JPH041625Y2 - - Google Patents

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JPH041625Y2
JPH041625Y2 JP8586585U JP8586585U JPH041625Y2 JP H041625 Y2 JPH041625 Y2 JP H041625Y2 JP 8586585 U JP8586585 U JP 8586585U JP 8586585 U JP8586585 U JP 8586585U JP H041625 Y2 JPH041625 Y2 JP H041625Y2
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JP
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main relay
circuit
main
power
power switch
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主回路への電力供給をメインリレー
を用いて制御するメインリレー制御回路に関す
る。
[従来技術] 従来より、制御対象の特殊性に応じて制御を実
行している主回路の電力供給をメインリレーを用
いてON/OFF制御するメインリレー制御回路が
利用されている。例えば、車両用のマイクロコン
ピユータにあつてはイグニツシヨンキーがOFF
操作された瞬間に各種の機器を制御している主回
路のその電源をOFFすることなく、その後に必
要な種々の処理、各種学習値のメモリ内退避や内
燃期関停止に際して必要な処理を完了した後で
OFFするようにメインリレー制御回路にて必要
な時間電源がOFFされるのを遅らせる等の制御
が採用されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来のメインリレー制御回
路の採用により次のような問題点が新たに指摘さ
れるようになつた。
すなわち、メインリレー制御回路に何らかの異
常が生じてメインリレーの励磁中止が不能となつ
たとき、主回路への電力供給を中止することがで
きず主回路の無用な動作が続けられてしまうので
ある。例えば、上記例について説明するならば車
両用のマイクロコンピユータはイグニツシヨンキ
ーをOFFしたときから所定の制御を完了した後
も依然として作動し続けるのである。このような
異常下にあつては該マイクロコンピユータの電力
源であるバツテリは無用な放電を招き充放電特性
の劣化を来たすことにもなる。また、主回路の行
う制御内容によつては制御の暴走を生じるような
可能性があるのである。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、何らかの異常によつてメインリレーの励
磁制御が不能となり、主回路への電力供給が無用
に継続するとき、その異常を報知することのでき
る優れたメインリレー制御回路を提供することを
その目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために本考案の構成した
手段は第1図の基本的構成図に示すごとく、所定
の制御を実行する主回路に供給される電力の断続
を電源スイツチの操作時より遅延させて実行する
メインリレーを、電源スイツチの操作に基づき作
動させるメインリレー制御回路において、 前記電源スイツチの状態変化を検出する検出手
段と、 電源スイツチの状態変化に応答して、前記主回
路の電力供給状態が不変である期間を計測する計
測手段と、 該計測手段による計測結果が所定値以上である
時異常信号を発生する発生手段と を備えることを特徴とするメインリレー制御回路
をその要旨としている。
[作用] 上記構成では、電源スイツチの操作に基づきメ
インリレーを作動させ電源スイツチの操作時点か
ら所定期間だけ遅延して主回路への電力の断続を
実行する時、電源スイツチの操作が行われたあと
で主回路への電力供給状態が不変である期間が計
測手段にて計測され、もしこの状態が所定期間以
上続くような場合に、異常信号発生手段が異常信
号を発生するので何らかの異常によつてメインリ
レーの作動が不正確になつたことを検知できるよ
うになる。
以下本考案をより具体的に説明するために実施
例を挙げて詳述する。
[実施例] 第2図は、実施例のメインリレー制御回路の機
能を兼ねたマイクロコンピユータ10が車両に搭
載され、車載の各種外部機器を制御しているとこ
ろを示す概略図である。図に示すごとく、マイク
ロコンピユータ10は周知の構成で、演算を実行
するCPU12、後述するプログラムや定数を記
憶するROM14、カウンタ値や一時的な演算結
果を記憶するRAM16及び外部の機器との信号
受渡し口となるI/018を備えてなる。また、
このマイクロコンピユータは2系統の電源により
駆動されるもので、その1つは車載用のバツテリ
20の端子電圧をイグニツシヨンキー22を介し
て直接入力するもので、この電源により後述する
メインリレー制御ルーチンを実行するに必要な各
種素子が起動される。もう1つの電源は上記バツ
テリ20の端子電圧を5[V]に定電圧化したも
ので、メインリレー24の常開の接点24Jを介
して入力されるバツテリ20の電力を定電圧化す
る安定化電源26出力を使用している。この5
[V]の電源により起動される素子によりマイク
ロコンピユータ10は車載の外部機器を制御可能
となるのである。また、メインリレー24のコイ
ル24Cはスイツチングトランジスタ28のコレ
クター接地間に接続されており、励磁電流を断続
制御される。このトランジスタ28のスイツチン
グを司るベースにはNOR回路30の出力が接続
され、イグニツシヨンキー22によつてON/
OFFされる前記マイクロコンピユータ10の1
つの電源線と、該マイクロコンピユータ10のメ
インリレー制御機能によりその出力が制御される
出力線とがそのNOR回路30の入力とされてい
る。更にトランジスタ28のエミツタにはNOR
回路30の1つの入力でもあり、マイクロコンピ
ユータ10の1つの電源でもあるイグニツシヨン
キー22を介したバツテリ20電源と前記安定化
電源26の電源とがそれぞれ順方向にダイオード
32,34を介して接続されている。
以上のごとく構成される本実施例の回路におい
て、第3図ないし第5図に示すフローチヤートに
基づいた一連の処理が実行され、次のようにメイ
ンリレー24の制御が行われる。
第3図はCPU12に実行されるプログラムの
全体関係を表わしたフローチヤート、第4図はそ
の中のメインルーチンを詳述したものでありメイ
ンリレー24の制御のためNOR回路30の1つ
の入力信号を決定する。また第5図は第3図中の
所定時間割込みルーチンを詳述したフローチヤー
トである。
まず、イグニツシヨンキー22がONされる
と、マイクロコンピユータ10のメインリレー制
御機能を有する部分が起動されて第3図に示すプ
ログラムが処理を開始される。また、それと同時
にNOR回路30の1つの入力がHighレベルとな
るためNOR回路30のそれまで出力していた信
号が無くなり、トランジスタ28がONしてダイ
オード32を介したバツテリ20電圧によりメイ
ンリレー24のコイル24Cが励磁され接点24
Jが閉成する。
これが通常の車載走行状態下での回路動作であ
り、イグニツシヨンキー22が閉成しメインリレ
ー24もON状態を保つ。このため+5[V]の
電源がマイクロコンピユータ10のもう1つの電
源として供給され車載外部機器の制御が行われ
る。
一方、イグニツシヨンキー22の閉成により処
理を開始された第3図のプログラムによりマイク
ロコンピユータ10からのNOR回路30への出
力開始、RAM16内のカウンタCの記憶番地の
クリヤ等のいわゆるイニシヤル処理がなされ(ス
テツプ100)、次いでメインルーチン(ステツプ
200)が繰り返し処理されつつ所定時間毎には割
込みルーチン(ステツプ300)が処理されること
になる。
すなわち、NOR回路30のもう1つの入力端
子へもマイクロコンピユータ10から出力が生じ
メインリレー24をONさせるように作動するの
であり、この後に第4図、第5図にその詳細を記
述する各ルーチンの処理が行われているのであ
る。
従つて、第4図のメインルーチンは通常の車両
走行中繰り返し実行されることになる。本ルーチ
ンではまずイグニツシヨンスイツチ22がOFF
され、車両が停止状態にされたか否かを判定し
(ステツプ210)、ON状態で何ら変化を生じてい
なければNOR回路30への出力を維持(ステツ
プ220)し、そうでなければNOR回路30への出
力を中止(ステツプ230)する。このステツプ230
が実行されるときにはイグニツシヨンキー22が
OFFされているために既にNOR回路30のもう
1つの入力も無くなつているのであり、本ステツ
プ230が実行された後にはNOR回路30の二入力
双方が無くなるため該NOR回路30の出力が再
度発生してトランジスタ28がOFFすることと
なる。このためメインリレー24はOFFとなり
5[V]電源ラインが遮断されて車載外部機器の
制御を中止するのである。更に、処理はステツプ
240へと進み後述する割込みルーチンにて所定時
間毎にカウントアツプされるカウント値Cと所定
値COとの大小比較がなされ、C>COとなる充分
な時間経過が観測されたときには異常の報知が実
行(ステツプ250)され、C≦COであればステツ
プ260にてNOR回路30への出力が中止されてい
るか否かの判断を行うのである。このステツプ
260でNOR回路30への出力中止中であると判断
されたときには本ルーチンを終了し、そうでなけ
ればカウンタをクリア(ステツプ270)した後に
本ルーチンを終了する。イグニツシヨンスイツチ
22の操作に従い、NOR回路30への出力を中
止したときには本来ならばメインリレー24は
OFFとなりCPU12による後述するカウンタの
カウントアツプは実行されないはずである。しか
し、何らかの原因でメインリレー24がOFFし
ないときにはステツプ260での判断が「YES」と
なり、カウンタのクリアは実行されないため所定
時間経過後にはそのカウント値Cは所定値CO以
上となり、異常報知(ステツプ250)が実行され
るのである。
第5図がこのカウンタのカウントアツプを行う
割込みルーチンのフローチヤートである。図のご
とく所定時間経過するとこのステツプ310が実行
されてカウンタのカウントアツプがなされるので
ある。また、このルーチンは、イグニツシヨンキ
ー22がOFFされた後も5[V]電源からの電力
供給で作動するように構成されており、更にカウ
ント値はイグニツシヨンキー22がON状態であ
るときにはステツプ220でリセツトされるのであ
るから、このカウント値はイグニツシヨンキー2
2OFF後に未だに5[V]電源が供給されている
時間を表示することとなる。
従つて、前述したステツプ240及びステツプ250
で説明したように、CPU12が車両停止処理に
充分な時間CO以上にカウント値Cがカウントア
ツプされると、何らかの理由でメインリレー24
がOFFされずに5[V]電源ラインが切れないと
判断を下すのであり、このときステツプ250で異
常報知を実行するのである。この異常報知(ステ
ツプ250)の具体的な処理としては、イグニツシ
ヨンキー22がOFFされている期間は運転者が
車両内に居ない可能性もあるため、再度イグニツ
シヨンキー22がON操作されたときにランプや
ブザー等を作動させる等の方法で実行される。
以上のごとく、本実施例の装置によれば、車載
の外部機器を制御するマイクロコンピユータ10
がイグニツシヨンキー22をOFF操作後に所定
期間を過ぎてもなお電源供給を受けて作動してい
るときに、メインリレー24の動作不良を正確に
報知することが可能となる。従つて、バツテリ2
0の電力がマイクロコンピユータ10で無駄に使
用されることがなく、バツテリ20の過放電を招
くことがない。更に、このようなメインリレー2
4の操作不良は通常外部に何らの変化を与えない
ため修理されることもなく、またサービス面から
もその不良を発見することは困難であるが、本実
施例の装置によればこのような状態を確実に報知
できるのである。
[考案の効果] 以上実施例を挙げて詳述したごとく、本考案の
メインリレー制御回路は、 電源スイツチ操作後における、主回路の電力供
給状態の不変状態が異常に長い期間に継続してい
る場合を検知できるようになるので、主回路への
無用な電力供給を防止できるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本的構成図、第2図は実施
例の電気回路図、第3図はその制御の全体を示す
フローチヤート、第4図はそのメインルーチンの
フローチヤート、第5図はその割込みルーチンの
フローチヤートを示す。 10……マイクロコンピユータ、22……イグ
ニツシヨンキー、24……メインリレー、26…
…安定化電源、28……トンジスタ、30……
NOR回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定の制御を実行する主回路に供給される電
    力の断続を電源スイツチの操作時より遅延させ
    て実行するメインリレーを、電源スイツチの操
    作に基づき作動させるメインリレー制御回路に
    おいて、 前記電源スイツチの状態変化を検出する検出
    手段と、 電源スイツチの状態変化に応答して、前記主
    回路の電力供給状態が不変である期間を計測す
    る計測手段と、 該計測手段による計測結果が所定値以上であ
    る時異常信号を発生する発生手段と を備えることを特徴とするメインリレー制御回
    路。 (2) 前記計測手段は、前記メインリレーを作動さ
    せる時点から前記期間の計測を開始することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のメイ
    ンリレー制御回路。
JP8586585U 1985-06-06 1985-06-06 Expired JPH041625Y2 (ja)

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JP8586585U JPH041625Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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JP8586585U JPH041625Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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JPS61201249U JPS61201249U (ja) 1986-12-17
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JP4600962B2 (ja) * 2001-06-19 2010-12-22 株式会社リコー インターロック回路を有する給電装置及び画像形成装置

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JPS61201249U (ja) 1986-12-17

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