JPH0416726A - 室内用検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、液晶表示器によって室内の温度または湿度を
表示する室内用検出装置に関する。

［従来の技術］ 従来より、室内型温湿度検出装置は、温度センサと、相
対湿度センサと、液晶表示器と、温度センサから送られ
てくる検知温度と湿度センサから送られてくる検知湿度
とを液晶表示器に表示させるマイクロコンピュータまた
はＡ／Ｄ変換器とから構成されている。

なお、温度センサとしては、例えば室内温度の増加に伴
って電気抵抗値が増加する抵抗体が用いられる。また、
相対湿度センサとしては、例えば相対湿度の増加に伴っ
て電気抵抗値が指数的に減少する電気抵抗式の湿度セン
サが用いられる。

し発明が解決しようとする課題］ ところが、従来の室内用温湿度検出装置において、温度
センサまたは相対湿度センサの破損や、温度センサまた
は相対湿度センサとマイクロコンピュータまたはＡ／Ｄ
変換器との間の断線、短絡または接続不良の場合には、
液晶表示器により検知可能な最高温度や最高湿度または
最低温度や最低湿度が表示されるのみで同等センサの破
損、断線、短絡または接続不良などの異常状態を使用者
に知らせることができながった。

本発明は、検知手段の異常状態を使用者に認識させるこ
とが可能な室内用検出装置の提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明の室内用検出装置は、室内の温度または湿度を表
示する表示手段と、前記室内の温度または湿度を検知す
る検知手段と、この検知手段により検知された前記室内
の温度または湿度を前記表示手段に表示させる制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記検知手段が異常状態が
否かを判定する判定機能を有し、この判定機能により前
記検知手段が異常状態であると判定された際に、前記表
示手段の表示内容を異常状態の表示内容とする技術手段
を採用した。

［作用］ 制御手段の判定機能により室内の温度または湿度を検知
する検知手段が異常状態か否かを判定する。このとき、
検知手段が異常状態ではないと判定した場合は、検知手
段により検知した室内の温度または湿度を表示手段に表
示させる。あるいは、検知手段が異常状態であると判定
した場合は、室内の温度または湿度を表示する表示手段
の表示内容を異常状態の表示内容とする。

［発明の効果］ 検知手段の異常状態を表示手段の表示内容を異常状態の
表示内容とすることによって、検知手段の異常状態を使
用者に認識させることができる。

［実施例］ 本発明の室内用検出装置を第１図ないし第５図に示す一
実施例に基づき説明する。

（実施例の構成） 第１図は室内用空気調和装置および室内型温湿度検出装
置の電気回路の概略を示すブロック図、第２図は室内用
空気調和装置の室内型温湿度検出装置を示す図、第３図
は液晶表示器を示す図であ室内用空気調和装置１は、空
調器具（図示せず）の制御、ならびにリード！１２を介
して室内型温湿度検出装置３との送信とを行うホストコ
ンピュータ（図示せず）、およびリード線２を介して室
内型温湿度検出装置３に電源電圧（例えばＡＣ２４Ｖ）
を供給する交流電源回路（図示せず）を備える。

室内型温湿度検出装置３は、本発明の室内用検出装置で
あって、ハウジング４内に電源　通信回路５、液晶表示
器６、計測回路７およびマイクロコンピュータ１０を備
える。

ハウジング４は、蓋側部４１および基台部４２がら構成
される。蓋側部４１の天井壁には、液晶表示器６に対応
した大きさの窓４３が形成されている。この窓４３には
、液晶表示器６が見えるように透明な樹脂製部材４４が
装着されている。また、ＩＪ１部４１の側壁には、内部
と外部とを連通ずる複数のスリット４５が形成されてい
る。基台部４２の側壁には、内部と外部とを連通ずる複
数のスリット４６が形成されている。

電源・通信回路５は、室内用空気調和装置１のホストコ
ンピュータにリード線２を介して接続されている。この
電源・通信回路５は、計測回Ｆ！＠７から入力したアナ
ログ信号を送信信号に変換して室内用空気調和装置１の
ホストコンピュータに送信するとともに、ホストコンピ
ュータからの伝送信号を受信する。また、電源・通信回
路５は、リード線２を介して室内用空気調和装置１の電
源回路から供給される供給電圧を電気回路用の電源電圧
および自身の送信用の電源電圧に変換する。

液晶表示器６は、本発明の表示手段であって、室内の温
度（例えば２５０’Ｃ）および室内の相対湿度く例えば
６０％）をデジタル表示するものである。

この液晶表示器６は、計測回路７と多数の端子６１によ
り接続されている。

また、液晶表示器６は、室内の温度を４桁（−を含む）
で表示し、室内の相対湿度を２桁で表示する２例えば、
第３図に示す液晶表示器６は、室内の温度が２５，０℃
、室内の相対湿度が６０％であることを表している。

計測回路７は、本発明の検知手段であって、温度センサ
８．セラミック湿度センサ９、変換回路７１．７２およ
び集積回路７３を有する。

温度センサ８は、白金薄膜抵抗体であって、室内の温度
を検出するものである。この温度センサ８は、検出した
温度の増加に伴って電気抵抗値が増加する。また、温度
センサ８は、端子台８１内に２本の端子が差し込まれた
状態で端子台８１に着脱自在に保持されている。

セラミック湿度センサ９は、Ａ、Ｉ！２０１、Ｔｉ０１
．ＳｎＯ２を原料とした多孔質セラミックからなる感湿
体を備え、室内の相対湿度を検出するものである。この
セラミック湿度センサ９は、相対湿度の増加に伴って電
気抵抗値が指数的に減少する。また、セラミック湿度セ
ンサ９は、端子台９１内に２本の端子が差し込まれた状
態で端子台９１に着脱自在に保持されている。

変換回路７１は、温度センサ８が出力する検出温度の変
化に対応した電気抵抗値の変化を電圧値の変化（アナロ
グ信号）に変換するものである。

変換回路７２は、セラミック湿度センサ９が出力する検
出湿度の変化に対応した電気抵抗値の変化を電圧値の変
化（アナログ信号）に変換する。

集積回路７３は、温度検出回路７４および湿度検出回路
７５から構成されている。

温度検出回路７４は、変換回路７１の出力した検出温度
に対応したアナログ信号を検出して、この検出したアナ
ログ信号をマイクロコンピュータ１０に送る。

湿度検出回路１５は、変換回路７２の出力したアナログ
信号を検出して、この検出したアナログ信号をマイクロ
コンピュータ１０に送る。

マイクロコンピュータ１０は、本発明の制御手段であっ
て、判定機能１１および制御機能１２を有する。

判定機能１１は、計測回路７から入力したアナログ信号
のレベルを判定して計測回路７が異常状態であるか否か
を判定する。

そして、計測回路７が異常状態である場合には、液晶表
示器６にデジタル信号を送り、液晶表示器６のデジタル
表示された表示内容を点滅（異常状態の表示内容）させ
る。

また、計測回路７が異常状態ではない時には、制ａ１１
機能１２により計測回路７から入力したアナログ信号を
デジタル信号に変換した後に、そのデジタル信号に応じ
た表示内容（室内の温度および室内の相対湿度）を表示
するように液晶表示器６にデジタル信号を送る。

本実施例では、計測回路７から入力する電圧値が所定電
圧値以下の時に計測回路７が異常状態であると判定する
。

第４図はマイクロコンピュータ１０の作動の一例を示す
作動フローチャートである。

初めに、温度検出回路７４から入力している電圧値が第
１電圧値以下か否かを判断する（ステップＳ１）。第１
電圧値以下である（Ｙｅｓ）時、液晶表示器６を温度表
示の下限値（例えば−１０，０°Ｃ）で点滅させる（ス
テップＳ２）、その後にリターンする。

ステップＳ１において、第１電圧値以千ではない（ＮＯ
）時、第２電圧値以上か否かを判断する（ステップＳ３
）。第２電圧値以上である（Ｙｅｓ）時、液晶表示器６
を温度表示の上限値（例えば５００°Ｃ）で点滅させる
（ステップＳ４）、その後にリターンする。

ステップＳ３において、第２電圧値以上ではない（Ｎｏ
）時、温度検出回路７４から入力している電圧値に応じ
て室内の温度を表示（通常表示）するように液晶表示器
６を制御する（ステップＳ５）。

その後にリターンする。

第５図はマイクロコンピュータ１０の作動の一例を示す
作動フローチャートである。

初めに、湿度検出回路７５から入力している電圧値が第
３電圧値以下か否かを判断する（ステップ５１１）。第
３電圧値以千である＜Ｙｅｓ１時、液晶表示器６を湿度
表示の下限値（例えば０％）で点滅させる（ステップ５
１２）。その後にリターンする。

ステップＳ１１において、第３電圧値以下ではない（Ｎ
ｏ）時、第４を正値以上か否がを判断する（ステップ５
１３）、第４を正値以上である（ｙｅｓＩ時、液晶表示
器６を湿度表示の１−眼位（例えば１００％）で点滅さ
せる（ステップ５１４）　、その後にリターンする。

ステップＳ１３において、第４電圧値以上ではない（Ｎ
Ｏ）時、湿度検出回路７５から入力している電圧値に応
じて室内の相対湿度を表示（通常表示）するように液晶
表示器６を制御する（ステップ５１５）。その後にリタ
ーンする。

なお、点滅させる室内の温度または室内の相対湿度は、
それぞれの上限値または下限値に限定するものではなく
、その池の値でも良い。

（実施例の作用） 本実施例の室内型温湿度検出装置３の作動を第１図ない
し第３図に基づき説明する。

温度センサ８の電気抵抗値およびセラミック湿度センサ
９の電気抵抗値を変換回路７１．７２により電圧値（温
度センサ８の出力およびセラミック湿度センサ９の出力
）に変換する。変換回路７１．７２で変換した電圧値は
、温度検出回路７４および湿度検出回路７５に入力され
た後に、マイクロコンピュータ１０に送られる。

マイクロコンピュータ１０は、判定機能１１により温度
検出回路γ４から入力している電圧値が第１電圧値以下
か否か、および第２１圧値以上か否かを判定するととも
に、湿度検出回路７５から入力している電圧値が第３電
圧値以下か否か、および第４電圧値以上か否かを判定す
る。

マイクロコンピュータ１０は、電圧値が第１電圧値と第
２電圧値との間または第３電圧値と第４電圧値との間に
ある時に、計測回路７、すなわち、温度センサ８または
セラミック湿度センサ９が異常状態ではないと判断する
。

そして、マイクロコンピュータ１０は、制御機能１２に
より温度検出回路７４または湿度検出回路１５から入力
している電圧値に応じて、第３図に示すように、室内の
温度または室内の相対湿度を表示するように液晶表示器
６の表示内容を制御する。

また、判定機能１１による判定結果が第１電圧値以下ま
たは第２電圧値以上である場合、すなわち、温度センサ
８の破損や、温度センサ８とマイクロコンピュータ１０
との間の結線の断線、短絡または接続不良などの計測回
路７の異常状態であると判断した場合には、液晶表示器
６に間欠的に所定のデジタル信号を送る。このため、液
晶表示器６の室内の温度の表示内容は、室内の温度の下
限値（例え４ｆ−１０，０’Ｃ）まタハ上限値（例えば
５００°Ｃ）で点滅する。

あるいは、判定機能１１による判定結果が第３電圧値以
下または第４電圧値以上である場合、すなわち、相対湿
度センサ９の破損や相対湿度センサ９とマイクロコンピ
ュータ１０との間の結線の断線または接続不良などの計
測回路７の異常状態であると判断した場合には、液晶表
示器６に間欠的に所定のデジタル信号を送る。このため
、液晶表示器６の室内の相対湿度の表示内容は、室内の
相対湿度の下限値（例えば０％）で点滅する。なお、相
対湿度センサが短絡した場合は、」−限値（例えば１０
０％）で点滅する。

（実施例の効果） 以上の実施例によって、計測回路７、とくに温度センサ
８またはセラミック湿度センサ９の破損や、計測回路７
内または計測図＃１７とマイクロコンピュータ１０との
断線、Ｍ絡または接続不良などの計測回路７の異常状態
を液晶表示器６の室内の温度の上、下限値または室内の
相対湿度の上、下限値で点滅させている。よって、計測
回路７、とくに温度センサ８またはセラミック湿度セン
サ９の異常状態を使用者に認識させることができる。

このため、使用者は、計測図、１７の交換時期、なかで
も温度センサ８またはセラミック湿度センサ９の交換時
期を知ることができる。また、使用者は、温湿度検出器
３の設置されている異常環境状態を早期に知ることがで
きる。

（変形例） 本実施例では、計測回路に温度センサおよびセラミック
湿度センサを設けたが、計測回路に温度センサまたはセ
ラミック湿度センサのどちらか一方を設けても良い。

本実施例では、温度センサおよびセラミック湿度センサ
として温度および湿度の変化により電気抵抗値が変化す
るものを使用したが、温度および湿度の変化により静電
容量、または電気抵抗値と静電容量との両方が変ずヒす
るものを使用しても良い 本実施例では、室内用空気調和装置と通信機能を持つ室
内型温湿度検出装置を使用したが、通信機能を持たない
で検出出力をＡ／Ｄ変換器（制御手段）で液晶標示を行
い、比較回路（制御手段の判定機能）で上限値または下
限値を判定し、異常状態の場合に何等かの別の表示を行
う室内型温湿度検出装置を使用しても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示す。 第１図は室内用空気調和装置および室内型温湿度検出装
置の電気回路の概略を示すブロック図、第２図は室内型
温湿度検出装置を示す斜視図、第３図は液晶表示器を示
す正面図、第４図および第５図はマイクロコンピュータ
の作動の一例を示すフローチャートである。 図中 １・・・室内用空気調和装置３・・・室内型温湿度検出
装置（室内用検出袋Ｎ＞　　　６・・・液晶表示器（表
示手段）　　γ・・・計測回路（検出手段）　　８・・
・温度センサ　９・・・セラミック湿度センサ　１０・
・・マイクロコンピュータ（制御手段）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）室内の温度または湿度を表示する表示手段と、前
   記室内の温度または湿度を検知する検知手段と、この検
   知手段により検知された前記室内の温度または湿度を前
   記表示手段に表示させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記検知手段が異常状態か否かを判定
   する判定機能を有し、 この判定機能により前記検知手段が異常状態であると判
   定された際に、前記表示手段の表示内容を異常状態の表
   示内容とすることを特徴とする室内用検出装置。