JPH04168427A - 光偏向素子 - Google Patents
光偏向素子Info
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- JPH04168427A JPH04168427A JP2295720A JP29572090A JPH04168427A JP H04168427 A JPH04168427 A JP H04168427A JP 2295720 A JP2295720 A JP 2295720A JP 29572090 A JP29572090 A JP 29572090A JP H04168427 A JPH04168427 A JP H04168427A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明(よ 例えば光ディスクのピックアップのだめの
光ヘッド等に用いる光偏向素子に関するもので、特に導
波路およびグレーティングを有するものである。
光ヘッド等に用いる光偏向素子に関するもので、特に導
波路およびグレーティングを有するものである。
従来の技術
従来の光偏向素子については 本発明者たちが先に提案
した特願昭63−196584号に記載されている。
した特願昭63−196584号に記載されている。
第2図(a)11 この従来の光偏向素子の断面構成
を示す。同図に示すように 基板1上には導電性薄膜2
、誘電体層3を挟んで誘電体層3よりも高屈折率の導波
層4が形成されていム 導波層4の表面にはフォトレジ
スト等によって凹凸の周期構造(以下、グレーティング
という)4Gか形成されている。透明基板7の表面には
IT○等の透明導電性薄膜6が形成されており、透明導
電性薄膜6と導波層4との間に液晶層5か設けられてい
ム グレーティング4Gのピッチは例えば0. 1μm
オーダーの大きさであり、深さは0.01μmオーダ□
−である。この形状効果により導波層表面近傍の液晶分
子をグレーティング4Gに沿った方向に配向させること
ができる。
を示す。同図に示すように 基板1上には導電性薄膜2
、誘電体層3を挟んで誘電体層3よりも高屈折率の導波
層4が形成されていム 導波層4の表面にはフォトレジ
スト等によって凹凸の周期構造(以下、グレーティング
という)4Gか形成されている。透明基板7の表面には
IT○等の透明導電性薄膜6が形成されており、透明導
電性薄膜6と導波層4との間に液晶層5か設けられてい
ム グレーティング4Gのピッチは例えば0. 1μm
オーダーの大きさであり、深さは0.01μmオーダ□
−である。この形状効果により導波層表面近傍の液晶分
子をグレーティング4Gに沿った方向に配向させること
ができる。
次にその動作を説明する。導波層4内を伝搬する導波光
8はグレーティング4Gにより放射光9となる。放射光
9の回折角θ (基板表面の法線10となす角)は一般
に次式で与えられる。
8はグレーティング4Gにより放射光9となる。放射光
9の回折角θ (基板表面の法線10となす角)は一般
に次式で与えられる。
sinθ−N−λ/A −−−(1)λはレーザー
光の波長、Nは導波路の等価屈折風Aはグレーティング
のピッチである。信号波発生器11により得られる信号
波は振幅変調器12により振幅変調され その振幅変調
信号が導電性薄膜2と透明導電性薄膜6との間に加えら
れもこれにより、等側屈折率Nの値が変化法 上記の(
1)式の関係から回折角θを制御することができる。
光の波長、Nは導波路の等価屈折風Aはグレーティング
のピッチである。信号波発生器11により得られる信号
波は振幅変調器12により振幅変調され その振幅変調
信号が導電性薄膜2と透明導電性薄膜6との間に加えら
れもこれにより、等側屈折率Nの値が変化法 上記の(
1)式の関係から回折角θを制御することができる。
この等側屈折率Nについて、第2図(b)を用いて説明
すム 導波層4内を光がB方向へ伝搬する場合 光は導
波層4内をAで示す矢印のようにジグザグに伝搬する。
すム 導波層4内を光がB方向へ伝搬する場合 光は導
波層4内をAで示す矢印のようにジグザグに伝搬する。
この時、導波層4内の屈折率をnとし 図のように角度
ωをとると等側屈折率Nは N=n1sinω で与えられる。すなわ板 ジグザグに進んでいる光をB
に示す方向に進んでいると考えて屈折率nを換算した値
が等側屈折率Nであム 第3図は振幅変調信号の制御による液晶5の配向方向の
変化と、導波層表面の法線方向の屈折率分布の変化を示
す。同図(a)は振幅変調信号がOあるいは小さい時を
示し 液晶分子5Aの配列はグレーティングに沿った方
向てあ4 同図中で導波光はグレーティングに直交して
(紙面に垂直な方向に)伝搬するので、TEモードの導
波光に対する液晶5の屈折率は異常光に対する屈折率n
Eに等しし見 従って、法線方向(X軸方向)に沿った
液晶5の屈折率分布はほぼ一様にnEとなる。この時、
nEは導波層4の屈折率fiFよりも太きいため導波
層4内の光は液晶5側へ抜けることになム第3図(b)
は振幅変調信号の振幅を同図(a)の場合よりも大きく
した場合を示し 液晶分子の配列がグレーティング方向
と直交する法線方向(X軸方向)を向く。ただし導波層
表面近傍の液晶分子5Bはグレーティングによる配向保
持力が働き十分に法線方向を向いていな(℃ 従ってT
Eモードの導波光に対する液晶5の法線方向屈折率分布
は透明導電性薄膜6近傍では正常光に対する屈折率no
に近く、導波層4表面近傍では異常光に対する屈折率n
[に近くなる。このた臥 液晶5の屈折率がi’lFよ
り大きい領域の近傍までは導波層4内の光が液晶5側へ
にじみ畠ることになる。このにじみ出る幅を図中でT、
として示すと、すなわち導波層4内の光は幅T、の分だ
け液晶5側ににじみ出て、そこを境に反射されるので、
光が伝搬する導波層の領域が幅TLの分だけ広がったこ
とになる。
ωをとると等側屈折率Nは N=n1sinω で与えられる。すなわ板 ジグザグに進んでいる光をB
に示す方向に進んでいると考えて屈折率nを換算した値
が等側屈折率Nであム 第3図は振幅変調信号の制御による液晶5の配向方向の
変化と、導波層表面の法線方向の屈折率分布の変化を示
す。同図(a)は振幅変調信号がOあるいは小さい時を
示し 液晶分子5Aの配列はグレーティングに沿った方
向てあ4 同図中で導波光はグレーティングに直交して
(紙面に垂直な方向に)伝搬するので、TEモードの導
波光に対する液晶5の屈折率は異常光に対する屈折率n
Eに等しし見 従って、法線方向(X軸方向)に沿った
液晶5の屈折率分布はほぼ一様にnEとなる。この時、
nEは導波層4の屈折率fiFよりも太きいため導波
層4内の光は液晶5側へ抜けることになム第3図(b)
は振幅変調信号の振幅を同図(a)の場合よりも大きく
した場合を示し 液晶分子の配列がグレーティング方向
と直交する法線方向(X軸方向)を向く。ただし導波層
表面近傍の液晶分子5Bはグレーティングによる配向保
持力が働き十分に法線方向を向いていな(℃ 従ってT
Eモードの導波光に対する液晶5の法線方向屈折率分布
は透明導電性薄膜6近傍では正常光に対する屈折率no
に近く、導波層4表面近傍では異常光に対する屈折率n
[に近くなる。このた臥 液晶5の屈折率がi’lFよ
り大きい領域の近傍までは導波層4内の光が液晶5側へ
にじみ畠ることになる。このにじみ出る幅を図中でT、
として示すと、すなわち導波層4内の光は幅T、の分だ
け液晶5側ににじみ出て、そこを境に反射されるので、
光が伝搬する導波層の領域が幅TLの分だけ広がったこ
とになる。
このようにこのにじみ出る幅を振幅変調信号の強弱によ
って制御することにより、等側屈折率Nを任意の値に設
定することができ、(1)式の関係より放射光9の回折
角θを制御することになる。
って制御することにより、等側屈折率Nを任意の値に設
定することができ、(1)式の関係より放射光9の回折
角θを制御することになる。
一般に導波層の領域全てを液晶とした場合の光の伝達損
失は20〜30dB/cmと犬き践 しかし 同図に示
した光偏向素子で(よ 導波層4と液晶5内の幅T、の
領域をともに導波するモードとしており、液晶5内であ
る幅TL内を導波する光量の割合か全導波光量に比較し
て、非常に小さいので導波光量−の伝達損失も小さくす
ることができる。
失は20〜30dB/cmと犬き践 しかし 同図に示
した光偏向素子で(よ 導波層4と液晶5内の幅T、の
領域をともに導波するモードとしており、液晶5内であ
る幅TL内を導波する光量の割合か全導波光量に比較し
て、非常に小さいので導波光量−の伝達損失も小さくす
ることができる。
第3図(c)は更に振幅変調信号の振幅を大きくした場
合であり、同図(b)の場合よりk 多くの液晶分子5
Cの配列がグレーティング方向と直交して法線方向(X
軸方向)を向き、液晶5内の屈折率が導波層4の屈折率
よりも小さくなるたム 導波光は液晶内ににじみ出にく
くなり、導波光かにじみでる幅T、はt・に収束する。
合であり、同図(b)の場合よりk 多くの液晶分子5
Cの配列がグレーティング方向と直交して法線方向(X
軸方向)を向き、液晶5内の屈折率が導波層4の屈折率
よりも小さくなるたム 導波光は液晶内ににじみ出にく
くなり、導波光かにじみでる幅T、はt・に収束する。
振幅変調信号振幅Vと膜厚T、の関係は第4図(a)の
通りである。振幅変調信号の振幅Vが小さい時(V<V
l)、導波光かにじみでる幅T、は液晶の厚みtLに等
しl、% すなわ叛 導波光が液晶層を透過するので
あ&vを太き(L Vl<V<Vlの時は振幅Vの増大
と共に幅T、は単調に減少する。すなわ叛 液晶内で導
波光の反射される位置が徐々に導波層側に移動すること
になる。さらにVを大きくして、振幅Vがvlを越える
とT L −t・になる。従って、振幅変調信号振幅V
をVIIを中心に波形14のごとく変動させると幅T、
はtgを中心に変動する波形15となる。
通りである。振幅変調信号の振幅Vが小さい時(V<V
l)、導波光かにじみでる幅T、は液晶の厚みtLに等
しl、% すなわ叛 導波光が液晶層を透過するので
あ&vを太き(L Vl<V<Vlの時は振幅Vの増大
と共に幅T、は単調に減少する。すなわ叛 液晶内で導
波光の反射される位置が徐々に導波層側に移動すること
になる。さらにVを大きくして、振幅Vがvlを越える
とT L −t・になる。従って、振幅変調信号振幅V
をVIIを中心に波形14のごとく変動させると幅T、
はtgを中心に変動する波形15となる。
第4図(b)は導波層の等価膜厚T(波長λで標準化)
と等偏屈折率Nの関係を示し 等偏屈折率Nは膜厚Tの
増大に伴い屈折率no(誘電体層3の屈折率Hs>no
の場合にはno)から導波層の屈折率nFまで単調増加
する曲線16となる。 (ただしlo>nFの場合は増
大方向の終値かnFよりやや大きくなる。)等価膜厚T
は誘電体層側でのにじみ幅を無視して近似的に導波層膜
厚tFと幅TLとの和で与えられも 前述のごとく幅T
Lがtoを中心に変動する波形15を示せば 等価膜厚
Tは(tF+to)を中心に変動する波形17を示す。
と等偏屈折率Nの関係を示し 等偏屈折率Nは膜厚Tの
増大に伴い屈折率no(誘電体層3の屈折率Hs>no
の場合にはno)から導波層の屈折率nFまで単調増加
する曲線16となる。 (ただしlo>nFの場合は増
大方向の終値かnFよりやや大きくなる。)等価膜厚T
は誘電体層側でのにじみ幅を無視して近似的に導波層膜
厚tFと幅TLとの和で与えられも 前述のごとく幅T
Lがtoを中心に変動する波形15を示せば 等価膜厚
Tは(tF+to)を中心に変動する波形17を示す。
従って等偏屈折率NはN、を中心に変動する波形18を
示す。
示す。
(1)式で示したようζへ 等偏屈折率Nの変動は回折
角θの変動として現れるので、幅T、の変化により放射
光の回折角が変わL すなわち振幅変調信号の振幅Vを
変動させることで放射光の回折角が変わることになる。
角θの変動として現れるので、幅T、の変化により放射
光の回折角が変わL すなわち振幅変調信号の振幅Vを
変動させることで放射光の回折角が変わることになる。
発明が解決しようとする課題
このような従来の提案による光偏向素子に於て以下の問
題があっな 第5図(a ) i;L 導波層上のグレーティング
を同心円状とし 導波層からの放射光の回折角変化を集
光点の移動に用いる場合を示す構成図であa 同図の構
成は第2図に示したものとほぼ同様の構成であるので詳
細は省略する。半導体レーザー31から出射されたレー
サー光32は集光レンズ33等を経て平行光34となり
、点○を中心とした同心円形状のグレーティングカブラ
4Fにより導波層4内に入力して点○より放射方向に伝
搬する導波光8となる。導波光8は基板1の外周側の輪
帯領域上に設けられた点○を中心とした同心円形状のグ
レーティングカプラ4Gにより放射光9aとなム な抵
グレーティング4GのピッチAは同心円の径方向に連
続的に変調されており、放射光9の回折角はグレーティ
ング4Gのピッチ変調にしたがって同心円の径方向に連
続的に異なる角度になっていも 従って、放射光9は液
晶層5および透明基板7等を経て点Oを通る中心[10
上の点F1に集光する。ここで信号波発生器11および
振幅変調器12により得られる振幅変調信号が導電性薄
膜2と透明導電性薄wX6との間に加えられることで液
晶層の配列変化が生よ 導波光に対する等偏屈折率Nが
dNだけ変化する。この結果前記の(1)式にしたがっ
て、放射光9aの向きが変わり放射光9bとなるため中
心軸10上の集光点の位置もdfだけ変化してF2とな
る。
題があっな 第5図(a ) i;L 導波層上のグレーティング
を同心円状とし 導波層からの放射光の回折角変化を集
光点の移動に用いる場合を示す構成図であa 同図の構
成は第2図に示したものとほぼ同様の構成であるので詳
細は省略する。半導体レーザー31から出射されたレー
サー光32は集光レンズ33等を経て平行光34となり
、点○を中心とした同心円形状のグレーティングカブラ
4Fにより導波層4内に入力して点○より放射方向に伝
搬する導波光8となる。導波光8は基板1の外周側の輪
帯領域上に設けられた点○を中心とした同心円形状のグ
レーティングカプラ4Gにより放射光9aとなム な抵
グレーティング4GのピッチAは同心円の径方向に連
続的に変調されており、放射光9の回折角はグレーティ
ング4Gのピッチ変調にしたがって同心円の径方向に連
続的に異なる角度になっていも 従って、放射光9は液
晶層5および透明基板7等を経て点Oを通る中心[10
上の点F1に集光する。ここで信号波発生器11および
振幅変調器12により得られる振幅変調信号が導電性薄
膜2と透明導電性薄wX6との間に加えられることで液
晶層の配列変化が生よ 導波光に対する等偏屈折率Nが
dNだけ変化する。この結果前記の(1)式にしたがっ
て、放射光9aの向きが変わり放射光9bとなるため中
心軸10上の集光点の位置もdfだけ変化してF2とな
る。
第5図(b)は液晶層への電圧印加による等偏屈折率N
の変化量dNに対する、 集光点の移動量dfを示す図
である。一般に液晶材料の複屈折△n(=ni−no)
lよ 大きくても0.25程度であり、 これにより生
ずる等偏屈折率Nの変化dNは0.1程度が限界である
。従って、焦点距離fが3000μmの場合では第5図
(b)に示すような特性を示し 大きくてもd f=6
00μm程度の焦点移動量しか得られな(−焦点移動量
を拡大する方法として等偏屈折率Nまたは焦点距離fの
値を大きくすることが考えられるカミ 前者は導波層等
の材料及びプロセスから制約をうけることが多く、後者
は開口数NAが一定の条件下では集光性の劣化を招くな
どの問題があム ま?= dN=0.1の様にdNを
大きくするということは光か導波する領域のうち液晶層
の占める割合を大きくすることに等しし−すなわち伝搬
中の光の損失が大きいことになム このた嵌できるだけ
小さいdN値で大きいdfを得ることが望まれも したがって、 この偏向素子を例えは±300μm程度
以上の焦点変移量が要求される光学ヘッド装置などの焦
点制御機能に用いるのは実用上困難であつt、。
の変化量dNに対する、 集光点の移動量dfを示す図
である。一般に液晶材料の複屈折△n(=ni−no)
lよ 大きくても0.25程度であり、 これにより生
ずる等偏屈折率Nの変化dNは0.1程度が限界である
。従って、焦点距離fが3000μmの場合では第5図
(b)に示すような特性を示し 大きくてもd f=6
00μm程度の焦点移動量しか得られな(−焦点移動量
を拡大する方法として等偏屈折率Nまたは焦点距離fの
値を大きくすることが考えられるカミ 前者は導波層等
の材料及びプロセスから制約をうけることが多く、後者
は開口数NAが一定の条件下では集光性の劣化を招くな
どの問題があム ま?= dN=0.1の様にdNを
大きくするということは光か導波する領域のうち液晶層
の占める割合を大きくすることに等しし−すなわち伝搬
中の光の損失が大きいことになム このた嵌できるだけ
小さいdN値で大きいdfを得ることが望まれも したがって、 この偏向素子を例えは±300μm程度
以上の焦点変移量が要求される光学ヘッド装置などの焦
点制御機能に用いるのは実用上困難であつt、。
課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決するた玖 周期構造を有する導
波層と液晶層とを挟む基板のべ 透明基板の代わりに少
なくとも1つの凹レンズを設ける。
波層と液晶層とを挟む基板のべ 透明基板の代わりに少
なくとも1つの凹レンズを設ける。
あるいは透明基板上に少なくとも1つの凹レンズを設け
る。
る。
作用
本発明は上記の構成により、液晶層の配列変化による導
波層から放射される光の偏向角が小さくてL 凹レンズ
を透過することでその偏向角が拡犬されも 実施例 本発明の光偏向素子の一実施例を図面に基づいて説明す
る。な耘 従来例と同様の構成要素については同一の番
号を付し 詳細な説明を省く。
波層から放射される光の偏向角が小さくてL 凹レンズ
を透過することでその偏向角が拡犬されも 実施例 本発明の光偏向素子の一実施例を図面に基づいて説明す
る。な耘 従来例と同様の構成要素については同一の番
号を付し 詳細な説明を省く。
第1図(a)は本発明の実施例における光偏向素子の断
面構成を示す。同図において液晶層5は凹レンズ27の
一方の面に形成されたITO等の透明導電性薄膜6と導
波層4との間に液晶を充填することで形成されていも 同図において半導体レーザー31からのレーサー光32
(よ 集光レンズ33等を経て同心円形状のグレーティ
ングカブラ4Fにより導波層4内に入力して導波光8と
なり、この導波光8は同心円形状のグレーティングカブ
ラ4Gにより放射光9となる。放射光9は液晶層5およ
び凹レンズ27等を経て点Oを通る中心軸10上の点F
1に集光すム ここで従来例と同様 導電性薄膜2と透
明導電性薄膜6との間に加えられる電圧信号により中心
軸10上の集光点の位置が変化して、 F2となるわけ
であるカミ この場合の偏向角(29aと29bのなす
角度)は凹レンズの屈折作用により増幅され グレーテ
ィング4Gでの回折角変化量(9aと9bとのなす角度
)より大きい角度となム 第1図(b)は第1図(a)の構成において等偏屈折率
Nの変化量dNに対する焦点移動量dfをプロットした
ものであム な壮 焦点距離fおよび等偏屈折率Nは第
5図(b)に示したものと同一条件であム 第5図(b
)および第1図(b)の比較か技 レンズの作用により
焦点移動fidfが約1.5倍程度、増幅されているの
かわかる。
面構成を示す。同図において液晶層5は凹レンズ27の
一方の面に形成されたITO等の透明導電性薄膜6と導
波層4との間に液晶を充填することで形成されていも 同図において半導体レーザー31からのレーサー光32
(よ 集光レンズ33等を経て同心円形状のグレーティ
ングカブラ4Fにより導波層4内に入力して導波光8と
なり、この導波光8は同心円形状のグレーティングカブ
ラ4Gにより放射光9となる。放射光9は液晶層5およ
び凹レンズ27等を経て点Oを通る中心軸10上の点F
1に集光すム ここで従来例と同様 導電性薄膜2と透
明導電性薄膜6との間に加えられる電圧信号により中心
軸10上の集光点の位置が変化して、 F2となるわけ
であるカミ この場合の偏向角(29aと29bのなす
角度)は凹レンズの屈折作用により増幅され グレーテ
ィング4Gでの回折角変化量(9aと9bとのなす角度
)より大きい角度となム 第1図(b)は第1図(a)の構成において等偏屈折率
Nの変化量dNに対する焦点移動量dfをプロットした
ものであム な壮 焦点距離fおよび等偏屈折率Nは第
5図(b)に示したものと同一条件であム 第5図(b
)および第1図(b)の比較か技 レンズの作用により
焦点移動fidfが約1.5倍程度、増幅されているの
かわかる。
従って、本発明では小さいdNでより大きな焦点移動量
dfが得られ ±300μm以上の焦点移動も可能とな
り、光ヘツド装置の焦点制御機能にも適用できるので、
実用上きわめて有効な光偏向素子を提供できる。
dfが得られ ±300μm以上の焦点移動も可能とな
り、光ヘツド装置の焦点制御機能にも適用できるので、
実用上きわめて有効な光偏向素子を提供できる。
な払 本実施例では同心円状のグレーティングを用いた
力(これに限るわけではなくスパイラル状であっても本
発明を適用できるし また 直線状のグレーティングで
あっても回折角θの変化範囲を大きくとれる光偏向素子
を提供できる。
力(これに限るわけではなくスパイラル状であっても本
発明を適用できるし また 直線状のグレーティングで
あっても回折角θの変化範囲を大きくとれる光偏向素子
を提供できる。
また 本実施例では1枚の凹レンズを用いた場合を示し
ため(複数のレンズを組み合わせることでさらに大きい
焦点変移幅を得ることも可能である。
ため(複数のレンズを組み合わせることでさらに大きい
焦点変移幅を得ることも可能である。
また 本実施例では周期構造として溝形状のものを用い
たが特にこれに限るわけではなく、例えば周期的に屈折
率が異なる平らな膜を用いてもよ(駆 発明の効果 以上 本発明によれば導波層から放射される光の偏向角
が凹レンズにより増幅されるた嵌 光の偏向角のより大
きい光偏向素子が得られる。特に周期構造を同心円状と
し導波光を周期構造に直交して放射方向に伝搬さセ′、
、導波層からの放射光を導波層外の集光点に集光させる
場合、集光性を保ったままの集光点の変位として太きい
ものが得られ 焦点距離fや等側屈折率N等の値の設定
に対する裕度も高まるので、実用上極めて有効である。
たが特にこれに限るわけではなく、例えば周期的に屈折
率が異なる平らな膜を用いてもよ(駆 発明の効果 以上 本発明によれば導波層から放射される光の偏向角
が凹レンズにより増幅されるた嵌 光の偏向角のより大
きい光偏向素子が得られる。特に周期構造を同心円状と
し導波光を周期構造に直交して放射方向に伝搬さセ′、
、導波層からの放射光を導波層外の集光点に集光させる
場合、集光性を保ったままの集光点の変位として太きい
ものが得られ 焦点距離fや等側屈折率N等の値の設定
に対する裕度も高まるので、実用上極めて有効である。
第1図(a)は本発明の第一実施例における光偏向素子
の断面構成父 第1図(b)は同図(a)の構成で得ら
れる等偏屈折率の変化量dNに対する焦点移動量dfを
プロットした特性図 第2図(a)は従来の光偏向素子
の断面構成医 第2図(b)は透過屈折率Nについて説
明する概念医第3図(a)、 (b)、 (c)は振幅
変調信号による配向方向の変化と法線方向の屈折率分布
の変化を示す説明皿 第4図(a)は振幅変調信号振幅
■と膜厚TLとの関係を示す特性図 第4図(b)は導
波層の等価膜厚T/λと等偏屈折率Nの関係を示す特性
図 第5図(a)は従来の光の集光点を移動させる光偏
向素子の構成断面医 第5図(b)は同図(a)で得ら
れる等偏屈折率の変化量dNに対する焦点移動量dfを
プロットした特性図である。 ]・・・基板、 2・・・導電性薄膜 3・・・誘電体
層4・・・導波層4G、 4F・・・グレーティンクー
5・・・液晶層 6・・・透明導電性薄膜 8・・・導
波光9a、 9b・・・放射光 11・・・信号波発生
器12・・・振幅変調器 27・・・凹レン純代理人の
氏名 弁理士 小鍜治明 はが2名婁1「 2 図
(a)岸点饗1立’#−df(
μm) V 僚IIImaol傅a 1a 遜 第3図 114図 変調1z号賑f1ぴ
の断面構成父 第1図(b)は同図(a)の構成で得ら
れる等偏屈折率の変化量dNに対する焦点移動量dfを
プロットした特性図 第2図(a)は従来の光偏向素子
の断面構成医 第2図(b)は透過屈折率Nについて説
明する概念医第3図(a)、 (b)、 (c)は振幅
変調信号による配向方向の変化と法線方向の屈折率分布
の変化を示す説明皿 第4図(a)は振幅変調信号振幅
■と膜厚TLとの関係を示す特性図 第4図(b)は導
波層の等価膜厚T/λと等偏屈折率Nの関係を示す特性
図 第5図(a)は従来の光の集光点を移動させる光偏
向素子の構成断面医 第5図(b)は同図(a)で得ら
れる等偏屈折率の変化量dNに対する焦点移動量dfを
プロットした特性図である。 ]・・・基板、 2・・・導電性薄膜 3・・・誘電体
層4・・・導波層4G、 4F・・・グレーティンクー
5・・・液晶層 6・・・透明導電性薄膜 8・・・導
波光9a、 9b・・・放射光 11・・・信号波発生
器12・・・振幅変調器 27・・・凹レン純代理人の
氏名 弁理士 小鍜治明 はが2名婁1「 2 図
(a)岸点饗1立’#−df(
μm) V 僚IIImaol傅a 1a 遜 第3図 114図 変調1z号賑f1ぴ
Claims (2)
- (1)液晶層と、前記液晶層に隣接した光導波層と、前
記二つの層を挟むように形成した基板及び透明基板から
構成され前記基板の表面には導電性薄膜と誘電体層を形
成し、前記透明基板の表面には透明導電性膜を形成し、
前記光導波層内または光導波層と液晶層の境界に周期構
造を有し、前記透明基板を少なくとも1つの凹レンズで
形成する、あるいは前記透明基板に隣接して少なくとも
1つの凹レンズを設けることを特徴とした光偏向素子。 - (2)周期構造は複数の溝状、かつ同心円状もしくはス
パイラル状としたことを特徴とする請求項1記載の光偏
向素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2295720A JPH04168427A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 光偏向素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2295720A JPH04168427A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 光偏向素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168427A true JPH04168427A (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=17824291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2295720A Pending JPH04168427A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 光偏向素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04168427A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019131029A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学装置 |
JP2019120928A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学装置 |
WO2020004497A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 富士フイルム株式会社 | 光学素子及び光学素子の製造方法 |
US10527855B2 (en) * | 2017-09-12 | 2020-01-07 | North Inc. | Systems, devices, and methods for optical waveguides |
JPWO2020179342A1 (ja) * | 2019-03-01 | 2020-09-10 | ||
WO2020261685A1 (ja) * | 2019-06-25 | 2020-12-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学装置 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2295720A patent/JPH04168427A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10527855B2 (en) * | 2017-09-12 | 2020-01-07 | North Inc. | Systems, devices, and methods for optical waveguides |
US10634919B2 (en) | 2017-09-12 | 2020-04-28 | North Inc. | Systems, devices, and methods for optical waveguides |
WO2019131029A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学装置 |
JP2019120928A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学装置 |
CN111247481B (zh) * | 2017-12-27 | 2024-03-08 | 松下知识产权经营株式会社 | 光学装置 |
CN111247481A (zh) * | 2017-12-27 | 2020-06-05 | 松下知识产权经营株式会社 | 光学装置 |
US11525898B2 (en) | 2017-12-27 | 2022-12-13 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical device comprising an optical waveguide element having a first and a second grating arranged in a radial direction of a virtual circle |
JPWO2020004497A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2021-05-13 | 富士フイルム株式会社 | 光学素子及び光学素子の製造方法 |
US11402696B2 (en) | 2018-06-28 | 2022-08-02 | Fujifilm Corporation | Optical element and method of manufacturing optical element |
WO2020004497A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 富士フイルム株式会社 | 光学素子及び光学素子の製造方法 |
WO2020179342A1 (ja) * | 2019-03-01 | 2020-09-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学装置 |
JPWO2020179342A1 (ja) * | 2019-03-01 | 2020-09-10 | ||
WO2020261685A1 (ja) * | 2019-06-25 | 2020-12-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学装置 |
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