JPH0416415A - 球形カプセルの整列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は一般的には球形カプセルの整列装置に関するも
のてあり、さらに特別には、薬剤、化学品、肥料１食品
等における球形カプセルを、容器へ包装する前に整列さ
せる装置に関するものである。

「従来の技術」 ホッパーの底部から、傾斜した数条の溝又はチューブへ
カプセルを架橋させないで整列状態になるよう順次供給
する手段として、ホッパーを振動させる手段か一般に採
用されている。

「発明が解決しようとする課題」 前述のようにホッパーを振動させると、球形カプセルは
ホッパー内て架橋することなく、その底部から一個ずつ
溝又はチューブ内に供給され、カプセルは溝又はチュー
ブ内を整列した状態で流れる。

しかしながら、ホッパーの振動による騒音が大きいほか
、振動か隣接する他の処理装置に悪影響を与えることか
少なくない。

本発明の目的は、はとんど騒音かなくかつ隣接の処理装
置に悪影響を及ぼさないような球形カプセルの整列装置
を提供することにある。

「課題を解決するための手段」 本発明に係る球形カプセルの整列装置は、前述の目的を
達成するため、案内された球形カプセルか一列状て流れ
る状態に下り傾斜した溝を複数条設けたガイドと、この
ガイドの上に底部か前記６溝の一部と通ずる状態に設け
られたホッパーとを備え、このホッパー又は前記ガイド
若しくは溝を流れ方向に沿って往復スライドさせる構造
を採用している。

前記ポツパーの底部よりも前記溝の流れ方向下側におい
て、前記溝の上方にカプセル検出器を設け、カプセル検
出器がいずれかの溝においてカプセル無しを検出したと
きに、前記ホッパー又はガイド若しくは溝をスライドさ
せるように構成するのが望ましい。

「作用」 本発明に係るカプセルの整列装置は、ホッパー又はガイ
ド若しくは溝を流れ方向に往復スライドさせることによ
って、ガイドの溝内へ既に一列状に案内されて下側へ流
れつつあるカプセル又はガイドと、その上のホッパーの
底部にあるカプセルとかこすれ合うことによフてカプセ
ル相互の架橋か防止され、同時に、カプセルか下方向に
流れて空きになった溝の上（かみ）側の部分にホッパー
から新たなカプセルが案内される。

ホッパー又はガイドのスライドのピッチは、溝内を流れ
るカプセルの流速によって異なり、６溝をカプセルか連
続して流れ、カプセルの流れか断たれない程度のピッチ
てスライドさせるのか好ましい。

「実施例」 以下図面を参照しながら本発明に係る整列装置の好適な
実施例を説明する。

傾斜した上面を持つ機台１の上には、球形のカプセルａ
か多数案内されたとき、−列状になって流れる程度のサ
イズの先下がり状の溝２１を数条形成したガイド２か固
定され、このガイド２における６溝２１の流れ方向下端
部には、それぞれ合成樹脂製の透明な給送チューブ３が
接続されており、この各給送チューブ３は図示されてい
ない計数充填工程に接続している。

ガイド２の流れ方向上側には、底部か溝と２１と通しる
ようにホッパー４か設けられており、このホッパー４は
、底部両側部か第２図のように溝付きのガイド２の両側
部上面に摺接し、その両側枠４１の下端が機台１の天板
の両側縁と係合して、ガイド２から外れずに溝２１に沿
って往復スライドてきるように構成されている。

この実施例では、ホッパー４の底部からガイド２の溝２
１内に案内された球形のカプセルａは重力によって溝２
１内を下方向に流れ、各給送チューブ３の上に設けられ
た光電管からなるカプセル検出器５（第１図）か、いず
れかの給送パイプ３又は溝２１のカプセル無しを検出す
ると、機台１の上側端に設けられたエアシリンダよりな
る駆動装置６により、ホッパー４が溝２１に沿って一回
ないし数回所定ストロークで往復スライドするように構
成されている。

このホッパー４のスライドにより、ホッパー４の底部に
あるカプセルａか、溝２１内のカプセルａ又はＷ４２１
とこすれ合い、ホッパー４内てカプセル相互か架橋状態
になっていてもその架橋かくずれ、溝２１の空きになっ
ている上側にカプセルａか一列状態に整列案内される。

前述のように、ホッパー４は間欠的ないし時々往復スラ
イドするたけであるのて、騒音を生しないとともに、後
続する図示しないカプセルの充填装置その他の隣接する
処理装置へ悪影響を及ぼすことはない。

前述のよにホッパー４をスライドさせる構造に代えて、
ガイド２をスライドさせても実施することかてきるし、
６溝２１かガイド２に対して摺接した状態に設けられて
いる場合は溝２１をスライドさせても実施することかで
きる。

カプセル検出器５には光電管以外の検出手段を用いるこ
とかてきるし、駆動装置６にはエアシリンダのほか油圧
シリンダやモータその他のアクチュエータを使用するこ
とかできる。

また、駆動装置６の制御はカプセル検出器５のカプセル
無しの検出と連動させずに、数秒置きに作動するように
構成してもよい。

本発明は前記実施例に限定されることなく、特許請求の
範囲内において他の要素を付加したり、あるいは適宜変
更して実施することかできる。

「発明の効果」 本発明に係る球形カプセルの整列装置は、大きな騒音を
発生させず、かつ、隣接の処理装置へ悪影響を及ぼず、
しかも簡単な機構で小型にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る整列装置の実施例を示す部分断面
図、第２図は第１図の矢印Ａ−Ａに沿う部分断面図であ
る。 図中主要符号の説明 ｌ・・・・機台　　　２・・・・ガイド２１・・・溝　
　　　３・・・・給送チューブ４・・・・ホッパー ５・・・・カプセル検出器 ６・・・・駆動装置 ａ・・・・球形のカプセル

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、案内された球形カプセルが一列状で流れる状態
   に下り傾斜した溝を複数条有するガイドと、このガイド
   の上に底部が前記各溝の一部と通ずる状態に設けられた
   ホッパーとを備え、このホッパー又は前記ガイド若しく
   は溝を流れ方向に沿って往復スライドさせることを特徴
   とする球形カプセルの整列装置。
2. （２）、前記ポッパーの底部よりも前記溝の流れ方向下
   側において、前記溝の上方にカプセル検出器を設け、カ
   プセル検出器がいずれかの溝においてカプセル無しを検
   出したときに前記ホッパー又はガイド若しくは溝をスラ
   イドさせる、請求項１に記載の球形カプセルの整列装置
   。