JPH0416130Y2 - - Google Patents

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JPH0416130Y2
JPH0416130Y2 JP1985197849U JP19784985U JPH0416130Y2 JP H0416130 Y2 JPH0416130 Y2 JP H0416130Y2 JP 1985197849 U JP1985197849 U JP 1985197849U JP 19784985 U JP19784985 U JP 19784985U JP H0416130 Y2 JPH0416130 Y2 JP H0416130Y2
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JP
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metal foil
inner box
cooling pipe
cooling
pipe
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JP1985197849U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、内箱の外面に形成された溝に冷却
管を配設し、その上から金属箔を貼り付けた構成
の冷却器(パイプオンシート式という)を有する
冷蔵庫に関するものである。
〔従来の技術〕
冷蔵庫(冷凍庫を含めて)に用いられる冷却器
には種々の形式があるが、外部から冷却器が見え
ないためデザイン的に有利なパイプオンシート式
が広く用いられている。
このパイプオンシート式冷却器というのは、た
とえば第4図に示される冷凍冷蔵庫のような場
合、内容物を入れる箱形の収納部が合成樹脂によ
つて一体的に形成されてなる内箱1に付設される
ものであつて、その内箱1の壁面に冷却管を埋設
した上から金属箔のような熱伝導率のよいカバシ
ートでおおつて成る冷却器である。
従来のパイプオンシート式冷却器は、たとえば
第6図に示されるように内箱1の壁面に溝1Aを
設け、この溝に沿つて冷媒を循環させる冷却管2
を配設し、その上から熱伝導率のよい金属箔3に
よつておおつた構造であり、内箱1の内部が冷却
側であつて、金属箔3の背面にはケーシングとの
間に適宜の断熱材5が充填される。
なお内箱1の壁面に埋設される冷却管2は、第
5図の冷凍サイクル説明図に即して言えば蒸発器
の部分であつて、冷媒物質の気化によつて内箱1
の内部から熱を奪う仕組みであることは周知のこ
とである。
〔解決しようとする問題点〕
従来のパイプオンシート式冷却器を備えた冷蔵
庫は、内箱の壁面の溝と冷却管が直接接触してい
るわけであるが、内箱1は合成樹脂の成形品であ
るため冷却管の埋設位置から離れた位置から冷媒
物質への熱の伝達は、主として1枚の金属箔3を
介した熱伝導であり、しかもその金属箔3と冷却
管2との接触面積を小さいために、内箱内部から
冷却物質への熱伝達の効率、つまり冷却効率は必
ずしも十分ではなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は従来の考案のような欠点を解決する
ためになされたものであつて、内箱の外面に形成
された溝に冷却管を配設し、その上から第1の金
属箔を貼り付けた構成の冷却器を有する冷蔵庫に
おいて、前記内箱の外面に第2の金属箔を貼り付
け、この第2の金属箔の上に前記冷却管を配設
し、前記第2の金属箔の前記冷却管に対応する部
分に切り込みを入れたことを特徴とする冷蔵庫を
提供するものである。
〔作用〕
内箱の外面に第2の金属箔を貼り付け、この第
2の金属箔の上に冷却管を配設し、第2の金属箔
の冷却管に対応する部分に切り込みを入れたの
で、内箱の内部の熱は放射または対流によつてま
ず内箱壁面に、そしてその壁面から直ちに第2の
金属箔に、またその第2の金属箔から冷却管に伝
導し、こうして内箱内部の熱は冷却管内の冷媒に
効率的に伝達される。
〔実施例〕
第2図および第3図についてこの考案の一実施
例を説明する。
この考案に於いては、まず第3図に示されるよ
うに内箱1の外面に形成された溝1A側の面に、
たとえばアルミ箔のような第2の金属箔4を全面
に貼る。つぎに溝1Aの中心線に沿つて一点鎖線
で示されるように切断線41を切り入れ、溝1A
の円弧部には必要に応じてスリツト42を入れ
る。
上述のような準備の後に冷却管2を溝1Aには
め込むと、第2の金属箔4は溝1Aの内側に折り
曲げられ第2図に示されるようになる。つぎにこ
の上から第1の金属箔3を従来技術と同様にかぶ
せ、図示していないケーシングとの間に適宜の断
熱材5を充填する。
第2の金属箔4の別の例としては、熱伝導のよ
い材料、たとえば銅やアルミニウムのメツキ層が
考えられる。
この考案によれば冷却管2は第1の金属箔3と
第2の金属箔4とによつてほぼ完全に包囲され、
しかもこれら第1、第2の金属箔3,4とは面と
面とが密着して内箱1の壁面に接触しているか
ら、内箱1の内部の熱は放射、対流および壁面に
接触している部分においては伝導によつて内箱1
の壁面に伝わり、その壁面から第2の金属箔4に
伝導し、それから第1の金属箔3と第2の金属箔
4とを重ねた厚さの従来技術に比例して広い断面
積を通して冷却管2まで伝導し、こうして内箱1
の内部の熱は効率的に冷媒物質に伝達されるので
ある(第2図および第6図においては冷気の向か
う方向に矢印をつけているから熱の流れとは方向
が逆である)。
第2図において符号4Aは、第2の金属箔4の
冷却管2に対応する部分に形成された切り込みで
あり、これらの切り込み4Aの存在により、溝1
Aを含む内箱1の外面に対する第2の金属箔4の
貼り付けが容易となり、冷却管2の配設も容易と
なるのみならず、冷却管2と第2の金属箔4の接
触面積を増やすこともできる。また、切り込み4
Aの形成はきわめて簡単に行える。
〔効果〕
この考案によれば、内箱の外面に熱伝導率のよ
い材料の第2の金属箔が全面的に存在し、冷却管
はその第2の金属箔の上に接触しているため、内
箱の内部の熱は放射または対流によつてまず内箱
壁面に、そしてその壁面から直ちに第2の金属箔
に、また第2の金属箔から冷却管に伝導し、こう
して内箱内部の熱は冷却管内の冷媒に効率的に伝
達される効果がある。また、第2の金属箔に形成
された切り込みの存在により、熱伝導率を向上で
きるとともに、製造が容易となり、切り込み形成
も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷蔵庫の内箱を裏面から見た斜視図、
第2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図
は内箱の冷却管の埋設面の平面図、第4図は冷蔵
庫の斜視図、第5図は冷凍サイクルの一例図、第
6図は従来技術を示す断面図である。 1……内箱、1A……溝、……冷却管、3…
…第1の金属箔、4……第2の金属箔、4A……
切り込み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内箱の外面に形成された溝に冷却管を配設し、
    その上から第1の金属箔を貼り付けた構成の冷却
    器を有する冷蔵庫において、 前記内箱の外面に第2の金属箔を貼り付け、こ
    の第2の金属箔の上に前記冷却管を配設し、前記
    第2の金属箔の前記冷却管に対応する部分に切り
    込みを入れたことを特徴とする冷蔵庫。
JP1985197849U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0416130Y2 (ja)

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JP1985197849U JPH0416130Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP1985197849U JPH0416130Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS62105462U JPS62105462U (ja) 1987-07-06
JPH0416130Y2 true JPH0416130Y2 (ja) 1992-04-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016110476A1 (en) * 2015-01-05 2016-07-14 Arcelik Anonim Sirketi A cooling device

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JPS5420676U (ja) * 1977-07-13 1979-02-09
JPS59113942A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Sanyo Electric Co Ltd 熱交換器の製造方法

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JPS62105462U (ja) 1987-07-06

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