JPH0417073Y2 - - Google Patents

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JPH0417073Y2
JPH0417073Y2 JP16693987U JP16693987U JPH0417073Y2 JP H0417073 Y2 JPH0417073 Y2 JP H0417073Y2 JP 16693987 U JP16693987 U JP 16693987U JP 16693987 U JP16693987 U JP 16693987U JP H0417073 Y2 JPH0417073 Y2 JP H0417073Y2
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holes
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screw
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、手鏡、スタンド付き鏡、姿見等とし
て構成されるミラー装置に関する。
従来技術 上述したミラー装置によつて例えば口内におけ
る小さな部分を見ようとしたとき、口内は暗いた
め大変見ずらい。そこで、ミラー装置の鏡体と、
これを保持するミラーケースにより区画された空
間に光源を配置すると共に、この光源に対向する
鏡体部分に光透過窓を形成し、光源からの光を光
透過窓を介して外部に出射させ、これを目視すべ
き部分に当てて照明し、この部分を鏡体に明るく
うつし出すようにしたミラー装置が既に提案され
ている。このようなミラー装置を実際に構成する
には、光源からの電気コードをミラーケース外に
引き出し、これを電源に接続して光源を点灯させ
る必要がある。ところがこのように構成すると、
ミラーケースから引き出された電気コードが外部
から丸見えとなり、その外観が著しく低下する。
一方、鏡体を保持したミラーケースを支持アー
ムに枢支し、必要に応じてミラーケースと鏡体を
支持アームに対して回動させて使用するミラー装
置も公知であるが、従来のこの種のミラー装置の
支持アームは専らミラーケースを支持する目的に
だけ使用されるものであつた。
目 的 本考案の目的は、ミラーケースから引き出され
た電気コードが外部から見えないようにし、その
外観を向上させたミラー装置を提供することであ
る。
構 成 本考案は上記目的を達成するため、鏡体をミラ
ーケースに保持すると共に、鏡体の裏面側とミラ
ーケースにより区画された空間に、当該ミラーケ
ースに支持された光源を配置し、該光源に対向し
た鏡体の部分に光透過窓を形成し、前記ミラーケ
ースを支持アームに回動可能に枢支したミラー装
置であつて、前記支持アームが、中空なアーム本
体と、該本体の上部に一体に固着された取付部材
と、該取付部材に一体に突設された耳と、該耳に
一体に付設された筒状部材とを有し、耳には、筒
状部材の内部の孔に連通する連通孔と該貫通孔を
アーム本体の内部に連通せしめる通し孔とが形成
され、前記ミラーケースの背面に形成された凹入
部を区画するミラーケース側壁部に形成されてい
る貫通孔と前記筒状部材の孔とに、該筒状部材に
対しては回転不能であり、ミラーケースに対して
は相対回転可能なねじ部材を挿入して、該ねじ部
材の頭部を筒状部材に係合させ、かつ前記ミラー
ケース側壁部の面に圧接するブレーキワツシヤを
前記ねじ部材に嵌合し、前記光源が取付けられる
ミラーケースの面の側に突出したねじ部材のねじ
部にナツトを螺着して該ねじ部材とブレーキワツ
シヤとを支持アームに対して保持し、前記光源か
らの電気コードを、ねじ部材の全長に亘つて貫通
形成した直線状の通し孔と、前記耳の貫通孔と、
該耳の前記通し孔とを介して、アーム本体の内部
に挿通し、前記ねじ部材の頭部に対向する、前記
耳の貫通孔の開口をキヤツプによつて覆つたこと
を特徴とするミラー装置を提案する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案に係るミラー装置1の一例を示
す斜視図、第2図は第1図の−線断面図であ
つて、この実施例では鏡体2が凹形に湾曲した反
射面を有する凹面鏡として構成されている。よつ
て以下の説明では凹面鏡に対して符号2を使用す
ることにする。凹面鏡以外の鏡体、例えば平面鏡
等を用いてもよいことは当然である。
凹面鏡2は、その裏面側に位置するミラーケー
ス3に、ホルダ13を介して保持され、該ミラー
ケース3は、これに固定されたスタンド4の支持
アーム5に支持されている。スタンド4のベース
6は、例えば机上等の適宜な個所に載置される。
ミラー装置を手鏡として構成するときは、ベース
6は省略される。
ホルダ13は第3図に示すようにリング状に形
成されていて、その周方向に適数の係止舌片13
aが半径方向に突出形成されている。かかるホル
ダ13によつて凹面鏡2をミラーケース3に固定
するには、第4図に示すようにミラーケース3と
凹面鏡2を組合せた状態にしておき、凹面鏡2の
側からホルダ13を矢印方向に近づけ、その係止
舌片13aをミラーケース3に当てて鎖線で示す
ように弾性変形させ、これをミラーケース3の縁
部を乗り越えさせて、第2図のようにホルダ13
によつて凹面鏡2とミラーケース3を一体的に固
定係止する。ホルダ13は、例えば合成樹脂によ
り構成される。
ミラーケース3は凹面鏡2の裏面側に位置して
いるので、該凹面鏡2の裏面側とミラーケース3
によつて空間S(第2図)が区画される。この空
間S内に、例えば豆電球から成る光源7が配置さ
れている。光源7は凹面鏡2の裏面を向いた状態
で、ミラーケース3に固定されたソケツト7aに
支持され、後述する電気コードを介して、ベース
6に付設されたスイツチ20に、さらにはスイツ
チ20から電源に接続される。このようにミラー
ケース3に支持された光源7は、空間Sの内部に
収容されているため、光源7を設けてもこれを覆
い隠すことができ、ミラー装置1の外観が害され
ることはない。
光源7に対向した凹面鏡部分には光透過窓8が
形成され、図示した例では光透過窓8のガラス部
分に反射物質が設けられておらず、このガラス部
分を光が透過できるように構成され、これを光透
過窓8としている。光源7に対向する凹面鏡部分
に貫通孔を形成し、これを光透過窓8としてもよ
い。
上述したミラー装置1は、通常のミラーと同様
に、例えば自らの顔を凹面鏡2にうつし出し等し
て使用することができるが、その他、例えば暗い
口内における小さな部分を明瞭に目視する目的で
使用することもでき、この場合には電源スイツチ
20を押下して光源7を点灯し、その光を光透過
窓8を通過させて口内の小さな部分に当てる。こ
のように目視すべき部分に光を当てて照明できる
ので、目視すべき小さな部分が明るく、しかも凹
面鏡2の機能で拡大されて凹面鏡2にうつし出さ
れる。よつてこれを明瞭に目視することができ
る。
光源7からの光が直接透明な光透過窓8から出
射すると、人の目にまぶしさを感じさせることが
あるが、このような場合には、光透過窓8のガラ
ス部分をすりガラスとするか、あるいは第2図に
鎖線で示す如く、すりガラス等からなるカバー1
0によつて光源7を覆い、光透過窓8から出射す
る光を和らげるようにするとよい。またミラーケ
ース3とホルダ13を一体に形成し、これに凹面
鏡2を保持させるようにしてもよい。
一方、凹面鏡2を保持したミラーケース3は、
第5図及び第6図に示すようにねじ部材27,2
7aを有する首振り装置40を介して支持アーム
5に回動可能に枢支され、第2図に鎖線及び破線
で示す如くミラーケース3を支持アーム5に対し
て回動させることができるように構成されてい
る。
次に首振り装置40を具体的な構成をミラーケ
ース3と支持アーム5を連結する手順の一例を説
明しながら明らかにする。
第5図は、凹面鏡2が取付けられておらず、し
たがつてホルダ13も取付けられていないミラー
ケース3を、光源7(第2図)が取付けられる方
ではない背面側から見た状態を示している。ミラ
ーケース3には、その背面中央部に凹入部21が
形成され、この凹入部21を区画する左右のミラ
ーケース側壁部28,28aには貫通孔22,2
2aが形成されている。ミラーケース3は、例え
ばABS樹脂等の合成樹脂から構成されている。
一方、支持アーム5は中空なアーム本体23
と、該本体23の上部に一体に固着された取付部
材24と、取付部材24に一体に突設された一対
の耳25,25aと、これらの耳25,25aに
第6図のように一体に付設された筒状部材50,
50aとを有し、各耳25,25aには、筒状部
材50,50aの内部の孔53,53aに連通す
る貫通孔26,26aと、該貫通孔26,26a
をアーム本体23の内部に連通せしめる通し孔4
2,42aとが形成されている。筒状部材と耳を
予め一体に形成し、あるいはこれらと取付部材2
4を含めて全体を予め一体に形成することもでき
る。
上述の如く形成されたミラーケース3と支持ア
ーム5を連結するには、第5図及び第6図から判
るように、ねじ部材27,27aを、支持アーム
5の耳25,25aと筒状部材50,50aに形
成された孔26,26a,53,53aに挿入
し、孔53,53aに形成された段部52,52
aに各ねじ部材27,27aの頭部54,54a
を係合させる。次いで筒状部材50,50aから
突出したねじ部材27,27aの軸部に第1ブレ
ーキワツシヤ33,33aを嵌合する。
引き続きミラーケース3の背面側から、ミラー
ケース3の各貫通孔22,22aに各ねじ部材2
7,27aの軸部を挿入し、各ねじ部材27,2
7aの軸部を光源7が取付けられるミラーケース
面の側に突出させる。このようにしてから、突出
した各ねじ部材の軸部に、第2のブレーキワツシ
ヤ29,29a、ストツパ30,30a、ばね座
金31,31aをこの順にそれぞれ嵌合し、最後
に上述の如く突出したねじ部材27,27aの軸
部に形成されたねじ部にナツト32,32aを螺
着する。そして該ナツト32,32aを適度に締
付け、ねじ部材27,27aとブレーキワツシヤ
29,29a,33,33aとを支持アーム5に
対して保持し、ねじ部材27,27aがミラーケ
ース3と支持アーム5から外れることを阻止す
る。またナツト32,32aを適度に締付けるこ
とによつて、ねじ部材27,27aに嵌合した第
1及び第2ブレーキワツシヤ33,33a,2
9,29aを、ミラーケース側壁部28,28a
の各面に適度な圧力で圧接させる。このようにし
て支持アーム5とミラーケース3は第6図のよう
に互いに連結され、かかるミラーケース3に、先
に説明したようにホルダ13を介して凹面鏡2を
保持せしめる。
上述のねじ部材27,27aは第5図から明ら
かなように、ねじ部の形成された軸部が小判形に
形成され、これが嵌合する筒状部材50,50a
の孔53,53aとストツパ30,30aの孔
も、ねじ部材27,27aの軸部に対応した小判
形に形成されている(第6図には、参考として小
判形ねじ部材軸部の大径部を鎖線でその輪郭だけ
を示してある)。したがつて、各ねじ部材27,
27aとストツパ30,30aは支持アーム5に
対して回転することはないが、ミラーケース3に
形成された貫通孔22,22aは円形であるた
め、ミラーケース3は凹面鏡2と共にねじ部材2
7,27aのまわりを、支持アーム5に対して回
動することができる。
このようにして、ねじ部材27,27aは、ミ
ラーケース側壁部28,28aに形成されている
貫通孔22,22aと、筒状部材50,50aの
孔53,53aとに、該筒状部材50,50aに
対しては回転不能で、ミラーケース3に対しては
相対回転可能に挿入され、ねじ部材27,27a
の頭部54,54aが筒状部材50,50aに係
合する。
ミラーケース3が最大回動位置(第2図の鎖線
と破線の位置)に至つたとき、回動しないストツ
パ30,30aの各突部34,35,34a,3
5aがミラーケース3自体に当接し、ミラーケー
ス3の最大回動位置が規制される。ミラーケース
3の首振り、即ちその回動時に、ナツト32,3
2aの締付力に応じた摩擦力が、例えばナイロン
より成る第1及び第2ブレーキワツシヤ33,3
3a,29,29aと、例えばABS樹脂より成
る各ミラーケース側壁部28,28aとの間に作
用し、凹面鏡2を保持したミラーケース3を所望
する角度位置に停止させて保持しておくことがで
きる。またストツパ30,30aと、その両側に
当接して位置するばね座金31,31a及び第2
ブレーキワツシヤ29,29aとの間の摩擦力も
ブレーキ力として作用する。ナツト32,32a
の締付け力を調節することによつて、ミラーケー
スに作用するブレーキ力を調整することができ
る。
また、前述のようにねじ部材27,27aとス
トツパ30,30aの回転が阻止されるため、ね
じ部材27,27aに螺着したナツト32,32
aも回転せず、よつてこれらのナツト32,32
aが経時的に緩むことを防止することができ、常
に一定のブレーキ力を維持すること可能である。
ナツト32,32aが多少緩んだとしても、ばね
座金31,31aのばね作用で、ナツト32,3
2aによる締付け力を常に一定に保つことができ
る。
上述のように、ミラーケース3は支持アーム5
に首振り自在に枢支されるが、この支持アーム5
とねじ部材27,27aは、以下に説明するよう
に、前述の光源7、より正確にはそのソケツト7
aから延びる電気コードを覆い隠す働きもなして
いる。
第5図において、各ねじ部材27,27aに
は、その軸部の先端開口からねじ部材27,27
aの全長に亘つて直線状に貫通形成された通し孔
41,41aが穿設されている。また支持アーム
5の貫通孔26,26aを区画する周面には、各
耳25,25a中を延び、アーム本体23の中空
部に通じている前述の通し孔42,42aが開口
している。
ミラーケース3を前述のように支持アーム5に
連結する作業を行う前に、第5図に鎖線で模式的
に示した如く光源7から延びる電気コード43,
43aをナツト32,32aの中心孔、ばね座金
31,31aの中心孔、ストツパ30,30aの
孔、第2ブレーキワツシヤ29,29aの中心
孔、ミラーケース側壁部28,28aに形成され
た貫通孔22,22a、第1ブレーキワツシヤ3
3,33aの中心孔、筒状部材、50,50a
と、耳25,25aの孔53,53a,26,2
6aにそれぞれ挿通する。次いでこの電気コード
43,43aを各ねじ部材27,27aの通し孔
41,41aに、その軸部先端側から挿通し、頭
部54,54aの側から引き出し、再び耳25,
25aの貫通孔26,26aにもたらして、その
周囲に開口する通し孔42,42aに挿入し、ア
ーム本体23の中空部に導き、さらにこれをベー
ス6の中空内部に引き、スイツチ20に接続する
(第1図も参照)。スイツチ20には、これに接続
された他の電気コードが電源に接続可能となつて
いる。
上述のようにして光源7からの電気コード4
3,43aをねじ部材27,27aと支持アーム
5の中を通した後、先に説明した如くミラーケー
ス3を支持アーム5に回動可能に連結する。この
ようにして光源7からの電気コード43,43a
はねじ部材27,27aの通し孔41,41a
と、耳25,25aの貫通孔26,26aと、該
耳25,25aの通し孔42,42aとを介し
て、アーム本体23の内部に挿通される。またね
じ部材27,27aの頭部54,54aに対向す
る、耳25,25aの貫通孔26,26aの開口
には、キヤツプ55,55aが嵌着され、該開口
が覆われる。よつて、ミラーケース3から引き出
された電気コード43,43aがミラー装置の外
部から全く見えず、その外観が高められる。
また電気コード43,43aをねじ部材27,
27aと支持アーム5の通し孔41,41a,4
2,42aに通すとき、ねじ部材27,27aは
貫通孔26,26aやミラーケース3の貫通孔2
2,22aに未だ挿入されていないフリーな状態
にあるので、電気コード43,43aの通し作業
を極めて簡単に行うことができる。しかもねじ部
材27,27aの通し孔41,41aは、その全
長に亘つて直線状に形成されているので、この通
し孔41,41aに電気コード43,43aをそ
のまま通過させるだけで通し作業を遂行でき、そ
の作業性を著しく高めることができる。
さらに、ねじ部材27,27aと支持アーム5
を利用して電気コードを覆い隠すので、特別な隠
蔽手段を設ける必要はなく、部品点数の増大、そ
れに伴うコストの上昇を抑えることができる。
支持アーム5の耳25,25aに筒状部材5
0,50aが連設されているので、耳25,25
aからミラーケース3の貫通孔22,22aまで
の距離が比較的長いときも、支障なくねじ部材2
7,27aを取付けることができる。
効 果 本考案によれば、光源からの電気コードを、ね
じ部材に形成された通し孔と、ミラーケース用の
支持アームの筒状部材の孔と、支持アームの耳に
形成された貫通孔及び通し孔とを介してアーム本
体の内部に挿通したため、ミラーケースから引き
出された電気コードを覆い隠すことができ、ミラ
ー装置の外観を向上させることができる。しか
も、ねじ部材の通し孔は、該部材の全長に亘つて
直線状に形成されているため、ここに電気コード
を極めて簡単に通すことができる。また、ミラー
ケースを支持アームに対して首振り可能に支持す
るのに必要とされるねじ部材と、支持アーム自体
とによつて電気コードを隠したため、ミラー装置
のコスト上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るミラー装置の一例を示す
斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図はホルダ単体の斜視図、第4図はホルダによつ
て凹面鏡をミラーケースに保持させる際の操作を
説明した説明断面図、第5図はミラーケースと、
支持アームと、首振り装置の各構成部材の分解斜
視図、第6図は第2図の−線断面図である。 1……ミラー装置、2……鏡体、3……ミラー
ケース、5……支持アーム、7……光源、8……
光透過窓、21……凹入部、22,22a,2
6,26a……貫通孔、23……アーム本体、2
4……取付部材、25,25a……耳、27,2
7a……ねじ部材、28,28a……ミラーケー
ス側壁部、29,29a,33,33a……ブレ
ーキワツシヤ、32,32a……ナツト、41,
41a,42,42a……通し孔、43,43a
……電気コード、50,50a……筒状部材、5
3,53a……孔、54,54a……頭部、5
5,55a……キヤツプ、S……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鏡体2をミラーケース3に保持すると共に、鏡
    体2の裏面側とミラーケース3により区画された
    空間Sに、当該ミラーケース3に支持された光源
    7を配置し、該光源7に対向した鏡体2の部分に
    光透過窓8を形成し、前記ミラーケース3を支持
    アーム5に回動可能に枢支したミラー装置1であ
    つて、前記支持アーム5が、中空なアーム本体2
    3と、該本体23の上部に一体に固着された取付
    部材24と、該取付部材24に一体に突設された
    耳25,25aと、該耳25,25aに一体に付
    設された筒状部材50,50aとを有し、耳2
    5,25aには、筒状部材50,50aの内部の
    孔53,53aに連通する貫通孔26,26aと
    該貫通孔26,26aをアーム本体23の内部に
    連通せしめる通し孔42,42aとが形成され、
    前記ミラーケース3の背面に形成された凹入部2
    1を区画するミラーケース側壁部28、28aに
    形成されている貫通孔22,22aと前記筒状部
    材50,50aの孔53,53aとに、該筒状部
    材50,50aに対しては回転不能であり、ミラ
    ーケース3に対しては相対回転可能なねじ部材2
    7,27aを挿入して、該ねじ部材27,27a
    の頭部54,54aを筒状部材50,50aに係
    合させ、かつ前記ミラーケース側壁部28,28
    aの面に圧接するブレーキワツシヤ29,29
    a,33,33aを前記ねじ部材27,27aに
    嵌合し、前記光源7が取付けられるミラーケース
    3の面の側に突出したねじ部材27,27aのね
    じ部にナツト32,32aを螺着して該ねじ部材
    27,27aとブレーキワツシヤ29,29a,
    33,33aとを支持アーム5に対して保持し、
    前記光源7からの電気コード43,43aを、ね
    じ部材27,27aの全長に亘つて貫通形成した
    直線状の通し孔41,41aと、前記耳25,2
    5aの貫通孔26,26aと、該耳25,25a
    の前記通し孔42,42aとを介して、アーム本
    体23の内部に挿通し、前記ねじ部材27,27
    aの頭部54,54aに対向する、前記耳25,
    25aの貫通孔26,26aの開口をキヤツプ5
    5,55aによつて覆つたことを特徴とするミラ
    ー装置1。
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