JPH0417176Y2 - - Google Patents

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JPH0417176Y2
JPH0417176Y2 JP13161087U JP13161087U JPH0417176Y2 JP H0417176 Y2 JPH0417176 Y2 JP H0417176Y2 JP 13161087 U JP13161087 U JP 13161087U JP 13161087 U JP13161087 U JP 13161087U JP H0417176 Y2 JPH0417176 Y2 JP H0417176Y2
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JP
Japan
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roller
drive gear
drive shaft
petal
support arm
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JP13161087U
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JPS6437281U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ペタルを装着した足を上下動して踏
み込むことによつて、その踏み込み力と体重とを
駆動用ギヤーに伝え、ローラスケートを前進さ
せ、歩行困難な者の歩行をできるようにするとと
もに、運動遊戯具としても利用するものである。
〔従来の技術〕
従来は、ローラスケートに前後に4個のローラ
を設けたローラスケートを健脚の者の足の蹴り力
によつて前進するものであつたので、健脚の者に
しかローラスケートを利用することができず、歩
行に多少の障害のある者には利用することが不可
能であつたし、また直線的な前進になり易く遊戯
性に乏しかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、前記問題に鑑み、足で歩行する時の
ように、上下してその踏み込みによる力と体重と
を利用するだけでローラスケートを容易に前進さ
せること、また中間ローラの径を前後のローラの
径より大きくすることによつて、進行角度をより
自由に変えられるようにして遊戯性を高め、かつ
体力の増進を企するものであるとともに、伝動装
置支持腕の折畳みにより携帯に便利にしたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、従来のローラスケートのように車台
に足の支持具を固定してしたのを、車台とは別に
ペタルを設け、このペタルの爪先部を車台の先端
部に上下回動自在に軸支し、足の踵の上下動によ
る踏み込み力と体重とを利用して、駆動シヤフト
を介して駆動用ギヤを回転し、その回転力をロー
ラスケートのローラに伝えローラスケートを前進
させることである。
また、中間ローラのみに重心を乗せることによ
つて中間ローラのみの接地となり、ローラスケー
トの進行角度を容易に変更出来得るようにするも
のである。
さらに、ローラスケートの前進に大して制動を
必要とする場合には、伝動装置支持腕の前傾によ
り、これに固定して取付けられた制動杆で中間ロ
ーラの周面に圧接して制動をかけるものである。
〔作用〕 本考案は、使用者の足をペタルに足締付けバン
ドによつて締付け、脚部の必要な位置に合わせて
脚部支持具を支持させ、多少の助走のもとに踵の
上下運動とそれに合わせてペタルに体重をかける
ことによつて駆動用大型ギアを駆動し、この駆動
用大型ギアに噛合したチエーンを移動させ、これ
に噛合する駆動用小型ギアを小さなエネルギーで
駆動し、ラチエツト式駆動用小型ギアの駆動によ
り駆動軸を駆動するとともに駆動軸に固定された
後方ローラも駆動させてローラスケートを前進さ
せるものである。
このようにローラスケートを前進させる段階で
は、体重が後方ローラと中間ローラとの側にかか
つているが、一旦前進駆動が開始しその惰性によ
り順調に前進すれば前方ローラと中間ローラとの
側に体重を移し、ローラスケートの速度に重心を
合わせ安定走行させる。
また、中間ローラのみに重心を乗せることによ
つて、ローラの接地を最も少なくし体及び足のひ
ねりでローラの前進方向の角度を希望の方向に任
意に変えるものである。
さらに、ローラスケートの前進に制動をかけて
停止する場合には、中腰になり重心を落すことに
よつて、脚部のすねの部分が前傾となるので、そ
れに伴つてすねを支持している脚部支持具を固定
している伝動装置支持腕が前傾するとともに、こ
れに固定された制動杆の先端折曲部が中間ローラ
の周面に圧接し、中間ローラの回転を止めるよう
制動をかけローラスケートの前進を停止する。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、
1は車台、2は前方ローラ及び後方ローラで3は
前記前方及び後方ローラ2より大径の中間ローラ
でローラ軸から取外し可能に取付けられ、4は前
方と中間でローラのローラ軸で、4′は後方ロー
ラを固定した駆動軸である。5はラチエツト式の
駆動用小型ギアになつており駆動軸4′に取付け
られている。6はチエーンで前記駆動用小型ギア
と噛合するとともに駆動用大型ギア7と噛合し、
駆動用大型ギア7は軸8に回転可能に軸支され、
9はこれら駆動用小型ギア5ないし駆動用大型ギ
ア7からなる伝動装置を支持する伝動装置支持
腕、10はペタルで爪先止め21と足の締付けバ
ンド22及び踵止め23を有するとともに使用者
の足の長さに適応できるよう伸び縮みできるよう
構成されている(普通に知られた構成であるので
図示しない)。また、ペタルの前部下側に係止金
具20を固定し車台1に固定した取付部18のヒ
ンジピン19でペタルを上下動可能に軸支してい
る。ペタル10の踵部に取付片24が一体的に取
付けられピン17を突設しており、このピンに駆
動シヤフト11の一端が軸着されその他部が前記
駆動用大型ギア7の偏心位の回転ピン12に軸着
されている。13は前記伝動装置支持腕9に固定
された案内筒で、これに上下摺動及び左右回動可
能に摺動杆14が挿入されておりピン15によつ
て脚部支持具16が回動可能に軸支されている。
25は案内筒13に設けた案内溝で前記摺動杆1
4の先端部に突設したピン26を案内するもので
あが、この案内溝及びピンの関係は実際には殆ど
使用しないので説明しない。27は前記伝動装置
支持腕9に固定されたL型の制動杆である。
次に作用については既に〔作用〕の項で説明し
ているので、簡単に説明すると、ペタル10を着
装した足の上下動とそれに伴う体重とによつて駆
動シヤフトを介し駆動用大型ギアを回転駆動さ
せ、これに噛合したチエーンを介し駆動用小型ギ
アをラチエツト式によつて一方方向の矢印方向に
駆動するとともに、この駆動用小型ギアで駆動軸
とこれに固定の後方ローラとを回転させてローラ
スケートを前進させる。この場合は重心が中間ロ
ーラと後方ローラとの側にあるが、ローラスケー
トが惰性で前進し始めれば重心を前方ローラと中
間ローラとの間に移して順調に前進させ、ローラ
スケートの前進方向の角度を変えたい場合は中間
ローラのみに重心を移すことによつて容易に向き
を変えるものである。
また、ローラスケートの前進をストツプさせた
い場合には、重心を落とすことによつて安定させ
るとともにすねの前傾に伴つて伝動装置支持腕も
後方ローラの駆動軸を支点にして前傾し、これに
固定された制動杆の先端折曲部が中間ローラの周
面に圧接し中間ローラが他の前後ローラより大径
である故に接地面が大きいので容易にローラの回
転を制動する。その際制動の程度はその都度必要
に応じてすねの前傾具合を調整することによつて
行なうものである。
なお、これまで右足用ローラスケートのみにつ
いて説明してきたが、左足用ローラスケートの場
合も全く同じであるので省略した。
〔効果〕
本考案は、このように構成したことによつて、
ペタルの上下動と体重とを利用することにより、
駆動シヤフトを介して駆動用大型ギア及びチエー
ンを介し駆動用小型ギアを駆動させ、このラチエ
ツト式の駆動用小型ギアにより駆動軸とこれに固
定された後方ローラを回転させてローラスケート
を前進させることができるもので、従来のローラ
スケートのように、健脚の者の蹴り力でローラス
ケートを前進しなくてもよいこと、中間に大径の
中間ローラを設けて前後方に各ローラを設けたこ
とによつて、前進駆動時には中間ローラと後方ロ
ーラとの側に重心をかけて前進し、前進が順調に
なつた時に前方ローラと中間ローラとの側に重心
をかけることによつて、軽く前進ができるととも
に、速度に合わせて重心を前後に移せることがで
きるので走行上安定すること、中間ローラのみに
重心を乗せれば、ローラの接地点が2個のローラ
の接地だけになるので、前進方向の角度を従来の
に比べ容易に変更できること、ローラスケートの
前進上危険と生じた時には、重心を落として脚を
屈曲することによりすね部が前傾になり、このす
ね部を支持した脚部支持具と一体的に固定した伝
動装置支持腕を前傾し、この支持腕に一体的に固
定された制動杆のL型屈曲部の中間ローラ周面へ
の圧接により、中間ローラへの制動をかけてロー
ラスケートの前進を停止することができること、
しかも停止はすね部の前傾の程度によつて、制動
杆の中間ローラ周面への接圧度を任意に調整で
き、それに伴つて急停止、緩停止等の調整をする
こともできること、脚部支持具により着用者のす
ねに合つた着用で運動が自由にできること、中間
ローラが取外し可能であるため、必要によつては
従来のように前後の4個のローラとして使用でき
るとともに、ローラスケートを携帯することがで
きること、即ち、伝動装置支持腕を前方へ折り畳
む際に、それに固定された制動杆の屈曲部分が中
間ローラに引掛かることなく折り畳むことがで
き、小型化されて携帯に便利となること等このよ
うな効果を奏することによつて、多少の歩行の不
自由な者にとつて歩行の手助けができ、また健脚
者にも使用ができるものであつて、しかも興味を
持つて使用できるとともに、興味を持つて使用し
ている間に自然にして体力の増強に大意に役立つ
ことができるという従来のローラスケートにはな
い多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の一部切欠き断面
をもつた右足用ローラスケートの側面図、第2図
は、第1図の場の斜視図である。 1……車台、4……駆動軸、5……ラチエツト
式の駆動用小型ギア、7……駆動用大型ギア、9
……伝動装置支持腕、10……ペタル、11……
駆動シヤフト、16……脚部支持具、27……駆
動杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車台の前後に同径のローラを配置するととも
    に、その中間に前記ローラより大径の中間ローラ
    を配置し、前記車台上には上下回動するペタルを
    軸支し、また前記後方ローラの駆動軸にはラチエ
    ツト式駆動用小型ギアを取付けるとともに、この
    駆動用小型ギアとこれにチエーンを介して対応す
    る駆動用大型ギア等を支持する伝動装置支持腕を
    倒立自在に取付け、前記駆動用大型ギアの偏心位
    置と前記ペタルの踵部の取付け片とに駆動シヤフ
    トを軸着し、さらに前記伝動装置支持腕には、制
    動杆と上下動及び左右回動自在の脚部支持具とを
    設けたことを特徴とするローラスケート。
JP13161087U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0417176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13161087U JPH0417176Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13161087U JPH0417176Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6437281U JPS6437281U (ja) 1989-03-07
JPH0417176Y2 true JPH0417176Y2 (ja) 1992-04-16

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JP13161087U Expired JPH0417176Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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