JPH04165143A - 防振ゴムの設計方法 - Google Patents

防振ゴムの設計方法

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JPH04165143A
JPH04165143A JP29068390A JP29068390A JPH04165143A JP H04165143 A JPH04165143 A JP H04165143A JP 29068390 A JP29068390 A JP 29068390A JP 29068390 A JP29068390 A JP 29068390A JP H04165143 A JPH04165143 A JP H04165143A
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deflection
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Atsuhiro Tsutsumi
堤 厚博
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Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 社 本発明は荷重変動に工か日か日しらず防振効果の落ちな
い防振ゴム形状に関するものであり、特に簡単にその形
状を求める方法及び形状に関する。
(従来の技術) 従来、負荷荷重が2倍程度になっても、防振効果か落ち
ない(−次固有振動数が一定となる。)防振ゴムとして
防衛庁規格NDSF7501G(艦船機器用防振ゴム)
の防衛庁規格ES形の防振ゴムがある。
(発明が解決しようとしている問題点)従来のものでは
、(1)荷重範囲が限られること。(2)七の形状を決
定する方法がわからないこと。(3)形状が円錐台形状
のものしかないこと。
(4)支))面積が限定されることなどの問題がある。
そのため、支持部の形状に合わせて防振ゴムを使うこと
ができない。荷重の変動が大き過ぎたり、衝撃などのよ
うに急激に荷重か加わる場合などは、使用することがで
きない。また、基本的な設、:1理念がわからないため
に、防振ゴムに金属のI?旦を取り伺け、一部の機械類
の防振支持用としてしか使えない。このため、負荷荷重
が変動する場合の防振、例えば、大きなものでは、地震
などのだめの建築物用の防振ゴム、鉄橋、高架道路用な
との防振ゴム、小さいものでは、配償系の防振コム、動
1、f構造物中の小型モータ川防振ゴー、などに使用す
ることはできない。
本発明者は以」―のような従来の防振ゴムの諸欠点にか
んかみて種ノ/75察研究した結果、本発明を完成する
に至ったものである。
(問題点を解決するf:めの−1段) よ この出願の荷重・変動に奉→b−,hらず防振効果の落
ちない防振ゴム形状を簡午に求める防振ゴー、の設計方
法においては、下記の白)〜(6)の手順によって防振
ゴム形状を求めていく。
(1)荷重変動によらず一次固有振動数が一定となるよ
うな関係を満たす静的荷重:とたわみの関係式を求める
。これは、次の式で表される。
10g+、、P =  log+e Ps + 0.4
343 aδP、16たわみ0の時の荷重 δ たわみ a : 4w’ fn’ /g fn、固イ〕振動数 g:重力加速度 この式をグラフで表したのが第1図である。
(図中PI、P2及びfnはそれぞれ、仮定した最小荷
重、最大荷重、−次固有振動数である。)(2)円柱形
状、直方体形状、円錐台形状、台形71形状のばね定数
を求める式(形状係数、歪、ヤング率、縦、横、高さあ
るいは半径などに基づく式)を弾性理論に基づく式ある
いは実験による修!1″式により求める。例えば、円柱
形状の場合、ばね定数には、形状係数Sが1以下の場合
にで1ノえられる。ただし、d:円柱の直径ε:歪 h:円柱の高さ S 形状係数 E、ヤング率 Cある。他の形状の場合も同様に求められる。
(3)動的ばね定数を静的ばね定数に動的倍率を掛ける
ことによって表す。
UJ的ばね定数は各種のゴム材料、周波数などによって
累なり、使用するゴム材料と周波数範囲を吟味I7て決
定する。普通は低い周波数の場合1〜2の値を用いる。
(4)形状係数を門、横、高さあるいは直径などで表し
、(+) 、 (2) 、 (3)を連立させ、縦の↓
そさあるいは高さの方程式として表す。
例として、円柱形状の場合についての形状係数及び求め
た方程式を示す。
形状係数 S=d/4h 求めた方程式 %式% ただし、 他の形状の場合も同様にして求められる。
(5)直径あるいは横の長さなどを設計する長さとして
!j、え、(1)のグラフの直線の傾きを出し、たわみ
量を一定間隔で減らしていき、それに応した荷重を(1
)で求めた式あるいは直線から読み取り、(4)の直径
の長さ、縦の長さあるいは高さの方程式に入れ、荷重ご
との円柱形状、直方体形状などを求める。
(6)求めた各円柱形状、直方体形状などを重ね合わせ
て、その外形を連ねていくことにより、簡と 単に荷重変動に本#ミらず防振効果の落ちない防振ゴム
形状を求めるものである。
よ 荷重変動に#幸ホらず防振効果の落ちない防振ゴム形状
は」二記の方法によって求められた形状であり、円柱形
状、直方体形状、円錐台形状、台形台形状などを基にし
てそれぞれの高さを少しずつ変化させた形状を重ね合わ
せて、その外形を連ね合の形状を決定する過程を示し、
第3図−1〜第3図−3に求めた形状の鳥かん図をそれ
ぞれ示す。
(作 用) 防振ゴムの高さ及び幅は各基礎となる形状(円柱形状、
直方体形状など)を荷重範囲に応じてどの程度の大きさ
にするかにより、任意に決定することかできる。また、
ゴム形状の側面の形状もそれに応じて変化し、各種ゴム
の動的倍率を変化させてもゴム形状は変化する。しかし
、それらの関係は荷重とたわみに基づく高さの関係によ
って、規定されている。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明について更に詳しく説明する
よ 第1図は本発明にかかる荷重変動に≠*市らず防振効果
の落ちない防振ゴム形状を簡単に求めるために使用する
固有振動数が一定となる荷重とたわみの関係を表すグラ
フである。このグラフはlog+e P =  log
+s Pe + 0.4343 aδの関係式に基づい
て、求めたものである。
ただし、Pe:たわみOの時の荷重 δ:たわみ a二4a:2fn2/g fn:固有振動数 g:重力加速度 このグラフによって、負荷荷重ごとの円柱、直方体等の
基本形状(高さと直径あるいは横の長さ)が決定される
第2図−1〜第2図−3は第1図に基づいて求めた形状
の例を表す。第2図−1の(a −1)〜(a−3)は
荷重に合わせて、円柱形状が変化している様子を示し、
外側の線を連ねたものが求める形状である。ゴムのヤン
グ率をEで表し、(a−i)と(a−2)は固有振動数
が15Hzの場合、(a−3)は9Hzの場合を示して
いる。第2図−2の(b−1)〜(b−3)は同じく円
筒形状を基にして、形状を求めた例である。
図中に同じく、ゴムのヤング率をEで表し、(b−1)
と(b−2)は固有振動数が15Hzの場合、(b−3
)は9Hzの場合を示している。第2図−3の(c−1
)〜(c−4)は直方体形状を基にして、形状を求めた
例である。図中に同じく、ゴムのヤング率をEで表し1
文は直方体の横の長さ、αは動的倍率を示している。
第3図−1〜第3図−3は第2図−1〜第2図−3を基
にして求めた具体的な形状を示す。
(a−1)〜(a−3)は円柱形状を基とした場合の例
であり、(b−1)〜(b−3)は円筒形状のもの、(
c−1)は直方体形状のものである。それぞれ第2図−
1〜第2図−3と対応している。第3図−4の(d−1
)〜(d−2)、第3図−5の(e−1)〜(e−2)
はそれぞれ円錐台、台形台を基とした予想形状である。
第4図−1〜第4図−3に示したのは、第3図−1〜第
3図−3で求めた形状を防振ゴム(この場合クロロプレ
ンゴム)で製作し、荷重−たわみ曲線を求めた結果を示
し、それぞれ、第4図−1、第4図−2,第4図−3は
第3図−1,第3図−2,第3図−3の(a−2) 、
 (b−2) 。
(c−1)と対応している。この荷重−たわみ曲線は一
般の線形の荷重−たわみ曲線を示さず、非線形性を示し
ていることが分かる。
第5図−1〜第5図−2は実際に負荷荷重を乃えt−1
場合に振動試験を実施し、固り振動数を調べた結果であ
る。それぞれ第5図−Iは(a、 −2)、(b−2)
のゴム形状の結果である。第5図−2は第4図−3の1
/3のモデルのゴム形状の結果である5図中P 、 M
 、 Dは第3図−3のP、M 、Dと対応し、それぞ
れ満点しタイプ、中溝タイプ、深溝タイプを表す。第5
図−1では線aSの場合と珪較して、固有振動数が一定
値に近づくことか分かり、第5図−2では負荷荷重が変
化;−でも固イ1振動数かほぼ−・定となることが分か
る。
(発明の効果) よ 本発明による荷重変動に索士土らず防振効果の落ちない
防振ゴム形状を簡単に求める方法は以にのような構成よ
りなるものであり、非線形有限要素jノ、などを使い多
くの労力を要することなく、簡中に11h毛変動に≠素
士らず防振効果の藷ちない防振ゴー、形状を求めようと
するものである。本発明Ii大荷手から小荷重まで荷重
範囲を任意に設定でき、しかも接触面積や空間スペース
を任意に設定できる防振ゴムの設訓方法とその形状を示
した。
したがって、設J1する方の都合に合わせで製作できる
ところか大いなる利+j;、である。
また、これまでのように、防振支持する部分をあらかじ
め設定する必要はなく、飛躍的に設計の自由度が向−1
−する。いうまでもなく、使用する防振ゴムの種類は何
を使ってもかまわない。
したかっ−C1本発明は産業ト価値の極めて高いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
よ 第1図は本発明にかかる荷重変動に功口短#らず防振効
果の落ちない防振ゴム形状を簡単に求めるために使用す
る固有振動数が一定となる荷重とたわみの関係を表すグ
ラフである。第2図−1〜第2図−3は第1図を基に防
振ゴム形状を求める過程を示した図である6第3図−1
〜第3図−3は第2図−1−第2図−3を1.(にして
求めた具体的な形状を示す。第4図−1〜第4図−3に
示したのは、第3図−1〜第3図−3で求めた形状の防
振ゴムの荷重−たわみ曲線の実験結果を示している。第
5図−1〜第5図−2は第3図−1〜第3図−3で求め
た形状の防振ゴムの固有振動数を調べるだめの振動試験
結果を示したものである。 特許出願人 防衛庁技術研究本部艮筒井良三代理人・弁
理士 西 村 教 光 特開平4−165143(帥 手  続   袖   正  書 平成 3年 3F11日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の(1)〜(6)の手順によって得られる防振ゴ
    ムの設計方法。 (1)荷重変動によらず一次固有振動数が一定となるよ
    うな関係を満たす静的荷重とたわみの関係式を求める。 これは、次の式で表わされる。 log_1_■P=log_1_■P_■+0.434
    3aδP_■:たわみ0の時の荷重 δ:たわみ a:4π^2fn^2/g fn:固有振動数 g:重力加速度 (2)円柱形状、直方体形状、円錐台形状、台形台形状
    のばね定数を求める式(形状係数、歪、ヤング率、縦、
    横、高さあるいは半径などに基づく式)を弾性理論に基
    づく式あるいは実験による修正式により求める。 (3)動的ばね定数を静的ばね定数に動的倍率を掛ける
    ことによって表す。 (4)形状係数を縦、横、高さあるいは直径などで表し
    、(1)、(2)、(3)を連立させ、縦の長さあるい
    は高さの方程式として表す。 (5)直径あるいは横の長さなどを設計する長さとして
    与え、(1)のグラフの直線の傾きを出し、たわみ量を
    一定間隔で減らしていき、それに応じた荷重を(1)で
    求めた式あるいは直線から読み取り、(4)の直径長さ
    、縦の長さあるいは高さの方程式に入れ、荷重ごとの円
    柱形状、直方体形状などを求める。 (6)求めた各円柱形状、直方体形状などを重ね合わせ
    て、その外形を連ねていくことにより、簡単に荷重変動
    にかかわらず防振効果の落ちない防振ゴム形状を求める
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078122A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Kurashiki Kako Co Ltd 除振装置
JP2013053996A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Sii Nanotechnology Inc カンチレバーのバネ定数特定方法およびその方法を採用した走査型プローブ顕微鏡

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01163229U (ja) * 1988-05-09 1989-11-14

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