JPH04168308A - 非接触式厚み・屈折率測定装置 - Google Patents

非接触式厚み・屈折率測定装置

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JPH04168308A
JPH04168308A JP29495290A JP29495290A JPH04168308A JP H04168308 A JPH04168308 A JP H04168308A JP 29495290 A JP29495290 A JP 29495290A JP 29495290 A JP29495290 A JP 29495290A JP H04168308 A JPH04168308 A JP H04168308A
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JP
Japan
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measuring device
thickness
refractive index
laser light
measured
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JP29495290A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Tsukamura
清 塚村
Takahisa Iioi
飯生 高久
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は透明物体の厚みもしくは屈折率を測定する非接
触式の厚み・屈折率測定装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来の
非接触厚み測定装置としては例えば第4図や第5図に示
したようなものがある。
第4図の例は光学式外径測定機を応用した装置で、投光
部21と受光部22の間に被測定物体23を置き、投光
部21から射出される平行光束LBの一部を被測定物体
23がその厚みにより遮るように配置し、受光部22が
被測定物体23の影を検出するようにしたものである。
また第5図の例は光学式変位測定機を応用した装置で、
投光部を光源24とレンズ25で楕成し、受光部をレン
ズ26と光センサ27で構成し、被測定物体28の表面
にレーザー光りを照射し、図中矢印方向に移動する被測
定物体28の表面上で反射したレーザー光りの変位(光
センサ27の近傍に付した矢印方向での変位)で被測定
物体28の位置を検出するようにしたものである。
ところがこれら従来の装置は、透明もしくは半透明のガ
ラスやプラスチック類のようなレーザー光を透過させる
物体(以下、透明物体という。)についてはレーザー光
の透過により厚みを正確に測定することはできない。
この透明物体の厚み測定という問題を解決したものとし
て特開昭58−161808号公報に示される装置があ
る。この装置は第6図に示すようなもので、レーザー光
源30から射出した平行なレーザー光りをレンズ31.
32で集束光束とし、レンズ32とその焦点Cとの間に
被測定物体である透明物体33を配し、透明物体33を
透過したレーザー光りの屈折による焦点ずれを検出し、
その焦点ずれにより透明物体33の厚さを求めるという
ものである。焦点ずれの検出のためには4分割光検出器
34、集束レンズ35、シリンドリカルレンズ36等か
らなる光学系37を用いており、被測定物体である透明
物体33の厚みを含む所定の範囲の厚みに対して光学系
37の出力がリニアになるよう設計するものとなってい
る(第7図参照)。
即ち、この特開昭58−161808号公報に示される
装置においては、レーザーの集束検出機のリニアリティ
ーが制限され、このため被測定物体の厚さに適した光学
系をそれぞれ設定せねばならず、汎用性に乏しく、また
測定範囲が限定されるという大きな欠点がある。
また従来の非接触式屈折率測定装置では、種々の浸漬液
を用いたり、顕微鏡にあてる方法で屈折率を求めていた
が、これらは非常に煩わしいものであり、この煩わしさ
の解決のために特開昭63−188742号公報に示さ
れる技術が提案されていた。
特開昭63−188742号公報に示される技術は、透
明なディスク基板の屈折率を測定するためのもので、第
8図に示すようにレーザー光源40、レーザー光源40
から射出されるレーザー光りを平行光にするレンズ41
、平行光となったレーザー光りを集束させるレンズ42
、集束するレーザー光りを再び平行光にするコリメータ
レンズ43及び光センサ44からなるものである。そし
て被測定物である透明なディスク基板45をレンズ42
とコリメータレンズ43との間に配し、レーザー光源4
0から射出したレーザー光りをディスク基板45の光セ
ンサ44側の面上で焦点を結ばせ、屈折率を測定するよ
うになっている。
しかしながらこの装置では、非測定物体の表面に平行光
を正確に焦点を結ばせることが非常に困難な上に、非測
定物体の形状が複雑な場合は、その非測定物体を正規位
置に固定することはできないという問題がある。
さらに厚みと屈折率の両者が測定可能な測定装置は本発
明者らの知る範囲では存在せず、それぞれ単独装置とな
り、設置場所を広くとる必要があると共に多額の設備費
を必要とするという問題点があった。
本発明は、厚みと屈折率の両者が測定可能で、あらゆる
厚さの透明物体の厚み測定ができ、また透明物体の位置
決めを必要とせずに簡単に屈折率を測定できる非接触式
の厚み・屈折率測定装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明に係る非接触式厚み・
屈折率測定装置は、レーザー光を射出するレーザー光源
、該レーザー光源から射出されるレーザー光を平行光に
変換しかつ該平行光を所定の位置に集束させるレンズ系
及び該レンズ系により集束させたレーザー光のビーム径
を測定するビーム径測定機とからなり、上記レンズ系と
ビーム径測定機との間に被測定物体を配し、該被測定物
体を透過した光の屈折による焦点ずれを検出し、該焦点
ずれより上記被測定物体の厚みもしくは屈折率を求める
構成としである。
また本発明に係る非接触式厚み・屈折率測定装置は、上
記ビーム径測定機を上記レーザー光の光軸方向に移動可
能とした構成とすることができる。
さらに本発明に係る非接触式厚み・屈折率測定装置は、
上記ビーム径測定機に代えて上記レーザー光のビームの
ピーク比を求めるコリメート測定機を用いた構成とする
ことができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る非接触式厚み・屈折率測定装置の
一実施例の要部を拡大して示す概念図、第2図は本発明
に係る非接触式厚み・屈折率測定装置の一実施例の全体
構成を示す概念図である。
本実施例の装置は、レーザー光源1、レーザー光源1か
ら射出されるレーザー光りを平行光に変換するレンズ2
、レンズ2により平行光となったレーザー光りを集束さ
せるレンズ3、及びレンズ3により集束させたレーザー
光りのビーム径を測定するビーム径測定機4とから構成
しである。レーザー光源1としては例えばHe−Neレ
ーザーダイオードを用いる。またレンズ2.3は1枚又
は複数枚で構成されたレンズ系で、単レンズのみを示す
ものではない。さらにビーム径測定機4は例えばCCD
やスリットスキャン法などを用いたもので、ねじを切っ
た軸6により光軸方向に移動可能(図中矢印方向)とな
っている。もちろんビーム径測定機4を移動可能にする
機構はこの例のものに限定されない。
次の本実施例の動作を説明する。
レーザー光源1から出力されたレーザー光りは焦点距1
1iiFのレンズ3によりその進行方向に屈折し、レン
ズ3の主点から焦点距離Fだけ離れた点H3でそのビー
ム径が最小となる。この点H1をビーム径測定機4によ
って検出する。
ここで被測定物体である板状の透明物体5をレンズ3と
ビーム径測定機4の間に配置すると、第1図のように透
明物体5に角度θ1で入射したレーザー光りは角度θ2
で屈折し、透明物体5から射出するときに再び角度θ1
で屈折する。この結果として透明物体5を透過したレー
ザー光りは点H2に集束してそのビーム径が最小となり
、焦点位置のずれSを生じ、点H1から点H2までビー
ム径測定機4移動させればその変位H1H2、即ちずれ
Sを測定することができる。
ここで空気の屈折率をn 、 (= 1.000292
)、被計測物体である透明物体5の屈折率をn2、同じ
く透明物体5の厚みをtとすると以下の式が導ける。
S= (1−(n、/n、))t  −、、(1)これ
を変形して t=n2S/(n2−nl)   、、、(2>そして
n 、= 1.000292であるからこれをn=1と
すると t=n2S/ (n2−1 )    、、、(3)と
なる。
したがって、屈折率が既知の透明物体5においては上記
方法で測定した焦点ずれ量を代入することで簡単に厚み
を求めることができる。
一方ビーム径測定機4を焦点H1位置に固定した場合、
透明物体5の挿入前のビーム径を2Wo、レーザー光り
の波長をλとすると、透明物体5の挿入後のビーム径W
は次式で表される。
w2=wo” (1+((λS)2/πW。’) 〕、
、、 (4> この(4)式より、ずれSは S=(πw o’ /λ)((w/w。) 2.−1 
)””、、、 (5) となり、この値を(3)式に代入することにより透明物
体5の厚さを求めることができる。
さらにこれらの装置は(1)式を変形してn2= (1
(S/1))n、、、、(6)とすることにより、厚み
tが既知である透明物体の屈折率を求めることもできる
なおこれらの計算をマイクロコンピュータ等の演算装置
により行うことにより簡単かつ瞬時の測定が可能になる
第3図は本発明の他の実施例を示す概念図である。この
例は、ビーム径測定機をダブルナイフェツジ法等による
ビームのピーク比を求めるコリメート測定機に代えたも
のである。
ここでダブルナイフェツジ法とは図示のように結像レン
ズ10のビームウェスト(BW)の前後をナイフェツジ
11.12てスキャンし、その光量の変化を光検出セン
サ13から求めるものである。ナイフェツジ11.12
は例えば回転円盤15に180′離して取付け、この2
枚のナイフェツジ11.12の光軸を挟んでの間隔を数
mm程度に設定し、回転円盤15をモータ16により回
転させるようにして装置を構成している。なお図中14
は演算装置であり、また回転円盤15は光軸方向に移動
可能なステージ17に取付けである。
そしてナイフェツジ11.12による光量の変化がゼロ
もしくは最小になる位置が結像レンズ10のビームウェ
スト位置く焦点)となり、結像レンズ10と回転円盤1
5の間に被計測物体である透明物体を位置させたときと
位置させないときの焦点位置を回転円盤15の位置を移
動させて検出すれば、透明物体による焦点ずれ量を検出
できる。また回転円盤15が固定され光軸方向に移動で
きなくても、光検出センサ13での検出光量の差と光軸
方向の位置の関係を把握することにより、同様な検出が
行える。
なおこの実施例における厚み、屈折率の算出は先の実施
例と同様にして行なうのでその説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る非接触式厚み・屈折
率測定装置は、集束する光束中に透明物体を位置決めな
しに挿入し、集束光束の焦点ずれ量をビーム径測定機や
コリメート測定機で検出するよう′にしたので、透明物
体の屈折率を既知とすれば、透明物体の厚みに規制され
ることなく任意の厚さを測定でき、透明物体の厚さを既
知とすれば透明物体の屈折率が測定できるようになると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る非接触式厚み・屈折率測定装置の
一実施例の要部を拡大して示す概念図、第2図は本発明
に係る非接触式厚み・屈折率測定装置の一実施例の全体
構成を示す概念図、第3図は本発明の他の実施例を示す
概念図、第4図ないし第8図はそれぞれ従来の非接触厚
み測定装置を示す図である。 l:レーザー光源   2:レンズ 3:レンズ      4:ビーム径測定機5:透明物
体     S:焦点位置ずれnl:空気の屈折率 n2:透明物体の屈折率 t:透明物体の厚み  L:レーザー光10:結像レン
ズ 11.12:ナイフェツジ 13:光検出センサ  14:演算装置15:回転円盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザー光を射出するレーザー光源、該レーザー
    光源から射出されるレーザー光を平行光に変換しかつ該
    平行光を所定の位置に集束させるレンズ系及び該レンズ
    系により集束させたレーザー光のビーム径を測定するビ
    ーム径測定機とからなり、上記レンズ系とビーム径測定
    機との間に被測定物体を配し、該被測定物体を透過した
    光の屈折による焦点ずれを検出し、該焦点ずれより上記
    被測定物体の厚みもしくは屈折率を求める非接触式厚み
    ・屈折率測定装置。
  2. (2)上記ビーム径測定機を上記レーザー光の光軸方向
    に移動可能とした請求項1の非接触式厚み・屈折率測定
    装置。
  3. (3)上記ビーム径測定機に代えて上記レーザー光のビ
    ームのピーク比を求めるコリメート測定機を用いた請求
    項1または2の非接触式厚み・屈折率測定装置。
JP29495290A 1990-10-31 1990-10-31 非接触式厚み・屈折率測定装置 Pending JPH04168308A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070135A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Juki Corp 撮像装置の光軸ずれ検出方法、及び部品位置検出方法と装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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