JPH04161735A - 蓄熱装置 - Google Patents
蓄熱装置Info
- Publication number
- JPH04161735A JPH04161735A JP2288020A JP28802090A JPH04161735A JP H04161735 A JPH04161735 A JP H04161735A JP 2288020 A JP2288020 A JP 2288020A JP 28802090 A JP28802090 A JP 28802090A JP H04161735 A JPH04161735 A JP H04161735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- cold water
- heat storage
- partition member
- storage tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 310
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 77
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 93
- 238000003809 water extraction Methods 0.000 claims description 32
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 12
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 7
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば、空調等に利用される熱エネルギーを
蓄える蓄熱装置に関するものである。
蓄える蓄熱装置に関するものである。
今日においては、例えば、第5図に示すように、蓄熱槽
に温水や冷水を蓄え、必要時に温水や冷水を蓄熱槽から
取り出して、冷暖房等に利用することが行なわれている
。
に温水や冷水を蓄え、必要時に温水や冷水を蓄熱槽から
取り出して、冷暖房等に利用することが行なわれている
。
図において、符号lは、上部に温水を蓄え下部に冷水を
蓄える蓄熱槽を示している。
蓄える蓄熱槽を示している。
この蓄熱槽1内には、その温水域2から温水を取り出す
温水取出装置3が配置されており、その冷水域4から冷
水を取り出す冷水取出装置5が配置されている。
温水取出装置3が配置されており、その冷水域4から冷
水を取り出す冷水取出装置5が配置されている。
温水取出装置3および冷水取出装置5には、例えば、空
調等に搭載される熱交換器6,7が接続されている。
調等に搭載される熱交換器6,7が接続されている。
即ち、温水取出装置3には、温水域2の上部から温水を
吸い込む温水吸込流路8と、温水域2の下部に熱交換器
6を通過した温水を吐出する温水吐出通路9が形成され
ている。また、冷水取出袋f5には、冷水域4の下部か
ら冷水を吸い込む冷水吸込通路10と、冷水[4の上部
に熱交換器7を通過した冷水を吐出する冷水吐出通路1
1が形成されている。
吸い込む温水吸込流路8と、温水域2の下部に熱交換器
6を通過した温水を吐出する温水吐出通路9が形成され
ている。また、冷水取出袋f5には、冷水域4の下部か
ら冷水を吸い込む冷水吸込通路10と、冷水[4の上部
に熱交換器7を通過した冷水を吐出する冷水吐出通路1
1が形成されている。
また、蓄熱槽1の温水域2には、この温水域2の水を取
り出して加熱する加熱装置12が配置され、この加熱装
置12の作動により、例えば、温水域2の温度が45°
Cに保持される。この加熱装置12には、温水域2の下
部から温水を吸い込む温水吸込通路13と、温水域2の
上部に加熱器14を通過した温水を吐出する温水吐出通
路15が形成されている。
り出して加熱する加熱装置12が配置され、この加熱装
置12の作動により、例えば、温水域2の温度が45°
Cに保持される。この加熱装置12には、温水域2の下
部から温水を吸い込む温水吸込通路13と、温水域2の
上部に加熱器14を通過した温水を吐出する温水吐出通
路15が形成されている。
さらに、蓄熱槽1の冷水域4には、この冷水域4の水を
取り出して冷却する冷却装置16が配置され、この冷却
装置16の作動により、例えば、冷水域4の温度が5℃
に保持される。この冷却装置16には、冷水域4の上部
から冷水を吸い込む冷水吸込通路17と、冷水域4の下
部に冷却器18を通過した冷水を吐出する冷水吐出通路
19が形成されている。
取り出して冷却する冷却装置16が配置され、この冷却
装置16の作動により、例えば、冷水域4の温度が5℃
に保持される。この冷却装置16には、冷水域4の上部
から冷水を吸い込む冷水吸込通路17と、冷水域4の下
部に冷却器18を通過した冷水を吐出する冷水吐出通路
19が形成されている。
以上のように構成された蓄熱装置では、加熱装置12や
冷却装置16を、例えば、電気料金の安い夜間に作動し
、蓄熱槽lに温水や冷水を蓄え、必要時に温水や冷水を
蓄熱槽1から取り出して、温水や冷水の熱エネルギーが
空調等に利用される。
冷却装置16を、例えば、電気料金の安い夜間に作動し
、蓄熱槽lに温水や冷水を蓄え、必要時に温水や冷水を
蓄熱槽1から取り出して、温水や冷水の熱エネルギーが
空調等に利用される。
このため、電力料金を大幅に削減することができる。
また、近年においてはクーラー等の普及により、夏期に
おいては電力不足となる状況にあるが、このような電力
不足も、夜間電力を利用して蓄熱することにより打開す
ることが可能となる。
おいては電力不足となる状況にあるが、このような電力
不足も、夜間電力を利用して蓄熱することにより打開す
ることが可能となる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来においては、蓄熱槽1内に温水と冷
水を同時に蓄えれるため、両者の温度差が大きいため、
温水域2と冷水域4の混合域20において熱損失が大き
く、このため、混合域20における温水と冷水とを利用
することは困難であった。その結果、温水か冷水のどち
らか一方の専用の蓄熱槽としてしか利用せざるをえなく
なっていた。
水を同時に蓄えれるため、両者の温度差が大きいため、
温水域2と冷水域4の混合域20において熱損失が大き
く、このため、混合域20における温水と冷水とを利用
することは困難であった。その結果、温水か冷水のどち
らか一方の専用の蓄熱槽としてしか利用せざるをえなく
なっていた。
従って、上記のように温水または冷水の専用蓄熱槽とし
て使用すると、温水用と冷水用の2基の蓄熱槽が必要と
なり、設置面積、設置費等が大量に必要になるという問
題があった。
て使用すると、温水用と冷水用の2基の蓄熱槽が必要と
なり、設置面積、設置費等が大量に必要になるという問
題があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、請求項1記戦の蓄熱装置は、1基の蓄熱槽に温
水と冷水を同時に蓄えて蓄熱することができる蓄熱装置
を提供することを目的とし、請求項2記載の蓄熱装置は
、冷水容量と温水容量とを任意に変化させることができ
る蓄熱装置を提供することを目的とする。
もので、請求項1記戦の蓄熱装置は、1基の蓄熱槽に温
水と冷水を同時に蓄えて蓄熱することができる蓄熱装置
を提供することを目的とし、請求項2記載の蓄熱装置は
、冷水容量と温水容量とを任意に変化させることができ
る蓄熱装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の蓄熱装置は、上部に温水を蓄え下部に冷
水を蓄える蓄熱槽と、この蓄熱槽内に収容され温水と冷
水を仕切る断熱性を有する仕切部材と、この仕切部材よ
りも上方に位置する前記蓄熱槽の温水域から温水を取り
出す温水取出装置と、前記仕切部材よりも下方に位置す
る前記蓄熱槽の冷水域から冷水を取り出す冷水取出装置
とを備えてなるものである。
水を蓄える蓄熱槽と、この蓄熱槽内に収容され温水と冷
水を仕切る断熱性を有する仕切部材と、この仕切部材よ
りも上方に位置する前記蓄熱槽の温水域から温水を取り
出す温水取出装置と、前記仕切部材よりも下方に位置す
る前記蓄熱槽の冷水域から冷水を取り出す冷水取出装置
とを備えてなるものである。
請求項2記載の蓄熱装置は、請求項1記載の蓄熱装置に
おいて、仕切部材を、蓄熱槽内を上下方向に移動可能に
収容し、温水と冷水の密度差により、その境界に常時位
置せしめるものである。
おいて、仕切部材を、蓄熱槽内を上下方向に移動可能に
収容し、温水と冷水の密度差により、その境界に常時位
置せしめるものである。
請求項1記載の蓄熱装置では、上部に温水を蓄え下部に
冷水を蓄える蓄熱槽と、この蓄熱槽内に収容され温水と
冷水を仕切る断熱性を有する仕切部材と、この仕切部材
よりも上方に位置する蓄熱槽の温水域から温水を取り出
す温水取出装置と、仕切部材よりも下方に位置する蓄熱
槽の冷水域から冷水を取り出す冷水取出装置とを鍛えて
いるので、温水と冷水間の熱伝導が仕切部材により遮断
された状態で、蓄熱槽における仕切部材の上方に温水が
蓄えられ、仕切部材の下方に冷水が蓄えられ、温水取出
装置や冷水取出装置により温水や冷水が取り出され、例
えば、空調等に利用される。
冷水を蓄える蓄熱槽と、この蓄熱槽内に収容され温水と
冷水を仕切る断熱性を有する仕切部材と、この仕切部材
よりも上方に位置する蓄熱槽の温水域から温水を取り出
す温水取出装置と、仕切部材よりも下方に位置する蓄熱
槽の冷水域から冷水を取り出す冷水取出装置とを鍛えて
いるので、温水と冷水間の熱伝導が仕切部材により遮断
された状態で、蓄熱槽における仕切部材の上方に温水が
蓄えられ、仕切部材の下方に冷水が蓄えられ、温水取出
装置や冷水取出装置により温水や冷水が取り出され、例
えば、空調等に利用される。
請求項2記載の蓄熱装置では、請求項1記載の蓄熱装置
において、仕切部材を、蓄熱槽内を上下方向に移動可能
に収容し、温水と冷水の密度差により、その境界に常時
位置させたので、温水と冷水の割合を変化させると、そ
の割合に応じて断熱性を有する仕切部材が上下方向に移
動し、温水と冷水の境界に仕切部材が位置し、温水と冷
水の混合が阻止される。
において、仕切部材を、蓄熱槽内を上下方向に移動可能
に収容し、温水と冷水の密度差により、その境界に常時
位置させたので、温水と冷水の割合を変化させると、そ
の割合に応じて断熱性を有する仕切部材が上下方向に移
動し、温水と冷水の境界に仕切部材が位置し、温水と冷
水の混合が阻止される。
〔実施例]
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
る。
第1図は本発明の蓄熱装置の一実施例を示すもので、図
において、符号31は、上部に温水を蓄え下部に冷水を
蓄える蓄熱槽を示している。
において、符号31は、上部に温水を蓄え下部に冷水を
蓄える蓄熱槽を示している。
この蓄熱槽31内には、温水と冷水を仕切る断熱性を有
する仕切部材33が収容されている。
する仕切部材33が収容されている。
この仕切部材33は、第2図に示すように、例えば、発
泡ポリスチレン製の浮子34にウェイト35を埋設する
とともに、側部にゴム製のチューブ36を2つ取り付け
たもので構成されている。
泡ポリスチレン製の浮子34にウェイト35を埋設する
とともに、側部にゴム製のチューブ36を2つ取り付け
たもので構成されている。
この仕切部材33は、2つのチューブ36が蓄熱槽31
の内壁に安定して固着することができる。
の内壁に安定して固着することができる。
チューブ36は、中実のスポンジなどであっても良い。
この仕切部材33は、第1図に示したように、蓄熱槽3
1内の一定位置に固定されており、温水と冷水の境界に
位置している。
1内の一定位置に固定されており、温水と冷水の境界に
位置している。
そして、仕切部材33よりも上方に位置する蓄熱槽31
には、その温水域51から温水を取り出す温水取出装置
53が配置されており、仕切部材33よりも下方に位置
する蓄熱槽31には、その冷水域55から冷水を取り出
す冷水取出装置57が配置されている。
には、その温水域51から温水を取り出す温水取出装置
53が配置されており、仕切部材33よりも下方に位置
する蓄熱槽31には、その冷水域55から冷水を取り出
す冷水取出装置57が配置されている。
温水取出装置53および冷水取出装置57には、例えば
、空調等に搭載される熱交換器58.59が接続されて
いる。
、空調等に搭載される熱交換器58.59が接続されて
いる。
即ち、温水取出装置53には、温水域51の上部から温
水を吸い込む温水吸込流路61と、温水域51の下部に
熱交換器58を通過した温水を吐出する温水吐出通路6
2が形成されている。また、冷水取出装置57には、冷
水域55の下部から冷水を吸い込む冷水吸込通路63と
、冷水域55の上部に熱交換器59を通過した冷水を吐
出する冷水吐出通路64が形成されている。
水を吸い込む温水吸込流路61と、温水域51の下部に
熱交換器58を通過した温水を吐出する温水吐出通路6
2が形成されている。また、冷水取出装置57には、冷
水域55の下部から冷水を吸い込む冷水吸込通路63と
、冷水域55の上部に熱交換器59を通過した冷水を吐
出する冷水吐出通路64が形成されている。
また、蓄熱槽31の温水域51には、この温水域5Iの
水を取り出して加熱する加熱装置65が配置され、この
加熱装置65の作動により、例えば、温水域51の温度
が45°Cに保持される。この加熱装置65には、温水
域51の下部から温水を吸い込む温水吸込通路66と、
温水域51の上部に加熱器67を通過した温水を吐出す
る温水吐出通路68が形成されている。
水を取り出して加熱する加熱装置65が配置され、この
加熱装置65の作動により、例えば、温水域51の温度
が45°Cに保持される。この加熱装置65には、温水
域51の下部から温水を吸い込む温水吸込通路66と、
温水域51の上部に加熱器67を通過した温水を吐出す
る温水吐出通路68が形成されている。
さらに、蓄熱槽31の冷水域55には、この冷水域55
の水を取り出して冷却する冷却装置69が配置され、こ
の冷却装置69の作動により、例えば、冷水域55の温
度が5℃に保持される。この冷却装置69には、冷水域
55の上部から冷水を吸い込む冷水吸込通路70と、冷
水域55の下部に冷却器71を通過した冷水を吐出する
冷水吐出通路72が形成されている。
の水を取り出して冷却する冷却装置69が配置され、こ
の冷却装置69の作動により、例えば、冷水域55の温
度が5℃に保持される。この冷却装置69には、冷水域
55の上部から冷水を吸い込む冷水吸込通路70と、冷
水域55の下部に冷却器71を通過した冷水を吐出する
冷水吐出通路72が形成されている。
以上のように構成された蓄熱装置では、加熱装置65や
冷却装置69を、例えば、電気料金の安い夜間に作動し
、蓄熱槽31に温水や冷水を蓄え、必要時に温水や冷水
を蓄熱槽31から取り出して、温水や冷水の熱エネルギ
ーが空調等に利用される。
冷却装置69を、例えば、電気料金の安い夜間に作動し
、蓄熱槽31に温水や冷水を蓄え、必要時に温水や冷水
を蓄熱槽31から取り出して、温水や冷水の熱エネルギ
ーが空調等に利用される。
このため、電力料金を大幅に削減することができる。
そして、以上のように構成された蓄熱装置では、温水と
冷水間の熱伝導が仕切部材33により遮断された状態で
、蓄熱槽31における仕切部材33の上方に温水が蓄え
られ、仕切部材33の下方に冷水が蓄えられ、温水取出
装置53や冷水取出装置57により温水や冷水が取り出
され、空調等に利用される。
冷水間の熱伝導が仕切部材33により遮断された状態で
、蓄熱槽31における仕切部材33の上方に温水が蓄え
られ、仕切部材33の下方に冷水が蓄えられ、温水取出
装置53や冷水取出装置57により温水や冷水が取り出
され、空調等に利用される。
しかして、以上のように構成された蓄熱装置では、上部
に温水を蓄え下部に冷水を蓄える蓄熱槽31と、この蓄
熱槽31内に収容され温水と冷水を仕切る断熱性を有す
る仕切部材33と、この仕切部材33よりも上方に位置
する蓄熱槽31の温水域51から温水を取り出す温水取
出装置53と、仕切部材33よりも下方に位置する蓄熱
槽31の冷水域55から冷水を取り出す冷水取出装置5
7とを備えて構成したので、温水と冷水間の熱伝導が仕
切部材33により遮断された状態で、蓄熱槽31におけ
る仕切部材33の上方に温水が蓄えられ、仕切部材33
の下方に冷水が蓄えられ、温水取出装置53や冷水取出
装置57により温水や冷水が取り出され、1基の蓄熱槽
31に温水と冷水を同時に蓄えて蓄熱することができる
。
に温水を蓄え下部に冷水を蓄える蓄熱槽31と、この蓄
熱槽31内に収容され温水と冷水を仕切る断熱性を有す
る仕切部材33と、この仕切部材33よりも上方に位置
する蓄熱槽31の温水域51から温水を取り出す温水取
出装置53と、仕切部材33よりも下方に位置する蓄熱
槽31の冷水域55から冷水を取り出す冷水取出装置5
7とを備えて構成したので、温水と冷水間の熱伝導が仕
切部材33により遮断された状態で、蓄熱槽31におけ
る仕切部材33の上方に温水が蓄えられ、仕切部材33
の下方に冷水が蓄えられ、温水取出装置53や冷水取出
装置57により温水や冷水が取り出され、1基の蓄熱槽
31に温水と冷水を同時に蓄えて蓄熱することができる
。
これにより、温水用と冷水用の2基の蓄熱槽3、 1を
設ける必要がないため、設置面積、設置費等を大幅に削
減することができる。
設ける必要がないため、設置面積、設置費等を大幅に削
減することができる。
第3図は、本発明の蓄熱装置の他の実施例を示すのもの
で、この実施例では、仕切部材73が、蓄熱槽78内に
上下方向に移動可能に収容されている。
で、この実施例では、仕切部材73が、蓄熱槽78内に
上下方向に移動可能に収容されている。
この仕切部材73は、温水と冷水の密度差により、その
境界に常時位置するように構成されている。即ち、仕切
部材73は、温水や冷水の容量が変化しても、その境界
に位置するように上下方向に移動可能とされ、温水と冷
水の間に浮遊している。この仕切部材73は、例えば、
第4図に示すように、例えば、発泡ポリスチレン製の浮
子74にウェイト75を埋設するとともに、側部にゴム
製のチューブ76を取り付け、チューブ76には外部と
連絡する注入管77が取り付けられ、この注入管77を
介して水または空気が注入されるように構成されている
。
境界に常時位置するように構成されている。即ち、仕切
部材73は、温水や冷水の容量が変化しても、その境界
に位置するように上下方向に移動可能とされ、温水と冷
水の間に浮遊している。この仕切部材73は、例えば、
第4図に示すように、例えば、発泡ポリスチレン製の浮
子74にウェイト75を埋設するとともに、側部にゴム
製のチューブ76を取り付け、チューブ76には外部と
連絡する注入管77が取り付けられ、この注入管77を
介して水または空気が注入されるように構成されている
。
そして、蓄熱槽78には、仕切部材73が上下方向に移
動した場合でも、蓄熱槽78から温水や冷水を取り出す
ことができるように、温水取出装置79および冷水取出
装置81が配置されている。
動した場合でも、蓄熱槽78から温水や冷水を取り出す
ことができるように、温水取出装置79および冷水取出
装置81が配置されている。
即ち、温水取出装置79には、温水[83の上部から温
水を吸い込む温水吸込通路84と、温水域83の下部に
熱交換器85を通過した温水を吐出する温水吐出通路8
6が形成されている。温水吐出通路86は多数形成され
、蓄熱槽78の上下方向に所定間隔を置いて接続されて
おり、これらの温水吐出通路86には、それぞれバルブ
87が配置されている。
水を吸い込む温水吸込通路84と、温水域83の下部に
熱交換器85を通過した温水を吐出する温水吐出通路8
6が形成されている。温水吐出通路86は多数形成され
、蓄熱槽78の上下方向に所定間隔を置いて接続されて
おり、これらの温水吐出通路86には、それぞれバルブ
87が配置されている。
また、冷水取出装置81には、冷水域8日の下部から冷
水を吸い込む冷水吸込iB路89と、冷水域88の上部
に熱交換器90をill過した冷水を吐出する冷水吐出
通路91が形成されている。冷水吐出通路91は多数形
成され、蓄熱槽78の上下方向に所定間隔を置いて接続
されており、これらの冷水吐出通路91には、それぞれ
バルブ87が配置されている。
水を吸い込む冷水吸込iB路89と、冷水域88の上部
に熱交換器90をill過した冷水を吐出する冷水吐出
通路91が形成されている。冷水吐出通路91は多数形
成され、蓄熱槽78の上下方向に所定間隔を置いて接続
されており、これらの冷水吐出通路91には、それぞれ
バルブ87が配置されている。
さらに、蓄熱槽78の温水域83には、この温水域83
の水を取り出して加熱する加熱装置92が配置され、こ
の加熱装置92には、温水域83の下部から温水を吸い
込む温水吸込通路93と、温水域83の上部に加熱器9
4を通過した温水を吐出する温水吐出通路95が形成さ
れている。温水吸込通路93は多数形成され、蓄熱槽7
8の上下方向に所定間隔を置いて接続されており、これ
らの温水吸込通路93には、それぞれバルブ87が配置
されている。
の水を取り出して加熱する加熱装置92が配置され、こ
の加熱装置92には、温水域83の下部から温水を吸い
込む温水吸込通路93と、温水域83の上部に加熱器9
4を通過した温水を吐出する温水吐出通路95が形成さ
れている。温水吸込通路93は多数形成され、蓄熱槽7
8の上下方向に所定間隔を置いて接続されており、これ
らの温水吸込通路93には、それぞれバルブ87が配置
されている。
また、蓄熱槽78の冷水域88には、この冷水域88の
水を取り出して冷却する冷却装置96が配置され、この
冷却装置96には、冷水域88の上部から冷水を吸い込
む冷水吸込通路97と、冷水域88の下部に冷却器98
を通過した冷水を吐出する冷水吐出通路99が形成され
ている。冷水吸込通路97は多数形成され、蓄熱槽78
の上下方向に所定間隔を置いて接続されており、これら
の冷水吸込通路97には、それぞれバルブ87が配置さ
れている。
水を取り出して冷却する冷却装置96が配置され、この
冷却装置96には、冷水域88の上部から冷水を吸い込
む冷水吸込通路97と、冷水域88の下部に冷却器98
を通過した冷水を吐出する冷水吐出通路99が形成され
ている。冷水吸込通路97は多数形成され、蓄熱槽78
の上下方向に所定間隔を置いて接続されており、これら
の冷水吸込通路97には、それぞれバルブ87が配置さ
れている。
以上のように構成された蓄熱装置では、例えば、冬季に
おいて空調に温水を利用すべく温水容量を増やすと、冷
水容量が減少し、このため、その境界に位置する仕切部
材73は、−点鎖線で示すように下方に移動することに
なる。
おいて空調に温水を利用すべく温水容量を増やすと、冷
水容量が減少し、このため、その境界に位置する仕切部
材73は、−点鎖線で示すように下方に移動することに
なる。
すると、熱交換器85.90を通過した冷水や温水が吐
出される冷水吐出通路91や温水吐出通路86等が、仕
切部材73の移動に伴い変更される。
出される冷水吐出通路91や温水吐出通路86等が、仕
切部材73の移動に伴い変更される。
即ち、−点鎖線の位置に移動すると、冷水取出装置81
の冷水吐出通路91は、仕切部材73よりも下方で最も
近い冷水吐出通路91のバルブ87が開とされ、温水取
出装置79の温水吐出通路86は、仕切部材75よりも
上方で最も近い温水吐出通路86のバルブ87が開とさ
れる。
の冷水吐出通路91は、仕切部材73よりも下方で最も
近い冷水吐出通路91のバルブ87が開とされ、温水取
出装置79の温水吐出通路86は、仕切部材75よりも
上方で最も近い温水吐出通路86のバルブ87が開とさ
れる。
また、冷却装置96の冷水吸込通路97は、仕切部材7
3よりも下方で最も近い冷水吸込通路97のバルブ87
が開とされ、加熱装置92の温水吸込通路93は、仕切
部材73よりも上方で最も近い温水吸込通路93のバル
ブ87が開とされる。
3よりも下方で最も近い冷水吸込通路97のバルブ87
が開とされ、加熱装置92の温水吸込通路93は、仕切
部材73よりも上方で最も近い温水吸込通路93のバル
ブ87が開とされる。
従って、温水と冷水の割合を変化させると、その割合に
応じて断熱性を有する仕切部材73が上下方向に移動し
、温水と冷水の境界に仕切部材73が常時位置し、温水
と冷水の混合が阻止され、1基の蓄熱槽78に温水と冷
水を同時に蓄えることができるとともに、冷水容量と温
水容量とを任意に変化させることができ、冬季や夏期等
における空調負荷変化にも柔軟に対応することができる
。
応じて断熱性を有する仕切部材73が上下方向に移動し
、温水と冷水の境界に仕切部材73が常時位置し、温水
と冷水の混合が阻止され、1基の蓄熱槽78に温水と冷
水を同時に蓄えることができるとともに、冷水容量と温
水容量とを任意に変化させることができ、冬季や夏期等
における空調負荷変化にも柔軟に対応することができる
。
なお、本実施例では、温水域83と冷水域88とが占め
る割合を変更する場合には、温水吐出通路86とバルブ
87、温水吸引通路93とバルブ87および冷水吐出通
路91とバルブ、冷水吸引通路97とバルブ87との切
換時に、仕切部材73のチューブ76内に封入されてい
る水または空気量を調整する。これによって、仕切部材
73は目的とする領域に冷水または温水によって移動さ
せられることとなる。
る割合を変更する場合には、温水吐出通路86とバルブ
87、温水吸引通路93とバルブ87および冷水吐出通
路91とバルブ、冷水吸引通路97とバルブ87との切
換時に、仕切部材73のチューブ76内に封入されてい
る水または空気量を調整する。これによって、仕切部材
73は目的とする領域に冷水または温水によって移動さ
せられることとなる。
また、仕切部材73の移動に際し、安定して上下動でき
るように、蓄熱槽78内に案内棒を長手方向に設け、こ
れをガイドとして上下動するようにしても良い。
るように、蓄熱槽78内に案内棒を長手方向に設け、こ
れをガイドとして上下動するようにしても良い。
更に、仕切部材73に代えて、例えば、第2図に示す仕
切部材33のチューブ36をやや小径とするとともに、
全体の比重をほぼlに調整して置くと、冷水および温水
によって自然に上下方向に移動することが可能となる。
切部材33のチューブ36をやや小径とするとともに、
全体の比重をほぼlに調整して置くと、冷水および温水
によって自然に上下方向に移動することが可能となる。
こめ場合にも、安定して上下動できるように、蓄熱槽7
8内に案内棒を長手方向に設け、これをガイドとして上
下動するようにしても良い。
8内に案内棒を長手方向に設け、これをガイドとして上
下動するようにしても良い。
〔発明の効果]
請求項I記載の蓄熱装置では、上部に温水を蓄え下部に
冷水を蓄える蓄熱槽と、この蓄熱槽内に収容され温水と
冷水を仕切る断熱性を有する仕切部材と、この仕切部材
よりも上方に位置する蓄熱槽の温水域から温水を取り出
す温水取出装置と、仕切部材よりも下方に位置する蓄熱
槽の冷水域から冷水を取り出す冷水取出装置とを備えて
いるので、温水と冷水間の熱伝導が仕切部材により遮断
された状態で、蓄熱槽における仕切部材の上方に温水が
蓄えられ、仕切部材の下方に冷水が蓄えられ、温水取出
装置や冷水取出装置により冷水や温水が取り出され、こ
れにより、1基の蓄熱槽に温水と冷水を同時に蓄えて蓄
熱することができる。
冷水を蓄える蓄熱槽と、この蓄熱槽内に収容され温水と
冷水を仕切る断熱性を有する仕切部材と、この仕切部材
よりも上方に位置する蓄熱槽の温水域から温水を取り出
す温水取出装置と、仕切部材よりも下方に位置する蓄熱
槽の冷水域から冷水を取り出す冷水取出装置とを備えて
いるので、温水と冷水間の熱伝導が仕切部材により遮断
された状態で、蓄熱槽における仕切部材の上方に温水が
蓄えられ、仕切部材の下方に冷水が蓄えられ、温水取出
装置や冷水取出装置により冷水や温水が取り出され、こ
れにより、1基の蓄熱槽に温水と冷水を同時に蓄えて蓄
熱することができる。
請求項2記載の蓄熱装置では、請求項1記載の蓄熱装置
において、仕切部材を、蓄熱槽内を上下方向に移動可能
に収容し、温水と冷水の密度差により、その境界に常時
位置させたので、温水と冷水の割合を変化させると、そ
の割合に応じて断熱性を有する仕切部材が上下方向に移
動し、温水と冷水の境界に仕切部材が位置し、温水と冷
水の混合が阻止され、冷水容量と温水容量とを任意に変
化させることができる。
において、仕切部材を、蓄熱槽内を上下方向に移動可能
に収容し、温水と冷水の密度差により、その境界に常時
位置させたので、温水と冷水の割合を変化させると、そ
の割合に応じて断熱性を有する仕切部材が上下方向に移
動し、温水と冷水の境界に仕切部材が位置し、温水と冷
水の混合が阻止され、冷水容量と温水容量とを任意に変
化させることができる。
31.78・・・蓄熱槽
33.73・・・仕切部材
51.83・・・温水域
53.79・・・温水取出装置
55.88・・・冷水域
57.81・・・冷水取出装置。
第1図
57(埒水取九臥り
第2図
第4図
第3因
Claims (1)
- (1)上部に温水を蓄え下部に冷水を蓄える蓄熱槽と、
この蓄熱槽内に収容され温水と冷水を仕切る断熱性を有
する仕切部材と、この仕切部材よりも上方に位置する前
記蓄熱槽の温水域から温水を取り出す温水取出装置と、
前記仕切部材よりも下方に位置する前記蓄熱槽の冷水域
から冷水を取り出す冷水取出装置とを備えてなることを
特徴とする蓄熱装置。(2)仕切部材は、蓄熱槽内を上
下方向に移動可能に収容されており、温水と冷水の密度
差により、その境界に常時位置される請求項1記載の蓄
熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2288020A JPH04161735A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2288020A JPH04161735A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 蓄熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04161735A true JPH04161735A (ja) | 1992-06-05 |
Family
ID=17724775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2288020A Pending JPH04161735A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 蓄熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04161735A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51115044A (en) * | 1975-04-01 | 1976-10-09 | Tamblyn Robert T | Heat accumulating system |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP2288020A patent/JPH04161735A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51115044A (en) * | 1975-04-01 | 1976-10-09 | Tamblyn Robert T | Heat accumulating system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4131158A (en) | Storage arrangement for thermal energy | |
US5220807A (en) | Combined refrigerator water heater | |
US3773031A (en) | Device for storing heat or cold | |
US3548923A (en) | Cooling and heating apparatus of heat storage type | |
US4787444A (en) | Heating and cooling system | |
US4203489A (en) | Thermal energy storage system | |
US3254702A (en) | Heat (or cold) storage apparatus | |
US20050247430A1 (en) | Storage heat exchanger, related operating methods and use of the storage heat exchanger | |
EP2950028A1 (en) | Thermal storage control system and thermal storage body used in same | |
US4194496A (en) | Solar heat storage systems | |
WO1995016175A1 (en) | Thermal storage apparatus | |
US4149589A (en) | Self-insulating water wall | |
JPH04161735A (ja) | 蓄熱装置 | |
EP1288605B1 (en) | Thermosiphon heat storage apparatus | |
HU231316B1 (hu) | Vezérelt hőtároló egység | |
JPS5824716B2 (ja) | 給湯用ボイラ | |
CN207438871U (zh) | 高效环保空气能热水器 | |
JPS6152550A (ja) | 化学蓄熱給湯システム | |
EP0118028B1 (en) | Solar heat accumulating greenhouses | |
CN110864572A (zh) | 基于储能式热管管束的可再生能源利用系统及其控制方法 | |
JP2786555B2 (ja) | 蓄冷ユニット | |
JP4156383B2 (ja) | 蓄熱システムおよびその蓄熱システムを備えた構造物 | |
JPH11118373A (ja) | 冷熱温熱同時蓄熱システム | |
JP2684968B2 (ja) | 人工滞水層蓄熱システム | |
CN108302591A (zh) | 太阳能和电能综合蓄能供热系统和蓄能供热方法 |