JPH04164003A - 吸血害虫忌避剤 - Google Patents

吸血害虫忌避剤

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JPH04164003A
JPH04164003A JP29022090A JP29022090A JPH04164003A JP H04164003 A JPH04164003 A JP H04164003A JP 29022090 A JP29022090 A JP 29022090A JP 29022090 A JP29022090 A JP 29022090A JP H04164003 A JPH04164003 A JP H04164003A
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Tatsuya Kamezawa
達也 亀澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はイソシアヌール酸トリアルキルエステルを有効
成分として含有することを特徴とする吸血害虫忌避剤に
関する。
[従来の技術] 本発明で用いられるイソシアヌール酸トリアルキルエス
テルは公知化合物であり、医薬品又はその合成原料、殺
虫剤、重合体または共重合体あるいはこれらの合成原料
、工業薬品、熱媒体、潤滑剤、可塑剤等に用いられるこ
とが知られている。
(米国特許筒3,075,979号及び同第3,684
,807号公報、特公昭35−17566号、同3B−
3985号、同36−4376号、同 40−2556
号、同 40−6635号、同41−106号、同42
−9345号、同42−12913号、同60−491
62号、同60−54926号公報参照)これらの公報
のうち特公昭60−49162号及び特公昭60−54
926号公報にはイソシアヌール酸トリアルキルエステ
ルが殺虫剤または木質材害虫撲滅用組成物として用いら
れる旨の記載はあるが、吸血害虫忌避剤として有効であ
ることは何ら記載されていない。
[発明が解決しようとする課Bl 従来、吸血害虫の被害を防止する方法として殺虫剤を散
布することが行われている。これにより吸血害虫による
被害をある程度は防除できるものの、被害の対象である
人や家畜、ペット等の動物が移動する場合、それぞれの
移動する場所で殺虫剤を散布する必要があり、労力・経
済性・安全性・環境保全の点から望ましくなく、特に屋
外において吸血害虫による被害を防除することは困難で
あった。
このような問題点を解決するために、被害の対象となる
人や家畜あるいは衣類等を害虫忌避剤で処理して、吸血
害虫の被害を防除する薬剤が見出されている。その薬剤
の例としては、N、N−ジエチルトルアミド、ジメチル
フタレート等があげられる。これらの中で−N、N−ジ
エチルトルアミドは皮膚刺激性が小さく、その効力の強
さから多くの場面で使用されているが、安価で安全性が
高く、より強い忌避作用をもち、長時間効果が持続する
薬剤が望まれている。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、吸血害虫に対する忌避効果が優れ、安価
で人体に用いても安全性が高い忌避剤について鋭意研究
を重ねた結果、インシアヌール酸トリアルキルエステル
がその要求を満足し、吸血害虫忌避剤として優れている
ことを見出し、本発明に至った。
本発明に用いられるイソシアヌール酸トリアルキルエス
テルは例えば前述した公報に記載された方法で得ること
ができ、そのまま使用することもできるが、通常適当な
担体に配合した組成物として使用するのが好ましい。
使用形態としては、エアゾール・ローション等の液剤や
軟膏、粉剤、ゲル、スティック等があげられ、またマッ
ト状、ジット状、渦巻状等にも形成し、従来の電気蚊取
り機や蚊取り線香と同様の態様で使用し得る。
液剤を調製する際に用いられる担体としては、例えば、
水、メチルアルコール、エチルアルコール、グリセリン
、ポリエチレングリコール等のアルコール類、メチルエ
チルケトン、アセトン等のケトン類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチル等のエステ
ル類、ヘキサン、ケロシン、石油ベンジン、パラフィン
等の炭化水素類等が挙げられる。
液剤には、更に通常の乳化剤、分散剤、懸濁化剤5保存
剤、噴射剤等を添加配合することができる。また通常の
塗膜形成剤を配合することもできる。
軟膏を調製する際に用いられる担体としては、例えば蜜
蝋と植物油を混合したもの、白蝋と白色ワセリンとを混
合したもの等が挙げられる。
粉剤を調製する際に用いられる担体としては。
例えばケイ酸、カオリン、タルク、ケイソウ土、澱粉等
が挙げられる。
更にマイクロカプセル化した形態に調製して、ローショ
ン、エアゾール等に製剤して用いることもできる。
本発明のイソシアヌール酸トリアルキルエステルのうち
、吸血害虫忌避剤として最も優れているものは、1,3
.5−トリプロピル−1,3,5−1〜リアジン−2,
4,6−)−リオン(インシアヌール酸トリ−n−プロ
ピルエステル;以下、TPICと略す、)であり、後記
実施例にも示す様にN、N−ジエチルトルアミドよりも
忌避効果、持続性に優れている。
本発明の吸血害虫忌避剤には、他の害虫忌避剤、共力剤
、殺菌剤1着香料等を適宜添加することができる。これ
らの添加量を限定することはできないが、イソシアヌー
ル酸トリアルキルエステルの10倍量まで、通常175
0〜10倍量とするのが適当である。
」1記の様にしてtJ!4製された組成物のうち液剤、
軟膏剤は直接皮膚等に処理することができる。また予め
シート状、フィルム状、II/4目状、帯状等の適当な
基剤に塗布、含浸、滴下、混線等の処理をしておき、該
基剤で皮膚の露出部、また衣服等の上を被服する等の方
法で使用することもできる。
本発明の吸血害虫忌避剤組成物中、イソシアヌール酸ト
リアルキルエステルの添加量は剤型や適用方法により異
なるが、例えばエアゾール等の液剤で用いる場合には、
有効成分量は0.05%〜20%、好ましくは0.5%
〜10%である。
また本忌避剤の処理量は通常皮膚の面積]、cr+2当
りイソシアヌール酸トリアルキルエステルとして、0.
01+eg以上、好ましくは0.01〜0゜5mg含有
する量である。
次に本発明の効果について、実施例を挙げて説明するが
、本発明はこれらに限定されるわけではない。
[実施例1コ 直径11cmの口紙に、TPICのアセトン溶液(以下
、Tと略す、)1mlを処理した。同様にN、N−ジエ
チルトルアミドのアセトン溶液(以下りと略す、)およ
びアセトンのみで処理した口紙を準備した。
チカイエ力約400頭の入った金網ケージの内側に処理
した口紙を添付し、20分後、2分間に口紙に係留した
チカイエカ頭数を計数し、下式により忌避率を算出した
。結果を第1表に記す。
第  1  表 忌避率(%)=((アセトン処理紙に係留した頭数−薬
剤処理紙に係留した頭数)/(アセトン処理紙に係留し
た頭数))X100 第1表の結果から、TPICが皮膚刺激性が小さく、そ
の忌避効果が強いとされているN、N−ジエチルトルア
ミドよりもさらに優れた吸血害虫忌避作用を示すことが
わかる。
[実施例2] 人の一方の腕300c園2に、TPICのエタノール溶
液(以下T′処理と略す、)2mlを塗布した。同様に
他方の腕にN、N−ジエチルトルアミドのエタノール溶
液(以下D′処理と略す、)を塗布した。エタノールが
乾燥した後、実施例1と同様のチカイエカ金網ケージ内
に、処理した腕部を3分間挿入し、吸血頭数を削性した
。これを薬剤塗布後1時間毎に繰り返した。
結果を第2表に示す。
(以下余白) 第  2  表 第2表の結果から、TPICに吸血害虫忌避作用の持続
期間は、N、N−ジエチルトルアミドよりも長いことが
わかる。
[製剤例1] エアゾールタイプ TPIC5,0% プロペラント        50,0%香料    
          微量エチルアルコール     
   残分100.0% 以上を混合し、エアーゾルタイプの本発明液剤組成物を
得る。
[製剤例2ズ ローションタイプ イソシアヌール酸       3.0%トリエチルエ
ステル 香料              微量イソプロピルア
ルコール     残分100.0% 以上を混合し、ローションタイプの本発明液剤組成物を
得る。
[実施例3] 軟膏剤 イソシアヌール酸       3.0%トリ−n−ブ
チルエステル 大豆油           65.0%蜜*    
                32. 0%100
. 0 % 以上を常法により混合し、本発明吸血害虫忌避軟膏剤を
得る。
[発明の効果]

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イソシアヌール酸トリアルキルエステルを有効成
    分として含有することを特徴とする吸血害虫忌避剤。
  2. (2)イソシアヌール酸トリアルキルエステルがイソシ
    アヌール酸トリ−n−プロピルエステルである請求項(
    1)記載の吸血害虫忌避剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0888713A1 (en) * 1996-01-30 1999-01-07 Nissan Chemical Industries, Limited Agents for preventing deposition of aquatic organisms

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0888713A1 (en) * 1996-01-30 1999-01-07 Nissan Chemical Industries, Limited Agents for preventing deposition of aquatic organisms
EP0888713A4 (en) * 1996-01-30 1999-08-18 Nissan Chemical Ind Ltd AGENT FOR PREVENTING FIXING OF WATER LIFE

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