JPH04169683A - 磁気懸下自走式間仕切装置における2次元ステータ構造 - Google Patents

磁気懸下自走式間仕切装置における2次元ステータ構造

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JPH04169683A
JPH04169683A JP29546890A JP29546890A JPH04169683A JP H04169683 A JPH04169683 A JP H04169683A JP 29546890 A JP29546890 A JP 29546890A JP 29546890 A JP29546890 A JP 29546890A JP H04169683 A JPH04169683 A JP H04169683A
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JP
Japan
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stator
permanent magnet
panel
branched
yoke member
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Application number
JP29546890A
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English (en)
Inventor
Ryuji Takahashi
竜二 高橋
Tsuneo Shimomura
恒夫 下村
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、室内空間を、必要に応じて区画するための自
走式間仕切装置に関する。
[従来の技術] 従来の自走式間仕切装置においては、鋼製またはアルミ
ニウム押し出し型材によるリップ溝形の案内レールを備
え、この案内レールのリップ溝の中に、車輪または球を
下向きに配置した走行装置を設け、前記車輪または球を
、案内レールの下端で内側に折曲したリップ片の上面に
載置して、リップ溝に沿って走行自在となっており、こ
の走行装置に、間仕切パネルが懸垂されている。
間仕切パネルを自走させるには、上記走行装置の車輪や
球を駆動する。
また、磁気浮上式のものも、本出願人による特願昭60
−69066号(特開昭61−231806号)として
特許出願されている。
[発明が解決しようとする課題] 案内レールのリップ溝の中に走行装置を設けた間仕切パ
ネルにおいては、レールが丁字形であるとき、その分岐
部分において、片方のリップを分岐溝と交差して欠除し
、また、クロスレールでは、交差する部分で、リップを
両側で欠除しであるため、リップの欠除部を車輪が通過
する際に脱輪する恐れがある。
そのため、走行装置には、脱輪を防ぐための補助車輪を
取り付けるなどの対策が必要であった。
また、分岐溝通過の際、車輪が溝に落ち込んで、動きが
重くなったり、音を発生したりする。
特に、T形し−ルでは、片方の車輪だけが溝に落ち込む
ので、走行装置が傾動し、パネルと走行装置を連結して
いる連結杆に、瞬間的な曲げ荷重が繰り返し加り、連結
杆の疲労も大きくなる。
また、磁気浮上式のものは、浮上ギャップの制御を非常
に精密に行なうことが要求されるため、ギャップ制御手
段が複雑となる。
さらに、磁気浮上式で、リニアモータで駆動される自走
式のものは、分岐レールの部分で、分岐レールの方向へ
駆動方向を変更することができない。
すなわち、リニアモータ用のレールは、駆動コイルを備
えたステータであって、そのステータを分岐したり交差
させたりすると、分岐部や交差部で、磁気浮上用の磁界
の分布が不整合となったり、乱れたりして、磁気浮上自
体が、困難となるか、もしくは磁気浮上の制御が不可能
になる。
そこで、本出願人は、永久磁石の吸引力を利用してパネ
ルを懸垂し、自走力はリニアモータの原理により駆動す
ることにより、多次元的に分岐可能なステータ構造を得
ることかでき、それに関しては、同時に特許出願してい
る。
しかし、リニアモータのステータ同士を連結すると、磁
路抵抗が増大して不都合を生じることがわかった。
[課題を解決するための手段] 本発明によると、間仕切を要する空間の上方に設けられ
、下面が平坦な感磁性材からなり、かつ間仕切パネルの
幅方向に沿って、駆動コイルを配置したリニアモータの
第1のステータと、間仕切を要する空間の上方に設けら
れ、下面が平坦な感磁性材からなり、かつ第1のステー
タと下面を同一平面となすとともに、間仕切パネルの幅
方向と直交する方向に駆動コイルを配置した第2のステ
ータとを備える磁気懸下自走式間仕切装置における2次
元ステータ構造であって、第1のステータと第2のステ
ータの連結部に、連結磁路の断面積の不足を補う磁路の
側路を設けて、両ステータを連結したことを特徴とする
ことにより、上記課題は解決される。
[作  用] 本発明によると、下面が平坦で、かつ感磁性材のリニア
モータのステータの下面に、低摩擦滑動体によって、磁
極の上面とステータの下面の距離を極小さく保たれた永
久磁石を設け、この永久磁石を、これに懸垂されるパネ
ルの重さを含む自重よりも大きい吸引力をもって、ステ
ータの下面に移動自在に吸着させであるので、永久磁石
に連結されたパネルは、ステータのT形分岐部、または
クロス形のステータ交差部においても、ステータから外
れたり、振動したりすることなく、安定して通過するこ
とができる。
ステータには、永久磁石を駆動するコイルが設けられて
いるので、そのコイルを所要の順番で励磁することによ
り、パネルを自走させることができる。
ステータは、磁気浮上の磁界を形成しなくてよいので、
複数のステータを交差させて、分岐方向へ駆動できる。
複数のステータを、2次元的に磁気抵抗を増加させるこ
となく連結できる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す間仕切装置の斜視図
である。
ステータ(1)は、図示を省略したアンカー金具により
、多目的ホール等の天井に固定されている。
パネル(2)は、ステータ(1)に沿って可動しうるよ
うにした間仕切本体で、自走式間仕切装置は、ステータ
(1ンと多数の自走パネル(2)をもって、構成されて
いる。
ステータ(1)は、下面(la)が平坦な感磁性材、例
えば厚肉の鉄板からなり、ステータ(1)の外側には、
断面形が下向コ字形のステータカバー(3)が設けられ
ている。
ステータ(1)の上面(1b)には、リニアモータ用と
して周知のループコイル(IC)が、ステータ(1)の
延出方向に、一定の間隔で配設されている。
このパネル(2)の幅方向に延出している上記ステータ
(1)を、第1のステータとする。
ステータカバー(3)の下端部は、内向きに折曲され、
その折曲縁(3a)の先端間には、隙間(4)が設けら
れている。
パネル(2)の上方には、パネル(2)の幅方向に沿っ
て、パネル(2)の上端面(2a)と平行をなす水平杆
(5)が設けられ、この水平杆(5)とパネル(2)は
、首長ボルト(6)によって、上下に所要の間隔を設け
、かつ前後(以下パネル(2)の幅方向を前後方向とし
、パネル(2)の面を直交する方向を左右方向とする。
)2個所で連結されている。
水平杆(5)の上面には、側面形が上向きコ字型の永久
磁石(7)が、前後に1対固着されている。
永久磁石(7)の前後両端脚部(7b)は、互いに異極
に着磁さ、かつその上端面(7a)は平面であり、ステ
ータ(1)の下面(la)に吸着しうるようになってい
る。
なお、この永久磁石(7)は、間仕切用パネル(2)の
上方に固着され、上面に少なくとも2個所の平坦部を備
え、この2個所の平坦部で磁路が開路している永久磁界
発生手段の一例である。
永久磁石(7)の前後において、水平杆(5)の上面(
5a)に固着した台(8)には、左右1対をなす低摩擦
滑動体(9)(9)が設けられている。
低摩擦滑動体(9)におけるの低摩擦の支持部(9a)
の高さは、永久磁石(7)の上端面(7a)よりわずか
に高くしてあり、永久磁石(7)とステータ(1)の下
面(1a)の間に、一定の空隙(10)が形成されるよ
うにしである。
空隙(lO)は、小さいほど吸着力か強くなるが、あま
り小さいと、ステータ(1)の下面(1a)や永久磁石
(7)の上端面(7a)のわずかな凹凸によって、両者
が接触し易くなり、かつ低摩擦滑動体(9)の磨耗やス
テータ(1)の凹みによっても接触するようになるので
、それらを考慮して適当な寸法とされる。
しかして、その適当な間隙においても、前後2個の永久
磁石(7)の吸引力の合計が、パネル(2)全体の重さ
(以下自重とする。)を支える強さより十分に°大きい
ようにする。
永久磁石(7)の磁力の強さを以上のようにすると、永
久磁石(7)は、パネル(2)を吊り下げて、ステータ
(1)の下面(la)に磁着する。
しかし、永久磁石(7)自体は、ステータ(1)の下面
(la)と接触はしない。
永久磁石(7)の吸着力に抗して、空隙(10)を保っ
ているのは低摩擦滑動体(9)であり、この低摩擦滑動
体(9)は、前後方向に低摩擦でパネル(2)を滑動さ
せる。
低摩擦滑動体(9)における支持部(9a)には、「フ
リーベア」 (商標)、あるいは「ボールベア」(通称
)と称され、2次元的に回転自在に支持された球体を利
用するのが適当である。
なお、後述する左右方向に分岐する分岐ステータ(11
)がない場合には、移動方向を前後方向(1次元的)の
みとする車輪を、低摩擦滑動体(9)として使用するこ
とができる。
分岐ステータ(11)は、その下面(Ila)を、ステ
ータ(1)の下面(1a)と同一面とし、かつステータ
(1)と直交して、前後の永久磁石(7)の一方の極に
対応して1本ずつ、平行に2本設けられている。
両分岐ステータ(11)には、永久磁石(7)の他方の
磁極と対応するヨーク部材(12)が、分岐ステータ(
11)と平行に設けられている。この分岐ステータ(1
1)は、第2のステータである。
ヨーク部材(12)は、下面(12a)か平坦で、かつ
その下面(12a)が、ステータ(1)と分岐ステータ
(11)の下面(la)(lla)と同一平面をなし、
しかも、ステータ(1)、分岐ステータ(11)の鉄心
と同様の感磁性材からなっている。
パネル(2)が第1図の(A)位置にあるとき、永久磁
石(7)の磁界は、永久磁石(7)の両極が近接する分
岐ステータ(11)とヨーク部材(12)を通り、かつ
、分岐ステータ(11)とステータ(1)の連結部(1
3)、並びにステータ(1)とヨーク部材(12)の連
結部(14)を通って、ステータ(1)を通る磁路か形
成される。
ステータ(1)とヨーク部材(12)の連結部(14)
は、磁路抵抗を増大させることなく連結することができ
る。しかし、ステータ(1)と分岐ステータ(11)の
連結部(13)には、互いに上面(lb) (lla)
にコイル(lc) (llc)を設けであるため、ステ
ータ(1)や分岐ステータ(11)の磁路の断面積より
小さい面積でしか連結できず、その連結部(13)の磁
路抵抗は増大する。
この連結部(13)の断面積の不足を補うために、ステ
ータ(1)と分岐ステータ(11)を連結する別な磁性
材料による磁路の側路が、スペーサ(15)によって形
成されている。
スペーサ(15)は、ステータ(1)の端部と分岐ステ
ータ(11)の端部を、磁気的に密に連結している。
両分岐ステータ(11)(11)とヨーク部材(12)
の外側には、それらに跨ってステータカバー(16)が
設けられ、ステータカバー(16)の下端は、内側に折
曲され、かつ折曲部の先端(16a)は、パネル(2)
を吊支している首長ボルト(6)に緩く当接している。
永久磁石(7)の左右方向の幅と、ステータ(1)の左
右方向の幅とは等しくしであるので、両者間には、互い
に自動調芯作用が働く。従って、ステータカバー(3)
の下端の折曲縁(3a)で、左右へぶれを防ぐ必要はな
い。
分岐ステータ(11)とヨーク部材(12)の内端面(
lid) (12b)同士の鉗離を、永久磁石(7)の
コ字形内端面の距離と等しくしであるので、前記同様の
自動調芯作用が働いて、移動方向(左右方向)と直交す
る方向(前後方向)には、ステータカバー(16)の折
曲部の先端(16a)による案内を必要としない。
以上のように、永久磁石(7)は、低摩擦滑動体(9)
により、一定の間隔(lO)を隔てられて、ステータ(
1)、分岐ステータ(11)及びヨーク部材(12)の
下面(la) (lla) (12a)に吸着し、ステ
ータ(1)のコイル(IC)へ順次電流を流すと、パネ
ル(2)を、前後方向へ自走させることができる。
また、永久磁石(7)が分岐ステータ(11)と整合し
ているとき、分岐ステータ(11)のコイル(llb)
に順次電流を流せば、パネル(2)を左右方向へ走行さ
せることができる。
この際に、スペーサ(15)によって、連結部(13)
の磁気抵抗の増大が補われ、永久磁石(7)の吸引力は
減少しない。
[発明の効果] (a)  永久磁石の吸引力を減少させることなく、第
1のステータ(1)と第2の分岐ステータ(11)を連
結することができる。
(b)  簡単な構造で、第1のステータに第2のステ
ータを分岐させることができ、パネルを2次元的に容易
に自走させることができる。
(c)ステータの分岐部や交差部に段差や急変部を形成
することなく、第1のステータと第2のステータを連結
できるので、騒音や振動を発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す一部切欠斜視図、 第2図は、第1図に示す間仕切装置の平面図である。 (1)ステータ     (la)下面(1b)上面 
      (IC)コイル(2)パネル      
(2a)上端面(3)ステータカバー  (3a)折曲
縁(4)隙間       (5)水平杆(5a)上面
       (6)首長ボルト(7)永久磁石   
  (7a)上端面(7b)両端脚部     (8)
台 (9)低摩擦滑動体   (9a)支持部(10)空隙
       (11)分岐ステータ(lla) (1
2a)下面    (llb)上面(IIC):]イル
      (11d) (12b)内端面(12)ヨ
ーク部材    (13) (14)連結部(15)ス
ペーサ     (16)ステータカバーイtglる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 間仕切を要する空間の上方に設けられ、下面が平坦な感
    磁性材からなり、かつ間仕切パネルの幅方向に沿って、
    駆動コイルを配置したリニアモータの第1のステータと
    、 間仕切を要する空間の上方に設けられ、下面が平坦な感
    磁性材からなり、かつ第1のステータと下面を同一平面
    となすとともに、間仕切パネルの幅方向と直交する方向
    に駆動コイルを配置した第2のステータとを備える磁気
    懸下自走式間仕切装置における2次元ステータ構造であ
    って、 第1のステータと第2のステータの連結部に、連結磁路
    の断面積の不足を補う磁路の側路を設けて、両ステータ
    を連結したことを特徴とする磁気懸下自走式間仕切装置
    における2次元ステータ構造。
JP29546890A 1990-11-02 1990-11-02 磁気懸下自走式間仕切装置における2次元ステータ構造 Pending JPH04169683A (ja)

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