JPH04169605A - 屋内人工スキー場用断熱床構造 - Google Patents
屋内人工スキー場用断熱床構造Info
- Publication number
- JPH04169605A JPH04169605A JP29638490A JP29638490A JPH04169605A JP H04169605 A JPH04169605 A JP H04169605A JP 29638490 A JP29638490 A JP 29638490A JP 29638490 A JP29638490 A JP 29638490A JP H04169605 A JPH04169605 A JP H04169605A
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- JP
- Japan
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- layer
- side wall
- upper side
- floor
- flange portion
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は屋内人ニスキー場の断熱床構造に関するもの
である。
である。
[従来の技術]
第3図は屋内人ニスキー場を鉄骨構造で作る場合の横断
面図(傾斜面に直角な断面)を示した図である。図にお
いて、屋内人ニスキー場1は、基礎2に立設された柱3
の上に形成した床部4、床部4の両側に立設された壁部
5、壁部5の上端に架は渡された屋根部6から構成され
ている。屋内人ニスキーは屋内を−3〜−5℃の低温に
維持し、ゲレンデを形成するために床の上に造雪機によ
り約50口の雪を積雪させてゲレンデを作る。
面図(傾斜面に直角な断面)を示した図である。図にお
いて、屋内人ニスキー場1は、基礎2に立設された柱3
の上に形成した床部4、床部4の両側に立設された壁部
5、壁部5の上端に架は渡された屋根部6から構成され
ている。屋内人ニスキーは屋内を−3〜−5℃の低温に
維持し、ゲレンデを形成するために床の上に造雪機によ
り約50口の雪を積雪させてゲレンデを作る。
屋内人ニスキー場では、気温が高い(夏期は30〜43
°Cになる)屋外から屋内への入熱を断熱するため、床
部4、壁部5および屋根部は断熱構造とする必要がある
。特に、屋内人ニスキー場の床の上に歯、雪の滑りを防
止するためのスノーマット(防水ネットに短繊維を植毛
した人工芝状のもの)や排水樋を形成するシート防水層
か張り付けられており、この上に雪を積もらせる。積雪
は、滑降に使用すると雪面が汚損されるので、汚損され
た雪の上に新雪を積もらせ、底部の雪を溶かして積雪の
新陳代謝を図る必要がある。従って、スノーマットや排
水樋を形成するシート防水層の上は常時水に覆われてい
るので、シート防水層または防湿層から漏水し、断熱材
に浸水すると断熱床の断熱能力が低下するので、断熱床
には防湿が施されねばならない。特開昭60−1764
2号公報に冷凍倉庫の壁等に使用する断熱材(ポリスチ
レン発泡板)にアルミ箔や非発泡フィルムを貼って、水
蒸気が断熱材に浸透することを防止することが記載され
ているが、前記のような条件の屋内人ニスキー場に適し
た断熱床構造は、未だ公開されていない。
°Cになる)屋外から屋内への入熱を断熱するため、床
部4、壁部5および屋根部は断熱構造とする必要がある
。特に、屋内人ニスキー場の床の上に歯、雪の滑りを防
止するためのスノーマット(防水ネットに短繊維を植毛
した人工芝状のもの)や排水樋を形成するシート防水層
か張り付けられており、この上に雪を積もらせる。積雪
は、滑降に使用すると雪面が汚損されるので、汚損され
た雪の上に新雪を積もらせ、底部の雪を溶かして積雪の
新陳代謝を図る必要がある。従って、スノーマットや排
水樋を形成するシート防水層の上は常時水に覆われてい
るので、シート防水層または防湿層から漏水し、断熱材
に浸水すると断熱床の断熱能力が低下するので、断熱床
には防湿が施されねばならない。特開昭60−1764
2号公報に冷凍倉庫の壁等に使用する断熱材(ポリスチ
レン発泡板)にアルミ箔や非発泡フィルムを貼って、水
蒸気が断熱材に浸透することを防止することが記載され
ているが、前記のような条件の屋内人ニスキー場に適し
た断熱床構造は、未だ公開されていない。
[発明が解決しようとする課題]
屋内人ニスキー場の断熱床は、次のような条件が満足さ
れねばならない。
れねばならない。
(1) 断熱床は傾斜して設けなければならず、傾斜
によって床構成部材に滑り(ずれ)が生してはならない
。
によって床構成部材に滑り(ずれ)が生してはならない
。
(2) 床の上に張り付けられているシート防水層ま
たは防湿層から漏水しても、断熱床を構成する断熱材に
浸水しないようにしなければならない。
たは防湿層から漏水しても、断熱床を構成する断熱材に
浸水しないようにしなければならない。
(3) 断熱床の取付けが、短期間でできる。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記のような問題点を解決しようとするもので
、直方形の天板の外縁から下に延びる上部側壁が形成さ
れ、上部側壁の下端外周に水平に延びるフランジ部が形
成され、フランジ部の外縁から下に延びる下部側壁が形
成された鋼板製枠の内部の下部に断熱材の外周をアルミ
箔付きシート防湿層を形成し、更にアルミ箔付きシート
防湿層の上面および側面にシート防水層を被覆した断熱
材層を設け、断熱材層の上部に押えコンクリート層を設
けて構成した断熱床ユニットをコンクリート基盤のアン
カーボルトにナツト締めすることを特徴とする屋内人工
スキー場用断熱床構造である。
、直方形の天板の外縁から下に延びる上部側壁が形成さ
れ、上部側壁の下端外周に水平に延びるフランジ部が形
成され、フランジ部の外縁から下に延びる下部側壁が形
成された鋼板製枠の内部の下部に断熱材の外周をアルミ
箔付きシート防湿層を形成し、更にアルミ箔付きシート
防湿層の上面および側面にシート防水層を被覆した断熱
材層を設け、断熱材層の上部に押えコンクリート層を設
けて構成した断熱床ユニットをコンクリート基盤のアン
カーボルトにナツト締めすることを特徴とする屋内人工
スキー場用断熱床構造である。
[作用コ
枠内の下部に断熱材層を設け、その上に押えコンクリー
ト層を設けることにより、断熱床ユニットを傾斜面に取
り付けても、これらの層の間にずれが生じない。また、
天板を設けているのて枠内への浸水を防止することがで
き、枠内に湿気入ってもアルミ箔付きシート防湿層によ
り断熱材に湿気が侵入することがない。
ト層を設けることにより、断熱床ユニットを傾斜面に取
り付けても、これらの層の間にずれが生じない。また、
天板を設けているのて枠内への浸水を防止することがで
き、枠内に湿気入ってもアルミ箔付きシート防湿層によ
り断熱材に湿気が侵入することがない。
また、断熱床ユニットをコンクリート基盤のアンカーボ
ルトに締めっけることにより、断熱床ユニットは強固に
固定される。尚、天板の形状は直方形に限るものではな
い。
ルトに締めっけることにより、断熱床ユニットは強固に
固定される。尚、天板の形状は直方形に限るものではな
い。
[実施例]
本発明の実施例を図面に基づいて以下に説明する。本発
明の断熱床は、その平面の大きさか3〜10m(縦)x
3〜lOm(横)に作られ、屋内人ニスキー場のコンク
リート基盤の上に並べて取り付けられ、ゲレンデの傾斜
面を形成する。第4図はコンクリート基盤の上に取り付
けられた断熱床lOの平面の一部を示す図で、並べて取
り付けた断熱床lOと隣接する断熱床lOの間に融雪水
を排水する排水@19を設けている。
明の断熱床は、その平面の大きさか3〜10m(縦)x
3〜lOm(横)に作られ、屋内人ニスキー場のコンク
リート基盤の上に並べて取り付けられ、ゲレンデの傾斜
面を形成する。第4図はコンクリート基盤の上に取り付
けられた断熱床lOの平面の一部を示す図で、並べて取
り付けた断熱床lOと隣接する断熱床lOの間に融雪水
を排水する排水@19を設けている。
第1図および第2図において、断熱床ユニットlOは、
直方形の天板12の外縁から下に延びる上部側壁13が
形成され、上部側壁13の下端外周に水平に延びるフラ
ンジ部14が形成され、フランジ部14の外縁から下に
延びる下部側壁が形成された鋼板製枠11と、鋼板製枠
11の下部に設けた断熱材(ポリスチレンフオーム等)
の外周をアルミ箔付きシート防湿層17を形成し、更に
アルミ箔付きシート防湿層17の上面および側面にシー
ト防水層19を被覆した断熱材層16と、断熱材層I6
の上部に設けた押えコンクリート層18とから構成され
ている。フランジ部14には、ボルト穴25が間隔的に
開けられており、ボルト穴25に合わせて断熱材層I6
にボルト穴26が開けられている。一方、床部4の上に
打設されたコンクリート基盤23には、断熱床ユニット
のボルト穴に合わせて、アンカーボルト24が間隔的に
植設されている。
直方形の天板12の外縁から下に延びる上部側壁13が
形成され、上部側壁13の下端外周に水平に延びるフラ
ンジ部14が形成され、フランジ部14の外縁から下に
延びる下部側壁が形成された鋼板製枠11と、鋼板製枠
11の下部に設けた断熱材(ポリスチレンフオーム等)
の外周をアルミ箔付きシート防湿層17を形成し、更に
アルミ箔付きシート防湿層17の上面および側面にシー
ト防水層19を被覆した断熱材層16と、断熱材層I6
の上部に設けた押えコンクリート層18とから構成され
ている。フランジ部14には、ボルト穴25が間隔的に
開けられており、ボルト穴25に合わせて断熱材層I6
にボルト穴26が開けられている。一方、床部4の上に
打設されたコンクリート基盤23には、断熱床ユニット
のボルト穴に合わせて、アンカーボルト24が間隔的に
植設されている。
鋼板製枠11の内部に押えコンクリート層18および断
熱材層16を形成する方法は、鋼板製枠11の天板12
を下にして置き、上部側壁13部分に押えコンクリート
層18を打設し、押えコンクリートの上面(断熱床ユニ
ット取付は時には下面)および下部側壁の内側にシート
防水層19を貼着した後、断熱材層15を取り付ける。
熱材層16を形成する方法は、鋼板製枠11の天板12
を下にして置き、上部側壁13部分に押えコンクリート
層18を打設し、押えコンクリートの上面(断熱床ユニ
ット取付は時には下面)および下部側壁の内側にシート
防水層19を貼着した後、断熱材層15を取り付ける。
なお、押えコンクリート層18および断熱材層を鋼板製
枠11に固定するために、側壁の内側に図示しないアン
カー(止め金具)が設けられている。
枠11に固定するために、側壁の内側に図示しないアン
カー(止め金具)が設けられている。
断熱床ユニット10は、コンクリート基盤23のアンカ
ーボルト24に、断熱床ユニットlOのボルト穴25(
および26)を合わせ、吊り降ろしナツト締めして取り
付ける。その後、隣接する上部側壁13間の空所に断熱
材21を充填する。
ーボルト24に、断熱床ユニットlOのボルト穴25(
および26)を合わせ、吊り降ろしナツト締めして取り
付ける。その後、隣接する上部側壁13間の空所に断熱
材21を充填する。
鋼板製枠11の上縁部、上部側壁13の上部および断熱
材21の上部で形成される樋状空所にシート防水層19
を貼着して樋20を形成する。断熱床ユニット10の上
部(天板12の上面)および樋20の上部にスノーマッ
ト23を貼り付ける。
材21の上部で形成される樋状空所にシート防水層19
を貼着して樋20を形成する。断熱床ユニット10の上
部(天板12の上面)および樋20の上部にスノーマッ
ト23を貼り付ける。
[発明の効果]
本発明の屋内人ニスキー場の断熱床構造は上記のように
構成されているから次のような効果が得られる。
構成されているから次のような効果が得られる。
(1)傾斜面に取り付けても、断熱床構成部材のずれが
発生しない。
発生しない。
(2)枠が天板を有しているから1、排水樋および上部
コンクリートのシート防水層から漏水しても、枠内部に
浸水しない。また、枠内に湿気が入っても断熱材の外周
を包んでいるアルミ箔付きシート防湿層によって湿気の
侵入が防げるから断熱能力が低下しない。
コンクリートのシート防水層から漏水しても、枠内部に
浸水しない。また、枠内に湿気が入っても断熱材の外周
を包んでいるアルミ箔付きシート防湿層によって湿気の
侵入が防げるから断熱能力が低下しない。
(3)断熱床を工場で制作することができるから、屋内
人ニスキー場での断熱床の取付けが短期間でできる。
人ニスキー場での断熱床の取付けが短期間でできる。
第1図は本発明の断熱床構造を示す図、第2図は第1図
の鋼板製枠の斜視図、第3図は鉄骨構造で作る屋内人ニ
スキー場の横断面図、第4図はコンクリート基盤上に取
り付けた断熱床ユニットの一部平面図である。 IO・・・断熱床ユニット、11・・・鋼板製枠、12
・・・天板、I3・・・上部側壁、14・・・フランジ
部、15−・・下部側壁、16・・・断熱材層、17・
・アルミ箔付きシート防湿層、18・・・押えコンクリ
ート層、23・・・コンクリート基盤、24・・・アン
カーボルト。
の鋼板製枠の斜視図、第3図は鉄骨構造で作る屋内人ニ
スキー場の横断面図、第4図はコンクリート基盤上に取
り付けた断熱床ユニットの一部平面図である。 IO・・・断熱床ユニット、11・・・鋼板製枠、12
・・・天板、I3・・・上部側壁、14・・・フランジ
部、15−・・下部側壁、16・・・断熱材層、17・
・アルミ箔付きシート防湿層、18・・・押えコンクリ
ート層、23・・・コンクリート基盤、24・・・アン
カーボルト。
Claims (2)
- (1)天板の外縁から下に上部側壁を形成し、上部側壁
の下端部外周に水平に外に延びるフランジ部が形成し、
さらに、フランジ部の外縁から下に下部側壁を形成した
鋼板製枠の内部の下部に断熱材の外周をアルミ箔付きシ
ート防湿層を形成し、更にアルミ箔付きシート防湿層の
上面および側面にシート防水層を被覆した断熱材層を設
け、断熱材層の上部に押えコンクリート層を設けて構成
した断熱床ユニットのフランジ部に開孔したボルト穴に
直したコンクリート基盤のアンカーボルトにナットを締
めて固定することを特徴とする屋内人工スキー場用断熱
床構造。 - (2)上記において天板の形状が直方形をしたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29638490A JPH04169605A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 屋内人工スキー場用断熱床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29638490A JPH04169605A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 屋内人工スキー場用断熱床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04169605A true JPH04169605A (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=17832851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29638490A Pending JPH04169605A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 屋内人工スキー場用断熱床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04169605A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103216078A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-07-24 | 重庆四达试验设备有限公司 | 一种大型高低温湿热试验室地板用隔热模块及模块化地板 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29638490A patent/JPH04169605A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103216078A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-07-24 | 重庆四达试验设备有限公司 | 一种大型高低温湿热试验室地板用隔热模块及模块化地板 |
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