JPH04173316A - 射出成形機の成形品良品判別方法 - Google Patents
射出成形機の成形品良品判別方法Info
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- JPH04173316A JPH04173316A JP30362690A JP30362690A JPH04173316A JP H04173316 A JPH04173316 A JP H04173316A JP 30362690 A JP30362690 A JP 30362690A JP 30362690 A JP30362690 A JP 30362690A JP H04173316 A JPH04173316 A JP H04173316A
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- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 title claims description 17
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- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims abstract description 27
- 238000012850 discrimination method Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、射出成形機の成形品良品判別方法に関するも
のである。
のである。
従来の技術
射出成形機の成形品良品判別はクツション量(保圧終了
時のスクリューまたはプランジャーの位置)のばらつき
、或いは射出時間、計量時間等のばらつきなどにより行
っていた。
時のスクリューまたはプランジャーの位置)のばらつき
、或いは射出時間、計量時間等のばらつきなどにより行
っていた。
発明が解決しようとする課題
ところが、上記のようなりッション量や射出時間、計量
時間等のばらつきにより成形品の良品判別を行う方法で
は、それぞれが成形中のある一点の情報のみにより成形
品の良品判別を行う、成形品の精度かばらつ・く要因と
しては、樹脂温度のばらつき、樹脂圧力のばらつき、射
出速度のばらつき、計量値のばらつき等があるが、これ
ら全てが微妙に絡み合い成形品の精度がばらつく、従っ
て、ある−点のみの判311基準により良品判別を行っ
た場合、それぞれの要素がばらついても偶然的にその判
別基準において基準内に入っている可能性がある。また
、逆に判別基準から外れているが良品である場合もあり
得る。
時間等のばらつきにより成形品の良品判別を行う方法で
は、それぞれが成形中のある一点の情報のみにより成形
品の良品判別を行う、成形品の精度かばらつ・く要因と
しては、樹脂温度のばらつき、樹脂圧力のばらつき、射
出速度のばらつき、計量値のばらつき等があるが、これ
ら全てが微妙に絡み合い成形品の精度がばらつく、従っ
て、ある−点のみの判311基準により良品判別を行っ
た場合、それぞれの要素がばらついても偶然的にその判
別基準において基準内に入っている可能性がある。また
、逆に判別基準から外れているが良品である場合もあり
得る。
例えば、クツション量のばらつきにより良品を判別する
場合、計量値がばらついた場合、それに相当する量だけ
クツション量はばらつく。しかしながら計量値のばらつ
きによる成形品の精度のばらつきはかなり小さい。それ
に対して、樹脂圧力、樹脂温度、射出速度等がばらつい
た場合は成形品の精度は大きくばらつくが、それに伴う
クツション量のばらつきは小さく、計量値がある程度ば
らつく可能性のある成形機においてはクツション量のば
らつきにより良品を判別する方法は信頼性が低い。
場合、計量値がばらついた場合、それに相当する量だけ
クツション量はばらつく。しかしながら計量値のばらつ
きによる成形品の精度のばらつきはかなり小さい。それ
に対して、樹脂圧力、樹脂温度、射出速度等がばらつい
た場合は成形品の精度は大きくばらつくが、それに伴う
クツション量のばらつきは小さく、計量値がある程度ば
らつく可能性のある成形機においてはクツション量のば
らつきにより良品を判別する方法は信頼性が低い。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、金型内に樹脂を充填
する際のトータル的情報を良品判別に用い、高い信頼性
において成形品の良品判別を行う方法を提供することを
目的とする。
する際のトータル的情報を良品判別に用い、高い信頼性
において成形品の良品判別を行う方法を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、<1:=金型内に
樹脂を注入する射出工程で、樹脂圧力或いは射出力、即
ちスクリュー又はプランジャーが受ける力、が所定の値
に達してから所定の時間経過後の樹脂圧力或いは射出力
のばらつき、または樹脂圧力或いは射出力が所定の値に
達してからスクリュー又はプランジャーが所定の量だけ
移動後の樹脂圧力或いは射出力のばらつきにより成形品
の良品判別を行う。(2)金型内に樹脂を注入する射出
工程で、樹脂圧力或いは射出力、即ちスクリュー又はプ
ランジャーが受ける力、がある所定の値に達してから、
それよりも大きい所定の値に達するまでスクリュー又は
プランジャーが移動した距離ばらつきにより成品の良品
判別を行う。(4)金型内に樹脂を注入する射出工程で
、制脂圧力或いは射出力、即ちスクリュー又はプランジ
ャーが受ける力、の波形の積分値のばらつきにより成形
品の良品判別を行う。(2)樹脂圧力を一定に保持する
保圧工程で、保圧開始時と保圧終了時のスクリュー又は
プランジャーの位置の差のばらつき或いは保圧開始時と
それから所定の時間経過後のスクリュー又はプランジャ
ーの位置の差のばらつきにより成形品の良品判別を行う
。(3)樹脂圧力を一定に保持する保圧工程で、保圧開
始時から一定の時間Δt間のスクリュー又はプランジャ
ーの移動速度の平均値のばらつきにより成形品の良品判
別を行うことを特徴とする。
樹脂を注入する射出工程で、樹脂圧力或いは射出力、即
ちスクリュー又はプランジャーが受ける力、が所定の値
に達してから所定の時間経過後の樹脂圧力或いは射出力
のばらつき、または樹脂圧力或いは射出力が所定の値に
達してからスクリュー又はプランジャーが所定の量だけ
移動後の樹脂圧力或いは射出力のばらつきにより成形品
の良品判別を行う。(2)金型内に樹脂を注入する射出
工程で、樹脂圧力或いは射出力、即ちスクリュー又はプ
ランジャーが受ける力、がある所定の値に達してから、
それよりも大きい所定の値に達するまでスクリュー又は
プランジャーが移動した距離ばらつきにより成品の良品
判別を行う。(4)金型内に樹脂を注入する射出工程で
、制脂圧力或いは射出力、即ちスクリュー又はプランジ
ャーが受ける力、の波形の積分値のばらつきにより成形
品の良品判別を行う。(2)樹脂圧力を一定に保持する
保圧工程で、保圧開始時と保圧終了時のスクリュー又は
プランジャーの位置の差のばらつき或いは保圧開始時と
それから所定の時間経過後のスクリュー又はプランジャ
ーの位置の差のばらつきにより成形品の良品判別を行う
。(3)樹脂圧力を一定に保持する保圧工程で、保圧開
始時から一定の時間Δt間のスクリュー又はプランジャ
ーの移動速度の平均値のばらつきにより成形品の良品判
別を行うことを特徴とする。
作 用
本発明によると、射出工程中、或いは保圧工程中の充分
な幅を持った区間内での再現性を成形品の良品判別に用
いているため、ある−点のみの再現性により成形品の良
品判別を行うことにより偶発的発生する判断ミスがなく
なり、高い信頼性において成形品の良品判別を行うこと
ができる。
な幅を持った区間内での再現性を成形品の良品判別に用
いているため、ある−点のみの再現性により成形品の良
品判別を行うことにより偶発的発生する判断ミスがなく
なり、高い信頼性において成形品の良品判別を行うこと
ができる。
実 施 例
以下、本発明の実施例を第1図〜第7図に基づいて説明
する。
する。
第1図において、1はブIJブラ式射出成形機のシリン
ダであり、その内部に前後移動可能なプランジャー2が
配設されている。このプランジャー2の後部には連結部
材3を介してガイド6により回転しないようにガイドさ
れたボールネジナツト5が固定され、このボールネジナ
ツト5にサーボモータ7にて回転駆動可能なボールネジ
4が蝶合している。またプランジャー2の前端部には、
円錐体状のプランジャーヘッド8が設けられ、その後部
に逆止弁9が配置されている。シリンダ1の前部の樹脂
の貯溜空間10の前部には、金型16の内部に形成され
るキャピテイ17に樹脂を注入するノズル11が形成さ
れている。12は図示されていない可塑化スクリューに
て可塑化された樹脂がシリンダ1内に供給される。樹脂
供給口である。
ダであり、その内部に前後移動可能なプランジャー2が
配設されている。このプランジャー2の後部には連結部
材3を介してガイド6により回転しないようにガイドさ
れたボールネジナツト5が固定され、このボールネジナ
ツト5にサーボモータ7にて回転駆動可能なボールネジ
4が蝶合している。またプランジャー2の前端部には、
円錐体状のプランジャーヘッド8が設けられ、その後部
に逆止弁9が配置されている。シリンダ1の前部の樹脂
の貯溜空間10の前部には、金型16の内部に形成され
るキャピテイ17に樹脂を注入するノズル11が形成さ
れている。12は図示されていない可塑化スクリューに
て可塑化された樹脂がシリンダ1内に供給される。樹脂
供給口である。
13は前記サーボモータ7の制御装置で、サーボモータ
7の回転軸に結合されたエンコーダ14からの位置信号
やシリンダ1の前部に取り付けた圧力センサー15から
の貯溜空間lo内の耐脂圧力信号が入力されでいる。こ
の制御装置13は、圧力センサー15により検出される
樹脂圧力や、エンコーダ14より検出される位置信号か
ら演算されるプランジャー2の位置及び移動速度が所定
の値となるようにサーボモータ7を駆動制御する。
7の回転軸に結合されたエンコーダ14からの位置信号
やシリンダ1の前部に取り付けた圧力センサー15から
の貯溜空間lo内の耐脂圧力信号が入力されでいる。こ
の制御装置13は、圧力センサー15により検出される
樹脂圧力や、エンコーダ14より検出される位置信号か
ら演算されるプランジャー2の位置及び移動速度が所定
の値となるようにサーボモータ7を駆動制御する。
第2図に第1の実施例の射出軸の動作タイミングチャー
トを示す。横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、
(b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー
位置を示す。金型内に樹脂を注入する射出工程において
、制御装置13はプランジャー2の移動速度が所定の値
になるようにサーボモータ7を駆動制御する。この時、
樹脂圧力はノズル11やキャビティ17を通過する時の
流動抵抗や、温度低下に伴う樹脂粘土の増加や、樹脂の
圧縮等により増加する。樹脂圧力が所定の値P。に達し
た時間をt。とじ、その時点からΔt1経過した時の樹
脂圧力をP とする。また、1oのプランジャー位置X
。からプランジャーがΔX、移動した時の樹脂圧力をP
2とする1、このPl、或いはP2を圧力センサー15
より検出し、予め設定された目標値P 或いはP2o
と比較し、その差が予め設定さ10” れだ許容値δP5、或いはδP2よりも大きい場合には
制御装置13は不良信号を出力する。樹脂温度、或いは
金型温度に変動があった場合、剪断速度による剪断力の
変動及び圧力損失の変動等により、P、、P、は変動す
る。射出速度が安定している状態でP、、P2が変動し
た場合は金型内での樹脂の流動に変動があった可能性が
高く、その成形品が不良である可能性が高い。また、相
対的な圧力で判断する為にその良品判別の信頼性は高い
。
トを示す。横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、
(b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー
位置を示す。金型内に樹脂を注入する射出工程において
、制御装置13はプランジャー2の移動速度が所定の値
になるようにサーボモータ7を駆動制御する。この時、
樹脂圧力はノズル11やキャビティ17を通過する時の
流動抵抗や、温度低下に伴う樹脂粘土の増加や、樹脂の
圧縮等により増加する。樹脂圧力が所定の値P。に達し
た時間をt。とじ、その時点からΔt1経過した時の樹
脂圧力をP とする。また、1oのプランジャー位置X
。からプランジャーがΔX、移動した時の樹脂圧力をP
2とする1、このPl、或いはP2を圧力センサー15
より検出し、予め設定された目標値P 或いはP2o
と比較し、その差が予め設定さ10” れだ許容値δP5、或いはδP2よりも大きい場合には
制御装置13は不良信号を出力する。樹脂温度、或いは
金型温度に変動があった場合、剪断速度による剪断力の
変動及び圧力損失の変動等により、P、、P、は変動す
る。射出速度が安定している状態でP、、P2が変動し
た場合は金型内での樹脂の流動に変動があった可能性が
高く、その成形品が不良である可能性が高い。また、相
対的な圧力で判断する為にその良品判別の信頼性は高い
。
第3図は第2の実施例の射出軸のタイミングチャートで
あり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、(b
)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー位置
を示す。
あり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、(b
)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー位置
を示す。
樹脂圧力が増加して保圧切り換え圧力Pに達したときの
プランジャーの位lx (V、・′P切換p 装置〉と、樹脂圧力か所定の値P。に達した時のプラン
ジャー位lx。との差をV 、、’ P切換相対位置Δ
X とする。このV 、′P切換相対位1Δxv。
プランジャーの位lx (V、・′P切換p 装置〉と、樹脂圧力か所定の値P。に達した時のプラン
ジャー位lx。との差をV 、、’ P切換相対位置Δ
X とする。このV 、′P切換相対位1Δxv。
p
をエンコーダ14より検出し、予め設定された目標値Δ
xvpoと比較し、その差が予め設定された許容値δX
よりも大きい場合には制御装置13p は不良信号を出力する。樹脂温度或いは金型温度に変動
があった場合、剪断速度による剪断力の変動及び圧力損
失の変動等により、Δxvpは変動する。射出速度が安
定している状態でΔxv、が変動した場合は金型内での
樹脂の流動に変動があった可能性が高く、その成形品が
不良である可能性が高い。また相対的な位置で判断する
為にその良品判断の信頼性は高い。
xvpoと比較し、その差が予め設定された許容値δX
よりも大きい場合には制御装置13p は不良信号を出力する。樹脂温度或いは金型温度に変動
があった場合、剪断速度による剪断力の変動及び圧力損
失の変動等により、Δxvpは変動する。射出速度が安
定している状態でΔxv、が変動した場合は金型内での
樹脂の流動に変動があった可能性が高く、その成形品が
不良である可能性が高い。また相対的な位置で判断する
為にその良品判断の信頼性は高い。
第4図は第3図の実施例の射出軸のタイミングチャート
であり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、(
b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー位
置を示す。
であり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、(
b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー位
置を示す。
樹脂圧力が上記のP。からP、に達するまでの樹より検
出し、その目標値ΔX、。との差とを比較し、その差が
予め設定された許容量値δΔX、よりも大きい場合には
制御袋[13は不良信号を出力する。射出工程において
、樹脂温度、金型温度、射出出力、計量値等に変動かあ
った場合、保圧工程開始時の樹脂の充填量及び樹脂温度
が変動してΔXは変動する。樹脂圧力が安定している状
態でΔXが変動した場合はその成形品が不良である可能
性が高い。また、相対的な位置で判別する鳥にその良品
判別の信頼性は高い。
出し、その目標値ΔX、。との差とを比較し、その差が
予め設定された許容量値δΔX、よりも大きい場合には
制御袋[13は不良信号を出力する。射出工程において
、樹脂温度、金型温度、射出出力、計量値等に変動かあ
った場合、保圧工程開始時の樹脂の充填量及び樹脂温度
が変動してΔXは変動する。樹脂圧力が安定している状
態でΔXが変動した場合はその成形品が不良である可能
性が高い。また、相対的な位置で判別する鳥にその良品
判別の信頼性は高い。
第6図は第5図の実施例の射出軸のタイミングチャート
であり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、(
b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー位
置を示す。
であり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)工程、(
b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プランジャー位
置を示す。
保圧工程開始から微小時間Δt経過するまでの射出速度
の積分値ΣV或いは平均値Vにより、良品判別を行って
もよい。ΣV或いはVをエンコーダ14より検出し、そ
れらとそれぞれの目標値Σvo或いはV。との差を比較
し、その差が予め設定された許容値δΣV或いはδVよ
りも大きい指圧力の積分値ΣPとその目標値ΣPoとの
差とを比較し、その差が予め設定された許容値δΣPよ
りも大きい場合には制御装置13は不良信号を出力する
。樹脂温度或いは金型温度に変動があった場合、剪断速
度による剪断力の変動及び圧力損失の変動等により、Σ
Pは変動する。射出速度が安定している状態でΣPが変
動した場合は金型内での樹脂の流動に変動があった可能
性が高く、その成形品が不良である可能性が高い。また
、トータル圧力で判断する為にその良品判別の信頼性は
チャートであり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)
工程、(b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プラン
ジャー位置を示す。
の積分値ΣV或いは平均値Vにより、良品判別を行って
もよい。ΣV或いはVをエンコーダ14より検出し、そ
れらとそれぞれの目標値Σvo或いはV。との差を比較
し、その差が予め設定された許容値δΣV或いはδVよ
りも大きい指圧力の積分値ΣPとその目標値ΣPoとの
差とを比較し、その差が予め設定された許容値δΣPよ
りも大きい場合には制御装置13は不良信号を出力する
。樹脂温度或いは金型温度に変動があった場合、剪断速
度による剪断力の変動及び圧力損失の変動等により、Σ
Pは変動する。射出速度が安定している状態でΣPが変
動した場合は金型内での樹脂の流動に変動があった可能
性が高く、その成形品が不良である可能性が高い。また
、トータル圧力で判断する為にその良品判別の信頼性は
チャートであり、横軸は全て時間を示し、縦軸は(a)
工程、(b)射出速度、(C)樹脂圧力、(d)プラン
ジャー位置を示す。
樹脂圧力がPに達すると制御装置13は速度1111E
Iを終了し、圧力を一定に保持する圧力i制御を行う保
圧工程に移行する。この保圧工程の特に樹脂圧力をPに
保持する第一工程においてプランジャーが移動した距離
ΔxGエンコーダ14(=p + 場合には制御装置I3は不良信号を出力する。射出工程
において、樹脂温度、金型温度、射出圧力、計量値等に
変動があった場合、保圧工程開始時の樹脂の充填量及び
樹脂温度が変動してΣV或いはVは変動する。樹脂圧力
が安定している状態でΣV或いはVか変動した場合はそ
の成形品が不良である可能性か高い。また、幅を持った
区間でのトータル的な速度で判別する為にその良品判別
の信頼性は高い。
Iを終了し、圧力を一定に保持する圧力i制御を行う保
圧工程に移行する。この保圧工程の特に樹脂圧力をPに
保持する第一工程においてプランジャーが移動した距離
ΔxGエンコーダ14(=p + 場合には制御装置I3は不良信号を出力する。射出工程
において、樹脂温度、金型温度、射出圧力、計量値等に
変動があった場合、保圧工程開始時の樹脂の充填量及び
樹脂温度が変動してΣV或いはVは変動する。樹脂圧力
が安定している状態でΣV或いはVか変動した場合はそ
の成形品が不良である可能性か高い。また、幅を持った
区間でのトータル的な速度で判別する為にその良品判別
の信頼性は高い。
第7図は、第4の実施例の樹脂流動量ΔXとの成形品重
量の関係を実測したものである。横軸に成形品重量を示
し、縦軸に樹脂流動量を示す。
量の関係を実測したものである。横軸に成形品重量を示
し、縦軸に樹脂流動量を示す。
樹脂流動量の増加と伴に、成形品重量が減少しているの
が判る。
が判る。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば上記実施例ではブリグラ式射出成形様に適用した
例を示したが、プランジャー式やインラインスクリュー
式射出成形機にも同様に適用できることは言うまでもな
い。
例えば上記実施例ではブリグラ式射出成形様に適用した
例を示したが、プランジャー式やインラインスクリュー
式射出成形機にも同様に適用できることは言うまでもな
い。
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明の成形品の良品判
別方法によれば、射出工程中、或いは保圧工程中の充分
な幅を持った区間内での再現性を成形品の良品判別に用
いているため、ある−点のみの再現性により成形品の良
品判別を行うことにより偶発的発生する判断ミスがなく
なり、高い信頼性において成形品の良品判別を行うこと
ができる。
別方法によれば、射出工程中、或いは保圧工程中の充分
な幅を持った区間内での再現性を成形品の良品判別に用
いているため、ある−点のみの再現性により成形品の良
品判別を行うことにより偶発的発生する判断ミスがなく
なり、高い信頼性において成形品の良品判別を行うこと
ができる。
第1図は射出成形機の概略構成図、第2図から第6図は
本発明の各実施例の射出・保圧工程における工程、射出
速度、樹脂圧力、プランジャー位置のタイミングチャー
ト、第7図は樹脂流動量と成形品重量の関係を示した図
である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・プランジャー
、3・・・・・・連結部材、4・・・・・・ボールネジ
、5・・・・・・ボールネジナツト、6・・・・・・ガ
イド、7・・・・・・サーボモータ、8・・・・・・プ
ランジャーヘッド、9・・・・・・逆止弁、10・・・
・・・貯溜空間、11・・・・・・ノズル、12・・・
・・・樹脂供給口、13・・・・・・制御装置、14・
・・・・・エンコーダ、1510.・・・圧力センサー
、16・・・・・・金型、17・・・・・キャビティ、
7 代理人の氏名 弁理士小暇to 明ほか2名菓2図 13 図 ′J/P t)J槽位1 14図 零5図 第6図
本発明の各実施例の射出・保圧工程における工程、射出
速度、樹脂圧力、プランジャー位置のタイミングチャー
ト、第7図は樹脂流動量と成形品重量の関係を示した図
である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・プランジャー
、3・・・・・・連結部材、4・・・・・・ボールネジ
、5・・・・・・ボールネジナツト、6・・・・・・ガ
イド、7・・・・・・サーボモータ、8・・・・・・プ
ランジャーヘッド、9・・・・・・逆止弁、10・・・
・・・貯溜空間、11・・・・・・ノズル、12・・・
・・・樹脂供給口、13・・・・・・制御装置、14・
・・・・・エンコーダ、1510.・・・圧力センサー
、16・・・・・・金型、17・・・・・キャビティ、
7 代理人の氏名 弁理士小暇to 明ほか2名菓2図 13 図 ′J/P t)J槽位1 14図 零5図 第6図
Claims (5)
- (1)予め可塑比した樹脂をスクリュー又はプランジャ
ーで金型内に注入する射出成形機において、金型内に樹
脂を注入する射出工程で、樹脂圧力或いは射出力、即ち
スクリュー又はプランジャーが受ける力、が所定の値に
達してから所定の時間経過後の樹脂圧力或いは射出力の
ばらつき、または樹脂圧力或いは射出力が所定の値に達
してからスクリュー又はプランジャーが所定の量だけ移
動後の樹脂圧力或いは射出力のばらつきにより成形品の
良品判別を行うことを特徴とする射出成形機の成形品良
品判別方法。 - (2)予め可塑化した樹脂をスクリュー又はプランジャ
ーで金型内に注入する射出成形機において、金型内に樹
脂を注入する射出工程で、樹脂圧力或いは射出力、即ち
スクリュー又はプランジャーが受ける力、がある所定の
値に達してから、それよりも大きい所定の値に達するま
でスクリュー又はプランジャーが移動した距離のばらつ
きにより成品の良品判別を行うことを特徴とする射出成
形機の成形品良品判別方法。 - (3)予め可塑化した樹脂をスクリュー又はプランジャ
ーで金型内に注入する射出成形機において、金型内に樹
脂を注入する射出工程で、樹脂圧力或いは射出力、即ち
スクリュー又はプランジャーが受ける力、の波形の積分
値のばらつきにより成形品の良品判別を行うことを特徴
とする射出成形機の成形品良品判別方法。 - (4)予め可塑化した樹脂をスクリュー又はプランジャ
ーで金型内に注入する射出成形機において、樹脂圧力を
一定に保持する保圧工程で、保圧開始時と保圧終了時の
スクリュー又はプランジャーの位置の差のばらつき或い
は保圧開始時とそれから所定の時間経過後のスクリュー
又はプランジャーの位置の差のばらつきにより成形品の
良品判別を行うことを特徴とする射出成形機の成形品良
品判別方法。 - (5)予め可塑化した樹脂をスクリュー又はプランジャ
ーで金型内に注入する射出成形機において、樹脂圧力を
一定に保持する保圧工程で、保圧開始時から一定の時間
Δt間のスクリュー又はプランジャーの移動速度の平均
値のばらつきにより成形品の良品判別を行うことを特徴
とする射出成形機の成形品良品判別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2303626A JPH0749213B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 射出成形機の成形品良品判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2303626A JPH0749213B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 射出成形機の成形品良品判別方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04173316A true JPH04173316A (ja) | 1992-06-22 |
JPH0749213B2 JPH0749213B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=17923250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2303626A Expired - Lifetime JPH0749213B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 射出成形機の成形品良品判別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749213B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002086500A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-26 | Futaba Corp | 不良品の検出方法及び装置並びに成形装置。 |
JP2005107524A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-21 | Xerox Corp | トナーコンテナカートリッジ兼補充装置 |
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JP2015066700A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | ファナック株式会社 | 粘度測定機能を有する射出成形機および射出成形機を用いた粘度測定方法 |
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JPH02182366A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-17 | Ube Ind Ltd | 射出成形装置における成形品の良否判別方法 |
-
1990
- 1990-11-07 JP JP2303626A patent/JPH0749213B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0749213B2 (ja) | 1995-05-31 |
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