JPH04164157A - ガスエンジンの始動制御装置 - Google Patents

ガスエンジンの始動制御装置

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JPH04164157A
JPH04164157A JP29014290A JP29014290A JPH04164157A JP H04164157 A JPH04164157 A JP H04164157A JP 29014290 A JP29014290 A JP 29014290A JP 29014290 A JP29014290 A JP 29014290A JP H04164157 A JPH04164157 A JP H04164157A
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starter
starting
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heater
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Fumio Yamashita
文男 山下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はガスエンジンの始動制御装置に関し、殊に厳
寒時における始動性能を改善した始動制御装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来より、エンジンの始動制御装置は一般のエンジン及
びガスエンジンともに、例えば以下のように構成されて
いた。
即ち、ガスエンジンのスタータを始動回転するスタータ
駆動回路と、ガスエンジンの回転数を検出して回転数信
号を出力する回転数検出器と、所定の時間を計時するタ
イマーと、スタータの始動回数を計数するカウンターと
、スタータ駆動回路に始動制御信号を出力する制御回路
を備えて成り、例えば第3図で示すように、制御回路で
スタータを始動回転させて、エンジン回転数nが所定値
(600rpm)以下であればスタータを停止させ、所
定の時間間隔(t≧7sec、 )をあけて再びスター
タを始動回転させ、スタータを複数回(N22)始動回
転させてもエンジンが所定の回転数nに達しないとき、
エンジンの始動不能を判定するように構成されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしガスエンジンの場合、上記従来例のものでは、殊
に厳寒時における始動性能が必ずしも満足出来るもので
はなかった。
即ち、ガスエンジンの場合、例えば−10度以下の厳寒
条件で一度目(N=1)の始動に失敗すると、燃料ガス
の圧縮・点火プラグのスパーク・燃焼等によって生じる
水分が点火プラグの中心電極を被覆しているインシュレ
ータと接地電極との隙間に氷結し1、この氷結で絶縁抵
抗が小さくなり、2回目(N≧2)以降は始動不能に陥
ることがある。
ガスエンジンを再始動させるには、 ■この氷結が解消するまで待つ。
■点火プラグを取り外して加熱する。
■エンジン停止中に冷却水をヒータで温める。
■エンジンの吸気を温めてから始動する。
などの方法が考えられるが、いずれも手間取り迅速にエ
ンジンを始動することが出来ない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、上
記点火プラグの氷結による始動不能を解消して、迅速に
エンジンを始動させることを技術課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するものとして以下の  ′よ
うに構成される。
即ち、ガスエンジンEのスタータ2を始動回転するスタ
ータ駆動回路3と、ガスエンジンEの回転数を検出して
回転数信号nを出力する回転数検出器4と、所定の時間
をを計時するタイマー5と、スタータ2の始動回数Nを
計数するカウンター6と、スタータ駆動回路3に始動制
御信号Jを出力する制御回路8を備えて成り、 制御回路8は、スタータ2を始動回転させて、エンジン
回転数nが所定値以下であればスタータ2を停止させ、
所定の時間間隔ををあけて再びスタータ2を始動回転さ
せ、スタータ2を複数回始動回転させてもエンジンEが
所定の回転数に達しないとき、エンジンの始動不能を判
定するように構成したガスエンジンの始動制御装置にお
いて、ガスエンジンEの点火プラグ10.の近傍にグロ
ーヒータ11を配置してヒータ駆動回路9でオン・オフ
制御可能に構成し、エンジンの始動時の温度を検出する
温度検出器12を付設し、検出温度Tが所定の厳寒値以
下のとき、制御回路8により上記スタータ2のオフ制御
に連動させてグローヒータ11をオン制御するように構
成したことを特徴とするものである。
(作  用) 本発明では、点火プラグ10の近傍にグローヒータ11
を配置してヒータ駆動回路9でオン・オフ制御可能に構
成し、エンジンの始動時の温度を検出する温度検出器1
2を付設し、検出温度Tが所定の厳寒値以下のとき、制
御回路8により上記スタータ2のオフ制御に連動させて
グローヒータ11をオン制御するように構成したので、
エンジンは以下のように始動する。
まず1回目の始動運転でスタータ2を始動回転させ、エ
ンジン回転数nが所定値以下であればスタータを停止さ
せるとともに、グローヒータ11をオンにする。すると
グローヒータ11の加熱により点火プラグ10の氷結が
速やかに解消し、エンジンは始動可能な状態になる。そ
して所定の時間間隔ををあけて2回目の始動運転をする
と、エンジンは速やかに始動する。なお、スタータ2を
複数回始動回転させても、エンジンが所定の回転数nに
達しないときは、エンジンの始動不能と判定する。
(実 施 例) 第1図は本発明に係るガスエンジンの始動制御装置のブ
ロック図、第2図はその始動制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。まず本考案に係るガスエンジンにつ
いて簡単に説明する。
このガスエンジンEは、シリンダブロック21の上側に
シリンダヘッド22を載置固定し、シリンダブロック2
1の中央のシリンダ23にピストン24を内嵌し、シリ
ンダ23の側方に動弁カム輔25を前後方向に走らせ、
ピストン24の上方であってシリンダ23とシリンダヘ
ッド22とで囲まれた空間を燃焼室26として形成し、
燃焼室26の上方のシリンダヘッド22に着火室27と
吸気ポート28及び排気ポート(図示路)を形成し、吸
気ポート28及び排気ポートと燃焼室26との連通は、
動弁カム軸25で駆動される吸気弁29及び排気弁(図
示路)で断続されるように構成されており、以下に述べ
る始動制御装置で始動するように構成されている。なお
、第1図中の符号30は吸気ポート28に接続される燃
料ガスの供給手段である。
このエンジンの始動制御装置は第1図で示すように、ガ
スエンジンEのスタータ2を始動回転するスタータ駆動
回路3と、ガスエンジンEの回転数を検出して回転数信
号nを出力する回転数検出器4と、所定の時間をを計時
するタイマー5と、スタータ2の始動回数Nを計数する
カウンター6と、ガスエンジンEの点火プラグ10の近
傍に配置したグローヒータ11と、グローヒータ11の
ヒータ駆動回路9と、エンジンの始動時の温度を検出す
る温度検出器12と、スタータ駆動回路3に始動制御信
号Jを出力するとともに、ヒータ駆動回路9にオン・オ
フ制御信号Kを出力する制御回路8とを具備して成る。
スタータ2は、セルモータで伝動歯車を介してクランク
軸(いずれも図示路)を始動回転するように構成されて
おり、エンジンEが始動してその回転数nが例えば60
0 rpm以上になると、自動的に伝動歯車の咬合を解
除してセルモータをオフ制御するように構成されている
また回転検出器4は、例えば動弁カム軸25の回転数を
検出して回転数信号nを出力するように構成されている
上記点火プラグ10及びグローヒータ11は、シリンダ
ヘッド22の着火室26内に臨ませて、相互に近接配置
され、点火プラグ10の中心電極を被覆しているインシ
ュレータと接地電極との隙間の氷結をグローヒータ11
で解消するように構成されている。
制御回路8はマイクロコンピュータで構成され、第2図
に示すプログラムが入力されており、回転数検出器4か
らの回転数信号n1タイマー5からの計時信号t1カウ
ンター6からの計数値N1温度検出器12からの温度信
号Tを受けてスタータ駆動回路3及びヒータ駆動回路9
へそれぞれ始動制御信号J−Kを出力し、エンジンを始
動制御するように構成されている。なお、説明の便宜上
タイマー5とカウンター6をマイクロコンピュータとは
別に表示したが、マイクロコンピュータ自信力に内部に
保有する計時手段・計数手段で代替することができる。
以下第2図に基づいて制御回路8が指令する始動制御に
ついて説明する。
ステップS1ではカウンター6の計数値Nを0にする。
ステップS2ではスタータ2をオン制御して始動回転す
る。
ステップS3ではエンジンの回転数nが600rpm以
下であるか否かを判定し、600 rpm以上のときは
エンジンが始動したものと判定して始動制御を終了し、
600 rpm以下ではステップS4へ進む。
ステップS4では周囲の温度Tが一10度以下であるか
否かを判定し、−10度以上のときはス      □
テップS5へ進み、−10度以下ではステップS5でス
タータ2をオフ制御するとともに、ステップS6でグロ
ーヒータ11をオン制御する。
ステップS7ではタイマー5の計時信号ををを受けて、
グローヒータ11がオンした後7 sec経過したこと
を判定して、ステップS8でグローヒ−夕11をオフ制
御するとともに、カウンター6の計数値Nを+1加算す
る。
ステップS9ではカウンター6の計数値Nが、3以上か
否かを判定し、3未満であればステップS2へ戻り、3
以上のときはステップSIOで始動不能と認定してステ
ップSl+でその旨を表示し、始動制御を終了する。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明では点火プラグの
近傍にグローヒータを配置してヒータ駆動回路でオン・
オフ制御可能に構成し、エンジンの始動時の温度Tが所
定の厳寒値以下のとき、制御回路により上記スタータの
オフ制御に連動させてグローヒータをオン制御するよう
に構成したので、まず1回目の始動運転でエンジンの始
動に失敗しても、グローヒータの加熱により点火プラグ
の氷結を速やかに解消し、エンジンを始動可能な状態に
することが可能になる。従って2回目以降の始動運転で
はエンジンの始動が容易になる。
これにより、点火プラグの氷結による始動不能を解消し
て、エンジンを速やかに始動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガスエンジンの始動制御装置のブ
ロック図、第2図はその始動制御装置の動作を示すフロ
ーチャート、第3図は従来例の第2図相当図である。 E・・・エンジン、     2・・・スタータ、3・
・・スタータ駆動回路、  4・・・回転数検出器、5
・・タイマー、   6・・・カウンター、8・・・制
御回路、   9・・・ヒータ駆動回路、10・・・点
火プラグ、   11・・・グローヒータ12・・・温
度検出器。 特許出願人  株式会社り ボ タ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガスエンジンEのスタータ2を始動回転するスター
    タ駆動回路3と、ガスエンジンEの回転数を検出して回
    転数信号nを出力する回転数検出器4と、所定の時間を
    を計時するタイマー5と、スタータ2の始動回数Nを計
    数するカウンター6と、スタータ駆動回路3に始動制御
    信号Jを出力する制御回路8を備えて成り、 制御回路8は、スタータ2を始動回転させて、エンジン
    回転数nが所定値以下であればスタータ2を停止させ、
    所定の時間間隔tをあけて再びスタータ2を始動回転さ
    せ、スタータ2を複数回始動回転させてもエンジンEが
    所定の回転数に達しないとき、エンジンの始動不能を判
    定するように構成したガスエンジンの始動制御装置にお
    いて、 ガスエンジンEの点火プラグ10の近傍にグローヒータ
    11を配置してヒータ駆動回路9でオン・オフ制御可能
    に構成し、 エンジンの始動時の温度を検出する温度検出器12を付
    設し、 検出温度Tが所定の厳寒値以下のとき、制御回路8によ
    り上記スタータ2のオフ制御に連動させてグローヒータ
    11をオン制御するように構成したことを特徴とするガ
    スエンジンの始動制御装置
JP2290142A 1990-10-26 1990-10-26 ガスエンジンの始動制御装置 Expired - Lifetime JP2585142B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108626053A (zh) * 2018-03-27 2018-10-09 潍柴西港新能源动力有限公司 一种防止汽车火花塞冬季结冰的控制方法
CN113187607A (zh) * 2021-05-28 2021-07-30 潍柴动力股份有限公司 一种车辆的发动机排汽方法及装置

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108626053A (zh) * 2018-03-27 2018-10-09 潍柴西港新能源动力有限公司 一种防止汽车火花塞冬季结冰的控制方法
CN108626053B (zh) * 2018-03-27 2020-04-28 潍柴西港新能源动力有限公司 一种防止汽车火花塞冬季结冰的控制方法
CN113187607A (zh) * 2021-05-28 2021-07-30 潍柴动力股份有限公司 一种车辆的发动机排汽方法及装置
CN113187607B (zh) * 2021-05-28 2022-04-26 潍柴动力股份有限公司 一种车辆的发动机排汽方法及装置

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