JPH04164631A - ラジアルタイヤ用補強バンド成形方法 - Google Patents
ラジアルタイヤ用補強バンド成形方法Info
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- JPH04164631A JPH04164631A JP2293305A JP29330590A JPH04164631A JP H04164631 A JPH04164631 A JP H04164631A JP 2293305 A JP2293305 A JP 2293305A JP 29330590 A JP29330590 A JP 29330590A JP H04164631 A JPH04164631 A JP H04164631A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/70—Annular breakers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ラジアルタイヤ走行時のベルトのリフティ
ング(遠心力によりベルト肩部が変形して浮上がりベル
トの金属コードとゴムの剥III傷を生じる瑛象)を防
止するために用いるラジアルタイヤ用補強バンドの成形
方法に関するものである。
ング(遠心力によりベルト肩部が変形して浮上がりベル
トの金属コードとゴムの剥III傷を生じる瑛象)を防
止するために用いるラジアルタイヤ用補強バンドの成形
方法に関するものである。
従来、ラジアルタイヤの製造方法において、例えば特開
昭61−51979号公報に示されるラジアルタイヤ用
補強バンド成形方法は、円筒状の一次成形タイヤカーカ
スを、ラジアルタイヤ成形機上でトロイダル状に変形し
、その外面に、予め無端状に積層一体色されているベル
トおよびトレッドの組立体を圧着により取付けるように
したラジアルタイヤ成形方法において、所定枚数のベル
トをベルトリング上で積層した後、このベルトの外周面
にそのベルト幅の70%以上の範囲にわたり、1本また
は多数本の合成imgコードを5〜15■の等ピッチで
周方向に連続して螺旋状に巻付け、ついでその上にトレ
ッドを巻付けた後、上記ベルトの内周面のほぼ全域にタ
イヤカーカスの外表面が圧着する程度に一次成形タイヤ
カーカスをトロイダル状に変形させ、生タイヤを成形す
るようにしたものである。
昭61−51979号公報に示されるラジアルタイヤ用
補強バンド成形方法は、円筒状の一次成形タイヤカーカ
スを、ラジアルタイヤ成形機上でトロイダル状に変形し
、その外面に、予め無端状に積層一体色されているベル
トおよびトレッドの組立体を圧着により取付けるように
したラジアルタイヤ成形方法において、所定枚数のベル
トをベルトリング上で積層した後、このベルトの外周面
にそのベルト幅の70%以上の範囲にわたり、1本また
は多数本の合成imgコードを5〜15■の等ピッチで
周方向に連続して螺旋状に巻付け、ついでその上にトレ
ッドを巻付けた後、上記ベルトの内周面のほぼ全域にタ
イヤカーカスの外表面が圧着する程度に一次成形タイヤ
カーカスをトロイダル状に変形させ、生タイヤを成形す
るようにしたものである。
上記方法では、加硫時のシェービング内圧による生タイ
ヤの赤道径の不都合な拡径を防止するには有効であって
も、コードの巻付はピッチが5〜1511と広く設定し
であるために、タイヤ走行時のベルト補強という面では
弱い。すなわち、タイヤ走行時のリフティングによるベ
ルト損傷に対する補強効果が不充分である。また上記方
法では走行時のベルトのストレッチに対する考慮はなく
、軸を通る断面形状がフラットである表面を持つベルト
ドラムを使用してベルト成形するため、成形時のコード
の巻付は局長はベルト肩部とベルト中央部で同一である
が、加硫済タイヤのベルトの局長は加硫時のシェービン
グ(膨II)工程に基因してベルト肩部で短カベ、ベル
ト中央部で長くなる結果、ストレッチはベルト中央部で
大きくベルト肩部で小さくなり、ベルト肩部でのタガ効
果が低下して、走行中のリフティングで損傷を起すと(
\う問題がある。
ヤの赤道径の不都合な拡径を防止するには有効であって
も、コードの巻付はピッチが5〜1511と広く設定し
であるために、タイヤ走行時のベルト補強という面では
弱い。すなわち、タイヤ走行時のリフティングによるベ
ルト損傷に対する補強効果が不充分である。また上記方
法では走行時のベルトのストレッチに対する考慮はなく
、軸を通る断面形状がフラットである表面を持つベルト
ドラムを使用してベルト成形するため、成形時のコード
の巻付は局長はベルト肩部とベルト中央部で同一である
が、加硫済タイヤのベルトの局長は加硫時のシェービン
グ(膨II)工程に基因してベルト肩部で短カベ、ベル
ト中央部で長くなる結果、ストレッチはベルト中央部で
大きくベルト肩部で小さくなり、ベルト肩部でのタガ効
果が低下して、走行中のリフティングで損傷を起すと(
\う問題がある。
このような問題を解決するために、特開昭64−364
34号公報では、1本または複数本の有機繊維コードを
ベルトの外周面にコードピッチ数がベルト肩部で最大と
なるように、周方向に平行に連続して螺旋状に巻付ける
ことが提案されて(Xる。この方法によれば、加硫済み
のタイヤのベルト肩部とベルト中央部のストレッチの差
が小さくなり、ベルト肩部のタガ効果が向上するので、
走行時のベルトのリフティングを防止する作用を発揮さ
せることができる。しかしながら、この方法ではとくに
ベルト肩部でのコードの巻付は回数が多くなって、コー
ドの巻付は作業に手間がかかるという問題がある。。
34号公報では、1本または複数本の有機繊維コードを
ベルトの外周面にコードピッチ数がベルト肩部で最大と
なるように、周方向に平行に連続して螺旋状に巻付ける
ことが提案されて(Xる。この方法によれば、加硫済み
のタイヤのベルト肩部とベルト中央部のストレッチの差
が小さくなり、ベルト肩部のタガ効果が向上するので、
走行時のベルトのリフティングを防止する作用を発揮さ
せることができる。しかしながら、この方法ではとくに
ベルト肩部でのコードの巻付は回数が多くなって、コー
ドの巻付は作業に手間がかかるという問題がある。。
この発明はこのような従来の欠点を解消するためになさ
れたものであり、ベルト肩部がタイヤ走行時のリフティ
ングにより損傷を起すことを確実に防止することができ
、しかも補強層の形成を容易に行なうことができるベル
ト補強層の新規な形成方法を提供するものである。
れたものであり、ベルト肩部がタイヤ走行時のリフティ
ングにより損傷を起すことを確実に防止することができ
、しかも補強層の形成を容易に行なうことができるベル
ト補強層の新規な形成方法を提供するものである。
この発明は、円筒状のタイヤカーカスをトロイダル状に
変形し、その外面にベルトおよびトレッドを圧着させて
ラジアルタイヤを製造する方法において、ベルトリング
上またはベルトドラム上で所定枚数のベルトを積層した
後、複数本の有機繊維コードが並列状態でゴムコーティ
ングされてなる帯状体を予め21tlねて積層体とした
ものを、上記ベルトの肩部の外周面にベルトの周方向に
連続して螺旋状に巻付けるようにしたものである。
変形し、その外面にベルトおよびトレッドを圧着させて
ラジアルタイヤを製造する方法において、ベルトリング
上またはベルトドラム上で所定枚数のベルトを積層した
後、複数本の有機繊維コードが並列状態でゴムコーティ
ングされてなる帯状体を予め21tlねて積層体とした
ものを、上記ベルトの肩部の外周面にベルトの周方向に
連続して螺旋状に巻付けるようにしたものである。
上記積層体は、相隣接する積層体間の隙間が実質上O辷
設定することが好ましい。また上記積層体は、上層と下
層との幅が互いに異なるように形成してもよい。
設定することが好ましい。また上記積層体は、上層と下
層との幅が互いに異なるように形成してもよい。
°上記構成では、複数本−の有機繊維コードが並列状態
でゴムコーティングされてなる帯状体を予め2層重ねて
積層体としたものを、ベルトドラム上のベルトの肩部の
外周面にベルトの周方向に連続して螺旋状に巻付けるよ
うにしており、このため1回の巻付けで2層の補強層を
形成させることができ、強力な補強層を容易に形成させ
ることができる。
でゴムコーティングされてなる帯状体を予め2層重ねて
積層体としたものを、ベルトドラム上のベルトの肩部の
外周面にベルトの周方向に連続して螺旋状に巻付けるよ
うにしており、このため1回の巻付けで2層の補強層を
形成させることができ、強力な補強層を容易に形成させ
ることができる。
第1図はこの発明に適用する有機flAMコード内包の
リボン(帯状体)の実施例を示している。すなわち、ナ
イロン66、ナイロン6、ポリエステル、全芳香族ポリ
エステル、ケブラーなどからなる有*m帷の紡績糸、モ
ノフィラメント糸、マルチフィラメント糸の単糸または
撚糸などの多数本から構成される1本の長尺コード1が
、コーティングゴム2中に内包されてリボン10が形成
されている。このコーティングゴム2は、従来のベルト
補強層(ベルト幅方向の接合部をもつナイロンバンド)
のコーティングゴムとして用いられるものと同等のもの
で、例えば天然ゴム主体または天然ゴム/SBRのブレ
ンド主体のゴム配合物でコード1との密着が良いものを
用いればよい。
リボン(帯状体)の実施例を示している。すなわち、ナ
イロン66、ナイロン6、ポリエステル、全芳香族ポリ
エステル、ケブラーなどからなる有*m帷の紡績糸、モ
ノフィラメント糸、マルチフィラメント糸の単糸または
撚糸などの多数本から構成される1本の長尺コード1が
、コーティングゴム2中に内包されてリボン10が形成
されている。このコーティングゴム2は、従来のベルト
補強層(ベルト幅方向の接合部をもつナイロンバンド)
のコーティングゴムとして用いられるものと同等のもの
で、例えば天然ゴム主体または天然ゴム/SBRのブレ
ンド主体のゴム配合物でコード1との密着が良いものを
用いればよい。
このリボン10は押出機またはカレンダボールで容易に
形成できる。また、上記コード1の直径はリフティング
防止上必要とされる強度により決まるが、例えば0.4
5〜0.80m5程度にすればよく、またゴムコーティ
ングの厚みは必要な耐久性により決まるが、例えば0.
60〜1.001程度にすればよい。さらにコード1相
互間のピッチρは0.60〜1.90mm程度にするの
が好ましい。
形成できる。また、上記コード1の直径はリフティング
防止上必要とされる強度により決まるが、例えば0.4
5〜0.80m5程度にすればよく、またゴムコーティ
ングの厚みは必要な耐久性により決まるが、例えば0.
60〜1.001程度にすればよい。さらにコード1相
互間のピッチρは0.60〜1.90mm程度にするの
が好ましい。
上記リボン10は第2図(a)に示すように、2つに折
畳まれたりボン10aとして用いる。すなわち、第3図
はベルトドラムまたはベルトリング5に巻付けた2層構
造のベルト4の外周面に対して、予め折曲げ形成した上
記リボン10aをベルト全幅(両肩部BSおよび中央部
BC)に亘って周方向に連続して螺旋状に巻付け、いわ
ゆるフルパントとしてのベルト補強層11を形成した状
態を示している。
畳まれたりボン10aとして用いる。すなわち、第3図
はベルトドラムまたはベルトリング5に巻付けた2層構
造のベルト4の外周面に対して、予め折曲げ形成した上
記リボン10aをベルト全幅(両肩部BSおよび中央部
BC)に亘って周方向に連続して螺旋状に巻付け、いわ
ゆるフルパントとしてのベルト補強層11を形成した状
態を示している。
また第4図はベルトドラムまたはベルトリング5に巻付
けた2層構造のベルト4の外周面に対し、上記リボン1
0aがベルトの両肩11BSのみに周方向に連続して螺
旋状に巻付けられ、いわゆるエツジバンドとしてのベル
ト補強層11を形成した状態を示している。このように
補強がとくに必要なベルト4のエツジ部のみにリボン1
0aを巻付けてもよい。
けた2層構造のベルト4の外周面に対し、上記リボン1
0aがベルトの両肩11BSのみに周方向に連続して螺
旋状に巻付けられ、いわゆるエツジバンドとしてのベル
ト補強層11を形成した状態を示している。このように
補強がとくに必要なベルト4のエツジ部のみにリボン1
0aを巻付けてもよい。
第2図はリボンの巻付は方法およびリボンの形成方法の
種々の態様を示し、第2図(a)ではタイヤの赤道11
100に対して対称にリボン10aを巻付けた例、(b
)はりボン10aを一方向にのみ向けて配置した例、(
C)は上層101と下層102との幅Cとbとが互いに
異なるように形成されたリボン10Cを赤道[1100
に対して対称に配置している例、l)は上記リボン10
cをタイヤの幅方向に中央部を除いて配置している例を
それぞれ示している。また第2図(e)に示すように、
リボンの形成方法として、リボン10の幅方向の両側を
中心側に折曲げて2層構造のりボン10eとし、これを
赤道線100に対して対称に配置してもよい。
種々の態様を示し、第2図(a)ではタイヤの赤道11
100に対して対称にリボン10aを巻付けた例、(b
)はりボン10aを一方向にのみ向けて配置した例、(
C)は上層101と下層102との幅Cとbとが互いに
異なるように形成されたリボン10Cを赤道[1100
に対して対称に配置している例、l)は上記リボン10
cをタイヤの幅方向に中央部を除いて配置している例を
それぞれ示している。また第2図(e)に示すように、
リボンの形成方法として、リボン10の幅方向の両側を
中心側に折曲げて2層構造のりボン10eとし、これを
赤道線100に対して対称に配置してもよい。
さらにこのようにリボン10を折曲げたもの用いる代り
に、リボン10を折曲げずにそのまま2層重ねてリボン
10dとし、このリボン10dを第2図(f)に示すよ
うにタイヤの赤道線100に対して対称に巻付けるよう
にしてもよく、あるいは(Q)に示すように、下層のリ
ボン10に対してそれより幅の狭いリボン103を重ね
合せたりボン10fを用いてもよい。上記いずれの場合
もリボン間の隙間は実質上Oになるようにすることが好
ましい。なお、リボンの上下の層の幅を異ならせると、
要求される補強層の強さに応じてリボンの強度を調整す
ることができる。
に、リボン10を折曲げずにそのまま2層重ねてリボン
10dとし、このリボン10dを第2図(f)に示すよ
うにタイヤの赤道線100に対して対称に巻付けるよう
にしてもよく、あるいは(Q)に示すように、下層のリ
ボン10に対してそれより幅の狭いリボン103を重ね
合せたりボン10fを用いてもよい。上記いずれの場合
もリボン間の隙間は実質上Oになるようにすることが好
ましい。なお、リボンの上下の層の幅を異ならせると、
要求される補強層の強さに応じてリボンの強度を調整す
ることができる。
上記各IJボン10a、10c、10d、10e。
10fは、それぞれこれをタイヤに巻付ける際に周方向
に対する角度が00を余り大きく上回らないように過度
の幅にすることがタイヤユニフォーミティの点から望ま
しい。したがって、上記各リボンの幅すは、10〜3Q
ve、とりわけ20s園程度にするのが好ましい。また
リボン10cの幅すに対して上層101の帷Cの割合(
c/b)は0.4以上にすることが必要であり、それ以
下では2層にする意味が少なくなる。
に対する角度が00を余り大きく上回らないように過度
の幅にすることがタイヤユニフォーミティの点から望ま
しい。したがって、上記各リボンの幅すは、10〜3Q
ve、とりわけ20s園程度にするのが好ましい。また
リボン10cの幅すに対して上層101の帷Cの割合(
c/b)は0.4以上にすることが必要であり、それ以
下では2層にする意味が少なくなる。
また上記種々のリボンの巻付は張力は、ベルト4の幅方
向に均一に設定してもよいが、タイヤの加硫後のリボン
の張力がベルト全幅で差がなく均一になるように、ある
いはリボンの一定荷重伸び率がベルト4の肩部で小さく
、またベルト4の中央部で大きくなるように、コードの
巻付は張力がベルト肩部では最大となり、またベルト中
央部では最小となるように巷付けることもできる。
向に均一に設定してもよいが、タイヤの加硫後のリボン
の張力がベルト全幅で差がなく均一になるように、ある
いはリボンの一定荷重伸び率がベルト4の肩部で小さく
、またベルト4の中央部で大きくなるように、コードの
巻付は張力がベルト肩部では最大となり、またベルト中
央部では最小となるように巷付けることもできる。
なお、この発明のラジアルタイヤ用補強バンド成形方法
を含むラジアルタイヤの製造方法の全体を一実施例によ
り示せば、つぎの通りである。第5図において、直径が
拡縮経可能なベルトドラムまたはベルトリング5上にこ
のドラムを拡径状態で複数枚のベルト4をバンド状に巻
付け、ついで上記リボンを順次連続的に周方向にほぼ平
行に螺旋状に巻付けて補強層11を形成させる。この際
、巻付は張力はベルト4の肩部で最大となり、ベルト4
の中央部で最小となるように張力設定を行なう。補強層
11を形成した後、この補強層11の上にトレッド56
を巻付けてバンド状にし、ついでステッチャ−ローラ(
図示せず)によりトレッド56上から圧着力を加えて、
ベルト4とベルト補強層11とトレッド56とを一体化
する。そしてタイヤ成形ドラム55とベルトドラム5と
の間に待機していた搬送リング(図示せず)がベルトド
ラム5上に移動し、縮径して上記一体上した組立体の外
周面を把持し、ベルトドラム5を縮径させることにより
上記組立体をタイヤ成形ドラム55上に搬送する。
を含むラジアルタイヤの製造方法の全体を一実施例によ
り示せば、つぎの通りである。第5図において、直径が
拡縮経可能なベルトドラムまたはベルトリング5上にこ
のドラムを拡径状態で複数枚のベルト4をバンド状に巻
付け、ついで上記リボンを順次連続的に周方向にほぼ平
行に螺旋状に巻付けて補強層11を形成させる。この際
、巻付は張力はベルト4の肩部で最大となり、ベルト4
の中央部で最小となるように張力設定を行なう。補強層
11を形成した後、この補強層11の上にトレッド56
を巻付けてバンド状にし、ついでステッチャ−ローラ(
図示せず)によりトレッド56上から圧着力を加えて、
ベルト4とベルト補強層11とトレッド56とを一体化
する。そしてタイヤ成形ドラム55とベルトドラム5と
の間に待機していた搬送リング(図示せず)がベルトド
ラム5上に移動し、縮径して上記一体上した組立体の外
周面を把持し、ベルトドラム5を縮径させることにより
上記組立体をタイヤ成形ドラム55上に搬送する。
ついでタイヤ成形ドラム55上の円筒状のタイヤカーカ
ス50をトロイダル状に変形するとともに、その両ビー
ド保持部を軸方向内方に同期移動させ、その彫版した外
周面が待機している上記組立体のベルト内面全幅に圧接
される。そして搬送リングが待機位置へ戻ると、ステッ
チャ−ローラ(図示せず)がトレッド56を圧着してタ
イヤカーカス50に上記組立体が固着ぎれて、住タイヤ
を完成する。
ス50をトロイダル状に変形するとともに、その両ビー
ド保持部を軸方向内方に同期移動させ、その彫版した外
周面が待機している上記組立体のベルト内面全幅に圧接
される。そして搬送リングが待機位置へ戻ると、ステッ
チャ−ローラ(図示せず)がトレッド56を圧着してタ
イヤカーカス50に上記組立体が固着ぎれて、住タイヤ
を完成する。
以上のように補強層11を構成する有機繊維コード1を
帯状体のリボンとし、かつそれを予め2層にしたものを
巻付けるようにすれば、コード1を単独で多数回巻付け
る場合、および1層のリボンを2回巻付ける場合に比較
してその巻付は工程が大幅に簡略化され、したがってタ
イヤの製造工程における補強層11の成形を容易に行な
うことができる。
帯状体のリボンとし、かつそれを予め2層にしたものを
巻付けるようにすれば、コード1を単独で多数回巻付け
る場合、および1層のリボンを2回巻付ける場合に比較
してその巻付は工程が大幅に簡略化され、したがってタ
イヤの製造工程における補強層11の成形を容易に行な
うことができる。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明の方法によれば、複数本
の有機l!雑コードが並列状態でゴムコーティングされ
てなる帯状体を予め2層重ねて積層体としたものを、ベ
ルトドラム上のベルトの肩部の外周面にベルトの周方向
に連続して螺旋状に巻付けるようにしており、このため
1回の巻付けで21の補強層を形成させることができ、
強力な補強層を容易に形成させることができる。
の有機l!雑コードが並列状態でゴムコーティングされ
てなる帯状体を予め2層重ねて積層体としたものを、ベ
ルトドラム上のベルトの肩部の外周面にベルトの周方向
に連続して螺旋状に巻付けるようにしており、このため
1回の巻付けで21の補強層を形成させることができ、
強力な補強層を容易に形成させることができる。
第1図はこの発明の実施に適用される有機繊維コード内
包のリボンの横断面説明図、第2図(a)〜(Q)はそ
れぞれ補強層の構成例を示す説明図、第3図はバンドに
補強層を巻付けた状態の断面説明図、第4図はバンドに
補強層を巻付けた状態の他の例を示す断面説明図、第5
図はこの発明の成形方法を含むラジアルタイヤの製造方
法の説明図である。 1・・・有!IIIII11コード、2・・・コーティ
ングゴム、4・・・ベルト、5・・・ベルトドラム、1
0.10a。 10c、10d、10e、 10f・・・リボン(帯状
体)、11・・・ベルト補強層。
包のリボンの横断面説明図、第2図(a)〜(Q)はそ
れぞれ補強層の構成例を示す説明図、第3図はバンドに
補強層を巻付けた状態の断面説明図、第4図はバンドに
補強層を巻付けた状態の他の例を示す断面説明図、第5
図はこの発明の成形方法を含むラジアルタイヤの製造方
法の説明図である。 1・・・有!IIIII11コード、2・・・コーティ
ングゴム、4・・・ベルト、5・・・ベルトドラム、1
0.10a。 10c、10d、10e、 10f・・・リボン(帯状
体)、11・・・ベルト補強層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、円筒状のタイヤカーカスをトロイダル状に変形し、
その外面にベルトおよびトレッドを圧着させてラジアル
タイヤを製造する方法において、ベルトリング上または
ベルトドラム上で所定枚数のベルトを積層した後、複数
本の有機繊維コードが並列状態でゴムコーティングされ
てなる帯状体を予め2層重ねて積層体としたものを、上
記ベルトの肩部の外周面にベルトの周方向に連続して螺
旋状に巻付けることを特徴とするラジアルタイヤ用補強
バンド成形方法。 2、上記積層体は、相隣接する積層体間の隙間が実質上
0に設定されていることを特徴とする請求項1記載のラ
ジアルタイヤ用補強バンド成形方法。 3、上記積層体は、上層と下層との幅が互いに異なるよ
うに形成されていることを特徴とする請求項1または2
記載のラジアルタイヤ用補強バンド成形方法。 4、上記積層体は、複数本の有機繊維コードが並列状態
でゴムコーティングされてなる帯状体が幅方向に折曲げ
られて形成されていることを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載のラジアルタイヤ用補強バンド成形方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2293305A JPH0645195B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | ラジアルタイヤ用補強バンド成形方法 |
DE19914135044 DE4135044A1 (de) | 1990-10-29 | 1991-10-24 | Verfahren zur herstellung eines guertelreifens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2293305A JPH0645195B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | ラジアルタイヤ用補強バンド成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04164631A true JPH04164631A (ja) | 1992-06-10 |
JPH0645195B2 JPH0645195B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17793115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2293305A Expired - Lifetime JPH0645195B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | ラジアルタイヤ用補強バンド成形方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0645195B2 (ja) |
DE (1) | DE4135044A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2567070C1 (ru) * | 2014-05-20 | 2015-10-27 | Общество с ограниченной ответственностью "Холдинговая Компания "ЛОйл НЕФТЕХИМ" | Каркас покрышки шины |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10207417B4 (de) * | 2002-02-21 | 2004-04-15 | Continental Aktiengesellschaft | Fahrzeugreifen und Verfahren zur Herstellung eines Fahrzeugreifens |
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1990
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-
1991
- 1991-10-24 DE DE19914135044 patent/DE4135044A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2567070C1 (ru) * | 2014-05-20 | 2015-10-27 | Общество с ограниченной ответственностью "Холдинговая Компания "ЛОйл НЕФТЕХИМ" | Каркас покрышки шины |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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