JPH04171906A - ソレノイドの作動チエツク方法 - Google Patents

ソレノイドの作動チエツク方法

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JPH04171906A
JPH04171906A JP2300235A JP30023590A JPH04171906A JP H04171906 A JPH04171906 A JP H04171906A JP 2300235 A JP2300235 A JP 2300235A JP 30023590 A JP30023590 A JP 30023590A JP H04171906 A JPH04171906 A JP H04171906A
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毅 安藤
Toshibumi Kakinuma
柿沼 俊文
Yuichi Kominami
小南 友一
Kazuyuki Kihara
木原 和幸
Kosuke Hatanaka
畠中 浩輔
Akio Mito
水戸 昭夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各種電磁弁や電磁プランジャなどのソレノ
イドの作動チエツク方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば第12図に示すような電磁弁は、ボディ1に形成
した摺動孔2内にスプール3を摺動可能に設け、その両
側のスプリング室4,5内に設けたスプリング6.7に
よって、このスプール3を図示の閉弁位置(入口ポート
8と出口ポート9の間を遮断する位置)に保持しており
、ボディ1め一端に固設したソレノイド10をコイル1
−1に通電して励磁すると、その励磁電流の大きさに応
じて可動鉄心12が図示しない固定鉄心との間のi引力
によって左行し、ブツシュロッド13によってスプール
3を左方へ4動させ、入口ポート8と出口ポート9の間
を開放する開弁位置にする。
第13図i、この場合のスプリング6の反力(実線a)
と、それに流体力を加えた力(−点鎖線b)と、ソレノ
イド10の出力(実WA c )との関係を示す。
ところが、スプール3が異物の詰まりなどによる固着現
象を起こしたり、ソレノイド10の可動鉄心12が摺動
スリーブ内で密着状態になったりすると、全閉位置で実
線Cで示すソレノイド8力を得る励磁電流をコイル11
に供給しても、可動鉄心12が左行しなくなったり、あ
るいは全開位置でΔF (=スプリングカ+流体力)分
ソレノイド出力を減らすように励磁電流を減少しても、
可動鉄心12が吸着位置から離れなくなることがある。
従来、このようなソレノイドの作動状態をチエツクする
方法としては1例えば特開平1−265504号公報に
見られるように、ソレノイド内の可動鉄心の移動状況に
よる電流応答波形の違いからON作動を検出する方法が
知られている。
この方法を簡単に説明すると、第14図に示すようにソ
レノイドのコイル11に電流検出用抵抗15を直列に接
続して、その直列回路にt源16からスイッチ17をO
Nにして電流を流すと、コイル11に流れる励磁電流の
大きさが抵抗15によって電圧に変換されて検出される
が、その検出電圧eの応答波形が、可動鉄心が移動する
かしないかによって相違することを利用する。
すなわち、可動鉄心が移動してソレノイドが正常に作動
した場合には、第15図(ロ)に実線で示すように、上
昇の途中で一時的に落ち込みのある応答波形になるが、
可動鉄心が移動しない非正常時には、−点鎖線で示すよ
うに落ち込みのない応答波形になる。
そこで、この検出電圧eを増幅器18で増幅し、ピーク
ホールド回路19によってそのピーク値をホールドし、
そのピーク値と新たな検呂値とをコンパレータ2oで比
較すると、正常時には落ち込み波形部でコンパレータ2
0の出力が反転して“H71になる。
これをスイッチ17がONになると第15図(イ)示す
ようにttH”になるコンパレータ21の出力とアンド
回路22によってアンドをとり、同図(ハ)に示すよう
なパルス状の呂力Outが得られる。非正常時にはこの
出力が得られない。
この出力Outによって、ソレノイドの作動状態を判断
することができる。
このように、ソレノイドの可動鉄心が移動するかしない
かを電流あるいは電圧の応答波形の違いから判断するも
のは、他にも多く開示されている。
その他のソレノイド作動チエツク方法としては、ソレノ
イドに機械的なリミットスイッチを内蔵させたり、ある
いは無接触式の近接スイッチやポテンショメータなどを
内蔵させて、検出信号によってチエツクする方法が多く
提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のソレノイドの作動チエ
ツク方法にあっては、前者においては、切換えた瞬間の
みの判断しかできず、ノイズでそうなったかのどうかを
確認するには再操作するしかなく、そうするとスプール
やアクチュエータを動かしてしまうためそれも不可能で
あった。
またチエツク結果に対する信頼性も低かった。
特に、可動鉄心を油浸で動きに<<シた、いわゆるショ
ックレス電磁弁の場合には、可動鉄心の動きが遅いため
応答波形の差が大きく現われないので、判別の信頼性に
問題があった。
後者は確実性はあるが1機械的構造が一般に複雑になり
、またそのスイッチ等を収納するために余分なスペース
を必要とするし、機械的なものは耐久性にも問題があっ
た。
この発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、ソレノイドの作動後、随時必要に応じてその
作動状態をチエツクすることができ、そのチエツク結果
の信頼性も高く、機械的なスイッチ等をソレノイドに内
蔵させる必要もないようにすることを目的とする4 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は上記の目的を達成するため、ソレノイドのコ
イルに電流検出用抵抗を直列に接続し、その直列回路に
並列にダイオードを接続して設け、ソレノイドのオン作
動後、可動鉄心が殆んど動かない程度の短かい時間幅だ
け上記コイルへの給電を断って消磁し、上記電流検出用
抵抗によって検出される上記コイルに流れる電流の応答
波形が所定値変化するのに要する時間を計測し、その計
測値によって前記可動鉄心の位置を検出するソレノイド
の作動チエツク方法を提供する。
上記コイルに流れる電流の応答波形が所定値変化するの
に要する時間の計測を、?r4磁による立下り時あるい
は消磁後の再立上り時に行うようにすればよい。
〔作 用〕
この発明によるソレノイドの作動チエツク方法を適用す
れば、ソレノイドのオン作動後、パルス状のソレノイド
の可動鉄心が殆んど動かない時間幅だけ消磁を行い、可
動鉄心の位置によるソレノイドのインダクタンスの違い
による応答電流波形の違いから、可動鉄心が所定位置(
ONの吸着位置、OFFの解放位置、あるいは何らかの
トラブルで中間位置)にあるか否かによって、上記応答
波形が所定値変化するのに要する時間が相違するので、
その時間を計測することによって、可動鉄心の位置、す
なわちソレノイドの作動状態を判定することができる。
そして、ソレノイドの○N作動後(一般には0゜1秒以
内に作動を完了している)に、その作動チエツクを随時
行えるので信頼性が高く、コントローラ側からの監視も
容易である。
しかも1機械的なスイッチ等をソレノイドに内蔵させる
必要がないので、スペース上の問題や耐久性の問題もな
い。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図は、この発明の第1実施例を示すソレノイド作動
チエツク装置のブロック構成図であり、第14図と対応
する部分には同一の符号を付しである。
まず、その構成を説明すると、ソレノイドのコイル11
に電流検出用抵抗15を直列に接続し。
その直列回路に並列にダイオード25を接続して、直流
電源16からスイッチ27を介してコイル11と抵抗1
5の直列回路に通電できるようにする(この時ダイオー
ド25は逆バイアスになるので非導通)と共に、スイッ
チ27を短時間OFFにした時にも、コイル11に蓄積
されたエネルギによってダイオード25を通してコイル
11及び抵抗15に電流が流れ続けるようにしている。
スイッチ27はリレースイッチや電子スイッチ等の被制
御スイッチであり、スイッチ制御部26によってON指
令及びOFF信号の有無に応じてON10 F F制御
される。
さらに、ON指令によって起動するタイマ28、そのタ
イマ設定時間後にチエツク指令を受は付けるゲート回路
29、及びそのゲート回路29を通過したチエツク指令
によってOFF信号のパルスを発生するパルス発生器3
0を設けている。
また、コイル11に流れる励磁電流の大きさに応じて発
生する抵抗15の端子電圧eを増幅する増幅器18.そ
の出力電圧e1を○FF信号の立上り時にホールドする
ホールド回路31.そのホールド出力euとその後の増
幅器18の出力電圧eLとの差に応じた電圧信号edを
出力する差動増幅器32、その電圧信号edのレベルを
設定値ed、と比較してed≧ed、の時に出力を“H
”にするコンパレータ33.OFF信号の立上り時点で
計時をスタートしてコンパレータ33の出力の立上り時
点でストップする計時部(タイマ)34、及びその計8
@eTを設定時間eT、と比較して。
eT)eT。の時に出力をIt HItにするコンパレ
ータ35とを設けている。
この実施例はソレノイドのオン作動チエツク装置の例で
、第12図に示したようなソレノイド1oの励磁により
、可動鉄心12が固定鉄心に吸着される吸着位置に到っ
ているか否がを判定するための装置である。
第2図のタイムチャートも参照しながら、この実施例の
作用を説明する。
まず、第2図の時点aでソレノイドを作動させるON指
令を(イ)に示すようにtzH”にすると、それが入力
されるスイッチ制御部26がスイッチ27をONにし、
それによって直流電源16からコイル11に励磁電流が
流れ始め、その電流値に応じた電圧eが抵抗15の両端
に発生される。
その電圧eを増幅器18で増幅した出力電圧e1は、第
2図(ロ)示すように変化する。
一方、ON指令によってタイマ28が起動され。
設定されたタイマ時間TMI(電圧e1が飽和するまで
に要する時間より長めに設定する)後に。
同図(ハ)に示すようにその出力が“Hllになる。
それによって、ゲート回路29がゲートを開いて所定時
間@TM2のチエツク指令を受は付けてaカし、そのチ
エツク指令の立上り時点すでパルス発生器30が起動し
て、同図(ホ)に示すようにパルスIfTM3のOFF
信号を発生する。
このOFF信号が出力される(“H”になる)と、その
パルス幅TM3の期間だけスイッチ制御回路26がスイ
ッチ27をOFFにするので、コイル11に流れる電流
は自己の蓄積エネルギによる保持電流だけになるため急
減し、その電流値に応じた検出電圧e工は第2図(ロ)
に示すように低下して、OFF信号の立ち下がり時点C
で極小になる。
このOFF信号のパルス幅TM3は、コイル11への電
源供給を遮断してソレノイドを消磁しても、可動鉄心が
殆んど動かない程度の短かい時間幅に設定する。
また、チエツク指令の立上り時点すでホールド回路31
をセットして、OFF信号の立上りで直ちにその時点の
電圧e工をホールドさせる。したがって、ホールド回路
31のホールド出力euは。
第2図(へ)に示すように飽和レベルになる。
また、チエツク指令の立上り時点すで計時部34のリセ
ットを解除してセットし、OFF信号の立上りで直ちに
計時動作をスタートさせる。
その後、差動増幅器32が第2図(ト)に示すようにホ
ールド回路31のホールド出力euと増幅器18の出力
電圧e□との差に応じた電圧信号adを出力し、そのレ
ベルをコンパレータ33が設定値ad、と比較してed
≧ed、になると、その期間だけ同図(チ)に示すよう
に出力をII HIIにする。
このコンパレータ33の出力の立上りで計時部(例えば
積分器)34の計時動作をストップさせる。したがって
、計時部34による時間の計測値eTは第2図(す)に
示すようになり、この計測値eTをコンパレータ35に
よって設定時間eT、と比較して、第2図の正常側(左
側)に示すようにeT)eT、であれば、同図(ヌ)に
示すように出力P6を“H”にして、可動鉄心が正常に
吸着されていることを示す。
また、第2図の非正常側(右側)に示すようにsT≦e
Tゆであれば、同図(ヌ)に示すように出力P6を“L
”のままにして、可動鉄心が吸着されていないことを示
す。
チエツク指令が時間幅TM2の時点dで立下がると、ホ
ールド回路31のホールド値eu及び計時部34の計測
値eTがリセットされ、それによってコンパレータ35
の出力P6がgtH”になっていた場合も“L”に戻る
その後再びチエツク指令が入力されると、上述の時点b
−c1間と同じ動作を繰り返す、このようにして、ソレ
ノイドの作動中に随時、何度でもその作動状態をチエツ
クすることができる。
ところで、ソレノイドを励磁すると、その可動鉄心が固
定鉄心(ポールフェース)に吸引され、第12図及び第
13図で説明したように、スプリングカ+流体力に抗し
てスプール等を押しながら移動し、固定鉄心に吸着され
るが、その吸着状態ではその状態を保持するために、通
常ソレノイド出力の方がスプリングカ+流体力より遥か
に大きくなっている。
したがって、短期間の消磁よってコイル11に流れる電
流が減少しても、ソレノイド出力がスプリングカ+流体
力以下にならない範囲であれば、可動鉄心は吸着位置を
保つ。あるいは、−瞬吸着が離れてもシステム全体とし
て問題がない範囲であれば差し支えないので、この範囲
内になるようにOFF信号のパルス@TM3を設定する
ことが必要である。
第3図(イ)、(ロ)は、パルス幅TM3の消磁による
コイル11に流九る電流応答すなわち抵抗によって検出
される電圧応答波形の可動鉄心位置による相違を示す波
形図である。
コイル11のインダクタンスは、可動鉄心が初期位置(
固定鉄心から最も離れている位置)にある時が最も小さ
く、吸着位置(固定鉄心に密着した位置)にある時が最
も大きく、同図(ハ)に示すように可動鉄心の位置によ
って変化する。
インダクタンスによって、消磁の際の電圧波形の変化量
(落ち込み量)が相違し、可動鉄心が初期位置にある時
はインダクタンスが小さいため第3図(イ)に示すよう
に大きく落ち込み、吸着位置にある時はインダクタンス
が大きいので落ち込み量ecが少ない。
したがって、このコイル11に流れる電流の応答波形の
消磁による立下り時、あるいは消磁後の再立上り時に、
この応答波形が所定値(前述の設定1ied、)変化す
るのに要する時間を計測すれば、その計測値も可動鉄心
の位置によって異なる(初期位置にある時は短く、吸着
位置にある時には長い)ので、その計測値によって可動
鉄心がどこにあるかを判定することができる。
なお、2値判定の例を説明したが、第1図の計時部34
による上記時間の計測値eTを長さの異なる複数の設定
時間と比較するようにすれば、可動鉄心の複数段階の位
置を検知することもでき、位置検出の分解能が上がり、
精度が向上し、異常。
正常の程度を検知できる。
また、計測値eTを無段階に出力すれば、可動鉄心の位
置を連続的に測定することもできる。
第4図は、この発明の第2実施例を示す第1図と同様な
ブロック構成図である。
この実施例は第1図に示したソレノイドの作動チエツク
装置に対して、設定値ed0を補正するためのホールド
回路36と補正回路37を追加して設けたものである。
二九は、コイルの温度上昇や電源電圧の変動による10
0%電流値の変化に対応して設定値edaを補正し、正
しい検出ポイントを得るためである。
ホールド回路36は、スイッチ27がONの時の直流電
源16の供給電圧E0を入力し、チエツク指令の立ち上
がりでセットされてそのデータ取り込みを開始し、パル
ス発生器30からのOFF信号の立ち上がりでその入力
データすなわち電圧E0をホールドして、補正回路37
へ出力する。
この時同時に、ホールド回路31によるボールド値eu
  (ソレノイド作動後の定常状態でコイル11に流れ
る電流値に応じた電圧)も補正回路37に入力される。
補正回路37は、これらのE。及びeuの値に応じて設
定値ed0を補正してコンパレータ37へ、送る。
スイッチ27をONにした時にコイル11に流れる電流
応答特性は1次式で表わされる。
Eo    −Δt i  =−(1−e   ム  ) R:コイル11の内部抵抗+抵抗15の抵抗値L:コイ
ル11のインダクタンス したがって、コイル電流を遮断する直前の電源電圧E、
と、その時の定常電流Iに相当する電圧eu をホール
ドすることにより、R=E0/IによりRの値が既知と
なり、それらの変動に応じて、基準値ed0を補正する
ことが可能になる。
この補正により、判定部36による差電圧ecに基づく
可動鉄心の位置判定の精度を高めることができる。
第5図はワンチップマイクロコンピュータ(以下「マイ
コン」と略称する)を使用した第3実施例のブロック構
成図であり、第1図と対応する部分には同一の符号を付
してあり、それらの説明は省略する。第6図はそのマイ
コン40による処理のフローチャートである。
このマイコン40は、ON指令及びチエツク指令を入力
してスイッチ(SW)27を○N10FF制御し、増2
幅器18の出力電圧e□(コイル11に流れる電流値に
応じた電圧)を、内部のA/D変換部よってデジタル値
に変換してチエツクし、ソレノイドの作動状態を示すO
K/N’G信号を出力する。
この例では、外部シーケンサがON指令、チェツク指令
のタイミング管理を行うので、両者間のインターロック
手段が不要になる。
マイコン40による処理を第6図にしたがって説明する
このルーチンがスタートすると、ON指令の入力を待っ
てスイッチ27をONにし、コイル11に励磁電流を流
す。その後、ソレノイドの作動に要する時間に相当する
100μs経過してから、チエツク指令の入力を待つ。
チエツク指令の入力がないうちにON指令が無くなった
場合には、スイッチ27をOFFにしてコイル11への
通電を遮断し1次のON指令を待つ。
100μs経過後にチエツク指令が入力すると。
所定の短いパルス幅のOFFパルスを発生し、その間だ
けスイッチ27をOFFにする。
そして、そのOFFパルスの立ち上がりで増幅器18か
らの8カ電圧e工のA/D変換値をホールドして、その
ホールド値をeuとすると共に、内部のタイマによる計
時をスタートする。
その後、ed=eu−e、の演算を行なって、その演算
結果を設定値ed、と比較し、ed≧ed、になるまで
演算と比較を繰り返し、ed≧ed、になると、タイマ
による計時をストップして、その計測値e丁を設定時間
eτ。と比較する。
その結果、e 7 ) e T6であればソレノイドの
可動鉄心が正常に吸着されていると判定してOK倍信号
出力し、そうでなければ可動鉄心が吸着されていないと
判定してNG信号を出力する。
その後、チエツク指令が無くなるので待って、タイマの
計測値eTをリセットし、再びON指令の有無をチエツ
クして、有れば次のチエツク指令を待ち、ON指令が無
くなるとスイッチ27をOFFにして1次のON指令を
待つ。
勿論、このマイコン40に代えてディジタル素子による
ワイヤードロジック回路で構成することも可能である。
第7図は、この発明の第4実施例を示す第1図と同様な
ブロック構成図であり、第1図と対応する部分には同一
の符号を付して、それらの説明は省略する。
この実施例では、ソレノイドのON作動後、自動的に所
定の時間幅で周期的に作動チエツクを行なって、その結
果をアナログ量で出力するようにしたものである。
第7図において、第1図の第1実施例と異なるのは、ゲ
ート回路29に代えてチエツク指令パルス発生用のパル
ス発生器(P、G)41を設け、外部からチエツク指令
を入力することを不要にした点と、コンパレータ35に
代えて可動鉄心位置演算部42を設けて、アナログ信号
による可動鉄心位置情報を出力するようにした点のみで
ある。
この第4実施例によれば、外部からON指令が入力され
ると、スイッチ制御部26がスイッチ27をONにして
電源16からソレノイドのコイル11への通電を開始す
ると同時に、タイマ28を起動する。
タイマ28は設定時間TMIの経過時にパルス発生器4
1を起動させる6パルス発生器41はパルス幅がTM2
のチエツク指令パルスを一定周期(TM20とする)で
発生する。
このチエツク指令パルスの立上りで、ホールド回路31
をセットしてデータの取り込みを開始させると同時に、
パルス発生器30を起動させる。
それによって、パルス発生器3oはパルス幅がT M3
で周期が1i20のOFF信号パルスを発生し、スイッ
チ制御回路26が期間TM3の間だけスイッチ27をO
FFにして、ソレノイドを消磁させる。
この時、コイル11に流れる電流の応答波形を抵抗15
と増幅器18によって電圧e工として検出するが、その
スイッチ27をOFFにする直前の電圧e1 をホール
ド回路31によってホールドしくその値をeuとする)
、その後の電圧e工の立下がり時に、ed=eu−e、
が設定値edaになる迄に要する時間を計時部34で計
測するのは、第1図の第1実施例と同様である。
そして、その計測値eTを可動鉄心位置情報演算部42
に入力し、そこでソレノイドの可動鉄心の位!情報を演
算して出力する。
その後、パルス発生器41からのチエツク指令パルスの
立下がりで、ホールド回路31及び計時部34がリセッ
トされて1回のチエツクが終了するが、パルス発生器4
1は周期TM20で周期的にチエツク指令パルスを発生
するので、すぐにまた次のチエツクが行なわれ、可動鉄
心位置情報が周期的に出力される。
第8図は、この発明の第5実施例を示す第7図と同様な
ブロック構成図であり、第1図及び第7図と対応する部
分には同一の符号を付して、それらの説明は省略する。
この実施例では、ソレノイドを0N10 F Fするメ
インスイッチ43と1作動チエツク用の消磁スイッチ(
常閉スイッチ)27′とを別に設け、従来の単純システ
ムに使用できるようにした例である。
この第5実施例で第7図の第4実施例と異なるのは、上
記の点のほかに、スイッチ制御部26が不要になった点
と、可動鉄心位置演算部42に代えて第1実施例と同様
にコンパレータ35を設けた点のみである。
この第5実施例によれば、外部からのON指令は不要で
あり、メインスイッチ43をONにすると、コイル11
に通電してソレノイドを作動させ、所定時間TMI後か
ら所定の周期(第4実施例のTM20と同じ)で周期的
に作動チエツクを行なって、その結果ソレノイドの作動
状態を示す信号を出力する。
第9図は、この発明の第6実施例を示すブロック構成図
であり、第8図と対応する部分には同一の符号を付して
、そ九らの説明は省略する。
この第6実施例で第8図の第5実施例と異なるのは、パ
ルス発生器30が発生するOFF信号を反転してホール
ド回路31のホールド信号及び計時部34のスタート信
号にするインバータ43を設けた点と、作動増幅器32
′がチエツク指令がH′″でOFF信号がat L u
の期間だけ動作して、ed=eニーeuを出力するよう
にした点である。
この実施例は、ソレノイド消磁後の再投入時のコイル電
流波形を利用するものであり、一定時間幅(TM3)の
消磁後の立上り波形をチエツクする。
その作用を第10図のタイムチャートを参照して説明す
ると、時点aにおいて(イ)に示すようにON指令が入
力すると、スイッチ27をONにしてソレノイドを作動
させ、時間TMIが経過した時点すで(ハ)に示すよう
にタイマ28の出力がljH”になり、パルス発生器4
1を起動する。
それによって、パルス発生器41が(ニ)に示すように
パルスIlliTM2のチエツク指令パルスを発生し、
同時にパルス発生器30が(7fX)に示すようにパル
ス幅TM3のOFF信号を発生する。
それによって、コイル11に流れる電流値に相当する増
幅器18の8力電圧e□は、(ロ)示すように変化する
一方、チエツク指令の立上り時点すでホールド回路31
をセットしてデータの取り込みを開始させると同時に、
計時部34をセット(リセットを解除)してスタンバイ
させる。
その後、OFF信号の立下り時点Cでホールド回路31
にその時点の電圧e工をホールドさせる。
したがって、ホールド回路31のホールド出力euは1
、第10図Cへ)に示すように第2図(へ)に示すよう
に消磁による極小レベルになる。
その後、差動増幅器32′が(ト)に示すようにeよ−
euに応じた電圧信号edを出力し、そのレベルをコン
パレータ33が設定値ed、と比較してed≧ed0に
なると、(チ)に示すように出力を(JH”にする。
このコンパレータ33の出力の立上りで計時部34の計
時動作をストップさせ、(す)に示すその計測値eTを
コンパレータ35によって設定時間eT、と比較して、
第2図の正常側(左側)に示すようにeT)eT、であ
れば、同図(ヌ)に示すように出力P6を“H”にして
、可動鉄心が正常に吸着されていることを示す。
また、第2図の非正常側(右側)に示すようにeT≦e
Toであれば、同図(ヌ)に示すように出力P6を“L
”のままにして、可動鉄心が吸着されていないことを示
す。
チエツク指令がパルス@TM2の時点dで立下がると、
ホールド回路31のホールド値eu及び計時部34の計
測値eTがリセットされ、それによってコンパレータ3
5の出力P6がl/ HIIになっていた場合もII 
L ′1に戻る。
このようなチエツク動作が、ソレノイドの作動中パルス
発生器41によるチエツク指令パルスの発生周期で繰り
返される。
第11図は、この発明の第7実施例のコイル11への通
電部付近のみを示す回路図である。
この実施例は、常時はスイッチ27をONからOFFに
した時のソレノイドの消磁を早くしたい場合の例で、切
換スイッチ57が常時は図示のようにバリスタ56側に
切り換わっており、ON指令による通常の0N10FF
時には、バリスタ56を介して速やかに消磁し、チエツ
ク指令によってスイッチ27をOFFにする時にのみ、
切換スイッチ57をダイオード25側へ切り換えるよう
にしたものである。
その他の構成及び作用は前述の各実施例と同様にすれば
よいので、説明を省略する。
なお、各実施例における時間計測は、消磁による電流応
答波形の立下り時、あるいは消磁後の再立上り時に、そ
れぞれ任意のレベル間で行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、以下に列
挙する効果が得られる。
(1)ソレノイドを励磁した後、チエツク指令を与えれ
ばいつでも可動鉄心の位置情報が得られる。
(2)電子回路で構成でき、新たに弁に取付ける部品は
一切不要である。
(3)チエツク指令をソレノイドの○N信号を基に周期
的に行うようにすると、常に可動鉄心の位置情報が得ら
れる。
(4)ソレノイド消磁時の電流波形をチエツク対象とす
れば、電源から切り離される期間にチエツクするので、
電源のリップルの影響を受けない。
そのため、全波整流の簡易電源もそのまま使用可能であ
り、フィルタなどが不要になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すソレノイド作動チ
エツク装置のブロック構成図、 第2図はその作用説明に供するタイムチャート、第3図
(イ)、(ロ)は可動鉄心位置による電流応答波形の相
違を示す波形図であり、(ハ)は可動鉄心位置とソレノ
イドコイルのインダクタンスとの関係を示す線図、 第4図はこの発明の第2実施例を示す第1図と同様なブ
ロック構成図、 第5図はこの発明の第3実施例を示すマイクロコンピュ
ータを用いた装置の構成図、 第6図はそのマイクロコンピュータによる処理のフロー
チャート、 第7図はこの発明の第4実施例を示す第1図と同様なブ
ロック構成図、 第8図はこの発明の第5実施例を示す第7図と同様なブ
ロック構成図、 第9図はこの発明の第6実施例を示す第8図と同様なブ
ロック構成図、 第10図はその作用説明に供するタイムチャート、第1
1図はこの発明の第7実施例のコイルへの通電部付近の
みを示す回路図。 第12図はソレノイドを使用した電磁弁の一例を示す縦
断面図、 第13図はその作用を説明するための線図、第14図は
従来のソレノイドの作動をチエツクするための装置の一
例を示すブロック構成図、第15図はその作用を説明す
るためのタイムチャートである。 10・・・ソレノイド   11・・・コイル12・・
・可動鉄心    13・・・ブツシュロッド15・・
・電流検出用抵抗 16・・・直流電源18・・・増幅
器     25・・・ダイオード26・・・スイッチ
制御部 27・・・スイッチ27′・・・消磁スイッチ
 28・・・タイマ29・・・ゲート回路 30.41・・・パルス発生器 31.36・・・ホールド回路 32.32’・・・差動増幅器 33.35・・・コンパレータ 34・・・計時部     37・・・補正回路40・
・・ワンチップマイクロコンピュータ42・・・可動鉄
心位置演算部 43・・・メインスイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ソレノイドのコイルに電流検出用抵抗を直列に接続
    し、その直列回路に並列にダイオードを接続して設け、
    前記ソレノイドのオン作動後、可動鉄心が殆んど動かな
    い程度の短かい時間幅だけ前記コイルへの給電を断つて
    消磁し、前記電流検出用抵抗によつて検出される前記コ
    イルに流れる電流の応答波形が所定値変化するのに要す
    る時間を計測し、その計測値によつて前記可動鉄心の位
    置を検出することを特徴とするソレノイドの作動チエツ
    ク方法。 2 前記コイルに流れる電流の応答波形が所定値変化す
    るのに要する時間の計測を、消磁による立下り時に行う
    こを特徴とする請求項1記載のソレノイドの作動チエツ
    ク方法。 3 前記コイルに流れる電流の応答波形が所定値変化す
    るのに要する時間の計測を、消磁後の再立上り時に行う
    こを特徴とする請求項1記載のソレノイドの作動チエツ
    ク方法。
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US07/779,541 US5243296A (en) 1990-11-06 1991-10-18 Method and apparatus for checking operation of solenoid
GB9122693A GB2250350B (en) 1990-11-06 1991-10-25 Method and apparatus for checking operation of solenoid
DE4136415A DE4136415C2 (de) 1990-11-06 1991-11-05 Verfahren und Vorrichtung zum Prüfen des Betriebs eiens Elektromagneten

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223168A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Mitsubishi Electric Corp 電磁アクチュエータ及びその制御方法
JP2011203204A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Fujifilm Corp ラッチ式電磁バルブの動作確認装置及び方法並びにインクジェット記録装置
JP2015518224A (ja) * 2012-05-31 2015-06-25 アーファオエル・ドイチュランド・ゲーエムベーハー アクチュエータ装置の監視方法及び監視装置

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