旦、包装体が開封され
た場合に上記ヒンジ式リッドをその閉じた状態に保持す
るために、上記前側領域で僅かに横方向外側に張り出し
な突部が形成されるように二つの切込みが設けられる。 この種のカラーは、内紙で包まれた紙巻きタバコの塊と
外紙ブランクとに対して正しく心合わせされなければな
らず、而もこの作業は可能な限り短時間で行なわれるべ
きである。 ［０００３］

【発明が解決しようとする課題】

本発明の目的は、簡単な仕方で、内紙で包まれた紙巻き
タバコの塊の周囲に各カラーを正しく中心が一致するよ
うに位置付けることを可能ならしめる、冒頭で述べた形
式の装置を提供することである。 ［０００４］

【課題を解決するための手段】

この目的は、底壁及び長平方向の側壁から成り端面で且
つ外側に開いたセルが転送部署において互いに一定距離
隔てて配置されていて、上記セルの上記間いた外側部が
互いに向かい合っており、又、カラーフィーダは、給送
された特定のカラーがガイドによって未だ空の収容セル
の上記間いた外側部の前に位置付けされると共に内側包
装体によって該セルへ押入せしめられ、それから、対応
して折り込まれる上記カラーと一緒にスライダによって
完全に押し込まれるように、上記転送部署に持ち来され
た二つの上記セルの間の空間内に向かって開いているこ
とにより達成される。 ［０００５］

【実施例】

本発明は、添付図面に図示された実施例によりさらに詳
細に説明される。 ［０００６］ 紙巻きタバコを包装するための本発明装置は、間歇駆動
される二つのコンベア１．２を備えている。このコンベ
アは、図示された実施例ではセル３及び４を備えたベル
ト５及び６であるカミその代りにかかるセルを備えたタ
ーレットが使用されてもよい。図１はコンベア１の下側
部分とコンベア２の上側部分を示しており、これらのコ
ンベアは、コンベア１の下側部分の下方に開いたセル３
がコンベア２の上側部分の上方に開いたセル４から一定
間隔を置いて配置されれように、互いに平行に且つ上下
に配設される。上側のコンベア１は内側包装体７即ち内
紙で包まれた紙巻きタバコの塊をセル３へ移送する。移
送された内紙及び紙巻きタバコの塊はコンベア１の下側
部分の領域において各セル３へ給送され、そして内紙が
この紙巻きタバコの塊の周りに折り重ねられる。コンベ
ア１の下側部分に沿って内紙が移送される間、内側包装
体７が脱落するのを防止するガイド（図示されていない
）が設けられている。 ［０００７］ ベルト５及び６に固着されたセル３及び４は、搬送方向
に沿って延在すると共にガイドレール１０の対応するガ
イド溝９に案内される鍔部８をその底部に備えている。 又、個々のセル３，４は外向きで且つその端面で開いて
おり、実質上、シガレットパックのサイズに対応する箱
型の収容スペースを構成している。 ［０００８］ カラーフィーダ１１は、自在走行ローラ１３と被駆動コ
ンベアローラ１４との間に形成されるニップへ進入する
個々のカラー１２のための給送ゾーンを備えている。そ
して、該コンベアローラ１４はさらに他の被駆動コンベ
アローラ１５と相互作用をするが、円弧状のガイド１６
が上記ローラ１３に対するニップと上記コンベアローラ
１５に対するニップとの間の上記コンベアローラ１４の
外周部に隣接して配置されている。カラー１２は、ロー
ラ１３，１４によって捕らえられた後に、互いに僅かな
間隔を置いて配置された二つのガイド１７．１８によっ
て画成される水平ガイドスロット内に進入するために、
コンベアローラ１４，１５間に形成されるニップへ搬送
せしめられる。 ［０００９］ 一端で揺動可能に構成されたレバー状に設計されると共
に略９０°に曲げられた自由端部を有するアドバンサ１
９は、その自由端が、上記コンベア２のセル４に至るま
でカラー１２をガイド１７，１８の上記ガイドスロット
を通って移送するために、一対のコンベアローラ１４，
１５間のニップを通過する上記カラー１２に係合するよ
うになっている。 ［００１０］ 図２から明らかなように、ローラ１３，１４．１５は、
カラー１２がその全長に亘って搬送されるように、二つ
の先行する外側タブ状端部と中央追従部分との間の三箇
所の移行領域においてカラー１２と係合する。従って、
該ローラ１３゜１４．１５は各々、互いに適宜の間隔を
置いて配置された二つの共軸のローラディスク２０を有
している。 ［００１１］ カラーフィーダ１１は、駆動軸２１を介して駆動される
が、この駆動軸２１は歯車２２を介して、一方でコンベ
アローラ１４を、又、他方でコンベアローラ１５を駆動
する二つの共軸の歯車２３．２４を駆動する。さらに、
上記アドバンサ１９を前後に揺動するために軸２５が上
記駆動軸２１と適宜の方法で連結されている。 ［００１２］ 図示された実施例において、上記アドバンサ１９は、特
定のカラー１２の横方向外側のタブの後側縁部に係合し
得るように、少くともその自由端部領域において二股状
になっている。上記ガイド１７は、該アドバンサ１９の
揺動運動を可能ならしめる適宜のスロット２６を備えて
いる。ガイド１７及び／又はガイド１８は、カラー１２
の横方向の案内のために適当なウェブ２７ａ等を付加的
に設けることができる。また、下側ガイド１７は、両側
がコンベア２を越えて張り出している共にカラー１２に
対するスットパ（図２において破線で示されている）を
備えていてもよく、これによりカラー１２は芯合わせさ
れ且つ特定のセル４に対して直接的ではなくその僅か上
方でガイド１７のこの両側張出し部上に定置されるよう
になっている。 ［００１３］ カラーフィーダ１１が開口している二つのコンベア１，
２間の転送部署にあるガイド１７，１８に対向する側に
は鉛直ガイド２７が配設されており、この鉛直ガイドは
実質上セル３，４に渡って延びており、而も上記転送部
署には下側支持部材が設けられていないためセル３に隣
接した部分に内側包装体を保持するための斜面を有して
いる。 ［００１４］ 転送部署には、クランク機構３１により鉛直ガイド３０
に沿って上下動可能な摺動装置２９が設けられている。 この摺動装置２９は、セル３の底部４ａと平行に張り出
している内側を向いた部分３３を備えた略Ｕ字状のフレ
ーム３２を有する。セル３（及びセル４）はその両側に
上記部分３３に対応して短縮された底部４ａを有してい
るので、該部分３３は、−側ではガイド１８に沿って他
側では鉛直ガイド２７に沿って内側包装体をセル３から
セル４へ押し込むことができる。 同時に、内側包装体７は、上記鉛直ガイド２７には斜面
２８があり且つその一部３４が幾分へこんでいるので、
最初僅かに圧縮された後セル４の領域で再び釈放される
。 ［００１５］ 内側包装体７がセル３からセル４へ転送されると、セル
４の上側に配置されたカラー１２は、セル４の両側壁４
ｂ間に押し付けられることによってその側方部分が折込
み線に沿って折込められてセル４内に押し込まれ、これ
によりカラー１２は、内側包装体７の周囲に略Ｕ字状を
なして下側からその底面と両側面に当接するようになる
。 ［００１６］ アドバンサ１９の代りに、例えば、カラー１２がコンベ
アローラ１４，１５間のニップを通過するとき該カラー
１２を捕らえ、そしてそれを所望の位置に運んだ後、そ
こへ置いていく吸盤を使用することもまた可能である。 ［００１７］ カラー１２は、該カラー１２の定置操作が一方のコンベ
ア１がら他方のコンベア２への内側包装体７の移送時間
を実質上長引かせることのないようにするために、コン
ベア２の特定のセル４がまだ移動中している間にカラー
フィーダ１１によって既に配達されているようにされる
。 ［００１８］ 生産されるべきシガレットパックにクーポン券を付けた
い場合には、歯車２２によって駆動される回転ナイフ３
６とこれと相互作用する固定ナイフ３７とを備えたクー
ポン券フィーダ３５を設けて、クーポン券のウェブ３８
をこれらのナイフに給送するようにすればよい。ナイフ
３６．３７によって上記ウェブ３８から一度に一枚のク
ーポン券が切断され、切断されたそのクーポン券の前部
が一対のコンベアローラ３９によって捕らえられ、そし
てそのクーポン券はコンベアローラ１４，１５間のニッ
プ内のカラー１２上へ搬送され、先ずコンベアローラ１
４１５によってカラー１２と一緒に搬送され、次にアド
バンサ１９によりセル４上へ定置される。これによりク
ーポン券は、内側包装体７とカラー１２もしくはこれに
続いて貼着される外紙との間に進入する。コンベアロー
ラ３９は、上記ナイフ３６を駆動すると共に歯車２２と
噛合する歯車４１と噛合する歯車４０を介して駆動せし
められる。 ［００１９］

【発明の効果】

上述したように本発明によれば、この種紙巻きタバコの
包装において、特にカラーを簡単且つ正確に紙巻きタバ
コの塊の周囲に位置付けすることができ、包装作業を円
滑且つ高能率化させ得る等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の紙巻きタバコを包装するための装置におけるカ
ラーフィーダの概略断面である。

【図２】 図１に示したカラーフィーダのコンベアローラの軸方向
に切断して見た図である。

【符号の説明】

１．２　　コンベア ３．４ ５，６ １３．１４．１５ １６．１７，１８ ２３．２４ ２７．３０ ３６．３７ ４０．４１ セル ベルト 内側包装体 リベート ガイド溝 ガイドレール 力ラーフイーダ カラー コンベアローラ ガイド アドバンサ 駆動軸 歯車 軸 スロット 鉛直ガイド クランク機構 フレーム クーポン券フィーダ ナイフ クーポン券ウェブ 歯車

【書類芯】

【図１】 図面

【図２】 Ｃ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】内紙で包まれた紙巻きタバコの塊によって
   形成された内側包装体（７）を受け入れるためのセル（
   ３、４）を有する二つのコンベア（１、２）と、上記セ
   ル（３、４）がそこで互いに整列される転送部署におい
   て内側包装体（７）を一方のコンベア（１）のセル（３
   ）から他方のコンベア（２）のセル（４）内へ押入せし
   めるためのスライダ（２９）と、カラーフィーダ（１１
   ）とを備えた紙巻タバコを包装するための装置において
   、底壁（４ａ）及び長手方向の側壁（４ｂ）から成り端
   面で且つ外側で開いた上記セル（３、４）は上記転送部
   署において互いに一定距離隔てて配置されていて、上記
   セル（３、４）の上記開いた外側部が互いに向かい合っ
   ており、又、上記カラーフィーダ（１１）は、給送され
   た特定のカラー（１２）がガイドによって未だ空の収容
   セル（３）の上記開いた外則部の前に位置付けされると
   共に上記内側包装体（７）によって該収容セル（４）内
   へ押入せしめられ、それから、対応して折り込まれる上
   記カラー（１２）と一緒にスライダ（２９）によって完
   全に押し込まれるように、上記転送部署に持ち来された
   二つの上記セル（３、４）の間の空間内へ通じているこ
   とを特徴とする紙巻きタバコを包装するための装置。 【請求項２】上記転送部署において、上記セル（４）が
   上記セル（３）の下側に配置されていることを特徴とす
   る請求項１に記載の装置。 【請求項３】上記カラーフィーダ（１１）は、特定のカ
   ラー（１２）がそれによってガイド（１７、１８）に沿
   って上記セル（４）上の位置に押し込められるアドバン
   サ（１９）を備えていることを特徴とする請求項１又は
   ２に記載の装置。 【請求項４】一対のコンベアローラ（１４、１５）がガ
   イド（１７、１８）の手前に配置されていて、上記アド
   バンサ（１９）が該一対のコンベラローラ（１４、１５
   ）及び上記ガイド（１７、１８）の領域を越えて前後に
   揺動可能であることを特徴とする請求項３に記載の装置
   。 【請求項５】上記転送部署において、その一方が上記セ
   ル（３）内の内側包装体（７）を保持する斜面（２８）
   を有する、該内側包装体（７）の二つの端面のための二
   つのガイド（１７、１８；２７）が設けられていること
   を特徴とする請求項１乃至４の何れかに記載の装置。 【請求項６】上記スライダ（２９）が上記セル（４）の
   底壁（４ａ）の互いに対向する切除部分を介して押し込
   められ得るようになっていることを特徴とする請求項１
   乃至５の何れかに記載の装置。 【請求項７】上記スライダ（２９）が真っ直ぐなガイド
   （３０）によってガイドされていることを特徴とする請
   求項１乃至６の何れかに記載の装置。 【請求項８】上記カラーフィーダ（１１）は、上記カラ
   ー（１２）が搬送されているときに特定のカラー（１２
   ）と実質上その全長に亘って転接するように設定された
   ローラ（１３、１４、１５）を有していることを特徴と
   する請求項１乃至７の何れかに記載の装置。【請求項９
   】一つの切取り片が一度にカラー（１２）上に敷設され
   るように、上記カラーフィーダ（１１）内に進入する切
   取り片フィーダ（３５）が設けられていることを特徴と
   する請求項１乃至８の何れかに記載の装置。 【請求項１０】上記切取り片フィーダ（３５）は、切取
   り片ウェブ（３８）から切取り片を供給するための切断
   部署（３６、３７）を備えていることを特徴とする請求
   項９に記載の装置。 【請求項１１】上記コンベア（１、２）は多孔性のベル
   トであることを特徴とする請求項１乃至１０の何れかに
   記載の装置。