JPH0416299Y2 - - Google Patents

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JPH0416299Y2
JPH0416299Y2 JP3520683U JP3520683U JPH0416299Y2 JP H0416299 Y2 JPH0416299 Y2 JP H0416299Y2 JP 3520683 U JP3520683 U JP 3520683U JP 3520683 U JP3520683 U JP 3520683U JP H0416299 Y2 JPH0416299 Y2 JP H0416299Y2
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JP
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tape
guide pin
protrusion
peripheral wall
magnetic tape
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JP3520683U
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JPS59142963U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テープカセツトに関する。
テープカセツト内を走行する磁気テープが静電
気によりテープカセツトの周壁に貼着するのを防
止するため、テープカセツトの内部を走行する磁
気テープの走行方向に相互に離間した複数の突起
を形成することは実開昭52−39123号公報により
既に知られている。
しかし、この公報に記載のものは複数の突起の
高さが同じである。
この場合、突起の高さがあまり低いと何らかの
原因でリールハブ(図示しないが第4図において
右斜め上方に位置している。)と案内ピンとの間
で磁気テープが弛んだ場合には、弛んだ磁気テー
プ1がカールし、第4図に示す如くテープカセツ
ト2の周壁3の複数の突起4の突出端と案内ピン
5との間の〓間に入り込み易くなり、ここにおい
て弛んだ磁気テープ1に折れ目や皺、絡み等が生
じてしまう。
一方、弛んだ磁気テープ1が突起の突出端と案
内ピンとの間の〓間に入り込むのを防止するため
に複数の突起の高さを一律に高くすると、突出端
と案内ピンとの間の〓間は狭くなり、弛んだ磁気
テープが重なつた状態でその〓間に入ることは防
止できるが、テープカセツトの組み立て時に、他
の突起が邪魔になつて、テープカセツト内におい
て磁気テープを案内ピンに掛け渡すのが困難にな
つてしまう。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
この考案の目的は、静電気によるテープカセツト
周壁内面への磁気テープの貼着を防止できるだけ
でなく、弛んだ磁気テープに折れ目や皺、絡み等
が生じるのをある程度防止でき、しかも、テープ
カセツトの組み立て時に磁気テープの装置が容易
なテープカセツトを提供することにある。
以下、この考案の実施例を第1図乃至第3図を
参照して詳細に説明する。
第1図には、テープカセツトのカセツトハーフ
10が示されている。カセツトハーフ10は、磁
気テープ12が巻装されたリールハブ14を回転
自在に支持する側壁16と、側壁16の周縁から
立ち上がり側壁16に連設している周壁18と、
を備えている。周壁18には、誤消去防止爪20
及びピンチローラ・磁気ヘツド挿入用窓21が形
成されている。また、側壁16には、リールハブ
14からの磁気テープ12を周壁18及びピンチ
ローラ・磁気ヘツド挿入用窓21に沿つて走行さ
せるための複数の案内手段22が設けられてい
る。案内手段22は通常、側壁16と一体的に形
成された案内ピン22a,22b,22d,22
e,22f,22g,22i,22jや、側壁1
6に対して回転自在に取り付けられた案内ローラ
22c,22hで構成されている。
また、テープカセツトの内部を走行する磁気テ
ープ12のテープ走行経路に沿つた周壁18の領
域、即ちテープ案内ピン22aに対向した周壁内
面にには、第2図に詳細に示す如く、磁気テープ
12の走行方向に相互に離間して複数の突起24
と、案内ピン22aの中心に対してリールハブ1
4側に1つの突起26とが形成されている。
ここにおいて1つの突起26は、他の複数の突
起24に比べて磁気テープを周壁に沿つたテープ
走行経路に案内する案内ピン22a(22j)に
対して最も近い位置に配置されており、周壁18
の内面から複数の突起24の夫々の突出端までの
高さaに比べて周壁18の内面から1つの突起2
6の突出端までの高さbが大となつている。
言い換えれば、1つの突起26の隣に設けられ
た突起24の高さbは1つの突起26の高さaよ
り低くなつており、従つて、テープカセツトの組
み立て時に案内ピン22aへ磁気テープ22を装
着する際、隣の突起24が邪魔になることはな
い。
なお、高さbは、図に示すように周壁内面から
案内ピン22a(22j)までの最短距離の約半
分に達している。
このように構成されている上記実施例において
磁気テープ12がリールハブ14と案内ピン22
a(22d)との間で何らかの原因により弛んだ
場合には、弛んだ磁気テープ12が案内ピン22
a(22j)と周壁18との間の〓間に第4図に
示す如く容易に入り込むことを高さの高い1つの
突起26が阻止する。これは、案内ピン22a
(22j)と周壁18との間の〓間が、全く突起
の無い場合に比べて約半分に狭まつているからで
ある。
また、これら複数の突起24と1つの突起26
とは磁気テープ12の走行により静電気が発生し
た場合には、静電気により磁気テープ12が周壁
18上に貼着されるのを防止する。
なお、第1図においては、一方のカセツトハー
フ10のみが示されているが、他方のカセツトハ
ーフを組み合わせることによつて完全なテープカ
セツトが構成され、このときカセツトハーフ10
の側壁16と他方のカセツトハーフの側壁とは相
互に平行に配置される。
次に、第3図に基づき他の実施例を説明する。
この実施例では、カセツトハーフ10の周壁1
8内面の突起26の近傍部位に張りだし部28を
設けて、高さの高い1つの突起26の強度を増し
ている。その他の構成については前述の実施例と
同様である。
以上のように、この考案のテープカセツトは、
磁気テープが巻装されたリールハブを回転自在に
支持し相互に平行に配置された1対の側壁と、1
対の側壁に連設された周壁と、リールハブからの
磁気テープを周壁に沿つたテープ走行経路に案内
する案内ピンとを備えており、 テープ案内ピンに対向した周壁内面にテープ走
行方向に相互に離間した複数の突起を形成し、複
数の突起のうちテープ案内ピンの中心に対しリー
ルハブ側にあつて、案内ピンに最も近い位置に配
置されている1つの突起の周壁内面から突出端ま
での高さを周壁内面から案内ピンまでの最短距離
の約半分になるようにし、さらに、上記1つの突
起の隣に設けられた突起の高さを該1つの突起の
高さより低くしている。
従つて、この考案のテープカセツトによれば、
静電気によるテープカセツト周壁内面への磁気テ
ープの貼着を防止できるだけでなく、弛んだ磁気
テープに容易に折れ目や皺、絡み等が生じるのを
防止でき、さらに、テープカセツトの組み立て時
には磁気テープの装置が容易になるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例によるテープカセ
ツトの一方のカセツトハーフを示す図、第2図
は、第1図の線−で囲まれた部分を拡大して
概略的に示す平面図、第3図は、この考案の他の
実施例によるテープカセツトを第2図と同様に拡
大して概略的に示す平面図、第4図は従来例を示
す図である。 10……カセツトハーフ、12……磁気テー
プ、14……リールハブ、16……側壁、18…
…周壁、22a,22b,22d,22e,22
f,22g,22i,22j……案内ピン、2
4,26……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープが巻装されたリールハブを回転自在
    に支持し相互に平行に配置された1対の側壁と、
    1対の側壁に連設された周壁と、リールハブから
    の磁気テープを周壁に沿つたテープ走行経路に案
    内する案内ピンと、を備えたテープカセツトにお
    いて、 テープ案内ピンに対向した周壁内面にテープ走
    行方向に相互に離間した複数の突起を形成し、複
    数の突起のうちテープ案内ピンの中心に対しリー
    ルハブ側にあつて、案内ピンに最も近い位置に配
    置されている1つの突起の周壁内面から突出端ま
    での高さを周壁内面から案内ピンまでの最短距離
    の約半分になるようにし、さらに上記1つの突起
    の隣に設けられた突起の高さを該1つの突起の高
    さより低くしたことを特徴とするテープカセツ
    ト。
JP3520683U 1983-03-11 1983-03-11 テ−プカセツト Granted JPS59142963U (ja)

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JP3520683U JPS59142963U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 テ−プカセツト

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JP3520683U JPS59142963U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 テ−プカセツト

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JPS59142963U JPS59142963U (ja) 1984-09-25
JPH0416299Y2 true JPH0416299Y2 (ja) 1992-04-13

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ID=30165913

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JP3520683U Granted JPS59142963U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 テ−プカセツト

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JPS59142963U (ja) 1984-09-25

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