JPH04172800A - 立体音場再生装置 - Google Patents

立体音場再生装置

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JPH04172800A
JPH04172800A JP2302033A JP30203390A JPH04172800A JP H04172800 A JPH04172800 A JP H04172800A JP 2302033 A JP2302033 A JP 2302033A JP 30203390 A JP30203390 A JP 30203390A JP H04172800 A JPH04172800 A JP H04172800A
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JP
Japan
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signal
output
time delay
signals
sound field
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Application number
JP2302033A
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Inventor
Kimiharu Watanabe
渡辺 公治
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オーディオテープ及びビデオテープ等のテー
プ媒体や、ビデオディスク及びコンパクトディスク等の
ディスク等のディスク媒体に記録しであるオーディオ信
号、あるいは、テレビ又はラジオにて放送されるオーデ
ィオ信号等に対し、ソノオーディオ信号を処理すること
により3次元立体音場を再生できる立体音場再生装置S
こ関するものである。
従来の技術 第8図に、従来の立体音場再生装置を示す。
第8図において、入力端子1.2に入力されたオーディ
オ信号SL、  S2は、各々その信号を2チャンネル
に分岐する2分岐手段3,4で2分岐され、その一方の
信号は電力増幅器22.23を介して聴者Mの前方左右
に配置している2個のスピーカ26.27で再生される
。一方、上記2分岐手段3゜4で分岐されたもう一方の
信号は時間遅延器15゜16に人力される。この時間遅
延器1−1.16!こより、50ミリ秒から100ミI
J秒程度時間遅延された信号S5.S6は、電力増幅器
24.25を介して、聴者Mの側方左右に配置している
スピーカ28.29で再生される。このスピーカ28.
29の位置は、聴者Mの側方でなくとも、後方であって
も良い。
この従来例においては、入力端子1.2から入力される
信号Sl、S2に対して、その信号ウニこ含まれる直接
音及び間接音成分のすべてに対して、−様な時間遅延処
理が行なわれることにより、現実には全く存在しない擬
似間接音を創成して再生するという欠点があった。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成では、空間性を創成する間接音の効果に
対して、2チャンネル信号に含まれる直接音及び間接音
の全てに信号処理を加え、新たに擬イ以的に間接音を創
成するのであって、その2チャンネル信号に含まれてい
る間接音を純粋に用いているのでは無いという課題を存
していた。
本発明では、上記課題を解決するもので、新方式の信号
処理により、その2チャンネル信号に含まれている間接
音を抽出し、再生する立体音場再生装置をローコストに
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は2チャンネルの各々
に対して入力信号を分岐手段により2チャンネルに分岐
し、その一方のチャンネルに、時間遅延手段及び振幅可
変手段を介し、その2チャンネルの振幅可変手段の出力
信号の差を演算する演算手段と、その演算手段の振幅値
が、ある限定された範囲にて最小となるように、上記時
間遅延手段及び振幅可変手段を制御する信号を創成する
制御信号発生器段とにより構成されている。
作用 本発明は、上記した構成により、スピーカ再生において
、原音場に忠実であるため極めて自然な立体音場の再生
を楽しむことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の立体音場再生装置について図
面を参照しながら説明する。
第1図において、入力端子1.2へ入力されたソースS
l、32は、各々2チャンネル分岐手段3.4によって
、2分岐され、その一方の信号は電力増幅器22.23
を介して、聴者Mの前方左右に配置している2個のスピ
ーカ26.27で再生される。
一方、上記2チャンネル分岐手段3,4で分岐された、
もう一方の信号は、時間遅延器15.16に入力される
。この時間遅延器15.16は制御信号発生器19の出
力信号の1つである遅延時間制御信号CIにより、その
遅延時間値を制御可能であり、その値は後で述べる演算
ステップにより決定される。
その時間遅延器1.5.16の出力信号S5.S6は振
幅可変器17.18に入力される。この振幅可変器17
、18は、上記制御信号発生器19のもう一方の出力信
号である振幅可変制御信号C2により、その可変振幅値
を制御可能であり、その値は、後で述べる演算ステップ
により決定される。
振幅可変器1.7.18の出力信号S7.S8は、滅算
器20りこより、減算され、その信号S7.S8の差で
ある信号S9となる。
この信号S9は、上述の演算ステップにより決定された
場合、入力端子1,2に入力されたソース信号Sl、S
2に含まれているモノラルの間接音であり、破線31で
囲んだ部分はその間接音発生部である。信号S9は、3
チャン矛ル分岐手段30により3分岐され、その第1の
出力は、上記制御信号発生器19に入力される。すなわ
ち、上記制御信号発生器19は、信号S9の内容に従い
、後乙こ述べる演算ステップにより、時間遅延器15.
16の制御信号C1、及び振幅可変器17.18の制御
信号C2を出力するのである。
上記3チャンネル分岐手段30の第2の出力信号は、電
力増幅器24を介して、聴者Mの側方、例えば左側に配
置しているスピーカ28で再生される。
上記3チャンネル分岐手段30の第3の出力信号は、時
間遅延器21により、20ミリ秒程度の時間遅延を有す
る信号S10となる。その信号SIOは、電力増幅器2
5を介して、聴者Mの側方、例えば右側に配置している
スピーカ29で再生される。
なお、上述の時間遅延器21を含む破線で囲んだ部分は
、上述のモノラル信号S9の間接音に空間性を創成する
だめの空間性発生部である。そして、さらにこの空間性
をローコストにて実現するためには、この空間性発生部
32を第2図に示す如(、逆位相発生器33を用いて構
成すれば良い。
第3図は、第1図に示した間接音発生部31の具体的構
成を示している。なお、第1図と第3図の符号のうち、
同し符号は同し機能を示している。
時間遅延器15.16はAD変換器50.51、メモリ
ー52.53、DA変換器54.55で構成されており
、制御信号発生器19であるマイクロコンピュータ59
の第1の出力信号C1により、そのメモリー52゜53
への書込みアドレスに対する読出しのアドレスを、各々
制御することによりその遅延時間を独立して変化させる
ことができる。
また、振幅可変器17.18は、プログラマブルアッテ
ネータ56.57で構成されており、上記のマイクロコ
ンピュータ59の第2の出力信号C2により、そのプロ
グラマブルアッテネータ56.57を各々制御すること
により、その振幅値を独立して変化させることができる
第4図により、本発明でソースから間接音を発生させる
ことができる考え方を説明する。
コンサートホール等の録音場所60の舞台上にオーケス
トラ等の音源があり、舞台から距離り離れて2個のマイ
クロホンMl、M2を配置し、信号Sl、S2を得る場
合を考えてみる。
まず、音源が舞台上の中央PCにある場合、2個のマイ
クロホンに入射する直接音の時間差と振幅差は全くない
。しかしながら、壁等に反射してこの2個のマイクロホ
ンに入射する間接音は大部分が、その2個のマイクロホ
ンの間に時間差と振幅差を有している。つまり、この2
個のマイクロホンにて収音された信号の時間差のみ、あ
るいは時間差及び振幅差の存在する範囲により、直接音
と間接音とを識別するのである。
次に、音源が舞台上の左端PL上にある場合、発せられ
た代表的な音源のうち、直接音XI、X2、間接音X3
.X6について述べる。
その直接音Xi、X2において、まず直接音XIがマイ
クロホンM1に入力し、長さ△11に相当する遅延時間
をもって直接音X2がマイクロホンM2に入力される。
さらにその長さ△IIに相当する振幅の減少がある。た
だし、舞台からマイクロホンまでの距離りが大きくなれ
ば、その振幅の減少は極めて小さいことが判っている。
次に間接音X3はコンサートホール60の壁のある位置
PSにて反射し、その2個のマイクロホンMl。
M2に入力される。この場合、間接音X5がマイクロホ
ンM2に入力し長さ△12に相当する遅延時間をもって
間接音X4がマイクロホンM1に入力される。さらに間
接音X6は、その壁のある位置PTにて反射するが、さ
らにどこかの壁にて反射し、いずれかは、その2個のマ
イクロホンMl。
M2にて収音される。
以上のことから、上記に示した距離差△11゜△12に
相当する遅延時間の範囲より、直接音と間接音を識別出
来るのである。
そこで、第1図と第4図と、第5図と第6図により具体
的な動作について説明する。なお、第5図は、第1図及
び第3図ユニ示した制御信号発生器及びマイクロコンピ
ュータの動作のフローチャートを示している。また、第
6図は、2チャンX用信号間の時間遅延値及び振幅値と
信号S9との関係を示している。
以下、第5図に示すフローチャートに従って説明する。
まず、ステップ70では、第1図に示す時間遅延器15
.16の遅延時間値の差を、第4図に示す音源が舞台上
に配置している条件の値よりも少し大きくシ2、それを
遅延時間値の初期値に設定する。また、第1図に示す振
幅可変器17.18の振幅値の差を第4図に示す音源が
舞台上に配置している条件の値よりも少し大きくし、そ
れを振幅値の初期値に設定する。
ステップ71では、初期設定された時間遅延値から、1
単位毎にその遅延時間値を増加させる。ステップ72で
は第1図に示す減算器20で減算演算する。ステップ7
3では、その演算された値をアナログデジタル変換する
。ステップ74では、その値が極少であれば、ステップ
75へ進み、そうでなければステップ71を再度実行す
る。
ステ、プ75では、初期設定された振幅器から、1単位
毎にその振幅値を増加させる。
ステップ76では、減算演算し、ステップ77では、そ
の演算された値をアナログデジタル変換する。
ステップ78では、その値が極少であればステップ79
へ進み、そうでなければステップ75を再度実行する。
ステップ79では、機能を停止するのであれば修正し、
そうでなければステップ70を再度実行する。
第7図は、本発明の他の実施例を示すものである。この
実施例は、入力端子1.2に入力される信号S1と52
の間に振幅差が無い場合に限定し、第1図に示した実施
例のうち、振幅可変器17.18を除いた場合である。
発明の効果 本発明によれば、録音した音場における間接音自身を抽
出し、それを、側方あるいは後方に配置したスピーカに
より再生することにより、原音源に対して忠実な立体音
場再生装置を提供することができる。
よって、従来、時間遅延器や残響付加装置を単独である
いは組合せて実現していた擬似立体音場再生装置にない
自然な音場再生を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における立体音場再生装置の
ブロック図、第2図は空間性発生部の他の構成例のブロ
ック図、第3図は第1図に示した本発明の一実施例にお
ける立体音場再生装置の詳細ブロック図、第4図は録音
状態における直接音と間接音の遅延時間を説明する図、
第5図は同本実施例の動作を示すフローチャート、第6
図は遅延時間差または振幅差と信号S9の振幅値の関係
を説明する特性図、第7図は本発明の他の実施例を示す
ブロック図、第8図は従来例のプロ、り図である。 1.2・・・・・・入力端子、3.4・・・・・・2チ
ャンネル分岐手段、15.16.21・・・・・・時間
遅延器、17.18・・・・・・振幅可変器、19・・
・・・・制御信号発生器、22.23゜24、25・・
・・・・電力増幅器、26.27.28.29・・・・
・・スピーカ。 代理人の氏名 弁理士  小ffl 治明+**2名第
2図 晶4図 第 5 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1と第2の入力端子と、上記第1および第2の
    入力端子に入力された信号を2チャンネルに分岐する第
    1および第2の2分岐手段と、上記第1および第2の2
    分岐手段の一方の出力信号に接続された第1および第2
    の出力端子と、上記第1および第2の2分岐手段の他方
    の出力信号を入力する第1および第2の時間遅延手段と
    、上記第1および第2の時間遅延手段の出力信号を入力
    とする第1および第2の振幅可変手段と、上記第1およ
    び第2の振幅可変手段の出力信号を入力とし、その出力
    信号の差を演算する減算手段と、上記減算手段の出力信
    号を3チャンネルに分岐する3分岐手段と、上記3分岐
    手段の第1の出力信号に接続された第3の出力端子と、
    上記3分岐手段の第2の出力信号を入力とする第3の時
    間遅延手段と、上記第3の時間遅延手段の出力信号に接
    続された第4の出力端子と、上記3分岐手段の第3の出
    力信号を入力とし、上記第1と第2の時間遅延手段の遅
    延時間値を制御する第1の信号を出力し、かつ上記第1
    と第2の振幅可変手段の振幅値を制御する第2の信号を
    出力する制御信号発生手段とを具備してなる立体音場再
    生装置。
  2. (2)3分岐手段の第2の出力信号を入力とする位相反
    転手段と、上記位相反転手段の出力信号が第4の出力端
    子に接続されたことを特徴とする請求項(1)記載の立
    体音場再生装置。
  3. (3)第1および第2の出力端子に出力された信号を電
    力増幅し、聴者前方左右に配置した第1および第2のス
    ピーカにて再生し、第3と第4の出力端子に出力された
    信号を電力増幅し、上記第1および第2のスピーカと聴
    者にて作られる開き角より大きい開き角に配置した第3
    および第4のスピーカにて再生することを特徴とする請
    求項(1)または請求項(2)記載の立体音場再生装置
  4. (4)第1および第2の振幅可変手段による振幅制御値
    が零であり、かつ固定であることを特徴とする請求項(
    1)乃至請求項(3)記載の立体音場再生装置。
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