JPH04168604A - ディジタルデータの磁気記録装置 - Google Patents

ディジタルデータの磁気記録装置

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JPH04168604A
JPH04168604A JP2294673A JP29467390A JPH04168604A JP H04168604 A JPH04168604 A JP H04168604A JP 2294673 A JP2294673 A JP 2294673A JP 29467390 A JP29467390 A JP 29467390A JP H04168604 A JPH04168604 A JP H04168604A
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data
tape
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magnetic
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JP2294673A
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Yukio Kubota
幸雄 久保田
Youichirou Senshiyuu
専修 陽一郎
Akihiro Uetake
昭浩 上竹
Shinichi Hasegawa
真一 長谷川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタルビデオ信号、ディジタルオーデ
ィオ信号、サブデータ等のディジタルデータを磁気テー
プに記録する磁気記録装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、入力ディジタル画像信号を複数の画素デー
タからなるブロック単位のデータに変換するブロック化
回路と、このブロック化回路の出力データをブロック単
位に圧縮符号化する符号化回路と、この符号化回路の出
力符号化データをチャンネル符号化するチャンネル符号
化回路とを有し、このチャンネル符号化回路の出力デー
タを回転ドラムに装着された磁気ヘッドによって磁気テ
ープに記録するようにしたディジタル画像信号の磁気記
録再生装置において、 画像データ、オーディオデータ及び付加コードを所定の
配列で磁気テープに記録すると共に、磁気テープを回転
ドラムに巻き付ける巻き付け角を180°より小に選定
することにより、テープローディング機構の構成を簡単
とし、また、テープ走行を安定とできるようにしたもの
である。
[従来の技術] 近年、カラービデオ信号をディジタル化して磁気テープ
等の記録媒体に記録するディジタルV’TRとしては、
放送局用のD1フォーマットのコンポーネント形のディ
ジタルVTR及びD2フォーマットのコンポジット形の
ディジタルVTRが実用化されている。
前者のD1フォーマットのディジタルVTRは、輝度信
号及び第1、第2の色差信号を夫々13゜5M)Iz、
6.75MHzのサンプリング周波数でA/D変換した
後所定の信号処理を行ってテープ上に記録するもので、
これらコンボ−7ント成分のサンプリング周波数の比が
4:2:2であるところから、4:2:2方式とも称さ
れている。
後者のD2フォーマットのディジタルVTRは、コンポ
ジットカラービデオ信号をカラー副搬送波信号の周波数
fscの4倍の周波数の信号でサンプリングを行ってA
/D変換し、所定の信号処理を行った後、磁気テープに
記録するようにしている。
これらディジタルVTRは、共に放送局用に使用される
ことを前提として設計されているため、画質最優先とさ
れ、■サンプルが例えば8ビツトにA/D変換されたデ
ィジタルカラービデオ信号を実質的に圧縮することなし
に、記録するようにしている。
一例として、前者のD1フォーマットのディジタルVT
Rのデータ量について説明する。
カラービデオ信号の情報量は、上述のサンプリング周波
数で、各サンプル当り8ビツトでA/D変換した場合に
、約216Mbps (メガビット/秒)の情報量とな
る。このうち水平及び垂直のブランキング期間のデータ
を除くと、1水平期間の輝度信号の有効画素数が720
、色差信号の有効画素数が360となり、各フィールド
の有効走査線数がNTSC方式(525/60)では2
50となるので、1秒間の映像信号のデータ1lDvは D v =(720+360 +360)X8 X25
0 X60=172.8  M b p  s となる。
PAL方式(625150)でもフィールド毎の有効走
査線数が300で、1秒間でのフィールド数が50であ
ることを考慮すると、そのデータ量がNTSC方式と等
しくなることが判る。これらのデータにエラー訂正及び
フォーマット化のための冗長成分を加味すると、映像デ
ータのビットレートが合計で約205.8Mbpsとな
る。
また、オーディオ・データDaは約12.8Mbpsと
なり、更に編集用のギャップ、プリアンプル、ポストア
ンブル等の付加データDoが約6゜6 M b p s
となるので、記録データ全体の情報量Dtは以下の通り
となる。
Dt=Dv+Da+D。
=172.8 +12.8+6.6 =225.2 M
 b p sこの情報量を有するデータを記録するため
、DlフォーマットのディジタルVTRでは、トラック
パターンとして、NTSC方式では1フイールドで10
トラツク、また、PAL方式では12トラツクを用いる
セグメント方式が採用されている。
また、記録テープとしては19m−幅のものが使用され
、テープ厚みは13μmと16μmの2種類があり、こ
れを収納するカセットには大、中、小の3種類のものが
用意されている。これらのテープに上述したフォーマッ
トで情報データを記録しているため、データの記録密度
としては約20゜4μrrf/bit程度となっている
。記録密度が高いと、符号間干渉或いはヘッド・テープ
の!磁変換系の非線形性による波形劣化によって、再生
出力データのエラーが発生し易くなる。従来の記録密度
としては、エラー訂正符号化を行っているとしても、上
述の数値が限界であった。
以上のパラメータを総合すると、D1フォーマットのデ
ィジタルVTRの各サイズのカセットの再生時間は下記
の通りとなる。
このようにD1フォーマットのディジタルVTRは放送
局のVTRとして、画質最優先の性能を求めたものとし
ては十分のものであるが、19t+w幅を有するテープ
を装着した大型のカセットを使用しても、高々1.5時
間程度の再生時間しか得られず、家庭用のVTRとして
使用するには、頗る不適当なものといえる。
一方、現在家庭用VTRとしては、β方式、■H3方式
、811111方式等が実用化されているがいずれもア
ナログ信号の形態で記録・再生を行うもので、夫々の画
質がかなり改良されているものの、例えばカメラで撮像
して記録したものをダビングしてコピーしようとした時
、このダビングの段階でかなりの画質劣化が生じ、これ
を複数回繰り返した場合には、はとんど鑑貰に耐えられ
ないものとなってしまう欠点があった。
従って、記録情報量を再生歪みが少ないような形で圧縮
し、かつ記録密度をあげることによって、テープ幅が8
mm或いはそれ以下の幅狭の磁気テープを使用しても、
長時間の記録が可能なディジタルデータの磁気記録装置
が本願出願人により考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
回転ヘッド形のアナログVTRでは、連続的に再生信号
を必要とするために、180°対向ヘツド等を用いて、
カラービデオ信号を記録・再生していた。従って、カラ
ービデオ信号以外のオーディオデータ、サブデータをも
、トラックに付加的に記録しようとすると、8■m V
 T Rのように、テープ巻き付け角を180°以上と
し、オーバーラツプ区間にこれらのデータを記録してい
る。
しかしながら、180°以上の巻き付け角の場合では、
回転するドラムの影響によりテープ走行が不安定となっ
たり、テープローディングを行う機構が複雑になる問題
があった。
従って、この発明の目的は、テープ巻き付け角を180
°より小さくすることにより、これらの問題が解決され
たディジタルデータ夕の磁気記録再生装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、入力ディジタル画像信号を複数の画素デー
タからなるブロック単位のデータに変換するブロック化
回路(5,6)と、ブロック化回路(5,6)の出力デ
ータをブロック単位に圧縮符号化する符号化回路(8)
と、符号化回路(8)の出力符号化データをチャンネル
符号化するチャンネル符号化回路(11)と、入力ディ
ジタルオーディオ信号を符号化するオーディオ信号符号
化回路(15)と、制御用の付加コードを発生する付加
コード発生回路を有し、チャンネル符号化回路(11)
の出力画像データ、オーディオ信号符号化回路(11)
の出力オーディオデータ及び付加コード発生回路の出力
付加コードを回転ドラムに装着された磁気ヘッド(13
A、13B)によって磁気テープ(78)に記録するよ
うにしたディジタルデータの磁気記録装置において、画
像データ、オーディオデータ及び付加コードを所定の配
列で磁気テープ(78)に記録すると共に、磁気テープ
(78)を回転ドラムに巻き付ける巻き付け角を180
°より小に選定したことを特徴とするディジタルデータ
の磁気記録装置である。
〔作用〕
磁気テープ78の回転ドラムへの巻き付け角が180°
より小とされているので、回転ドラムに影響されてテー
プ走行が不安定となったり、テープローディング機構が
複雑となる問題を解消することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について説明する。
この説明は、下記の順序に従ってなされる。
a、信号処理部 す、ブロック符号化 C,チャンネルエンコーダ及びチャンネルデコーダ d、ヘッド・テープ系 e、電磁変換系 f、テープローディング機構 a、信号処理部 まず、この−実施例中のディジタルVTRの信号処理部
について説明する。
第1図は記録側の構成を全体として示すものでアル。I
Y、IU、1■、で夫々示す入力端子に例えばカラービ
デオカメラからの三原色信号R1G、Bから形成された
ディジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号U、■が供
給される。この場合、各信号のクロックレートは上述の
D1フォーマットの各コンポーネント信号の周波数と同
一とされる。即ち、夫々のサンプリング周波数が13,
5MHz、6.75MHzとされ、且つこれらの1サン
プル当たりのビット数が8ビツトとされている。
従って、入力端子IY、IU、1■に供給される信号の
データ量としては、上述したように、約216Mbps
となる。この信号のうちブランキング期間のデータを除
去し、有効領域の情報のみをとりだす有効情報抽出回路
2によってデータ量が約167Mbpsに圧縮される。
有効情報抽出回路2の出力の内で輝度信号Yが周波数変
換回路3に供給され、サンプリング周波数が13.5M
Hzからその3/4に変換される。この周波数変換回路
3としては、例えば間引きフィルタが使用され、折り返
し歪みが生じないようになされている。周波数変換回路
3の出力信号がブロック化回路5に供給され、輝度デー
タの順序がブロックの順序に変換される。ブロック化回
路5は、後段に設けられたブロック符号化回路8のため
に設けられている。
第3図は、符号化の単位のブロックの構造を示す。この
例は、3次元ブロックであって、例えば2フレームに跨
がる画面を分割することにより、第3図に示すように、
(4ライン×4画素×2フレーム)の単位ブロックが多
数形成される。第3図において、実線は奇数フィールド
のラインを示し、破線は偶数フィールドのラインを示す
また、有効情報抽出回路2の出力のうち、2つの色差信
号U、■がサブサンプリング及びサプライン回路4に供
給され、サンプリング周波数が夫々6.75M)fzか
らその半分に変換された後、2つのディジタル色差信号
が交互にライン毎に選択され、1チヤンネルのデータに
合成される。従って、このサブサンプリング及びサプラ
イン回路4からは線順次化されたディジタル色差信号が
得られる。この回路4によってサブサンプル及びサプラ
イン化された信号の画素構成を第4図に示す。
第4図において、Oは第1の色差信号Uのサンプリング
画素を示し、Δは第2の色差信号■のサンプリング画素
を示し、×はサブサンプルによって間引かれた画素の位
置を示す。
サブサンプリング及びサプライン回路4の線順次出力信
号がブロック化回路6に供給される。ブロック化回路6
ではブロック化回路5と同様に、テレビジョン信号の走
査の順序の色差データがブロックの順序のデータに変換
される。このブロック化回路6は、ブロック化回路5と
同様に、色差データを(4ライン×4画素×2フレーム
)のブロック構造に変換する。ブロック化回路5及び6
の出力信号が合成回路7に供給される。
合成回路7では、ブロックの順序に変換された輝度信号
及び色差信号が1チヤンネルのデータに変換され、合成
回路7の出力信号がブロック符号化回路8に供給される
。このブロック符号化回路8としては、後述するように
ブロック毎のダイナミックレンジに適応した符号化回路
(ADRCと称する) 、D CT (Discret
e Co51ne Transform)回路等が適用
できる。ブロック符号化回路8の出力信号がフレーム化
回路9に供給され、フレーム構造のデータに変換される
。このフレーム化回路9では、画像系のクロックと記録
系のクロックとの乗り換えが行われる。
また、IAで示す入力端子からディジタルオーディオ信
号が供給され、オーディオ符号化回路15に供給される
。このオーディオ符号化回路15は、DPCMによりオ
ーディオデータのデータ量を圧縮する。オーディオ符号
化回路15の出力データがフレーム化回路9に供給され
、ブロック符号化された画像データと共に、フレーム構
造に変換される。このフレーム化回路9に供給されるオ
ーディオデータは、画像データと関連する意味でリアル
タイムのものである。
フレーム化回路9の出力信号がエラー訂正符号のパリテ
ィ発生回路10に供給され、エラー訂正符号のパリティ
が生成される。パリティ発生回路10の出力信号が混合
回路14に供給される。混合回路14には、パリティ発
生回路16及び17の出力信号が夫々供給される。パリ
ティ発生回路16は、オーディオ符号化回路15の出力
データに対して、エラー訂正符号のパリティを生成する
最初の記録時では、上述のフレーム化回路9に供給され
るオーディオデータとパリティ発注回路16に供給され
るオーディオデータとは、同一のものである。パリティ
発生回路17は、入力端子lSからのサブデータに対す
るエラー訂正符号化の処理を行い、パリティを生成する
混合回路14では、1セグメントの後述する所定の位置
に、これらの画像データ、オーディオデータ、サブデー
タが挿入されたデータを形成する。
混合回路14の出力信号がチャンネルエンコーダ11に
供給され、記録データの低域部分を減少させるようなチ
ャンネルコーディングがなされる。
チャンネルエンコーダ11の出力信号が混合回路18に
供給される。混合回路18には、ATF(自動トラック
追従制御)用のパイロット信号が供給される。このパイ
ロット信号は、記録データと周波数分離できる程度の低
周波の信号である。
混合回路18の出力信号が記録アンプ12A、12Bと
回転トランス(図示せず)を介して磁気ヘッド13A、
13Bに供給され、磁気テープに記録される。
上述の信号処理によって、入力のデータ量216Mbp
sが有効走査期間のみを抽出することによって約167
Mbpsに低減され、更に周波数変換とサブサンプル、
サプラインとによって、これが84Mbpsに減少され
る。このデータは、ブロック符号化回路8で圧縮符号化
することにより、約25Mb p sに圧縮され、その
後のパリティ、オーディオ信号等の付加的な情報を加え
て、記録データ量としては31.56Mbps程度とな
る。
次に、再生側の構成について第2図を参照して説明する
第2図において磁気ヘッド13A、13Bからの再生デ
ータが回転トランス(図示せず)及び再生アンプ21A
、21Bを介してチャンネルデコーダ22及びATF回
路34に夫々供給される。
チャンネルデコーダ22において、チャンネルコーディ
ングの復調がされ、チャンネルデコーダ22の出力信号
がTBC回路(時間軸補正回路)23に供給される。こ
のTBC回路23において、再生信号の時間軸変動成分
が除去される。ATF回路34では、再生されたパイロ
ット信号のビート成分のレベルからトラッキングエラー
信号を発生し、このトラッキングエラー信号が例えばキ
ャプスタンサーボの位相サーボ回路に供給される。
かかるATFの動作は、基本的には、8mmVTRで採
用されているものと同様のものである。
TBC回路23からの再生データがECC回路24.3
7及び39に供給され、エラー訂正符号を用いたエラー
訂正とエラー修整とが行われる。
ECC回路24は、画像データに関するエラー訂正及び
エラー修整を行い、ECC回路37は、オーディオ専用
区間に記録されているオーディオデータのエラー訂正及
びエラー修整を行い、ECC回路39は、サブデータの
エラー訂正を行う、ECC回路37の出力信号がオーデ
ィオ復号回路38に供給され、オーディオ信号の圧縮符
号化の復号がなされる。オーディオ復号回路38の復号
デ−夕が合成回路36に供給される。ECC回路39の
出力端子333には、再生されたサブデータが取り出さ
れる。このサブデータは、図示せずも、VTR全体の動
作を制御するためのシステムコントローラに供給される
。ECC回路24の出力信号がフレーム分解回路25に
供給される。
フレーム分解回路25によって、画像データのブロック
符号化データの各成分が夫々分離されると共に、記録系
のクロックから画像系のクロックへの乗り換えがなされ
る。フレーム分解回路25で分離された各データがブロ
ック復号回路26に供給され、各ブロック単位に原デー
タと対応する復元データが復号される。また、フレーム
分解回路25では、オーディオデータが分離され、この
オーディオデータがオーディオ復号回路35に供給され
、環オーディオデータと対応する復号データが得られる
。この復号されたオーディオデータが合成回路36に供
給される0合成回路36は、入力される二つのオーディ
オ信号のスイッチング或いはクロスフェードによる合成
を行う。
ブロック復号回路26からの画像データの復号データが
分配回路27に供給される。この分配回路27で、復号
データが輝度信号と色差信号に分離される。輝度信号及
び色差信号がブロック分解回路28及び29に夫々供給
される。ブロック分解回路28及び29は、送信側のブ
ロック化回路5及び6と逆に、ブロックの順序の復号デ
ータをラスター走査の順に変換する。
ブロック分解回路28からの復号輝度信号が補間フィル
タ30に供給される。補間フィルタ30では、輝度信号
のサンプリングレートが3fsから4 fs  (4f
s =13. 5M)fz)に変換される。
補間フィルタ30からのディジタル輝度信号Yは出力端
子33Yに取り出される。
一方、ブロック分解回路29からのディジタル色差信号
が分配回路31に供給され、線順次化されたディジタル
色差信号U、■がディジタル色差信号U及びVに夫々分
離される。分配回路31からのディジタル色差信号U、
 Vが補間回路32に供給され、夫々補間される。補間
回路32は、復元された画素データを用いて間引かれた
ライン及び画素のデータを補間するもので、補間回路3
2からは、サンプリングレートが4fsのディジタル色
差信号U及び■が得られ、出力端子33U、33Vに夫
々取り出される。
b、ブロック符号化 上述の第1図におけるブロック符号化回路8としては、
先に本出願人が出願した特願昭59−266407号及
び特願昭59−269866号等に示されるA D R
C(Adaptive Dynamic Range 
C。
ding)エンコーダが用いられる。このADRCエン
コーダは、各ブロックに含まれる複数の画素データの最
大値MAXと最小値MINを検出し、これら最大値MA
X及び最小値MINからブロックのダイナミックレンジ
DRを検出し、このダイナミックレンジDRに適応した
符号化を行い、原画素データのビット数よりも少ないビ
ット数により、再量子′化を行うものである。ブロック
符号化回路8の他の例として、各ブロックの画素データ
をDCT(口1screte Co51ne Tran
sform) した後、二のDCTで得られた係数デー
タを量子化し、量子化データをランレングス・ハフマン
符号化して圧縮符号化する構成を用いても良い。
ここでは、ADRCエンコーダを用い、更にマルチダビ
ングした時にも画質劣化が生じないエンコーダの例を第
5図を参照して説明する。
第5図において、41で示す入力端子に例えばlサンプ
ルが8ビツトに量子化されたディジタルビデオ信号(或
いはディジタル色差信号)が第1図の合成回路7より入
力される。
入力端子41からのブロック化データが最大値、最小値
検出回路43及び遅延回路44に供給される。最大値、
最小値検出回路43は、ブロック毎に最小値MIN、最
大値MAXを検出する。遅延回路44からは、最大値及
び最小値が検出されるのに要する時間、入力データを遅
延させる。遅延回路44からの画素データが比較回路4
5及び比較回路46に供給される。
最大値、最小値検出回路43からの最大値MAXが減算
回路47に供給され、最小値MINが加算回路48に供
給される。これらの減算回路47及び加算回路48には
、ビットシフト回路49がら4ビツト固定長でノンエツ
ジマツチング量子化をした場合の1量子化ステップ幅の
値(△=1/16DR)が供給される。ビットシフト回
路49は、(1/16)の割算を行うように、ダイナミ
ックレンジDRを4ビツトシフトする構成とされている
。減算回路47からは、(MAX−△)のしきい値が得
られ、加算回路48からは、(MIN+Δ)のしきい値
が得られる。これらの減算回路47及び加算回路48か
らのしきい値が比較回路45及び46に夫々供給される
なお、このしきい値を規定する値△は、量子化ステップ
幅に限らず、ノイズレベルに相当する固定値としても良
い。
比較回路45の出力信号がANDゲート50に供給され
、比較回路46の出力信号がANDゲート51に供給さ
れる。ANDゲート50及び51には、遅延回路44か
らの入力データが供給される。比較回路45の出力信号
は、入力データがしきい値より大きい時にハイレベルと
なり、従って、ANDゲート50の出力端子には、(M
AX−MAX−Δ)の最大レベル範囲に含まれる入力デ
ータの画素データが抽出される。比較回路46の出力信
号は、入力データがしきい値より小さい時にハイレベル
となり、従って、ANDゲート51の出力端子には、(
MIN−MIN+△)の最小レベル範囲に含まれる入力
データの画素データが抽出される。
ANDゲート50の出力信号が平均化回路52に供給さ
れ、ANDゲート51の出力信号が平均化回路53に供
給される。これらの平均化回路52及び53は、ブロッ
ク毎に平均値を算出するもので、端子54からブロック
周期のリセット信号が平均化回路52及び53に供給さ
れている。平均化回路52からは、(MAX−MAX−
Δ)の最大レベル範囲に属する画素データの平均値MA
χ′が得られ、平均化回路53からは、(MIN〜MI
N+△)の最小レベル範囲に属する画素データの平均値
MIN’が得られる。平均値MAX゛から平均値MIN
’が減算回路55で減算され、減算回路55からダイナ
ミックレンジDR’が得られる。
また、平均値MIN′が減算回路56に供給され、遅延
回路57を介された人力データから、平均値MIN”が
減算回路56において減算され、最小値除去後のデータ
PDIが形成される。このデータPDI及び修整された
ダイナミックレンジDR’が量子化回路58に供給され
る。この実施例では、量子化に割り当てられるビット数
nがOビット(コード信号を伝送しない)、1ビツト、
2ビツト、3ビツト、4ビツトの何れかとされる可変長
のADRCであって、エツジマツチング量子化がなされ
る。割り当てビット数nは、ブロック毎にビット数決定
回路59において決定され、ビット数nのデータが量子
化回路58に供給される。
可変長ADRCは、ダイナミックレンジDR’が小さい
ブロックでは、割り当てビット数nを少なくし、ダイナ
ミックレンジDR”が大きいブロックでは、割り当てビ
ット数nを多くすることで、効率の良い符号化を行うこ
とができる。即ち、ビット数nを決定する際のしきい値
をT1〜T4(Tl<T2<T3<T4)とすると、(
DR’〈T1)のブロックは、コード信号が伝送されず
、ダイナミックレンジDR’の情報のみが伝送され、(
TI≦DR′<72)のブロックは、(n=1)とされ
、(T2≦DR′<T3)のブロックは、(n=2)と
され、(T3≦DR’<T4)のブロックは、(n=3
)とされ、(DR′≧T4)のブロックは、(n=4)
とされる。
かかる可変長ADRCではしきい値Tl〜T4を変える
ことで、発生情報量を制御すること(所謂バッファリン
グ)ができる。従って、■フィールド或いは、1フレー
ム当たりの発生情報量を所定値にすることが要求される
この発明のディジタルVTRのような伝送路に対しても
可変長ADRCを適用できる。
第5図において、60は、発生情報量を所定値にするた
めのしきい値Tl−T4を決定するバッファリング回路
を示す。バッファリング回路60では、しきい値の&1
l(Tl、1゛2、T3、T4)が複数例えば32組用
意されており、これらのしきい値の組がパラメータコー
ドPi(i=o、1.2、・・、31)により区別され
る。パラメータコードPiの番号iが大きくなるに従っ
て、発生情報量が単調に減少するように、設定されてい
る。
但し、発生情報量が減少するに従って、復元画像の画質
が劣化する。
バッファリング回路60からのしきい値Tl〜T4が比
較回路61に供給され、遅延回路62を介されたダイナ
ミックレンジDR′が比較回路61に供給される。遅延
回路62は、バッファリング60でしきい値の組が決定
されるのに要する時間、DR’を遅延させる。比較回路
61では、ブロックのダイナミックレンジDR′と各し
きい値とが夫々比較され、比較出力がビット数決定回路
59に供給され、そのブロックの割り当てビット数nが
決定される。量子化回路58では、ダイナミックレンジ
DR’と割り当てビット数nとを用いて遅延回路63を
介された最小値除去後のデータPDIがエツジマツチン
グの量子化により、コード信号DTに変換される。量子
化回路58は、例えばROMで構成されている。
遅延回路62及び64を夫々介して修整されたダイナミ
ックレンジDR’、平均値MIN′が出力され、更にコ
ード信号DTとしきい値の組を示すパラメータコードP
iが出力される。この例では、−旦ノンエッジマッチ量
子化された信号が新たなダイナミックレンジ情報に基づ
いて、エツジマツチ量子化されているためにダビングし
た時の画像劣化は少ないものとされる。
C,チャンネルエンコーダ及びチャンネルデコーダ 次に第1図のチャンネルエンコーダ11及びチャンネル
デコーダ22について説明する。これら回路の詳細につ
いては、本件出願人が出願した特願平1−143491
号にその具体構成が開示されているが、その概略構成に
ついて第6図及び第7図を参照して説明する。
第6図において、71は、第1図のパリティ発生回路1
0の出力が供給される適応型スクランブル回路で、複数
のM系列のスクランブル回路が用意され、その中で入力
信号に対し最も高周波成分及び直流成分の少ない出力が
得られるようなM系列が選択されるように構成されてい
る。72がパーシャルレスポンス・クラス4検出方式の
ためのプリコーダで1/1−D”  (Dは単位遅延用
回路)の演算処理がなされる。このプリコーダ出力を記
録アンプ12A、12Bを介して磁気ヘッド13A、1
3Bにより、記録・再生し、再生出力を再生アンプ21
A、21Bによって増幅するようになされている。
チャンネルデコーダ22の構成を示す第7図において、
73がパーシャルレスポンス・クラス4の再生側の演算
処理回路を示し、1+Dの演算が再生アンプ21A、2
1Bの出力に対して行われる。74が所謂ビタビ復号回
路を示し、演算処理回路73の出力に対してデータの相
関性や確からしさ等を用いた演算により、ノイズに強い
データの復号が行われる。このビタビ復号回路74の出
力がデスクランブル回路75に供給され、記録側でのス
クランブル処理によって並びかえられたデータが元の系
列に戻されて原データが復元される。
この実施例において用いられるビタビ復号回路74によ
って、ビット毎の復号を行う場合よりも、再生C/N換
算で3dBの改良が得られる。
d、テープ・ヘッド系 上述の磁気ヘンド13A及び13Bは、第8図Aに示す
ように、回転ドラム76に対して、180°の対向間隔
で取りつけられている。或いは第8図Bに示すように、
磁気ヘッド13A及び13Bが一体構造とされた形でド
ラム76に取りつけられる。ドラム76の周面には、1
80′より少ない巻き付け角で磁気テープ(図示せず)
が斜めに巻きつけられている。第8図Aに示すヘッド配
置では、磁気テープに対して磁気ヘッド13A及び13
Bが略々交互に接し、第8図Bに示すヘッド配置では、
磁気ヘッド13A及び13Bが同時に磁気テープを走査
する。
磁気ヘッド13A及び13Bの夫々のギャップの延長方
向(アジマス角と称する)が異ならされている。例えば
第9図に示すように、磁気ヘッド13Aと13Bとの間
に、±20°のアジマス角が設定されている。このアジ
マス角の相違により、磁気テープには、第10図に示す
ような記録パターンが形成される。この第10図から判
るように、磁気テープ上に形成された隣合うトラックT
A及びTBは、アジマス角が相違した磁気ヘッド13A
及び13Bにより夫々形成されたものとなる。
従って、再生時には、アジマス損失により、隣合うトラ
ック間のクコストーク量を低減することができる。
第11図A及び第11図Bは、磁気へ・ンド】3A、1
3Bを一体構造(所謂ダブルアジマスヘッド)とした場
合のより具体的な構成を示す。例えば150rps  
(NTS C方式)の高速で回転される上ドラム76に
対して、一体構造の磁気ヘッド13A及び13Bが取り
つけられ、下ドラム77が固定とされている。従って、
磁気テープ78には、1フイールドのデータが5本のト
ラックに分割して記録される。このセグメント方式によ
り、トランクの長さを短(することができ、トラックの
直線性のエラーを小さくできる。磁気テープ78の巻き
付け角θが例えば166°とされ、ドラム系φが16.
5”!Jとされている。
また、ダブルアジマスヘッドを使用し、同時記録を行っ
ている。通常、上ドラム76の回転部の偏心等により、
磁気テープ78の振動が生じ、トラックの直線性のエラ
ーが発生する。第12図Aに示すように、磁気テープ7
8が下側に押さえつけられ、また、第12図Bに示すよ
うに、磁気テープ78が上側に引っ張られ、これにより
磁気テープ78が振動し、トラックの直線性が劣化する
しかしながら、180°で一対の磁気ヘッドが対向配置
されたものと比較して、ダブルアジマスヘッドで同時記
録を行うことで、かかる直線性のエラー量を小さくでき
る。更に、ダブルアジマスヘッドは、ヘッド間の距離が
小さいので、ベアリング調整をより正確に行うことがで
きる利点がある。
このようなテープ・ヘッド系により、狭い幅のトラック
の記録・再生を行うことができる。
e、!磁変換系 次に、この発明に用いられる!磁変換系について説明す
る。
まず、記録媒体としての磁気テープは次のような方法で
製造される。
すなわち、厚さ7μmのポリエチレンフタレー) (P
ET)フィルムよりなるベース上に、アクリル酸エステ
ル系ラテックスを主成分とするエマルジョンを含有した
液を塗布した後、乾燥を行い、ベースの一生面上に上記
エマルジョン微粒子よりなる微小突起を形成する。この
ような処理を施したベースの表面粗さは、中心線平均粗
さR,で0.0015μm、また微小突起の密度は約5
00万個/閣2であった。
この後、第13図に示す真空蒸着装置を用い、次のよう
にして上記ベース上にCoを主成分とする磁性層を酸素
雰囲気中で斜め蒸着により形成する。
第13図において、符号81a、81bは真空槽、82
は間仕切り板、83は真空排気弁である。
84はベースBの供給ロール、85は巻き取りロール、
86はガイドロール、87a、87bはベースBをガイ
ドする円筒型のクーリングキャンである。また、88a
、88bはCoの蒸発源、89a、89bはそれぞれ蒸
発源88a、88bを加熱する電子ビームである。90
a、90bはベースBに対する蒸発ビームの入射角を規
制するための遮蔽板、91a、91bは酸素ガスの導入
パイプである。
このように構成された真空蒸着装置において、ベースB
は供給ロール84からクーリングキャン87a、ガイド
ロール86、クーリングキャン87b、巻き取りロール
85の順に移送される。このとき、クーリングキャン8
7a、87bにおいて、酸素雰囲気中で2層OCO層よ
りなる磁性層が斜め蒸着により形成される。
この真空蒸着は、真空槽81a、81bを真空度I X
 10−’Torrに保ちながら、これらの真空槽81
a、81b内に導入バイブ91a、91bにより酸素ガ
スを250cc/winの割合で導入しながら行う。こ
の場合、ベース已に対する蒸発ビームの入射角は45〜
90°の範囲とする。また、Co層はクーリングキャン
87a、87bにおいてそれぞれ1000人の厚さに蒸
着され、磁性層全体の厚さが2000人とされる。
このようにして2層OCO層よりなる磁性層が形成され
たベースBに、カーボン及びエポキシ系バインダーより
なるバックコートとパーフルオロポリエーテルよりなる
潤滑剤のトップコートとを施した後、これを8−幅に裁
断して磁気テープを作製する。
最終的に得られた磁気テープの特性は、残留磁束密度B
、=4150G、抗磁力Hc=16900e、 Rs 
= 79%であった。また、この磁気テープの表面粗さ
は、ベースBの表面粗さを反映して、中心線平均粗さR
,で0.0015μmと極めて小さかった。
なお、表面粗さの測定は、通常JIS  BO601に
より行われるが、今回の測定は下記条件により行った。
測定器:タリステップ(ランクテーラ−社製)針径:Q
、2X0.2μm、角型針 針圧:2−g バイパスフィルター:0.33七 第14図はこの発明に用いられる記録用磁気ヘッドを示
す。
第14図に示すように、この磁気ヘッドは、単結晶Mn
−Znフェライトコア101A、101B上にスパッタ
法により形成されたFe−Ga−3i−Ru系軟磁性層
102.103間にギャップ104を有している。この
ギャップ104のトラック幅方向の両側にはガラス10
5.106が充填され、これによってトラック幅が約4
μm幅に規制されている。107は巻線孔であり、この
巻線孔107に記録用コイル(図示せず)が巻装される
。この磁気ヘッドの実効ギャップ長は0゜20μmであ
る。
この磁気ヘッドは、ギャップ104の近傍に飽和磁束密
度BSが14.5kGのFe−Ga−3i−Ru系軟磁
性層102.103を用いているため、高抗磁力の磁気
テープに対してもヘッドの磁気飽和を生じることなく記
録を行うことができる。
以上のようなMEテープと磁気ヘッドを用いることによ
って、1.25μm2/bit以下の記録密度が実現さ
れる。
即ち、上述したように、5μmのトラック幅に対して最
短波長0.5μmの信号を記録することによって1.2
5μm”/bitが実現される。
ところが、再生出力のC/Nは記録波長及びトラック幅
が減少するに従って劣化することが知られており、この
劣化をおさえるために、上述した構成のテープ及びヘッ
ドが使用されている。
本出願人が、1988年に8mmMEテープを使用して
トラックピッチ15μmで最短波長0゜5μmのディジ
タルVTRを試作した。この時は40mm径の回転ドラ
ムを使用して5Qrpmでこのドラムを回転させ、記録
再生を行った。このシステムでは記録波長1μmに対シ
て、51dBのC/Nが得られた。そのシステムのビッ
ト・エラーレートが4X10−Sであった。
この発明の実施例のように、5μm幅のトラックを使用
すると、同一の仕様で約44dBのC/Nしか得られず
画質が劣化することになる。この7 d B C/N劣
化を補うために、上述したこの発明の構成が用いられる
ことになる。
即ち、−船釣に記録及び再生中のテープとヘッドの間の
スペーシングが大きくなれば信号出力レベルが低下する
ことが知られており、このスペーシングの量がテープの
平坦度に依存することも知られている。又、塗布型テー
プの場合、テープの平坦度は塗布側に依存するが、蒸着
テープの場合では、ベースそのものの平坦度に依存する
ことが知られている。上述の実施例では、ベースフィル
ムの表面粗度を極力小に選定することによりC/Nが1
dB上昇するという実験結果が得られた。
又、上述した実施例の蒸着材料、蒸着方法を用いること
により、1988年の時の試作で用いられたテープに対
して3dBのC/N向上が実験結果として得られた。以
上のことから、この発明のヘッド及びテープを用いるこ
とにより、以前の試作機に対して4dBのC/Nの上昇
が得られたことになる。
また、この発明では、チャンネル復号にビタビ復号が用
いられているため、以前の試作機で使用されていたビッ
ト毎の復号に対して3dBの上昇が得られることが確認
された。
よって全体として7dBのC/N劣化分を補うことがで
き、1.25μm”/bitの記録密度で、1988年
の試作機と同等のエラーレートが得られることになる。
再生出力に関して、エラー訂正符号の訂正処理の前の段
階のエラーレートが10−4以下であることが必要なの
は、20%程度の冗長度のエラー訂正符号を使用した時
に、訂正可能な程度の量にエラーを抑えるためである。
f、テープローディング機構 上述のように、テープ巻付け角θを180°より小とに
した時に、テープのローディングは、第15図に示す構
成によりなされる。第15図において、illがドラム
シャーシを示し、ドラム76、テンションレギュレータ
112及びキャプスタン113がこのドラムシャーシ1
11上に取り付けられている。また、114がリールバ
スシャーシであり、このリールパスシャーシ114には
、カセット115、リール116.117及びテープガ
イドが取り付けられている。カセットに内蔵された複数
のテープガイドの内で、118及び119は、ローラガ
イドである。
アンローディング時には、ドラムシャーシ111が破線
図示の位置にあり、ローディングが開始されると、ドラ
ムシャーシ111がリールシャーシ114の側にローデ
ィングモータ及びギア120により移動する。移動終了
時には、ドラム76がカセットの前面に設けられた開口
からカセットの内部に入り込み、磁気テープ78がドラ
ム76の周面に、180°より小なる巻付け角で巻き付
けられる。また、テンションレギュレータ112がカセ
ットの前面の切り欠きから入り込み、磁気テープ7日に
対して、所定のテンションを与える。
更に、キャプスタン113がカセット内部のピンチロー
ラ121と転接し、磁気テープ78が所定の速度で走行
される。
上述のローディング機構によれば、ドラムシャーシ11
1とり一ルシャーシ114の一方が他方に対して、直線
的にスライドするので、少ない部品点数で簡単な機構と
することができる。
〔発明の効果〕
この発明では、巻き付け角が少ないので、ドラムがテー
プ走行に与える影響を低減でき、特に、早送り時、巻戻
し時にテープ走行をスムーズとすることができる。この
発明では、出入り口のテープガイドがドラム後方に回り
込まないので、ローディング中に、テープガイドがドラ
ムを逃げる必要がなく、また、機構部のシャーシの奥行
きを小さくできる。更に、ダブルアジマスヘッドを使用
することで、2チヤンネルを同時に記録・再生する時に
は、巻き付け角が180°以上の場合では、再生時の電
気回路系でのクコストークが問題となるが、この発明は
、かかる問題を生じない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における信号処理部の記録
側の構成を示すブロック図、第2図は信号処理部の再生
側の構成を示すブロック図、第3図はブロック符号化の
ためのブロックの一例を示す路線図、第4図はサブサン
プリング及びサプラインの説明に用いる路線図、第5図
はブロック符号化回路の一例のブロック図、第6図はチ
ャンネルエンコーダの一例の概略を示すブロック図、第
7図はチャンネルデコーダの一例の概略を示すブロック
図、第8図はへレド配置の説明に用いる路線図、第9図
はヘッドのアジマスの説明に用いる路線図、第10図は
記録パターンの説明に用いる路線図、第11図はテープ
・ヘッド系の一例を示す上面図及び側面図、第12図は
ドラムの偏心でテープの振動が生じることを説明するた
めの路線図、第13図は磁気テープの製法の説明に用い
る路線図、第14図は磁気ヘッドの構造の一例を示す斜
視図、第15図はこの発明の一実施例におけるテープロ
ーディング機構の構成を示す路線閲である。 図面における主要な符号の説明 IY、IU、IV:コンポーネント信号の入力端子 5.6:ブロック化回路 8ニブロック符号化回路 11:チャンネルエンコーダ 13A、13B:磁気ヘッド 22:チャンネルデコーダ 26:ブロック復号回路 28.29ニブロック分解回路 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 フ゛′口・7994列 一−0−−−4−−Q−−−J−−−0−一斧一一−Δ
−−横−−br−傷一−Δ−−■−−リフ゛ηンフ0ル
、ilb”tブライン第4図 子7ンネルENC 千センネルDEC 第1図 へ、ント゛面こl 第8図 、Il団 口中入へ、ト 第9図 20” 記 含漬ノ(ターン 第10図 第11図 A       B テープの片動 hデ虻4 内 R宵 貞・竺蒸11 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力ディジタル画像信号を複数の画素データからなるブ
    ロック単位のデータに変換するブロック化手段と、上記
    ブロック化手段の出力データを上記ブロック単位に圧縮
    符号化する符号化手段と、上記符号化手段の出力符号化
    データをチャンネル符号化するチャンネル符号化手段と
    、入力ディジタルオーディオ信号を符号化するオーディ
    オ信号符号化手段と、制御用の付加コードを発生する付
    加コード発生手段とを有し、上記チャンネル符号化手段
    の出力画像データ、上記オーディオ信号符号化手段の出
    力オーディオデータ及び上記付加コード発生手段の出力
    付加コードを回転ドラムに装着された磁気ヘッドによっ
    て磁気テープに記録するようにしたディジタルデータの
    磁気記録装置において、 上記画像データ、上記オーディオデータ及び上記付加コ
    ードを所定の配列で上記磁気テープに記録すると共に、
    上記磁気テープを上記回転ドラムに巻き付ける巻き付け
    角を180゜より小に選定したことを特徴とするディジ
    タルデータの磁気記録装置。
JP2294673A 1990-10-31 1990-10-31 ディジタルデータの磁気記録装置 Pending JPH04168604A (ja)

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