JPH0416214Y2 - - Google Patents

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JPH0416214Y2
JPH0416214Y2 JP1986192344U JP19234486U JPH0416214Y2 JP H0416214 Y2 JPH0416214 Y2 JP H0416214Y2 JP 1986192344 U JP1986192344 U JP 1986192344U JP 19234486 U JP19234486 U JP 19234486U JP H0416214 Y2 JPH0416214 Y2 JP H0416214Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、PH測定用電極装置、特に、長期に亙
つてPHを連続的に測定し、所定時間隔毎に電極出
力の校正を自動的に行うように構成したPHの自動
測定装置における検出電極として好適なPH測定用
電極装置に関するものである。
従来の技術 ガラス電極と比較電極を組合せて被検液のPHを
測定する場合、電極出力における非対称電位の補
正を行う必要があると共に、1PH当りのガラス電
極の起電力が理論値と必ずしも一致しないために
感度調整を行う必要がある。
第4図は、従来、提案実施されている装置、即
ち連続的PH測定中、適宜時間隔毎に上記のような
調整を自動的に行い得るPHの自動測定装置の要部
構成を示す図で、12は中空固定支持体で、被検
液の流入流出せしめられる測定槽の槽壁又は被検
液の流路の側壁等に固定して取り付けてある。1
3は中空L字形支持体、14は下部案内筒で、中
空固定支持体12、中空L字形支持体13及び下
部案内筒14は、これらを全て一体に形成してあ
る。15は洗浄液噴射ノズル、16は洗浄液の送
出管、17は標準液噴射ノズル、18は標準液の
送出管で、洗浄液噴射ノズル15及び標準液噴射
ノズル17は、中空L字形支持体13の屈曲水平
部分内における下部案内筒14の側壁に取り付け
られ、各噴射口を下部案内筒14の側壁を介して
下部案内筒14内に開口せしめてある。又、洗浄
液の送出管16及び標準液の送出管18は、中空
L字形支持体13及び中空固定支持体12の各中
空内部に挿通され、それぞれ電磁開閉弁(図示し
ていない)を介して洗浄液及び標準液の各貯槽
(図示していない)に各別に接続してある。19
はエアシリンダで、中空L字形支持体13におけ
る垂直部分の上部に取り付けてある。20はピス
トン、21は上部案内筒で、エアシリンダ19を
介して中空L字形支持体13に取り付けてある。
22は可動杆で、上部案内筒21内に滑動自在に
挿通され、上端部を連結杆23を介してピストン
20の上端部に連結してある。1は電極ホルダ
で、下部案内筒14内に滑動自在に挿通され、結
合素子24及び25によつて可動杆22に結合せ
しめてある。5はPH測定用複合電極、2はホルダ
キヤツプ、26は電極保護筒である。
第5図は、第4図におけるPH測定用複合電極
5、電極保護筒26及び電極ホルダ1の下部部分
を示す拡大図、第6図は、第5図のA−A断面図
で、6はPH測定用複合電極5を形成するガラス電
極のガラス膜、7はPH測定用複合電極5を形成す
る比較電極の液絡部、11はPH測定用複合電極5
の高絶縁性電極引出線で、電極ホルダ1内に挿通
され、ホルダキヤツプ2を介して引き出され、外
部回路(図示していないが、インピーダンス変換
回路、前置増幅器、温度補償回路及び指示又は記
録計等により成る。)に接続してある。27は電
極保護筒26の内壁に設けた鍔状隔壁、8は平ワ
ツシヤ、9は筒状パツキングである。
電極保護筒26の上端部を電極ホルダ1の下端
部に固く螺合せしめると、筒状パツキング9によ
つて電極ホルダ1の下端部と電極ホルダ26の上
端部との間を水密に保つと共に、PH測定用複合電
極5の外管と電極保護筒26の鍔状隔壁27との
間を水密に保つて電極保護筒26を電極ホルダ1
の下端部に着脱自在に支持せしめることが出来
る。
図には示していないが、制御回路からの制御信
号によつて駆動ポンプが始動せしめられ、圧縮空
気がエアシリンダ19内に圧入されると、ピスト
ン20が上昇し、連結杆23を介してピストン2
0に連結された可動杆22が上部案内筒21に案
内されて上昇すると共に、結合素子24及び25
によつて可動杆22に結合された電極ホルダ1が
下部案内筒14に案内されて上昇する。
電極ホルダ1の上昇によつて電極保護筒26が
下部案内筒14内に入り、PH測定用複合電極5と
被検液との接触が断たれると、制御信号により電
磁開閉弁が開き、洗浄液の送出管16及び洗浄液
噴射ノズル15を介して洗浄液がPH測定用複合電
極5のガラス膜6、液絡部7及び温度補償用セン
サ(図示していない)等に向つて噴射され、ガラ
ス膜6、液絡部7及び温度補償用センサ等の表面
に付着残留する被検液を除去する。
洗浄液の噴射が終ると標準液の送出管18及び
標準液噴射ノズル17を介してPH標準液が電極保
護筒26における側壁の孔〓を介してPH測定用複
合電極5の外管側壁に噴射され、電極出力におけ
る非対称電位の補正又は感度調整等が行われる。
非対称電位の補正又は感度調整等が終るとエア
シリンダ19内の空圧が徐々に除かれ、ピストン
20、可動杆22及び電極ホルダ1が自重によつ
て徐々に下降し、PH測定用複合電極5のガラス膜
6、液絡部7及び温度補償用センサ等が被検液に
接触してPH測定が再開される。
考案が解決しようとする問題点 上記従来装置においては、校正のために被検液
の液面上に引上げられたPH測定用複合電極5の外
管側壁に標準液が噴射されると、この標準液は外
管側壁に沿つて流下し、電極保護筒26の下部開
放端から外部に流出する間に外管の下端部に設け
られたガラス電極のガラス膜6、比較電極の液絡
部7及び温度補償用センサ等の表面に接触してこ
れらを濡らすことにより、例えばビーカ等に入れ
た標準液中に電極を浸した状態と同等ならしめる
ものであるが、冬期等のように標準液の温度が低
い場合又は電極表面の汚れ等によつて応答時間が
長くなる場合には、標準液の噴射量を大ならしめ
なければ所要の調整を行うことが出来ない。
問題点を解決するための手段 本考案は、PH測定用電極の下方に標準液の受け
皿を設けることにより、従来の欠点を除き得るPH
測定用電極装置を実現することを目的とする。
作 用 被検液の液面上に引上げられたPH測定用電極の
外管側壁に標準液を噴射すると、噴射された標準
液は側壁表面に沿つて流下し、電極外管の下端部
におけるガラス膜、液絡部及び温度補償用センサ
等に接触した後受け皿に滞留し、滞留した標準液
とガラス膜、液絡部及び温度補償用センサ等との
接触が持続されることとなる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例における要部を示
す正面図、第2図は、側面図、第3図は、第2図
の一部断面図で、各図において、1は電極ホル
ダ、2はホルダキヤツプ、3は本考案の要旨であ
る電極保護筒で、電極ホルダ1の下端部に着脱自
在に取り付け得るように形成し、その側壁に被検
液を流入流出せしめるための孔〓を設けると共
に、その底部を、従来のように開放することな
く、椀形の受け皿状部分4を底部に設けてある。
5はPH測定用複合電極、6はPH測定用複合電極5
におけるガラス電極のガラス膜、7はPH測定用複
合電極5における比較電極の液絡部、8は平ワツ
シヤ、9は筒状パツキングで、電極ホルダ1の下
端部と電極保護筒3の内周面に設けた鍔状隔壁1
0との間に介装され、電極ホルダ1の下端部と電
極保護筒3の上端部との間を水密に保つと共に、
電極保護筒3とPH測定用複合電極5の外管との間
を水密に保持する。11は高絶縁性電極引出線
で、電極ホルダ1内に挿通され、ホルダキヤツプ
2から引き出されて従来と同様の外部回路に接続
される。
尚、電極ホルダ1は第4図に示した従来の電極
ホルダと同様、下部案内筒14に滑動自在に挿通
すると共に、結合素子24及び25によつて可動
杆22に結合せしめてある。
電極ホルダ1が可動杆22と共に下降してPH測
定用複合電極5の下部が被検液に浸された状態に
おいては、電極保護筒3の側壁における孔〓から
被検液が流入流出してPH測定が行われる。
エアシリンダ19内に圧縮空気を圧入してピス
トン20、可動杆22及び電極ホルダ1を上昇せ
しめ、電極保護筒3を下部案内筒14内にまで上
昇せしめた後、洗浄液噴射ノズル15から洗浄液
をPH測定用複合電極5のガラス膜6、液絡部7及
び温度補償用センサ等に噴射せしめ、次いで標準
液噴射ノズル17からPH標準液をPH測定用複合電
極5の外管側壁に向つて噴射せしめると、標準液
はPH測定用複合電極5の外管側壁を流下し、ガラ
ス膜6、液絡部7及び温度補償用センサ等に接触
して受け皿4に流入し、受け皿4内に残留する被
検液又は洗浄液或いは両液の混合液と置換して標
準液が受け皿4内に滞留し、余剰の標準液は受け
皿4の周縁から溢出する。
したがつて、受け皿4の直径、深さ及び設置高
さ等を適当にしてPH測定用複合電極5におけるガ
ラス膜6、液絡部7及び温度補償用センサ等と受
け皿4の内面との間に適当な間隔を保持し、受け
皿4に滞留する標準液の液面がガラス膜6、液絡
部7及び温度補償用センサ等より適宜高い位置に
保持されるように形成しておけば、受け皿4内に
残留する被検液又は洗浄液等が標準液と置換され
た際に標準液の噴射を停止しても、受け皿4に滞
留する標準液とガラス膜6、液絡部7及び温度補
償用センサ等との接触が引続き保持される。
校正の終了後、再びピストン20、可動杆22
及び電極ホルダ1を下降せしめてPH測定用複合電
極5を被検液に浸すと、電極保護筒3の側壁にお
ける孔〓から被検液が流入流出し、受け皿4に残
留すると標準液が被検液と置換してPH測定が再開
される。
以上は、比較電極とガラス電極とを組合せたPH
測定用複合電極を装着したPH測定装置に本考案を
実施した場合について説明したが、単一電極より
成る比較電極又はガラス電極を装着したPH測定装
置の場合にも前記と同様にして本考案を実施する
ことが出来る。
尚、第4図には、洗浄液噴射ノズル15の噴射
方向を斜め上向きに取り付けた場合を例示してあ
るが、PH測定用複合電極5におけるガラス膜6、
液絡部7及び温度補償用センサ等の真横から、又
は斜め上方から洗浄液を噴射せしめるように取り
付けてもよい。
考案の効果 本案PH測定用電極装置においては、受け皿4に
残留する被検液又は洗浄液等が標準液と置換され
た後、標準液の噴射を停止しても、以後引続き標
準液とガラス膜6、液絡部7及び温度補償用セン
サ等との接触が保持されるから、ガラス膜6、液
絡部7及び温度補償用センサ等の応答時間が長い
場合でも標準液の使用量が少量かつ一定量で足
り、又、構成も簡潔である等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例における要部を示
す正面図、第2図は、その側面図、第3図は、第
2図の一部断面図、第4図は、従来装置を示す
図、第5図は、その要部を示す正面図、第6図
は、第5図のA−A断面図で、1……電極ホル
ダ、2……ホルダキヤツプ、3……電極保護筒、
4……椀形の受け皿、5……PH測定用複合電極、
6……ガラス膜、7……液絡部、8……平ワツシ
ヤ、9……筒状パツキング、10……鍔状隔壁、
11……電極引出線、12……中空固定支持体、
13……中空L字形支持体、14……下部案内
筒、15……洗浄液噴射ノズル、16……洗浄液
の送出管、17……標準液噴射ノズル、18……
標準液の送出管、19……エアシリンダ、20…
…ピストン、21……上部案内筒、22……可動
杆、23……連結杆、24及び25……結合素
子、26……電極保護筒、27……鍔状隔壁であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 適宜時間隔を隔てて電極ホルダを上昇せしめる
    駆動装置と、 前記電極ホルダの上昇時に、前記電極ホルダの
    下端部に支持されるPH測定用電極に洗浄液を噴射
    する洗浄液噴射ノズル及び標準液を噴射する標準
    液噴射ノズルと、 前記PH測定用電極の外周に設けられ、被検液の
    流入流出が可能なると共に、底部を椀形の受け皿
    状に形成した電極保護筒とを備えたことを特徴と
    するPH測定用電極装置。
JP1986192344U 1986-12-16 1986-12-16 Expired JPH0416214Y2 (ja)

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JP1986192344U JPH0416214Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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JPS6397851U JPS6397851U (ja) 1988-06-24
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